JPH039717Y2 - - Google Patents

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JPH039717Y2
JPH039717Y2 JP1988111618U JP11161888U JPH039717Y2 JP H039717 Y2 JPH039717 Y2 JP H039717Y2 JP 1988111618 U JP1988111618 U JP 1988111618U JP 11161888 U JP11161888 U JP 11161888U JP H039717 Y2 JPH039717 Y2 JP H039717Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は浴槽内の湯を抜き出し、これを気泡と
共に浴槽内に噴出させるように構成した気泡浴槽
に用いられる装置に関する。詳しくは、気泡吹込
用のポンプの他に、湯張り又は追焚用のポンプを
備える気泡浴槽用装置に関する。
[従来の技術] 浴槽内に細かな気泡を噴出させる気泡浴槽が近
年広く用いられるようになりつつある。浴槽に気
泡を噴出させるための気泡浴槽用装置として、浴
槽の湯を抜き出し気泡と共に噴出させる系路と、
浴槽に湯を張るための系路とを備えたものがあ
る。この種の従来装置について第3図を参照して
説明する。
第3図は従来装置の系統図であり、符号10は
浴槽であり、符号12は給湯機を示す。水は給水
口14、給水管16、分岐口18、給水管20を
介して給湯機12内の加熱タンク22内に導入さ
れ、バーナ及びフアン等よりなる加熱手段24に
より加熱され高温の湯26となる。この湯の一部
は出湯口28から浴室シヤワー、キツチンなどの
需要箇所に供給可能とされている。また、加熱タ
ンク26の湯は、出湯口30、出湯管32を介し
て混合弁34へ送られ、給水管36を介して送ら
れてくる水と適温(例えば40℃)に混合された
後、電磁弁38を介して湯張りタンク40に供給
される。符号40aはフロートスイツチ、40b
はオーバーフロー管を示す。
湯張りタンク40内の湯は、給湯管42、三方
弁44、給湯管46、ポンプ48、給湯管50を
介して浴槽10に供給される。給湯管50の浴槽
10への接続部には空気混入器としてノズル52
が設けられており、空気管54、電磁弁56を介
して空気が湯に混入可能とされている。
浴槽10内の湯は、配管58を介して前記加熱
タンク22内に配設されている加熱用チユーブ6
0へ導入され、更に配管62を介して前記三方弁
44へ送給可能とされている。また、配管58,
62を接続するバイパス管63と切替用三方弁6
3aとが設けられている。
浴槽10には、気泡浴槽用コントローラ64が
設けられており、その制御信号(例えば湯温設定
用信号、気泡噴出用信号、追焚用信号など)は制
御装置66に入力される。また、前記給湯管50
及び配管58には水圧センサ68及び温度センサ
70が設けられており、それらの検出信号も制御
装置66に入力されている。制御装置66は出力
信号を前記三方弁44及び電磁弁56に出力して
いる。
このように構成された気泡浴槽装置において、
三方弁44を給湯管42,46を接続するように
流路選択すると共にポンプ48を作動させること
により、給湯機12からの湯を浴槽10に供給し
て湯を張ることができる。また、配管62と給湯
管46とが連通されるように三方弁44の流路選
択を行つておき、ポンプ48を作動させると、浴
槽10内の湯は配管58、チユーブ60、配管6
2等を通過して循環され、その途中のチユーブ6
0において加温される。従つて、浴槽内の湯を暖
める追焚が行える。また、この浴槽内の湯の循環
を行うに際し、配管58,62が短絡されるよう
に三方弁63aの流路選択を行なうと共に、電磁
弁56を開放すると、空気がノズル52から混入
され、気泡が浴槽10内に噴出される。この場
合、浴槽10から配管58に流入した湯の全量を
バイパス管63に流しても良く、一部をバイパス
管63に流し残部をチユーブ60に流すようにし
ても良い。
なお、従来、この種の用途に用いられるポンプ
としては自吸型ポンプと非自吸型ポンプとがあ
る。自吸型ポンプはその吸込側に水タンク等を有
するものであり、その水の排出時のバキユーム作
用で吐水を開始するので、起動(吐出開始)が容
易である。
[考案が解決しようとする課題] 上記の気泡浴槽用装置においては、湯張り及び
気泡噴出のいずれをも共通のポンプ48にて行わ
せるようにしている。ところが、一般に湯張りを
行うときのポンプ吐出量はある程度小さい方が望
ましく、気泡噴出をさせる場合のポンプ吐出量は
大きい方が好適である。即ち、湯張り時にポンプ
48が多量に吐出すると湯張りタンク40内の湯
がなくなり、ポンプに空気が混入するか、ポンプ
の断続運転の必要が生じる。また、気泡噴出時の
ポンプ吐出量が少ないと、十分な量の気泡を噴出
させ得ない恐れがある。そのため、一台のポンプ
にて湯張りと気泡噴出の2操作を行わせる従来装
置にあつては、湯張りのための要求容量と気泡噴
出のための要求容量とが合致しにくく、ポンプ選
定が中途半端なものとなつていた。そして、この
結果、ことに浴槽に気泡噴出口が4個以上設けら
れる大型気泡浴槽など気泡噴出時の浴槽水の循環
量が大量となる場合などにあつては、気泡浴槽に
