JP4187899B2 - 共同受信システム、それの端末装置及び端末用周波数変換装置 - Google Patents

共同受信システム、それの端末装置及び端末用周波数変換装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば衛星デジタル放送中間周波信号が伝送される共同受信システム、これに使用する端末装置及び端末用周波数変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近い将来、放送衛星から衛星デジタル放送が開始される。この衛星デジタル放送を既存の共同受信システムを介して各端末に伝送することが考えられる。この場合、衛星放送受信用アンテナで受信した衛星デジタル放送信号は、衛星放送受信用アンテナに付属するコンバータによって衛星デジタル放送中間周波信号に周波数変換される。この衛星デジタル放送中間周波信号は、約1GHzの周波数帯のものである。既に設置されている共同受信システムには、その伝送可能な下り信号の周波数が例えば70乃至450MHzと低く、衛星デジタル放送中間周波信号をそのままの周波数帯で伝送できないものがある。この場合、衛星デジタル放送中間周波信号を、共同受信システムにおいて伝送可能な周波数に周波数変換して、前記伝送路によって共同受信システムの端末側に伝送することが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この場合、既存の共同受信システムの各端末には、衛星デジタル対応型のテレビジョン受信機やチューナが設けられるので、これらで受信可能な周波数に周波数変換する周波数変換装置を設けることが望ましい。
【0004】
本発明は、低コストで、衛星デジタル放送信号を受信可能とする周波数変換装置及びこの周波数変換装置を使用した共同受信システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による共同受信システムの端末用周波数変換装置は、共同受信システムの伝送路によって伝送可能な周波数帯に衛星デジタル放送中間周波信号を周波数変換した変換信号が供給される入力端子を有している。この入力端子には、この他に、衛星アナログ放送信号や、UHF及び/またはVHF帯の地上波テレビジョン放送信号が伝送されることもある。この入力端子から供給された前記変換信号をデジタル対応テレビジョン受信手段によって処理可能な周波数帯の信号に周波数変換手段が周波数変換する。この受信手段は、例えばデジタル対応チューナである場合もあるし、或いはデジタル対応チューナを備えたデジタル対応テレビジョン受信機であることもある。この周波数変換手段の出力信号が出力端子に供給され、かつ、この出力端子には、前記テレビジョン受信手段から動作電源が供給される。この出力端子から前記動作電源が電源部に供給され、前記周波数変換手段を動作させる。前記電源部の出力を電流制限して生成した制御信号を、前記テレビジョン受信手段または共同受信システムの端末装置に、出力する制御信号出力端子を、設けてある。この制御信号出力端子としては、例えば上述した衛星アナログ放送信号やUHF帯及び/またはVHF帯地上波テレビジョン放送信号を出力する、上記とは別の出力端子を使用することができる。
【0006】
このように構成すると、周波数変換手段は、テレビジョン受信手段が処理可能な周波数帯の信号に周波数変換するので、テレビジョン受信手段をそのまま使用することができ、低コストとなる。しかも、この周波数変換手段は、テレビジョン受信手段から供給された動作電源によって動作するので、この端末用周波数変換装置は、商用交流電源を直流電源に変換するための電源装置を設ける必要がなく、更に低コストとすることができる。また、制御信号を出力することによって、衛星デジタル放送を受信可能な状態に自動的に上記テレビジョン受信手段を設定することや、端末装置からヘッドエンドに向かって衛星デジタル放送を受信しているという状況を、共同受信システムを利用して、報知や監視することができる。この報知や監視の場合、共同受信システムが双方向のものであれば、上記伝送路を介してヘッドエンドに伝送することができる。
【0007】
