JP2000196482A - 衛星信号切換装置及び衛星信号切換システム - Google Patents

衛星信号切換装置及び衛星信号切換システム

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JP2000196482A
JP2000196482A JP10366373A JP36637398A JP2000196482A JP 2000196482 A JP2000196482 A JP 2000196482A JP 10366373 A JP10366373 A JP 10366373A JP 36637398 A JP36637398 A JP 36637398A JP 2000196482 A JP2000196482 A JP 2000196482A
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる通信衛星からの信号を1本の同軸ケー
ブルで伝送する。 【解決手段】 15V電圧を供給すると水平偏波衛星中間
周波信号を出力し、11V電圧を供給すると垂直偏波衛星
中間周波信号を出力するコンバータ14、22に屋外用衛星
信号切換装置8の入力端子18、26を接続する。出力端子
28に15または11V電圧、パルス信号を重畳または非重畳
の8Vの電圧を屋内用衛星信号切換装置32から供給す
る。15または11V電圧を出力端子28に供給すると、該電
圧を入力端子18に供給し、コンバータ18の衛星中間周波
信号を出力端子28に供給する。パルス信号を重畳した8
V電圧を出力端子28に供給すると、入力端子26に15V電
圧を供給し、コンバータ22からの衛星中間周波信号を出
力端子28に出力する。パルス信号を非重畳の8V電圧を
出力端子28に供給すると、入力端子26に11V電圧を供給
し、コンバータ22からの衛星中間周波信号を出力端子28
に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば通信衛星か
ら送信される複数の衛星通信信号を受信アンテナに付属
するコンバータで周波数変換した複数の中間周波信号を
屋内に伝送するための衛星信号切換装置及びこの衛星信
号切換装置を使用した衛星信号切換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来から行われていた1基の放送
衛星からの衛星放送のほかに、衛星ディジタル放送も3
基の通信衛星から送信され、盛んになってきた。合計4
基の衛星からの信号を受信するためには、アンテナも複
数本必要である。しかし、デュアルビームアンテナやB
S/CS共用アンテナ等の使用により、アンテナ本数を
削減することができる。ところが、同軸ケーブルで接続
された衛星放送受信用のアンテナと屋内の衛星放送受信
用チューナからなる既存の受信装置に加えて、新たに衛
星通信受信装置を設置する場合、屋外のアンテナと屋内
の衛星通信受信用チューナとの間に同軸ケーブルを新た
に敷設しなければならず、増設のたびに配線工事が必要
となる。
【0003】衛星通信放送では、同一の周波数帯におい
て水平偏波と垂直偏波とを利用して異なる放送を行って
いる。受信する衛星通信放送の偏波面の切換のために、
衛星通信受信用アンテナのコンバータに異なる値の電圧
を送ることが行われている。この電圧を利用して、切換
スイッチを切り換えて、屋内のチューナに1本の同軸ケ
ーブルを介して2つの衛星通信中間周波信号を伝送する
ことも考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、異なる衛星
通信にそれぞれ対応する衛星通信受信用コンバータで
も、偏波面の切換には、同一の電圧が使用されている。
例えば通信衛星Aの垂直偏波への切換と、通信衛星Bの
垂直偏波への切換とには、同一の電圧aが使用され、通
信衛星Aの水平偏波への切換と、通信衛星Bの水平偏波
への切換とには、同一の電圧bが使用されている。その
ため、同一の通信衛星からの垂直偏波の中間周波信号と
水平偏波の中間周波信号とを切換えて、1本の同軸ケー
ブルを介して屋内のチューナに伝送することは可能であ
るが、異なる通信衛星からの垂直偏波及び水平偏波の各
中間周波信号を切換えることはできなかった。
【0005】本発明は、異なる通信衛星からの信号でも
1本の同軸ケーブルによって屋内に伝送することができ
る切換装置及びこの切換装置を使用した切換システムを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の衛星信号切換装
置は、第1及び第2の端子を有している。第1及び第2
の端子は、第1及び第2の衛星用コンバータにそれぞれ
接続可能である。第1及び第2の衛星用コンバータは、
第1の直流電圧が供給されたとき一方の偏波の衛星中間
周波信号を出力し、第2の直流電圧が供給されたとき他
方の偏波の衛星中間周波信号を出力する。第1及び第2
の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号のうち選択
信号に基づいて選択されたものを選択手段が出力する。
第3の端子には、第1、第2または第3の直流電圧のう
ち選択されたものが供給される。第3の直流電圧は、第
1及び第2の直流電圧とは異なる値であり、非直流制御
信号が重畳または非重畳されている。第3の端子から、
前記選択手段の出力信号を外部に出力する制御部も設け
られている。制御部は、第1または第2の直流電圧が第
3の端子に供給されたとき、該直流電圧を第1の端子に
供給し、かつ第1の衛星用コンバータの衛星中間周波信
号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給する。制
御部は、前記非直流制御信号が重畳された第3の直流電
