JP3594797B2 - 衛星信号受信システム及び信号切換装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば放送衛星や通信衛星からの信号を受信して、テレビジョン受像機に分配する衛星信号受信システム及びこのシステムにおいて使用する信号切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
衛星信号受信システムは、例えば放送衛星や通信衛星からの衛星信号を、各家庭において視聴可能とするために使用される。しかし、或る通信衛星から、異なる偏波であるが、周波数帯が少なくとも一部で重複している少なくとも2波の衛星通信信号を送信し、別の通信衛星から、上記の2波とそれぞれ偏波と周波数帯が同一の少なくとも2波の衛星通信を送信することがある。
【0003】
また、上記2基の通信衛星からの衛星通信信号をそれぞれ受信するアンテナには、コンバータが付属している。これらコンバータは、アンテナが受信した衛星通信信号を中間周波信号に変換する。しかし、コンバータ内の局部発振器の発振周波数がいずれのコンバータにおいても、同一周波数であるので、各コンバータから出力される各中間周波信号の周波数帯は重複している。従って、同じ伝送線路によって、これら各中間周波信号を各家庭まで伝送した場合、家庭側では、これら各中間周波信号を分離することができない。
【0004】
そこで、従来、各衛星通信中間周波信号を、それぞれ別の伝送線路を介して各家庭まで伝送する別伝送方式が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の別伝送方式では、アンテナの設置場所から各家庭まで各中間周波信号ごとに伝送線路を設けなければならず、伝送線路の配線が複雑になる上に、高コストとなる。
【0006】
本発明は、周波数帯が少なくとも一部で重複している衛星からの信号であっても、各家庭まで少ない伝送線路で伝送することができる衛星信号受信システムを提供することを目的とする。また、このようなシステムにおいて使用する信号切換装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による衛星信号受信システムは、周波数帯が少なくとも一部重複している第1及び第2の衛星信号をほぼ同一周波数帯の第1及び第2の衛星中間周波信号に変換する第1の周波数変換手段と、前記第1の衛星信号とほぼ同一の周波数帯の第3の衛星信号と前記第2の衛星信号とほぼ同一の周波数帯の第4の衛星信号とを、第1及び第2の衛星中間周波信号とほぼ同一の第3及び第4の衛星中間周波信号に変換する第2の周波数変換手段と、第1及び第2の衛星中間周波信号のうち選択したものを複数の出力端子に出力する第1の選択出力手段と、第3及び第4の衛星中間周波信号のうち選択したものを複数の出力端子に出力する第2の選択出力手段と、第1及び第2の選択出力手段の出力端子からそれぞれの出力信号が供給され、これらのうち選択されたものが出力される複数の選択手段と、 第1乃至第4の衛星中間周波信号を復調する複数の受信手段と、前記各選択手段との間にそれぞれ接続された1本の伝送線路とを、具備している。第1及び第2の選択出力手段の選択は、前記受信手段から前記伝送線路に供給される直流電圧の値の相違に基づいて行われ、前記選択手段の選択は、前記直流電圧への交番電圧の重畳の有無に基づいて行われ、前記直流電圧は、第1及び第2の周波数変換手段にそれぞれ供給され、第1の周波数変換手段は、前記直流電圧の値の相違によって第1及び第2の衛星信号のうち一方を周波数変換し、第2の周波数変換手段は、前記直流電圧の値の相違によって第3及び第4の衛星信号のうち一方を周波数変換する。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、第1乃至第4の衛星中間周波信号は、ほぼ等しい周波数帯を有する。受信手段が、或る直流電圧を1本の伝送線路に供給すると、これが第1及び第2の選択出力手段に供給され、この直流電圧の値に応じて第1の選択出力手段は、第1及び第2の衛星中間周波信号の一方を選択出力する。