JPH0767931A - 気泡発生装置 - Google Patents

気泡発生装置

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JPH0767931A
JPH0767931A JP21728293A JP21728293A JPH0767931A JP H0767931 A JPH0767931 A JP H0767931A JP 21728293 A JP21728293 A JP 21728293A JP 21728293 A JP21728293 A JP 21728293A JP H0767931 A JPH0767931 A JP H0767931A
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Kazunori Sonedaka
和則 曽根高
Yuichi Emura
雄一 江村
Kazuo Kubo
和男 久保
Yukinori Ozaki
行則 尾崎
Yu Kawai
祐 河合
Kunio Nakamura
邦夫 中村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽水中に大気泡と微細気泡を各々安定して
発生させる。 【構成】 水槽1に微細気泡発生部2、大気泡発生部3
を備え、ポンプ5の吐出部6と吸入部7の間のバイパス
回路8内に第1切り替え手段11を設けている。微細気
泡発生は第2往き管10と第2戻り管18をポンプ5を
介して連通し、空気流入手段B23を開成、空気を加圧
溶解して微細気泡発生部2から水中に乳白色として吐出
する。大気泡発生は第1往き管9、第2往き管10と第
1戻り管17、第2戻り管18をポンプ5を介して連通
し、空気流入手段A22を開成、大気泡発生部3から水
中に大気泡として吐出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水を循環させるポンプ
によって、水槽内に微細気泡、大気泡を発生させる機能
を有する気泡発生装置の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の微細気泡を発生させる気
泡発生装置(噴流浴装置)として、特公平3−1446
4号公報の開示例を図7〜図10に示す。浴槽101内
に温水102を循環させるポンプ103を備えたポンプ
ユニット104と、ポンプ103の吸入側管路105に
連結された温水102の吸入器106およびポンプ10
3の吐出側管路107に2方弁108を介して分岐連結
された低圧噴流ノズル109並びに高圧噴流ノズル11
0を備えたノズルユニット111で構成されている。ま
たポンプ103の吸入側管路105にはジェット通路1
12が設けられ、吐出側管路107からジェット通路1
12の間にはシャトルバルブ113を介して分岐通路1
14を配管している。
【0003】前記シャトルバルブ113は図8の如くス
プリング115に付勢された円錐弁116と、この円錐
弁116に連結された弁棒117、空気取り入れ通路1
18、空気通路119で構成されている。さらに高圧噴
流ノズル110は図9の如く螺旋通路120、121を
交互に備えた気液混合器122と、スプリング123に
よって付勢された弁体124および噴流吐出口125を
備えたレリーフバルブ126で構成されている。
【0004】また低圧フンリュウのする109は、図1
0の如く流動通路127と、この流動通路127の外周
に形成された空気流入通路128を備え、流動通路12
7の下流には細い通路129、広い室130、ノズル1
31が構成されている。また空気流入通路128は細い
通路132を介して広い室130に連通している。次に
動作を説明すると、微細気泡の発生時には図7におい
て、ポンプ103を運転すると温水102は吸入器10
6から吸入側管路105を介してポンプ103に吸引さ
れ、その後ポンプ103から吐出側管路107を介して
高圧噴流ノズル110から微細気泡が噴出される。この
時にはポンプ103の吐出圧力は分岐管路114に作用
し、吐出圧力が大きくなり、弁棒117に連結した円錐
弁116がスプリング115の付勢力に打ち勝って、円
錐弁116を開成する。
【0005】その結果、空気取り入れ通路118、円錐
弁116、空気通路119を介してジェット通路112
に空気が吸引され、ポンプ103に吸引される。吸引さ
れた空気は高圧力でポンプ103、吐出側管路107お
よび高圧噴流ノズル110内の気液混合器122に送ら
れ加圧溶解されて、高圧噴流ノズル110の弁体124
および噴流吐出口125から微細気泡が浴槽101に吐
出される。一方、大気泡発生時には図7の2方弁108
が切り替わり、ポンプ103からの温水は低圧噴流ノズ
ル109から大気泡が浴槽101へ噴出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
では、微細気泡発生の運転時において、2方弁108を
高圧噴流ノズル110側に切り替え、ポンプ103が作
動すると温水102が吸入器106から吸入側管路10
5を介してポンプ103に吸入する。温水102が吸入
