JP2004242346A - 衛星信号受信システム用増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 衛星信号受信システムにおいて使用する増幅器を提供する。
【解決手段】 第1の静止衛星から送信され、周波数帯が少なくとも一部重複し、異なる偏波を有する第1及び第2の衛星信号を変換した、周波数帯が非重複の第1衛星中間周波信号が第1の増幅部32に供給され、これを増幅して、分配器32に供給する。第2の静止衛星から送信され、第1の衛星信号と同一の周波数帯と偏波を有する第3の衛星信号と、第2の衛星信号と同一の周波数帯と偏波を有する第4の衛星信号とを変換した、第1中間周波信号と同一周波数帯の第2衛星中間周波信号が第2増幅部30bに供給され、これを増幅して、分配器34に供給する。第1及び第2の増幅部30a、30bが1つの筐体内に収容されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば放送衛星や通信衛星からの信号を受信して、複数の端末に分配する衛星信号受信システム用増幅器に関する。
衛星信号受信システムは、例えば放送衛星や通信衛星からの衛星信号を、各端末においてそれぞれ受信可能とするために使用される。しかし、或る通信衛星から、異なる偏波であるが、周波数帯が少なくとも一部で重複している少なくとも2波の電波を送信し、別の通信衛星から、上記の2波とそれぞれ偏波及び周波数帯が同一の少なくとも2波の電波を送信することがある。
また、上記2基の通信衛星からの電波をそれぞれ受信するアンテナには、コンバータがそれぞれ付属している。これらコンバータが、受信した通信衛星信号を中間周波信号に変換する。しかし、コンバータ内の局部発振器の発振周波数がいずれの通信衛星用のコンバータでも、同一周波数であるので、各コンバータから出力される中間周波信号の周波数帯は、ほぼ同一である。従って、同じ伝送線路によってこれら中間周波信号を伝送した場合、各端末側では、これら各中間周波信号を分離することができない。
従来、各衛星通信中間周波信号を、それぞれ別の伝送線路を介して各端末に伝送する別配線方式が提案されている。
しかし、上記の別配線方式では、各端末までそれぞれ個別の伝送線路を設けなければならず、伝送線路の配線が複雑になる。
本発明は、周波数帯が少なくとも一部で重複している衛星からの信号であっても、各端末まで少ない伝送線路で伝送することができる衛星信号受信システムにおいて使用する増幅器を提供することを目的とする。
本発明は、第1の静止衛星から送信され、周波数帯が少なくとも一部重複し、異なる偏波を有する第1及び第2の衛星信号を変換した、周波数帯が非重複の第1衛星中間周波信号が供給され、これを増幅して、第1の分配手段に供給する第1の増幅手段と、第2の静止衛星から送信され、第1の衛星信号と同一の周波数帯と偏波を有する第3の衛星信号と、第2の衛星信号と同一の周波数帯と偏波を有する第4の衛星信号とを変換した、第1中間周波信号と同一周波数帯の第2衛星中間周波信号が供給され、これを増幅して、第2の分配手段に供給する第2の増幅手段と、第1及び第2の増幅手段を収容している1つの筐体とを、具備している。
本発明によれば、第1及び第2の増幅手段が、1つの筐体内に設けられており、この筐体を衛星信号受信システム内に配置するだけで、第1及び第2の衛星中間周波信号を増幅して、第1及び第2の分配手段それぞれに供給することができる。
以上のように、本発明によれば、第1及び第2の増幅手段が、1つの筐体内に設けられており、この筐体を衛星信号受信システム内に設置するだけでよいので、その設置工事が容易になる。
本発明の1実施の形態の衛星信号受信システムは、一般家庭における複数の部屋において、2基の通信衛星からの信号と、1基の放送衛星からの信号と、UHF及びVHFの地上波信号と、必要によりCATV信号を視聴するためのものである。
図1に示すように、この衛星信号受信システムは、UHF及びVHF帯の地上波テレビジョン信号を受信するためのU・Vアンテナ2を有している。さらに、この衛星信号受信システムは、放送衛星から送信されている衛星放送信号を受信する衛星放送受信用アンテナ4を有している。この衛星放送信号は、衛星放送受信用アンテナ4に付属している第3の変換手段、例えばコンバータ6によって、予め定められた1GHz帯の衛星放送中間周波信号に変換される。
