JP3289426B2 - 風呂装置 - Google Patents

風呂装置

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JP3289426B2
JP3289426B2 JP22427093A JP22427093A JP3289426B2 JP 3289426 B2 JP3289426 B2 JP 3289426B2 JP 22427093 A JP22427093 A JP 22427093A JP 22427093 A JP22427093 A JP 22427093A JP 3289426 B2 JP3289426 B2 JP 3289426B2
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幸郎 古米
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽に炭酸ガスを溶解
する風呂装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の湯水改質装置は図9〜図1
0に示すようなものがあった。即ち、浴槽1に低圧ノズ
ル2と高圧ノズル3が設けられ、これらのノズルには循
環ポンプ4から切り替え手段5を介して循環回路6が配
管されており、循環ポンプ4の吐出側7から吸込側8へ
は分岐回路9が配管されている。この分岐回路にはエジ
ェクタ10が設けられており、このエジェクタ10の負
圧部11へは循環ポンプ4吸込側の開閉手段12の上流
から吸引回路13が配管されている。また、負圧部11
へは空気量制御手段14および逆止弁15が設けられた
空気回路16も配管されている。17は低圧ノズル2に
気体を供給する空気供給手段である。
【0003】上記構成における動作を説明すると、図9
において、微細気泡発生時には循環回路6は高圧ノズル
3側に切り替わっており、開閉手段12は閉成状態にあ
る。この状態で循環ポンプ4を運転すると循環ポンプか
ら吐出された水は循環回路6に流れると共に分岐回路9
を介してエジェクタ10に流れる、このときエジェクタ
10の吸引加圧作用により浴槽1の水は吸引回路13を
介してエジェクタ10に吸引され循環ポンプ4の吐出側
7は高圧になる。この時に空気量制御手段14を開成す
るとエジェクタ10には空気が吸引されるため循環ポン
プ4の吐出側には空気が溶解された高圧の水が送られ
る。高圧の水は循環回路を介して高圧ノズル3に流れ、
高圧ノズル3で減圧される。その結果、浴槽1には微細
気泡が発生し浴槽1内は白濁状態となる。
【0004】次に大気泡発生時の動作を図10により説
明する。図10において循環回路6は低圧ノズル2側に
切り替わっており、開閉手段12は開成状態にある。こ
の状態で循環ポンプ4を運転すると循環ポンプ4から吐
出された水は循環回路6に流れ低圧ノズル2から浴槽1
内に噴出される。このとき空気供給手段17からは空気
が吸引され浴槽1内に大気泡となって噴出される。(例
えば、特公平4−108449号公報)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、空気回路16および空気供給手段17
から吸引された気体は全て浴槽1内に排出されることに
なり、浴槽1には空気に代表されるような、全く安全な
気体しか吸引溶解させることしかできなっかった。そし
て、空気の吸引量が多くなると循環ポンプ4がエアー噛
するため空気の吸引量を多くできなかった。本発明は上
記課題を解決するもので、燃焼機の排気ガス中の炭酸ガ
スを浴槽の湯に溶解させることを目的としたものであ
る。
【0006】また本発明は燃焼機の熱交換器の耐圧が低
い機器で気体を溶解可能とすることを目的としたもので
あるである。
【0007】さらに本発明は浴槽への湯張り時と追焚時
に炭酸ガスを浴槽の湯に溶解することを目的としたもの
である。
【0008】そして、本発明は浴槽への湯張り時と追焚
時以外においても、炭酸ガスを浴槽の湯に溶解すること
を目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、浴槽と、浴槽に設けられた大気泡噴出手段お
よび微細気泡発生手段と、浴槽の水を循環する循環ポン