すると、レリーフバルブ126が吐出抵抗となり、ポン
プ103、吐出側管路107、シャトルバルブ113が
ほぼ瞬間的に高圧状態にある。一方、大気泡発生の運転
時において、2方弁108を低圧噴流ノズル109に切
り替え、ポンプ103が作動すると温水102が微細気
泡発生の運転時と同様の流入経路、すなわち吸入器10
6から吸入側管路105、ジェット通路112を介して
ポンプ103に吸入している。
【0007】このように微細気泡、大気泡運転時に温水
102が同一経路で流入することは、特に大気泡発生で
は、大流量が必要で有るにもかかわらず、図8のシャト
ルバルブ113のジェット通路112が空気吸引のエジ
ェクタ作用の機能を発揮させるため、一般的に言われて
いるノズルとデュフューザとを兼用した構成としてい
る。そのため開口面積が小さく、その結果として抵抗が
大きくなり、ポンプ103の吸入負圧が大きくなり、大
流量を確保することができない。
【0008】また、微細気泡発生の運転時、シャトルバ
ルブ113は電気的な制御がなくても空気を自動吸入す
る優れた方式の1つであるが、シャトルバルブ113に
設けた弁棒117が高圧力により作動し、前記弁棒11
7に連結した円錐弁116がスプリング115の付勢力
に打ち勝って、円錐弁116が開成し、空気を流入する
構成である。このため高圧力の変化、すなわち図9のレ
リーフバルブ126のスプリング123によって付勢さ
れた弁体124からの噴流状態によって、前記弁体12
4が加わる付勢力が連続的に不安定に変化する。このた
め前記弁体124が不安定に開成することは、前記弁棒
117に加わる付勢力も不安定となり、吸引される空気
量が変化することになる。その結果として、安定した微
細気泡の発生ができなくなる。すなわち、従来の技術で
は、大気泡、微細気泡ともに上述したような実用上の課
題があった。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するもので、
大気泡発生、微細気泡発生をともに安定化するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の気泡発生装置は、水槽と、この水槽に設けら
れた微細気泡発生部と大気泡発生部からなる気泡噴流装
置と、前記水槽の水を循環するポンプと、このポンプの
吐出部と吸入部の間に両端を接続したバイパス回路と、
このバイパス回路のバイパス水を分岐し、大気泡発生部
に連通した第1往き管と、微細気泡発生部へ連通した第
2往き管を設け、大気泡発生時に第1往き管と第2往き
管側に、微細気泡発生時に第2往き管とバイパス回路側
に流れを切り替える第1切り替え手段と、前記バイパス
回路の途中に入口と出口を接続し、水流入部と空気流入
部を有するエジェクタ部と、このエジェクタ部の一部に
水と空気を負圧流入させる抵抗部と、空気流入部に空気
逆流防止装置を設け、この空気逆流装置と連通し空気量
を調節する空気制御装置と、この空気制御装置の上流に
空気流入手段Bと、前記水槽の水をポンプの吸入部に吸
入する戻り管と、この戻り管を分岐し大気泡発生時にポ
ンプの吸入部に連通した第1戻り管とエジェクタ部の水
流入部に連通した第2戻り管、また微細気泡発生時にエ
ジェクタ部の水流入部に連通した第2戻り管に流れを切
り替える第2切り替え手段とを設け、前記大気泡発生部
に連通した空気流入手段Aと第1切り替え手段と空気流
入手段Bと第2切り替え手段をポンプの停止した後に、
気泡発生の変更をし、(a)大気泡から微細気泡に変更
された時、第1切り替え手段を第2往き管とバイパス回
路側に、第2切り替え手段を第2戻り管側に切り替え接
続した後、ポンプを作動し、空気流入手段Bを開成する
か、(b)微細気泡から大気泡に変更された時、第2切
り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側に、第1切り替
え手段を第1往き管と第2往き管側で切り替え接続した
後、ポンプを作動し、空気流入手段Aを開成する制御手
段を備えたものである。
【0011】また本発明の気泡発生装置における第2技
術手段は上記第1技術手段の制御手段を、前記ポンプの
停止した後に気泡発生の変更をし、これまで開成してい
た空気流入手段Aまたは空気流入手段Bを優先的に閉成
せしめるものである。
【0012】さらに本発明の気泡発生装置における第3
技術手段は上記第1技術手段の制御手段を、大気泡発生
の運転スイッチを「切」にすると、ポンプを停止し、空
気流入手段Aを閉成し、空気流入手段Bを開成してなる
ものである。
【0013】さらにまた本発明の気泡発生装置における
第4技術手段は上記第1技術手段の制御手段を、微細気
泡発生の運転スイッチを「切」にすると、ポンプを停止
し、空気流入手段Bを閉成し、第2切り替え手段を第1
戻り管と第2戻り管側に、第1切り替え手段を第1往き
管と第2往き管側に切り替えた後、ポンプを作動し、ポ
ンプを一定時間作動させた後、ポンプを停止し、空気流
入手段Bを開成してなるものである。
【0014】また本発明の気泡発生装置における第5技
術手段は上記第1技術手段の制御手段を、気泡発生運転