圧が第3の端子に供給されたとき、第2の端子に第3の
直流電圧を変換した第1の直流電圧を供給すると共に、
第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択
させる選択信号を前記選択手段に供給する。制御部は、
前記非直流制御信号が非重畳の第3の直流電圧が第3の
端子に供給されたとき、第2の端子に第3の直流電圧を
変換した第2の直流電圧を供給すると共に、第2の衛星
用コンバータからの衛星中間周波信号を選択させる選択
信号を前記選択手段に供給する。
【0007】第3の端子に第1または第2の直流電圧が
供給されると、この直流電圧が第1の端子を介して第1
の衛星用コンバータに供給され、第1のコンバータから
一方または他方の偏波の中間周波信号が第1の端子に供
給される。このとき、選択手段は、第1の衛星用コンバ
ータからの衛星中間周波信号を選択して、第3の端子に
供給する。第3の端子に非直流制御信号が重畳された第
3の直流電圧が供給されると、第2の端子に第1の直流
電圧が供給され、第2の衛星用コンバータは、一方の偏
波の衛星中間周波信号を第3の端子に供給する。選択手
段は、この一方の偏波の衛星中間周波信号を選択して、
第2の端子に供給する。同様に第3の端子に非直流制御
信号が非重畳の第3の直流電圧が供給されると、第2の
端子に第2の直流電圧が供給され、第2の衛星用コンバ
ータは他方の偏波の衛星中間周波信号を第3の端子に供
給する。選択手段は、この他方の偏波の衛星中間周波信
号を選択して、第2の端子に供給する。従って、同じ第
1及び第2の直流電圧によって偏波面を切換える2つの
衛星用コンバータを使用している場合でも、出力端子に
接続される伝送線路によって、これらコンバータからの
衛星中間周波信号を伝送することができる。
【0008】本発明による衛星信号切換システムは、上
述した衛星信号切換装置の他に、別の衛星信号切換装置
を有している。この衛星信号切換装置は、第3の端子か
ら第1または第2の衛星用コンバータの衛星中間周波信
号を受ける第4の端子を有している。さらに、第4の端
子から第1の衛星用コンバータの衛星中間周波信号が供
給され、外部から第1または第2の直流電圧が供給され
る第5の端子も設けられている。第4の端子から第2の
衛星用コンバータの衛星中間周波信号が供給され、外部
から第1または第2の直流電圧が供給される第6の端子
も設けられている。第2の制御部は、第5の端子から第
1または第2の直流電圧が供給されたとき、これを第4
の端子に供給する。第2の制御部は、第6の端子から第
1の直流電圧が供給されたとき、これを第3の直流電圧
に変換して、第4の端子に供給する。第2の制御部は、
第6の端子から第2の直流電圧が供給されたとき、これ
を前記非直流制御信号が重畳された第3の直流電圧に変
換して、第4の端子に供給する。
【0009】このシステムでは、第5の端子から第1ま
たは第2の直流電圧が供給されたとき、この電圧がその
まま第4の端子に供給され、衛星信号切換装置の第3の
端子に供給され、衛星信号切換装置は、上述した動作を
する。また、第6の端子から第1の直流電圧が供給され
ると、非直流制御信号が非重畳の第3の直流電圧に変換
され、第4の端子を介して衛星信号切換装置の第3の端
子に供給され、上述したように衛星信号切換装置を動作
させる。第6の端子から第2の直流電圧が供給される
と、非直流制御信号が重畳された第3の直流電圧に変換
され、第4の端子を介して衛星信号切換装置の第3の端
子に供給され、上述したように衛星信号切換装置が動作
する。
【0010】本発明による他の衛星信号切換装置は、上
記の衛星信号切換装置と同様に、第1及び第2の端子
と、選択手段と、第3の端子とを有している。制御部
は、前記非直流制御信号が非重畳の第1または第2の直
流電圧が第3の端子に供給されたとき、第1の端子に第
1または第2の直流電圧を供給し、かつ第1の衛星用コ
ンバータの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前
記選択手段に供給する。制御部は、前記非直流制御信号
が重畳された第1または第2の直流電圧が第3の端子に
供給されたとき、第2の端子に第1または第2の直流電
圧の一方を供給すると共に、第2の衛星用コンバータか
らの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択
手段に供給する。制御部は、前記非直流制御信号が非重
畳の第1または第2の直流電圧が第3の端子に供給され
たとき、第2の端子に第1または第2の直流電圧を供給
するとともに、第2の衛星用コンバータからの衛星中間
周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給す
る。
【0011】この衛星信号切換装置によれば、非直流制
御信号の重畳の有無によって第1または第2の直流電圧
を第2の端子に供給している。
【0012】本発明による他の衛星信号切換システム
は、上述した衛星信号切換装置の他に、上述した衛星信
号切換システムと同様に、第4の端子と、第5の端子
と、第6の端子を有している。制御部は、第5の端子か
ら第1または第2の直流電圧が供給されたとき、これを
第4の端子に供給し、第6の端子から第1または第2の
直流電圧の一方が供給されたとき、これに非直流制御信
号を重畳して第4の端子に供給する。
【0013】この衛星信号切換システムによれば、第5
の端子に第1または第2の直流電圧が供給されたとき、
これをそのまま第4の端子に供給し、第6の端子に第1
または第2の電圧が供給されると、これに非直流制御信
号を重畳して第4の端子に供給する。従って、衛星信号
切換装置は、上述したものと同様に動作する。
【0014】
【発明の実施の形態】本実施の形態の衛星信号切換シス