プと、循環ポンプの吐出側から大気泡噴出手段に配管さ
れた往き管と、往き管に設けられた風呂熱交換器と、循
環ポンプの吐出側から微細気泡発生手段に配管された送
り管と、浴槽の水を循環ポンプの吸い込み側に流す戻り
管と、循環ポンプの吐出側から吸い込み側に配管された
バイパス管と、バイパス管に設けられたエジェクタと、
循環ポンプの吐出側とエジェクタ間に設けられたバイパ
ス開閉手段と、循環ポンプの吸い込み側とエジェクタ間
に設けられたバイパス切り替え手段と、バイパス切り替
え手段から循環ポンプ吸い込み側に設けられた第二のバ
イパス管と、第二のバイパス管に設けられた気液分離タ
ンクと、気液分離タンクと循環ポンプの吸い込み側間に
設けられた開閉手段と、循環ポンプの吸い込み側に設け
られ戻り管の流れを停止および循環ポンプ側とエジェク
タの吸引部に切り替える切り替え手段と、切り替え手段
からエジェクタの吸引部に配管された吸込管と、気液分
離タンクへの給湯手段を有する給湯熱交換器と、給湯熱
交換器の排気ガスをエジェクタの吸引部に吸引する気体
供給手段とを設けたものである。
【0010】また本発明は、上記第二の目的を達成する
ために浴槽と、浴槽に設けられた大気泡噴出手段および
微細気泡発生手段と、浴槽の水を循環する循環ポンプ
と、循環ポンプの吐出側から大気泡噴出手段に配管され
た往き管と、往き管に設けられた開閉手段と、循環ポン
プの吐出側から微細気泡発生手段に配管された送り管
と、浴槽の水を循環ポンプの吸い込み側に流す戻り管
と、戻り管に設けられた風呂熱交換器と、循環ポンプの
吐出側から吸い込み側に配管されたバイパス管と、バイ
パス管に設けられたエジェクタと、循環ポンプの吐出側
とエジェクタ間に設けられたバイパス開閉手段と、循環
ポンプの吸い込み側とエジェクタ間に設けられたバイパ
ス切り替え手段と、バイパス切り替え手段から循環ポン
プ吸い込み側に設けられた第二のバイパス管と、第二の
バイパス管に設けられた気液分離タンクと、気液分離タ
ンクと循環ポンプの吸い込み側間に設けられた開閉手段
と、循環ポンプの吸い込み側に設けられ戻り管の流れを
停止および循環ポンプ側とエジェクタの吸引部に切り替
える切り替え手段と、切り替え手段からエジェクタの吸
引部に配管された吸込管と、気液分離タンクへの給湯手
段を有する給湯熱交換器と、給湯熱交換器の排気ガスを
エジェクタの吸引部に吸引する気体供給手段とを設けた
ものである。
【0011】さらに本発明は、浴槽と、浴槽に設けられ
た大気泡噴出手段および微細気泡発生手段と、浴槽の水
を循環する循環ポンプと、循環ポンプの吐出側から大気
泡噴出手段に配管された往き管と、往き管に設けられた
開閉手段と、循環ポンプの吐出側から微細気泡発生手段
に配管された送り管と、浴槽の水を循環ポンプの吸い込
み側に流す戻り管と、循環ポンプの吐出側から吸い込み
側に配管されたバイパス管と、バイパス管に設けられた
エジェクタと、循環ポンプの吐出側とエジェクタ間に設
けられたバイパス開閉手段と、循環ポンプの吸い込み側
とエジェクタ間に設けられたバイパス切り替え手段と、
バイパス切り替え手段から循環ポンプ吸い込み側に設け
られた第二のバイパス管と、第二のバイパス管に設けら
れた気液分離タンクと、気液分離タンクと循環ポンプの
吸い込み側間に設けられた開閉手段と、循環ポンプの吸
い込み側に設けられ戻り管の流れを停止および前記循環
ポンプ側と前記エジェクタの吸引部に切り替える切り替
え手段と、切り替え手段からエジェクタの吸引部に配管
された吸込管と、気液分離タンクへの給湯手段を有する
給湯熱交換器と、浴槽の湯を加熱する風呂熱交換器と、
給湯熱交換器および風呂熱交換器の排気ガスをエジェク
タの吸引部に吸引する気体供給手段とを設けたものであ
る。
【0012】そして本発明は、浴槽と、浴槽に給湯する
給湯熱源と、浴槽の湯を加熱する風呂熱源と、少なくと
も給湯熱源から排出する炭酸ガスを浴槽に溶解する溶解
手段と、溶解手段に炭酸ガスを供給するために設けられ
た炭酸ガス専用熱源とを設けたものである。
【0013】
【作用】本発明は、上記した構成により、給湯熱交換器
から浴槽へ湯張りする際に、給湯機から出る排気ガスを
エジェクタにより循環回路内に吸引溶解し、その下流で
