JP2007036631A - ブースタ及びテレビ放送受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビ放送受信システムにおいて、安価なブースタを用いて衛星放送信号を受信するときのみに衛星放送信号受信用アンテナに駆動電力が供給されるようにし、安価に省電力化させる。
【解決手段】ブースタ1は、衛星放送信号受信用アンテナ2が接続され、衛星放送信号が入力される第1入出力端子1aと、衛星放送信号を増幅する増幅部1dと、増幅された衛星放送信号をチューナ5に出力する第2入出力端子1cと、第1入出力端子1aと第2入出力端子1cとを接続する電力供給経路1gとを備えている。チューナ5は衛星放送信号を受信しようとするとき駆動電力を出力する。駆動電力は、第2入出力端子1cから電力供給経路1gを経由して第1入出力端子1aから衛星放送信号受信用アンテナ2に供給される。チューナ5が衛星放送信号を受信しようとしないときには駆動電力が供給されず、テレビ放送受信システムが省電力化される。
【選択図】図1

Description

本発明は、衛星放送信号受信用アンテナで受信された衛星放送信号を増幅させるブースタ及びそのブースタを用いたテレビ放送受信システムに関する。
従来、テレビ放送として、放送衛星や通信衛星を用いて衛星放送が行われている。このような衛星放送を受信して視聴する場合には、衛星から送信される電波を受信するための衛星放送信号受信用アンテナを用いる必要がある。この衛星放送信号受信用アンテナは、外部から駆動電力が供給されて動作する。一般に、駆動電力は、衛星放送信号受信用アンテナに接続されたチューナから供給されたり、また、衛星放送信号受信用アンテナにブースタが接続されている場合には、このブースタから供給されたりする。
図4は、衛星放送を視聴するための従来のテレビ放送受信システムの一例を示す。このテレビ放送受信システムは、衛星放送と地上波放送とを視聴するためのものであり、ブースタ81と、ブースタ81に接続される衛星放送信号受信用アンテナ82及び地上波放送信号受信用アンテナ(図示せず)と、分配器83と、分配器83に接続される2つのTVコンセント84と、TVコンセント84にそれぞれ接続されるチューナ85とを備えている。
ブースタ81は、衛星放送信号受信用アンテナ82及び地上波放送信号受信用アンテナにそれぞれ接続される、2つの増幅部81dと、これらの増幅部81dによりそれぞれ増幅される衛星放送信号と地上波放送信号を1つの信号に混合して出力する混合部81eと、外部の商用電源に接続されており、増幅部81dに駆動電力を供給する電源部81fとを有している。一般に、衛星放送を多箇所で視聴する場合には、衛星放送信号を分配器83で分配するときに分配ロスが生じたり、配線ロスが生じたりする。このテレビ放送受信システムでは、ブースタ81を用いて衛星放送信号受信用アンテナ82で受信された衛星放送信号のレベルを上げることにより、上述のように分配ロスや配線ロスが生じても衛星放送や地上波放送を視聴することができるようにしている。
ここで、このようなテレビ放送受信システムでは、衛星放送信号受信用アンテナ82は、ブースタ81の電源部81fから例えばDC15Vの駆動電力が供給されることにより動作している。ブースタ81には、図に示すように、電源部81fから衛星放送信号受信用アンテナ82へ駆動電力を出力するための電力供給経路81gが設けられている。この電力供給経路81gの途中にはスイッチ81hが設けられており、スイッチ81hは、衛星放送信号受信用アンテナ82がブースタ81に接続されるときには、通常はオン状態とされている。これにより、スイッチ81hがオンのとき、衛星放送信号受信用アンテナ82に電源部81fから駆動電力が常時供給されて、この衛星放送信号受信用アンテナ82が駆動される。
しかしながら、上述のようなテレビ放送受信システムにおいては、一般に、スイッチ81hはブースタ81及び衛星放送信号受信用アンテナ82が設置されたときにオンされ、ユーザがオフすることは困難である。そのため、ブースタ81の電源部81fから衛星放送信号受信用アンテナ82に駆動電力が常時供給される。すなわち、このテレビ放送受信システムでは、衛星放送を視聴していない場合でも、衛星放送信号受信用アンテナ82では駆動電力として余分な電力が消費されており、経済的ではない。