この衛星放送中間周波信号と、UHF及びVHF帯の地上波テレビジョン信号とは、混合手段、例えば混合器8によって混合される。或る場合には、この混合器8にCATV施設からのCATV信号も供給されることがある。この混合器8の出力信号は、増幅器10によって増幅された後、第3の分配手段、例えば分配器12に供給され、複数、例えば4つの分配出力に分配される。
これら4つの分配出力は、一般家庭の例えば異なる部屋にそれぞれ設けられた第2の端子、例えば端子141、142、143、144にそれぞれ1本の伝送線路、例えばそれぞれ1本の同軸ケーブルを介して供給される。これら端子141乃至144には、それぞれテレビジョン受像機が接続されている。図1では、代表として、端子141にテレビジョン受像機16が接続されている状態を示している。なお、コンバータ6への動作用直流電圧は、例えば衛星放送受信用チューナ内蔵の各テレビジョン受像機のいずれかから供給されている。そのため、端子141乃至144、分配器12、増幅器10、混合器8は通電型のものである。
これらU・Vアンテナ2、衛星放送受信用アンテナ4、コンバータ6、混合器8、増幅器10、分配器12、端子141、142、143、144は、新設してもよいが、既存の設備であってもよい。
この衛星信号受信システムは、さらに第1の通信衛星からの衛星通信信号を受信する衛星通信受信用アンテナ18を有している。第1の通信衛星は、図2(a)に示すように、例えば12.493GHzから12.733GHzの周波数帯で垂直偏波の第1の衛星通信信号CS1(V)と、12.508GHzから12.748GHzの周波数帯で水平偏波の第2の衛星通信信号CS1(H)とを送信している。
第1の変換手段、例えば衛星通信受信用アンテナ18に付属しているコンバータ20は、10.678GHzの局部発振信号を発生する局部発振器と、11.2GHzの局部発振信号を発生する局部発振器とを備えている。このコンバータ20は、後述するように+11Vの直流電圧が供給されたとき、第1の衛星通信信号CS1(V)を1293MHzから1533MHzの第1の衛星通信中間周波信号CS1−IF(V)に周波数変換する。また、このコンバータ20は、+15Vの直流電圧が供給されたとき、第2の衛星通信信号CS1(H)を1830MHzから2070MHzの第2衛星通信中間周波信号CS1−IF(H)に周波数変換する。
この衛星信号受信システムには、第2の通信衛星からの衛星通信信号を受信する衛星通信受信用アンテナ22も設けられている。第2の通信衛星も、図2(b)に示すように、例えば12.493GHzから12.733GHzの周波数帯で垂直偏波の第3の衛星通信信号CS2(V)と、12.508GHzから12.748GHzの周波数帯で水平偏波の第4の衛星通信信号CS2(H)とを送信している。
第2の変換手段、例えば衛星通信受信用アンテナ22に付属しているコンバータ24も、10.678GHzの局部発振信号を発生する局部発振器と、11.2GHzの局部発振信号を発生する局部発振器とを備えている。このコンバータ24も、+11Vの直流電圧が供給されたとき、第3の衛星通信信号CS2(V)を1293MHzから1533MHzの第3の衛星通信中間周波信号CS2−IF(V)に周波数変換する。また、このコンバータ24も、+15Vの直流電圧が供給されたとき、第4の衛星通信信号CS2(H)を1830MHzから2070MHzの第4衛星通信中間周波信号CS2−IF(H)に周波数変換する。
このように第1の衛星通信信号CS1(V)と第3の衛星通信信号CS2(V)とは、同一周波数、同一偏波の信号であり、第2の衛星通信信号CS1(H)と第4の衛星通信信号CS2(H)とは、同一周波数、同一偏波の信号である。そして、第1の衛星通信信号CS1(V)、第3の衛星通信信号CS2(V)と、第2の衛星通信信号CS1(H)、第4の衛星通信信号CS2(H)とは、周波数帯が一部重複している。