前の切り替え手段の設定として、第1切り替え手段を第
1往き管と第2往き管側に、第2切り替え手段を第1戻
り管と第2戻り管側としてなるものである。
【0015】またさらに本発明の気泡発生装置における
第6技術手段は上記第1技術手段の制御手段を、第2往
き管または第2戻り管に流量検知装置を備え、微細気泡
運転開始時および微細気泡発生時に、前記流量検知装置
の検知信号により正常か異常を判定して運転を制御する
制御手段を備えるものである。
【0016】
【作用】上記第1技術手段において、制御手段により、
(a)大気泡から微細気泡に変更する場合、ポンプを停
止することにより、配管回路がほぼ大気圧に戻り、第1
切り替え手段を第2往き管側に、第2切り替え手段を第
2戻り管側に切り替える切り替えトルクが小さくなる。
このことは各切り替え手段の耐久性を著しく向上するこ
とができる。また各切り替え手段の順位を限定する必要
がなくなり、同時に切り替えができるため、切り替え時
間を短かくすることができる。そして切り替えが終了す
るとポンプを作動して、微細気泡運転とする。一方、
(b)微細気泡から大気泡に変更する場合も同様に、ポ
ンプを停止することにより、配管回路がほぼ大気圧に戻
り、第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側に、
第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に切り替
える切り替えトルクが小さくなる。作用効果は(a)と
同様のため説明を省略する。そして切り替えが終了する
とポンプを作動して、大気泡運転とする。
【0017】上記第2技術手段において、ポンプを停止
した後、これまで流入していた空気流入手段Aまたは空
気流入手段Bを優先的に閉成せしめることによって、次
の気泡運転準備が迅速化できる。またポンプがエアーが
みすることなく安定した作動をすることができること、
さらにポンプの耐久性も向上することができる。
【0018】上記第3技術手段において、大気泡発生の
運転スイッチを「切」にすると、ポンプを停止し、空気
流入手段Bを開成することによって、空気流入手段Bに
かかっている負圧を大気圧に戻すことができる。エジェ
クタ部の空気流入部に設けた空気流入手段Bが閉成した
状態では、ポンプの吸入部の負圧がそのまま空気流入部
から空気流入手段Bの間にかかることになる。運転を
「切」、すなわちポンプの作動がOFFしても空気流入
部に設けた空気逆流防止装置が働き閉成する。このとき
空気逆流防止装置と連通し空気量を調節する空気制御装
置、空気流入手段Bの間が、前記負圧の状態のままとな
る。この負圧が大きくなる条件として、大気泡運転を連
続使用(すなわち微細気泡運転をしないで)すると負圧
が加算されるため、前記空気流入手段Bの開成に大トル
クが必要となり、開成不能状態になりやすい。そのため
大気泡発生の運転スイッチを「切」にすると、ポンプを
停止後毎に、空気流入手段Bを開成することにより、負
圧を大気圧に戻すことによって、微細気泡発生の運転ス
イッチを「入」にすると、小トルクで空気流入手段Bを
開成できることになり、安定して微細気泡を発生するこ
とができる。
【0019】上記第4技術手段において、微細気泡発生
の運転スイッチを「切」にすると、空気流入手段Bを閉
成後、ポンプを停止するため、上述の如く、配管回路が
ほぼ大気圧に戻った状態で、第2切り替え手段を第1戻
り管と第2戻り管側に、第1切り替え手段を第1往き管
と第2往き管側に同時切り替えができる。そしてポンプ
を作動し、ポンプを一定時間作動して、ポンプ、第1往
き管および第2往き管内の未溶解の空気を水槽に排出さ
せることにより、次の大気泡発生、微細気泡発生の安定
化、すなわちポンプ作動の立ち上がりをスムーズにする
ことができる。次にポンプを停止後、空気流入手段Bを
一定時間開成することにより、次の微細気泡運転時に小
トルクで空気流入手段Bを開成することができる。
【0020】上記第5技術手段において、気泡発生運転
前の切り替え手段の設定として、第1切り替え手段を第
1往き管と第2往き管側に、第2切り替え手段を第1戻
り管と第2戻り管側にすることによって、特に気泡の主
機能であるマッサージ効果、温熱効果等の目的を大気泡
発生の運転スイッチ「入」にすると、ポンプの作動と空
気流入手段Aの開成で、すぐに大気泡を発生することが
できる。
【0021】上記第6技術手段において、第2往き管ま
たは第2戻り管に流量検知装置を備え、微細気泡運転開
始時および微細気泡発生時に、前記流量検知装置の検知
信号により正常か異常を判定して運転を制御することに
よって、特に微細気泡発生における異常を検知、すなわ
ちポンプのエアーがみによる流量低下や切り替え手段の
異常による流量低下、上昇や微細気泡発生部と第2往き
管の目詰まり等を検出することができる。また異常検知
の検知信号を出力し、ポンプのエアーパージや目詰まり
クリーニング操作、使用者に異常を知らせる等を容易に
制御操作することができる。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例につき、図1(a)大