テムは、図1に示すように、放送衛星からの衛星放送信
号を受信するための衛星放送受信用アンテナ2を有して
いる。この衛星放送受信用アンテナ2には、衛星放送用
コンバータ4が付属している。この衛星放送用コンバー
タ4から衛星放送中間周波信号が同軸ケーブル6を介し
て屋外用衛星信号切換装置8の衛星放送用入力端子10
に供給される。
【0015】衛星信号切換システムは、第1及び第2の
通信衛星からの衛星通信信号を受信するための衛星通信
受信用デュアルビームアンテナ12も有している。この
アンテナ12には、第1の衛星用コンバータ、例えばデ
ュアルビーム用コンバータ14が付属している。このコ
ンバータ14は、第1の通信衛星からの垂直及び水平偏
波の衛星通信中間周波信号と、第2の通信衛星からの垂
直及び水平偏波の衛星通信中間周波信号とのうちいずれ
かを出力する。これらは、同軸ケーブル16を介して屋
外用衛星信号切換装置8の第1の端子、例えばデュアル
ビーム用入力端子18に供給されている。
【0016】デュアルビーム用コンバータ14は、同軸
ケーブル16を介して第1の電圧、例えば+11Vの直
流電圧のみが供給されたとき、第1の通信衛星からの垂
直偏波の衛星通信信号を周波数変換した垂直偏波中間周
波信号を出力し、同軸ケーブル16を介して第2の電
圧、例えば+15Vの直流電圧のみが供給されたとき、
第1の通信衛星からの水平偏波の衛星通信信号を周波数
変換した水平偏波中間周波信号を出力する。同様に、デ
ュアルビーム用コンバータ14は、同軸ケーブル16を
介して非直流制御信号、たとえばパルス信号が重畳され
た+11Vの直流電圧が供給されたとき、第2の通信衛
星からの垂直偏波の衛星通信信号を周波数変換した垂直
偏波中間周波信号を出力し、同軸ケーブルを介して上記
パルス信号が重畳された+15Vの直流電圧が供給され
たとき、第2の通信衛星からの水平偏波の衛星通信信号
を周波数変換した水平偏波中間周波信号を出力する。
【0017】この衛星信号切換システムは、第3の通信
衛星からの衛星通信信号を受信するための衛星通信受信
用アンテナ20を有している。このアンテナ20には、
第2の衛星用コンバータ、例えば衛星通信用コンバータ
22が付属している。このコンバータ22から垂直偏波
の衛星通信中間周波信号と水平偏波の衛星通信中間周波
信号とが選択的に出力され、これらは同軸ケーブル24
を介して屋外用衛星信号切換装置8の第2の端子、例え
ば衛星通信用入力端子26に供給されている。衛星通信
用コンバータ22は、+11Vの直流電圧が同軸ケーブ
ル24を介して入力されたとき、垂直偏波の中間周波信
号を出力し、+15Vの直流電圧が同軸ケーブル24を
介して入力されたとき、水平偏波の中間周波信号を出力
する。
【0018】屋外用衛星信号切換装置8は、第3の端
子、例えば出力端子28を有し、この出力端子28は、
同軸ケーブル30を介して屋内に設けられている屋内用
切換装置32の第4の端子、例えば入力端子34に接続
されている。屋内用切換装置32は、この他に衛星放送
用出力端子36を有している。この衛星放送用出力端子
36は、衛星放送受信用チューナ38に同軸ケーブル4
0を介して接続されている。さらに、屋内用切換装置3
2は、第5の端子、例えばデュアルビーム衛星通信用出
力端子42を有し、このデュアルビーム衛星通信用出力
端子42はデュアルビーム衛星通信受信用チューナ44
に同軸ケーブル46を介して接続されている。同様に屋
内用切換装置32は、第6の端子、例えば衛星通信用出
力端子48を有し、この衛星通信用出力端子48は、衛
星通信受信用チューナ50に同軸ケーブル52を介して
接続されている。
【0019】屋外用衛星信号切換装置8は、上述した各
アンテナ2、12、20の近傍に配置されており、図2
に示すように構成されている。即ち、デュアルビーム用
入力端子18及び衛星通信用入力端子26は、直流阻止
コンデンサ50、52を介して選択手段、たとえば切換
スイッチ54の2つの接点54a、54bに接続されて
いる。この切換スイッチ54の接触子54cは、混合回
路56の一方の入力端子に接続されている。また、衛星
放送用入力端子10は直流阻止コンデンサ58を介して
混合回路56の他方の入力に接続されている。この混合
回路56の出力側は直流阻止コンデンサ60を介して出
力端子28に接続されている。
【0020】出力端子28には、後述するように屋内用
切換装置32から+15V、+11Vのみの直流電圧、
これら電圧にそれぞれパルス信号を重畳した直流電圧、
第3の電圧、例えば+8Vのみの電圧またはこれにパル
ス信号を重畳した直流電圧のいずれかが供給される。
【0021】出力端子28は、高周波阻止コイル62を
介して電圧変換回路64に接続されている。この電圧変
換回路64は、上述したいずれの直流電圧が供給されて
も、これを+15Vの直流電圧に変換し、高周波阻止コ
イル66を介して衛星放送用入力端子10に供給してい
る。従って、衛星放送用コンバータ4には、常時、+1
5Vの直流電圧が供給され、衛星放送用コンバータ4
は、衛星放送中間周波信号を衛星放送用入力端子10に
常に供給している。
【0022】出力端子28は、高周波阻止コイル62を
介して比較回路68にも接続されている。比較回路68
は、出力端子28の直流電圧が+8Vであるか、或いは
+11Vもしくは+15Vであるかを判断するものであ
る。出力端子28の直流電圧が、+11Vまたは+15
Vであると、比較回路68は、それを高周波阻止コイル
70を介してデュアルビーム衛星通信用入力端子18に
供給する。
【0023】比較回路68は、出力端子28の直流電圧
が、+8Vよりも大きいとき、切換スイッチ54の接触
子54cを接点54a側に切換える選択信号を切換スイ
ッチ54に供給する。これによって、デュアルビーム用
