JP4140900B2 - 衛星信号受信伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、衛星放送或いは衛星信号を受信して伝送する衛星信号受信伝送システムに関し、特に周波数帯が重複している2衛星の信号を受信する衛星信号受信伝送システムに関する。
放送,通信に利用されている衛星としてはBS衛星、CS衛星の他、スカイパーフェクTV!(登録商標)として利用されているJCSAT−3、JCSAT−4A等の衛星が知られているが、放送,通信に使用されている衛星数は更に増加する傾向にある。
このような衛星放送或いは衛星信号を受信する衛星信号受信伝送システムとして、特許文献1に開示された受信伝送システムがある。
これは、例えばBS,JCSAT−4Aの衛星信号を地上波放送信号と共に1本の信号ケーブルで伝送すると共に、互いに周波数帯に重なり部を有する2つの衛星信号(例えば、JCSAT−3の衛星信号とCS信号)を夫々異なる信号ケーブルで伝送し、4つの衛星信号及び地上波放送信号を合計3本の信号ケーブルで伝送して受信する構成のシステムである。
特開平11−298810号公報
しかし、上記システムは受信衛星数に対して1本少ない信号ケーブルで受信端に伝送できるものの、3本の信号ケーブルが必要であるため、信号ケーブルの引込み及び配線は相変わらず厄介であるし、各部屋には夫々の信号ケーブルに対応した3個のテレビ端子が必要であった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、例えばJCSAT−3,JCSAT−4Aの衛星信号のように互いに重なる周波数帯を有すると共に、各々重なる周波数を有する偏波の組から構成されている2衛星の信号を、1本の信号ケーブル又は1組の送受信装置で受信端に伝送することを可能とすることで、受信信号を受信端へ伝送するための信号ケーブルを更に削減する衛星信号受信伝送システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明に係る衛星信号受信伝送システムは、重複する周波数を有する垂直偏波および水平偏波の組から成る第1の衛星信号を受信する第1衛星受信アンテナと、受信した前記第1の衛星信号において、異なる偏波同士で周波数の重複部が無いように、垂直偏波信号を1048MHz〜1533MHzの周波数帯に周波数変換するとともに、水平偏波信号を1590MHz〜2070MHzの周波数帯に周波数変換して出力する第1周波数変換手段と、重複する周波数を有する垂直偏波および水平偏波の組から成る第2の衛星信号を受信する第2衛星受信アンテナと、受信した前記第2の衛星信号を、異なる偏波同士で周波数の重複部が無いように、且つ前記第1周波数変換手段の出力信号周波数帯を周波数軸上で低域側および高域側から挟持するように、各偏波毎の周波数帯に周波数変換して出力する第2周波数変換手段と、前記第1及び第2周波数変換手段の出力信号を混合して受信側に伝送する1本の信号ケーブルと、前記信号ケーブルによって受信側に伝送された前記第2周波数変換手段の出力信号を、前記第1周波数変換手段の出力信号周波数帯と略同一の周波数帯に周波数変換する第3周波数変換手段と、を備えてなり、前記第2周波数変換手段は、受信した前記第2の衛星信号において、異なる偏波同士で周波数の重複部が無いように、垂直偏波信号を1048MHz〜1533MHzの周波数帯に周波数変換するとともに、水平偏波信号を1590MHz〜2070MHzの周波数帯に周波数変換して出力する前段周波数変換手段と、前記前段周波数変換手段の出力信号のうち、低周波側の周波数帯の前記垂直偏波信号の配列を前記第1周波数変換手段の出力信号周波数帯よりも高域側の周波数帯に第1ローカル周波数で周波数軸上で高低反転させて周波数変換するとともに、高周波側の周波数帯の前記水平偏波信号の配列を前記第1周波数変換手段の出力信号周波数帯よりも低域側の周波数帯に第2ローカル周波数で周波数軸上で高低反転させて周波数変換する後段周波数変換手段とからなる、衛星信号受信伝送システムであって、前記後段周波数変換手段は、1つの基準ローカル周波数信号を生成して出力する基準発振器と、前記第1ローカル周波数が前記第2ローカル周波数よりも高い周波数であり、且つ前記第2ローカル周波数が前記後段周波数変換手段で高低反転させた高域側の周波数帯の最高周波数よりも高い周波数となるように、前記基準発振器の基準ローカル周波数信号に同期して前記第1ローカル周波数信号および前記第2ローカル周波数信号を生成して出力する後段周波数変換手段の注入同期発振器と、を有してなり、前記第1および第2ローカル周波数信号は、下記の不等式(1)、(2)を満たすように設定され、
