JP3550698B2 - 気泡発生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、水を循環させるポンプによって、水槽内に微細気泡、大気泡を発生させる機能を有する気泡発生装置の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の微細気泡を発生させる気泡発生装置(噴流浴装置)として、特公平3−14464号公報の開示例を図7〜図10に示す。浴槽101内に温水102を循環させるポンプ103を備えたポンプユニット104と、ポンプ103の吸入側管路105に連結された温水102の吸入器106およびポンプ103の吐出側管路107に2方弁108を介して分岐連結された低圧噴流ノズル109並びに高圧噴流ノズル110を備えたノズルユニット111で構成されている。またポンプ103の吸入側管路105にはジェット通路112が設けられ、吐出側管路107からジェット通路112の間にはシャトルバルブ113を介して分岐通路114を配管している。
【0003】
前記シャトルバルブ113は図8の如くスプリング115に付勢された円錐弁116と、この円錐弁116に連結された弁棒117、空気取り入れ通路118、空気通路119で構成されている。さらに高圧噴流ノズル110は図9の如く螺旋通路120、121を交互に備えた気液混合器122と、スプリング123によって付勢された弁体124および噴流吐出口125を備えたレリーフバルブ126で構成されている。
【0004】
また、低圧フンリュウのする109は、図10の如く流動通路127と、この流動通路127の外周に形成された空気流入通路128を備え、流動通路127の下流には細い通路129、広い室130、ノズル131が構成されている。また空気流入通路128は細い通路132を介して広い室130に連通している。次に動作を説明すると、微細気泡の発生時には図7において、ポンプ103を運転すると温水102は吸入器106から吸入側管路105を介してポンプ103に吸引され、その後ポンプ103から吐出側管路107を介して高圧噴流ノズル110から微細気泡が噴出される。この時にはポンプ103の吐出圧力は分岐管路114に作用し、吐出圧力が大きくなり、弁棒117に連結した円錐弁116がスプリング115の付勢力に打ち勝って、円錐弁116を開成する。
【0005】
その結果、空気取り入れ通路118、円錐弁116、空気通路119を介してジェット通路112に空気が吸引され、ポンプ103に吸引される。吸引された空気は高圧力でポンプ103、吐出側管路107および高圧噴流ノズル110内の気液混合器122に送られ加圧溶解されて、高圧噴流ノズル110の弁体124および噴流吐出口125から微細気泡が浴槽101に吐出される。一方、大気泡発生時には図7の2方弁108が切り替わり、ポンプ103からの温水は低圧噴流ノズル109から大気泡が浴槽101へ噴出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記構成では、微細気泡発生の運転時において、2方弁108を高圧噴流ノズル110側に切り替え、ポンプ103が作動すると温水102が吸入器106から吸入側管路105を介してポンプ103に吸入する。温水102が吸入すると、レリーフバルブ126が吐出抵抗となり、ポンプ103、吐出側管路107、シャトルバルブ113がほぼ瞬間的に高圧状態にある。一方、大気泡発生の運転時において、2方弁108を低圧噴流ノズル109に切り替え、ポンプ103が作動すると温水102が微細気泡発生の運転時と同様の流入経路、すなわち吸入器106から吸入側管路105、ジェット通路112を介してポンプ103に吸入している。
【0007】
このように微細気泡、大気泡運転時に温水102が同一経路で流入することは、特に大気泡発生では、大流量が必要で有るにもかかわらず、図8のシャトルバルブ113のジェット通路112が空気吸引のエジェクタ作用の機能を発揮させるため、一般的に言われているノズルとデュフューザとを兼用した構成としている。そのため開口面積が小さく、その結果として抵抗が大きくなり、ポンプ103の吸入負圧が大きくなり、大流量を確保することができない。
【0008】
また、微細気泡発生の運転時、シャトルバルブ113は電気的な制御がなくても空気を自動吸入する優れた方式の1つであるが、シャトルバルブ113に設けた弁棒117が高圧力により作動し、前記弁棒117に連結した円錐弁116がスプリング115の付勢力に打ち勝って、円錐弁116が開成し、空気を流入する構成である。このため高圧力の変化、すなわち図9のレリーフバルブ126のスプリング123によって付勢された弁体124からの噴流状態によって、前記弁体124が加わる付勢力が連続的に不安定に変化する。このため前記弁体124が不安定に開成することは、前記弁棒117に加わる付勢力も不安定となり、吸引される空気量が変化することになる。その結果として、安定した微細気泡の発生ができなくなる。すなわち、従来の技術では、大気泡、微細気泡ともに上述したような実用上の課題があった。
