JPH056989Y2 - - Google Patents

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JPH056989Y2
JPH056989Y2 JP1988045609U JP4560988U JPH056989Y2 JP H056989 Y2 JPH056989 Y2 JP H056989Y2 JP 1988045609 U JP1988045609 U JP 1988045609U JP 4560988 U JP4560988 U JP 4560988U JP H056989 Y2 JPH056989 Y2 JP H056989Y2
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bathtub
hot water
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water
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は浴槽内の湯を抜き出し、これを気泡と
共に浴槽内に噴出させるように構成した気泡浴槽
に用いられる装置に関する。詳しくは、気泡吹込
用のポンプの他に、湯張り用のポンプを備える気
泡浴槽用装置に関する。
[従来の技術] 浴槽内に細かな気泡を噴出させる気泡浴槽は、
身体を芯から暖める、身体のすみずみまでマツサ
ージする、毛穴の汚れを流し肌を清潔にする、血
行が良くなり、細胞が活性化されるなどの効果を
有しており、近年広く用いられるようになりつつ
ある。
浴槽に気泡を噴出させるための気泡浴槽用装置
として、浴槽の湯を抜き出し気泡と共に噴出させ
る系路と、浴槽に湯を張るための系路とを備えた
ものがある。この種の従来装置について第2図を
参照して説明する。
第2図は従来装置の系統図であり、符号10は
浴槽であり、符号12は給湯機を示す。水は給水
口14、給水管16、分岐口18、給水管20を
介して給湯機12内の加熱タンク22内に導入さ
れ、バーナ等の加熱手段24により加熱され高温
の湯26となる。この湯の一部は出湯口28から
浴室シヤワー、キツチンなどの需要箇所に供給可
能とされている。また、加熱タンク26の湯は、
出湯口30、出湯管32を介して混合弁34へ送
られ、給水管36を介して送られてくる水と適温
(例えば40℃)に混合された後、電磁弁38を介
して湯張りタンク40に供給される。符号40a
はフロートスイツチ、40bはオーバーフロー管
を示す。
湯張りタンク40内の湯は、給湯管42、三方
弁44、給湯管46、ポンプ48、給湯管50を
介して浴槽10に供給される。給湯管50の浴槽
10への接続部にはノズル52が設けられてお
り、空気管54、電磁弁56を介して空気が湯に
混入可能とされている。
浴槽10内の湯は、配管56を介して前記加熱
タンク22内に配設されている加熱用チユーブ6
0へ導入され、更に配管62を介して前記三方弁
44へ送給可能とされている。
浴槽10には、気泡浴槽用コントローラ64が
設けられており、その制御信号(例えば湯温設定
用信号、気泡噴出用信号、追焚用信号など)は制
御装置66に入力される。また、前記給湯管50
及び配管58には水圧センサ68及び温度センサ
70が設けられており、それらの検出信号も制御
装置66に入力されている。制御装置66は出力
信号を前記三方弁44及び電磁弁56に出力して
いる。
このように構成された気泡浴槽装置において、
三方弁44を給湯管42,46を接続するように
流路選択すると共にポンプ48を作動させること
により、給湯機12からの湯を浴槽10に供給し
て湯を張ることができる。また、配管62と給湯
機46とが連通されるように三方弁44の流路選
択を行つておき、ポンプ48を作動させると、浴
槽10内の湯は配管58、チユーブ60、配管6
2等を通過して循環され、その途中のチユーブ6
0において加温される。従つて、浴槽内の湯を暖
める所謂追焚が行える。また、この浴槽内の湯の
循環を行うに際し、電磁弁56を開放すると、空
気がノズル52から混入され、気泡が浴槽10内