気泡発生時、(b)微細気泡発生時の配管回路図にした
がい説明する。1は気泡を水中に生じさせる浴槽等の水
槽、2は水槽1の水中に微細気泡を生じさせる微細気泡
発生部で、直列一体化した大気泡発生部3を介して水槽
1に通じる。大気泡発生部3は水槽1に取付け、空気流
入手段A22に連通し水中に大気泡を生じさせる。5は
水槽1の水4を循環させるポンプで、吐出部6と吸入部
7を有する。8はバイパス回路で、一端をポンプ5の吐
出部6に、他端を吸入部7に接続するとともに、途中に
第1切り替え手段11で、モータ式の3方弁を設け、第
1往き管9と第2往き管11とバイパス回路8に連通す
る。
【0023】そして12は前記第1切り替え手段11と
ポンプ5の吸入部7の間に接続したエジェクタ部で、微
細気泡発生時のみ空気を流入せしめる空気流入部13と
微細気泡発生時と大気泡発生時に水槽1の水4を流入す
る水流入部14を備えている。15は水流入部14また
はその近傍の第2戻り管18の管径を絞って形成した抵
抗部で、エジェクタ部12に水と空気を負圧流入させる
ためのものである。16は水槽1の水4をポンプ5の吸
入部7に連通した戻り管で、この戻り管16は微細気泡
発生時に第2戻り管18に、大気泡発生時に第1戻り管
17と第2戻り管18に戻り水を切り替える第2切り替
え手段19で、モータ式の3方弁よりなる。
【0024】20は空気流入部13またはその近傍に備
えた空気逆流防止装置で、この空気逆流防止装置20は
微細気泡発生時に空気量を制御する空気制御装置21に
逆流する空気と水を防止し安定して空気を流入させるも
ので、空気流入手段B23に連通している。25はポン
プ5、第1切り替え手段11、第2切り替え手段19、
空気流入手段A22、空気流入手段B23にそれぞれ結
線した制御手段24に行う操作部で、大気泡用釦と微細
気泡用釦を備えている。
【0025】以下、実施例の気泡発生の動作を簡単に説
明する。 (a)大気泡発生の運転 操作部28で大気泡発生の指示をし、大気泡スイッチを
「入」にすると制御手段24により次のように制御され
る。第2切り替え手段19を第1戻り管17と第2戻り
管18側に、第1切り替え手段11を開成し第1往き管
9と第2往き管10に各々切り替える。そして、ポンプ
5が運転を開始すると、水槽1の水4が戻り管16から
第1戻り管17と第2戻り管18の2経路を通り、ポン
プ5の吸入部7に吸入される。このように2経路から吸
入することは、大気泡発生に必要な大水量を確保するた
めである。そしてポンプ5の吐出部6からバイパス回路
8に吐出される。吐出された水4は第1切り替え手段1
1によりバイパス回路8が閉成されているため、第1往
き管9と第2往き管10の2経路を通り、大気泡発生部
3からいきよいよく吐出される。そしてこの吐出力によ
り、既にポンプ運転と同時に開成している空気流入手段
A22から流入してきた空気が水に混入して水槽1に広
がり大気泡が発生する。この時、第2往き管に水を流す
理由は、大気泡発生に必要な大水量を確保すること、ま
た微細気泡発生部2が細孔で構成されているため、前記
細孔が目詰まりしやすいことから大気泡発生時毎に洗浄
操作をして微細気泡を安定して発生させることができる
ようにしたものである。
【0026】(b)微細気泡発生の運転 操作部25で微細気泡発生の指示をし、微細気泡スイッ
チを「入」にすると制御手段24により次のように制御
される。第1切り替え手段11を切り替え、第2往き管
10とバイパス回路8側に、第2切り替え手段19を第
2戻り管21側に、各々切り替える。そして、ポンプ5
が運転を開始すると、水槽1の水4が戻り管16から第
2戻り管18を通り、エジェクタ部12の水流入部14
から負圧吸入される。そして、この水4がポンプ5の吸
入部7に吸入されると、ポンプ5の吸入側の圧力が上昇
するとともに吐出部6側の圧力も昇圧される。すなわ
ち、微細気泡発生部2の吐出口が細孔で構成されている
ので、ポンプ5は略締切運転の状態で動作しているの
で、吸入部7側の圧力が上昇した上にポンプ5の締切圧
力が加わり圧力上昇が得られ、ポンプ5、バイパス回路
8、第2往き管10が昇圧される。
【0027】このような運転状態においてポンプ5の運
転と同時に開成している空気流入手段B23から空気を
流入し、空気制御装置21により一定の安定した空気量
にして空気逆流防止装置22を介して空気流入部13よ
りエジェクタ部12に吸引され、そして吸入部7からポ
ンプ5に入り吐出部6からバイパス回路8側と第2往き
管10の両方に流れる。この時、バイパス回路8、第2
往き管10は高圧に昇圧されているため、先に吸引され
た空気は溶解された状態にある。そして空気の溶解され
た水が微細気泡発生部2を通過すると急激に減圧され
て、溶解していた空気が微細気泡となって大気泡発生部
3を経て、水槽1に乳白色と広がる。前記流入された空
気はポンプ5の吸入部7から吸入され、ポンプ5の高速
回転翼により微細空気化され、気液接触効率が大きくな
り、ポンプ5を含む高圧化された水回路で、ほぼ瞬間的
に加圧溶解される。
【0028】また未溶解の空気は第1切り替え手段11
