JP3254769B2 - 受信用アンテナコンバータ - Google Patents

受信用アンテナコンバータ

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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衛星放送(CS放
送)を受信する際に好適なコンバータにかかわり、特に
そのコンバータに駆動電圧を供給する電源回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】地上36000kmに打ち上げられた衛
星から送信されてくる放送としては、テレビ放送番組と
されているBS放送の外に、商業用のCS放送が受信可
能とされている。これらの放送電波は準ミリ波の放送周
波数帯(SHF)が利用され、一般に屋上に設置されて
いるパラボラアンテナで受信されると同時に、コンバー
タによって所定の周波数に変換されチャンネルを選択す
るチューナに入力される。
【0003】図2はパラボラアンテナで受信された電波
を所定の周波数にダウンコンバートするコンバータの概
要を斜視図としたもので、10は図示されていないパラ
ボラアンテナの焦点に配置されている電波導入口を有す
る導波管、11はこの導波管10と共に一体成形されて
いるシールドケースを示す。シールドケース11の内部
には、導波管ーマイクロストリップ変換部12が設けら
れており、この変換部12より取り出された受信放送電
波は、テフロン等からなる配線基板13上に設けられて
いるマイクロ波集積回路(MIC)によって所定の中間
周波数に変換され、図示されていないコネクタを介して
チューナに接続されている。
【0004】配線基板13には図3で示すような水平偏
波とされている受信電波SH 、及び垂直偏波とされてい
る受信電波SV をそれぞれ増幅する2系統の信号回路が
形成されている。これらの各信号系はそれぞれ低雑音高
周波増幅部(RFアンプ)、局部発振部(OSC)、混
合部(MIX)、中間周波数増幅部(IF/AMP)を
備えており、安定化電源部等から供給される電圧によっ
て作動状態になる。又、各機能回路は分布定数回路とさ
れている配線パターン上に配置されている。なお、この
コンバータは受信電波を導波管内で水平偏波と垂直偏波
に分離し、分離されたそれぞれの信号SH 、およびSV
を2系統の信号回路系によって処理し、二つの出力端子
IF1 、IF2 から受信側のチューナにそれぞれ送出す
るように構成されている。
【0005】上記安定化電源にはよく知られているよう
にチューナ側からコンバータを駆動するための直流電圧
(DC)が供給されており、この電圧がコイルLおよび
ダイオードDを介して安定化電源に電力を供給してい
る。
【0006】図4の(a)(b)は導波管12内を進行
してきた電磁波をマイクロストリップラインにより取り
出す変換部の断面図と上面図を示したものである。導波
管12の内部12Aには配線基板13にプリントされて
いるマイクロストリップラインの中心導体13Aの一部
がプローブPとして所定の長さだけ開口12Bより挿入
されている。13Bはマイクロストリップラインを構成
するアース導体(基板裏面の接地導体)であり、このア
ース導体13Bは導波管内部に相当する部分13Dが削
除されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなコンバータは、通常垂直偏波によって送信されてい
るチャンネルの電波は2系統の信号回路の一方によって
中間周波数に変換され、IF出力端子1からケーブルを
介して第1のCSチューナに供給され、また水平偏波に
よって送信されているチャンネルの電波は他方の信号系
回路によって中間周波数に変換され、IF出力端子2か
ら第2のCSチューナに供給される。
【0008】そして、上記いづれかのCSチューナから
直流電圧DCがケーブルを介して安定化電源に供給され
ていれば、コンバータが動作状態になるように構成され
ている。しかしながら、上記直流電圧が二つのチューナ
から供給されている時でも、安定化電源に供給される電
力はいずれか高い方の電圧によって主に電力の供給を受
けることになるため、このコンバータに接続されるCS
チューナは、2系統の信号系回路を同時に駆動すること
ができる電力を送出することが必要になり、チューナの
負担が増大するという問題があった。
【0009】
【課題解決するための手段】本発明は上記問題点を解消
するためになされたもので、2系統の信号系回路を有す
るコンバータにおいて、その作動電圧が少なくとも二つ
の安定化電源から供給されるように構成することにより
