JPH11298809A - 衛星信号受信システム、信号分配切換装置及び増幅器 - Google Patents

衛星信号受信システム、信号分配切換装置及び増幅器

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JPH11298809A
JPH11298809A JP10275798A JP10275798A JPH11298809A JP H11298809 A JPH11298809 A JP H11298809A JP 10275798 A JP10275798 A JP 10275798A JP 10275798 A JP10275798 A JP 10275798A JP H11298809 A JPH11298809 A JP H11298809A
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Toru Kamimura
通 上村
Tomoyuki Kunisawa
知幸 國澤
Toshiyuki Hirota
利之 廣田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数帯が少なくとも一部で重複している衛
星からの信号であっても、各端末まで少ない伝送線路で
伝送する。 【解決手段】 第1の通信衛星から送信され、周波数帯
が少なくとも一部重複し、異なる偏波を有する第1及び
第2の衛星信号を、周波数帯が非重複の第1衛星中間周
波信号にコンバータ20が変換する。第2の静止衛星から
送信され、第1の衛星信号と同一の周波数帯と偏波を有
する第3の衛星信号と、第2の衛星信号と同一の周波数
帯と偏波を有する第4の衛星信号とを、第1衛星中間周
波信号と同一周波数帯の第2衛星中間周波信号にコンバ
ータ24が変換する。第1衛星中間周波信号を複数の第1
分配出力に分配器32が分配する。第2の衛星中間周波信
号を、第2分配出力に分配器34が分配する。第1及び第
2の分配出力がトーン切換器36、38、40、42に供給され
る。トーン切換器36と、レシーバ54の間に端子521 が介
在し、端子521 は、トーン切換器36からの出力信号をレ
シーバ54に供給すると共に、レシーバ54から切換信号を
トーン切換器36に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば放送衛星や
通信衛星からの信号を受信して、複数の端末に分配する
衛星信号受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】衛星信号受信システムは、例えば放送衛
星や通信衛星からの衛星信号を、各端末においてそれぞ
れ受信可能とするために使用される。しかし、或る通信
衛星から、異なる偏波であるが、周波数帯が少なくとも
一部で重複している少なくとも2波の電波を送信し、別
の通信衛星から、上記の2波とそれぞれ偏波及び周波数
帯が同一の少なくとも2波の電波を送信することがあ
る。
【0003】また、上記2基の通信衛星からの電波をそ
れぞれ受信するアンテナには、コンバータがそれぞれ付
属している。これらコンバータが、受信した通信衛星信
号を中間周波信号に変換する。しかし、コンバータ内の
局部発振器の発振周波数がいずれの通信衛星用のコンバ
ータでも、同一周波数であるので、各コンバータから出
力される中間周波信号の周波数帯は、ほぼ同一である。
従って、同じ伝送線路によってこれら中間周波信号を伝
送した場合、各端末側では、これら各中間周波信号を分
離することができない。
【0004】従来、各衛星通信中間周波信号を、それぞ
れ別の伝送線路を介して各端末に伝送する別配線方式が
提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の別配線
方式では、各端末までそれぞれ個別の伝送線路を設けな
ければならず、伝送線路の配線が複雑になる。
【0006】本発明は、周波数帯が少なくとも一部で重
複している衛星からの信号であっても、各端末まで少な
い伝送線路で伝送することができる衛星信号受信システ
ムを提供することを目的とする。また、このようなシス
テムにおいて使用する信号分配切換装置と、増幅器を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、第1の静止衛星から送信