前記動作電源が供給されたとき、作動する表示手段を備えることができる。この場合、端末用周波数変換装置が作動していることを表示手段の作動によって確認することができる。
【0010】
本発明による共同受信システムは、伝送路を有している。この伝送路において伝送可能な周波数帯の変換信号に、衛星デジタル放送中間周波信号を周波数変換して、前記伝送路に供給する第1周波数変換装置をヘッドエンドが備えている。前記伝送路から前記変換信号が端末用周波数変換装置に供給される。この端末用周波数変換装置は、上記変換信号をデジタル対応テレビジョン受信手段で受信可能な周波数帯の信号に周波数変換して、出力端子を介して前記デジタル対応テレビジョン受信手段に供給する。更に、端末用周波数変換装置は、前記出力端子を介して前記テレビジョン受信手段から供給される動作電源によって作動する。動作電源が供給されたとき作動する表示手段を、この端末用周波数変換装置に設置することもできる。この端末用周波数変換装置は、前記動作電源の供給を受けたとき、前記テレビジョン受信手段または共同受信システムの端末装置に上記出力端子とは別の端子から制御信号を出力する。この制御信号としては、動作電源の出力を電流制限したもの、具体的には直流電圧とすることができる。
【0011】
この共同受信システムでは、端末用周波数変換装置がテレビジョン受信手段が処理可能な信号に周波数変換しているので、テレビジョン受信手段をそのまま使用することができ、低コストとすることができる。しかも、端末用周波数変換装置がテレビジョン受信手段から供給される電源によって作動するので、端末用変換装置独自に電源装置を設ける必要がない。端末用周波数変換装置の使用台数は、共同受信システムでは、非常に多いので、端末用周波数変換装置が自前の電源装置を備えないことによって、多大なコスト削減を実現できる。しかも、この端末用周波数変換装置では、動作電源の供給に応動して、制御信号を外部に出力することができるので、外部にあるテレビジョン受信手段や端末装置を自動的に制御することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施の形態の共同受信システムは、図2に示すように、ヘッドエンド1を有している。ヘッドエンド1には、UHF帯受信用アンテナ2U及びVHF帯受信用アンテナ2Vによって受信されたUHF帯及びVHF帯地上波テレビジョン放送信号が供給され、これは、伝送路、例えば同軸ケーブル3に供給されている。同軸ケーブル3には所定間隔ごとに分岐増幅器5のような増幅器が設けられ、これから分岐された信号が分岐器6を介して各端末装置7に供給されている。図では、分岐増幅器5及び端末装置7をそれぞれ1つだけ示したが、実際には、これらは多数設けられる。
【0021】
衛星放送受信用アンテナ4によって受信された衛星アナログ放送信号が、このアンテナ4に付属するコンバータ4aによって衛星アナログ放送第1中間周波信号に周波数変換されて、ヘッドエンド1に供給され、ヘッドエンド1が内蔵する周波数変換装置によって同軸ケーブル3で伝送可能な周波数帯の衛星アナログ放送第2中間周波信号に周波数変換され、各端末装置7に同軸ケーブル3を介して伝送されている。なお、衛星アナログ放送信号は、複数のチャンネルからなる。
【0022】
このような状態において、新たに衛星デジタル放送が開始されると、これらも衛星放送受信用アンテナ4によって受信され、コンバータ4aによって衛星デジタル放送第1中間周波信号に周波数変換される。ヘッドエンド1には、図示していないが、周波数変換装置が新たに内蔵され、複数チャンネルの衛星デジタル放送第1中間周波信号が、この周波数変換装置に供給され、変換信号、例えば衛星デジタル放送第2中間周波信号に周波数変換(ダウンコンバート)される。衛星デジタル放送第2中間周波信号は、各チャンネルの周波数間隔が一定で、同軸ケーブルによって伝送可能な周波数帯に周波数変換され、同軸ケーブルを介して端末装置7に供給される。いわゆる放送衛星から送信され、アンテナ4で受信し、ヘッドエンド1に供給され、伝送路を介して端末装置まで伝送されるが、この伝送中PSK変調方式が維持されるPSK伝送が行われている。無論、衛星デジタル及びアナログ放送第2中間周波信号の周波数帯は、異なったものに選択されている。
【0023】