3603MHz<第1ローカル周波数<3691MHz・・・(1)
2550MHz<第2ローカル周波数<2638MHz・・・(2)
前記第3周波数変換手段は、前記後段周波数変換手段の第1ローカル周波数および第2ローカル周波数と同一のローカル周波数を生成して出力するように、前記信号ケーブルを介して前記後段周波数変換手段の基準発振器から出力された基準ローカル周波数信号に同期して作動する第3周波数変換手段の注入同期発振器を有し、前記後段周波数変換手段の出力信号を、前記ローカル周波数を用いて、前記後段周波数変換手段で周波数変換する前の低周波側の周波数帯および高周波側周波数帯の配列に周波数軸上で高低反転させて再変換することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、2つの衛星信号が互いに重複する周波数帯を有し、且つ各々の衛星信号も重複する周波数を有する異なる偏波の組からなる信号であっても、全ての受信信号の重複部を無くして受信側に伝送するので、例えば1本の信号ケーブル或いは信号ケーブル無しで同時に全ての信号を伝送できる。従って、BS,CS等の他の衛星信号を1本の信号ケーブルで伝送すれば、4衛星の信号を2本以内の少ないケーブル数で伝送することが可能となる。
そして、受信側にて第2周波数変換手段で周波数変換(IF変換)した第2の衛星信号を、第1の衛星信号のIF変換周波数と略同一の周波数帯に変換するので、従来の規格化されたチューナで双方の衛星信号を受信することが可能であり、システムを安価に構成できる。
さらに第1ローカル周波数が第2ローカル周波数よりも高い周波数であり、且つ第2ローカル周波数が第1周波数変換手段の出力信号周波数帯の高域側の周波数帯の最高周波数よりも高い周波数となるようにしたので、例えば第1ローカル周波数FL1として3638MHzを、また第2ローカル周波数FL2として2608MHzを採用して、自己の周波数及び高調波が受信信号の周波数帯域内に入らないようにでき、システムの信号伝送品質の劣化を防ぐことができる。また、第1および第2ローカル周波数をこのような関係とすることで、第3周波数変換手段で、第2衛星受信アンテナ13出力時の周波数配列に戻したときケーブルの伝送損失が異なるFB2H_Lmin(=538MHz)とFB2L_Hmax(=2585MHz)とが隣り合うことが無いため、互いの信号レベルの差による影響を受け難くできる。
さらに後段周波数変換手段の第1および第2ローカル周波数信号と第3周波数変換手段の有する2つのローカル周波数信号とが、同一の周波数であるので、同一の回路構成が使用できコストの削減が図れる。
さらに後段周波数変換手段と第3周波数変換手段の同期を図ることができ、周波数変換に伴う周波数変動を防止でき、システムの安定度が向上する。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る衛星信号受信伝送システムの第1実施形態を示すブロック図であり、図2はこのシステムにおける受信周波数の変化を説明する周波数スペクトラムを示している。
図1において、1はVHFアンテナ、2はUHFアンテナ、3はBS信号及び110°CS信号を受信する第3の衛星受信アンテナであり、VHF受信信号とUHF受信信号は混合器4で混合され、混合機能を有する第1ブースタ5に入力される。また、第3の衛星受信アンテナ3で受信したBS,CS信号は内蔵するコンバータにより図2(a)に示す周波数帯に周波数変換(IF変換)されて出力され、第1ブースタ5に入力される。具体的には、BS信号は1032〜1489MHzの周波数帯にIF変換され、CS右偏波信号は1595〜2071MHzにIF変換され、CS左偏波信号は2126〜2602MHzにIF変換される。
第1ブースター5の出力は、1本の同軸ケーブルから成る信号ケーブル10で伝送され、例えば引込む住戸の数に応じて分岐器6a,分配器6bにより分岐分配して引込まれ、引込まれた住戸内では分配器7が設けられ、例えば部屋数に応じて分配されている。そして、分配された各信号は受信端となる2端子から成るテレビ端子11のうち一方の第1テレビ端子11aに接続される。この第1テレビ端子11aには分波器24が設けられ、一方の出力がBS/CSチューナ25に接続されてテレビ受像器26に接続され、他方の出力は直接テレビ受像器26に接続される。こうして、地上波放送信号及びBS,CS信号が受信できる。