され、周波数帯が少なくとも一部重複し、異なる偏波を
有する第1及び第2の衛星信号を、周波数帯が非重複の
第1衛星中間周波信号に変換する第1の変換手段と、第
2の静止衛星から送信され、第1の衛星信号と同一の周
波数帯と偏波を有する第3の衛星信号と、第2の衛星信
号と同一の周波数帯と偏波を有する第4の衛星信号と
を、第1中間周波信号と同一周波数帯の第2衛星中間周
波信号に変換する第2の変換手段と、第1衛星中間周波
信号を複数の第1分配出力に分配する第1の分配手段
と、第2の衛星中間周波信号を、第1分配出力と同数の
第2分配出力に分配する第2の分配手段と、第1及び第
2の分配出力がそれぞれ供給され、切換信号に応じて第
1及び第2の分配出力の一方を出力する複数の切換手段
と、これら切換手段と、第1及び第2の衛星中間周波信
号を受信復調する複数の受信手段との間にそれぞれ介在
し、前記切換手段からの出力信号を前記受信手段に供給
すると共に、前記受信手段から前記切換信号を前記切換
手段に供給する第1の端子とを、有している。
【0008】請求項1記載の発明では、周波数帯が少な
くとも一部で重複し、異なる偏波を持つ第1及び第2の
衛星信号は、第1の衛星中間周波信号に変換される。第
1の衛星信号と同一の偏波、同一の周波数帯の第3の衛
星信号と、第2の衛星信号と同一の偏波、同一の周波数
帯の第4の衛星信号は、第1の衛星中間周波信号と同一
の周波数帯の第2の衛星中間周波信号に変換される。第
1及び第2の衛星中間周波信号は、第1及び第2の分配
手段によって分配され、複数の切換手段に供給される。
端子を介して受信手段から切換信号が切換手段に供給さ
れると、切換手段は、第1及び第2の分配手段の出力の
一方を選択し、第1の端子を介して受信手段に供給す
る。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
衛星信号受信システムにおいて、前記切換信号が、前記
第1及び第2の変換手段用の直流動作電圧に交番信号が
重畳または非重畳されているものであり、前記切換手段
は、前記交番信号に基づいて第1及び第2の分配出力の
一方を選択する。
【0010】請求項2記載の発明によれば、交番信号が
重畳または非重畳の直流電圧が、第1及び第2の変換手
段に供給されて、これらが動作する。また、交番信号に
基づいて切換手段が、第1の衛星中間周波信号または第
2の衛星中間周波信号を選択する。
【0011】なお、受信手段が発生する直流電圧の値を
異なる2つの値とし、第1の変換手段は、第1の直流電
圧の供給を受けたとき、第1の衛星信号を第1の衛星中
間周波信号に変換し、第2の直流電圧の供給を受けたと
き、第1の衛星信号を第1の衛星中間周波信号に変換
し、第2の変換手段は、第1の直流電圧の供給を受けた
とき、第3の衛星信号を第2の衛星中間周波信号に変換
し、第2の直流電圧の供給を受けたとき、第4の衛星信
号を第2の衛星中間周波信号に変換するように構成する
こともできる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の衛星信号受信システムにおいて、第3の静止衛星
から送信された第5の衛星信号を第3の衛星中間周波信
号に変換する第3の変換手段と、第3の変換手段からの
第3の衛星中間周波信号と、地上波テレビジョン放送信
号またはCATV信号とを混合する混合手段と、この混
合手段の混合出力を複数の分配出力に分配する第3の分
配手段と、第3の分配手段の各分配出力が供給され、上
記各第1の端子とそれぞれ対応して設けられている第2
の端子とを、具備している。
【0013】請求項3記載の発明によれば、第3の衛星
中間周波信号と地上波信号との混合信号が、第3の分配
手段を介して第2の端子に供給されている。従って、第
2の端子を、地上波またはCATVと第3の衛星中間周
波信号とを復調可能なテレビジョン受像機に接続するこ
とによって、これらも視聴可能となる。
【0014】請求項4記載の発明は、第1の静止衛星か
ら送信され、周波数帯が少なくとも一部重複し、異なる
偏波を有する第1及び第2の衛星信号を変換した、周波
数帯が非重複の第1衛星中間周波信号を、複数の第1分
配出力に分配する第1の分配手段と、第2の静止衛星か
ら送信され、第1の衛星信号と同一の周波数帯と偏波を
有する第3の衛星信号と、第2の衛星信号と同一の周波