端末装置7の周波数変換装置8は、図1に示すように、入力端子10を有し、この入力端子には、衛星アナログ及びデジタル放送第2中間周波信号及びUHF及びVHF帯の地上波テレビジョン放送信号が供給されている。これら衛星アナログ放送第2中間周波信号及びUHF及びVHF帯の地上波テレビジョン放送信号は、分波器12によって分波され、直流阻止コンデンサ14を介して信号出力端子16に供給され、図2に示すように、この信号出力端子16から同軸ケーブルを介してデジタル放送対応テレビジョン受信機18のアナログ入力端子に供給される。
【0024】
図1に戻って、衛星デジタル放送第2中間周波信号は、分波器12によって分波され、周波数変換手段、例えばコンバータ20に供給され、ここでデジタル対応テレビジョン受信機18において受信可能な周波数帯、例えば衛星デジタル放送第1中間周波信号と同じ周波数帯の衛星デジタル放送第3中間周波信号に周波数変換(アップコンバート)される。コンバータ20は、例えば1台のミキサーと1台の局部発振器とからなる簡単な構成のものである。衛星デジタル放送第2中間周波信号は、周波数間隔が一定である複数のチャンネルから構成されているので、1台のミキサーと1台の局部発振器とを備える簡単な構成のものによって、一括して周波数変換される。周波数変換された衛星デジタル放送第3中間周波信号は、直流阻止コンデンサ22、出力端子24を介してデジタル対応テレビジョン受信手段、例えば衛星デジタル放送チューナ26に供給される。衛星デジタル放送チューナ26は、衛星デジタル放送第3中間周波信号を、ビデオ信号とオーディオ信号とに復調し、デジタル対応テレビジョン受信機18に供給する。なお、デジタル対応テレビジョン受信機18が衛星デジタルチューナ26に相当するものを内蔵している場合もある。この場合には、周波数変換された衛星デジタル放送第3中間周波信号は直接にデジタル対応テレビジョン受信機18に供給される。従って、衛星デジタルチューナ26がデジタル対応テレビジョン受信手段となることもあるし、デジタル対応テレビジョン受信機がデジタル対応テレビジョン受信手段となることもある。
【0025】
衛星デジタル放送対応チューナ26は、内部に、例えば+15Vの直流電圧を発生する回路を有し、例えばリモートコントロール送信機によって特定のチャンネルが選局されたとき、直流電圧発生回路からこの直流電圧が、出力端子24を介して周波数変換装置8に供給される。この直流電圧は、出力端子24に接続された高周波阻止コイル28を介して電源部、例えば定電圧回路30に供給される。この定電圧回路30は、入力された+15Vの直流電圧を所定の電圧に変換し、かつ定電圧化して、コンバータ20に供給する。これによってコンバータ20が動作する。従って、周波数変換装置8内には、商用交流電源から直流電圧を発生させる大型の電源回路は不要で、コストを低減することができる。更に、コンバータ20も1台のミキサーと1台の局部発振器からなる簡単な構成で複数の衛星デジタル放送第2中間周波信号の周波数変換が行えるので、益々コストの低減を図ることができる。
【0026】
高周波阻止コイル28に供給された直流電圧は、電流制限抵抗器32を介して表示手段、例えば発光ダイオード34に供給される。発光ダイオード34は、外部から見えることができる位置に取り付けられている。従って、発光ダイオード34は、出力端子24に+15Vの直流電圧が供給されているとき発光し、この周波数変換装置8が動作していることを表示するので、外部から周波数変換装置8が動作していることを確認できる。
【0027】
定電圧回路30の出力電圧は、切換スイッチ36のオン接点36onに供給されている。切換スイッチ36は、他にオフ接点36offと接触子36cも有している。オフ接点36offは、空き端子とされ、接触子36cは、電流制限抵抗器38を介して信号出力端子16に接続されている。従って、切換スイッチ36の接触子36cがオン接点36onに接続されている状態で、出力端子24に+15Vの直流電圧が供給され、信号出力端子16から直流電圧がデジタル放送対応テレビジョン受信機18に供給される。デジタル対応テレビジョン受信機18には、図示していないが、この電圧の検出回路が設けられている。この検出回路が、この電圧を検出して検出信号を発生したとき、テレビジョン受信機18は、衛星デジタル放送の受信状態に設定され、自動的に衛星デジタル放送の受信状態となる。信号出力端子16から出力される直流電圧が、制御信号として機能する。このように定電圧回路30の出力電圧をそのまま制御信号として使用しているので、別途に制御信号の発生装置を設ける必要がなく、コストの低減を図ることができる。切換スイッチ36の接触子36cがオフ接点36offに接続されているときには、たとえ出力端子24に+15Vの直流電圧が供給されていても、定電圧回路30の出力電圧は、信号出力端子16には供給されない。