上述のように余分な電力を消費しないようにしたブースタ81としては、例えば、接続されたチューナ85のうち電源オンのものがあるかどうか検出する直流電圧検出回路を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。直流電圧検出回路は、電源オンの状態のチューナ85から出力される直流電圧を検出する。そして、接続されているチューナ85の中で電源オンであるものがあるときにのみ、ブースタ81の電源部81fが衛星放送信号受信用アンテナ82と増幅部81dに駆動電力を供給することにより、省電力化を図る。しかしながら、このブースタ81は、チューナ85のうち電源オンのものがあるかどうか検出するために直流電圧検出回路を必要とするため、ブースタ81の内部構造が複雑となり、ブースタ81の製造コストが高くなってしまうという問題があった。
特開2003−283351号公報
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、ブースタが、チューナから衛星放送信号受信用アンテナの駆動電力が入力されたときに、この駆動電力を衛星放送信号受信用アンテナに出力することができるようにし、衛星放送を視聴するときにのみ衛星放送信号受信用アンテナで駆動電力が消費されて省電力化させることが可能であり、ブースタの構造が単純であり安価に構成することができるテレビ放送受信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、衛星放送信号受信用アンテナが接続され、この衛星放送信号受信用アンテナから衛星放送信号が入力されると共に、前記衛星放送信号受信用アンテナに対して駆動電力を出力するための第1入出力端子と、前記第1入出力端子から入力される衛星放送信号を増幅する増幅部と、前記増幅部に電力を供給する電源部と、チューナ又は分配器が接続され、前記チューナから直接又は前記分配器を介して前記衛星放送信号受信用アンテナの駆動電力が入力されると共に、前記増幅部により増幅された衛星放送信号を前記チューナに出力するための第2入出力端子と、前記第1入出力端子と前記第2入出力端子を、前記増幅部を介さずに接続し、前記第2入出力端子に直接又は分配器を介して接続されたいずれかのチューナから前記駆動電力が入力されたときにのみ、前記第1入出力端子から前記衛星放送信号受信用アンテナに対してその駆動電力を出力する電力供給経路とを備えたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記電源部は前記衛星放送信号受信用アンテナの駆動電力を供給可能であり、前記電力供給経路と前記電源部の間に切替スイッチがさらに設けられており、前記切替スイッチが前記電源部側に切り替えられているときは、前記電源部から、前記衛星放送信号受信用アンテナに対して駆動電力を常時出力するものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、地上波放送信号受信用アンテナが接続される入力端子と、この入力端子から入力された地上波放送信号と前記衛星放送信号とを混合して出力することが可能な混合部とをさらに備えたものである。
請求項4の発明は、衛星放送信号を受信するときにのみ衛星放送信号受信用アンテナの駆動電力を出力するチューナと、請求項1乃至3のいずれかに記載のブースタで構成され、衛星放送信号を受信しない場合には、衛星放送信号受信用アンテナに駆動電力を供給しないことにより省電力化を可能とするものである。
請求項1の発明によれば、ブースタは、第1入出力端子と第2入出力端子とが電力供給経路により接続されており、第2入出力端子に接続されたチューナから駆動電力が入力されたとき、この駆動電力が電力供給経路を経由して第1入出力端子から衛星放送信号受信用アンテナに対して出力されるので、チューナが衛星放送信号を受信するときにのみ駆動電力が衛星放送信号受信用アンテナで消費される。従って、ブースタが単純な構成のままで、駆動電力の浪費を防ぐことが可能となり、テレビ放送受信システムを省電力化させることが安価に可能となる。
請求項2の発明によれば、切替スイッチが切り替えられているときには、電源部から衛星放送信号受信用アンテナに対して駆動電力が常時出力されるので、ブースタに接続されるチューナとブースタの間に設置されるTVコンセントなどのテレビ配線器具が電流非通過形である場合でも、衛星放送信号受信用アンテナを駆動させて衛星放送信号を受信させることができる。従って、チューナがブースタへ駆動電力を供給可能であるときにはテレビ放送受信システムを省電力化させることが可能なブースタを、より多様な構成のテレビ放送受信システムに用いることが可能となる。