に噴出される。
[考案が解決しようとする課題] 上記の気泡浴槽用装置においては、湯張り及び
気泡噴出のいずれをも共通のポンプ48にて行わ
せるようにしている。ところが、一般に湯張りを
行うときのポンプ吐出量はある程度小さい方が望
ましく、気泡噴出をさせる場合のポンプ吐出量は
大きい方が好適である。即ち、湯張り時にポンプ
48が多量に吐出すると、加熱タンク22から混
合弁34を経て湯張りタンク40に湯が大量に流
入されるため、加熱タンク22での加熱が間に合
わなくなり、湯張りされる湯がぬるいものになつ
てしまう。
また、ポンプ48の吐出量が著しく大きいとき
には、湯張りタンク40内への流入量よりも湯張
りタンク40からの流出量の方が多くなり、湯張
りタンク内の湯がなくなり、ポンプに空気が混入
するか、ポンプの断続運転の必要が生じる。ま
た、気泡噴出時のポンプ吐出量が少ないと、十分
な量の気泡を噴出させ得ない恐れがある。そのた
め、一台のポンプにて湯張りと気泡噴出の2操作
を行わせる従来装置にあつては、湯張りのための
要求容量と気泡噴出のための要求容量とが合致し
にくく、ポンプ選定が中途半端なものとなつて、
気泡浴槽に十分な機能を発揮させ得ない恐れがあ
つた。
[課題を解決するための手段] 本考案の気泡浴槽用装置は、浴槽と、該浴槽に
設けられた気泡噴出可能なノズルと、給湯機能及
び該浴槽の水を加熱する追焚機能を有した給湯機
と、該給湯機の出湯口と該ノズルとをつなぐ第1
の配管と、該第1の配管の途中に設けられた三方
弁と、該浴槽の水抜出口を前記給湯機の追焚水入
口につなぐ第2の配管と、該給湯機の追焚湯出口
を前記三方弁につなぐ第3の配管と、該第1の配
管の三方弁よりも浴槽側に設けられており、浴槽
へ向つて送水可能な追焚又は湯張り用のポンプ
と、該第1の配管の該ポンプよりも浴槽側に設け
られており、該ポンプから浴槽へ向う流れのみを
許容する逆止弁と、吸込側が前記第2の配管に連
通されていると共に吐出側が前記第1の配管の該
逆止弁よりも浴槽側に連通しており、該第2の配
管から第1の配管へ向つて送水可能な気泡噴出用
のポンプと、を備えてなり、この気泡噴出用のポ
ンプは前記追焚又は湯張り用のポンプよりも大容
量であるものである。
なお、以下、この気泡噴出用のポンプを第1の
ポンプといい、追焚又は湯張り用のポンプを第2
のポンプということがある。
[作用] 本考案の気泡浴槽用装置にあつては、給湯機な
どからの湯はもつぱら第2のポンプを介して浴槽
に導入される。また、気泡噴出をさせる場合に
は、浴槽内の湯はもつぱら第1のポンプによつて
循環され、その途中において空気が混入され気泡
噴出がなされる。
このように、2台のポンプを用い追焚、湯張り
及び気泡噴出のそれぞれの作動を行わせるので、
ポンプ容量が湯張り及び気泡噴出にそれぞれきわ
めて適切な容量のものとなる。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る気泡浴槽用装置
の構成を示す系統図である。第1図の装置にあつ
ては、気泡噴出時に作動される比較的大容量の第
1のポンプ72が設けられている。ポンプ72の
吸込側は配管74を介して前記配管58の途中に
接続されている。また、ポンプ72の吐出側は配
管76を介して給湯管50の途中に接続されてい
る。なお、給湯管50には該配管76の合流部よ
りも上流側に逆止弁78が設置されている。本実
施例において、ポンプ48は主として湯張りを行
うための比較的小容量の第2のポンプとして設置
されている。その他の構成は第3図の装置と同様
であるので、同一部材に同一符号を付してその説
明を省略する。
次に、第1図の装置の作動について説明する。
浴槽10に湯張りを行うときには、給湯管4
2,46を連通するように三方弁44の流路選択
を行つておき、第2のポンプ48を作動させる。
そうすると、給湯機12からの湯は該ポンプ4
8、給湯管50を経て浴槽10内に供給される。
追焚を行う場合には、配管62と給湯管46と
を連通するように三方弁44の流路選択を行つて
おき、ポンプ48を作動させる。これにより、浴
槽内の湯は配管58で抜き出され、チユーブ60