数帯と偏波を有する第4の衛星信号とを変換した、第1
中間周波信号と同一周波数帯の第2衛星中間周波信号
を、第1分配出力と同数の第2分配出力に分配する第2
の分配手段と、第1及び第2の分配出力がそれぞれ供給
され、1本の伝送線路を介して供給される切換信号に応
じて第1及び第2の分配出力の一方を、前記1本の伝送
線路に出力する複数の切換手段とを、有している。
【0015】請求項4記載の発明でも、請求項1記載の
発明と同様に、第1及び第2の衛星中間周波信号は、第
1及び第2の分配手段によって分配され、複数の切換手
段に供給される。端子に接続された1本の伝送線路を介
して受信手段から切換信号が切換手段に供給されると、
切換手段は、第1及び第2の分配手段の出力の一方を選
択し、1本の伝送線路を介して受信手段に供給する。
【0016】請求項5記載の発明は、第1の静止衛星か
ら送信され、周波数帯が少なくとも一部重複し、異なる
偏波を有する第1及び第2の衛星信号を変換した、周波
数帯が非重複の第1衛星中間周波信号が供給され、これ
を増幅して、第1の分配手段に供給する第1の増幅手段
と、第2の静止衛星から送信され、第1の衛星信号と同
一の周波数帯と偏波を有する第3の衛星信号と、第2の
衛星信号と同一の周波数帯と偏波を有する第4の衛星信
号とを変換した、第1中間周波信号と同一周波数帯の第
2衛星中間周波信号が供給され、これを増幅して、第2
の分配手段に供給する第2の増幅手段と、第1及び第2
の増幅手段を収容している1つの筐体とを、具備してい
る。
【0017】請求項5記載の発明によれば、第1及び第
2の増幅手段が、1つの筐体内に設けられており、この
筐体を衛星信号受信システム内に配置するだけで、第1
及び第2の衛星中間周波信号を増幅して、第1及び第2
の分配手段それぞれに供給することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態の衛星信号
受信システムは、一般家庭における複数の部屋におい
て、2基の通信衛星からの信号と、1基の放送衛星から
の信号と、UHF及びVHFの地上波信号と、必要によ
りCATV信号を視聴するためのものである。
【0019】図1に示すように、この衛星信号受信シス
テムは、UHF及びVHF帯の地上波テレビジョン信号
を受信するためのU・Vアンテナ2を有している。さら
に、この衛星信号受信システムは、放送衛星から送信さ
れている衛星放送信号を受信する衛星放送受信用アンテ
ナ4を有している。この衛星放送信号は、衛星放送受信
用アンテナ4に付属している第3の変換手段、例えばコ
ンバータ6によって、予め定められた1GHz帯の衛星
放送中間周波信号に変換される。
【0020】この衛星放送中間周波信号と、UHF及び
VHF帯の地上波テレビジョン信号とは、混合手段、例
えば混合器8によって混合される。或る場合には、この
混合器8にCATV施設からのCATV信号も供給され
ることがある。この混合器8の出力信号は、増幅器10
によって増幅された後、第3の分配手段、例えば分配器
12に供給され、複数、例えば4つの分配出力に分配さ
れる。
【0021】これら4つの分配出力は、一般家庭の例え
ば異なる部屋にそれぞれ設けられた第2の端子、例えば
端子141、142、143、144にそれぞれ1本の
伝送線路、例えばそれぞれ1本の同軸ケーブルを介して
供給される。これら端子141乃至144には、それぞ
れテレビジョン受像機が接続されている。図1では、代
表として、端子141にテレビジョン受像機16が接続
されている状態を示している。なお、コンバータ6への
動作用直流電圧は、例えば衛星放送受信用チューナ内蔵
の各テレビジョン受像機のいずれかから供給されてい
る。そのため、端子141乃至144、分配器12、増
幅器10、混合器8は通電型のものである。
【0022】これらU・Vアンテナ2、衛星放送受信用
アンテナ4、コンバータ6、混合器8、増幅器10、分
配器12、端子141、142、143、144は、新
設してもよいが、既存の設備であってもよい。
【0023】この衛星信号受信システムは、さらに第1
の通信衛星からの衛星通信信号を受信する衛星通信受信
用アンテナ18を有している。第1の通信衛星は、図2
(a)に示すように、例えば12.493GHzから1
2.733GHzの周波数帯で垂直偏波の第1の衛星通
信信号CS1(V)と、12.508GHzから12.