十分な機能を発揮させ得ない恐れがあつた。
ところで、従来、自吸型ポンプは容量の小さい
機種が専ら市販されており、大型の自吸型ポンプ
は特注品となり割高である。また、非自吸型ポン
プはその起動を行ないにくい。
[課題を解決するための手段] 本考案の気泡浴槽用装置は、非自吸型の第1の
ポンプ及び空気混入機を備え、浴槽中の湯を循環
可能に浴槽に接続された第1の系路と、該第1の
ポンプよりも小容量の自吸型の第2のポンプを備
え、給湯機又は追焚装置から浴槽へ給湯可能に設
けられており、かつ第1のポンプの吸込側に連通
されている第2の系路と、該第1の系路の第1の
ポンプ近傍に設けられた水センサと、気泡噴出ス
イツチ操作時に該水センサが水を不検出のときに
は該水センサが水検出するまで前記第2のポンプ
を作動させる制御装置と、を備えてなることを特
徴とする。
[作用] 本考案の気泡浴槽用装置にあつては、給湯機又
は追焚装置からの湯は第2のポンプを介して浴槽
に導入される。また、気泡噴出をさせる場合に
は、浴槽内の湯は専ら第1のポンプによつて循環
され、その途中において空気が混入され気泡噴出
がなされる。
このように、2台のポンプを用い湯張りもしく
は追焚と気泡噴出のそれぞれの作動を行わせるの
で、ポンプ容量が湯張り、追焚及び気泡噴出に適
当な容量のものとできる。このうち、第2のポン
プは自吸型であるので、起動が迅速である。第1
のポンプは、非自吸型であるが、この第1のポン
プの吸込側へは第2の系路を利用して水を供給で
きる。即ち、気泡噴出スイツチ操作したときに第
1の系路の第1のポンプ近傍に水がないときに
は、該第1のポンプの近傍部分の水センサが水を
検知するようになるまで第2のポンプが作動さ
れ、第2の系路の水の一部が第1のポンプの吸込
側へ供給される。このため、非自吸型の第2のポ
ンプもその起動を容量に行なうことが可能とな
る。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る気泡浴槽用装置
の構成を示す系統図である。第1図の装置にあつ
ては、気泡噴出時に作動される比較的大容量の非
自吸型の第1のポンプ72が設けられている。ポ
ンプ72の吸込側は配管74を介して前記配管5
8の途中に接続されている。また、ポンプ72の
吐出側は逆止弁75付の配管76を介して給湯管
50の途中に接続されている。なお、給湯管50
には該配管76の合流部よりも上流側に逆止弁7
8が設置されている。本実施例において、ポンプ
48は主として湯張りを行うための比較的小容量
の自吸型の第2のポンプとして設置されている。
また、ポンプ72に近接した部位の配管74に
は、該配管74内に水が滞留しているか否かを検
出するための水センサ80が設置されており、該
水センサ80の検出信号は制御装置66に入力さ
れている。符号64a,64b,64cはコント
ローラ64に設けられた湯張りスイツチ、追焚ス
イツチ及び気泡スイツチを示す。その他の構成は
第3図の装置と同様であるので、同一部材に同一
符号を付してその説明を省略する。なお、本実施
例では、配管58、チユーブ60、配管62、ポ
ンプ48、配管50にて第2の系路が構成され、
配管58,74,76,50及びポンプ72によ
り第1の系路が構成されている。
次に、第1図の装置の作動について説明する。
浴槽10に湯張りを行うときには、湯張りスイ
ツチ64aを押す。これにより、給湯管42,4
6を連通するように三方弁44の流路選択が行な
われると共に、第2のポンプ48が作動される。
そうすると、給湯機12からの湯は該ポンプ4
8、給湯管50を経て浴槽10内に供給される。
追焚を行う場合には、追焚スイツチ64bを押
す。そうすると、配管62と給湯管46とを連通
するように三方弁44の流路選択が行なわれると
共に、ポンプ48が作動される。これにより、浴
槽内の湯は配管58で抜き出され、チユーブ60
で加熱された後配管62、給湯管46,50を経
て浴槽に戻される。
気泡噴出を行うに際しては、気泡スイツチ64
cを押す。そうすると、まず制御装置66では水
センサ80が水を検出しているかどうかを判断す
る。水センサ80が水を検出していないときに
は、三方弁44が配管62と給湯管46を連通す
るように流路選択が行なわれた後、ポンプ48が
作動される。このポンプ48の作動に伴ない、浴
槽内の水が配管58内に流れ込み、その一部が配
管74内に流入する。水センサ80が水を検出す
るようになるまで該ポンプ48の作動が継続して
または繰り返して行なわれる。その後、ポンプ4
8が停止されると共に、電磁弁56が開放され
る。この状態で第1のポンプ72が作動され、浴
槽10内の湯は配管58,74、ポンプ72、配
管76、給湯管50を経て浴槽10内に噴出さ
れ、その際ノズル52から空気が混入され、気泡
噴出がなされる。
なお、気泡スイツチ64cを押したときに水セ
ンサ80が水を検出する場合には、直ちにポンプ
72が作動され、上記のようにして気泡噴出作動
が開始される。
このように、非自吸型のポンプ72であつても
確実に起動させることができる。なお、逆止弁7
5,78が設けられているので、ポンプ48,7
2の吐出圧はポンプ48,72の吐出側には伝え
られない。
上述の通り、本実施例にあつてはポンプ48,
72を設置し、それぞれ湯張り又は追焚と気泡噴
出の専用としているので、湯張り、追焚及び気泡