12は、垂直および水平偏波の組から成るJCSAT−3の衛星信号を受信する第1衛星受信アンテナであり、その衛星信号を内蔵する第1周波数変換手段としてのコンバータ12aにより図2(b)〜(d)に示す周波数帯の信号にIF変換して出力する。
ここでコンバータ12aは、両偏波同士で周波数の重複部が無いように、
垂直偏波信号を低周波側の周波数帯「B1L」(最低周波数「FB1Lmin」(=1048MHz)〜最高周波数「FB1Lmax」(=1533MHz))で出力し、
水平偏波信号を高周波側の周波数帯「B1H」(最低周波数「FB1Hmin」(=1590MHz)〜最高周波数「FB1Hmax」(=2070MHz))で出力している。
さらに、13は、垂直および水平偏波の組から成るJCSAT−4Aの衛星信号を受信する第2衛星受信アンテナであり、その衛星信号を図2(b)に示す周波数帯の信号にIF変換して出力する前段周波数変換手段としてのコンバータ13aを内蔵している。
ここでコンバータ13aは、第1衛星受信アンテナ12と同様に構成され、両偏波同士で周波数の重複部が無いように、
垂直偏波信号を低周波側の周波数帯「B2L」(最低周波数「FB2Lmin」(=1053MHz)〜最高周波数「FB2Lmax」(=1533MHz))で出力し、
水平偏波信号を高周波側の周波数帯「B2H」(最低周波数「FB2Hmin」(=1590MHz)〜最高周波数「FB2Hmax」(=2070MHz))で出力している。
そして、第2衛星受信アンテナ13の出力信号は、後段周波数変換手段としてのブロックコンバータ14(図4)にて図2(c)に示す周波数帯の信号に更にIF変換される。
ここでブロックコンバータ14は、コンバータ13aの出力信号のうち、
低周波側の周波数帯「B2L」の垂直偏波信号を入力端子114aから入力し、コンバータ12aの出力信号周波数帯「B1L」,「B1H」よりも高域側の周波数帯「B2L_H」(最低周波数「FB2L_Hmin」(=2105MHz)〜最高周波数「FB2L_Hmax」(=2585MHz))に第1ローカル周波数「FL1」(=3638MHz)で次式(1)を用いてIF変換して出力端子114cから出力し、
「B2L_H」=「B2L」−「FL1」・・・(1)(負符号は極性の反転を表す)
また、高周波側の周波数帯「B2H」の水平偏波信号を入力端子114bから入力し、コンバータ12aの出力信号周波数帯「B1L」,「B1H」よりも低域側の周波数帯「B2H_L」(最低周波数「FB2H_Lmin」(=538MHz)〜最高周波数「FB2H_Lmax」(=1018MHz))に第2ローカル周波数「FL2」(=2608MHz)で次式(2)を用いてIF変換して出力端子114dから出力する。
「B2H_L」=「B2H」−「FL2」・・・(2)(負符号は極性の反転を表す)
このようにブロックコンバータ14は、コンバータ13aの低周波側および高周波側の周波数帯「B2L」,「B2H」の各出力信号を、対応する入力端子114a,114bから入力し、コンバータ12aの出力信号(出力信号周波数帯「B1L」,「B1H」)を周波数軸上で低域側および高域側から挟持するように偏波毎の周波数帯(「B2H_L」,「B2L_H」)に周波数変換して分離配列する。これらの4つの周波数帯に周波数変換されたコンバータ12aの出力信号およびブロックコンバータ14の出力端子114c,114dの出力信号は、混合器15で混合されて1本の信号ケーブル16で受信端に向けて伝送される。尚、コンバータ13aとブロックコンバータ14とで第2周波数変換手段19を構成している。
信号ケーブル16は途中に第2ブースタ17が設けられ、伝送信号が増幅されると共に引込む住戸数に応じて分岐器18a,分配器18bで分岐分配され、各住戸に伝送されて引込まれる。そして、受信側である住戸内では第3周波数変換手段を内蔵した後述する信号切替器20の入力端子20aに接続され、内蔵した分配器により4分配されて出力端子20b〜20eから出力される。例えば出力端子20bの出力は、上記第1テレビ端子11aに隣接して設けられた受信端を構成する第2テレビ端子11bに接続され、この第2テレビ端子11bはJCSAT−3及びJCSAT−4Aの衛星信号を受信するJCSAT用チューナ27に接続された後、テレビ受像器26に接続される。こうして、JCSAT−3及びJCSAT−4Aの衛星信号が受信できる。