第2の選択出力手段は、第3及び第4の衛星中間周波信号の一方を選択出力する。これら選択出力された衛星中間周波信号は、選択手段に供給される。選択手段は、受信手段から供給された直流電圧の交番電圧に基づいて、供給された2波の衛星中間周波信号の1波を選択し、受信手段に供給する。従って、受信手段から供給する直流電圧の大きさを変化させることと、交番電によって、4波の衛星中間周波信号のうち1波が、受信手段に1本の伝送線路を介して供給される。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の衛星信号受信システムにおいて、
第5の衛星信号を第5の衛星中間周波信号に変換する第3の周波数変換手段と、第5の衛星中間周波信号と地上波テレビジョン放送信号またはCATV信号とを混合する混合手段と、この混合手段の混合出力を上記各伝送線路にそれぞれ対応する複数の伝送線路に供給する出力手段とを、具備するものである。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、第5の衛星中間周波信号と地上波テレビジョン放送信号またはCATV信号も、伝送線路を介して出力される。
【0015】
本発明による衛星信号受信システム用信号切換装置は、周波数帯が少なくとも一部重複している第1及び第2の衛星信号を、第1周波数変換手段が周波数変換した、ほぼ同一周波数帯の第1及び第2の衛星中間周波信号のうち選択したものを複数の出力端子に出力する第1の選択出力手段と、前記第1の衛星信号とほぼ同一の周波数帯の第3の衛星信号と前記第2の衛星信号とほぼ同一の周波数帯の第4の衛星信号とを、第2の周波数変換手段が周波数変換した、第3及び第4の衛星中間周波信号のうち選択したものを複数の出力端子に出力する第2の選択出力手段と、第1及び第2の選択出力手段の出力端子からそれぞれの出力信号が供給され、これらのうち選択されたものをそれぞれ1本の伝送線路を介して出力する複数の選択手段とを、具備している。前記複数の選択手段は、前記伝送線路を介して供給された直流電圧を第1及び第2の選択出力手段に供給可能に構成され、かつ前記直流電圧に交番電圧が重畳されているか否かを検出し、その検出結果に応じて第1及び第2の選択出力手段の出力信号の一方を選択して、前記1本の伝送線路に出力する第1の制御手段を有し、前記第1の選択出力手段は、供給された直流電圧の値を検出し、その検出結果に応じて第1及び第2の衛星中間周波信号の一方を選択して前記出力端子に出力する第2の制御手段を有し、前記第2の選択出力手段は、供給された直流電圧の値を検出し、その検出結果に応じて第3及び第4の衛星中間周波信号の一方を選択して前記出力端子に出力する第3の制御手段を有している。
【0016】
選択手段に伝送線路を介して直流電圧が供給されると、これは第1及び第2の選択出力手段に供給される。第1の選択出力手段の第1の選択出力用制御手段は、供給された直流電圧の値に応じて、第1または第2の衛星中間周波信号を選択手段に供給する。第2の選択出力手段の第2の選択出力用制御手段は、供給された直流電圧の値に応じて、第3または第4の衛星中間周波信号を選択手段に供給する。選択手段の選択用制御手段は、これに供給されている直流電圧に交番電圧が重畳されているか否かに応じて、第1の選択出力手段または第2の選択出力手段の出力のうち一方を出力する。従って、直流電圧の値の変化と、これに交番電圧を重畳するか否かとによって、4波の衛星中間周波信号の1波を選択して、1本の伝送線路に出力することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施の形態の衛星信号受信システムは、衛星放送信号、UHF及びVHFの地上波テレビジョン放送信号及び複数の衛星通信信号、または必要に応じてCATV信号を、各家庭において視聴可能とするものである。
【0020】
この衛星信号受信システムは、図1に示すように衛星放送受信用アンテナ2を有している。この衛星放送受信用アンテナ2は、放送衛星から送信されている衛星放送信号を受信し、これに付属するコンバータ4によって例えば1GHz帯の衛星放送中間周波信号に周波数変換する。