から第2往き管10側に吐出する水量Q1とバイパス回
路8側に流れる再循環水Q2とエジェクタ部12の水流
入部14から流入する水量Q3とした場合、Q1=Q
3、すなわち微細気泡発生部2から吐出した水量はQ1
となり、吐出した水量Q1分のみをQ3分として流入さ
せる。一方、バイパス回路8側に流れる再循環する水量
Q2は可能な限り多くすることが望ましい。なぜならQ
2/Q1比を仮に循環回数とすると、この循環比を大と
することにより、未溶解空気をバイパス回路8内でさら
に加圧溶解することができる。
【0029】図2は大気泡発生から微細気泡に変更
(a)および微細気泡から大気泡に変更(b)する場合
のフローチャートを示し、このフローチャートにしたが
い説明する。ただし大気泡スイッチを「入」のS1から
空気流入手段A22の開成S5、微細気泡スイッチを
「入」のS13から空気流入手段B23の開成S17は
すでに上述しているので説明を省略する。(a)の如く
大気泡発生中から微細気泡発生に操作部25により変更
を指示、すなわち微細気泡スイッチを「入」にすると
(S6)、優先的に空気流入手段A22を閉成し(S
7)、ポンプが停止する(S8)。
【0030】次に第1切り替え手段11を切り替え(S
9)、第2往き管10とバイパス回路8に通水するよう
に切り替える。そして第2切り替え手段19を第2戻り
管21に切り替える(S10)。各切り替え手段11、
19が切り替わると、ポンプ5を作動させ(S11)、
空気流入手段B23を開成し(S12)、微細気泡発生
の運転に入る。このようなシーケンスによることによっ
て、まず大気泡から微細気泡に気泡変更しても、大気泡
発生部3にも上述した水量Q1が流れるため、前記大気
泡発生部3のエジェクタ作用により、前記空気流入手段
A22が開成したままであると空気が流入し、微細気泡
と混合されて、微細気泡の発生量が減少する。このた
め、空気流入手段A22を優先的に閉成するものであ
る。
【0031】またポンプ5を停止し、配管回路を大気圧
状態で各切り替え手段を切り替えることができるため、
小トルクで切り替えることができる。そしてポンプ5を
作動し、気流入手段B23を開成すると微細気泡が発生
する。切り替えトルクが小トルクであることは、各切り
替え手段の耐久性が向上し、より安定、確実に切り替え
ることができるものである。さらに各切り替え手段の切
り替え順位に限定されることがなく、同時に短時間切り
替えができる。さらにまたポンプの停止、作動の時間も
短く、気泡変更時間が総合的に迅速化できる。
【0032】最悪な高負圧状態になる条件は、ポンプを
作動中に第1切り替え手段11を第1往き管9と第2往
き管10に連通開成したままで、かつ第2切り替え手段
19を第2戻り管に切り替えると、エジェクタ部12の
水流入部14のみの流入水となるために高負圧状態が生
じる。また高負圧になると上述の開成トルクを大トルク
にする必要があること、水回路や空気流入回路等の接続
部から異常な空気が流入することになる。さらにポンプ
5から異常音が発生するなどの問題が生じ、これを避け
るため、上記のような制御が必須条件となる。
【0033】一方、(b)の如く微細気泡発生中から大
気泡発生に操作部25により変更を指示、大気泡スイッ
チを「入」にすると(S18)、優先的に制御手段24
が空気流入手段B22を閉成し(S19)、ポンプ5を
停止する(S20)。次に第2切り替え手段19を第1
戻り管17と第2戻り管18に切り替え(S21)、第
1切り替え手段11を切り替え(S22)、第1往き管
9と第2往き管10に切り替える。各切り替え手段1
9、11が切り替わるとポンプを作動し(S23)、空
気流入手段A22を開成し(S24)、大気泡発生の運
転に入る。このようなシーケンスにすることによって、
(a)と同様の効果が得られる。また微細気泡から大気
泡に気泡変更しても、前記空気流入手段B23が開成し
ていると、バイパス回路8に水が循環しているため、エ
ジェクタ部12が負圧状態となり、空気が常時流入して
ポンプ5が大気泡になっても常にエアーがみ状態で運転
することになる。
【0034】このため、空気流入手段B23を優先的に
閉成するものである。最悪な高負圧状態になる条件は、
ポンプ5が作動中に第2切り替え手段19を第2戻り管
21に連通したままで、かつ第1切り替え手段11を切
り替え、第1往き管9と第2往き管10側に切り替える
と、エジェクタ部12の水流入部14のみの流入水とな
るために高負圧状態が生じる。また高負圧になると第3
切り替え手段19の切り替えトルクを大トルクにする必
要があること、水回路や空気流入回路等の接続部から異
常な空気が流入することになる。さらにポンプ5から異
常音が発生するなどの問題が生じ、これを避けるため、
上記のような制御が必須条件となる。
【0035】図3は大気泡発生の停止後のフローチャー
トを示す。S1〜S5は図2と同一制御手段であるから
説明は省略する。大気泡スイッチを「切」にする(S2
5)と、ポンプ5が停止し(S26)、空気流入手段A
22が閉成する(S27)。その後、空気流入手段B2
3を開成する(S28)。このような制御手段を行うこ
