JP3092311B2 - 気泡水流発生装置 - Google Patents

気泡水流発生装置

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JP3092311B2 JP04111196A JP11119692A JP3092311B2 JP 3092311 B2 JP3092311 B2 JP 3092311B2 JP 04111196 A JP04111196 A JP 04111196A JP 11119692 A JP11119692 A JP 11119692A JP 3092311 B2 JP3092311 B2 JP 3092311B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンプにより水を循環
させることによって水槽内に気泡を発生させる機能を有
する気泡水流発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の泡風呂装置は、図3〜図6に示す
ようになっていた。すなわち、浴槽1内の温水2を循環
させるためのポンプ3を備えたポンプユニット4と、ポ
ンプ3の吸入側管路5に連結された温水の吸入器6およ
びポンプ3の吐出側管路7に2方弁8を介して分岐連結
された低圧噴流ノズル9並びに高圧噴流ノズル10を備
えたノズルユニット11で構成している。ポンプ3の吸
入側管路5にはジェット通路12が設けられており吐出
側管路7からジェット通路12へはシャトルバルブ13
を介して分岐管路14を配管している。シャトルバルブ
13はスプリング15により付勢された円錐弁16と、
この円錐弁16に連結された弁棒17、空気取り入れ通
路18、空気通路19で構成されている。一方、高圧噴
流ノズル10は、螺旋通路20,21を交互に備えた気
液混合器22と、スプリング23によって付勢された弁
体24および噴流吐出口25を備えたレリーフバルブ2
6で構成されている。また、低圧噴流ノズル9は、温水
の流動通路27と、この流動通路27の外周に形成され
た空気流入通路28を備え、流動通路27の下流には細
い通路29、広い室30、ノズル31が構成されてい
る。また、空気流入通路28は細い通路32を介して広
い室30に連通している。
【0003】次に動作を説明する。微細気泡発生動作時
には、図5においてポンプ3を運転すると温水2は吸入
器6から吸入側管路5を介してポンプ3に吸引され、そ
の後ポンプ3から吐出側管路7を介して高圧噴流ノズル
10から微細気泡が噴出される。このときには、ポンプ
3の吐出圧は分岐回路14に作用し吐出圧が大きくなり
弁棒17に連結した円錐弁16がスプリング15の付勢
力に打ち勝って、円錐弁16を開成する。その結果空気
取り入れ通路18、円錐弁16、空気通路19を介して
ジェット通路12に空気が吸引されポンプ3に吸引され
る。吸引された空気はポンプ3で高圧に加圧溶解され、
吐出側管路7から高圧噴流ノズル10に送られる。一
方、大気泡発生動作時には図5の2方弁8が切り替り、
ポンプ3からの温水は低圧噴流ノズル9から浴槽1へ噴
出される(例えば特公平3−14464号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では高圧に加圧溶解するための大型のポンプが必
要であるためコスト高であった。本発明は上記課題を解
決するもので、小型のポンプで微細気泡と大気泡を発生
する気泡水流発生装置を提供すると共に、小型のポンプ
で効率よく温水を高圧に加圧することを目的としたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、水槽と、この水槽に設けられ微細気泡発生
手段および大気泡噴出手段からなる気泡噴出装置と、水
槽の水を循環する循環ポンプと、循環ポンプの吐出側か
ら気泡噴出装置へ配管された往き管と、水槽と循環ポン
プの吸引側を接続する戻り管と、循環ポンプの往き管と
戻り管のバイパス路に設けられたエジェクタと、循環ポ
ンプの吸込側に設けられ、循環ポンプへの吸引方向をエ
ジェクタ側および戻り管側に切り替える切替え手段と、
切替え手段の上流側からエジェクタに配管された吸込管
と、エジェクタと大気とを空気制御手段を介して設けら
れた空気導入手段とでなり、エジェクタから循環ポンプ
までのバイパス路の下流側配管抵抗を、循環ポンプから
エジェクタまでのバイパス路の上流側配管抵抗に比べ小
さくしたものである。
【0006】
【作用】本発明は、上記した構成によって、循環ポンプ
への吸引方向をエジェクタ側に切り替えることにより、
エジェクタの吸引加圧作用により、水槽の水を吸込管か
ら吸引すると共に、空気導入手段から空気を吸引するこ
とにより、循環ポンプ吐出側に空気が溶解された高圧水
を吐出し、水槽に設けられた微細気泡発生手段により高
圧水を減圧し微細気泡を発生するが、このときエジェク
タから循環ポンプまでのバイパス路の下流側配管抵抗