【0028】
第2の実施の形態の共同受信システムを図3に示す。この共同受信システムでは、信号出力端子16が、端末装置、例えばCATVホームターミナル40に接続され、このホームターミナル40の出力信号がテレビジョン受信機18に供給され、ここでビデオ信号及びオーディオ信号に復調され、テレビジョン受信機18に供給されている。
【0029】
また、CATVホームターミナル40には、周波数変換装置8から信号出力端子16を介して供給された制御信号としての直流電圧を検出し、この検出に従って、衛星デジタル放送を受信中である旨を表す上り信号を、信号出力端子16から周波数変換装置8に供給する。周波数変換装置8は、この上り信号を入力端子10から同軸ケーブルを介してヘッドエンドに伝送する。この場合、ヘッドエンドは、上り信号の受信手段を備えている。即ち、共同受信システムは、双方向共同受信システムである。他の構成は、第1の実施の形態の共同受信システムと同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0030】
このように構成されているので、例えば衛星デジタル放送を受信している時間をデータとして、ヘッドエンド側で調査や監視をすることができる。
【0031】
第1の実施の形態では、切換スイッチ36を使用したが、これに代えて、開閉スイッチを用いてもよい。また、切換スイッチ36を除去して、出力端子24に直流電圧が供給されている間、信号出力端子16から直流電圧をテレビジョン受信機18またはCATVホームターミナル40に供給してもよい。また、定電圧回路30を用いたが、これに限ったものではなく、単に+15Vの直流電圧を所定の電圧に降圧するものでもよい。コンバータ20としては、1台のミキサーと1台の局部発振器とを用いて、複数の衛星デジタル放送第2中間周波信号の周波数変換を行うものを示したが、複数の衛星デジタル放送第2中間周波信号を構成する各チャンネルごとにコンバータを設けてもよい。また、分波器12を用いたが、コンバータ20やデジタル対応テレビジョン受信機18やCATVホームターミナル40が、入力されるべき周波数帯の信号を選択するフィルタを備えている場合には、分波器12に代えて分配器または分岐器を使用できる。
【0032】
本発明の第3の実施の形態の端末装置102は、図5に示す共同受信システムの端末装置として使用される。この共同受信システムは、ヘッドエンド103を有し、これはUHF受信用アンテナ105U及びVHF帯受信用アンテナ105Vによって受信されたUHF帯及びVHF帯地上波テレビジョン放送信号を伝送路、例えば同軸ケーブル108に供給している。この他に、衛星通信信号をヘッドエンド103によって共同受信システムで伝送可能な周波数帯に周波数変換したものも同軸ケーブル108で伝送される。同軸ケーブル108の間には、所定間隔ごとに分岐増幅器109が設けられている。これら分岐増幅器109から分岐された信号が分岐器110を介して端末装置102に供給されている。図では、分岐増幅器109、分岐器110及び端末装置102は、1台ずつ示したが、実際には、多数の分岐増幅器109、分岐器110及び端末装置102が設けられている。ヘッドエンド103には衛星放送受信用アンテナ104で受信された信号も供給される。この衛星放送受信用アンテナ104は第1群、例えばBS1、BS3、BS13、BS15の4チャンネルの衛星デジタル放送信号を受信する。また、BS5、BS7、BS9、BS11の4チャンネルの衛星アナログ放送信号も受信する。