【0009】
本発明は、上記の課題を解決するもので、大気泡発生、微細気泡発生をともに安定化するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の気泡発生装置は、水槽と、この水槽に設けられた微細気泡発生部と大気泡発生部とからなる気泡噴流装置と、前記水槽の水を循環するポンプと、このポンプの吐出部と吸入部の間に設けたバイパス回路と、このバイパス回路から分岐し、大気泡発生部へ連通した第1往き管および微細気泡発生部へ連通した第2往き管、大気泡発生時に第1往き管と第2往き管側に、微細気泡発生時に第2往き管とバイパス回路側へ流れを切り替える第1切り替え手段と、前記バイパス回路に設けた水流入部と空気流入部を有するエジェクタ部と、このエジェクタの一部に設け水と空気を負圧流入させる抵抗部と、空気流入部に設けた空気逆流防止装置、この空気逆流防止装置と連通し空気量を調節する空気制御装置と、この空気制御装置の上流に設けた空気流入手段Bと、前記水槽の水をポンプの吸入部に吸入する戻り管と、この戻り管から分岐し大気泡発生時にポンプの吸入部に連通した第1戻り管とエジェクタ部の水流入部に連通した第2戻り管に切り替え、また微細気泡発生時に前記第2戻り管へと流れを切り替える第2切り替え手段と、前記大気泡発生部へ連通した空気流入手段Aと、大気泡発生動作及び微細気泡発生動作の制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、大気泡発生動作中に微細気泡発生動作への変更指示がなされたときは、空気流入手段Aの閉成動作を優先的に行うとともに、ポンプの停止動作を行い、その後、第1切り替え手段を第2往き管側とバイパス回路側に、第2切り替え手段を第2戻り管側に切り替え、前記切り替え動作が完了すると、ポンプを作動させ、空気流入手段Bを開成させて微細気泡発生運転に入り、また微細気泡発生動作中に大気泡発生動作への変更指示がなされたときは、空気流入手段Bの閉成動作を優先的に行うとともに、ポンプの停止動作を行い、その後、第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側に、第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に切り替え、前記切り替え動作が完了すると、ポンプを作動させ、空気流入手段Aを開成させて大気泡発生運転に入り、また、大気泡発生動作中に停止指示 がなされたときは、ポンプ動作を停止するとともに、空気流入手段Aを閉成状態とし、その後、空気流入手段Bを開成状態とするようにしたものである。
【0011】
また、本発明の気泡発生装置における第技術手段は上記第1技術手段の制御手段を、微細気泡発生の運転スイッチを「切」にすると、空気流入手段Bを閉成状態にするとともに、ポンプ動作を停止し、その後、第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側に、第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に切り替え、前記切り替え動作が完了すると、ポンプを一定時間作動させ、その後、空気流入手段Bを開成状態とするようにしたものである。
【0012】
また、本発明の気泡発生装置における第技術手段は上記第1技術手段の制御手段を、気泡発生運転前の切り替え手段の設定として、第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に、第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側としてなるものである。
【0013】
またさらに、本発明の気泡発生装置における第技術手段は上記第1技術手段の制御手段を、第2往き管または第2戻り管に流量検知装置を備え、微細気泡運転開始時および微細気泡発生時に、前記流量検知装置の検知信号により正常か異常を判定して運転を制御する制御手段を備えるものである。
【0014】
【作用】
上記第1技術手段において、制御手段により、(a)大気泡から微細気泡に変更する場合、ポンプを停止することにより、配管回路がほぼ大気圧に戻り、第1切り替え手段を第2往き管側に、第2切り替え手段を第2戻り管側に切り替える切り替えトルクが小さくなる。このことは各切り替え手段の耐久性を著しく向上することができる。また各切り替え手段の順位を限定する必要がなくなり、同時に切り替えができるため、切り替え時間を短かくすることができる。そして切り替えが終了するとポンプを作動して、微細気泡運転とする。一方、(b)微細気泡から大気泡に変更する場合も同様に、ポンプを停止することにより、配管回路がほぼ大気圧に戻り、第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側に、第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に切り替える切り替えトルクが小さくなる。作用効果は(a)と同様のため説明を省略する。そして切り替えが終了するとポンプを作動して、大気泡運転とする。
