JP2001094458A - 衛星信号受信用コンバータ及び衛星信号受信システム - Google Patents

衛星信号受信用コンバータ及び衛星信号受信システム

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JP2001094458A
JP2001094458A JP26943299A JP26943299A JP2001094458A JP 2001094458 A JP2001094458 A JP 2001094458A JP 26943299 A JP26943299 A JP 26943299A JP 26943299 A JP26943299 A JP 26943299A JP 2001094458 A JP2001094458 A JP 2001094458A
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Toru Kamimura
通 上村
Eiji Shibuya
栄二 渋谷
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DX Antenna Co Ltd
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DX Antenna Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のチューナの使用者がそれぞれ所望する
衛星信号を、周波数帯に一部重複がある中間周波信号に
周波数変換しているにも拘わらず、各チューナに切換装
置を個別に設けずに供給する。 【解決手段】 2基の静止衛星から送信された4つの衛
星信号が、1つのケース内に設けられたミキサー42、4
4、46、48に供給される。ミキサー42、44、46、48はこ
れら衛星信号を周波数帯が少なくとも一部で重複した衛
星中間周波信号に周波数変換する。ケース内に配置され
た切換スイッチ56が、ミキサー42、44、46、48と、ケー
スに設けた2つの出力端子78、80の間に接続され、出力
端子78、80に個別に供給された制御電圧によって選択さ
れた衛星信号中間周波信号を、当該制御信号を供給して
いる前記出力端子に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止衛星、例えば
通信衛星や放送衛星からの衛星信号を、衛星信号中間周
波信号に周波数変換する衛星信号受信用コンバータ及び
このコンバータを使用した衛星信号受信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】衛星信号受信用コンバータは、一般に衛
星通信信号受信用アンテナと共に使用され、このアンテ
ナで受信された衛星通信信号が供給される。従来、衛星
信号受信用コンバータ、特に衛星通信受信用コンバータ
には、複数の衛星通信信号、例えば同一の通信衛星から
送信された垂直偏波信号と水平偏波信号とをそれぞれ周
波数帯が少なくとも一部で重複した衛星通信中間周波信
号、即ち垂直偏波中間周波信号と水平偏波中間周波信号
とに周波数変換し、垂直偏波信号を周波数変換した垂直
偏波中間周波信号を出力する出力端子と、水平偏波信号
を周波数変換した水平偏波中間周波信号を出力する出力
端子とを、備えたものがある。
【0003】しかし、上記のような衛星信号受信用コン
バータは、いずれも1台のチューナと共に使用すること
を前提としたものである。近年、一般家庭においても複
数台の衛星通信受信用チューナを設置することがある。
複数台のチューナに衛星通信中間周波信号を衛星信号受
信用コンバータに供給する場合、衛星中間周波信号には
周波数に重複があるので、選択信号によって選択された
一方の衛星通信中間周波信号のみを分配するように構成
された切換装置を、コンバータと各チューナとの間に設
けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成では、切換装置をコンバータ以外に別個に設けなけれ
ばならない上に、各チューナに供給される衛星通信中間
周波信号は共通のものとなり、各チューナの使用者がそ
れぞれ望む通信衛星による放送を視聴することができな
いという問題点があった。
【0005】本発明は、複数のチューナの使用者がそれ
ぞれ所望する衛星信号を、周波数帯に一部重複がある中
間周波信号に周波数変換しているにも拘わらず、各チュ
ーナに供給することができ、しかも切換装置を個別に設
ける必要のない衛星信号受信用チューナを提供すること
を目的とする。また、本発明は、このような衛星信号受
信用チューナを使用した衛星信号受信用システムを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様の衛星信
号受信用コンバータは、複数のミキサーを有し、これら
ミキサーには、複数の静止衛星から送信された複数の異
なる衛星信号がそれぞれに供給される。これらミキサー
は、供給された衛星信号を周波数帯が少なくとも一部で