元々は、BS5、BS7、BS9、BS11の4チャンネルの衛星アナログ放送信号のみを受信していたが、新たにBS1、BS3、BS13、BS15の4チャンネルの衛星デジタル放送信号の送信が開始されたので、これらも受信している。衛星デジタル放送信号は、変調方式がPSKであり、後述するように周波数変換されて、端末装置に伝送されるが、この間、変調方式はPSKが維持される。衛星アナログ及びデジタル放送信号は、図5に示すように、このアンテナ104に付属するコンバータ104aによって1GHz帯の衛星デジタル及びアナログ放送第1中間周波信号BS−IF1乃至BS−IF15に周波数変換されて、ヘッドエンド103に供給される。なお、BS1−IF1の中心周波数は1049.48MHz、BS3−IF1の中心周波数は1087.87MHz、BS5−IF1の中心周波数は1126.20MHz、BS7−IF1の中心周波数は1164.56MHz、BS9−IF1の中心周波数は1202.92MHz、BS11−IF1の中心周波数は1241.28MHz、BS13−IF1の中心周波数は1279.64MHz、BS15−IF1の中心周波数は1318.00MHzである。
【0033】
ヘッドエンド103には、衛星デジタル放送第1中間周波信号BS1−IF1、BS3−IF1、BS13−IF1及びBS15−IF1を同軸ケーブル108によって伝送可能な周波数帯の複数チャンネルA乃至Dの衛星デジタル放送第2中間周波信号に周波数変換する周波数変換手段(図示せず)が設けられている。Aチャンネルは、図7に示すように、BS15−IF1を周波数変換したもので、その中心周波数は、253.34MHzである。Bチャンネルは、BS13−IF1を周波数変換したもので、その中心周波数は、291.70MHzである。Cチャンネルは、BS3−IF1を周波数変換したもので、その中心周波数は、330.06MHzである。Dチャンネルは、BS1−IF1を周波数変換したもので、その中心周波数は、368.42MHzである。
【0034】
これらA乃至Dチャンネルの衛星デジタル放送第2中間周波信号は、図5に示すように端末装置102の第1の周波数変換装置、例えばブロックアップコンバータ112に供給される。衛星アナログ放送第1中間周波信号もヘッドエンド103において同軸ケーブル108によって伝送可能な周波数帯に周波数変換され、UHF帯及びVHF帯の地上波信号等と共に、分岐増幅器109及び分岐器110、同軸ケーブル108を介して伝送され、ブロックアップコンバータ112に供給される。
【0035】
ブロックアップコンバータ112は、図6に示すように、入力端子114を有し、これに上述したヘッドエンド103からの信号が供給されている。この信号は、分波器116に供給される。分波器116では、A乃至Dチャンネルの衛星デジタル放送第2中間周波信号が分波され、これらのみを通過させる通過帯域を有するバンドパスフィルタ118によって不要な信号成分が除去され、コンバータ120に供給される。このコンバータ120は、図示していないが、1台のミキサーと1台の局部発振器とを有するもので、A乃至Dチャンネルの衛星デジタル放送第2中間周波信号を一括して、図7に示すように、衛星デジタル放送第3中間周波信号BS9−IF3、BS11−IF3、BS13−IF3及びBS15−IF3に周波数変換する。そのために、局部発振器の発振周波数が、例えば1571.34MHzに選択されている。従って、コンバータ120は、局部発振信号の周波数から入力信号の周波数を減算した周波数に、入力信号の周波数を変換している。
【0036】
BS9−IF3は、Dチャンネルを周波数変換したもので、BS11−IF3は、Cチャンネルを周波数変換したもので、BS13−IF3は、Bチャンネルを周波数変換したもので、BS15−IF3は、Aチャンネルを周波数変換したものである。BS9−IF3はBS9−IF1と、BS11−IF3はBS11−IF1と、BS13−IF3はBS13−IF1と、BS15−IF3はBS15−IF1と、それぞれ同一の周波数帯である。従って、衛星デジタル放送第3中間周波信号BS9−IF3、BS11−IF3、BS13−IF3及びBS15−IF3は、後述する受信手段、例えば衛星デジタルチューナ122によって、受信可能なものである。
【0037】