【0015】
上記第技術手段において、これまで流入していた空気流入手段Aまたは空気流入手段Bを優先的に閉成せしめることによって、次の気泡運転準備が迅速化できる。またポンプがエアーがみすることなく安定した作動をすることができること、さらにポンプの耐久性も向上することができる。
【0016】
上記第技術手段において、大気泡発生の運転スイッチを「切」にすると、ポンプを停止し、空気流入手段Bを開成することによって、空気流入手段Bにかかっている負圧を大気圧に戻すことができる。エジェクタ部の空気流入部に設けた空気流入手段Bが閉成した状態では、ポンプの吸入部の負圧がそのまま空気流入部から空気流入手段Bの間にかかることになる。運転を「切」、すなわちポンプの作動がOFFしても空気流入部に設けた空気逆流防止装置が働き閉成する。このとき空気逆流防止装置と連通し空気量を調節する空気制御装置、空気流入手段Bの間が、前記負圧の状態のままとなる。この負圧が大きくなる条件として、大気泡運転を連続使用(すなわち微細気泡運転をしないで)すると負圧が加算されるため、前記空気流入手段Bの開成に大トルクが必要となり、開成不能状態になりやすい。そのため大気泡発生の運転スイッチを「切」にすると、ポンプを停止後毎に、空気流入手段Bを開成することにより、負圧を大気圧に戻すことによって、微細気泡発生の運転スイッチを「入」にすると、小トルクで空気流入手段Bを開成できることになり、安定して微細気泡を発生することができる。
【0017】
上記第技術手段において、微細気泡発生の運転スイッチを「切」にすると、空気流入手段Bを閉成後、ポンプを停止するため、上述の如く、配管回路がほぼ大気圧に戻った状態で、第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側に、第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に同時切り替えができる。そしてポンプを作動し、ポンプを一定時間作動して、ポンプ、第1往き管および第2往き管内の未溶解の空気を水槽に排出させることにより、次の大気泡発生、微細気泡発生の安定化、すなわちポンプ作動の立ち上がりをスムーズにすることができる。次にポンプを停止後、空気流入手段Bを一定時間開成することにより、次の微細気泡運転時に小トルクで空気流入手段Bを開成することができる。
【0018】
上記第技術手段において、気泡発生運転前の切り替え手段の設定として、第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に、第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側にすることによって、特に気泡の主機能であるマッサージ効果、温熱効果等の目的を大気泡発生の運転スイッチ「入」にすると、ポンプの作動と空気流入手段Aの開成で、すぐに大気泡を発生することができる。
【0019】
上記第技術手段において、第2往き管または第2戻り管に流量検知装置を備え、微細気泡運転開始時および微細気泡発生時に、前記流量検知装置の検知信号により正常か異常を判定して運転を制御することによって、特に微細気泡発生における異常を検知、すなわちポンプのエアーがみによる流量低下や切り替え手段の異常による流量低下、上昇や微細気泡発生部と第2往き管の目詰まり等を検出することができる。また異常検知の検知信号を出力し、ポンプのエアーパージや目詰まりクリーニング操作、使用者に異常を知らせる等を容易に制御操作することができる。
【0020】
【実施例】
以下本発明の一実施例につき、図1(a)大気泡発生時、(b)微細気泡発生時の配管回路図にしたがい説明する。1は気泡を水中に生じさせる浴槽等の水槽、2は水槽1の水中に微細気泡を生じさせる微細気泡発生部で、直列一体化した大気泡発生部3を介して水槽1に通じる。大気泡発生部3は水槽1に取付け、空気流入手段A22に連通し水中に大気泡を生じさせる。5は水槽1の水4を循環させるポンプで、吐出部6と吸入部7を有する。8はバイパス回路で、一端をポンプ5の吐出部6に、他端を吸入部7に接続するとともに、途中に第1切り替え手段11で、モータ式の3方弁を設け、第1往き管9と第2往き管11とバイパス回路8に連通する。
【0021】