信号切替器20は、図3のブロック図に示すように構成され、30は分波器、31は第3周波数変換手段としてのコンバータ部、32は混合器、33aは4分配する第2分配器、33bは4分配する第1分配器、34は出力切替手段としての出力切替器である。分波器30は、入力された図2(c)に示す受信信号を第1から第3の3つに分波出力する。第1分波出力30aは、図2(c)の周波数帯「B1L」および「B1H」、即ちJCSAT−3の垂直および水平偏波信号を出力し、第2分波出力30bは周波数帯「B2H_L」、即ちJCSAT−4Aの低域側の水平偏波信号を出力し、第3分波出力30cは周波数帯「B2L_H」、即ちJCSAT−4Aの高域側の垂直偏波信号を出力している。
そして、第1分波出力30aは第2分配器33aで4分配され、夫々出力切替器34の一方のポートに接続されている。また、第2及び第3分波出力30b,30cは、第3周波数変換手段であるコンバータ部31(31a,31b)の入力端子131a,131bに入力され、周波数変換されて出力端子131c,131dから出力される。コンバータ部31は、ブロックコンバータ14の第1および第2ローカル周波数「FL1」,「FL2」と同一のローカル周波数を生成して出力する2つの局部発振器82,83(図5参照)を有し、図2(d)に示すようにブロックコンバータ14で周波数変換する前の周波数帯「B2L」および「B2H」に再変換し、JCSAT−3の信号周波数帯と略同一の周波数帯とする。
尚、局部発振器82は、第1ローカル周波数「FL1」信号と同一のローカル周波数信号を生成して出力するように、PLL回路82aおよびVCO回路82bを備えて構成され、局部発振器83は、第2ローカル周波数「FL2」信号と同一のローカル周波数信号を生成して出力するように、PLL回路81aおよびVCO回路81bを備えて構成されている。
コンバータ部31で周波数変換された信号は、混合器32で混合された後、第1分配器33bで4分配され、出力切替器34の他方のポートに接続される。
出力切替器34はリレーで構成され、例えばパルス信号からなる衛星識別信号で切替動作し、この信号は受信端の第2テレビ端子11bに接続されるJCSAT用チューナ27から信号線を介して出力される。衛星識別信号は、信号線路に介在させた分離回路35aで分離されてリレー制御回路35bに入力され、リレー制御回路35bを動作させて出力切替器34を切替動作させている。
こうして、JCSAT−3の受信信号は、第1衛星受信アンテナ12から規格化された周波数帯にIF変換して出力され、その後周波数変換されずに受信端まで伝送されるので、受信端で周波数変換することなく規格化されたJCSAT用チューナ27で受信することができる。また、JCSAT−4Aの受信信号は、第1衛星受信アンテナ12と同様に、第2衛星受信アンテナ13で受信してIF変換した後、周波数軸上で大きく分離して伝送されるが、受信側のコンバータ部31で再変換してアンテナ出力時の周波数配列に戻すので、同様に規格化されたJCSAT用チューナで受信可能となる。従って、JCSAT用チューナ27の操作でJCSAT−3の信号とJCSAT−4Aの信号を選択して受信できる。
このように、互いに重複する周波数帯を有し、且つ個々に重複する周波数を有する異なる偏波の組からなるJCSAT−3及びJCSAT−4Aの衛星信号であっても、JCSAT−4Aの受信信号の異なる偏波同士をJCSAT−3の衛星の受信信号を周波数軸上で跨ぐように大きく分離して異なる周波数帯に配列するため、1本の信号ケーブル16で双方の信号を伝送することができる。また、例えばBS,CS等の他の衛星信号を1本の信号ケーブル16で伝送することで4衛星の信号を2本のケーブルで伝送でき、少ない信号ケーブルで4衛星の受信信号を伝送することができる。
また、受信側にて一方の大きく分離した衛星信号を周波数軸上で近接配置して伝送された他方の衛星信号と同様の周波数帯に変換するので、個々のテレビ端子にコンバータを設けること無く従来の規格化されたチューナで受信することが可能となる。さらに、分配器の上流に衛星切換手段として出力切替器34を設けたので各テレビ端子毎に衛星切換手段を設ける必要が無く、各受信端の接続機器の構成を簡略化できる。
更に、第1衛星受信アンテナ12と第2衛星受信アンテナ13を同一の構成にできるので、コストを削減できる。またブロックコンバータ14の第1および第2ローカル周波数「FL1」,「FL2」と、コンバータ部31の有する局部発振器82,83の2つのローカル周波数信号とが、同一の周波数であるので、同一の発振回路構成が使用でき、さらにコストの削減が図れる。