衛星デジタル放送第3中間周波信号BS9−IF3、BS11−IF3、BS13−IF3及びBS15−IF3は、これらのみを通過させる通過帯域を有するバンドパスフィルタ124によって不要な信号成分が除去された後、直流阻止コンデンサ126を介して出力端子128に出力されている。
【0038】
この出力端子128は、図5に点線で示すように衛星デジタルチューナ122に同軸ケーブルを介して接続され、衛星デジタル放送第3中間周波信号BS9−IF3、BS11−IF3、BS13−IF3及びBS15−IF3は衛星デジタルチューナ122によって復調され、デジタル対応テレビジョン受信機130で視聴される。
【0039】
ブロックアップコンバータ112の分波器116では、ヘッドエンド103からの信号のうち、衛星デジタル放送第2中間周波信号以外の信号が分波され、信号出力端子132から出力され、図5に点線で示すようにCATVホームターミナル134に供給され、ここで復調された後、デジタル対応テレビジョン受信機130に供給される。
【0040】
なお、衛星デジタルチューナ122は、直流電源装置を内蔵しており、これからの直流電圧が、ブロックアップコンバータ112の出力端子128に同軸ケーブルを介して供給される。この電圧は、更に、図6に示すように、高周波阻止コイル136を介して定電圧回路138に供給され、ここで所定の電圧に変換され、且つ定電圧化され、コンバータ120に供給され、これを動作させている。
【0041】
ところで、将来、BS5、BS7、BS9及びBS11の衛星アナログ放送信号がデジタル化される可能性がある。これが第2の群の衛星デジタル放送信号となる。これらも、コンバータ104aによって、衛星アナログ放送信号の時と同じ周波数帯の衛星デジタル放送第1中間周波信号に周波数変換され、ヘッドエンド103に供給される。この場合、共同受信システムによっては、衛星デジタル放送第1中間周波信号を、図7に示すように同軸ケーブル108によって伝送可能なH乃至Kチャンネルの衛星デジタル放送第2中間周波信号に周波数変換することがある。Hチャンネルは、BS11−IF1を周波数変換したもので、中心周波数が521.86MHzである。Iチャンネルは、BS9−IF1を周波数変換したもので、中心周波数が560.22MHzである。Jチャンネルは、BS7−IF1を周波数変換したもので、中心周波数が598.58MHzである。Kチャンネルは、BS5−IF1を周波数変換したもので、その中心周波数が636.94MHzである。
【0042】
図7から明らかなように、第1群のA乃至Dチャンネルの周波数間隔は一定であり、第2群のH乃至Kチャンネルの周波数間隔も一定である。しかも、両周波数間隔は、放送衛星の各トランスポンダの周波数間隔と同じ値である。しかし、第1群の最高周波数帯のDチャンネルと第2群の最低周波数帯のHチャンネルとの周波数間隔は、異なっている。また、H乃至Kチャンネルも、衛星デジタルチューナ122によって受信可能な周波数帯に周波数変換する必要があり、既にBS9−IF3乃至BS15−IF3が使用されている。従ってH乃至Kチャンネルの衛星デジタル放送第2中間周波信号は、BS1−IF1乃至BS7−IF1それぞれに等しい周波数帯のBS1−IF3乃至BS7−IF3に周波数変換する必要がある。
【0043】
もし、D及びHチャンネルの周波数間隔もトランスポンダの周波数間隔に等しければ、H乃至Kチャンネルもブロックアップコンバータ112に供給することによって、BS1−IF3乃至BS7−IF3に周波数変換することができる。しかし、実際には、D及びHチャンネルの周波数間隔は、上述したようにトランスポンダの周波数間隔と異なっている。そのため、図5に示すように、第2の周波数変換装置、例えばブロックアップコンバータ140がブロックアップコンバータ112と衛星デジタルチューナ122との間に設けられている。
【0044】
このブロックコンバータ40は、図4に示すように、第1の入力端子142を有し、これは、図5に実線で示すように、ブロックアップコンバータ112の出力端子128に接続され、衛星デジタル放送第3中間周波信号BS9−IF3乃至BS15−IF3が供給されている。
【0045】