そして、12は前記第1切り替え手段11とポンプ5の吸入部7の間に接続したエジェクタ部で、微細気泡発生時のみ空気を流入せしめる空気流入部13と微細気泡発生時と大気泡発生時に水槽1の水4を流入する水流入部14を備えている。15は水流入部14またはその近傍の第2戻り管18の管径を絞って形成した抵抗部で、エジェクタ部12に水と空気を負圧流入させるためのものである。16は水槽1の水4をポンプ5の吸入部7に連通した戻り管で、この戻り管16は微細気泡発生時に第2戻り管18に、大気泡発生時に第1戻り管17と第2戻り管18に戻り水を切り替える第2切り替え手段19で、モータ式の3方弁よりなる。
【0022】
20は空気流入部13またはその近傍に備えた空気逆流防止装置で、この空気逆流防止装置20は微細気泡発生時に空気量を制御する空気制御装置21に逆流する空気と水を防止し安定して空気を流入させるもので、空気流入手段B23に連通している。25はポンプ5、第1切り替え手段11、第2切り替え手段19、空気流入手段A22、空気流入手段B23にそれぞれ結線した制御手段24に行う操作部で、大気泡用釦と微細気泡用釦を備えている。
【0023】
以下、実施例の気泡発生の動作を簡単に説明する。
【0024】
(a)大気泡発生の運転操作部28で大気泡発生の指示をし、大気泡スイッチを「入」にすると制御手段24により次のように制御される。第2切り替え手段19を第1戻り管17と第2戻り管18側に、第1切り替え手段11を開成し第1往き管9と第2往き管10に各々切り替える。そして、ポンプ5が運転を開始すると、水槽1の水4が戻り管16から第1戻り管17と第2戻り管18の2経路を通り、ポンプ5の吸入部7に吸入される。このように2経路から吸入することは、大気泡発生に必要な大水量を確保するためである。そしてポンプ5の吐出部6からバイパス回路8に吐出される。吐出された水4は第1切り替え手段11によりバイパス回路8が閉成されているため、第1往き管9と第2往き管10の2経路を通り、大気泡発生部3からいきよいよく吐出される。そしてこの吐出力により、既にポンプ運転と同時に開成している空気流入手段A22から流入してきた空気が水に混入して水槽1に広がり大気泡が発生する。この時、第2往き管に水を流す理由は、大気泡発生に必要な大水量を確保すること、また微細気泡発生部2が細孔で構成されているため、前記細孔が目詰まりしやすいことから大気泡発生時毎に洗浄操作をして微細気泡を安定して発生させることができるようにしたものである。
【0025】
(b)微細気泡発生の運転操作部25で微細気泡発生の指示をし、微細気泡スイッチを「入」にすると制御手段24により次のように制御される。第1切り替え手段11を切り替え、第2往き管10とバイパス回路8側に、第2切り替え手段19を第2戻り管21側に、各々切り替える。そして、ポンプ5が運転を開始すると、水槽1の水4が戻り管16から第2戻り管18を通り、エジェクタ部12の水流入部14から負圧吸入される。そして、この水4がポンプ5の吸入部7に吸入されると、ポンプ5の吸入側の圧力が上昇するとともに吐出部6側の圧力も昇圧される。すなわち、微細気泡発生部2の吐出口が細孔で構成されているので、ポンプ5は略締切運転の状態で動作しているので、吸入部7側の圧力が上昇した上にポンプ5の締切圧力が加わり圧力上昇が得られ、ポンプ5、バイパス回路8、第2往き管10が昇圧される。
【0026】
このような運転状態においてポンプ5の運転と同時に開成している空気流入手段B23から空気を流入し、空気制御装置21により一定の安定した空気量にして空気逆流防止装置22を介して空気流入部13よりエジェクタ部12に吸引され、そして吸入部7からポンプ5に入り吐出部6からバイパス回路8側と第2往き管10の両方に流れる。この時、バイパス回路8、第2往き管10は高圧に昇圧されているため、先に吸引された空気は溶解された状態にある。そして空気の溶解された水が微細気泡発生部2を通過すると急激に減圧されて、溶解していた空気が微細気泡となって大気泡発生部3を経て、水槽1に乳白色と広がる。前記流入された空気はポンプ5の吸入部7から吸入され、ポンプ5の高速回転翼により微細空気化され、気液接触効率が大きくなり、ポンプ5を含む高圧化された水回路で、ほぼ瞬間的に加圧溶解される。
【0027】
また、未溶解の空気は第1切り替え手段11から第2往き管10側に吐出する水量Q1とバイパス回路8側に流れる再循環水Q2とエジェクタ部12の水流入部14から流入する水量Q3とした場合、Q1=Q3、すなわち微細気泡発生部2から吐出した水量はQ1となり、吐出した水量Q1分のみをQ3分として流入させる。一方、バイパス回路8側に流れる再循環する水量Q2は可能な限り多くすることが望ましい。なぜならQ2/Q1比を仮に循環回数とすると、この循環比を大とすることにより、未溶解空気をバイパス回路8内でさらに加圧溶解することができる。
【0028】
