JP2010114789A - 高周波機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力モニタ端子を備える高周波機器であって、出力モニタ端子に接続される測定装置が内部電源にて動作するタイプのものであっても測定対象の信号に重畳して当該測定装置の入力端子に供給される重畳電力にて動作するタイプのものであっても、高周波機器の出力信号をモニタすることができる高周波機器を提供する。
【解決手段】入力端子T1及びT2と、入力端子T1及びT2に入力される高周波信号を処理する信号処理部(アンプA1及びA2並びに混合器1)と、前記信号処理部から出力される信号が供給される出力端子T3と、前記信号処理部と出力端子T3との間に設けられる分岐器2と、分岐器2の分岐出力信号が供給される出力モニタ端子T4と、電源ラインと出力モニタ端子T4との間の通電/遮断を行う給電スイッチSW2とを備え、給電スイッチSW2がオン状態である場合に出力モニタ端子T4に電源が重畳される高周波機器。
【選択図】図1

Description

本発明は、高周波信号を処理する高周波機器に関する。
高周波信号を処理する高周波機器の中には、通常動作状態のまま測定装置(例えばレベルチェッカ)を接続して当該高周波機器の出力信号をモニタすることができる出力モニタ端子を備えるものがある(例えば特許文献1参照)。ここでは、出力モニタ端子を備える従来の高周波機器として、ブースタを例に挙げて説明する。
出力モニタ端子を備える従来のブースタの一構成例を図4に示す。図4に示すブースタは、UHF/UHF・VHF入力端子T1と、CS/BS−IF入力端子T2と、アンプA1及びA2と、混合器1と、分岐器2と、出力端子T3と、ブースタの出力信号をモニタするための出力モニタ端子T4と、ACプラグ3と、定電圧回路4と、給電スイッチSW1と、直流阻止用コンデンサC1及びC2と、高周波阻止用コイルL1とを備えている。
UHF/UHF・VHF入力端子T1には、UHF帯受信用アンテナ(不図示)によって受信されたUHF帯の地上波放送信号、又は、UHF帯受信用アンテナ(不図示)及びVHF帯受信用アンテナ(不図示)によってそれぞれ受信されたUHF帯の地上波放送信号及びVHF帯の地上波放送信号を混合器(不図示)で混合した混合信号が入力される。一方、CS/BS−IF入力端子T2には、衛星放送受信用アンテナ(不図示)によって受信され、当該衛星放送受信用アンテナに付属するLNB(Low Noise Block Converter、不図示)によって周波数変換された衛星放送中間周波(CS/BS−IF)信号が入力される。
UHF/UHF・VHF入力端子T1に入力された地上波放送信号はアンプA1によって増幅され、CS/BS−IF入力端子T2に入力された衛星放送中間周波信号はアンプA2によって増幅され、増幅された地上波放送信号及び衛星放送中間周波信号は混合器1によって混合され、出力端子T3に供給される。混合器1の出力側と出力端子T3との間に分岐器2が設けられ、分岐器2の分岐出力信号が出力モニタ端子T4に供給される。
また、ACプラグ3が商用電源コンセント(不図示)に接続される。定電圧回路4は、ACプラグ3から入力されるAC電力を所定電圧値(例えば15V)のDC電力に変換する。定電圧回路4から出力される所定電圧値のDC電力は、アンプA1及びA2に駆動電源として供給され、さらに給電スイッチSW1がオン状態であるときにCS/BS−IF入力端子T2に重畳される。したがって、給電スイッチSW1をオン状態にすることにより、所定電圧値のDC電力が、CS/BS−IF入力端子T2に接続される衛星放送受信用アンテナに付属するLNBに駆動電源として供給される。
特開平11−340748号公報(第1図、段落0017)
ブースタの出力信号をモニタする際には出力モニタ端子T4に測定装置を接続する。図4に示すブースタでは、出力モニタ端子T4に接続される測定装置が内部電源(電池等)にて動作するタイプのものである場合はブースタの出力信号をモニタすることができるが、出力モニタ端子T4に接続される測定装置が測定対象の信号に重畳して当該測定装置の入力端子に供給される重畳電力にて動作するタイプのものである場合はブースタの出力信号をモニタすることができないという問題があった。