従って、もし、コンバータ20、22の局部発振信号の周波数が1種類だけであると、ほぼ周波数帯が同一の4つの衛星通信中間周波信号が生成されることになる。しかし、この衛星信号受信システムでは、コンバータ20、24の局部発振周波数を2種類にしているので、同一の衛星からの衛星通信信号は、異なる周波数の中間周波信号に変換されている。なお、この各衛星通信中間周波信号の周波数は、衛星放送中間周波信号と周波数が完全に異なっている。
第1の衛星通信中間周波信号CS1−IF(V)と第2の衛星通信中間周波信号CS1−IF(H)とは、混合器26において混合される。以下、この混合出力を、第1衛星中間周波信号CS1−IFと称する。第3の衛星通信中間周波信号CS2−IF(V)と第4の衛星通信中間周波信号CS2−IF(H)も、混合器28において混合される。以下、この混合出力を、第2衛星中間周波信号CS2−IFと称する。なお、第1及び第2衛星中間周波信号の周波数帯は、衛星放送中間周波信号BS−IFと一部で重複している。
第1衛星中間周波信号CS1−IFは、増幅器30の第1の増幅部30aによって増幅され、第1の分配手段、例えば4分配器32に供給される。第2衛星中間周波信号CS2−IFは、増幅器30の第2の増幅部30bによって増幅され、第2の分配手段、例えば4分配器34に供給される。増幅器30は、第1及び第2の増幅部30a、30bを1つの筐体内に収容した2入力2出力の増幅器である。
図3に示すように、筐体内に設けられた定電圧回路30cが外部から供給された商用交流電圧を整流、平滑、定電圧化した直流電圧によって、第1及び第2の増幅部30a、30bは動作する。また、これら第1及び第2の増幅部30a、30bの入出力間には、直流電圧をバイパスするための高周波阻止コイル30d、30eが設けられ、また、第1及び第2の増幅部30a、30bの入力側、出力側には、それぞれ直流阻止コンデンサ30f、30g、30h、30iが設けられている。即ち、これら第1及び第2の増幅部30a、30bは、通電型のものである。
4分配器32の各分配出力は、切換手段、例えばトーン切換器36、38、40、42に供給されている。同様に、4分配器34の各分配出力も、トーン切換器36、38、40、42に供給されている。トーン切換器36、38、40、42の出力は、1本の伝送線路、例えば同軸ケーブル44、46、48、50を介して第1の端子である端子521、522、523、524にそれぞれ接続されている。
各端子521、522、523、524は、端子141、142、143、144とそれぞれ対に設けられており、受信手段、例えばレシーバを介してテレビジョン受像機に接続されている。図1では、代表としてレシーバ54とテレビジョン受像機16を示している。
レシーバ54は、第1衛星中間周波信号CS1−IFまたは第2衛星中間周波信号CS2−IFが端子521を介して供給されると、これをテレビジョン受像機16によって受信可能に復調する。また、レシーバ54は、切換信号を生成可能に形成されている。即ち、図4(a)に示すような直流電圧または、同図(b)に示すようなこの直流電圧に交番電圧、例えば32kHz乃至53kHzのパルス電圧(トーン信号)が重畳された電圧を、生成可能に形成されている。これら電圧のいずれか一方は、端子521、伝送線路44を介してトーン切換器36に供給される。なお、直流電圧としては、+11Vと+15Vとがある。
トーン切換器36、38、40、42は、例えば図5に示すように、端子521、522、523または524に接続される出力端子57と、分配器32の分配出力(第1衛星中間周波信号CS1−IFの分配出力)が供給される入力端子56と、分配器34の分配出力(第2衛星中間周波信号CS2−IFの分配出力)が供給される入力端子58とを有している。
入力端子56に切換スイッチ60の接点60aが接続され、入力端子58に切換スイッチ60の接点60bが接続され、切換スイッチ60の接触子60cが出力端子57に接続されている。この切換スイッチ60は、切換信号が供給されていない状態で、接触子60cを接点60aに接続し、切換信号が供給されたとき、接触子60cを接点60bに接続する。
出力端子57には、トーンフィルタ62が設けられている。これは、上述したトーン信号が直流電圧に重畳されているとき、これを検出し、所定の電圧を発生するものである。このトーンフィルタ62の出力は、比較器64に供給される。比較器64は、トーンフィルタ62の出力が、基準電圧源66からの予め定めた基準電圧(上記所定電圧よりも小さい値)よりも大きな値のとき、切換信号を切換スイッチ60に供給し、接触子60cを接点60aに接触させ、トーン信号が検出されないとき、接触子60cを接点60bに接触させる。