また、上記信号切替器20によれば、入力された信号のうち1つの衛星信号の2つの周波数帯の信号を周波数変換するコンバータ部31を備えるので、アンテナ側で1つの衛星信号の2つの周波数帯の信号を、任意の周波数帯にIF変換して入力しても、従来の規格化されたチューナで受信可能な周波数帯に変換することが可能で、システムに拡張性がある。
尚、上記実施形態は、BS,CSを混合して1本の信号ケーブル10で、JCSAT−3,JCSAT−4Aの衛星信号を混合して1本の信号ケーブル16で伝送しているが、この組合せは変えても良く、例えばBSとJCSAT−3の信号を1本の信号ケーブルで伝送し、CSとJCSAT−4Aを1本の信号ケーブルで伝送しても良い。但しこの場合、ブロックコンバータや信号切替器のコンバータ部のローカル周波数は上記数値とは異なった値となる。
また、第2衛星受信アンテナ13のコンバータ13aとブロックコンバータ14は一体に形成し、アンテナに内蔵するコンバータで直接図2(c)に示す周波数帯に変換しても良く、そうすればブロックコンバータは必要なくなる。
また、図1のように、ブロックコンバータ14と混合器15は一体に形成し(2点鎖線内)、第2衛星アンテナ13と別体に構成しても良い。この場合には、第2衛星アンテナ13に替えて、第1衛星アンテナ13を使用してJCSAT−4Aの衛星信号を受信可能となる。
更に、信号切替器20の分配数は4つでなくても良く、部屋の数や接続するテレビ端子数に合わせて増減すればよい。
図4,図5はブロックコンバータ14及び信号切替器20のコンバータ部31の実施例を示すブロック図であり、ブロックコンバータ14は、図4に示すように1つの基準ローカル周波数「F0」信号を生成して出力するように構成された基準発振器36を有している。さらに、第1ローカル周波数「FL1」信号を生成して出力するように構成された局部発振器80は、PLL回路(フェイズロックループ回路)80aおよびVCO回路80b(電圧制御形発振回路)を備えて構成され、第2ローカル周波数「FL2」信号を生成して出力するように構成された局部発振器81は、PLL回路81aおよびVCO回路81bを備えて構成されている。これらのPLL回路80a,81aには、基準発振器36の基準ローカル周波数「F0」信号が送られている。そして、局部発振器80,81は、この基準ローカル周波数「F0」信号に同期して作動する注入同期発振器となっている。
基準発振器36から出力された基準ローカル周波数「F0」信号は、バンドパスフィルタ37aおよび混合器37bを介して混合器15が接続された受信端側にも信号ケーブル16を介して出力されている。
信号切替器20のコンバータ部31には、図5に示すように信号ケーブル16から送られてきたブロックコンバータ14の基準ローカル周波数「F0」信号が、バンドパスフィルタ37により抽出されて増幅回路38を介して局部発振器82,83に送られている。そして、局部発振器82,83は、上記ブロックコンバータ14の基準ローカル周波数「F0」信号に同期して作動する注入同期発振器となっている。
このように、信号ケーブル16により受信端へ信号を伝送する場合、ブロックコンバータ14の基準ローカル周波数「F0」信号で信号切替器20のコンバータ部31を同期させることができ、そうすることでコンバータ部31に同期回路を設ける必要が無くなりコンバータ部31の構成を簡略化できる。またブロックコンバータ14とコンバータ部31の同期を図ることができ、周波数変換に伴う周波数変動を防止でき、システムの安定度が向上する。
また、本実施形態では、第1ローカル周波数「FL1」が第2ローカル周波数「FL2」よりも高い周波数であり、且つ第2ローカル周波数「FL2」がコンバータ12aの出力信号周波数帯の高域側の周波数帯「B2L_H」(2105〜2585MHz)の最高周波数「FB2L_Hmax」(=2585MHz)よりも高い周波数となるように、第1ローカル周波数「FL1」として3638MHzを、また第2ローカル周波数「FL2」として2608MHzを採用している。
こうすれば、第1および第2ローカル周波数「FL1」,「FL2」の周波数及び高調波成分が受信信号の周波数帯域内に入らないようにでき相互干渉を防止できる。さらに周波数帯「B2L_H」信号との周波数間隔を十分確保することができるので、ローカル周波数がより近接する場合に比較し、受信信号に対する影響を少なくでき、第1および第2ローカル周波数「FL1」,「FL2」の信号レベルを高めることができる。これらのことから、システムの信号伝送品質の劣化を防ぐことができる。また、第1および第2ローカル周波数「FL1」,「FL2」をこのような関係とすることで、図11(a)〜(c)に示すように、コンバータ部31でブロックコンバータ14の出力信号周波数帯「B2H_L」,「B2L_H」の配列を、周波数軸上で高低反転させて第2衛星受信アンテナ13の出力信号周波数帯「B2L」,「B2H」の配列に戻した時、ケーブル等による伝送損失レベルが異なるFB2H_Lmin(=538MHz)とFB2L_Hmax(=2585MHz)が隣り合うことが無いため、信号レベルの差を低く抑えることができ、互いの信号レベル差による影響を受け難くできる。