で加熱された後配管62、給湯管46,50を経
て浴槽に戻される。
気泡噴出を行うに際しては、配管62が給湯管
42に連通されないように三方弁44の流路選択
を行つておく。また、電磁弁56を開放させる。
この状態で第1のポンプ72を作動させると、浴
槽10内の湯は配管58,74、ポンプ72、配
管76、給湯管50を経て浴槽10内に噴出さ
れ、その際ノズル52から空気が混入され、気泡
噴出がなされる。なお、逆止弁78が設けられて
いるので、ポンプ72の吐出圧はポンプ48には
伝えられない。また、三方弁44が配管62と給
湯管42,46との連通を断つように流路選択し
てあるので、配管62やチユーブ60内の湯がポ
ンプ72に向つて流れることもない。
このように、本実施例にあつてはポンプ48,
72を設置し、それぞれの湯張りと気泡噴出の専
用としているので、湯張り及び気泡噴出に相応し
い容量のポンプを設置することができ、湯張り作
動及び気泡噴出作動のいずれをも適正に行うこと
が可能である。
上記実施例では、追焚を行うために、加熱タン
ク22内に設置されたチユーブ60を採用してい
るが、この追焚用加熱手段は他の加熱手段を採用
しても良いことは明らかである。また、図示の実
施例は本考案の一例であつて、本考案の趣旨を逸
脱しない限り、配管の接続構成は図示以外のもの
としても良いことは明らかである。
[効果] 以上の通り、本考案の気泡浴槽用装置にあつて
は、小容量のポンプで湯張りタンクから浴槽へ湯
張り給湯を行なうと共に、大容量のポンプで気泡
噴出を行なうようにしたものであるから、湯張り
時の湯温を適正温度とすると共に、気泡噴出量を
所要量に維持することが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す系統図、第2図
は従来例を示す系統図である。 10……浴槽、12……給湯機、22……加熱
タンク、34……混合弁、40……湯張りタン
ク、44……三方弁、48……ポンプ(第2のポ
ンプ)、52……ノズル、56……電磁弁、66
……制御装置、72……第1のポンプ、78……
逆止弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 浴槽と、 該浴槽に設けられた気泡噴出可能なノズルと、 給湯機能及び該浴槽の水を加熱する追焚機能を
    有した給湯機と、 該給湯機の出湯口と該ノズルとをつなぐ第1の
    配管と、 該第1の配管の途中に設けられた三方弁と、 該浴槽の水抜出口を前記給湯機の追焚水入口に
    つなぐ第2の配管と、 該給湯機の追焚湯出口を前記三方弁につなぐ第
    3の配管と、 該第1の配管の三方弁よりも浴槽側に設けられ
    ており、浴槽へ向つて送水可能な追焚又は湯張り
    用のポンプと、 該第1の配管の該ポンプよりも浴槽側に設けら
    れており、該ポンプから浴槽へ向う流れのみを許
    容する逆止弁と、 吸込側が前記第2の配管に連通されていると共
    に吐出側が前記第1の配管の該逆止弁よりも浴槽
    側に連通しており、該第2の配管から第1の配管
    へ向つて送水可能な気泡噴出用のポンプと、 を備えてなり、この気泡噴出用のポンプは前記追
    焚又は湯張り用のポンプよりも大容量である 複数のポンプを有する気泡浴槽用装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6319148A (ja) * 1986-07-10 1988-01-26 松下電器産業株式会社 気泡発生装置

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JPH01116358U (ja) * 1988-01-28 1989-08-04

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JPS6319148A (ja) * 1986-07-10 1988-01-26 松下電器産業株式会社 気泡発生装置

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