重複した衛星中間周波信号にそれぞれ周波数変換する。
これらミキサーは、1つのケース内に設けられている。
このケースには複数の出力端子が設けられている。ケー
ス内には選択手段が配置されている。この選択手段は、
複数のミキサーと複数の出力端子との間に接続され、各
出力端子に個別に供給された制御信号によって選択され
た前記衛星信号中間周波信号を、当該制御信号を供給し
ている前記出力端子に供給する。制御信号は、例えば別
々の衛星信号受信用チューナから供給される。なお、こ
のケースには、前記各衛星信号を受信するための複数の
ホーンと導波管部とを設けることもできる。
【0007】このコンバータによれば、1つのケース内
の各ミキサーが、各衛星信号をそれぞれ周波数帯が一部
で重複した衛星中間周波信号に周波数変換する。ケース
の各出力端子には、それに供給された制御信号に対応し
た衛星中間周波信号が出力される。即ち、1台のコンバ
ータに設けられた複数の出力端子には、この出力端子に
供給された制御信号に対応した衛星中間周波信号が供給
されている。従って、各出力端子には、同一の衛星中間
周波信号は供給されてなく、それぞれ独立して衛星中間
周波信号が供給されている。しかも、各チューナと各出
力端子とは、直接に伝送線路によって接続すればよく、
複数のチューナそれぞれに所望の衛星中間周波信号を供
給するための切換装置を、コンバータと各チューナとの
間に介在させる必要はない。
【0008】また、本発明の他の態様の衛星信号受信用
コンバータは、入力された衛星信号を周波数帯が少なく
とも一部で重複した衛星中間周波信号に周波数変換する
1つのケース内に設けられた複数のミキサーを有してい
る。このケースに各ミキサーに対応して複数の出力端子
が設けられ、これら出力端子には対応するミキサーから
衛星中間周波信号が供給される。ケース内には選択手段
も設けられている。選択手段は、複数の静止衛星から送
信された複数の異なる衛星信号のうち、各出力端子に個
別に供給された制御信号によって選択された衛星信号
を、当該制御信号を供給している前記出力端子に対応す
る前記ミキサーに供給する。
【0009】この衛星信号受信用コンバータにおいて
も、上述した一態様の衛星信号受信用コンバータと同様
に、各出力端子には、これに供給された制御信号に対応
した衛星中間周波信号を供給することができる。特に、
選択手段がミキサーの入力側に設けられているので、ミ
キサーの台数を、出力端子の数と同数に減少させること
ができる。なお、この衛星信号受信用コンバータにおい
ても、ケースにホーン部や導波管部を設けることができ
る。
【0010】上記2つの態様において、前記衛星信号
は、同一の静止衛星から送信された互いに異なる偏波面
を持つものを、含むものとできる。例えば同一の静止衛
星から送信されている垂直偏波信号と水平偏波信号にす
ることもできるし、或いは同一の静止衛星から送信され
ている右旋円偏波信号と左旋円偏波信号にすることもで
きる。また、このような異なる偏波面を持つ複数の衛星
信号を送信している複数の静止衛星からの衛星信号を受
信するようにもできる。この場合、ケースには、各静止
衛星からの電波をそれぞれ個別に受信するための複数の
ホーンと、これらホーンにそれぞれ結合された導波管部
と、これら導波管部にそれぞれ設けられ、異なる偏波面
を持つ衛星信号をそれぞれ受信するための受信手段、例
えばプローブとを設けることもできる。
【0011】前記2つの態様において、前記制御信号
は、異なる値を持つ直流電圧と交番電圧との組合せとす
ることもできる。交番電圧としては、例えばパルス電圧
を使用することもできるし、或いは交流電圧とすること
もできる。直流電圧と交番電圧とを組み合わせることに
よって、複数の互いに異なる制御信号を生成することが
でき、これら制御信号を使用することによって、複数の
衛星中間周波信号のうち1つを、出力端子に供給するこ
とができる
【0012】前記2つの態様において、各ミキサーに
は、共通の局部発振信号生成手段から局部発振信号を供
給することができる。従って、各ミキサーから出力され
る衛星中間周波信号には、微妙な周波数のずれがなく、
また、回路構成を簡略化することができる。
【0013】本発明による衛星信号受信システムの一態
様は、1台の衛星信号受信用コンバータを有している。
このコンバータは、複数の通信衛星から送信される複数
の衛星通信信号をそれぞれ衛星通信中間周波信号に周波
数変換して、複数の出力端子に供給する。また、分配手
段が、衛星放送中間周波信号、地上波放送信号、FMラ
ジオ放送信号及びCATV信号のうち少なくとも1つ
を、複数の分配信号に分配する。衛星信号受信用コンバ
ータの前記各出力端子からの前記衛星通信中間周波信号
と前記分配信号とを複数の混合手段が混合する。これら
混合手段に伝送線路を介して、少なくとも前記衛星通信
中間周波信号を受信可能な複数のチューナが接続されて
いる。各チューナは、これらにそれぞれ対応する衛星信
号受信用コンバータの出力端子に、各衛星通信中間周波
信号にそれぞれ対応した複数の選択信号のうち任意の1