尚、第1および第2ローカル周波数「FL1」,「FL2」は、下記の不等式(3),(4)を満たす様に設定されている。
3603MHz<「FL1」<3691MHz ・・・(3)
2550MHz<「FL2」<2638MHz ・・・(4)
ここで、両不等式(3),(4)は、
・ブロックコンバータ14の出力信号が、コンバータ12aの出力信号周波数帯「B1L」,「B1H」を周波数軸上で低域側および高域側から挟持すること(条件(i))
・第1ローカル周波数「FL1」が第2ローカル周波数「FL2」よりも高い周波数であり、且つ第2ローカル周波数「FL2」が高域側の周波数帯「B2L_H」の最高周波数「FB2L_Hmax」よりも高い周波数となること(条件(ii))
の2つの条件(i),(ii)に基づいて導出される。
図6は信号切替器の他の例を示している。この信号切替器41は、上記図3の実施形態のようにテレビ端子の上流側ではなく、受信端となるテレビ端子(図1に示す第2テレビ端子11b)に接続する形態となっている。図示するように、分配器を持たない点が異なり、テレビ端子を多く必要としない場合は、このように信号切替器の出力端子を1つにしてテレビ端子毎に装着する形態としても良く、接続するJCSAT用チューナの切替信号によりJCSAT−3とJCSAT−4Aを選択して受信できる。
図7は、本発明に係る衛星信号受信伝送システムの第2実施形態を示すブロック図であり、上記図1の第1実施形態との主な相違点は、第1衛星受信アンテナ12で受信するJCSAT−3衛星の信号及び第2衛星受信アンテナ13で受信するJCSAT−4Aの衛星信号を混合する混合器15から各住戸へ向けて伝送する信号を信号ケーブル16を用いずに無線伝送している点である。尚、図1と同一の構成要件には同一の符号を付与し、説明を省略する。
無線伝送は、IF変換してアンテナ側から伝送される信号を、ミリ波、例えば59GHz〜66GHzの周波数に変換して電波受信端に向けて伝送している。このとき使用される送信装置43及び受信装置44は、図8,図9のブロック図に示すように構成されている。
送信装置43は、図8に示すように、基準発振器46、PLL回路47、VCO回路48、逓倍回路49、混合器50からなるコンバータ回路を有し、VCO回路48で30GHzを発生し、逓倍回路49で60GHzにして変換周波数を生成している。そして、入力された受信信号は、信号ケーブルの途中に設けられた電源挿入器52から重畳された電源成分を電源分離フィルタ53により分離し、信号がイコライザ回路54、増幅回路55を介して混合器50にてミリ波に周波数変換される。そして、周波数変換された信号はバンドパスフィルタ回路56、増幅回路57を介して送信アンテナ58から受信信号を再送信している。
尚、電源挿入器52へは、別途設けた商用電源に接続された電源装置59から電力が供給され、電源装置は送信装置43の他にアンテナ12,13のコンバータ回路の動作電力を供給している。
受信装置44は、図9に示すように、基準発振器61、PLL回路62、VCO回路63、逓倍回路64、混合器65からなるコンバータ回路を有し、VCO回路63で30GHzを発生し、逓倍回路64で60GHzにして変換周波数を生成している。そして、受信アンテナ66で受信した再送信信号を、増幅回路67を介して混合器65にてミリ波変換前のIF周波数に周波数変換している。そして、周波数変換された信号は、バンドパスフィルタ68、増幅回路69、イコライザ回路70、更にはハイパスフィルタ71、電源分離フィルタ72を介して出力端子44aに接続された信号ケーブルに出力される。電源分離フィルタ72は、例えばJCSAT用チューナ27から信号ケーブルを介して送られてくる電力信号を分離して、受信装置44の動作電源を得るために設けられている。
このように信号伝送路を途中無線とするので、信号ケーブルの配線はアンテナから送信装置までと、受信装置から住戸内の受信端までだけで良いし、1つの送信装置で複数の住戸に受信信号を伝送できるので分配器や分岐器が必要無くなり、配線工事を格段に簡略化できる。