748GHzの周波数帯で水平偏波の第2の衛星通信信
号CS1(H)とを送信している。
【0024】第1の変換手段、例えば衛星通信受信用ア
ンテナ18に付属しているコンバータ20は、10.6
78GHzの局部発振信号を発生する局部発振器と、1
1.2GHzの局部発振信号を発生する局部発振器とを
備えている。このコンバータ20は、後述するように+
11Vの直流電圧が供給されたとき、第1の衛星通信信
号CS1(V)を1293MHzから1533MHzの
第1の衛星通信中間周波信号CS1−IF(V)に周波
数変換する。また、このコンバータ20は、+15Vの
直流電圧が供給されたとき、第2の衛星通信信号CS1
(H)を1830MHzから2070MHzの第2衛星
通信中間周波信号CS1−IF(H)に周波数変換す
る。
【0025】この衛星信号受信システムには、第2の通
信衛星からの衛星通信信号を受信する衛星通信受信用ア
ンテナ22も設けられている。第2の通信衛星も、図2
(b)に示すように、例えば12.493GHzから1
2.733GHzの周波数帯で垂直偏波の第3の衛星通
信信号CS2(V)と、12.508GHzから12.
748GHzの周波数帯で水平偏波の第4の衛星通信信
号CS2(H)とを送信している。
【0026】第2の変換手段、例えば衛星通信受信用ア
ンテナ22に付属しているコンバータ24も、10.6
78GHzの局部発振信号を発生する局部発振器と、1
1.2GHzの局部発振信号を発生する局部発振器とを
備えている。このコンバータ24も、+11Vの直流電
圧が供給されたとき、第1の衛星通信信号CS2(V)
を1293MHzから1533MHzの第3の衛星通信
中間周波信号CS2−IF(V)に周波数変換する。ま
た、このコンバータ24も、+15Vの直流電圧が供給
されたとき、第4の衛星通信信号CS2(H)を183
0MHzから2070MHzの第2衛星通信中間周波信
号CS2−IF(H)に周波数変換する。
【0027】このように第1の衛星通信信号CS1
(V)と第3の衛星通信信号CS2(V)とは、同一周
波数、同一偏波の信号であり、第2の衛星通信信号CS
1(H)と第4の衛星通信信号CS2(H)とは、同一
周波数、同一偏波の信号である。そして、第1の衛星通
信信号CS1(V)、第3の衛星通信信号CS2(V)
と、第2の衛星通信信号CS1(H)、第4の衛星通信
信号CS2(H)とは、周波数帯が一部重複している。
【0028】従って、もし、コンバータ20、22の局
部発振信号の周波数が1種類だけであると、ほぼ周波数
帯が同一の4つの衛星通信中間周波信号が生成されるこ
とになる。しかし、この衛星信号受信システムでは、コ
ンバータ20、24の局部発振周波数を2種類にしてい
るので、同一の衛星からの衛星通信信号は、異なる周波
数の中間周波信号に変換されている。なお、この各衛星
通信中間周波信号の周波数は、衛星放送中間周波信号と
周波数が完全に異なっている。
【0029】第1の衛星中間周波信号CS1−IF
(V)と第2の衛星中間周波信号CS1−IF(H)と
は、混合器26において混合される。以下、この混合出
力を、第1衛星中間周波信号CS1−IFと称する。第
3の衛星中間周波信号CS2−IF(V)と第4の衛星
中間周波信号CS2−IF(H)も、混合器28におい
て混合される。以下、この混合出力を、第2衛星中間周
波信号CS2−IFと称する。なお、第1及び第2衛星
中間周波信号の周波数帯は、衛星放送中間周波信号BS
−IFと一部で重複している。
【0030】第1衛星中間周波信号CS1−IFは、増
幅器30の第1の増幅部30aによって増幅され、第1
の分配手段、例えば4分配器32に供給される。第2衛
星中間周波信号CS2−IFは、増幅器30の第2の増
幅部30bによって増幅され、第2の分配手段、例えば
4分配器34に供給される。増幅器30は、第1及び第
2の増幅部30a、30bを1つの筐体内に収容した2
入力2出力の増幅器である。
【0031】図3に示すように、筐体内に設けられた定
電圧回路30cが外部から供給された商用交流電圧を整