未溶解ガスを排気することにより浴槽の湯に炭酸ガスを
溶解する。
【0014】また本発明は、循環ポンプへの戻り管側に
風呂熱交換器を設け、風呂熱交換器に作用する圧力を低
くする。
【0015】さらに本発明は、給湯熱交換器側と風呂熱
交換器側に、排気ガスのエジェクタへの気体供給手段を
設けることにより、湯張り時には給湯熱交換器側から、
追焚時には風呂熱交換器側から排気ガスを吸引し、炭酸
ガスを溶解する。
【0016】そして本発明は、炭酸ガスを溶解するため
の専用熱源を、給湯熱源および風呂熱源以外に設けるこ
とにより、湯張り時と追焚時以外においても炭酸ガスを
溶解する。
【0017】
【実施例】以下第一発明に対応した第一実施例を添付図
面にもとづいて説明する。図1〜図3において、18は
浴槽であり、この浴槽18には大気泡噴出手段19が設
けられている。大気泡噴出手段19へは循環ポンプ20
の吐出側21から往き管22が配管されている。大気泡
噴出手段19から循環ポンプ20の吸込側23へは戻り
管24が配管されている。循環ポンプ20の吐出側21
から吸込側23へはバイパス管25が配管されている。
このバイパス管25にはエジェクタ26が設けられてい
る。循環ポンプ20の吐出側21とエジェクタ26の間
にはバイパス開閉手段27が設けられ、循環ポンプ20
の吸込側23とエジェクタ26の間にはバイパス切り替
え手段28が設けられている。一方、バイパス切り替え
手段28から循環ポンプ20の吸込側23へは第二のバ
イパス管29が配管されている。この第二のバイパス管
29には気液分離タンク30と開閉手段31が設けられ
ている。この気液分離タンク30内には仕切り板32と
水位を検出する水位検知手段33が設けられている。循
環ポンプ20の吸込側23の戻り管24には切り替え手
段34が設けられていると共に、この切り替え手段34
からエジェクタ26の吸引部35へは吸込管36が配管
されている。エジェクタ26の吸引部35には逆止弁3
7、開閉弁38、ガバナ39からなる気体供給手段40
が配管されている。41は大気泡噴出手段19に空気を
送る空気供給手段であり、開閉弁42が設けられてい
る。また往き管22から微細気泡発生手段43へは逆止
弁44、タンク45を介して送り管46が配管されてい
る。47は往き管22に設けられた開閉弁である。気液
分離タンク30へは給湯熱交換器48の出口から開閉弁
49を介して注湯管50が配管されている。51はバー
ナーを示す。気体供給手段40へは給湯熱交換器48の
排気ガスを吸引する吸引パイプ52が開閉弁53を介し
て配管されている。54は往き管22に設けられた風呂
熱交換器であり、55はバーナーである。56は流れを
示す矢印である。
【0018】次に本発明における動作を説明する。図1
により浴槽18への湯張り時に炭酸ガスを溶解する動作
を動作を説明する。図1の状態で開閉弁49を開成する
と給湯熱交換器48を通過してバーナー51で加熱され
た湯は注湯管50を流れ気液分離タンク30に供給され
る。気液分離タンク30に湯が供給され、水位検知手段
33がオンすると循環ポンプ20が運転される。循環ポ
ンプ20を運転すると吐出された湯は、往き管22を流
れ大気泡噴出手段19から浴槽18に噴出されると共
に、送り管46を流れ微細気泡発生手段43を介して大
気泡噴出手段19から噴出される。また循環ポンプ20
から噴出された湯はバイパス管25側にも流れる。バイ
パス管25側に流れた湯はエジェクタ26、バイパス切
り替え手段28に流れ、バイパス切り替え手段28から
下流は気液分離タンク30、開閉手段31が設けられた
第二のバイパス管29を流れ循環ポンプ20に戻る。こ
の時、開閉弁53が開成されると給湯熱交換器48を加
熱するバーナー51の排気ガスがエジェクタ26の吸引
作用により、吸引パイプ52、気体供給手段40を介し
てエジェクタ26に吸引される。吸引された排気ガスの
内、炭酸ガスはエジェクタ内で湯の中に溶解される。溶
解されない不要な排気ガスは気液分離タンク30により
外部に排出される。このようにして浴槽18への湯張り
時に燃焼排気ガス中の炭酸ガスを溶解することができ
る。
【0019】次に微細気泡泡運転について図2により説
明する。微細気泡発生手段43は微小面積の流路が構成