請求項3の発明によれば、ブースタが、地上波放送受信用アンテナが接続される入力端子と、衛星放送信号と地上波放送信号とを混合して出力することが可能な混合部とを備えているので、1つのブースタにより地上波放送と衛星放送を共に視聴することができる。従って、地上波放送と衛星放送を視聴するテレビ放送受信システムの配線をより単純なものとすることが可能となり、また、上述のようにテレビ放送受信システムを省電力化することが可能となる。
請求項4の発明によれば、チューナが衛星放送信号を受信しない場合には駆動電力を出力せず、衛星放送信号受信用アンテナに駆動電力が供給されないので、テレビ放送受信システムを安価に省電力化することが可能となり、経済的にすることが可能となる。
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るブースタを用いたテレビ放送受信システムの構成を示す。このテレビ放送受信システムは、衛星放送信号及び地上波放送信号(以下、放送信号と称する)を受信して視聴するためのものであり、ブースタ1と、このブースタ1に接続される衛星放送信号受信用アンテナ2及び地上波放送信号受信用アンテナ(図示せず)と、このブースタ1に接続されるコネクタである2つのTVコンセント4と、これらのTVコンセント4にそれぞれ接続される2つのチューナ5とを備えている。
ブースタ1は、衛星放送信号受信用アンテナ2が接続される第1入出力端子1aと、地上波放送信号受信用アンテナが接続される入力端子1bと、TVコンセント4を介してチューナ5が接続される2つの第2入出力端子1cとを有している。ブースタ1の内部には、第1入出力端子1aと入力端子1bにそれぞれ対応するように設けられ、第1入出力端子1aから入力される衛星放送信号と入力端子1bから入力される地上波放送信号を増幅させる増幅部1dと、増幅部1dで増幅された衛星放送信号と地上波放送信号を各第2入出力端子1cに混合して出力する混合/分配部(混合部)1eと、例えば外部の商用電源と接続され、増幅部1dに電力を供給する電源部1fとが備えられている。第1入出力端子1aと増幅部1dとの間の経路及び混合/分配部1eと各第2入出力端子1cとの間の2つの経路には、例えばコンデンサ等の、直流電流をカットするためのフィルタ1iがそれぞれ挿入されている。また、図に示すように、第1入出力端子1aと、各第2入出力端子1cとは、電力供給経路1gを介して接続されている。この電力供給経路1gには、例えばコイル等、放送信号をカットするためのフィルタ1jが挿入されている。
衛星放送信号受信用アンテナ2は、外部から駆動電力が供給されることで動作し、放送衛星や通信衛星から送信される衛星放送信号の電波を受信する。本実施形態において、衛星放送信号受信用アンテナ2の駆動電力は、後述のようにブースタ1から供給される。一方、地上波放送信号受信用アンテナは、駆動電力が供給されなくても、地上波放送信号の電波を受信可能なものである。
TVコンセント4は、第2入出力端子1c及びチューナ5と例えば同軸ケーブル等により接続されており、ブースタ1から出力される放送信号をチューナ5へと伝送する。なお、このTVコンセント4は、チューナ5からブースタ1へ向けて電流を通過させる電流通過形のものであり、後述のようにチューナ5から供給される駆動電力をブースタ1に通過させる。
チューナ5は、ブースタ1からTVコンセント4を介して送信される放送信号が入力されて衛星放送及び地上波放送を受信するものである。チューナ5は、衛星放送を受信しようとする直前に、衛星放送信号受信用アンテナ2を駆動させるための直流電力である駆動電力をブースタ1に向けて送信する機能を有している。この駆動電力としては、例えばdDC15V程度の電力が用いられるが、これに限られるものではない。
以下に、このテレビ放送受信システムの動作を説明する。チューナ5が、衛星放送信号を受信しようとしていないとき、衛星放送信号受信用アンテナ2には駆動電力は供給されていない状態である。この状態では、チューナ5は地上波放送信号受信用アンテナで受信される地上波放送信号を受信することが可能である。チューナ5は、衛星放送信号を受信しようとすると、衛星放送信号受信用アンテナ2の駆動電力をブースタ1に向け出力する。この駆動電力は、TVコンセント4を介して第2入出力端子1cからブースタ1に入力される。そして、駆動電力は、第2入出力端子1cから電力供給経路1gを経由し、第1入出力端子1aから衛星放送信号受信用アンテナ2に向け出力される。このように衛星放送信号受信用アンテナ2に駆動電力が供給されることで、衛星放送信号受信用アンテナ2は衛星放送信号を受信可能となる。