コンバータ14が動作し、+15Vのみが供給されてい
るとき、第1の通信衛星からの水平偏波の衛星通信中間
周波信号を出力し、+11Vのみが供給されているとき
には、第1の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周
波信号を出力し、+15Vにパルス信号が重畳されてい
るとき、第2の通信衛星からの水平偏波の衛星通信中間
周波信号を出力し、+11Vにパルス信号が重畳されて
いるとき、第2の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中
間周波信号を出力する。これら衛星通信中間周波信号
は、デュアルビーム用入力端子18に供給される。
【0024】また、比較回路68は、出力端子28の直
流電圧が、+8Vであると、切換スイッチ54の接触子
54cを接点54b側に切換える選択信号を切換スイッ
チ54に供給する。これによって、衛星通信用入力端子
26に供給された衛星通信中間周波信号が切換スイッチ
54を介して混合回路56に供給される。
【0025】同じく、比較回路68は、出力端子28の
直流電圧が+8Vであると、パルス検波回路71を駆動
する。パルス検波回路71は、出力端子28に高周波阻
止コイル62及び直流阻止コンデンサ72を介して接続
され、出力端子28に供給された直流電圧にパルス信号
が重畳されているか否かを判断する。このパルス検波回
路71は、+8Vの直流電圧が出力端子28に供給され
ている場合のみ動作するので、+8Vの直流電圧にパル
ス信号が重畳されているか否かを判断する。従って、パ
ルス信号は、+15Vまたは+11Vに重畳されている
ものと同一のものを使用できる。
【0026】パルス検波回路71は、パルス信号が重畳
されている場合、電圧変換回路74によって+8Vの直
流電圧を+15Vの直流電圧に変換し、逆流防止ダイオ
ード76、高周波阻止コイル78を介して衛星通信用入
力端子26に供給する。これによって、衛星通信用コン
バータ22が動作し、第3の通信衛星からの水平偏波の
衛星通信中間周波信号が衛星通信用入力端子26、直流
阻止コンデンサ52を介して切換スイッチ54に供給さ
れる。
【0027】パルス検波回路71は、パルス信号が重畳
されていない場合、電圧変換回路80によって+8Vの
直流電圧を+11Vの直流電圧に変換し、逆流阻止ダイ
オード82、高周波阻止コイル78を介して衛星通信用
入力端子26に供給する。これによって、衛星通信用コ
ンバータ22が動作し、第3の通信衛星からの垂直偏波
の衛星通信中間周波信号が衛星通信用入力端子26、直
流阻止コンデンサ52を介して切換スイッチ54に供給
される。
【0028】切換スイッチ54、比較回路68、パルス
検波回路71、電圧変換回路74、80が、第1の制御
部を構成している。
【0029】屋内用衛星信号切換装置32では、図3に
示すように、入力端子34は直流阻止コンデンサ84を
介して分波回路86に接続されている。この分波回路8
6は、衛星放送中間周波信号と、各衛星通信中間周波信
号とを分波する。分波された衛星放送中間周波信号は、
衛星放送用出力端子36に供給されている。
【0030】分波された各衛星通信中間周波信号は、選
択手段、例えば切換スイッチ88の接触子88aに供給
されている。切換スイッチ88は、接点88b、88c
を有し、接点88bは直流阻止コンデンサ90を介して
デュアルビーム衛星通信用出力端子42に接続されてい
る。接点88cは直流阻止コンデンサ93を介して衛星
通信用出力端子48に接続されている。
【0031】デュアルビーム衛星通信用出力端子42
は、高周波阻止コイル92を介して選択手段、例えば切
換スイッチ94の接点94aに接続されている。衛星通
信用出力端子48は、高周波阻止コイル96を介して電
圧変換回路98に接続されている。この電圧変換回路9
8は、+15Vまたは+11Vの直流電圧が、衛星通信
用出力端子48を介して衛星通信受信用チューナ50か
ら供給されたとき、これらの電圧を+8Vの直流電圧に
変換して、切換スイッチ94の接点94bに供給する。
【0032】+8Vの直流電圧は、切換スイッチ88に
選択信号としても供給され、この信号が供給されたと
き、切換スイッチ88は、接触子88aを接点88c側
に切換える。この信号が供給されていないとき、切換ス
イッチ88は接触子88aを接点88b側に切換える。
同様に、+8Vの直流電圧は、切換スイッチ94に選択
信号として供給され、この信号が供給されたとき、切換
スイッチ94は接触子94cを接点94b側に切換え
る。この信号が供給されていないとき、切換スイッチ9
4は接触子94cを接点94a側に切換える。接触子9
4cは高周波阻止コイル100を介して入力端子34に
接続されている。
【0033】衛星通信用出力端子48に供給された電圧
が+15Vであるか+11Vであるかを比較回路102
が判断しており、+15Vの直流電圧のとき、パルス発
生回路104が駆動され、パルス信号をコンデンサ10
6を介して切換スイッチ94の接点94bに供給する。
従って、衛星通信用出力端子48に+15Vの直流電圧
が供給されているとき、パルス信号を重畳した+8Vの
直流電圧が切換スイッチ94を介して入力端子34から
出力され、衛星通信用出力端子48に+11Vの直流電
圧が供給されているとき、+8Vの直流電圧が切換スイ
ッチ94を介して入力端子34から出力される。
【0034】このように構成された衛星信号切換システ
ムでは、図4(a)に示すように、デュアルビーム衛星
通信受信用チューナ44から+11Vの直流電圧のみが
屋内用衛星信号切換装置32の出力端子42に供給され
ると、切換スイッチ94を介して+11Vの直流電圧が
入力端子34に供給され、屋外用衛星信号切換装置8の
出力端子28に供給される。