を、循環ポンプからエジェクタまでのバイパス路の上流
側配管抵抗に比べ小さくすることにより、エジェクタか
ら循環ポンプに至る配管抵抗を少なくし圧力損失が小さ
くなる結果エジェクタの加圧能力を高めることができる
ものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明における一実施例を添付図面に
もとづいて説明する。図1〜図2において、33は循環
ポンプであり、循環ポンプ33からは水槽である風呂3
4に設けられた微細気泡発生手段35および大気泡噴出
手段36を有する気泡噴出装置37に往き管38が配管
されている。39は往き管38に設けられた開閉弁であ
り、40は熱交換器である。風呂34から循環ポンプ3
3へは戻り管41が配管されている。循環ポンプ33の
往き管38から戻り管41へはエジェクタ42が設けら
れたバイパス路43が配管されている。エジェクタ42
から循環ポンプ33までのバイパス路43下流側配管抵
抗を、循環ポンプ33からエジェクタ42までのバイパ
ス路43上流側配管抵抗に比べ小さくするために、エジ
ェクタ42はバイパス路43の下流に配接されている。
44は循環ポンプ33への吸引方向をエジェクタ42側
および戻り管41側に切り替える切替え手段である三方
弁である。三方弁44の上流側からエジェクタ42へは
吸込管45が配管されている。46は吸込管45に配接
された逆止弁である。エジェクタ42と大気とは空気制
御手段である電磁弁47および逆止弁48を有する空気
導入手段49で連通している。微細気泡発生手段35
は、弁体50と弁座51が当接したときに構成する小断
面流路52と、弁体50の開閉手段であるダイヤフラム
53とスプリング54で構成されている。また循環ポン
プ33の吐出側と微細気泡発生手段34の入口55は送
り管56で配管されている。大気泡噴出手段36は水噴
出ノズル57と空気導入手段49と噴出方向可変ノズル
58で構成されている。59はコントローラであり、6
0は操作パネルである。61は温水であり62は温水の
流れ方向を示す矢印である。63は微細気泡であり、6
4は大気泡である。
【0008】次に、本発明における動作を図1〜図2に
より説明する。微細気泡発生時には図1のように微細気
泡発生装置35の弁体50と弁座51は閉成状態にあり
小断面流路52のみを構成している。三方弁44は戻り
管41を閉成し、開閉弁39は往き管38を閉成してい
る。このような状態で循環ポンプ33を運転すると、循
環ポンプ33から出た温水は送り管56に流れると共
に、バイパス路43側に流れる。このときエジェクタ4
2の吸引作用により、戻り管41の温水は吸込管45を
介してエジェクタ42に吸引されると共に、電磁弁47
を介して空気を吸引する。このように温水が吸引される
と循環ポンプ33の吸込側の圧力が高くなると共に、循
環ポンプ33の吐出側の圧力も高くなり、循環ポンプ3
3からは空気が溶解された高圧の温水が送り管56を介
して入口55へと送られる。入口55へ送られた温水
は、小断面流路52から噴出されることにより急激に減
圧される。その結果、高圧時に溶解していた空気は微細
気泡となって風呂34に噴出される。上記の動作におい
ては、エジェクタ42から循環ポンプ33へ流れる流量
は、バイパス路43の流量と吸込管45を流れる流量が
加算された流量となる。従って、エジェクタ42をバイ
パス路43の下流に配接することにより、エジェクタ4
2から循環ポンプ33までのバイパス路43下流側配管
抵抗が小さくなる結果、エジェクタ42の入口と出口の
差圧が大きくなり、エジェクタ42の加圧能力を大きく
取ることが可能となる。
【0009】大気泡発生時には微細気泡発生装置35の
弁体50と弁座51は開成状態にある。三方弁44はバ
イパス路42を閉成しており、開閉弁39は往き管38
を閉成している。このような状態で循環ポンプ33を運
転すると、循環ポンプ33から出た温水は熱交換器40
を介して大気泡噴出手段36へと送られる。送られた温
水は水噴出ノズル57から噴出される。このとき、噴出
時の負圧により、空気導入手段49から空気が吸引され
る。この空気を水噴出ノズル57からの噴流が剪断し3
〜5mmの気泡として風呂34に噴出する。大気泡発生時
には循環ポンプ33から吐出された温水は往き管38
と、送り管56のみに送られることになる。
【0010】次に、本発明における他の実施例を図3に
より説明する。65は循環ポンプであり、循環ポンプ6
5からは開閉弁66を介して往き管67が配管されてい
る。循環ポンプ65の往き管67から戻り管68へはエ
ジェクタ69が設けられたバイパス路70が配管されて
いる。尚、エジェクタ69から循環ポンプ65までのバ
イパス路71配管抵抗を、循環ポンプ65からエジェク
タ69までのバイパス路72配管抵抗に比べ小さくする
ために、バイパス路71はバイパス路72に比べ大口径
で配管されている。73は循環ポンプ65への吸引方向