流、平滑、定電圧化した直流電圧によって、第1及び第
2の増幅部30a、30bは動作する。また、これら第
1及び第2の増幅部30a、30bの入出力間には、直
流電圧をバイパスするための高周波阻止コイル30d、
30eが設けられ、また、第1及び第2の増幅部30
a、30bの入力側、出力側には、それぞれ直流阻止コ
ンデンサ30f、30g、30h、30iが設けられて
いる。即ち、これら第1及び第2の増幅部30a、30
bは、通電型のものである。
【0032】4分配器32の各分配出力は、切換手段、
例えばトーン切換器36、38、40、42に供給され
ている。同様に、4分配器34の各分配出力も、トーン
切換器36、38、40、42に供給されている。トー
ン切換器36、38、40、42の出力は、1本の伝送
線路、例えば同軸ケーブル44、46、48、50を介
して第1の端子である端子521、522、523、5
24にそれぞれ接続されている。
【0033】各端子521、522、523、524
は、端子141、142、143、144とそれぞれ対
に設けられており、受信手段、例えばレシーバを介して
テレビジョン受像機に接続されている。図1では、代表
としてレシーバ54とテレビジョン受像機16を示して
いる。
【0034】レシーバ54は、第1衛星中間周波信号C
S1−IFまたは第2衛星中間周波信号CS2−IFが
端子521を介して供給されると、これをテレビジョン
受像機16によって受信可能に復調する。また、レシー
バ54は、切換信号を生成可能に形成されている。即
ち、図4(a)に示すような直流電圧または、同図
(b)に示すようなこの直流電圧に交番電圧、例えば3
2kHz乃至53kHzのパルス電圧(トーン信号)が
重畳された電圧を、生成可能に形成されている。これら
電圧のいずれか一方は、端子521、伝送線路44を介
してトーン切換器36に供給される。なお、直流電圧と
しては、+11Vと+15Vとがある。
【0035】トーン切換器36、38、40、42は、
例えば図5に示すように、端子521、522、523
または524に接続される出力端子57と、分配器32
の分配出力(第1衛星中間周波信号CS1−IFの分配
出力)が供給される入力端子56と、分配器34の分配
出力(第2衛星中間周波信号CS2−IFの分配出力)
が供給される入力端子58とを有している。
【0036】入力端子56に切換スイッチ60の接点6
0aが接続され、入力端子58に切換スイッチ60の接
点60bが接続され、切換スイッチ60の接触子60c
が出力端子57に接続されている。この切換スイッチ6
0は、切換信号が供給されていない状態で、接触子60
cを接点60aに接続し、切換信号が供給されたとき、
接触子60cを接点60bに接続する。
【0037】出力端子57には、トーンフィルタ62が
設けられている。これは、上述したトーン信号が直流電
圧に重畳されているとき、これを検出し、所定の電圧を
発生するものである。このトーンフィルタ62の出力
は、比較器64に供給される。比較器64は、トーンフ
ィルタ62の出力が、基準電圧源66からの予め定めた
基準電圧(上記所定電圧よりも小さい値)よりも大きな
値のとき、切換信号を切換スイッチ60に供給し、接触
子60cを接点60aに接触させ、トーン信号が検出さ
れないとき、接触子60cを接点60bに接触させる。
【0038】従って、レシーバ54が図4(b)に示す
トーン信号が重畳された直流電圧(+11Vでも+15
Vでもかまわない)を発生しているとき、トーン切換器
36は、4分配器32から供給されている第1衛星中間
周波信号CS1−IFをレシーバ54に供給する。よっ
て、レシーバ54が、第1衛星中間周波信号CS1−I
Fを復調し、テレビジョン受像機16に供給することに
よって、第1の通信衛星からの衛星通信信号をテレビジ
ョン受像機16によって視聴できる。
【0039】なお、このとき+11Vの直流電圧が供給
されていると、第1衛星中間周波信号CS1−IFとし
て、コンバータ20は、第1衛星通信中間周波信号CS
1−IF(V)を生成する。また+15Vの直流電圧が