つを、前記伝送線路を介して供給する。衛星信号受信用
コンバータは、前記衛星通信中間周波数信号を前記分配
信号と周波数帯が非重複に周波数変換し、かつ、各出力
端子に供給された前記選択信号にそれぞれ対応する衛星
通信中間周波信号を、当該出力端子に供給する。
【0014】この受信システムによれば、各チューナ側
には、このチューナが発生した選択信号に対応した衛星
通信中間周波信号が伝送線路を介して供給され、これを
復調することによって、所望の静止衛星からの放送を受
信することができる上に、衛星放送、地上波、FM放
送、CATVの自主放送のうち少なくとも1つをも受信
することができる。
【0015】また、本発明による衛星信号受信システム
の他の態様は、1台の衛星信号受信用コンバータを有し
ている。このコンバータは、複数の通信衛星から送信さ
れる複数の衛星通信信号をそれぞれ衛星通信中間周波信
号に周波数変換して、複数の出力端子に供給する。複数
の出力端子に伝送線路を介して複数のチューナが接続さ
れている。各チューナは、これらにそれぞれ対応する衛
星信号受信用コンバータの出力端子に、各衛星通信中間
周波信号にそれぞれ対応した複数の選択信号のうち任意
の1つを、前記伝送線路を介して供給し、衛星信号受信
用コンバータは、各出力端子に供給された選択信号にそ
れぞれ対応する衛星通信中間周波信号を、当該出力端子
に供給する。従って、各チューナにおいて所望の衛星通
信中間周波信号を受信復調することができる。
【0016】また、上記の両態様の衛星信号受信システ
ムでは、少なくとも1台のチューナをデータ受信手段を
介してパーソナルコンピュータに接続することができ
る。このように構成すると、衛星通信信号の1つに、衛
星インターネット用のデータが含まれている場合、チュ
ーナが、当該衛星通信信号を選択する選択信号を衛星通
信受信用コンバータに供給することによって、衛星イン
ターネットを実現することができ、かつ、他のチューナ
では通常の衛星通信による放送を受信することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本実施の形態では、衛星信号とし
て、静止衛星、例えば通信衛星が送信する衛星通信信号
が使用され、しかも、通信衛星は、接近して打ち上げら
れた第1及び第2の2基の静止衛星であって、第1及び
第2の通信衛星は、垂直偏波信号と水平偏波信号とをそ
れぞれ送信している。従って、本実施の形態では、衛星
信号受信用コンバータは、衛星通信受信用コンバータで
ある。
【0018】この衛星信号受信用コンバータ2は、図2
に示すように、衛星信号受信用アンテナ、例えば衛星通
信受信用アンテナ、具体的にはオフセットパラボラアン
テナ4と共に使用されている。このオフセットパラボラ
アンテナ4は、オフセットパラボラ反射鏡6を有してい
る。このオフセットパラボラ反射鏡6の焦点位置付近
に、2つのホーン部8、10(図1参照)が設けられて
いる。これらホーン部8、10は、第1及び第2の通信
衛星からの電波を受信するためのもので、衛星通信受信
用コンバータ2と一体に構成され、このコンバータ2の
ケース12に取り付けられている。
【0019】このケース12内には、図1に示すよう
に、ホーン部8、10に結合された導波管部14、16
が設けられている。これら導波管部14、16内には、
衛星信号受信手段、例えば垂直偏波受信用プローブ1
8、20と水平偏波受信用プローブ22、24がそれぞ
れ設けられている。
【0020】これら垂直偏波受信用プローブ18と水平
偏波受信用プローブ22は、図4(a)に示すように、
第1の通信衛星からそれぞれ送信された例えば12.2
5GHz乃至12.73GHzの垂直偏波信号と、1
2.27GHz乃至12.75GHzの水平偏波信号と
を受信する。同様に、垂直偏波受信用プローブ20と水
平偏波受信用プローブ24は、第2の通信衛星から送信
された12.25GHz乃至12.73GHzの垂直偏
波信号と、12.27GHz乃至12.75GHzの水
平偏波信号とを受信する。即ち、これら垂直偏波信号と
水平偏波信号とは、周波数帯が一部で重複している。こ
れら垂直偏波信号及び水平偏波信号は、ローノイズ増幅
器26、28、30、32によってそれぞれ増幅され
る。
【0021】これらローノイズ増幅器26、28、3
0、32の出力信号は、これらの信号の周波数帯域外の
ノイズ信号を遮断するフィルタ、例えばパンドパスフィ
ルタ34、36、38、40を介して、ミキサー42、
44、46、48に供給される。これらミキサー42、
44、46、48には、共通の局部発振信号生成手段、
例えば局部発振器50が発生した局部発振信号が、増幅
器52、54によって増幅されて、供給されている。即
ち、各ミキサー42、44、46、48には、1台の局
部発振器50から共通の局部発振信号が供給されてい
る。この局部発振信号の周波数は、例えば10.678
GHzである。これによって、各ミキサー42、44、
46、48の出力には、衛星通信中間周波信号を発生す
る。
【0022】即ち、ミキサー42の出力には、第1の通