されているものであり、バーナー51、55は非燃焼状
態にある。図2において循環ポンプ20を運転すると吐
出された湯は、バイパス管25側に流れる。バイパス管
25側に流れた湯はエジェクタ26、バイパス切り替え
手段28に流れ、バイパス管28から循環ポンプ20に
もどる。また循環ポンプ20から吐出した湯は送り管4
6側も流れ微細気泡発生手段から浴槽18に噴出され
る。一方、浴槽18から戻り管24を流れた湯は切り替
え手段34から吸込管36を流れてエジェクタ26の吸
引部35に流れる。この運転時にはエジェクタ26の吸
引加圧作用により循環ポンプ20の吐出側21の圧力は
高圧となっている。この時、気体供給手段40の開閉弁
38を開成するとエジェクタ26の吸引作用により空気
がエジェクタ26の吸引部35からエジェクタ26内に
吸引される。吸引された空気はエジェクタ26、循環ポ
ンプ20内で加圧溶解される。即ち、循環ポンプ20か
らは空気が溶解された高圧の湯が微細気泡発生手段43
に送られ、微細気泡発生手段の微小面積の流路から急激
に減圧されて浴槽18に噴出されることにより、浴槽1
8内は微細気泡で白濁状態となる。
【0020】次に大気泡運転について図3により説明す
る。循環ポンプ20を運転すると吐出された湯は往き管
22、送り管46を流れ大気泡噴出手段19から浴槽1
8に噴出される。このとき開閉弁42を開成することに
より空気供給手段41を介して空気が大気泡噴出手段1
9に吸引され、大気泡噴出手段19からは気泡が混入し
た水流が噴出される。浴槽18内の湯は戻り管24、切
り替え手段34を介して循環ポンプ20に流れる。この
動作においては、循環ポンプ20から吐出されら湯はエ
ジェクタ26側に流れない。
【0021】次に、第二の発明に対応した第二の実施例
を図4〜図6により説明する。57は風呂熱交換器であ
り58はバーナーである。その他の構成は図1と同様で
あり説明は省略する。
【0022】次に本発明における動作を説明する。図4
により浴槽18への湯張り時に炭酸ガスを溶解する動作
を動作を説明する。図4の状態で開閉弁49を開成する
と給湯熱交換器48を通過してバーナー51で加熱され
た湯は注湯管50を流れ気液分離タンク30に供給され
る。気液分離タンク30に湯が供給され、水位検知手段
33がオンすると循環ポンプ20が運転される。循環ポ
ンプ20を運転すると吐出された湯は、往き管22を流
れ大気泡噴出手段19から浴槽18に噴出されると共
に、送り管46を流れ微細気泡発生手段43を介して大
気泡噴出手段19から噴出される。また循環ポンプ20
から噴出された湯はバイパス管25側にも流れる。バイ
パス管25側に流れた湯はエジェクタ26、バイパス切
り替え手段28に流れ、バイパス切り替え手段28から
下流は気液分離タンク30、開閉手段31が設けられた
第二のバイパス管29を流れ循環ポンプ20に戻る。こ
の時、開閉弁53が開成されると給湯熱交換器48ノバ
ーナー51の排気ガスがエジェクタ26の吸引作用によ
り、吸引パイプ52、気体供給手段40を介してエジェ
クタ26に吸引される。吸引された排気ガスの内、炭酸
ガスはエジェクタ26内で湯の中に溶解される。溶解さ
れない不要な排気ガスは気液分離タンク30により外部
に排出される。このようにして浴槽18への湯張り時に
燃焼排気ガス中の炭酸ガスを溶解することができる。
【0023】次に微細気泡泡運転について図5により説
明する。微細気泡発生手段43は微小面積の流路が構成
されているものであり、バーナー51、58は非燃焼状
態にある。図5において循環ポンプ20を運転すると吐
出された湯は、バイパス管25側に流れる。バイパス管
25側に流れた湯はエジェクタ26、バイパス切り替え
手段28に流れ、バイパス管25から循環ポンプ20に
もどる。また循環ポンプ20から吐出した湯は送り管4
6側も流れ微細気泡発生手段から浴槽18に噴出され
る。一方、浴槽18から戻り管24を流れた湯は切り替
え手段34から吸込管36を流れてエジェクタ26の吸
引部35に流れる。この運転時にはエジェクタ26の吸
引加圧作用により循環ポンプ20の吐出側21の圧力は
高圧となっている。この時、気体供給手段40の開閉弁
38を開成するとエジェクタ26の吸引作用により空気