とによって、大気泡発生時に生じるエジェクタ部12の
空気流入部13の空気逆流防止装置20から気泡流入手
段B23までの高負圧状態を大気圧に戻すことができ
る。このことは微細気泡発生時に空気流入手段B23の
開成トルクを小さくすることができ、常に安定した開成
作動ができる。大気泡発生時にエジェクタ部12内が高
負圧状態になる要因として、ポンプ5の吸入部7までの
抵抗が大きいこと、すなわち第2切り替え手段19、第
1戻り管17、第2戻り管18および戻り管16等の総
抵抗によって決定される。
【0036】しかしながら、前記第2切り替え手段19
の3方弁のボール径を大きくして抵抗を小さくすること
は可能であるが、コスト高となる。また各戻り管16、
17、18の管径を大きくして抵抗を小さくすることも
可能であるが、これもコスト高と経済的でなくなる。こ
のように経済性を考慮すると、高負圧状態は避けること
ができない。さらに、もし大気泡発生を連続して使用す
ると、大気泡発生毎に負圧が増加し、エジェクタ部12
の接続部から異常な空気が流入しやすくなり、ポンプ5
がエアーがみが生じ、気泡発生が安定して運転すること
ができなくなるなどの問題が発生する。
【0037】図4は微細気泡発生の停止後のフローチャ
ートを示す。S13〜S17は図2と同一の制御手段で
あるから説明は省略する。微細気泡スイッチを「切」に
する(S29)と、空気流入手段B23を閉成し(S3
0)、ポンプ5を停止する(S31)。次に第2切り替
え手段19を第1戻り管17と第2戻り管18側に切り
替え(S32)、第1切り替え手段11を第1往き管9
と第2往き管10側に切り替える(S33)。そして各
切り替え手段19、11が切り替わると、ポンプ5を作
動させ(S34)、ポンプ5を一定時間t作動させた
(S35)後、ポンプ5を停止し(S36)、空気流入
手段B23を開成する(S37)。
【0038】このような制御手段を行うことによって、
ポンプ5、バイパス回路8、第2往き管10の未溶解空
気を水槽1に排出させると同時に、微細気泡発生部2の
細孔部を洗浄することができる。また操作時に生じるエ
ジェクタ部12の空気流入部13の空気逆流防止装置2
0から気泡流入手段B23までの高負圧状態を大気圧に
戻すことができる。このことは図3で詳述したような微
細気泡発生時に空気流入手段B23の開成トルクを小さ
くできる。
【0039】図5は気泡運転前の各々の切り替え手段設
定について、微細気泡発生時を代表例としたフローチャ
ートを示す。S13〜S17は図2と同一の制御手段で
あるから説明は省略する。微細気泡スイッチを「切」す
る(S38)と、空気流入手段B23を閉成する(S3
9)とともに、ポンプ5を停止する(S40)。その
後、第2切り替え手段19を第1戻り管17、第2戻り
管18側に切り替え(S41)、第1切り替え手段11
を第1往き管9と第2往き管10側に切り替える(S4
2)。このような制御手段を行うことによって、特に気
泡の主機能であるマッサージ効果、温熱効果等の目的を
大気泡発生の運転スイッチ「入」にすると、ポンプ5の
作動と空気流入手段A22の開成で、すぐに大気泡を発
生することができる。
【0040】図6は図1の変形例で、第2往き管10に
流量検知装置26を設け、微細気泡発生時を代表例とし
た配管回路図を示す。図1の実施例と同一構造で同一作
用をする部分には同一符号を付して詳細な説明を省略
し、異なる部分を中心に説明する。微細気泡運転開始時
および微細気泡発生時に、前記流量検知装置26の検知
信号により正常か異常を判定して運転を制御することに
よって、特に微細気泡発生における異常を検知、すなわ
ちポンプ5のエアーがみによる流量低下や各々の切り替
え手段11、19の切り替え異常による流量低下や流量
上昇や微細気泡発生部2、第2往き管10、戻り管1
6、第2戻り管18、バイパス回路8等の目詰まりを検
出することができる。
【0041】また異常検知の検知信号を出力し、ポンプ
5のエアーパージや各々の配管目詰まりクリーニング操
作、使用者に異常を知らせる等を容易に制御操作できる
極めて有効な手段である。図中では詳述していないが、
第2戻り管18に流量検知装置を設けても同様の効果を
有する。
【0042】図7は図1の第2変形例で、第2切り替え
手段22のモータ式の3方弁を、モータ式の2方弁から
なる第2切り替え手段29とし、微細気泡発生時を代表
例とした配管回路図を示す。図1の実施例と同一構造で
同一作用をする部分には同一符号を付して詳細な説明を
省略し、異なる部分を中心に説明する。戻り管16に分
岐部28を備え、この分岐部28から第1戻り管30と
第2戻り管31を分岐している。
【0043】前記第1戻り管30とバイパス回路8との
間に、第2切り替え手段29を設け、微細気泡発生時に
は、前記第2戻り管31からエジェクタ部12の水流入
部14のみから水を流入するように、第2切り替え手段
30を閉成する。この第2切り替え手段29をモータ式
の2方弁にすることによって、低コスト化と、図中では
詳述していないが、図1の配管回路図と比較してもわか
るように、大気泡発生時にポンプ5の吸入部7への流入
量が多くなり、吸入抵抗の低減が可能となる。また制御