従って、レシーバ54が図4(b)に示すトーン信号が重畳された直流電圧(+11Vでも+15Vでもかまわない)を発生しているとき、トーン切換器36は、4分配器32から供給されている第1衛星中間周波信号CS1−IFをレシーバ54に供給する。よって、レシーバ54が、第1衛星中間周波信号CS1−IFを復調し、テレビジョン受像機16に供給することによって、第1の通信衛星からの衛星通信信号をテレビジョン受像機16によって視聴できる。
なお、このとき+11Vの直流電圧が供給されていると、第1衛星中間周波信号CS1−IFとして、コンバータ20は、第1衛星通信中間周波信号CS1−IF(V)を生成する。また+15Vの直流電圧が供給されていると、第1衛星中間周波信号CS1−IFとして、コンバータ20は、第2衛星通信中間周波信号CS1−IF(H)を生成する。
また、レシーバ54が図4(a)に示す直流電圧のみを発生しているとき、トーン切換器36は、4分配器34から供給されている第2衛星中間周波信号CS2−IFをレシーバ54に供給する。従って、レシーバ54が、第2衛星中間周波信号CS2−IFを復調し、テレビジョン受像機16に供給することによって、第2の通信衛星からの衛星通信信号をテレビジョン受像機16によって視聴できる。
なお、このとき+11Vの直流電圧が供給されていると、第2衛星中間周波信号CS2−IFとして、コンバータ24は、第3衛星通信中間周波信号CS2−IF(V)を生成する。また+15Vの直流電圧が供給されていると、第2衛星中間周波信号CS2−IFとして、コンバータ20は、第4衛星通信中間周波信号CS2−IF(H)を生成する。
なお、レシーバ54から供給された図4(b)の電圧は、切換スイッチ60、4分配器32、増幅器30の第1の増幅部30a、混合器26を介してコンバータ20に供給され、コンバータ20は、上述したように第1または第2の衛星中間周波信号CS1−IF(V)、CS1−IF(H)を生成する。同様に、レシーバ54から供給された図4(a)の電圧は、切換スイッチ60、4分配器34、増幅器30の第1の増幅部30b、混合器28を介してコンバータ24に供給され、コンバータ24は上述したように第3または第4の衛星中間周波信号CS2−IF(V)、CS2−IF(H)を生成する。
従って、レシーバ36は、トーン切換器を切り換えるために、コンバータ20、24の動作電圧以外に、特別な電圧を発生させる必要はない。無論、第1及び第2の増幅部30a、30bと同様に、分配器32、34、混合器26、28もコンバータ20、24に+11Vまたは+15Vの電圧(トーン信号が重畳されている場合もある。)を供給するために、通電型とされている。
このようにレシーバ54から供給される直流電圧を15Vまたは11Vとするか、この15Vまたは11Vの電圧にパルス電圧を重畳するか否かによって、トーン切換器36の切換と、コンバータ20、24が周波数変換する衛星通信信号の選択とが同時に行われる。なお、分配器32、34、トーン切換器36、28、40、42は、1つの筐体内に収容されて、信号分配切換器55を構成している。分配器32、34とトーン切換器36、28、40、42は接近して配置されているので、分配器32からトーン切換器36、38、40、42への配線と、分配器34からトーン切換器36、38、40、42への配線とは、短くできる。
また、2基の通信衛星20、22からの4波の衛星通信信号をレシーバ54において受信するにもかかわらず、レシーバ54に接続されている端子521とトーン切換器36との間には、1本の伝送線路44が存在するだけである。
また、増幅器30は、1つの筐体内に第1及び第2の増幅部30a、30bを有するものであるので、増幅器30を配置し、その入力側に混合器26、28の出力側に接続し、その出力側を信号切換分配器55の分配器32、34の入力側に接続する工事をするだけで、増幅器30の設置が終了する。また、信号切換分配器55も上記のように増幅器30に接続すると共に、トーン切換器36、38、40、42の出力側を各端子521、522、523、524に接続するだけで、信号切換分配器55の設置工事も終了する。従って、この受信システムの各部品の設置工事は容易である。