がエジェクタ26の吸引部35からエジェクタ26内に
吸引される。吸引された空気はエジェクタ26、循環ポ
ンプ20内で加圧溶解される。即ち、循環ポンプ20か
らは空気が溶解された高圧の湯が微細気泡発生手段43
に送られ、微細気泡発生手段の微小面積の流路から急激
に減圧されて浴槽18に噴出されることにより、浴槽1
8内は微細気泡で白濁状態となる。
【0024】次に大気泡運転について図6により説明す
る。循環ポンプ20を運転すると吐出された湯は往き管
22、送り管46を流れ大気泡噴出手段19から浴槽1
8に噴出される。このとき開閉弁42を開成することに
より空気供給手段41を介して空気が大気泡噴出手段1
9に吸引され、大気泡噴出手段19からは気泡が混入し
た水流が噴出される。浴槽18内の湯は戻り管24、切
り替え手段34を介して循環ポンプ20に流れる。この
動作においては、循環ポンプ20から吐出されら湯はエ
ジェクタ26側に流れない。
【0025】次に、第三の発明に対応した第三の実施例
を図7により説明する。59は開閉弁60が設けられた
吸引パイプである。その他の構成は図1と同様であり説
明は省略する。
【0026】次に本発明における動作を説明する。図7
により浴槽18の湯の追焚時に炭酸ガスを溶解する動作
を動作を説明する。図7の状態で循環ポンプ20を運転
すると吐出された湯は、往き管22、風呂熱交換器54
を流れ大気泡噴出手段19から浴槽18に噴出される。
この時バーナー55は燃焼を開始し追焚運転となる。ま
た、送り管46にも湯は流れ微細気泡発生手段43を通
過して大気泡噴出手段19から噴出される。一方循環ポ
ンプ20から噴出された湯はバイパス管25側にも流れ
る。バイパス管25側に流れた湯はエジェクタ26、バ
イパス切り替え手段28に流れ、バイパス切り替え手段
28から下流は気液分離タンク30、開閉手段31が設
けられた第二のバイパス管29を流れ循環ポンプ20に
戻る。この時開閉弁60が開成されると風呂熱交換器5
4のバーナー55の排気ガスがエジェクタ26の吸引作
用により、吸引パイプ59、気体供給手段40を介して
エジェクタ26に吸引される。吸引された排気ガスの
内、炭酸ガスはエジェクタ内で湯の中に溶解される。溶
解されない不要な排気ガスは気液分離タンク30により
外部に排出される。このようにして浴槽18の追焚時に
燃焼排気ガス中の炭酸ガスを溶解することができる。浴
槽18への湯張り時の動作は図1と同様であり説明は省
略する。
【0027】次に、第四の発明に対応した第四の実施例
を図8により説明する。61は炭酸ガスを溶解するため
に設けられたバーナーである。その他の構成は図1と同
様であり説明は省略する。
【0028】次に本発明における動作を説明する。図8
により浴槽18の湯に炭酸ガスを溶解する動作を動作を
説明する。図8の状態で循環ポンプ20を運転すると吐
出された湯は、往き管22を流れ大気泡噴出手段19か
ら浴槽18に噴出される。この時バーナー61は燃焼を
開始する。また、送り管46にも湯は流れ微細気泡発生
手段43を通過して大気泡噴出手段19から噴出され
る。一方循環ポンプ20から噴出された湯はバイパス管
25側にも流れる。バイパス管25側に流れた湯はエジ
ェクタ26、バイパス切り替え手段28に流れ、バイパ
ス切り替え手段28から下流は気液分離タンク30、開
閉手段31が設けられた第二のバイパス管29を流れ循
環ポンプ20に戻る。この時、開閉弁53が開成される
とバーナー61の排気ガスがエジェクタ26の吸引作用
により、吸引パイプ52、気体供給手段40を介してエ
ジェクタ26に吸引される。吸引された排気ガスの内、
炭酸ガスはエジェクタ内で湯の中に溶解される。溶解さ
れない不要な排気ガスは気液分離タンク30により外部
に排出される。このようにして浴槽18に燃焼排気ガス
中の炭酸ガスを溶解することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の風呂装置によれ
ば、次のような効果が得られる。
【0030】請求項1記載の発明によれば、燃焼排気ガ
スを吸引することにより浴槽への湯張り時に炭酸ガスを
溶解することができる。また吸引した未溶解ガスは循環
ポンプの上流側で排出するため、循環ポンプがエアー噛