なお、図4に示すブースタのみならず、出力モニタ端子を備える従来の高周波機器全般において、上記の問題、すなわち、出力モニタ端子に接続される測定装置が測定対象の信号に重畳して当該測定装置の入力端子に供給される重畳電力にて動作するタイプのものである場合は高周波機器の出力信号をモニタすることができないという問題が生じていた。
本発明は、上記の状況に鑑み、出力モニタ端子を備える高周波機器であって、出力モニタ端子に接続される測定装置が内部電源にて動作するタイプのものであっても測定対象の信号に重畳して当該測定装置の入力端子に供給される重畳電力にて動作するタイプのものであっても、高周波機器の出力信号をモニタすることができる高周波機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る高周波機器は、少なくとも1つの入力端子と、前記少なくとも1つの入力端子に入力される高周波信号を処理する信号処理部と、前記信号処理部から出力される信号が供給される少なくとも1つの出力端子と、前記信号処理部と前記少なくとも1つの出力端子との間に設けられる分岐器と、前記分岐器の分岐出力信号が供給される出力モニタ端子と、前記高周波機器内の電源ラインと前記出力モニタ端子との間の通電/遮断を行う給電スイッチとを備え、前記給電スイッチがオン状態である場合に前記出力モニタ端子に電源が重畳される構成としている。
また、定電圧回路を備え、前記給電スイッチが、前記定電圧回路の出力端に接続されている電源ラインと前記出力モニタ端子との間の通電/遮断を行うようにしてもよい。
また、前記少なくとも1つの出力端子のうちの1つである第1の出力端子に、前記第1の出力端子に接続される外部機器から電力が重畳され、前記信号処理部と前記第1の出力端子との間の接続ラインが、前記信号処理部から前記第1の出力端子に信号を伝送する信号伝送ラインであるとともに、前記第1の出力端子から前記信号処理部に電力を供給する電源ラインであり、前記給電スイッチが、前記接続ラインと前記出力モニタ端子との間の通電/遮断を行うようにしてもよい。
本発明に係る高周波機器は、上述した通り、少なくとも1つの入力端子と、前記少なくとも1つの入力端子に入力される高周波信号を処理する信号処理部と、前記信号処理部から出力される信号が供給される少なくとも1つの出力端子と、前記信号処理部と前記少なくとも1つの出力端子との間に設けられる分岐器と、前記分岐器の分岐出力信号が供給される出力モニタ端子と、前記高周波機器内の電源ラインと前記出力モニタ端子との間の通電/遮断を行う給電スイッチとを備え、前記給電スイッチがオン状態である場合に前記出力モニタ端子に電源が重畳される構成である。
このような構成によると、前記出力モニタ端子に測定装置を接続することにより、通常動作状態のまま前記高周波機器の出力信号をモニタすることが可能となる。
また、このような構成によると、前記出力モニタ端子に接続される測定装置が内部電源(電池等)にて動作するタイプのものである場合は、ユーザ操作により前記給電スイッチをオフ状態にすることで、測定装置が問題なく動作し、前記高周波機器の出力信号をモニタすることができる。一方、前記出力モニタ端子に接続される測定装置が測定対象の信号に重畳して当該測定装置の入力端子に供給される重畳電力にて動作するタイプのものである場合は、ユーザ操作により前記給電スイッチをオン状態にすることで、測定装置が問題なく動作し、高周波機器の出力信号をモニタすることができる。
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。ここでは、本発明に係る高周波機器として、ブースタを例に挙げて説明する。