【0035】この電圧は、電圧変換回路64によって+
15Vの直流電圧に変換され、衛星放送用入力端子10
に供給され、衛星放送用コンバータ4が動作し、衛星放
送中間周波信号が入力端子10から混合回路56に供給
される。+11Vの直流電圧は比較回路68からデュア
ルビーム用入力端子18に供給され、デュアルビーム用
コンバータ14を作動させる。このコンバータ14は、
第1の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号
をデュアルビーム用入力端子18に供給し、この信号は
切換スイッチ54を介して混合回路56に供給される。
従って、第1の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間
周波信号と衛星放送中間周波信号との混合信号が出力端
子28から屋内用衛星信号切換装置32の入力端子34
に供給される。
【0036】この混合信号は、分波回路86において衛
星放送中間周波信号と第1の通信衛星からの垂直偏波の
衛星通信中間周波信号とに分波され、衛星放送中間周波
信号は衛星放送用出力端子36から衛星放送受信用チュ
ーナ38に供給される。また、第1の通信衛星からの垂
直偏波の衛星通信中間周波信号は、切換スイッチ88、
直流阻止コンデンサ90を介してデュアルビーム衛星通
信用出力端子42からデュアルビーム衛星通信受信用チ
ューナ44に供給される。切換スイッチ88、94、電
圧変換回路98、比較回路102、パルス発生回路10
4が第2の制御部を構成している。
【0037】図4(b)に示すように、デュアルビーム
衛星通信用チューナ44から+15Vの直流電圧のみが
屋内用衛星信号切換装置32のデュアルビーム衛星通信
受信用出力端子42に供給されると、上記と同様にし
て、第1の通信衛星の水平偏波の衛星通信中間周波信号
がデュアルビーム衛星通信受信用チューナ44に供給さ
れる。
【0038】図4(c)に示すように、デュアルビーム
衛星通信用チューナ44からパルス信号を重畳した+1
1Vの直流電圧が屋内用衛星信号切換装置32のデュア
ルビーム用出力端子42に供給されると、上記と同様に
して、第2の通信衛星の垂直偏波の衛星通信中間周波信
号が、デュアルビーム衛星通信受信用チューナ44に供
給される。
【0039】図4(d)に示すように、デュアルビーム
衛星通信用チューナ44からパルス信号を重畳した+1
5Vの直流電圧が屋内用衛星信号切換装置32のデュア
ルビーム衛星通信用出力端子42に供給されると、上記
と同様にして、第2の通信衛星の水平偏波の衛星通信中
間周波信号がデュアルビーム衛星通信受信用チューナ4
4に供給される。
【0040】図4(e)に示すように、衛星通信受信用
チューナ50から+11Vの直流電圧が屋内用衛星信号
切換装置32の衛星通信用出力端子48に供給される
と、この電圧は+8Vの直流電圧に電圧変換回路98に
よって変換される。この電圧によって切換スイッチ94
の接触子94cが接点94b側に切換えられ、+8Vの
直流電圧が入力端子34を介して屋外用衛星信号切換装
置8の出力端子28に供給される。
【0041】この+8Vの直流電圧が供給されたとき、
比較回路68は、パルス検波回路71を作動させるが、
パルス信号が検出されないので、電圧変換回路80が+
8Vの直流電圧を+11Vの直流電圧に変換し、これを
衛星通信用入力端子26に供給する。これによって、衛
星通信用コンバータ22が動作し、第3の通信衛星から
の垂直偏波の衛星通信中間周波信号が衛星通信用入力端
子26から切換スイッチ54に供給される。このとき、
切換スイッチ54の接触子54cは比較回路68の比較
結果に従って接点54b側に切換えられているので、第
3の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号が
混合回路56に供給される。
【0042】+8Vの直流電圧は、電圧変換回路64に
よって+15Vの直流電圧に変換されているので、衛星
放送用コンバータが動作し、衛星放送中間周波信号が衛
星放送入力端子10から混合回路56に供給される。こ
の混合回路56の出力が、出力端子28から屋内用衛星
信号切換装置32の入力端子34に供給される。
【0043】衛星放送中間周波信号は、分波回路86に
よって混合信号から分波されて、衛星放送用出力端子3
6に供給される。第3の通信衛星からの垂直偏波の衛星
通信中間周波信号は分波回路86によって分波され、切
換スイッチ88に供給される。このとき、電圧変換回路
98の+8Vの直流電圧によって接触子88aが接点8
8c側に切換えられているので、第3の通信衛星からの
垂直偏波の衛星通信中間周波信号は衛星通信用出力端子
48に供給される。
【0044】図4(f)に示すように、衛星通信受信用
チューナ50から+15Vの直流電圧が衛星通信用入力
端子48に供給されると、この電圧は+8Vの直流電圧
に電圧変換回路98によって変換される。この電圧によ
って切換スイッチ94の接触子94cが接点94b側に
切換えられ、+8Vの直流電圧が入力端子34を介して
屋外用衛星信号切換装置8の出力端子28に供給され
る。このとき、比較回路102が+15Vの直流電圧が
供給されていることに応動して、パルス発生回路104
を作動させるので、パルス信号も切換スイッチ94を介
して入力端子34を介して屋外用衛星信号切換装置8の
出力端子28に供給される。
【0045】この+8Vの直流電圧が供給されたとき、
比較回路68は、パルス検波回路71を作動させる。パ
ルス信号が検出されるので、電圧変換回路74が+8V
の直流電圧を+15Vの直流電圧に変換し、これを衛星
通信用入力端子26に供給する。これによって、衛星通
信用コンバータ22が動作し、第3の通信衛星からの水
平偏波の衛星通信中間周波信号が衛星通信用入力端子2