図2は大気泡発生から微細気泡に変更(a)および微細気泡から大気泡に変更(b)する場合のフローチャートを示し、このフローチャートにしたがい説明する。ただし大気泡スイッチを「入」のS1から空気流入手段A22の開成S5、微細気泡スイッチを「入」のS13から空気流入手段B23の開成S17はすでに上述しているので説明を省略する。(a)の如く大気泡発生中から微細気泡発生に操作部25により変更を指示、すなわち微細気泡スイッチを「入」にすると(S6)、優先的に空気流入手段A22を閉成し(S7)、ポンプが停止する(S8)。
【0029】
次に第1切り替え手段11を切り替え(S9)、第2往き管10とバイパス回路8に通水するように切り替える。そして第2切り替え手段19を第2戻り管21に切り替える(S10)。各切り替え手段11、19が切り替わると、ポンプ5を作動させ(S11)、空気流入手段B23を開成し(S12)、微細気泡発生の運転に入る。このようなシーケンスによることによって、まず大気泡から微細気泡に気泡変更しても、大気泡発生部3にも上述した水量Q1が流れるため、前記大気泡発生部3のエジェクタ作用により、前記空気流入手段A22が開成したままであると空気が流入し、微細気泡と混合されて、微細気泡の発生量が減少する。このため、空気流入手段A22を優先的に閉成するものである。
【0030】
また、ポンプ5を停止し、配管回路を大気圧状態で各切り替え手段を切り替えることができるため、小トルクで切り替えることができる。そしてポンプ5を作動し、気流入手段B23を開成すると微細気泡が発生する。切り替えトルクが小トルクであることは、各切り替え手段の耐久性が向上し、より安定、確実に切り替えることができるものである。さらに各切り替え手段の切り替え順位に限定されることがなく、同時に短時間切り替えができる。さらにまたポンプの停止、作動の時間も短く、気泡変更時間が総合的に迅速化できる。
【0031】
最悪な高負圧状態になる条件は、ポンプを作動中に第1切り替え手段11を第1往き管9と第2往き管10に連通開成したままで、かつ第2切り替え手段19を第2戻り管に切り替えると、エジェクタ部12の水流入部14のみの流入水となるために高負圧状態が生じる。また高負圧になると上述の開成トルクを大トルクにする必要があること、水回路や空気流入回路等の接続部から異常な空気が流入することになる。さらにポンプ5から異常音が発生するなどの問題が生じ、これを避けるため、上記のような制御が必須条件となる。
【0032】
一方、(b)の如く微細気泡発生中から大気泡発生に操作部25により変更を指示、大気泡スイッチを「入」にすると(S18)、優先的に制御手段24が空気流入手段B22を閉成し(S19)、ポンプ5を停止する(S20)。次に第2切り替え手段19を第1戻り管17と第2戻り管18に切り替え(S21)、第1切り替え手段11を切り替え(S22)、第1往き管9と第2往き管10に切り替える。各切り替え手段19、11が切り替わるとポンプを作動し(S23)、空気流入手段A22を開成し(S24)、大気泡発生の運転に入る。このようなシーケンスにすることによって、(a)と同様の効果が得られる。また微細気泡から大気泡に気泡変更しても、前記空気流入手段B23が開成していると、バイパス回路8に水が循環しているため、エジェクタ部12が負圧状態となり、空気が常時流入してポンプ5が大気泡になっても常にエアーがみ状態で運転することになる。
【0033】
このため、空気流入手段B23を優先的に閉成するものである。最悪な高負圧状態になる条件は、ポンプ5が作動中に第2切り替え手段19を第2戻り管21に連通したままで、かつ第1切り替え手段11を切り替え、第1往き管9と第2往き管10側に切り替えると、エジェクタ部12の水流入部14のみの流入水となるために高負圧状態が生じる。また高負圧になると第3切り替え手段19の切り替えトルクを大トルクにする必要があること、水回路や空気流入回路等の接続部から異常な空気が流入することになる。さらにポンプ5から異常音が発生するなどの問題が生じ、これを避けるため、上記のような制御が必須条件となる。
【0034】
図3は大気泡発生の停止後のフローチャートを示す。S1〜S5は図2と同一制御手段であるから説明は省略する。大気泡スイッチを「切」にする(S25)と、ポンプ5が停止し(S26)、空気流入手段A22が閉成する(S27)。その後、空気流入手段B23を開成する(S28)。このような制御手段を行うことによって、大気泡発生時に生じるエジェクタ部12の空気流入部13の空気逆流防止装置20から気泡流入手段B23までの高負圧状態を大気圧に戻すことができる。このことは微細気泡発生時に空気流入手段B23の開成トルクを小さくすることができ、常に安定した開成作動ができる。大気泡発生時にエジェクタ部12内が高負圧状態になる要因として、ポンプ5の吸入部7までの抵抗が大きいこと、すなわち第2切り替え手段19、第1戻り管17、第2戻り管18および戻り管16等の総抵抗によって決定される。