【0021】
また、この衛星信号受信システムは、UHF帯及びVHF帯の地上波テレビジョン放送信号を受信するためのU・Vアンテナ6も有している。U・Vアンテナ6によって受信されたUHF帯及びVHF帯の地上波テレビジョン放送信号と、コンバータ4からの衛星放送中間周波信号とは、混合器8において混合される。この混合出力は、増幅器10において増幅された後、分配器、例えば4分配器12に供給され、4分配され、各家庭に設けられている端子141、142、143、144に供給されている。なお、地上波テレビジョン放送信号に代えて、CATV施設から供給されるCATV信号を使用することもできる。
【0022】
各端子141、142、143、144には、端子141に代表させて示すように衛星放送受信用チューナ内蔵のテレビジョン受像機16が接続されている。従って、衛星放送受信用チューナ内蔵のテレビジョン受像機16によって、衛星放送、地上波テレビジョン放送が視聴できる。
【0023】
この衛星信号受信システムは、この他に、衛星通信受信用アンテナ18を有している。このアンテナ18は、図2に示すように、第1の通信衛星から送信されている例えば12.493MHz乃至12.733GHzの垂直偏波の第1の衛星通信信号CS1(V)と、同じく第1の通信衛星から送信されている12.508GHz乃至12.748GHzの水平偏波の第2の衛星通信信号CS1(H)とを、受信している。即ち、第1及び第2の衛星通信信号CS1(V)とCS1(H)は、偏波が異なるが、周波数帯が一部重複している。
【0024】
この第1の衛星通信信号CS1(V)は、衛星通信受信用アンテナ18に付属している第1の周波数変換手段、例えばコンバータ20によって、1293MHz乃至1533MHzの第1の衛星通信中間周波信号CS1−IF(V)に周波数変換される。また、第2の衛星通信信号CS1(H)も、コンバータ20によって1308MHz乃至1548MHzの第2の衛星中間周波信号CS1−IF(H)に周波数変換される。即ち、第1及び第2の衛星中間周波信号CS1−IF(H)、CS1−IF(V)も、その周波数帯が一部重複している。
【0025】
この衛星信号受信システムは、さらに、衛星通信受信用アンテナ22も有している。このアンテナ20は、図2に示すように、第2の通信衛星から送信されている例えば12.493MHz乃至12.733GHzの垂直偏波の第3の衛星通信信号CS2(V)と、同じく第2の通信衛星から送信されている12.508GHz乃至12.748GHzの水平偏波の第4の衛星通信信号CS2(H)とを、受信している。
【0026】
即ち、第3及び第4の衛星通信信号CS2(V)とCS2(H)は、偏波が異なるが、周波数帯が一部重複しており、しかも、第3の衛星通信信号CS2(V)は、第1の衛星通信信号CS1(V)と周波数帯が同一で、かつ偏波が同一である。同様に、第4の衛星通信信号CS2(H)は、第2の衛星通信信号CS1(H)と周波数帯が同一で、かつ偏波も同一である。
【0027】
この第3の衛星通信信号CS2(V)は、衛星通信受信用アンテナ20に付属している第2の周波数変換手段、例えばコンバータ24によって、1293MHz乃至1533MHzの第3の衛星通信中間周波信号CS2−IF(V)に周波数変換される。また、第4の衛星通信信号CS2(H)も、コンバータ24によって1308MHz乃至1548MHzの第4の衛星中間周波信号CS2−IF(H)に周波数変換される。即ち、第3及び第4の衛星中間周波信号CS2−IF(H)、CS2−IF(V)も、その周波数帯が一部重複し、かつ第1及び第2の衛星中間周波信号CS1−IF(V)、CS1−IF(H)とそれぞれ同一の周波数帯である。
【0028】
コンバータ20、24は、第1乃至第4の衛星放送信号CS1(V)乃至CS2(H)に対して同一周波数の局部発振信号を使用しているので、第1乃至第4の衛星中間周波信号の周波数は、上述したような関係になる。
【0029】