本発明に係るブースタの一構成例を図1に示す。なお、図1において図4と同一の部分には同一の符号を付す。図1に示すブースタは、UHF/UHF・VHF入力端子T1と、CS/BS−IF入力端子T2と、アンプA1及びA2と、混合器1と、分岐器2と、出力端子T3と、ブースタの出力信号をモニタするための出力モニタ端子T4と、ACプラグ3と、定電圧回路4と、給電スイッチSW1及びSW2と、直流阻止用コンデンサC1〜C4と、高周波阻止用コイルL1及びL2とを備えている。図1に示すブースタでは、アンプA1及びA2並び混合器1が、入力端子(UHF/UHF・VHF入力端子T1、CS/BS−IF入力端子T2)に入力される高周波信号(地上波放送信号、衛星放送中間周波信号)を処理する信号処理部となっている。
UHF/UHF・VHF入力端子T1には、UHF帯受信用アンテナ(不図示)によって受信されたUHF帯の地上波放送信号、又は、UHF帯受信用アンテナ(不図示)及びVHF帯受信用アンテナ(不図示)によってそれぞれ受信されたUHF帯の地上波放送信号及びVHF帯の地上波放送信号を混合器(不図示)で混合した混合信号が入力される。一方、CS/BS−IF入力端子T2には、衛星放送受信用アンテナ(不図示)によって受信され、当該衛星放送受信用アンテナに付属するLNB(不図示)によって周波数変換された衛星放送中間周波(CS/BS−IF)信号が入力される。
UHF/UHF・VHF入力端子T1に入力された地上波放送信号はアンプA1によって増幅され、CS/BS−IF入力端子T2に入力された衛星放送中間周波信号はアンプA2によって増幅され、増幅された地上波放送信号及び衛星放送中間周波信号は混合器1によって混合され、出力端子T3に供給される。混合器1の出力側と出力端子T3の前段に設けられた直流阻止用コンデンサC3との間に分岐器2が設けられ、分岐器2の分岐出力信号が出力モニタ端子T4に供給される。
また、ACプラグ3が商用電源コンセント(不図示)に接続される。定電圧回路4は、ACプラグ3から入力されるAC電力を所定電圧値のDC電力に変換する。定電圧回路4から出力される所定電圧値のDC電力は、アンプA1及びA2に駆動電源として供給され、さらに給電スイッチSW1がオン状態であるときにCS/BS−IF入力端子T2に重畳され、さらに給電スイッチSW2がオン状態であるときに出力モニタ端子T4に重畳される。したがって、給電スイッチSW1をオン状態にすることにより、所定電圧値のDC電力が、CS/BS−IF入力端子T2に接続される衛星放送受信用アンテナに付属するLNBに駆動電源として供給される。また、給電スイッチSW2をオン状態にすることにより、所定電圧値のDC電力が、出力モニタ端子T4に接続される測定装置(不図示)に駆動電源として供給される。
ブースタの出力信号をモニタする際には出力モニタ端子T4に測定装置を接続する。これにより、通常動作状態のままブースタの出力信号をモニタすることが可能となり、アンテナとブースタとの接続不良等によるブースタの出力レベル不足やブースタの調整・設定不良等を確認することができる。
なお、出力モニタ端子T4と測定装置との接続形態は、出力モニタ端子T4と測定装置の入力端子とが直接接続される形態、出力モニタ端子T4と測定装置の入力端子とが同軸ケーブル等を介して接続される形態のいずれであっても構わない。
出力モニタ端子T4に接続される測定装置が内部電源(電池等)にて動作するタイプのものである場合は、ユーザ操作により給電スイッチSW2をオフ状態にすることで、測定装置が問題なく動作し、ブースタの出力信号をモニタすることができる。一方、出力モニタ端子T4に接続される測定装置が測定対象の信号に重畳して当該測定装置の入力端子に供給される重畳電力にて動作するタイプのものである場合は、ユーザ操作により給電スイッチSW2をオン状態にすることで、測定装置が問題なく動作し、ブースタの出力信号をモニタすることができる。
出力モニタ端子T4に接続される測定装置の一例として、図2に示す簡易レベルチェッカが挙げられる。