供給されていると、第1衛星中間周波信号CS1−IF
として、コンバータ20は、第2衛星通信中間周波信号
CS1−IF(H)を生成する。
【0040】また、レシーバ54が図4(a)に示す直
流電圧のみを発生しているとき、トーン切換器36は、
4分配器34から供給されている第2衛星中間周波信号
CS2−IFをレシーバ54に供給する。従って、レシ
ーバ54が、第2衛星中間周波信号CS2−IFを復調
し、テレビジョン受像機16に供給することによって、
第2の通信衛星からの衛星通信信号をテレビジョン受像
機16によって視聴できる。
【0041】なお、このとき+11Vの直流電圧が供給
されていると、第2衛星中間周波信号CS2−IFとし
て、コンバータ24は、第3衛星通信中間周波信号CS
2−IF(V)を生成する。また+15Vの直流電圧が
供給されていると、第2衛星中間周波信号CS1−IF
として、コンバータ20は、第4衛星通信中間周波信号
CS2−IF(H)を生成する。
【0042】なお、レシーバ54から供給された図4
(b)の電圧は、切換スイッチ60、4分配器32、増
幅器30の第1の増幅部30a、混合器26を介してコ
ンバータ20に供給され、コンバータ20は、上述した
ように第1または第2の衛星中間周波信号CS1−IF
(V)、CS1−IF(H)を生成する。同様に、レシ
ーバ54から供給された図4(a)の電圧は、切換スイ
ッチ60、4分配器34、増幅器30の第1の増幅部3
0b、混合器28を介してコンバータ24に供給され、
コンバータ24は上述したように第3または第4の衛星
中間周波信号CS2−IF(V)、CS2−IF(H)
を生成する。
【0043】従って、レシーバ36は、トーン切換器を
切り換えるために、コンバータ20、24の動作電圧以
外に、特別な電圧を発生させる必要はない。無論、第1
及び第2の増幅部30a、30bと同様に、分配器3
2、34、混合器26、28もコンバータ20、24に
+11Vまたは+15Vの電圧(トーン信号が重畳され
ている場合もある。)を供給するために、通電型とされ
ている。
【0044】このようにレシーバ54から供給される直
流電圧を15Vまたは11Vとするか、この15Vまた
は11Vの電圧にパルス電圧を重畳するか否かによっ
て、トーン切換器36の切換と、コンバータ20、24
が周波数変換する衛星通信信号の選択とが同時に行われ
る。なお、分配器32、34、トーン切換器36、2
8、40、42は、1つの筐体内に収容されて、信号分
配切換器55を構成している。分配器32、34とトー
ン切換器36、28、40、42は接近して配置されて
いるので、分配器32からトーン切換器36、38、4
0、42への配線と、分配器34からトーン切換器3
6、38、40、42への配線とは、短くできる。
【0045】また、2基の通信衛星20、22からの4
波の衛星通信信号をレシーバ54において受信するにも
かかわらず、レシーバ54に接続されている端子521
とトーン切換器36との間には、1本の伝送線路44が
存在するだけである。
【0046】また、増幅器30は、1つの筐体内に第1
及び第2の増幅部30a、30bを有するものであるの
で、増幅器30を配置し、その入力側に混合器26、2
8の出力側に接続し、その出力側を信号切換分配器55
の分配器32、34の入力側に接続する工事をするだけ
で、増幅器30の設置が終了する。また、信号切換分配
器55も上記のように増幅器30に接続すると共に、ト
ーン切換器36、38、40、42の出力側を各端子5
21、522、523、524に接続するだけで、信号
切換分配器55の設置工事も終了する。従って、この受
信システムの各部品の設置工事は容易である。
【0047】上記の実施の形態では、2基の通信衛星か
らそれぞれ送信される垂直偏波の信号は、周波数が同一
で、同じく水平偏波の信号も周波数が同一で、垂直偏波
と水平偏波の衛星通信信号同士は、少なくとも一部で重
複するものであったが、例えば3基の通信衛星からそれ
ぞれ送信される垂直偏波の信号は、周波数が同一で、同
じく水平偏波の信号も周波数が同一で、垂直偏波と水平