せず安定した運転を行うことができる。また循環ポンプ
で燃焼排気ガスを溶解するため溶解性能が安定する。更
に微細気泡発生手段が浴槽に設けられているため、多量
の微細気泡を直接浴槽に供給することが可能である。
【0031】請求項2記載の発明によれば、風呂熱交換
器を循環ポンプの吸込側に設けることにより、圧力の低
い位置に風呂熱交換器が置かれるため、耐圧の低い風呂
熱交換器を使用することができ低コスト化が図れる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、浴槽への湯
張り時と追焚時に炭酸ガスを溶解することができる。
【0033】請求項4記載の発明によれば、通常の入浴
時に、任意に浴槽へ炭酸ガスを溶解することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における風呂装置の湯張
り時動作を示すシステム構成図
【図2】同装置の微細気泡発生動作を示すシステム構成
【図3】同装置の大気泡動作を示すシステム構成図
【図4】本発明の第二の実施例における風呂装置の湯張
り時動作を示すシステム構成図
【図5】同装置の微細気泡発生動作を示すシステム構成
【図6】同装置の大気泡動作を示すシステム構成図
【図7】本発明の第三の実施例における風呂装置の追焚
時動作を示すシステム構成図
【図8】本発明の第四の実施例における風呂装置の炭酸
ガス溶解時を示すシステム構成図
【図9】従来の風呂装置における気体溶解時の動作を示
すシステム構成図
【図10】同装置における大気泡噴出時の動作を示すシ
ステム構成図
【符号の説明】
18 浴槽 19 大気泡発生手段 20 循環ポンプ 21 吐出側 22 往き管 23 吸込側 24 戻り管 25 バイパス管 26 エジェクタ 27 バイパス開閉手段 28 バイパス切り替え手段 29 第二のバイパス管 30 気液分離タンク 31 開閉手段 34 切り替え手段 36 吸込管 40 気体供給手段 43 微細気泡発生手段 46 送り管 48 給湯熱交換器 54 風呂熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 俊哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−122147(JP,A) 特開 平6−307713(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 602

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽と、前記浴槽に設けられた大気泡噴
    出手段および微細気泡発生手段と、前記浴槽の水を循環
    する循環ポンプと、前記循環ポンプの吐出側から前記大
    気泡噴出手段に配管された往き管と、前記往き管に設け
    られた風呂熱交換器と、前記循環ポンプの吐出側から前
    記微細気泡発生手段に配管された送り管と、前記浴槽の
    水を前記循環ポンプの吸い込み側に流す戻り管と、前記
    循環ポンプの吐出側から吸い込み側に配管されたバイパ
    ス管と、前記バイパス管に設けられたエジェクタと、前
    記循環ポンプの吐出側と前記エジェクタ間に設けられた
    バイパス開閉手段と、前記循環ポンプの吸い込み側と前
    記エジェクタ間に設けられたバイパス切り替え手段と、
    前記バイパス切り替え手段から前記循環ポンプ吸い込み
    側に設けられた第二のバイパス管と、前記第二のバイパ
    ス管に設けられた気液分離タンクと、前記気液分離タン
    クと前記循環ポンプの吸い込み側間に設けられた開閉手
    段と、前記循環ポンプの吸い込み側に設けられ前記戻り
    管の流れを停止および前記循環ポンプ側と前記エジェク
    タの吸引部に切り替える切り替え手段と、前記切り替え
    手段から前記エジェクタの吸引部に配管された吸込管
    と、前記気液分離タンクへの給湯手段を有する給湯熱交
    換器と、前記給湯熱交換器の排気ガス、或いは空気を
    記エジェクタの吸引部に吸引する気体供給手段とからな
    る風呂装置。
  2. 【請求項2】 浴槽と、前記浴槽に設けられた大気泡噴