手段24は図2と同一であることから、動作説明は省略
する。
【0044】図8は図1の第3変形例で、微細気泡発生
部2と大気泡発生部3が直列一体化したものから、水槽
1に並列分離化し、微細気泡発生部32と大気泡発生部
33に分離し、微細気泡発生時を代表例とした配管回路
図を示す。図1の実施例と同一構造で同一作用をする部
分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部
分を中心に説明する。微細気泡発生部32に第2往き管
35を、また大気泡発生部33に第1往き管34、戻り
管16および空気流入手段A22をそれぞれ連結してい
る。
【0045】微細気泡発生時には、バイパス回路8で空
気を加圧溶解した水は、第1切り替え手段11から第2
往き管35を通り、細孔構成からなる微細気泡発生部3
2で急激に減圧され、水槽1に微細気泡に吐出される。
図中では詳述していないが、大気泡発生時には第1往き
管34と第2往き管35の両方に流れ、大気泡発生部3
3から吐出する水量はやや減少する。しかしながら、図
8の配管回路図の構成は、特にユニットバス等の施工
時、浴槽とユニット壁との距離が狭く、図1のような直
列一体化の気泡噴流装置が施工できない場合に有効な手
段である。また制御手段24は図2と同一であることか
ら、動作説明は省略する。
【0046】
【発明の効果】このように本発明の請求項1記載の気泡
発生装置は、大気泡から微細気泡に変更する時、あるい
は微細気泡から大気泡に変更する時、かならずポンプを
停止して、配管回路がほぼ大気圧に戻った状態で、各切
り替え手段が切り替わるため、切り替えトルクを小トル
クとすることができ、各切り替え手段の耐久性を著しく
向上できること。また各切り替え手段の切り替え順位を
限定することなく、同時に切り替えができることから、
切り替え時間を迅速化できる。
【0047】また本発明の請求項2記載の気泡発生装置
は、微細気泡発生時に空気流入手段Aからの空気の流入
が無くなり、微細気泡の消泡作用を防止できる。また大
気泡発生時に空気流入手段Bからの空気の流入が無くな
り、ポンプがエアーがみすることなく安定した作動をす
ることができること、またポンプの耐久性を向上するこ
とができる。
【0048】また、本発明の請求項3記載の気泡発生装
置は、大気泡発生の運転スイッチを「切」にし、空気流
入手段Bを開成することによって、空気流入手段Bにか
かっている負圧を大気圧に戻すことによって、微細気泡
発生の運転スイッチを「入」にすると、小トルクで空気
流入手段Bを開成できることになり、安定して微細気泡
を発生することができる。
【0049】また本発明の請求項4記載の気泡発生装置
は、微細気泡発生の運転スイッチを「切」にし、空気流
入手段Bを閉成し、ポンプを停止して、第2切り替え手
段を第1戻り管と第2戻り管側に、第1切り替え手段を
第1往き管と第2往き管側に切り替える。そしてポンプ
を作動して、ポンプを一定時間作動させて後、ポンプを
停止し、空気流入手段Bを開成することによって、ポン
プ、第1往き管および第2往き管内の未溶解の空気を水
槽に排出できる。また次の大気泡発生、微細気泡発生を
安定化、すなわちポンプ作動の立ち上がりをスムーズに
することができる。さらに次にポンプを停止後、空気流
入手段Bを一定時間開成することにより、小トルクで空
気流入手段Bを開成することができる。
【0050】また本発明の請求項5記載の気泡発生装置
は、気泡発生運転前の切り替え手段の設定として、第1
切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に、第2切り
替え手段を第1戻り管と第2戻り管側することによっ
て、特に気泡の主機能であるマッサージ効果、温熱効果
等の目的を大気泡発生の運転スイッチ「入」にすると、
ポンプの作動と空気流入手段Aの開成で、迅速に大気泡
を発生することができる。
【0051】さらに本発明の請求項6記載の気泡発生装
置は、第2往き管または第2戻り管に流量検知装置を備
えることによって、微細気泡運転開始時および微細気泡
発生時に、正常か異常を判定して運転を制御することが
できる。特に微細気泡発生における異常を検知、すなわ
ちポンプのエアーがみによる流量低下や切り替え手段の
異常による流量低下、流量上昇や微細気泡発生部と第2
往き管の目詰まり等を検出することができる。また異常
検知の検知信号を出力し、ポンプのエアーパージ操作や
目詰まりクリーニング操作、使用者に異常を知らせる等
を容易に制御操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における気泡発生装置
の大気泡発生時を示す構成図 (b)同装置の微細気泡発生時を示す構成図
【図2】(a)同装置の大気泡発生から微細気泡発生に
変更する制御手段の動作フローチャート (b)同装置の微細気泡発生から大気泡発生に変更する
制御手段の動作フローチャート
【図3】同装置の大気泡発生停止後の制御手段の動作フ
ローチャート
【図4】同装置の微細気泡発生停止後の制御手段の動作
フローチャート
【図5】同装置の微細気泡発生停止後の切り替え手段設