なお、コンバータ20は、後述するように+11Vの直流電圧が動作電圧として供給されたとき、第1の衛星通信信号CS1(V)を第1の衛星中間周波信号CS1−IF(V)に周波数変換し、+15Vの直流電圧が動作電圧として供給されたとき、第2の衛星通信信号CS1(H)を第2の衛星中間周波信号CS1−IF(H)に周波数変換する。
【0030】
同様に、コンバータ24は、+11Vの直流電圧が動作電圧として供給されたとき、第3の衛星通信信号CS2(V)を第3の衛星中間周波信号CS2−IF(V)に周波数変換し、+15Vの直流電圧が動作電圧として供給されたとき、第4の衛星通信信号CS2(H)を第4の衛星中間周波信号CS2−IF(H)に周波数変換する。
【0031】
コンバータ20から出力された第1の衛星中間周波信号CS1−IF(V)は、増幅器26の第1の増幅部26aによって増幅され、選択出力手段、例えば衛星信号切換器28に供給される。また、コンバータ20から出力された第2の衛星中間周波信号CS1−IF(H)は、増幅器26の第2の増幅部26bによって増幅され、衛星信号切換器28に供給される。
【0032】
同様に、コンバータ24からの出力された第3の衛星中間周波信号CS2−IF(V)は、増幅器30の第1の増幅部30aによって増幅され、選択出力手段、例えば衛星信号切換器32に供給される。また、コンバータ24から出力された第4の衛星中間周波信号CS2−IF(H)は、増幅器30の第2の増幅部30bによって増幅され、衛星信号切換器32に供給される。
【0033】
衛星信号切換器28は、例えば4つの出力端子を有し、各出力端子にそれぞれ第1または第2の衛星中間周波信号CS1−IF(V)、CS1−IF(H)を出力させるものである。そして、第1及び第2の衛星中間周波信号CS1−IF(V)、CS1−IF(H)のいずれを出力させるかは、出力端子に+11Vの電圧が供給されているか、+15Vの電圧が供給されているかによって切り換えられる。衛星信号切換器32も、例えば4つの出力端子を有し、各出力端子にそれぞれ第3または第4の衛星中間周波信号CS2−IF(V)、CS2−IF(H)を出力させるものである。第3及び第4の衛星中間周波信号CS2−IF(V)、CS2−IF(H)のいずれを出力させるかは、出力端子に+11Vの電圧が供給されているか、+15Vの電圧が供給されているかによって切り換えられる。
【0034】
衛星信号切換器28、32の出力端子は、それぞれ対にされて、選択手段、例えばトーン切換器341、342、343、344に供給されている。トーン切換器341、342、343、344は、衛星信号切換器28、32から入力された2波の衛星中間周波信号のうち1波を選択して、1本の伝送線路、例えば同軸ケーブル361、362、363、364に供給する。トーン切換器341、342、343、344は、それぞれ対応する同軸ケーブル361乃至364を伝送されている直流電圧に、交番電圧、例えば図3に示すような32kHz乃至53kHzのトーン信号が重畳されているか否かによって、一方の衛星中間周波信号を選択して、対応する同軸ケーブル361乃至364に出力する。
【0035】
各同軸ケーブル361乃至364は、各端子141乃至144と対をなすように各家庭に配置された端子381乃至384にそれぞれ接続されている。これら各端子381乃至384は、端子381を代表として示すように、レシーバ40に接続されており、これらレシーバは、各テレビジョン受像機に接続されている。代表としてレシーバ40が上述したテレビジョン受像機16に接続されている状態を示す。
【0036】
これらレシーバ40は、図3(a)に示すように+15Vまたは+11Vに32kHz乃至53kHzのトーン信号が重畳された電圧または、同図(b)に示すように+15Vまたは+11Vの直流電圧を、端子381乃至384、同軸ケーブル361乃至364を介して各トーン切換器341乃至344に供給する。即ち、レシーバ40は、第1乃至第4の衛星中間周波信号CS1−IF(V)乃至CS2−IF(H)の4波にそれぞれ対応して4種類の電圧を発生する。
【0037】
例えばレシーバ40がトーン信号が重畳されている+11Vの電圧を発生すると、これが同軸ケーブル361、トーン切換器341に供給される。トーン切換器341はトーン信号が重畳されているので、この電圧を、衛星信号切換器28、増幅器26を介してコンバータ20に供給する。