チューナ側の負担が軽くなるようにしたものである。ま
た、コンバータの出力が供給されているチューナから電
圧の異なる2種類の直流電圧を送出するように構成し、
この電圧値によってコンバータの内部に設けられている
スイッチを制御することにより、所望のチャンネルの信
号が受信できるようにすることができる。
【0010】
【作用】本発明のコンバータは上記したような各CSチ
ューナから供給される直流電圧をそれぞれ安定化する2
個の電源回路を備えるように構成することにより、衛星
から送信されて来た電波を垂直偏波及び水平偏波に分離
して各チャンネルごとにダウンコンバートし、2系統の
信号出力としてチューナに供給する際に、コンバータの
作動電力が適正な回路に供給されるので、従来のチュー
ナと同程度の電源から出力されるDC電流で動作させる
ことができ、省電力のコンバータとすることができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明のコンバータに採用されている
回路をブロック図として示しており、21A、21Bは
それぞれ水平偏波及び垂直偏波された受信信号(12
Hz帯の周波数)を増幅する初段のアンプ、22A、2
2Bは局部発振器20と共同して前記初段アンプ21
A、21Bの出力周波数をそれぞれ変換する周波数変換
部である。周波数変換部22(A、B)で変換された信
号(1GHz帯の周波数)はそれぞれ帯域通過増幅器2
3(A、B)で中間周波数として抽出される。24A、
24Bはあとで述べるようにチューナから送出されてい
る直流電圧DCの値によってコントロールされるスイッ
チを示し、このスイッチ24(A、B)によって垂直偏
波とされているチャンネルの受信信号を第1の中間周波
数増幅部25A又は第2の中間周波数増幅部25Bに選
択的に供給するようにコントロールすると共に、水平偏
波とされているチャンネルの受信信号を同様に第1、ま
たは第2の中間周波数増幅部25(A、B)に供給す
る。
【0012】上記第1、第2の中間周波数増幅部25
(A、B)の出力は、それぞれIF出力端子1、及びI
F出力端子2からケーブルを介してそれぞれ異なるチュ
ーナ(CSチューナ)に送出される。また、図示されて
いない受信側のチューナが作動状態になると、よく知ら
れているようにコンバータを駆動するための直流電圧D
Cがケーブルを介して逆方向にコンバータに供給され、
そのDC電圧はそれぞれコイルLを介して第1の安定化
電源26A、及び第2の安定化電源26Bに供給されて
ることになる。
【0013】また、本発明の実施例では上記IF出力端
子1又は2を介して供給されているDC電圧は、ダイオ
ードDを介して共通電源27にも供給されるようにな
し、この共通電源27より出力される電圧によってコン
バータの信号系回路で共通する機能回路、又は、比較的
電力を消費しない回路に作動電圧が供給されるようにな
されている。
【0014】チューナ側から出力されるDC電圧は例え
ば15Vと11Vの2種類を選択できるようになされて
おり、垂直偏波とされているチャンネルを選択するとき
は当該チューナから11VのDC電圧がコンバータに出
力される。また、水平偏波とされているチャンネルを選
択する際は15VのDC電圧がチューナ側から送出され
る。そして、この電圧値により前記スイッチが切替えら
れ、所望のチャンネルの受信信号がダウンコンバートさ
れ、チューナ側に送出されることになる。
【0015】本発明のコンバータは上記したような構成
とされているから、例えばIF出力端子1に接続されて
いるチューナから垂直偏波とされているチャンネルのC
S放送を受信する際は、11VのDC電圧がコンバータ
に送出され安定化電源26Aが作動電圧を出力し、中間
周波数増幅部25Aが能動化されると共に、スイッチ2
4Aが初段アンプ21B、周波数変換部22B、帯域通
過増幅器23Bでダウンコンバートした中間周波数を中
間周波数増幅部25Aに取込み、その出力をIF出力端
子1から当該チューナに送出することになる。
【0016】したがって、この場合はコンバータの中で
比較的に大きな電力を消費する他方の信号系の中間周波
数増幅部25Bには作動電圧が供給されないことにな
り、省電力とすることができる。又、同様にIF出力端
子2の方に接続されているチューナからDC電圧が供給
されているときはIF増幅器25Bが能動化され、この
DC電圧が15Vの場合は水平偏波とされているチャン
ネルの受信信号が初段アンプ21A、周波数変換部22
A、帯域通過増幅器23Aからスイッチ24Bを介して
中間周波数増幅部25Bに供給されコンバータのIF出
力端子2より当該チューナに送出される。
【0017】さらにIF出力端子1、及び2からDC電