信衛星からの垂直偏波信号を周波数変換した1572M
Hz乃至2052MHzの垂直偏波中間周波信号を発生
し、ミキサー44の出力には、第2の通信衛星からの水
平偏波信号を周波数変換した1592MHz乃至207
2MHzの水平偏波中間周波信号を発生する。同様に、
ミキサー46の出力には、第2の通信衛星からの垂直偏
波信号を周波数変換した1572MHz乃至2052M
Hzの垂直偏波中間周波信号を発生し、ミキサー48の
出力には、第2の通信衛星からの水平偏波信号を周波数
変換した1592MHz乃至2072MHzの水平偏波
中間周波信号を生成する。両垂直偏波信号は、図4
(b)に示すように、同一の周波数帯の信号であり、両
水平偏波信号も同一の周波数帯の信号である。
【0023】これら各ミキサー42、44、46、48
からの衛星通信中間周波信号は、選択手段、例えば切換
スイッチ56に供給されている。この切換スイッチ56
は、6つの切換スイッチ部58、60、62、64、6
6、68を有している。
【0024】切換スイッチ部58は、ミキサー42の出
力信号が供給される接点58aと、ミキサー44の出力
信号が供給される接点58bとを有し、これら接点58
a、58bのうち任意の一方に接触する接触子58cも
有している。切換スイッチ部60は、ミキサー42の出
力信号が供給される接点60aと、ミキサー44の出力
信号が供給される接点60bとを有し、これら接点60
a、60bのうち任意の一方に接触する接触子60cも
有している。即ち、接点58a、60aが並列に接続さ
れ、接点58b、60bが並列に接続されている。
【0025】切換スイッチ部62は、ミキサー46の出
力信号が供給される接点62aと、ミキサー48の出力
信号が供給される接点62bとを有し、これら接点62
a、62bのうち任意の一方に接触する接触子62cも
有している。切換スイッチ部64は、ミキサー48の出
力信号接点64aと、ミキサー48の出力信号が供給さ
れる接点64bとを有し、これら接点64a、64bの
一方に接触する接触子64cも有している。即ち、接点
62aと64aとが並列に接続され、接点62bと64
bとが並列に接続されている。
【0026】切換スイッチ部66の接点66aは、切換
スイッチ部58の接触子58cに接続されている。同様
に、切換スイッチ部66の接点66bは、切換スイッチ
部62の接触子62cに接続されている。
【0027】従って、切換スイッチ部66の接触子66
cを接点66aに接触させ、切換スイッチ部58の接触
子58cを接点58aに接触させると、接触子66cに
はミキサー42の出力信号が供給される。
【0028】同様に、切換スイッチ部66の接触子66
cを接点66aに接触させ、切換スイッチ部58の接触
子58cを接点58bに接触させると、接触子66cに
はミキサー44の出力信号が供給される。
【0029】切換スイッチ部66の接触子66cを接点
66bに接触させ、切換スイッチ部62の接触子62c
を接点62aに接触させると、接触子66cにミキサー
46の出力信号が供給される。
【0030】切換スイッチ部66の接触子66cを接点
66bに接触させ、切換スイッチ部62の接触子62c
を接点62bに接触させると、接触子66cにミキサー
48の出力信号が供給される。
【0031】このように、切換スイッチ部58、62、
66の接触子58c、62c、66cの切換によって、
接触子66cには、各ミキサー42、44、46、48
のうち任意に選択されたものの出力信号が供給される。
【0032】同様に、切換スイッチ部68の接点68a
は、切換スイッチ部60の接触子60cに接続され、切
換スイッチ部68の接点68bは、切換スイッチ部64
の接触子64cに接続されている。従って、上述したの
と同様にして、切換スイッチ部60、64、68の接触
子の切換によって、接触子68cには、ミキサー42、
44、46、48のうち任意に選択されたものの出力信
号が供給される。しかも、接触子66cに生じた出力信
号は、切換スイッチ部60、64、68の切換状態の影
響を受けていないし、接触子68cに生じた出力信号
は、切換スイッチ58、62、66の切換状態の影響を
受けていない。
【0033】これら接触子66c、68cに生じた出力
信号は、中間周波増幅器70、72によって増幅された
後、直流阻止コンデンサ74、76を介して出力端子7
8、80に供給されている。これら出力端子78、80
は、図2に示すように、ケース12に設けられている。
これら出力端子78、80は、伝送線路、例えば同軸ケ
ーブル82、84を介して図示していない2台のチュー
ナ、例えば衛星通信受信用チューナにそれぞれ接続され
ている。
【0034】これら衛星通信受信用チューナは、同軸ケ
ーブル82、84を介して制御信号、例えば制御電圧を
出力端子78、80に供給可能に構成されている。この
制御電圧は、直流電圧と交番電圧、例えばパルス電圧と
の種々の組合せの中から選択されたものである。即ち、
直流電圧としては、+15Vと+11Vの直流電圧が準
備されている。また、この直流電圧にパルス電圧が重畳