噴出に相応しい容量の自吸型と非自吸型のポンプ
を設置することができ、湯張り作動、追焚作動及
び気泡噴出作動のいずれをも適正に行うことが可
能である。そして、大容量のポンプ72として非
自吸型ポンプを採用しているから、該ポンプ72
として市販品を採用でき、部品コストが安価にな
る。この非自吸型ポンプ72は、前述の通り、自
吸型ポンプ48により起動のための水が供給され
るので、起動を円滑かつ迅速に行なうことができ
る。
第2図は本考案の別の実施例を示す系統図であ
る。本実施例は追焚と気泡噴出のみを行なうよう
構成されたものであり、第1図において三方弁4
4及び給湯管46を省略し、配管62をポンプ4
8に直結している。また、湯張り用の給湯系がな
いと共に、湯張りスイツチ64aが省略されてい
る。その他の構成は第1図の装置と同様であり、
同一部材に同一符号を付してその説明を省略す
る。
かかる第2図の実施例装置にあつては、気泡ス
イツチ64cを押すと、第1図の実施例と同様に
して水センサ80が水を検知しているときには直
ちにポンプ72が作動される。また、水センサ8
0が水を検知していないときには、まず水センサ
80が水を検知するまでポンプ48が作動され、
次いでポンプ72が作動される。これにより、浴
槽10内の湯は配管58,74を経てポンプ72
に吸い込まれ、配管76、給湯管50を経て浴槽
10内に噴出される。そして、ノズル52におい
て空気が混入され、気泡が浴槽10に墳出され
る。このように、非自吸型のポンプ72が円滑か
つ迅速に起動される。
第2図の装置において追焚スイツチ64bを押
すと、ポンプ48が起動され、浴槽10内の湯は
配管58、チユーブ60、配管62、ポンプ4
8、給湯管50を経て浴槽10内に循環され、こ
の途中のチユーブ60において暖められる。
上記実施例では、追焚を行うために、加熱タン
ク22内に設置されたチユーブ60を採用してい
るが、この追焚用加熱手段は他の加熱手段を採用
しても良いことは明らかである。また、図示の実
施例は本考案の一例であつて、本考案の趣旨を逸
脱しない限り、配管の接続構成は図示以外のもの
としても良いことは明らかである。
[効果] 以上の通り、本考案の気泡浴槽用装置にあつて
は、湯張り、追焚及び気泡噴出をそれぞれ適正容
量のポンプで行うことができ、湯張り時の湯温を
適正温度とすると共に、気泡噴出量を所要量に維
持することが容易である。特に、本考案の装置に
あつては、市販の通常形式の自吸型ポンプ及び非
自吸型ポンプを採用できるので、部品コストが低
廉となる。また、非自吸型ポンプを円滑かつ迅速
に起動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示す系統
図、第3図は従来例を示す系統図である。 10……浴槽、12……給湯機、22……加熱
タンク、34……混合弁、40……湯張りタン
ク、44……三方弁、48……第2のポンプ、5
2……ノズル、56……電磁弁、66……制御装
置、72……第1のポンプ、78……逆止弁、8
0……水センサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 非自吸型の第1のポンプ及び空気混入器を備
    え、浴槽中の湯を循環可能に浴槽に接続された第
    1の系路と、 該第1のポンプよりも小容量の自吸型の第2の
    ポンプを備え、給湯機又は追焚装置から浴槽へ給
    湯可能に設けられており、かつ第1のポンプの吸
    込側に連通されている第2の系路と、 該第1の系路の第1のポンプ近傍に設けられた
    水センサと、 気泡噴出スイツチ操作時に該水センサが水を不
    検出のときには該水センサが水検出するまで前記
    第2のポンプを作動させる制御装置と、 を備えてなることを特徴とする非自吸型ポンプを
    有する気泡浴槽用装置。
JP1988111618U 1988-08-25 1988-08-25 Expired JPH039717Y2 (ja)

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JP1988111618U JPH039717Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6269061A (ja) * 1985-09-20 1987-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 風呂加熱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63120629U (ja) * 1987-01-30 1988-08-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6269061A (ja) * 1985-09-20 1987-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 風呂加熱装置

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JPH0232829U (ja) 1990-03-01

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