定の制御手段の動作フローチャート
【図6】同装置の第1変形例における微細気泡発生時を
示す構成図
【図7】同装置の第2変形例における微細気泡発生時を
示す構成図
【図8】同装置の第3変形例における微細気泡発生時を
示す構成図
【図9】従来の噴流浴装置を示すシステム構成図
【図10】同装置のシャトルバルブの断面図
【図11】同装置のレリーフバルブの断面図
【図12】同装置の低圧噴流ノズルの断面図
【符号の説明】
1 水槽 2、32 微細気泡発生部 3、33 大気泡発生部 5 ポンプ 6 吐出部 7 吸入部 8 バイパス回路 9、34 第1往き管 10、35 第2往き管 11 第1切り替え手段 12 エジェクタ部 13 空気流入部 14 水流入部 15 抵抗部 16 戻り管 17、30 第1戻り管 18、31 第2戻り管 19、29 第2切り替え手段 20 空気逆流防止装置 21 空気制御装置 22 空気流入手段A 23 空気流入手段B 24、27 制御手段 25 操作部 26 流量検知装置
フロントページの続き (72)発明者 尾崎 行則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 河合 祐 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 邦夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水槽と、この水槽に設けられた微細気泡発
    生部と大気泡発生部からなる気泡噴流装置と、前記水槽
    の水を循環するポンプと、このポンプの吐出部と吸入部
    の間に両端を接続したバイパス回路と、このバイパス回
    路のバイパス水を分岐し、大気泡発生部に連通した第1
    往き管と、微細気泡発生部へ連通した第2往き管を設
    け、大気泡発生時に第1往き管と第2往き管側に、微細
    気泡発生時に第2往き管とバイパス回路側に流れを切り
    替える第1切り替え手段と、前記バイパス回路の途中に
    入口と出口を接続し、水流入部と空気流入部を有するエ
    ジェクタ部と、このエジェクタ部の一部に水と空気を負
    圧流入させる抵抗部と、空気流入部に空気逆流防止装置
    を設け、この空気逆流装置と連通し空気量を調節する空
    気制御装置と、この空気制御装置の上流に空気流入手段
    Bと、前記水槽の水をポンプの吸入部に吸入する戻り管
    と、この戻り管を分岐し大気泡発生時にポンプの吸入部
    に連通した第1戻り管とエジェクタ部の水流入部に連通
    した第2戻り管、また微細気泡発生時にエジェクタ部の
    水流入部に連通した第2戻り管に流れを切り替える第2
    切り替え手段とを設け、前記大気泡発生部に連通した空
    気流入手段Aと第1切り替え手段と空気流入手段Bと第
    2切り替え手段をポンプの停止した後に、気泡発生を変
    更し、大気泡から微細気泡に変更された時、第1切り替
    え手段を第2往き管とバイパス回路側に、第2切り替え
    手段を第2戻り管側に切り替え接続した後、ポンプを作
    動し、空気流入手段Bを開成するか、微細気泡から大気
    泡に変更された時、第2切り替え手段を第1戻り管と第
    2戻り管側に、第1切り替え手段を第1往き管と第2往
    き管側で切り替え接続した後、ポンプを作動し、空気流
    入手段Aを開成する制御手段を備えた気泡発生装置。
  2. 【請求項2】ポンプの停止した後に気泡発生の変更を
    し、これまで開成していた空気流入手段Aまたは空気流
    入手段Bを優先的に閉成せしめる請求項1記載の気泡発
    生装置。
  3. 【請求項3】大気泡発生の運転スイッチを「切」にする
    と、ポンプを停止し、空気流入手段Aを閉成し、空気流
    入手段Bを開成してなる請求項1記載の気泡発生装置。
  4. 【請求項4】微細気泡発生の運転スイッチを「切」にす
    ると、ポンプを停止し、空気流入手段Bを閉成し、第2
    切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側に、第1切り
    替え手段を第1往き管と第2往き管側に切り替えた後、
    ポンプを作動し、ポンプを一定時間作動させた後、ポン
    プを停止し、空気流入手段Bを開成してなる請求項1記
    載の気泡発生装置。
  5. 【請求項5】気泡発生運転前の切り替え手段の設定とし
    て、第1切り替え手段を第1往き管と第2往き管側に、
    第2切り替え手段を第1戻り管と第2戻り管側としてな
    る請求項1記載の気泡発生装置。
  6. 【請求項6】第2往き管または第2戻り管に流量検知装
    置を備え、微細気泡運転開始時および微細気泡発生時
    に、前記流量検知装置の検知信号により正常か異常を判
    定して運転を制御する制御手段を備える請求項1記載の
    気泡発生装置。
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