されたり、非重畳されたりする。
【0035】従って、制御電圧としては、+15Vの直
流電圧のみ、+15Vの直流電圧にパルス電圧が重畳さ
れたもの、+11Vの直流電圧のみ、+11Vの直流電
圧にパルス電圧が重畳されたものの合計4つがある。こ
れらのうちいずれか1つが、出力端子78、80に、こ
れらに対応する衛星通信受信用チューナから供給され
る。
【0036】出力端子78、80に供給された制御電圧
は、高周波阻止コイル86、88、逆流阻止ダイオード
90、92を介して電源部94に供給される。ここで、
+15Vまたは+11Vの直流電圧が、予め定められた
値の直流電圧に変換されて、ローノイズ増幅器26、2
8、30、32、局部発振器50、増幅器52、54、
中間周波増幅器70、72に供給され、これらを作動さ
せる。なお、ミキサー42、44、46、48は、ダイ
オードを使用したものであるので、電源供給は不要であ
る。しかし、トランジスタ等を使用して各ミキサーを構
成した場合には、電源をこれらにも供給する。
【0037】これら制御電圧は、選択手段制御部、例え
ばスイッチ制御部96に供給される。出力端子78に供
給された制御電圧が、+15Vの直流電圧のみである
か、+15Vにパルス電圧が重畳されたものであるか、
+11Vのみか、+11Vにパルス電圧が重畳されてい
るかのいずれであるかを、スイッチ制御部96は判定
し、その判定結果に従って切換スイッチ部58、62、
66を制御し、出力端子78にミキサー42、44、4
6、48のうち選択した1つのものの出力信号を供給す
る。
【0038】同様に、出力端子80に供給された制御電
圧が、+15Vの直流電圧のみであるか、+15Vにパ
ルス電圧が重畳されたものであるか、+11Vのみか、
+11Vにパルス電圧が重畳されているものであるかの
いずれであるかを、スイッチ制御部96は判定し、切換
スイッチ部60、64、68を制御し、出力端子80に
ミキサー42、44、46、48のうち選択した1つの
ものの出力信号を供給する。
【0039】従って、出力端子78に接続されている衛
星通信受信用チューナが、第1及び第2の通信衛星のう
ち所望のものが送信している垂直及び水平偏波信号のう
ち所望のものに対応する制御電圧を、出力端子78に供
給することによって、この所望の衛星通信信号を周波数
変換した衛星通信中間周波信号を出力端子78に接続さ
れている衛星通信受信用チューナに供給することができ
る。同様に、出力端子80に接続されている衛星通信受
信用チューナが、第1及び第2の通信衛星のうち所望の
ものが送信している垂直及び水平偏波信号のうち所望の
ものに対応する制御電圧を、出力端子80に供給するこ
とによって、この所望の衛星通信信号を周波数変換した
衛星通信中間周波信号を出力端子80に接続されている
衛星通信受信用チューナに供給することができる。この
場合、いずれの衛星通信受信用チューナも、他方の衛星
通信受信用チューナが受信している衛星通信中間周波信
号とは独立に、所望の衛星通信中間周波信号を受信する
ことができる。
【0040】図3は、上述した衛星通信受信用コンバー
タ2を備えた衛星通信受信用アンテナ4を使用した衛星
通信受信システムの一例を示したものである。衛星通信
受信用コンバータ2、衛星通信受信用アンテナ4につい
ては上述したので、詳細な説明は省略する。
【0041】衛星通信受信用コンバータ2の出力端子7
8、80は、混合手段、例えば混合器100、102に
供給されている。これら混合器100、102には、分
配手段、例えば2分配器104から分配信号が供給され
ている。2分配器104には、混合手段、例えば混合器
106から混合信号が供給されている。混合器106に
は、衛星放送受信用アンテナ108から衛星放送中間周
波信号が供給されている。
【0042】衛星放送受信用アンテナ108は、反射
鏡、例えばオフセットパラボラ反射鏡110を有してい
る。このオフセットパラボラ反射鏡110の焦点位置に
ホーン部112が設けられている。ホーン部112は、
衛星放送受信用コンバータ114に結合されている。衛
星放送受信用コンバータ114は、反射鏡110によっ
てホーン部112に収束された衛星放送信号を、例えば
1035MHz乃至1335MHzの衛星放送中間周波
信号に周波数変換し、混合器106に供給している。
【0043】混合器106には、混合器116から混合
信号が供給されている。混合器116は、地上波信号受
信用アンテナ、例えばVHFアンテナ118及びUHF
アンテナ120によってそれぞれ受信された地上波テレ
ビジョン放送信号を、混合して、上述した混合信号を生
成する。
【0044】従って、分配器104からの分配信号は、
図4(c)に示すように76MHzから1355MHz
の周波数を持つものであり、この信号は、衛星通信受信
用コンバータ2の出力端子78、80に生じる衛星通信
中間周波信号とは、周波数帯の重複はない。従って、こ
れら信号を同時に同軸ケーブル122、124によって
伝送することができる。
【0045】混合器100、102の混合信号は、伝送