【0035】
しかしながら、前記第2切り替え手段19の3方弁のボール径を大きくして抵抗を小さくすることは可能であるが、コスト高となる。また各戻り管16、17、18の管径を大きくして抵抗を小さくすることも可能であるが、これもコスト高と経済的でなくなる。このように経済性を考慮すると、高負圧状態は避けることができない。さらに、もし大気泡発生を連続して使用すると、大気泡発生毎に負圧が増加し、エジェクタ部12の接続部から異常な空気が流入しやすくなり、ポンプ5がエアーがみが生じ、気泡発生が安定して運転することができなくなるなどの問題が発生する。
【0036】
図4は微細気泡発生の停止後のフローチャートを示す。S13〜S17は図2と同一の制御手段であるから説明は省略する。微細気泡スイッチを「切」にする(S29)と、空気流入手段B23を閉成し(S30)、ポンプ5を停止する(S31)。次に第2切り替え手段19を第1戻り管17と第2戻り管18側に切り替え(S32)、第1切り替え手段11を第1往き管9と第2往き管10側に切り替える(S33)。そして各切り替え手段19、11が切り替わると、ポンプ5を作動させ(S34)、ポンプ5を一定時間t作動させた(S35)後、ポンプ5を停止し(S36)、空気流入手段B23を開成する(S37)。
【0037】
このような制御手段を行うことによって、ポンプ5、バイパス回路8、第2往き管10の未溶解空気を水槽1に排出させると同時に、微細気泡発生部2の細孔部を洗浄することができる。また操作時に生じるエジェクタ部12の空気流入部13の空気逆流防止装置20から気泡流入手段B23までの高負圧状態を大気圧に戻すことができる。このことは図3で詳述したような微細気泡発生時に空気流入手段B23の開成トルクを小さくできる。
【0038】
図5は気泡運転前の各々の切り替え手段設定について、微細気泡発生時を代表例としたフローチャートを示す。S13〜S17は図2と同一の制御手段であるから説明は省略する。微細気泡スイッチを「切」する(S38)と、空気流入手段B23を閉成する(S39)とともに、ポンプ5を停止する(S40)。その後、第2切り替え手段19を第1戻り管17、第2戻り管18側に切り替え(S41)、第1切り替え手段11を第1往き管9と第2往き管10側に切り替える(S42)。このような制御手段を行うことによって、特に気泡の主機能であるマッサージ効果、温熱効果等の目的を大気泡発生の運転スイッチ「入」にすると、ポンプ5の作動と空気流入手段A22の開成で、すぐに大気泡を発生することができる。
【0039】
図6は図1の変形例で、第2往き管10に流量検知装置26を設け、微細気泡発生時を代表例とした配管回路図を示す。図1の実施例と同一構造で同一作用をする部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。微細気泡運転開始時および微細気泡発生時に、前記流量検知装置26の検知信号により正常か異常を判定して運転を制御することによって、特に微細気泡発生における異常を検知、すなわちポンプ5のエアーがみによる流量低下や各々の切り替え手段11、19の切り替え異常による流量低下や流量上昇や微細気泡発生部2、第2往き管10、戻り管16、第2戻り管18、バイパス回路8等の目詰まりを検出することができる。
【0040】
また、異常検知の検知信号を出力し、ポンプ5のエアーパージや各々の配管目詰まりクリーニング操作、使用者に異常を知らせる等を容易に制御操作できる極めて有効な手段である。図中では詳述していないが、第2戻り管18に流量検知装置を設けても同様の効果を有する。
【0041】
図7は図1の第2変形例で、第2切り替え手段22のモータ式の3方弁を、モータ式の2方弁からなる第2切り替え手段29とし、微細気泡発生時を代表例とした配管回路図を示す。図1の実施例と同一構造で同一作用をする部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。戻り管16に分岐部28を備え、この分岐部28から第1戻り管30と第2戻り管31を分岐している。
【0042】
前記第1戻り管30とバイパス回路8との間に、第2切り替え手段29を設け、微細気泡発生時には、前記第2戻り管31からエジェクタ部12の水流入部14のみから水を流入するように、第2切り替え手段30を閉成する。この第2切り替え手段29をモータ式の2方弁にすることによって、低コスト化と、図中では詳述していないが、図1の配管回路図と比較してもわかるように、大気泡発生時にポンプ5の吸入部7への流入量が多くなり、吸入抵抗の低減が可能となる。また制御手段24は図2と同一であることから、動作説明は省略する。
【0043】