6から切換スイッチ54に供給される。このとき、切換
スイッチ54の接触子54cは比較回路68の比較結果
に従って接点54b側に切換えられているので、第3の
通信衛星からの水平偏波の衛星通信中間周波信号が混合
回路56に供給される。
【0046】+8Vの直流電圧は、電圧変換回路64に
よって+15Vの直流電圧に変換されているので、衛星
放送用コンバータ4が動作し、衛星放送中間周波信号が
衛星放送入力端子10から混合回路56に供給される。
この混合回路56の出力が、出力端子28から屋内用衛
星信号切換装置32の入力端子34に供給される。
【0047】衛星放送中間周波信号は、分波回路86に
よって混合信号から分波されて、衛星放送用出力端子3
6に供給される。第3の通信衛星からの水平偏波の衛星
通信中間周波信号は分波回路86によって分波され、切
換スイッチ88に供給される。このとき、電圧変換回路
98の+8Vの直流電圧によって接触子88aが接点8
8c側に切換えられているので、第3の通信衛星からの
水平偏波の衛星通信中間周波信号は衛星通信用出力端子
48に供給される。
【0048】このように、デュアルビーム衛星通信受信
用チューナ44、衛星通信受信用チューナ50が、共に
+15Vまたは+11Vの直流電圧を発生しても、一方
のチューナからの+15Vまたは+11Vの直流電圧を
+8Vでパルス信号が重畳されているものと重畳されて
いないものとに変換しているので、1本の同軸ケーブル
30のみで、デュアルビーム用コンバータ14、衛星通
信用コンバータ22のうち所望のものを作動させ、かつ
所望の偏波の衛星通信中間周波信号を取得することがで
きる。
【0049】第2の実施の形態の衛星信号切換システム
を図5及び図6に示す。このシステムでは、+8Vの電
圧を使用する代わりに第2のパルス信号を使用してい
る。
【0050】即ち、図6に示すように、屋内用衛星信号
切換装置32aでは、図3の屋内用衛星信号切換装置3
2に使用されていた電圧変換回路98、比較回路10
2、パルス発生回路104が除去され、これに代えて、
第2パルス発生回路110が使用されている。他の構成
は、屋内用衛星信号切換装置32と同一であるので、詳
細な説明は省略する。第2のパルス信号は、デュアルビ
ーム衛星通信受信用チューナ44が発生するパルス信号
とは周波数または振幅または両者が異なるものが、使用
されている。
【0051】第2パルス発生回路110は、衛星通信用
出力端子48に+15Vまたは+11Vの直流電圧が衛
星通信受信用チューナ50から供給されたとき、第2の
パルス信号を発生する。+15Vまたは+11Vの直流
電圧に応動して切換スイッチ94の接触子94cが接点
94bに切換えられる。従って、衛星通信用出力端子4
8に+15Vまたは+11Vの直流電圧が供給されたと
き、第2のパルス信号を重畳した+15Vまたは+11
Vの直流電圧が、入力端子34から出力される。
【0052】屋外用衛星信号切換装置8aでは、図5に
示すように、比較回路68、パルス検波回路71及び電
圧変換回路74、80、逆流阻止ダイオード76、82
が除去され、代わりに第2パルス検波回路112と切換
スイッチ114とが、設けられている。他の構成は、図
2に示した屋外用衛星信号切換装置と同一であるので、
詳細な説明は省略する。
【0053】第2パルス検波回路112は、出力端子2
8から第2のパルス信号を重畳した+15Vまたは+1
1Vの直流電圧が供給されたとき、第2のパルス信号を
検出し、切換スイッチ54の接触子54cを接点54b
側に切換えると共に、切換スイッチ114の接触子11
4cを接点114b側に切換える。切換スイッチ114
は接点114bと接点114aを有し、接点114aは
高周波阻止コイル70を介してデュアルビーム用入力端
子18に接続され、接点114bは高周波阻止コイル7
8を介して衛星通信用入力端子26に接続されている。
そして、接触子114cは、通常、接点114aに接触
しているが、第2のパルス信号が検出されたとき、接点
114bに接触する。
【0054】従って、第2のパルス信号が検出されたと
き、+15Vまたは+11Vの直流電圧が衛星通信用入
力端子26に供給される。第2のパルス信号が検出され
ないときには、切換スイッチ114の接触子114cが
接点114a側に切換えられ、デュアルビーム衛星通信
受信用チューナ44が発生するパルス信号が重畳された
或いは重畳されていない+15Vまたは+11Vの直流
電圧が、デュアルビーム用入力端子18に供給される。
【0055】この実施の形態では、+15Vまたは+1
1Vの直流電圧をパルス信号が重畳または非重畳された
+8Vの直流電圧に変換する必要がなく、屋外用及び屋
内用衛星信号切換装置の構成を簡略化することができ
る。
【0056】上記の両実施の形態では、デュアルビーム
用コンバータ14を使用したので、デュアルビーム衛星
通信受信用チューナ44は、パルス信号を重畳した+1
5Vまたは+11Vの直流電圧を発生したが、衛星通信
用コンバータ22と同様なコンバータを使用することが
でき、この場合には、パルス信号を+15Vまたは+1
1Vの直流電圧に重畳する必要は無い。
【0057】上記の両実施の形態では、屋外用衛星信号
切換装置8、8aは、1つの出力端子28を有するもの
としたが、複数の出力端子を有するものとすることもで
きる。この場合、デュアルビーム用入力端子18と衛星
通信用入力端子26とにそれぞれ分配数が等しい分配器
を設け、両分配器の分配出力を切換える上記分配数と等
しい数の切換スイッチ54を設け、衛星放送入力端子1
0にも上記の両分配器と分配数が等しい分配器を設け、
この分配器の各分配出力と各切換スイッチの出力とをそ
れぞれ混合する、分配数に等しい数の混合回路を設け、
この混合回路の出力を各出力端子に供給してもよい。こ