線路、例えば同軸ケーブル122、124を介して端末
装置126、128まで伝送される。端末装置126、
128には、同軸ケーブル122、124に接続された
分波手段、例えば分波器130、132が設けられてい
る。これら分波器130、132は、UHF及びVHF
テレビジョン放送信号と、衛星放送中間周波信号及び衛
星通信中間周波信号とに、混合器100、102からの
混合信号を分波する。分波されたUHF及びVHFテレ
ビジョン放送信号は、テレビジョン受像機134、13
6に直接に供給される。また、分波された衛星放送中間
周波信号及び衛星通信中間周波信号は、衛星放送及び衛
星通信受信用チューナ138、140に供給され、ここ
で、受信復調され、テレビジョン受像機134、136
に供給される。
【0046】衛星放送及び衛星通信受信用チューナ13
8は、上述した4種類の制御電圧のうち任意のものを分
波器、130、同軸ケーブル122、混合器100を介
して衛星通信受信用コンバータ2の出力端子に供給でき
る。同様に、衛星放送及び衛星通信受信用チューナ14
0は、分波器132、同軸ケーブル124、混合器10
2を介して衛星通信受信用コンバータ2の出力端子80
に、上述した4種類の直流電圧のうち任意のものを供給
する。従って、衛星放送及び衛星通信受信用チューナ1
38、140に供給される衛星通信中間周波信号は、各
ミキサー42、44、46、48の出力のうち、それぞ
れのチューナ138、140が発生する制御電圧によっ
て選択されたものである。
【0047】このように構成してあるので、衛星放送、
衛星通信、VHF、UHF等の放送それぞれを、各テレ
ビジョン受像機134、136において独立して受信す
ることができる。
【0048】なお、上記のシステムでは、衛星放送中間
周波信号、UHF及びVHFテレビジョン放送信号を使
用したが、これらのうち少なくとも1つを使用してもよ
いし、これらに加えて、或いはこれに代えてFMラジオ
放送信号を分配器104に供給してもよいし、或いは、
共同聴視施設のヘッドエンドから送信されたCATV信
号を分配器104によって分配してもよい。CATV信
号には、衛星放送中間周波信号やUHF及びVHFテレ
ビジョン放送信号を含むものがあるので、その場合に
は、衛星放送受信用アンテナ108やVHFアンテナ1
18、UHFアンテナ120は不要である。
【0049】図5は、上述した衛星通信受信用コンバー
タ2を備えた衛星通信受信用アンテナ4を使用した衛星
通信受信システムの他の例を示したものである。衛星通
信受信用コンバータ2、衛星通信受信用アンテナ4につ
いては上述したので、詳細な説明は省略する。
【0050】このシステムでは、衛星通信受信用コンバ
ータ2の出力端子78は、伝送線路、例えば同軸ケーブ
ル150を介して端末装置151の衛星通信受信用ディ
ジタルチューナ152に接続されている。このチューナ
152も、上述した4種類の制御電圧のうち任意のもの
を同軸ケーブル150を介して衛星通信受信用コンバー
タ2の出力端子78に供給する。これに応動して、衛星
通信受信用コンバータ2の出力端子78から、上述した
4つの衛星通信中間周波信号のうち制御電圧によって選
択されたものが衛星通信受信用チューナ152に供給さ
れる。このチューナ152によって受信復調された衛星
通信信号がAVテレビジョン受像機154に供給され
る。
【0051】衛星通信受信用コンバータ2の出力端子8
0は、伝送線路、例えば同軸ケーブル156を介して端
末装置157の衛星通信受信用ディジタルチューナ15
8に接続されている。このチューナ158も、上述した
4種類の制御電圧のうち任意のものを同軸ケーブル15
6を介して衛星通信受信用コンバータ2の出力端子80
に供給する。これに応動して、衛星通信受信用コンバー
タ2の出力端子80から、上述した4つの衛星通信中間
周波信号のうち制御電圧によって選択されたものが衛星
通信受信用チューナ152に供給される。ここでは、制
御電圧は、特に通信衛星を用いた衛星インターネットに
おける下り信号を伝送している衛星中間周波信号に対応
するものが、出力される。その結果、衛星インターネッ
トの下り信号が衛星通信受信用チューナ158によって
復調され、データ受信手段、例えばデータボード160
を介してパーソナルコンピュータ162に供給される。
これによって、衛星インターネットを実現できる。ま
た、AV受像機154によって、通常の衛星通信による
放送も視聴することができる。
【0052】なお、このシステムでは、データボード1
60とチューナ158とをそれぞれ別個に設けたが、こ
れらが一体に形成されたボードをパーソナルコンピュー
タ162に取り付けてもよい。また、図3に示すチュー
ナ138、140のうちいずれかを、データボードを介
してパーソナルコンピュータに接続することもできる。
【0053】図6に他の実施の形態の衛星通信受信用コ
ンバータ2aを示す。衛星通信受信用コンバータ2a
は、切換スイッチ56の設置位置が異なる以外、上記の
実施の形態の衛星通信受信用コンバータ2と同様に構成