図8は図1の第3変形例で、微細気泡発生部2と大気泡発生部3が直列一体化したものから、水槽1に並列分離化し、微細気泡発生部32と大気泡発生部33に分離し、微細気泡発生時を代表例とした配管回路図を示す。図1の実施例と同一構造で同一作用をする部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。微細気泡発生部32に第2往き管35を、また大気泡発生部33に第1往き管34、戻り管16および空気流入手段A22をそれぞれ連結している。
【0044】
微細気泡発生時には、バイパス回路8で空気を加圧溶解した水は、第1切り替え手段11から第2往き管35を通り、細孔構成からなる微細気泡発生部32で急激に減圧され、水槽1に微細気泡に吐出される。図中では詳述していないが、大気泡発生時には第1往き管34と第2往き管35の両方に流れ、大気泡発生部33から吐出する水量はやや減少する。しかしながら、図8の配管回路図の構成は、特にユニットバス等の施工時、浴槽とユニット壁との距離が狭く、図1のような直列一体化の気泡噴流装置が施工できない場合に有効な手段である。また制御手段24は図2と同一であることから、動作説明は省略する。
【0045】
【発明の効果】
このように本発明の請求項1記載の気泡発生装置は、大気泡から微細気泡に変更する時、あるいは微細気泡から大気泡に変更する時、かならずポンプを停止して、配管回路がほぼ大気圧に戻った状態で、各切り替え手段が切り替わるため、切り替えトルクを小トルクとすることができ、各切り替え手段の耐久性を著しく向上できること。また各切り替え手段の切り替え順位を限定することなく、同時に切り替えができることから、切り替え時間を迅速化できる。
【0046】
た、微細気泡発生時に空気流入手段Aからの空気の流入が無くなり、微細気泡の消泡作用を防止できる。また大気泡発生時に空気流入手段Bからの空気の流入が無くなり、ポンプがエアーがみすることなく安定した作動をすることができること、またポンプの耐久性を向上することができる。
【0047】
た、大気泡発生の運転スイッチを「切」にし、空気流入手段Bを開成することによって、空気流入手段Bにかかっている負圧を大気圧に戻すことによって、微細気泡発生の運転スイッチを「入」にすると、小トルクで空気流入手段Bを開成できることになり、安定して微細気泡を発生することができる。
【0048】
また、本発明の請求項記載の気泡発生装置は、微細気泡発生の運転スイッチを「切」にし、空気流入手段Bを閉成し、ポンプを停止して、第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側に、第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に切り替える。そしてポンプを作動して、ポンプを一定時間作動させて後、ポンプを停止し、空気流入手段Bを開成することによって、ポンプ、第1往き管および第2往き管内の未溶解の空気を水槽に排出できる。また次の大気泡発生、微細気泡発生を安定化、すなわちポンプ作動の立ち上がりをスムーズにすることができる。さらに次にポンプを停止後、空気流入手段Bを一定時間開成することにより、小トルクで空気流入手段Bを開成することができる。
【0049】
また、本発明の請求項記載の気泡発生装置は、気泡発生運転前の切り替え手段の設定として、第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に、第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側することによって、特に気泡の主機能であるマッサージ効果、温熱効果等の目的を大気泡発生の運転スイッチ「入」にすると、ポンプの作動と空気流入手段Aの開成で、迅速に大気泡を発生することができる。
【0050】
さらに、本発明の請求項記載の気泡発生装置は、第2往き管または第2戻り管に流量検知装置を備えることによって、微細気泡運転開始時および微細気泡発生時に、正常か異常を判定して運転を制御することができる。特に微細気泡発生における異常を検知、すなわちポンプのエアーがみによる流量低下や切り替え手段の異常による流量低下、流量上昇や微細気泡発生部と第2往き管の目詰まり等を検出することができる。また異常検知の検知信号を出力し、ポンプのエアーパージ操作や目詰まりクリーニング操作、使用者に異常を知らせる等を容易に制御操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における気泡発生装置の大気泡発生時を示す構成図
(b)同装置の微細気泡発生時を示す構成図
【図2】(a)同装置の大気泡発生から微細気泡発生に変更する制御手段の動作フローチャート
(b)同装置の微細気泡発生から大気泡発生に変更する制御手段の動作フローチャート
【図3】同装置の大気泡発生停止後の制御手段の動作フローチャート