をエジェクタ69側および戻り管68側に切り替える切
替え手段である三方弁である。三方弁73の上流側から
エジェクタ69へは吸込管74が配管されている。75
は吸込管74に配設された逆止弁である。エジェクタ6
9と大気とは空気導入手段76で連通している。本実施
例においても動作は同様である為、説明は省略する。尚
本実施例においてはバイパス路71を大口径で配管する
ことにより、圧力損失が小さくなり、エジェクタ能力を
大きく取ることができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明の気泡水流発
生装置は、水槽と、この水槽に設けられた微細気泡発生
手段および大気泡噴出手段からなる気泡噴出装置と、水
槽の水を循環する循環ポンプと、循環ポンプの吐出側か
ら気泡噴出装置へ配管された往き管と、水槽と循環ポン
プの吸引側を接続する戻り管と、循環ポンプの往き管と
戻り管のバイパス路に設けたエジェクタと、循環ポンプ
の吸込側に設けられ、循環ポンプへの吸引方向をエジェ
クタ側および戻り管側に切り替える切替え手段と、切替
え手段の上流側からエジェクタに配管された吸込管と、
エジェクタと大気とを空気制御手段を介して設けられた
空気導入手段とからなり、エジェクタから循環ポンプま
でのバイパス路下流側配管抵抗を、循環ポンプからエジ
ェクタまでのバイパス路上流側配管抵抗に比べ小さく構
成することにより、小型のポンプで微細気泡を発生させ
ることができ、低コスト化が実現可能となる。またエジ
ェクタから循環ポンプに至るバイパス路の配管抵抗を少
なくし圧力損失が小さくなる結果、小型の循環ポンプで
加圧能力を高く取ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における気泡水流発生装置の
微細気泡発生時の場合を示すシステム構成図
【図2】同装置の大気泡発生時の場合のシステム構成図
【図3】本発明の他の実施例における気泡水流発生装置
のシステム構成図
【図4】従来の噴流浴装置のシステム構成図
【図5】同装置のシャトルバルブの断面図
【図6】同装置の気液混合器とレリーフバルブの断面図
【図7】同装置の大気泡発生ノズルの断面図
【符号の説明】
33 循環ポンプ 34 水槽(風呂) 35 微細気泡発生手段 36 大気泡発生手段 37 気泡噴出装置 38 往き管 41 戻り管 42 エジェクタ 43 バイパス路 44 切換え手段(三方弁) 45 吸込管 47 空気制御手段(電磁弁) 49 空気導入手段
フロントページの続き (72)発明者 中村 邦夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 吉田 恒弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 江村 雄一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 久保 和男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−212083(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 23/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水槽と、この水槽に設けられ微細気泡発生
    手段および大気泡噴出手段からなる気泡噴出装置と、前
    記水槽の水を循環する循環ポンプと、前記循環ポンプの
    吐出側から前記気泡噴出装置へ配管された往き管と、前
    記水槽と循環ポンプの吸引側を接続する戻り管と、前記
    循環ポンプの往き管と戻り管のバイパス路に設けたエジ
    ェクタと、前記循環ポンプの吸込側に設けられ、前記循
    環ポンプへの吸引方向を前記エジェクタ側および前記戻
    り管側に切り替える切替え手段と、前記切替え手段の上
    流側から前記エジェクタに配管された吸込管と、前記エ
    ジェクタと大気とを空気制御手段を介して設けられた空
    気導入手段とからなり、前記エジェクタから前記循環ポ
    ンプまでの前記バイパス路の下流側配管抵抗を、前記循
    環ポンプから前記エジェクタまでの前記バイパス路の上
    流側配管抵抗に比べ小さくした気泡水流発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8221670B2 (en) 2008-10-03 2012-07-17 Athena Automation Ltd. Mold motion control system for an injection molding machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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