されている。同等部分には、同一符号を付して、その説
明を省略する。
【0054】この衛星通信受信用コンバータ2aでは、
ローノイズ増幅器26、28、30、32の出力信号が
切換スイッチ56に供給されている。この切換スイッチ
56の切換も出力端子78、80に供給される制御電圧
に基づいて行われる。
【0055】この切換スイッチ56の切換スイッチ部6
6の出力信号は、バンドパスフィルタ36を介してミキ
サー44に供給され、同様に切換スイッチ部68の出力
信号は、バンドパスフィルタ38を介してミキサー46
に供給されている。ミキサー44、46の出力信号は中
間周波増幅器70、72に供給されている。
【0056】上記のように切換スイッチ56の設置位置
を衛星通信受信用コンバータ2とは変更しているので、
バンドパスフィルタとミキサーの台数は、共に出力端子
78、80の数と同じ2にそれぞれ減少させられてい
る。
【0057】この衛星通信受信用コンバータ2aを使用
しても、図3、図5に示したような衛星通信受信システ
ムを構成することができる。
【0058】上記の2つの実施の形態では、衛星通信受
信用コンバータ2、2aの局部発振器50の発振周波数
は、10.678GHzとしたが、これに限ったもので
はなく、他の周波数とすることができる。例えば、1
1.2GHzとすることができる。この場合、衛星通信
中間周波信号は、1000MHz乃至1550MHzの
周波数となる。
【0059】また、上記の2つの実施の形態では、衛星
通信受信用コンバータ2は、2基の通信衛星からの信号
を受信するように構成したが、さらに多くの通信衛星か
らの信号を受信するように構成してもよい。また、上記
の2つの実施の形態では、衛星通信受信用コンバータ2
は、2つの出力端子78、80を有するものとしたが、
更に多くの出力端子を有するものとしてもよい。
【0060】上記の2つの実施の形態では、衛星通信受
信用コンバータ2の切換スイッチ56は、6つの切換ス
イッチ部58、60、62、64、66、68によって
構成したが、この構成に限ったものではなく、各ミキサ
ー42、44、46、48の出力信号が各接点に供給さ
れ、これら接点に接触可能な接触子を有する切換スイッ
チを2つ設け、これら接触子を中間周波増幅器70、7
2に供給し、各接触子が接触する接点をスイッチ制御部
96によって切り換えるように構成してもよい。また、
各切換スイッチ部58、60、62、64、66、68
は、機械的接点及び接触子を有するものとすることもで
きるし、例えば半導体スイッチング素子を使用した電子
スイッチとすることもできる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
チューナの使用者がそれぞれ所望する衛星信号を、周波
数帯に一部重複がある中間周波信号に周波数変換してい
るにも拘わらず、各チューナにそれぞれ供給することが
できる。しかも切換装置を個別に設ける必要もない。さ
らに、本発明によれば、このような衛星信号受信用チュ
ーナを使用した衛星信号受信用システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態の衛星信号受信用コンバ
ータのブロック図である。
【図2】図1の衛星信号受信用コンバータが取り付けら
れる衛星信号受信用アンテナの斜視図である。
【図3】図2の衛星信号受信用アンテナを使用した衛星
信号受信システムの一例のブロック図である。
【図4】図3のシステムにおける衛星信号受信用コンバ
ータへ供給される衛星信号と、このコンバータの出力信
号と、このシステムから出力される衛星放送中間周波信
号、UHFテレビジョン放送信号、VHFテレビジョン
放送信号との関係を示す図である。
【図5】図2の衛星信号受信用アンテナを使用した衛星
信号受信システムの他の例のブロック図である。
【図6】本発明の他の実施の形態の衛星信号受信用コン
バータの部分省略ブロック図である。
【符号の説明】
2 衛星通信受信用コンバータ(衛星信号受信用コンバ
ータ) 12 ケース 42、44、46、48 ミキサー 56 切換スイッチ(選択手段) 78 80 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 DA05 DA07 5K020 AA05 DD21 EE16 FF00 FF05 HH13 KK01 5K062 AA05 AA09 AA10 AB05 AE01 AE03 AE04 BA01 BC03 BE00 BE08 BE12 5K072 AA28 BB22 EE00 GG00 GG24 GG26 GG39

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の静止衛星から送信された複数の異
    なる衛星信号がそれぞれに供給され、これら供給された
    前記衛星信号を周波数帯が少なくとも一部で重複した衛
    星中間周波信号に周波数変換する、1つのケース内に設
    けられた複数のミキサーと、 前記ケースに設けられた複数の出力端子と、 前記ケース内に配置され、前記複数のミキサーと前記複