【0038】
コンバータ20は、+11Vの電圧が供給されているので、第1の衛星中間周波信号CS1−IF(V)を出力する。これが増幅器26の第1の増幅部26aを介して衛星信号切換器28に供給される。衛星信号切換器28は、+11Vの電圧がトーン切換器341から供給されているので、たとえ第2の衛星中間周波信号CS1−IF(H)が発生していても、第1の衛星中間周波信号CS1−IF(V)をトーン切換器341に供給する。
【0039】
トーン切換器341は、同軸ケーブル361を介して供給された直流電圧にトーン信号が重畳されているので、衛星信号切換器32から第3または第4の衛星中間周波信号CS2−IF(V)またはCS2−IF(H)が供給されていても、第1の衛星中間周波信号CS1−IF(V)を同軸ケーブル361、端子381を介してレシーバ40に供給する。
【0040】
同様に、+15Vにトーン信号を重畳した電圧を同軸ケーブル361に供給すると、コンバータ20は第2の衛星中間周波信号CS1−IF(H)を衛星信号切換器28に供給し、衛星信号切換器28は、トーン切換器341から+15Vの電圧が供給されているので、第2の衛星中間周波信号CS1−IF(H)をトーン切換器341に供給する。トーン切換器341は、トーン信号が重畳された電圧が供給されているので、第2の衛星中間周波信号CS1−IF(H)を同軸ケーブル361、端子381を介してレシーバ40に供給する。
【0041】
同様に+11Vのみの直流電圧を、同軸ケーブル361に供給すると、トーン切換器341はトーン信号が重畳されていないので、+11Vのみの直流電圧を衛星信号切換器32、増幅器30を介してコンバータ24に供給する。コンバータ24は第3の衛星中間周波信号CS2−IF(V)を衛星信号切換器32に供給し、衛星信号切換器32は、トーン切換器341から+11Vの電圧が供給されているので、第3の衛星中間周波信号CS2−IF(V)をトーン切換器341に供給する。トーン切換器341は、トーン信号が重畳されていない電圧が供給されているので、第3の衛星中間周波信号CS1−IF(V)を同軸ケーブル361、端子381を介してレシーバ40に供給する。
【0042】
同様に+15Vのみの直流電圧を、同軸ケーブル361に供給すると、トーン切換器341はトーン信号が重畳されていないので、+15Vのみの直流電圧を衛星信号切換器32、増幅器30を介してコンバータ24に供給する。コンバータ24は第4の衛星中間周波信号CS2−IF(H)を衛星信号切換器32に供給し、衛星信号切換器32は、トーン切換器341から+15Vの電圧が供給されているので、第4の衛星中間周波信号CS2−IF(H)をトーン切換器341に供給する。トーン切換器341は、トーン信号が重畳されていない電圧が供給されているので、第4の衛星中間周波信号CS2−IF(H)を同軸ケーブル361、端子381を介してレシーバ40に供給する。
【0043】
従って、4種類の電圧のいずれかを同軸ケーブル361にレシーバ40から出力することによって、ほぼ同一の周波数帯である第1乃至第4の衛星中間周波信号CS1−IF(V)乃至CS2−IF(H)のいずれかを、1本の同軸ケーブル361を介してレシーバ40に出力できる。
【0044】
図4に、衛星信号切換器28、32及びトーン切換器341乃至344からなる信号切換装置100の詳細なブロック図を示す。
【0045】
衛星信号切換器28は、第1の増幅部26aを介して供給された第1の衛星中間周波信号CS1−IF(V)を4分配する分配器40と、第2の増幅部26bを介して供給された第2の衛星中間周波信号CS1−IF(H)を4分配する4分配器42とを有している。分配器40の1分配出力と分配器42の1分配出力とは、切換手段、例えば切換スイッチ421の接点421a、421bに供給されており、接触子421cは、トーン切換器341に接続されている。接触子421cは、通常には接点421a側に接続されている。
【0046】