の場合、第1の実施の形態では、比較回路68、パルス
検波回路71、電圧変換回路74、80を、各切換スイ
ッチ54に対応させて設け、第2の実施の形態では、第
2パルス検波回路112、切換スイッチ114を、各切
換スイッチ54に対応させて設ける。
【0058】両実施の形態では、切換スイッチ88を使
用したが、これに代えて分配器を使用することもでき
る。 両実施の形態では、衛星放送中間周波信号を出力
するようにしたが、場合によっては、衛星通信放送の中
間周波信号のみを出力するようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、衛星信
号切換装置に1本の伝送線路を介して供給される電圧の
値を変更することによって、或いは1本の伝送線路を介
して供給されるパルス信号を異なったものとすることに
よって、異なるコンバータに供給する電圧を選択して、
所望の衛星中間周波信号を出力させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の衛星信号切換シス
テムのブロック図である。
【図2】図1の衛星信号切換システムに使用する屋外用
衛星信号切換装置のブロック図である。
【図3】図1の衛星信号切換システムに使用する屋内用
衛星信号切換装置のブロック図である。
【図4】図1の衛星信号切換システムにおける衛星中間
周波信号と重畳電圧の流れを示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の衛星信号切換シス
テムに使用する屋外用衛星信号切換装置のブロック図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施の形態の衛星信号切換シス
テムに使用する屋内用衛星信号切換装置のブロック図で
ある。
【符号の説明】
8 屋外用衛星信号切換装置 14 デュアルビーム用コンバータ(第1の衛星用コン
バータ) 18 デュアルビーム用入力端子(第1の端子) 22 衛星通信用コンバータ(第2の衛星用コンバー
タ) 26 衛星通信用入力端子(第2の端子) 28 出力端子(第3の端子) 32 屋内用衛星信号切換装置 34 入力端子(第4の端子) 42 デュアルビーム衛星通信用出力端子(第5の端
子) 48 衛星通信用出力端子(第6の端子) 54 切換スイッチ(第1の制御部) 68 比較回路(第1の制御部) 71 パルス検波回路(第1の制御部) 74 電圧変換回路(第1の制御部) 80 電圧変換回路(第1の制御部) 88 切換スイッチ(第2の制御部) 94 切換スイッチ(第2の制御部) 98 電圧変換回路(第2の制御部) 102 比較回路(第2の制御部) 104 パルス発生回路(第2の制御部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の直流電圧が供給されたとき一方の
    偏波の衛星中間周波信号を出力し、第2の直流電圧が供
    給されたとき他方の偏波の衛星中間周波信号を出力する
    第1及び第2の衛星用コンバータにそれぞれ接続可能な
    第1及び第2の端子と、 第1及び第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信
    号のうち選択信号に基づいて選択されたものを出力する
    選択手段と、 第1及び第2の直流電圧とは異なる値であり、非直流制
    御信号が重畳または非重畳された第3の直流電圧と、第
    1の直流電圧と、第2の直流電圧とのうち選択されたも
    のが外部から供給され、前記選択手段の出力信号を外部
    に出力する第3の端子と、 第1または第2の直流電圧が第3の端子に供給されたと
    き該直流電圧を第1の端子に供給し、かつ第1の衛星用
    コンバータの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を
    前記選択手段に供給し、前記非直流制御信号が重畳され
    た第3の直流電圧が第3の端子に供給されたとき、第2
    の端子に第3の直流電圧を変換した第1の直流電圧を供
    給すると共に、第2の衛星用コンバータからの衛星中間
    周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給
    し、前記非直流制御信号が非重畳の第3の直流電圧が第
    3の端子に供給されたとき、第2の端子に第3の直流電
    圧を変換した第2の直流電圧を供給すると共に、第2の
    衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択させる
    選択信号を前記選択手段に供給する制御部とを、具備す
    る衛星信号切換装置。
  2. 【請求項2】 第1の直流電圧が供給されたとき一方の
    偏波の衛星中間周波信号を出力し、第2の直流電圧が供
    給されたとき他方の偏波の衛星中間周波信号を出力する
    第1及び第2の衛星用コンバータにそれぞれ接続可能な
    第1及び第2の端子と、 第1及び第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信
    号のうち選択信号に基づいて選択されたものを出力する
    選択手段と、 第1及び第2の直流電圧とは異なる値であり、非直流制
    御信号が重畳または非重畳された第3の直流電圧と、第
    1の直流電圧と、第2の直流電圧とのうち選択されたも
    のが外部から供給され、前記選択手段の出力信号を外部
    に出力する第3の端子と、 第1または第2の直流電圧が第3の端子に供給されたと
    き該直流電圧を第1の端子に供給しかつ第1の衛星用コ