図2(a)に示す簡易レベルチェッカは、内部電源(電池等)にて動作するタイプのものであり、入力端子(例えばF形コネクタ)11と、受信する放送の種類、受信チャンネル、及び受信レベルを表示するための表示部12と、受信する放送の種類(例えば、フルセグ地上デジタル放送、ワンセグ地上デジタル放送、地上アナログ放送、衛星放送など)を切り換えるためのメニューボタン13と、受信チャンネルを選択するためのチャンネルボタン14と、受信レベルのレンジを切り換えるためのレンジ切換ボタン15と、電源のオン/オフを切り換えるための電源ボタン16とを備えている。
図2(b)に示す簡易レベルチェッカは、入力端子に供給される重畳電力にて動作するタイプのものであり、入力端子(例えばF形コネクタ)11と、受信する放送の種類、受信チャンネル、及び受信レベルを表示するための表示部12と、受信する放送の種類(例えば、フルセグ地上デジタル放送、ワンセグ地上デジタル放送、地上アナログ放送、衛星放送など)を切り換えるためのメニューボタン13と、受信チャンネルを選択するためのチャンネルボタン14と、受信レベルのレンジを切り換えるためのレンジ切換ボタン15とを備えており、入力端子11に所定電圧値のDC電力が供給されると自動的に電源がオンになる。
次に、本発明に係るブースタの他の構成例を図3に示す。なお、図3において図1と同一の部分には同一の符号を付す。図3に示すブースタは、UHF/UHF・VHF入力端子T1と、CS/BS−IF入力端子T2と、アンプA3及びA4と、混合器1と、分岐器2と、出力端子T3と、ブースタの出力信号をモニタするための出力モニタ端子T4と、給電スイッチSW3と、直流阻止用コンデンサC1及びC4と、高周波阻止用コイルL3及びL4とを備えている。図3に示すブースタでは、アンプA3及びA4並び混合器1が、入力端子(UHF/UHF・VHF入力端子T1、CS/BS−IF入力端子T2)に入力される高周波信号(地上波放送信号、衛星放送中間周波信号)を処理する信号処理部となっている。
UHF/UHF・VHF入力端子T1には、UHF帯受信用アンテナ(不図示)によって受信されたUHF帯の地上波放送信号、又は、UHF帯受信用アンテナ(不図示)及びVHF帯受信用アンテナ(不図示)によってそれぞれ受信されたUHF帯の地上波放送信号及びVHF帯の地上波放送信号を混合器(不図示)で混合した混合信号が入力される。一方、CS/BS−IF入力端子T2には、衛星放送受信用アンテナ(不図示)によって受信され、当該衛星放送受信用アンテナに付属するLNB(不図示)によって周波数変換された衛星放送中間周波(CS/BS−IF)信号が入力される。
UHF/UHF・VHF入力端子T1に入力された地上波放送信号はアンプA3によって増幅され、CS/BS−IF入力端子T2に入力された衛星放送中間周波信号はアンプA4によって増幅され、増幅された地上波放送信号及び衛星放送中間周波信号は混合器1によって混合され、出力端子T3に供給される。混合器1の出力側と出力端子T3との間に分岐器2が設けられ、分岐器2の分岐出力信号が出力モニタ端子T4に供給される。
また、図3に示すブースタは、所定電圧値のDC電力を入力端子から出力する通電機能を有する外部機器(例えば、所定電圧値のDC電力を入力端子から出力する通電機能を有するブースタ用電源、所定電圧値のDC電力を入力端子から出力する通電機能を有する衛星放送受信用チューナ等。以下、通電機能付き外部機器という。不図示)が後段に設置されることを前提に設計されている。通電機能付き外部機器から出力端子T3に重畳された所定電圧値のDC電力は、通電機能を有している分岐器2及び混合器1を経由してアンプA3及びA4に駆動電源として供給され、さらに分岐器2、混合器1、及びアンプA4を経由してCS/BS−IF入力端子T2に重畳され、さらに給電スイッチSW3がオン状態であるときに出力モニタ端子T4に重畳される。したがって、所定電圧値のDC電力が、CS/BS−IF入力端子T2に接続される衛星放送受信用アンテナに付属するLNBに駆動電源として供給される。また、給電スイッチSW3をオン状態にすることにより、所定電圧値のDC電力が、出力モニタ端子T4に接続される測定装置(不図示)に駆動電源として供給される。