【図4】同装置の微細気泡発生停止後の制御手段の動作フローチャート
【図5】同装置の微細気泡発生停止後の切り替え手段設定の制御手段の動作フローチャート
【図6】同装置の第1変形例における微細気泡発生時を示す構成図
【図7】同装置の第2変形例における微細気泡発生時を示す構成図
【図8】同装置の第3変形例における微細気泡発生時を示す構成図
【図9】従来の噴流浴装置を示すシステム構成図
【図10】同装置のシャトルバルブの断面図
【図11】同装置のレリーフバルブの断面図
【図12】同装置の低圧噴流ノズルの断面図
【符号の説明】
1 水槽
2、32 微細気泡発生部
3、33 大気泡発生部
5 ポンプ
6 吐出部
7 吸入部
8 バイパス回路
9、34 第1往き管
10、35 第2往き管
11 第1切り替え手段
12 エジェクタ部
13 空気流入部
14 水流入部
15 抵抗部
16 戻り管
17、30 第1戻り管
18、31 第2戻り管
19、29 第2切り替え手段
20 空気逆流防止装置
21 空気制御装置
22 空気流入手段A
23 空気流入手段B
24、27 制御手段
25 操作部
26 流量検知装置

Claims (4)

  1. 水槽と、この水槽に設けられた微細気泡発生部と大気泡発生部とからなる気泡噴流装置と、前記水槽の水を循環するポンプと、このポンプの吐出部と吸入部の間に設けたバイパス回路と、このバイパス回路から分岐し、大気泡発生部へ連通した第1往き管および微細気泡発生部へ連通した第2往き管、大気泡発生時に第1往き管と第2往き管側に、微細気泡発生時に第2往き管とバイパス回路側へ流れを切り替える第1切り替え手段と、前記バイパス回路に設けた水流入部と空気流入部を有するエジェクタ部と、このエジェクタの一部に設け水と空気を負圧流入させる抵抗部と、空気流入部に設けた空気逆流防止装置、この空気逆流防止装置と連通し空気量を調節する空気制御装置と、この空気制御装置の上流に設けた空気流入手段Bと、前記水槽の水をポンプの吸入部に吸入する戻り管と、この戻り管から分岐し大気泡発生時にポンプの吸入部に連通した第1戻り管とエジェクタ部の水流入部に連通した第2戻り管に切り替え、また微細気泡発生時に前記第2戻り管へと流れを切り替える第2切り替え手段と、前記大気泡発生部へ連通した空気流入手段Aと、大気泡発生動作及び微細気泡発生動作の制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、大気泡発生動作中に微細気泡発生動作への変更指示がなされたときは、空気流入手段Aの閉成動作を優先的に行うとともに、ポンプの停止動作を行い、その後、第1切り替え手段を第2往き管側とバイパス回路側に、第2切り替え手段を第2戻り管側に切り替え、前記切り替え動作が完了すると、ポンプを作動させ、空気流入手段Bを開成させて微細気泡発生運転に入り、また微細気泡発生動作中に大気泡発生動作への変更指示がなされたときは、空気流入手段Bの閉成動作を優先的に行うとともに、ポンプの停止動作を行い、その後、第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側に、第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に切り替え、前記切り替え動作が完了すると、ポンプを作動させ、空気流入手段Aを開成させて大気泡発生運転に入り、また、大気泡発生動作中に停止指示がなされたときは、ポンプ動作を停止するとともに、空気流入手段Aを閉成状態とし、その後、空気流入手段Bを開成 状態とするようにした気泡発生装置。
  2. 微細気泡発生動作中に停止指示がなされたときは、空気流入手段Bを閉成状態にするとともに、ポンプ動作を停止し、その後、第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側に、第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に切り替え、前記切り替え動作が完了すると、ポンプを一定時間作動させ、その後、空気流入手段Bを開成状態とするようにした請求項1記載の気泡発生装置。
  3. 気泡発生運転前の第1及び第2切り替え手段の設定は、第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に、第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側としてなる請求項1記載の気泡発生装置。
  4. 第2往き管または第2戻り管に流量検知装置を備え、微細気泡運転開始時および微細気泡発生時に、前記流量検知装置の検知信号により正常か異常を判定して運転を制御する制御手段を備えてなる請求項1記載の気泡発生装置。
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