衛星放送信号受信用アンテナ2が受信する衛星放送信号は、第1入出力端子1aよりブースタ1に入力される。また、地上波放送信号受信用アンテナが受信する地上波放送信号は、入力端子1bよりブースタ1に入力される。ブースタ1に入力されたこれらの放送信号は、増幅部1dで増幅された後、混合/分配部1eに入力される。これらの放送信号は、混合/分配部1eで混合されて一つの放送信号にされた後、2系統に分配され、各第2入出力端子1cに出力される。そして、放送信号が第2入出力端子1cからTVコンセント4を介してチューナ5に入力され、チューナ5は、衛星放送を受信して視聴することが可能となる。チューナ5が衛星放送の受信を中止すると、衛星放送信号受信用アンテナ2の駆動電力がチューナ5から出力されなくなり、衛星放送信号受信用アンテナ2が駆動されなくなる。なお、本実施形態では、2つのうち一方のチューナ5が衛星放送信号を受信しているときには、ブースタ1から他方のチューナ5にも衛星放送信号及び地上波放送信号が入力されているので、この他方のチューナ5で衛星放送又は地上波放送が受信可能となる。
このように、このテレビ放送受信システムでは、チューナ5が衛星放送信号を受信するときにのみ駆動電力が衛星放送信号受信用アンテナ2で消費される。従って、ブースタ1が単純な構成のままで、駆動電力の浪費を防ぐことが可能となり、テレビ放送受信システムを省電力化させることが安価に可能となる。また、1つのブースタ1により、地上波放送と衛星放送を共に視聴することができるので、地上波放送と衛星放送を視聴するテレビ放送受信システムの配線をより単純なものにすることが可能となる。
図2は、本発明の第2の実施形態に係るブースタを用いたテレビ放送受信システムの構成を示す。以下の実施形態において、上述の第1の実施形態と同様のものは同一の符号を付し、上述の第1の実施形態と相違する部分についてのみ説明する。このテレビ放送受信システムは、ブースタ21及び複数のチューナ5が接続される分配器3を有している点が上述の第1の実施形態と異なっている。分配器3には、2つのチューナ5がそれぞれTVコンセント4を介して接続されている。この分配器3は、チューナ5が接続された端子からブースタ21の第2入出力端子1cに向けてチューナ5からの駆動電力を通過させるような、全端子電流通過形のものである。
ブースタ21は、第2入出力端子1cを1つだけ有しており、この第2入出力端子1cに分配器3が接続されている。このブースタ21は、上述の第1の実施形態の混合/分配部1eと替えて、衛星放送信号と地上波放送信号を混合して1つの放送信号とする混合部21eを有している。ブースタ21に衛星放送信号受信用アンテナ2及び地上波放送信号受信用アンテナからそれぞれ入力される放送信号は、増幅部1dで増幅された後、混合部21eで混合され、第2入出力端子1cを介して分配器3に出力される。分配器3では、この放送信号を2系統に分配し、それぞれTVコンセント4を介して各チューナ5に出力する。
第2の実施形態においても、衛星放送信号受信用アンテナ2の駆動電力は、チューナ5から衛星放送信号を受信しようとする直前に出力される。この駆動電力は、分配器3を通過してブースタ21内の電力供給経路1gを経由し、衛星放送信号受信用アンテナ2に出力される。このように、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、チューナ5が衛星放送信号を受信するときにのみ駆動電力が衛星放送信号受信用アンテナ2で消費され、テレビ放送受信システムを省電力化させることが安価に可能となる。また、第2の実施形態においては、テレビ放送受信システムを構成するチューナ5の数にあわせて、接続できるチューナ5の数が異なる分配器3を用意すればよいため、ブースタ21として第2入出力端子1cの数が異なる複数種類のものを用意する必要がなくなる。従って、ブースタ21の製造コストをさらに低減させることが可能となる。
図3は、本発明の第3の実施形態に係るテレビ放送受信システムを示す。このテレビ放送受信システムのブースタ31は、第1の実施形態のブースタ1において、衛星放送信号受信用アンテナ2の駆動電力をチューナ5から供給可能とするか、電源部1fから供給可能とするかを切り替える切替スイッチ31hを設けたものである。
ブースタ31は、上述の第1の実施形態の電力供給経路1gに替えて、切替スイッチ31hが挿入された電力供給経路31gを有している。切替スイッチ31hは、電源部1fに接続されており、切替スイッチ31hを電源部1f側に切り替えることにより、電源部1fと第1入出力端子1aが接続されるように構成されている。なお、第3の実施形態において、電源部1fは、衛星放送信号受信用アンテナ2の駆動電力を供給可能なものである。