また、伝送信号周波数に重複部がないので、送信電波を偏波で構成する必要が無く、受信装置を簡易な構成にできるし、ミリ波を使用することで、周囲の電波施設に影響を及ぼすこともない。
更に、受信装置にてミリ波変換前の周波数に再変換するので、既存の信号ケーブルを用いたシステムを、受信機器を変更することなく容易に無線システムに変更できるし、送信装置1台に対して任意の数の受信装置を設けて受信できるので、受信住戸数の増加に対しても容易に対応できる。
また、既に地上波又はCATVとBS等を共同受信している集合住宅等においては、例えば各住戸のベランダに向けて屋上等に送信アンテナを配置すれば、各住戸のベランダに受信アンテナを設置するだけで信号ケーブルを追加敷設することなく容易にJCSAT−3及びJCSAT−4Aを個々の住戸で受信することが可能となる。
図10は第2実施形態の変形例を示し、第1衛星受信アンテナ12及び第2衛星受信アンテナ13からの信号に加えて、地上波及びBS,CS信号も合わせて無線伝送する構成となっている。図10において、75はブロックコンバータ、76はダウンコンバータであり、送信装置43及び受信装置44は図9のものと同一のものが使用されている。
地上波,BS及びCS信号は、図2(a)に示すように1032〜2602MHzのIF信号で第3衛星受信アンテナ3から伝送されるため、図2(c)に示すIF変換された第1及び第2衛星受信アンテナ12,13からの信号と周波数帯が重なっている。そこで、ブロックコンバータ75により、例えば2.6GHzの局発周波数で、JCSAT−3及びJCSAT−4AのIF信号帯と重ならない周波数帯に変換する。こうすることで、1台の送信装置により地上波を含めた全ての受信信号の無線伝送が可能となる。
一方、受信装置44にて受信した地上波,BS及びCS信号は、分波器77によりJCSAT−3及びJCSAT−4Aの信号と分離されてダウンコンバータ76により周波数変換前のIF周波数帯に再変換する。
このように、全ての受信信号の伝送を無線とすることも可能で、受信後にブロックコンバータ75で変換する前の周波数に再変換することで、従来のBSチューナ或いはCSチューナで受信できるし、既存の受信システムを無線伝送に変更する際に信号ケーブルを無線設備に換えるだけの最小の設備変更で対応できる。
また、新たに衛星信号受信伝送システムを設置する場合であっても、信号ケーブルの敷設はアンテナから送信装置までと、屋内の端末から屋外に設置する受信装置までの短区間で済み、設置工事が短期間で済む。
尚、地上波、BS及びCSの信号を伝送する信号ケーブルにブロックコンバータ及びダウンコンバータを介在させて、第1及び第2衛星受信アンテナからの伝送信号周波数帯と異なる周波数帯に周波数変換する場合、無線とせずに1本の信号ケーブルを使用しても良く、この場合は受信端側に引き込む住戸の数に応じた分配器或いは分岐器が必要となるが、途中は1本の信号ケーブルで済む。
尚、上記実施形態は、何れもBS,CS,JCSAT−3,JCSAT−4Aの4つの衛星信号を受信する構成を示しているが、本発明はこの衛星に限定するものでなく、第1及び第2の衛星信号が、重なる周波数帯を有すると共に夫々異なる偏波の組から構成されている場合は上記システムを適用することで1本の信号ケーブルで双方の衛星信号を伝送でき、良好に受信することができる。
本発明に係る衛星信号受信伝送システムの第1実施形態を示すブロック図である。 図1の受信信号周波数の変化を示す周波数スペクトラムであり、(a)は地上波とIF変換後のBS,CSの伝送信号、(b)はアンテナが出力するIF変換したJCSAT−3及びJCSAT−4Aの衛星信号、(c)はIF変換したJCSAT−4Aの信号を更にブロックコンバータで周波数変換してJCSAT−3の信号と混合した際の伝送信号、(d)は信号切替器出力の信号を示している。 図1に示す信号切替器のブロック図である。 ブロックコンバータの一例を示すブロック図である。 信号切替器コンバータ部の一例を示すブロック図である。 信号切替器の他の例を示すブロック図である。 本発明の衛星信号受信伝送システムの第2実施形態を示すブロック図である。 図7に示す送信装置のブロック図である。 図7に示す受信装置のブロック図である。 図7の衛星信号伝送システムの変形例を示すブロック図である。 図1の受信信号周波数の変化を示す周波数スペクトラムであり、(a)はアンテナが出力するIF変換したJCSAT−4Aの衛星信号レベル、(b)はIF変換したJCSAT−4Aの信号を更にブロックコンバータで周波数変換してJCSAT−3の信号(破線)と混合した際の伝送信号レベル、(c)は信号切替器出力の信号レベルを示している。