偏波の衛星通信信号同士は、少なくとも一部で重複する
ものの場合にも同様に、本発明を実施できる。但し、そ
の場合、分配器をもう1組追加し、トーン切換器は、3
つの入力端子に供給された中間周波信号のうち1つを選
択するものとする必要がある。この場合、切換信号とし
て、例えばトーン信号を含まないもの、32kHzのト
ーン信号を含むもの、または53kHzのトーン信号を
含むものの3種類をレシーバ側から生成すればよい。
【0048】上記の実施の形態では、4つの端子に第1
及び第2の衛星通信中間周波信号を切換供給するように
したが、4つに限ったものでなく、状況に応じてその数
を増減することができる。その場合、分配器32、34
の分配数と、トーン切換器の台数とを変更する必要があ
る。
【0049】上記の実施の形態では、各レシーバから信
号切換分配器を介して+11Vまたは+15Vの直流電
圧をコンバータ20、24に供給して、これらを動作さ
せたが、コンバータ20を例えば+11Vの直流電圧が
供給されたとき、第1及び第2の衛星通信中間周波信号
CS1−IF(V)、CS1−IF(H)を生成するよ
うに構成し、かつコンバータ24を例えば+11Vの直
流電圧が供給されたとき、第3及び第4の衛星通信中間
周波信号CS2−IF(V)、CS2−IF(H)を生
成するように構成し、増幅器30内に+11Vの直流電
圧を生成する直流電源回路を設け、この電源回路から常
時混合器26を介してコンバータ20へ、混合器28を
介してコンバータ24へ、常時+11Vの直流電圧をそ
れぞれ供給するようにしてもよい。この場合、トーン切
換器36、38、40、42から+11Vまたは+15
Vの直流電圧が分配器32、34へ供給されないよう
に、トーン切換器36、38、40、42において直流
カットする。
【0050】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載及び4記載
の発明によれば、複数の衛星通信のうち任意に選択した
ものを、受信手段で視聴することができることを確保し
た上に、切換手段から端子までの間に布設する伝送線路
を1本とすることができるので、その設置工事を容易に
することができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、切換手段に
切換に使用する信号が、変換手段の動作電圧を利用した
ものであるので、切換手段に対して切換信号の伝送用の
線路を別途布設する必要がなく、設置工事を容易にする
ことができる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、第1及び第
2の静止衛星からの信号の他に、第3の静止衛星からの
信号と地上波信号またはCATV信号も視聴可能であ
る。
【0053】請求項5記載の発明によれば、第1及び第
2の増幅手段が、1つの筐体内に設けられており、この
筐体を衛星信号受信システム内に設置するだけでよいの
で、その設置工事が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態の衛星信号受信システム
のブロック図である。
【図2】図1の衛星信号受信システムの各部の周波数関
係を示す図である。
【図3】図1の衛星信号受信システムの増幅器のブロッ
ク図である。
【図4】図1の衛星信号受信システムで使用する切換信
号を示す図である。
【図5】図1の衛星信号受信システムのトーン切換器の
ブロック図である。
【符号の説明】
20 コンバータ(第1の変換手段) 24 コンバータ(第2の変換手段) 32 34 分配器(分配手段) 36 38 40 42 トーン切換器(切換手段) 521、522、523、524 端子 54 レシーバ(受信手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の静止衛星から送信され、周波数帯
    が少なくとも一部重複し、異なる偏波を有する第1及び
    第2の衛星信号を、周波数帯が非重複の第1衛星中間周