上記の実施の形態では、2基の通信衛星からそれぞれ送信される垂直偏波の信号は、周波数が同一で、同じく水平偏波の信号も周波数が同一で、垂直偏波と水平偏波の衛星通信信号同士は、少なくとも一部で重複するものであったが、例えば3基の通信衛星からそれぞれ送信される垂直偏波の信号は、周波数が同一で、同じく水平偏波の信号も周波数が同一で、垂直偏波と水平偏波の衛星通信信号同士は、少なくとも一部で重複するものの場合にも同様に、本発明を実施できる。但し、その場合、分配器をもう1組追加し、トーン切換器は、3つの入力端子に供給された中間周波信号のうち1つを選択するものとする必要がある。この場合、切換信号として、例えばトーン信号を含まないもの、32kHzのトーン信号を含むもの、または53kHzのトーン信号を含むものの3種類をレシーバ側から生成すればよい。
上記の実施の形態では、4つの端子に第1及び第2の衛星通信中間周波信号を切換供給するようにしたが、4つに限ったものでなく、状況に応じてその数を増減することができる。その場合、分配器32、34の分配数と、トーン切換器の台数とを変更する必要がある。
上記の実施の形態では、各レシーバから信号切換分配器を介して+11Vまたは+15Vの直流電圧をコンバータ20、24に供給して、これらを動作させたが、コンバータ20を例えば+11Vの直流電圧が供給されたとき、第1及び第2の衛星通信中間周波信号CS1−IF(V)、CS1−IF(H)を生成するように構成し、かつコンバータ24を例えば+11Vの直流電圧が供給されたとき、第3及び第4の衛星通信中間周波信号CS2−IF(V)、CS2−IF(H)を生成するように構成し、増幅器30内に+11Vの直流電圧を生成する直流電源回路を設け、この電源回路から常時混合器26を介してコンバータ20へ、混合器28を介してコンバータ24へ、常時+11Vの直流電圧をそれぞれ供給するようにしてもよい。この場合、トーン切換器36、38、40、42から+11Vまたは+15Vの直流電圧が分配器32、34へ供給されないように、トーン切換器36、38、40、42において直流カットする。
本発明の1実施の形態の衛星信号受信システムのブロック図である。 図1の衛星信号受信システムの各部の周波数関係を示す図である。 図1の衛星信号受信システムの増幅器のブロック図である。 図1の衛星信号受信システムで使用する切換信号を示す図である。 図1の衛星信号受信システムのトーン切換器のブロック図である。
符号の説明
20 コンバータ(第1の変換手段)
24 コンバータ(第2の変換手段)
30 増幅器
30a 第1の増幅部(第1増幅手段)
30b 第2の増幅部(第2増幅手段)
32 34 分配器(分配手段)

Claims (2)

  1. 第1の静止衛星から送信され、周波数帯が少なくとも一部重複し、異なる偏波を有する第1及び第2の衛星信号を変換した、周波数帯が非重複の第1衛星中間周波信号が供給され、これを増幅して、第1の分配手段に供給する第1の増幅手段と、
    第2の静止衛星から送信され、第1の衛星信号と同一の周波数帯と偏波を有する第3の衛星信号と、第2の衛星信号と同一の周波数帯と偏波を有する第4の衛星信号とを変換した、第1中間周波信号と同一周波数帯の第2衛星中間周波信号が供給され、これを増幅して、第2の分配手段に供給する第2の増幅手段と、
    第1及び第2の増幅手段を収容している1つの筐体とを、
    具備する衛星信号受信システム用増幅器。
  2. 請求項1記載の衛星信号受信システム用増幅器において、第1衛星中間周波信号が第1の変換手段から供給され、第2衛星中間周波信号が第2の変換手段から供給され、第1の増幅手段は、第1の分配手段から供給された第1の変換手段用の直流電圧を第1の変換手段に供給する直流電圧経路を有し、第2の増幅手段は、第2の分配手段から供給された第2の変換手段用の直流電圧を第2の変換手段に供給する直流電圧経路を有する衛星信号受信システム用増幅器。
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