この切換スイッチ421は、制御部441を有し、この制御部441は、トーン切換器341から供給される電圧が、トーン信号が重畳されている否かにかかわらず、+15Vであるか+11Vであるかを検出し、+11Vの場合、接触子421cを接点421a側に接続した状態を維持するが、+15Vの場合、接触子421cを接点421b側に切り換える。従って、+11Vの場合、垂直偏波の第1の衛星中間周波信号CS1−IF(V)が選択されて、トーン切換器341に供給され、+15Vの場合、水平偏波の第2の衛星中間周波信号CS1−IF(H)が選択され、トーン切換器341に供給される。
【0047】
衛星信号切換器28には、他に3つの切換スイッチ422、423、424及び制御部442、443、444も設けられている。これらも、供給先がそれぞれトーン切換スイッチ342、342、344に変更されている以外、+11Vの電圧が供給されるか、+15Vの電圧が供給されるかによって、垂直偏波の第1の衛星中間周波信号CS1−IF(V)または水平偏波の第2の衛星中間周波信号CS1−IF(H)を選択するので、詳細な説明は省略する。
【0048】
衛星信号切換器32も、第1の増幅部30aを介して供給された第3の衛星中間周波信号CS2−IF(V)を4分配する分配器46と、第2の増幅部30bを介して供給された第4の衛星中間周波信号CS2−IF(H)を4分配する4分配器48とを有している。分配器46の1分配出力と分配器48の1分配出力とは、切換スイッチ421乃至424と同様な切換スイッチ501乃至504にそれぞれ供給されている。
【0049】
これら切換スイッチ501乃至504には、制御部441乃至444と同様な制御部521乃至524が設けられている。そして、切換スイッチ421乃至424と同様に、切換スイッチ501乃至504は、トーン信号の有無にかかわらず、+11Vの電圧が供給されたとき、垂直偏波の第3の衛星中間周波信号CS2−IF(V)をトーン切換器341乃至344に供給し、トーン信号の有無にかかわらず、+15Vの電圧が供給されたとき、水平偏波の第4の衛星中間周波信号CS2−IF(H)をトーン切換器341乃至344に供給する。
【0050】
トーン切換器341は、切換スイッチ541を有し、これの接点541aには、衛星信号切換器28の切換スイッチ421から第1または第2の衛星中間周波信号CS1−IF(V)またはCS1−IF(H)が供給されている。また、切換スイッチ541の接点541bには、衛星信号切換器32の切換スイッチ501から第3または第4の衛星中間周波信号CS2−IF(V)またはCS2−IF(H)が供給されている。切換スイッチ541の接触子541cは、通常、接点541aに接続されており、同軸ケーブル361を介して端子381に接続されている。
【0051】
切換スイッチ541には、制御部561も設けられており、この制御部561は、+11Vであるか+15Vの電圧であるかにかかわらず、トーン信号が重畳されている否かを検出し、トーン信号が検出されると、接触子541cを接点541a側に接続した状態を維持し、トーン信号が検出されないと、接触子541cを接点541b側に切り換える。即ち、トーン信号の有無によって、第1及び第2の通信衛星のいずれからの中間周波信号を選択するかを決定している。なお、+11Vまたは+15Vの電圧は、切換スイッチ541を介して衛星信号切換器28の切換スイッチ421に供給され、さらに、この切換スイッチ421、4分配器40、増幅器26の第1の増幅部26aを介してコンバータ20に供給されている。
【0052】
他のトーン切換器342乃至344も、同様に切換スイッチ542乃至544と制御部562乃至564を有し、トーン信号の有無によって第1及び第2の通信衛星のいずれからの中間周波信号を選択するかを決定し、選択したものを同軸ケーブル362乃至364に供給しているので、詳細な説明は省略する。なお、4分配器40、42、46、48は、+11Vまたは+15Vの電圧をコンバータ20、24に供給する必要があるので、通電型のものが使用されている。
【0053】