符号の説明
12・・第1衛星受信アンテナ、12a・・第1周波数変換手段としてのコンバータ、13・・第2衛星受信アンテナ、13a・・前段周波数変換手段としてのコンバータ、14・・後段周波数変換手段としてのブロックコンバータ、15・・混合器、16・・信号ケーブル、19・・第2周波数変換手段、20・・信号切替器、27・・JCSAT用チューナ、30・・分波器、31・・第3周波数変換手段としてのコンバータ部、32・・混合器、33a・・第2分配器、33b・・第1分配器、34・・出力切替器、41・・信号切替器、43・・送信装置、44・・受信装置、75・・ブロックコンバータ、76・・ダウンコンバータ。

Claims (1)

  1. 重複する周波数を有する垂直偏波および水平偏波の組から成る第1の衛星信号を受信する第1衛星受信アンテナと、
    受信した前記第1の衛星信号において、異なる偏波同士で周波数の重複部が無いように、垂直偏波信号を1048MHz〜1533MHzの周波数帯に周波数変換するとともに、水平偏波信号を1590MHz〜2070MHzの周波数帯に周波数変換して出力する第1周波数変換手段と、
    重複する周波数を有する垂直偏波および水平偏波の組から成る第2の衛星信号を受信する第2衛星受信アンテナと、
    受信した前記第2の衛星信号を、異なる偏波同士で周波数の重複部が無いように、且つ前記第1周波数変換手段の出力信号周波数帯を周波数軸上で低域側および高域側から挟持するように、各偏波毎の周波数帯に周波数変換して出力する第2周波数変換手段と、
    前記第1及び第2周波数変換手段の出力信号を混合して受信側に伝送する1本の信号ケーブルと、
    前記信号ケーブルによって受信側に伝送された前記第2周波数変換手段の出力信号を、前記第1周波数変換手段の出力信号周波数帯と略同一の周波数帯に周波数変換する第3周波数変換手段と、
    を備えてなり、
    前記第2周波数変換手段は、
    受信した前記第2の衛星信号において、異なる偏波同士で周波数の重複部が無いように、垂直偏波信号を1048MHz〜1533MHzの周波数帯に周波数変換するとともに、水平偏波信号を1590MHz〜2070MHzの周波数帯に周波数変換して出力する前段周波数変換手段と、
    前記前段周波数変換手段の出力信号のうち、低周波側の周波数帯の前記垂直偏波信号の配列を前記第1周波数変換手段の出力信号周波数帯よりも高域側の周波数帯に第1ローカル周波数で周波数軸上で高低反転させて周波数変換するとともに、高周波側の周波数帯の前記水平偏波信号の配列を前記第1周波数変換手段の出力信号周波数帯よりも低域側の周波数帯に第2ローカル周波数で周波数軸上で高低反転させて周波数変換する後段周波数変換手段とからなる、衛星信号受信伝送システムであって、
    前記後段周波数変換手段は、
    1つの基準ローカル周波数信号を生成して出力する基準発振器と、
    前記第1ローカル周波数が前記第2ローカル周波数よりも高い周波数であり、且つ前記第2ローカル周波数が前記後段周波数変換手段で高低反転させた高域側の周波数帯の最高周波数よりも高い周波数となるように、前記基準発振器の基準ローカル周波数信号に同期して前記第1ローカル周波数信号および前記第2ローカル周波数信号を生成して出力する後段周波数変換手段の注入同期発振器と、を有してなり、
    前記第1および第2ローカル周波数信号は、下記の不等式(1)、(2)を満たすように設定され、
    3603MHz<第1ローカル周波数<3691MHz・・・(1)
    2550MHz<第2ローカル周波数<2638MHz・・・(2)
    前記第3周波数変換手段は、
    前記後段周波数変換手段の第1ローカル周波数および第2ローカル周波数と同一のローカル周波数を生成して出力するように、前記信号ケーブルを介して前記後段周波数変換手段の基準発振器から出力された基準ローカル周波数信号に同期して作動する第3周波数変換手段の注入同期発振器を有し、前記後段周波数変換手段の出力信号を、前記ローカル周波数を用いて、前記後段周波数変換手段で周波数変換する前の低周波側の周波数帯および高周波側周波数帯の配列に周波数軸上で高低反転させて再変換する、
    ことを特徴とする衛星信号受信伝送システム。
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