圧が供給されているとき、すなわち二つのチューナが作
動状態になっているときはコンバータの安定化電源26
Aと26Bの双方が能動化され、供給されているDC電
圧の値によって、それぞれのチューナに水平偏波とされ
ているチャンネルの受信放送、及び垂直偏波とされてい
るチャンネルの受信放送のダウンコンバートした信号が
供給されることになる。なお、共通電源27にはいずれ
かのチューナが作動状態になっていれば電源が供給され
ることになる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明のダウンコン
バータは、2系統の信号系回路を有するコンバータにお
いて、それぞれの信号系回路に対して作動電圧を供給す
るために独立した安定化電源を備えているので、このコ
ンバータに接続されているチューナ側の電源に対して負
担を軽減することができると共に、コンバータの消費電
力を少なくするという効果がある。又、DC電圧を2種
類に設定することによって水平偏波、及び垂直偏波とさ
れている任意のチャンネルの放送波を受信することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ出力のダウンコンバータを示
すブロック図である。
【図2】導波管によって導入された受信電波を中間周波
数に変換するコンバータの概要図である。
【図3】2系統の信号回路を有するコンバータのブロッ
ク図を示す。
【図4】導波管内の水平及び垂直編波の電波を配線基板
に結合する変換部の説明図である。
【符号の説明】 20 局部発振器 21(A、B) 初段アンプ 22(A、B) 周波数変換部 24(A、B) スイッチ 25(A、B) 中間周波数増幅器 26(A、B) 安定化電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−101133(JP,A) 特開 平5−268608(JP,A) 特開 平5−344014(JP,A) 実開 平2−38833(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03D 7/00 H04B 1/08 - 1/26 H04N 5/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星放送を受信するアンテナ出力をそれ
    ぞれ垂直偏波と水平偏波に分離するとともに、該両偏波
    出力をそれぞれ所定の中間周波数に変換する2系統の信
    号回路系を有するコンバータにおいて、 上記2系統の信号回路系をそれぞれ駆動するための第
    1、及び第2の安定化電源と、 上記2系統の変換出力を切替えるスイッチと を設け、 上記第1の安定化電源に対して第1の受信側チューナに
    接続されているケーブルを介して電力が供給されるよう
    にすると共に、上記第2の安定化電源に対して第2の受
    信側チューナに接続されているケーブルから電力が供給
    され 上記スイッチは上記第1及び第2の受信側チューナから
    供給される電源電圧値によって制御されるように 構成さ
    れていることを特徴とする受信用アンテナコンバータ。
  2. 【請求項2】衛星放送を受信するアンテナ出力をそれぞ
    れ垂直偏波と水平偏波に分離するとともに、該両偏波出
    力をそれぞれ所定の中間周波数に変換する2系統の信号
    回路系を有するコンバータにおいて、 上記2系統の信号回路系のそれぞれ中間周波数増幅部を
    駆動するための第1、及び第2の安定化電源を設けると
    とも、上記2系統の信号回路に共通する回路に電源を供
    給するための共通電源を設け、上記第1の安定化電源に
    対して第1の受信側チューナに接続されているケーブル
    を介して電力が供給されるようにすると共に、上記第2
    の安定化電源に対して第2の受信側チューナに接続され
    ているケーブルから電力が供給されるように構成し、か
    つ上記第1、第2の安定化電源に供給する電源をダイオ
    ードを介して前記共通電源に供給するように構成したこ
    とを特徴とする受信用アンテナコンバータ。
  3. 【請求項3】 チューナ側から供給される第1の電圧値
    により第1のスイッチが制御され垂直偏波による受信信
    号を出力すると共に、第2の電圧値によって水平偏波に
    よる受信信号が出力されるように2系統の信号系回路を
    切替えることを特徴とする請求項1、またはに記載の
    受信用アンテナコンバータ。
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