ブースタの出力信号をモニタする際には出力モニタ端子T4に測定装置を接続する。これにより、通常動作状態のままブースタの出力信号をモニタすることが可能となり、アンテナとブースタとの接続不良等によるブースタの出力レベル不足やブースタの調整・設定不良等を確認することができる。
なお、出力モニタ端子T4と測定装置との接続形態は、出力モニタ端子T4と測定装置の入力端子とが直接接続される形態、出力モニタ端子T4と測定装置の入力端子とが同軸ケーブル等を介して接続される形態のいずれであっても構わない。
出力モニタ端子T4に接続される測定装置が内部電源(電池等)にて動作するタイプのものである場合は、ユーザ操作により給電スイッチSW3をオフ状態にすることで、測定装置が問題なく動作し、ブースタの出力信号をモニタすることができる。一方、出力モニタ端子T4に接続される測定装置が測定対象の信号に重畳して当該測定装置の入力端子に供給される重畳電力にて動作するタイプのものである場合は、ユーザ操作により給電スイッチSW3をオン状態にすることで、測定装置が問題なく動作し、ブースタの出力信号をモニタすることができる。
なお、上述した実施形態では、本発明に係る高周波機器としてブースタを例に挙げて説明したが、ブースタ以外の高周波機器にも本発明を適用することができる。また、上述した実施形態では、出力モニタ端子に接続する測定装置として簡易レベルチェッカを例に挙げて説明したが、簡易レベルチェッカ以外の測定装置を用いても構わない。また、上述した実施形態では、本発明に係る高周波機器の一例であるブースタに入力端子を2つ設けたが、1つ又は3つ以上でもよい。また、上述した実施形態では、本発明に係る高周波機器の一例であるブースタに出力端子を1つ設けたが、2つ以上でもよい。
は、本発明に係るブースタの一構成例を示す図である。 は、簡易レベルチェッカの外観例を示す図である。 は、本発明に係るブースタの他の構成例を示す図である。 は、出力モニタ端子を備える従来のブースタの一構成例を示す図である。
符号の説明
1 混合器
2 分岐器
3 ACプラグ
4 定電圧回路
11 入力端子
12 表示部
13 メニューボタン
14 チャンネルボタン
15 レンジ切換ボタン
16 電源ボタン
A1〜A4 アンプ
C1〜C4 直流阻止用コンデンサ
L1〜L4 高周波阻止用コイル
SW1〜SW3 給電スイッチ
T1 UHF/UHF・VHF入力端子
T2 CS/BS−IF入力端子
T3 出力端子
T4 出力モニタ端子

Claims (3)

  1. 少なくとも1つの入力端子と、前記少なくとも1つの入力端子に入力される高周波信号を処理する信号処理部と、前記信号処理部から出力される信号が供給される少なくとも1つの出力端子と、前記信号処理部と前記少なくとも1つの出力端子との間に設けられる分岐器と、前記分岐器の分岐出力信号が供給される出力モニタ端子とを備えた高周波機器であって、
    前記高周波機器内の電源ラインと前記出力モニタ端子との間の通電/遮断を行う給電スイッチを備え、前記給電スイッチがオン状態である場合に前記出力モニタ端子に電源が重畳されることを特徴とする高周波機器。
  2. 定電圧回路を備え、前記給電スイッチが、前記定電圧回路の出力端に接続されている電源ラインと前記出力モニタ端子との間の通電/遮断を行う請求項1に記載の高周波機器。
  3. 前記少なくとも1つの出力端子のうちの1つである第1の出力端子に、前記第1の出力端子に接続される外部機器から電力が重畳され、
    前記信号処理部と前記第1の出力端子との間の接続ラインが、前記信号処理部から前記第1の出力端子に信号を伝送する信号伝送ラインであるとともに、前記第1の出力端子から前記信号処理部に電力を供給する電源ラインであり、
    前記給電スイッチが、前記接続ラインと前記出力モニタ端子との間の通電/遮断を行う請求項1に記載の高周波機器。
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