    出手段および微細気泡発生手段と、前記浴槽の水を循環
    する循環ポンプと、前記循環ポンプの吐出側から前記大
    気泡噴出手段に配管された往き管と、前記往き管に設け
    られた開閉手段と、前記循環ポンプの吐出側から前記微
    細気泡発生手段に配管された送り管と、前記浴槽の水を
    前記循環ポンプの吸い込み側に流す戻り管と、前記戻り
    管に設けられた風呂熱交換器と、前記循環ポンプの吐出
    側から吸い込み側に配管されたバイパス管と、前記バイ
    パス管に設けられたエジェクタと、前記循環ポンプの吐
    出側と前記エジェクタ間に設けられたバイパス開閉手段
    と、前記循環ポンプの吸い込み側と前記エジェクタ間に
    設けられたバイパス切り替え手段と、前記バイパス切り
    替え手段から前記循環ポンプ吸い込み側に設けられた第
    二のバイパス管と、前記第二のバイパス管に設けられた
    気液分離タンクと、前記気液分離タンクと前記循環ポン
    プの吸い込み側間に設けられた開閉手段と、前記循環ポ
    ンプの吸い込み側に設けられ前記戻り管の流れを停止お
    よび前記循環ポンプ側と前記エジェクタの吸引部に切り
    替える切り替え手段と、前記切り替え手段から前記エジ
    ェクタの吸引部に配管された吸込管と、前記気液分離タ
    ンクへの給湯手段を有する給湯熱交換器と、前記給湯熱
    交換器の排気ガス或いは空気を前記エジェクタの吸引部
    に吸引する気体供給手段とからなる風呂装置。
  3. 【請求項3】 浴槽と、前記浴槽に設けられた大気泡噴
    出手段および微細気泡発生手段と、前記浴槽の水を循環
    する循環ポンプと、前記循環ポンプの吐出側から前記大
    気泡噴出手段に配管された往き管と、前記往き管に設け
    られた開閉手段と、前記循環ポンプの吐出側から前記微
    細気泡発生手段に配管された送り管と、前記浴槽の水を
    前記循環ポンプの吸い込み側に流す戻り管と、前記循環
    ポンプの吐出側から吸い込み側に配管されたバイパス管
    と、前記バイパス管に設けられたエジェクタと、前記循
    環ポンプの吐出側と前記エジェクタ間に設けられたバイ
    パス開閉手段と、前記循環ポンプの吸い込み側と前記エ
    ジェクタ間に設けられたバイパス切り替え手段と、前記
    バイパス切り替え手段から前記循環ポンプ吸い込み側に
    設けられた第二のバイパス管と、前記第二のバイパス管
    に設けられた気液分離タンクと、前記気液分離タンクと
    前記循環ポンプの吸い込み側間に設けられた開閉手段
    と、前記循環ポンプの吸い込み側に設けられ前記戻り管
    の流れを停止および前記循環ポンプ側と前記エジェクタ
    の吸引部に切り替える切り替え手段と、前記切り替え手
    段から前記エジェクタの吸引部に配管された吸込管と、
    前記気液分離タンクへの給湯手段を有する給湯熱交換器
    と、前記浴槽の湯を加熱する風呂熱交換器と、前記給湯
    熱交換器および前記風呂熱交換器の排気ガス或いは空気
    前記エジェクタの吸引部に吸引する気体供給手段から
    なる風呂装置。
  4. 【請求項4】 浴槽と、前記浴槽に給湯する給湯熱源
    と、前記浴槽の湯を加熱する風呂熱源と、少なくとも前
    記給湯熱源から排出する炭酸ガスを前記浴槽に溶解する
    溶解手段と、前記溶解手段に炭酸ガスを供給するために
    前記給湯熱源側に設けられた炭酸ガス専用熱源とからな
    る風呂装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045793A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Osaka Gas Co Ltd 風呂装置
JP2011041930A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Daikin Industries Ltd 液体処理システム

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