ブロックコンバータ140は、図4に示すように第2の入力端子144も有し、これは図5に実線で示すようにブロックアップコンバータ112の出力端子132に接続されている。この出力端子132からの信号には、衛星アナログ放送第2中間周波信号に代えて、H乃至Kチャンネルの衛星デジタル放送第2中間周波信号が含まれ、更に地上波テレビジョン放送信号等が含まれている。出力端子132からの信号は、図4に示すように第2入力端子144から分波器146に供給される。分波器146は、H乃至Kチャンネルの衛星デジタル放送第2中間周波信号を分波し、これらのみが通過する帯域を有するバンドパスフィルタ148によって不要な信号成分が除去され、周波数変換手段、例えばコンバータ150に供給される。
【0046】
コンバータ150は、1台のミキサーと1台の局部発振器とからなるもので、H乃至Kチャンネルの衛星デジタル放送第2中間周波信号を、衛星デジタル放送第3中間周波信号BS1−IF3乃至BS7−IF3に一括して周波数変換する。無論、HチャンネルがBS7−IF3に、IチャンネルがBS5−IF3に、JチャンネルがBS3−IF3に、KチャンネルがBS1−IF3に周波数変換されるように、局部発振器の発振周波数が、例えば1686.42MHzに選択されている。従って、コンバータ150は、局部発振信号の周波数から入力信号の周波数を減算した値に、入力信号の周波数を変換している。
【0047】
衛星デジタル放送第3中間周波信号は、これらのみを通過させる通過帯域を有するバンドパスフィルタ152によって不要な信号成分が除去され、混合回路154に出力されている。混合回路154には、第1の入力端子142から衛星デジタル放送第3中間周波信号BS9−IF3乃至BS15−IF3も直流阻止コンデンサ156を介して供給されている。従って、混合回路154の出力は、図7に示すように、衛星デジタル放送第3中間周波信号BS1−IF3乃至BS15−IF3を含むものとなり、これは、直流阻止コンデンサ158を介して第1の出力端子160に供給され、これから同軸ケーブルを介して衛星デジタルチューナ122に供給され、ここで復調され、デジタル対応テレビジョン受信機130に供給される。従って、二つのブロックアップコンバータ112及び140を使用しているにも拘わらず、衛星デジタルチューナ122には、ブロックアップコンバータ140からの同軸ケーブルのみが接続されている。
【0048】
ブロックアップコンバータ140の分波器146では、地上波テレビジョン放送信号や衛星通信信号等が分波され、第2の出力端子162に供給され、これから図5に示すようにCATVホームターミナル134に供給され、ここで復調されて、デジタル対応テレビジョン受信機130に供給される。
【0049】
衛星デジタルチューナ122からの直流電圧は、同軸ケーブルを経て出力端子160に供給され、高周波阻止コイル164を介して定電圧回路166に供給される。ここで所定の電圧に変換され、且つ定電圧化され、コンバータ150に供給され、これを動作させる。また、この電圧は、通電回路、例えば開閉スイッチ168及び高周波阻止コイル170を介して第1の入力端子142に供給されている。従って、開閉スイッチ168が閉成されているとき、この電圧は、高周波阻止コイル170、第1の入力端子142を介してブロックアップコンバータ112の出力端子128に供給され、上述したのと同様にしてブロックアップコンバータ112のコンバータ120を動作させる。従って、2台のブロックアップコンバータ112及び140共に、商用交流電源を整流及び平滑して、コンバータ120、150に供給する大型の電源装置を内蔵する必要がない。
【0050】
上記の第3の実施の形態では、衛星デジタルチューナ122からの直流電圧を同軸ケーブルを介してブロックアップコンバータ140の出力端子160に供給したが、別にブロックアップコンバータ140に電源入力端子を、衛星デジタルチューナ122に電源出力端子を設け、これらの間を電源線で接続してもよい。同様にブロックアップコンバータ140に電源出力端子を、ブロックアップコンバータ112に電源入力端子を設け、これらの間に電源線を設けてもよい。また、上記の実施の形態では、増加された(第2群の)デジタル衛星放送第2中間周波信号をH乃至Kチャンネルとしたが、これに限ったものではなく、共同受信システムで伝送可能な下り信号の周波数帯内であり、第2群の各チャンネル間の周波数間隔が等しければ、他の周波数帯のチャンネルとすることもできる。なお、ブロックアップコンバータ112、140では、分波器116、146を用いたが、バンドパスフィルタ118、148を使用しており、かつCATVホームターミナル134内にもバンドパスフィルタが設けられていることが多いので、場合によっては、分波器116及び146に代えて分岐器や分配器を使用することもできる。