図5に増幅器26の詳細なブロック図を示す。増幅器26は、1つの筐体内に第1及び第2の増幅部26a及び26bを収容した2入力2出力の増幅器で、これら第1及び第2の増幅部26a、26bの入力側及び出力側には、それぞれ直流阻止コンデンサ60、61、62、63が取り付けられ、直流阻止コンデンサ60、61間に並列に高周波阻止コイル64が、衛星信号切換器28から供給された+11Vまたは+15Vの直流電圧を通過させるために設けられている。同様に、衛星信号切換器28から供給された+11Vまたは+15Vの直流電圧を通過させるために、高周波阻止コイル65が、直流阻止コンデンサ62、63間に並列に接続されている。即ち、これら第1及び第2の増幅部26a、26bは通電型とされている。なお、これら第1及び第2の増幅部26a、26bの動作電圧として、商用交流電圧を定電圧回路66によって整流、平滑、安定化した直流電圧が供給されている。なお、増幅器30も同様に構成されているので、それの詳細な説明は省略する。
【0054】
上記の衛星信号受信システムでは、コンバータ20、24への直流動作電圧は各レシーバから供給したが、コンバータ20を例えば+11Vの直流動作電圧が供給されたとき、第1及び第2の衛星中間周波信号CS1−IF(V)、CS−1IF(H)を出力するように構成し、コンバータ22を例えば+11Vの直流動作電圧が供給されたとき、第3及び第4の衛星中間周波信号CS2−IF(V)、CS2−IF(H)を出力するように構成し、増幅器26、30内に+11Vの直流電圧を生成する電源回路を設け、これら電源回路からコンバータ20、24に常時+11Vの直流電圧を供給するように構成してもよい。この場合、衛星信号切換器28、32から増幅器26、30に直流電圧が供給されないように、これらの電圧をカットする。
【0055】
上記の衛星信号受信システムでは、4つの端子381乃至384に第1乃至第4の衛星中間周波信号を供給するために、4台のトーン切換器341乃至344を設け、かつ衛星信号切換器28、32内の分配器40、42、46、48は、4分配器を使用したが、端子の数を増減させる場合には、その端子数に応じてトーン切換器の台数と、分配器40、42、46、48の分配数を変更すればよい。
【0056】
また、上記の衛星信号受信システムでは、衛星放送とUHF、VHFの地上波も受信可能とするために、U・Vアンテナ6、衛星放送受信用アンテナ2、コンバータ4を設けたが、場合によってはこれらは不要である。また、CATVのヘッドエンド装置からCATV信号を混合器8に供給するようにすることもできる。なお、上記の衛星信号受信システムでは、増幅器26、30を設けたが、分配数が少なく各端子で充分な信号レベルが得られる場合には、増幅器26、30を除去してもよい。
【0057】
また、上記衛星信号受信システムでは、トーン信号の有無によってトーン切換器を切り換えたが、レシーバから供給するトーン信号の周波数を、例えば32kHzと53kHzとに変更することによって、トーン切換器を切り換えてもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上のように、請求項1、3記載の発明によれば、伝送線路に供給される直流電圧の値と、この直流電圧の交番電圧に基づいて、4種類の衛星中間周波信号のいずれかを選択し、伝送線路によって伝送しているので、ほぼ同一周波数帯の4種類の衛星中間周波信号を1本の伝送線路で伝送することができ、伝送線路の布設作業を簡略化することができる上に、低コストとすることができる。さらに直流電圧の値に基づいて第1及び第2の周波数変換手段が周波数変換する衛星信号を選択することができるので、受信を希望する衛星信号の選択用に別に制御信号を伝送する必要がない。
【0059】
請求項2記載の発明によれば、上記4種類の衛星中間周波信号の他に、地上波信号またはCATV信号も視聴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態の衛星信号受信システムのブロック図である。
【図2】図1の衛星信号受信システムのコンバータの入力信号と出力信号との周波数関係を示す図である。
【図3】図1の衛星信号受信システムで使用する制御信号を示す図である。