    ンバータの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前
    記選択手段に供給し、前記非直流制御信号が重畳された
    第3の直流電圧が第3の端子に供給されたとき、第2の
    端子に第3の直流電圧を変換した第1の直流電圧を供給
    すると共に第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波
    信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給し、前
    記非直流制御信号が非重畳の第3の直流電圧が第3の端
    子に供給されたとき、第2の端子に第3の直流電圧を変
    換した第2の直流電圧を供給すると共に第2の衛星用コ
    ンバータからの衛星中間周波信号を選択させる選択信号
    を前記選択手段に供給する第1の制御部と、 第3の端子から第1または第2の衛星用コンバータの衛
    星中間周波信号を供給される第4の端子と、 第4の端子から第1の衛星用コンバータの衛星中間周波
    信号が供給され、外部から第1または第2の直流電圧が
    供給される第5の端子と、 第4の端子から第2の衛星用コンバータの衛星中間周波
    信号が供給され、外部から第1または第2の直流電圧が
    供給される第6の端子と、 第5の端子から第1または第2の直流電圧が供給された
    とき、これを第4の端子に供給し、第6の端子から第1
    の直流電圧が供給されたとき、これを第3の直流電圧に
    変換して第4の端子に供給し、第6の端子から第2の直
    流電圧が供給されたとき、これを前記非直流制御信号が
    重畳された第3の直流電圧に変換して第4の端子に供給
    する第2の制御部とを、具備する衛星信号切換システ
    ム。
  3. 【請求項3】 第1の直流電圧が供給されたとき一方の
    偏波の衛星中間周波信号を出力し、第2の直流電圧が供
    給されたとき他方の偏波の衛星中間周波信号を出力する
    第1及び第2の衛星用コンバータにそれぞれ接続可能な
    第1及び第2の端子と、 第1及び第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信
    号のうち選択信号に基づいて選択されたものを出力する
    選択手段と、 非直流制御信号が重畳または非重畳された第1及び第2
    の直流電圧のうち選択されたものが外部から供給され、
    前記選択手段の出力信号が外部に出力される第3の端子
    と、 前記非直流制御信号が非重畳の第1または第2の直流電
    圧が第3の端子に供給されたとき第1の端子に第1また
    は第2の直流電圧を供給し、かつ第1の衛星用コンバー
    タの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択
    手段に供給し、前記非直流制御信号が重畳された第1ま
    たは第2の直流電圧が第3の端子に供給されたとき第2
    の端子に第1または第2の直流電圧を供給すると共に、
    第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択
    させる選択信号を前記選択手段に供給する制御部とを、
    具備する衛星信号切換装置。
  4. 【請求項4】 第1の直流電圧が供給されたとき一方の
    偏波の衛星中間周波信号を出力し、第2の直流電圧が供
    給されたとき他方の偏波の衛星中間周波信号を出力する
    第1及び第2の衛星用コンバータにそれぞれ接続可能な
    第1及び第2の端子と、 第1及び第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信
    号のうち選択信号に基づいて選択されたものを出力する
    選択手段と、 非直流制御信号が重畳または非重畳された第1及び第2
    の直流電圧のうち選択されたものが外部から供給され、
    前記選択手段の出力信号が外部に出力される第3の端子
    と、 前記非直流制御信号が非重畳の第1または第2の直流電
    圧が第3の端子に供給されたとき第1の端子に第1また
    は第2の直流電圧を供給し、かつ第1の衛星用コンバー
    タの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択
    手段に供給し、前記非直流制御信号が重畳された第1ま
    たは第2の直流電圧が第3の端子に供給されたとき第2
    の端子に第1または第2の直流電圧を供給すると共に、
    第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択
    させる選択信号を前記選択手段に供給する第1の制御部
    と、 第3の端子から第1または第2の衛星用コンバータの衛
    星中間周波信号を受ける第4の端子と、 第4の端子から第1の衛星用コンバータの衛星中間周波
    信号が供給され、外部から第1または第2の直流電圧が
    供給される第5の端子と、 第4の端子から第2の衛星用コンバータの衛星中間周波
    信号が供給され、外部から第1または第2の直流電圧が
    供給される第6の端子と、 第5の端子から第1または第2の直流電圧が供給された
    とき、これを第4の端子に供給し、第6の端子から第1
    及び第2の直流電圧の一方が供給されたとき、これに非
    直流制御信号を重畳して第4の端子に供給する第2の制
    御部とを、具備する衛星信号切換システム。
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