    波信号に変換する第1の変換手段と、 第2の静止衛星から送信され、第1の衛星信号と同一の
    周波数帯と偏波を有する第3の衛星信号と、第2の衛星
    信号と同一の周波数帯と偏波を有する第4の衛星信号と
    を、第1中間周波信号と同一周波数帯の第2衛星中間周
    波信号に変換する第2の変換手段と、 第1衛星中間周波信号を複数の第1分配出力に分配する
    第1の分配手段と、 第2の衛星中間周波信号を、第1分配出力と同数の第2
    分配出力に分配する第2の分配手段と、 第1及び第2の分配出力がそれぞれ供給され、切換信号
    に応じて第1及び第2の分配出力の一方を出力する複数
    の切換手段と、 これら切換手段と第1及び第2の衛星中間周波信号を受
    信復調する複数の受信手段との間にそれぞれ介在し、前
    記切換手段からの出力信号を前記受信手段に供給すると
    共に、前記受信手段から前記切換信号を前記切換手段に
    供給する第1の端子とを、有する衛星信号受信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の衛星信号受信システムに
    おいて、前記切換信号は、前記第1及び第2の変換手段
    用の直流動作電圧に交番信号が重畳または非重畳されて
    いるものであり、前記切換手段は、前記交番信号に基づ
    いて第1及び第2の分配出力の一方を選択する衛星信号
    受信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の衛星信号受信シ
    ステムにおいて、 第3の静止衛星から送信された第5の衛星信号を第3の
    衛星中間周波信号に変換する第3の変換手段と、 第3の変換手段からの第3の衛星中間周波信号と、地上
    波テレビジョン放送信号またはCATV信号とを混合す
    る混合手段と、 この混合手段の混合出力を複数の分配出力に分配する第
    3の分配手段と、 第3の分配手段の各分配出力が供給され、上記各第1の
    端子とそれぞれ対応して設けられている第2の端子と
    を、具備する衛星信号受信システム。
  4. 【請求項4】 第1の静止衛星から送信され、周波数帯
    が少なくとも一部重複し、異なる偏波を有する第1及び
    第2の衛星信号を変換した、周波数帯が非重複の第1衛
    星中間周波信号を、複数の第1分配出力に分配する第1
    の分配手段と、 第2の静止衛星から送信され、第1の衛星信号と同一の
    周波数帯と偏波を有する第3の衛星信号と、第2の衛星
    信号と同一の周波数帯と偏波を有する第4の衛星信号と
    を変換した、第1中間周波信号と同一周波数帯の第2衛
    星中間周波信号を、第1分配出力と同数の第2分配出力
    に分配する第2の分配手段と、 第1及び第2の分配出力がそれぞれ供給され、1本の伝
    送線路を介して供給される切換信号に応じて第1及び第
    2の分配出力の一方を、前記1本の伝送線路に出力する
    複数の切換手段とを、有する衛星信号受信システム用信
    号分配切換装置。
  5. 【請求項5】 第1の静止衛星から送信され、周波数帯
    が少なくとも一部重複し、異なる偏波を有する第1及び
    第2の衛星信号を変換した、周波数帯が非重複の第1衛
    星中間周波信号が供給され、これを増幅して、第1の分
    配手段に供給する第1の増幅手段と、 第2の静止衛星から送信され、第1の衛星信号と同一の
    周波数帯と偏波を有する第3の衛星信号と、第2の衛星
    信号と同一の周波数帯と偏波を有する第4の衛星信号と
    を変換した、第1中間周波信号と同一周波数帯の第2衛
    星中間周波信号が供給され、これを増幅して、第2の分
    配手段に供給する第2の増幅手段と、 第1及び第2の増幅手段を収容している1つの筐体と
    を、具備する衛星信号受信システム用増幅器。
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