【0051】
【発明の効果】
以上のように、本発明による端末用周波数変換装置を用いれば、コストを低減することができ、このような端末用周波数変換装置を備えた共同受信システムのコストも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の端末用周波数変換装置のブロック図である。
【図2】 図1の端末用周波数変換装置を使用した共同受信システムの一例のブロック図である。
【図3】 図1の端末用周波数変換装置を使用した共同受信システムの第2の実施形態のブロック図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態の端末用周波数変換装置のブロック図である。
【図5】 図4の端末用周波数変換装置を使用した共同受信システムのブロック図である。
【図6】 図4の共同受信システムの端末装置において使用される別の端末用周波数変換装置のブロック図である。
【図7】 図5の共同受信システムの各部の信号の周波数関係を示す図である。
【符号の説明】
1 ヘッドエンド
同軸ケーブル(伝送路)
8 周波数変換装置
10 入力端子
18 デジタル対応テレビジョン受信機
20 コンバータ(周波数変換手段)
24 出力端子
30 定電圧回路(電源部)
34 発光ダイオード(表示手段)
112 ブロックアップコンバータ(第1の周波数変換装置)
122 衛星デジタルチューナ(受信手段)
140 ブロックアップコンバータ(第2の周波数変換装置)
142 第1の入力端子
144 第2の入力端子
150 コンバータ(周波数変換手段)
154 混合回路(混合手段)
160 第1の出力端子(出力端子)
166 定電圧回路(電源回路)
168 開閉スイッチ(通電回路)
170 高周波阻止コイル(通電回路)

Claims (3)

  1. 共同受信システムの伝送路によって伝送可能な周波数帯に衛星デジタル放送中間周波信号を周波数変換した変換信号が供給される入力端子と、
    この入力端子から供給された前記変換信号をデジタル対応テレビジョン受信手段によって処理可能な周波数帯の信号に周波数変換する周波数変換手段と、
    この周波数変換手段の出力信号が供給され、かつ前記テレビジョン受信手段から動作電源が供給される出力端子と、
    この出力端子から前記動作電源が供給され、前記周波数変換手段を動作させる電源部と、
    前記電源部の出力を電流制限して生成した制御信号を、前記テレビジョン受信手段または前記共同受信システムの端末装置に、出力する制御信号出力端子とを、
    具備する端末用周波数変換装置。
  2. 請求項1記載の端末用周波数変換装置において、
    前記動作電源が供給されたとき、作動する表示手段を備える端末用周波数変換装置。
  3. 伝送路と、
    この伝送路において伝送可能な周波数帯の変換信号に、衛星デジタル放送中間周波信号を周波数変換して、前記伝送路に供給する第1周波数変換装置を含むヘッドエンドと、
    前記伝送路から前記変換信号が供給され、この変換信号をデジタル対応テレビジョン受信手段で受信可能な周波数帯の信号に周波数変換して、出力端子を介して前記デジタル対応テレビジョン受信手段に供給し、かつ、前記出力端子を介して前記テレビジョン受信手段から供給される動作電源によって作動する端末用周波数変換装置とを、
    具備し、前記端末用周波数変換装置は、前記動作電源の供給を受けたとき、前記テレビジョン受信手段または共同受信システムの端末装置に前記出力端子とは別の端子から、前記動作電源の出力を電流制限して生成された制御信号を出力する共同受信システム。
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