このテレビ放送受信システムは、ブースタ31の切替スイッチ31hが第1入出力端子1aと第2入出力端子1cを接続するように設定されているときには、第1の実施形態と同様に動作する。すなわち、チューナ5が衛星放送信号を受信するときにのみ駆動電力が衛星放送信号受信用アンテナ2で消費され、テレビ放送受信システムを省電力化させることが可能となる。一方、切替スイッチ31hが電源部31側に切り替えられているときには、電源部1fから衛星放送信号受信用アンテナ2に対して駆動電力が常時出力され、チューナ5が衛星放送信号を受信可能となる。このとき、例えばチューナ5とブースタ31の間に設置されるTVコンセント4等のテレビ配線器具が電流非通過形であり、駆動電力がチューナ5からブースタ31に入力されていなくても、衛星放送信号が受信可能となる。従って、チューナ5が駆動電力を供給可能であるときにはテレビ放送受信システムを省電力化させることが可能な安価なブースタ31を、より多様な構成のテレビ放送受信システムに用いることが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、ブースタ1は、衛星放送信号と地上波放送信号とに対応するものではなく、衛星放送信号のみを増幅させるようなものでもよい。ブースタ1が、衛星放送信号のみが入力されるようなものである場合には、混合/分配部1eは設けられなくてもよく、ブースタ1の第2入出力端子1cが複数のときに各第2入出力端子1cに衛星放送信号を分配するような分配部を有していればよい。このようなときにも、チューナ5から出力される駆動電力が電力供給経路1gを経由して衛星放送信号受信用アンテナ2に供給されるようにブースタ1を構成することにより、上述と同様に、テレビ放送受信システムを省電力化させることが安価に可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るテレビ放送受信システムの構成を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るテレビ放送受信システムの構成を示す図。 本発明の第3の実施形態に係るテレビ放送受信システムの構成を示す図。 従来のテレビ放送受信システムの一例の構成を示す図。
符号の説明
1,21,31 ブースタ
1a 第1入出力端子
1b 入力端子
1c 第2入出力端子
1d 増幅部
1e 混合/分配部(混合部)
1f 電源部
1g,31g 電力供給経路
1h スイッチ
2 衛星放送信号受信用アンテナ
3 分配器
4 TVコンセント
5 チューナ
21e 混合部
31h 切替スイッチ

Claims (4)

  1. 衛星放送信号受信用アンテナが接続され、この衛星放送信号受信用アンテナから衛星放送信号が入力されると共に、前記衛星放送信号受信用アンテナに対して駆動電力を出力するための第1入出力端子と、
    前記第1入出力端子から入力される衛星放送信号を増幅する増幅部と、
    前記増幅部に電力を供給する電源部と、
    チューナ又は分配器が接続され、前記チューナから直接又は前記分配器を介して前記衛星放送信号受信用アンテナの駆動電力が入力されると共に、前記増幅部により増幅された衛星放送信号を前記チューナに出力するための第2入出力端子と、
    前記第1入出力端子と前記第2入出力端子を、前記増幅部を介さずに接続し、前記第2入出力端子に直接又は分配器を介して接続されたいずれかのチューナから前記駆動電力が入力されたときにのみ、前記第1入出力端子から前記衛星放送信号受信用アンテナに対してその駆動電力を出力する電力供給経路とを備えたブースタ。
  2. 前記電源部は前記衛星放送信号受信用アンテナの駆動電力を供給可能であり、
    前記電力供給経路と前記電源部の間に切替スイッチがさらに設けられており、
    前記切替スイッチが前記電源部側に切り替えられているときは、前記電源部から、前記衛星放送信号受信用アンテナに対して駆動電力を常時出力することを特徴とする請求項1に記載のブースタ。
  3. 地上波放送信号受信用アンテナが接続される入力端子と、
    この入力端子から入力された地上波放送信号と前記衛星放送信号とを混合して出力することが可能な混合部とをさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブースタ。
  4. 衛星放送信号を受信するときにのみ衛星放送信号受信用アンテナの駆動電力を出力するチューナと、請求項1乃至3のいずれかに記載のブースタで構成され、衛星放送信号を受信しない場合には、衛星放送信号受信用アンテナに駆動電力を供給しないことにより省電力化を可能とするテレビ放送受信システム。
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