    数の出力端子との間に接続され、前記各出力端子に個別
    に供給された制御信号によって選択された前記衛星信号
    中間周波信号を、当該制御信号を供給している前記出力
    端子に供給する選択手段とを、具備する衛星信号受信用
    コンバータ。
  2. 【請求項2】 入力された衛星信号を周波数帯が少なく
    とも一部で重複した衛星中間周波信号に周波数変換する
    1つのケース内に設けられた複数のミキサーと、 前記ケースに前記各ミキサーに対応して設けられ、対応
    する前記ミキサーから前記衛星中間周波信号が供給され
    る複数の出力端子と、 前記ケース内に設けられ、複数の静止衛星から送信され
    た複数の異なる衛星信号のうち、前記各出力端子に個別
    に供給された制御信号によって選択された衛星信号を、
    当該制御信号を供給している前記出力端子に対応する前
    記ミキサーに供給する選択手段とを、具備する衛星信号
    受信用コンバータ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の衛星信号受信用
    コンバータにおいて、前記衛星信号は、同一の静止衛星
    から送信された互いに異なる偏波面を持つものを、含ん
    でいる衛星信号受信用コンバータ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の衛星信号受信用
    コンバータにおいて、前記制御信号は、異なる値を持つ
    直流電圧と交番電圧との組合せからなる衛星信号受信用
    コンバータ。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の衛星信号受信用
    コンバータにおいて、前記各ミキサーには、共通の局部
    発振信号生成手段から局部発振信号が供給されている衛
    星信号受信用コンバータ。
  6. 【請求項6】 複数の通信衛星から送信される複数の衛
    星通信信号をそれぞれ周波数帯が少なくとも一部で重複
    した衛星通信中間周波信号に周波数変換して、複数の出
    力端子に供給する1台の衛星信号受信用コンバータと、 衛星放送中間周波信号、地上波放送信号、FMラジオ放
    送信号及びCATV信号のうち少なくとも1つを、複数
    の分配信号に分配する分配手段と、 前記衛星信号受信用コンバータの前記各出力端子からの
    前記衛星通信中間周波信号と前記分配信号とを混合する
    複数の混合手段と、 これら混合手段に伝送線路を介して接続された少なくと
    も前記衛星放送中間周波信号を受信可能な複数のチュー
    ナとを、具備し、 前記各チューナは、これらにそれぞれ対応する衛星信号
    受信用コンバータの出力端子に、前記各衛星通信中間周
    波信号にそれぞれ対応した複数の選択信号のうち任意の
    1つを、前記伝送線路を介して供給し、 前記衛星信号受信用コンバータは、前記衛星通信中間周
    波数信号を前記分配信号と周波数帯が非重複に周波数変
    換し、かつ前記各出力端子に供給された前記選択信号に
    それぞれ対応する衛星通信中間周波信号を、当該出力端
    子に供給する衛星信号受信システム。
  7. 【請求項7】 複数の通信衛星から送信される複数の衛
    星通信信号をそれぞれ周波数帯が少なくとも一部で重複
    した衛星通信中間周波信号に周波数変換して、複数の出
    力端子に供給する1台の衛星信号受信用コンバータと、 前記複数の出力端子に伝送線路を介して接続された複数
    のチューナとを、具備し、 前記各チューナは、これらにそれぞれ対応する衛星信号
    受信用コンバータの出力端子に、前記各衛星通信中間周
    波信号にそれぞれ対応した複数の選択信号のうち任意の
    1つを、前記伝送線路を介して供給し、 前記衛星信号受信用コンバータは、前記各出力端子に供
    給された前記選択信号にそれぞれ対応する衛星通信中間
    周波信号を、当該出力端子に供給する衛星信号受信シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の衛星信号受信シ
    ステムにおいて、前記各チューナのうち少なくとも1台
    は、データ受信手段を介してパーソナルコンピュータに
    接続されている衛星信号受信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013070339A (ja) * 2011-09-26 2013-04-18 Sharp Corp 低雑音コンバータ
JP2020141240A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 ミハル通信株式会社 周波数変換装置

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