【図4】図1の衛星信号受信システムで使用する衛星信号切換器とトーン切換器の詳細なブロック図である。
【図5】図1の衛星信号受信システムで使用する増幅器の詳細なブロック図である。
【符号の説明】
20 コンバータ(第1の周波数変換手段)
24 コンバータ(第2の周波数変換手段)
28 衛星信号切換器(第1の選択出力手段)
32 衛星信号切換器(第2の選択出力手段)
341乃至344 トーン切換器(選択手段)
361乃至364 同軸ケーブル(伝送線路)
40 レシーバ(受信手段)
Claims (3)
- 周波数帯が少なくとも一部重複している第1及び第2の衛星信号をほぼ同一周波数帯の第1及び第2の衛星中間周波信号に変換する第1の周波数変換手段と、
前記第1の衛星信号とほぼ同一の周波数帯の第3の衛星信号と前記第2の衛星信号とほぼ同一の周波数帯の第4の衛星信号とを、第1及び第2の衛星中間周波信号とほぼ同一の第3及び第4の衛星中間周波信号に変換する第2の周波数変換手段と、
第1及び第2の衛星中間周波信号のうち選択したものを複数の出力端子に出力する第1の選択出力手段と、
第3及び第4の衛星中間周波信号のうち選択したものを複数の出力端子に出力する第2の選択出力手段と、
第1及び第2の選択出力手段の出力端子からそれぞれの出力信号が供給され、これらのうち選択されたものが出力される複数の選択手段と、
第1乃至第4の衛星中間周波信号を復調する複数の受信手段と、前記各選択手段との間にそれぞれ接続された1本の伝送線路とを、
具備し、第1及び第2の選択出力手段の選択は、前記受信手段から前記伝送線路に供給される直流電圧の値の相違に基づいて行われ、前記選択手段の選択は、前記直流電圧への交番電圧の重畳の有無に基づいて行われ、前記直流電圧は、第1及び第2の周波数変換手段にそれぞれ供給され、第1の周波数変換手段は、前記直流電圧の値の相違によって第1及び第2の衛星信号のうち一方を周波数変換し、第2の周波数変換手段は、前記直流電圧の値の相違によって第3及び第4の衛星信号のうち一方を周波数変換する衛星信号受信システム。 - 請求項1記載の衛星信号受信システムにおいて、
第5の衛星信号を第5の衛星中間周波信号に変換する第3の周波数変換手段と、
第5の衛星中間周波信号と地上波テレビジョン放送信号またはCATV信号とを混合する混合手段と、
この混合手段の混合出力を上記各伝送線路にそれぞれ対応する複数の伝送線路に供給する出力手段とを、
具備する衛星信号受信システム。 - 周波数帯が少なくとも一部重複している第1及び第2の衛星信号を、第1周波数変換手段が周波数変換した、ほぼ同一周波数帯の第1及び第2の衛星中間周波信号のうち選択したものを複数の出力端子に出力する第1の選択出力手段と、
前記第1の衛星信号とほぼ同一の周波数帯の第3の衛星信号と前記第2の衛星信号とほぼ同一の周波数帯の第4の衛星信号とを、第2の周波数変換手段が周波数変換した、第3及び第4の衛星中間周波信号のうち選択したものを複数の出力端子に出力する第2の選択出力手段と、
第1及び第2の選択出力手段の出力端子からそれぞれの出力信号が供給され、これらのうち選択されたものをそれぞれ1本の伝送線路を介して出力する複数の選択手段とを、具備し、
前記複数の選択手段は、前記伝送線路を介して供給された直流電圧を第1及び第2の選択出力手段に供給可能に構成され、かつ前記直流電圧に交番電圧が重畳されているか否かを検出し、その検出結果に応じて第1及び第2の選択出力手段の出力信号の一方を選択して、前記1本の伝送線路に出力する第1の制御手段を有し、
前記第1の選択出力手段は、供給された直流電圧の値を検出し、その検出結果に応じて第1及び第2の衛星中間周波信号の一方を選択して前記出力端子に出力する第2の制御手段を有し、
前記第2の選択出力手段は、供給された直流電圧の値を検出し、その検出結果に応じて第3及び第4の衛星中間周波信号の一方を選択して前記出力端子に出力する第3の制御手段を有する
衛星信号受信システム用信号切換装置。
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