JP2002085274A - 気泡発生装置 - Google Patents

気泡発生装置

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JP2002085274A
JP2002085274A JP2000276008A JP2000276008A JP2002085274A JP 2002085274 A JP2002085274 A JP 2002085274A JP 2000276008 A JP2000276008 A JP 2000276008A JP 2000276008 A JP2000276008 A JP 2000276008A JP 2002085274 A JP2002085274 A JP 2002085274A
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liquid
discharge
pipe
discharge pipe
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JP2000276008A
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Shinsuke Shimomura
真介 下村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の気泡発生装置では、ポンプに吸引した
空気と温水を高圧噴流ノズルで微細化し混合するため、
高圧で大型のポンプが必要であり、安定した微細気泡の
発生ができないという課題があった。 【解決手段】 水槽1の液体24を循環する循環ポンプ
2と、循環ポンプ2の吸込み側の供給管3と、循環ポン
プ2の吐出側の吐出管4と、吐出管4に設けられた第1
の気体供給部5および気液溶解タンク11と、吐出管4
の水槽吐出し部に設けられた微細気泡発生手段10と、
気液溶解タンク11の吐出側の吐出管4に設けられた分
岐管12と弁13とで構成された気泡発生装置であっ
て、第1の気体供給部5から気体16を供給する場合
に、分岐管12に設けられた弁13を開放する構造と
し、小型のポンプの使用を可能にし、安定して微細気泡
を発生できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液中に気泡を発生
させる気泡発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、浴槽内に空気や各種ガスを含んだ
浴水を噴出させ、温熱効果やマッサージ効果や洗浄効果
が得られることにより、快適な入浴を行うというニーズ
が高まりつつある。従来、この種の微細気泡を発生させ
る気泡発生装置としては、特公平3−14464号公報
等が提案されている。
【0003】以下に、従来の技術として特公平3−14
464号公報に記載の技術について図6〜図9に従い説
明を行う。
【0004】図6は従来の噴流浴装置のシステム構成
図、図7は同噴流浴装置におけるシャトルバルブの断面
図、図8は同噴流浴装置におけるレリーフバルブの断面
図、図9は同噴流浴装置の低圧噴流ノズルの断面図であ
る。
【0005】先ず構成について説明する。この噴流浴装
置は、図6に示すように温水102をいれた浴槽101
と、温水102を循環させるポンプ103を備えたポン
プユニット104と、吸入器106と低圧噴流ノズル1
09および高圧噴流ノズル110を備えて浴槽101内
にセットされるノズルユニット111を主要構成部とし
て構成されている。
【0006】前記ポンプユニット104におけるポンプ
103の吸い込み側にはジェット流路112を設けてあ
り、また、ポンプ103の吐出側に吐出側管路107を
接続するとともに、吐出側管路107から分岐流路11
4を介してジェット流路112の間にシャトルバルブ1
13を設けている。ポンプユニット104におけるポン
プ103の吸い込み側は、吸込管路105によりノズル
ユニット111における吸入器106に接続され、ポン
プユニット104におけるポンプ103の吐出側は、吐
出側管路107によりノズルユニット111における2
方弁108を介して低圧噴流ノズル109および高圧噴
流ノズル110に接続されている。
【0007】前記噴流浴装置におけるシャトルバルブ1
13は図7に示すように構成され、すなわち、スプリン
グ115と、スプリング115により付勢された円錐弁
116と、円錐弁116に連結された弁棒117とで構
成されこのバルブの下流側には空気取り入れ流路118
が設けられ、また、バルブの上流側は空気流路119を
介してポンプ103の吸い込み側のジェット流路112
に連通している。
【0008】前記ノズルユニット111における高圧噴
流ノズル110は図8に示すように構成され、すなわ
ち、螺旋流路A120と螺旋流路B121とを交互に備
えた気液混合器122を有し、その下流側にスプリング
123により付勢された弁体124と噴流吐出口125
とを備えたレリーフバルブ126を接続している。
【0009】また、前記ノズルユニット111における
低圧噴流ノズル109は図9に示すように構成され、す
なわち、低圧噴流ノズル109に設けられた流動流路1
27と、この流動流路127の外周に形成された空気流
入路128と、流動流路127の下流に設けられた細い
流路129と、空気流路128の下流に設けた細い流路
132と、細い流路129および132が接続された広
い流路130と、広い流路130の流路端に設けたノズ
ル131により構成されている。
【0010】次に上記構成の噴流浴装置の動作について
説明する。微細気泡の発生時にはポンプユニット104
におけるポンプ103を運転すると、浴槽101内の温
水102は、ノズルユニット111における吸入器10
6から吸入側管路105を介してポンプユニット104
におけるポンプ103に吸引される。その後ポンプ10
3から吐出側管路107を介してノズルユニット111
における高圧噴流ノズル110から微細気泡が噴出され
る。このときにはポンプ103の吐出圧は分岐通路11
4に作用し、吐出圧が大きくなり、シャトルバルブ11
3における弁棒117に連結した円錐弁116がスプリ
ング115の付勢に打ち勝って円錐弁116を開くこと
で、シャトルバルブ113における空気取り入れ通路1
18と円錐弁116と空気通路119を介してジェット
通路112に空気が吸引され、この空気がポンプ103
に吸引される。吸引された空気はポンプ103により吐
出側管路107および2方弁108を介してノズルユニ
ット111における高圧噴流ノズル110に圧送され、
高圧噴流ノズル110の気液混合器122で温水と空気
が微細に混合され、レリーフバルブ126を経て浴槽1
01に吐出される。
【0011】一方、大気泡発生動作時には2方弁108
が切り替わり、ポンプ103からの温水はノズルユニッ
ト111における低圧噴流ノズル109から大気泡が浴
槽101内に吐出される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記噴
流浴装置の構成では、微細気泡発生の運転時において、
ポンプ103に吸込まれた空気と温水102を高圧噴流
ノズル110の螺旋通路120,121により微細化し
混合するため、高圧で大型のポンプが必要であった。ま
た、空気吸入部にシャトルバルブ113を用いているこ
とにより、ポンプ103の吐出圧変化によりシャトルバ
ルブ113に設けられたスプリング115の弁体116
への付勢が変化し、これによりジェット通路112を通
じてのポンプ103への空気供給量が変化し、ポンプ1
03の吐出圧も変化し、これらが繰り返されることか
ら、安定した微細気泡の発生ができなくなるという課題
があった。
【0013】本発明は前記従来の問題に留意し、小型の
ポンプを用い、簡単な構成で、かつ、性能が安定し、信
頼性の高い気泡発生装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、水槽と、前記水槽の液体を循環する循環ポ
ンプと、前記水槽と前記循環ポンプの吸込み側を連通す
る供給管と、前記水槽と前記循環ポンプの吐出側を連通
する吐出管と、前記吐出管に設けられた第1の気体供給
部と、前記第1の気体供給部と前記水槽の間の前記吐出
管に設けられた気液溶解タンクと、前記吐出管の水槽吐
出し部に設けられた微細気泡発生手段と、前記気液溶解
タンクの吐出側の吐出管に設けられた分岐管と、前記分
岐管に設けられた弁とで構成された気泡発生装置であっ
て、前記第1の気体供給部から気体を供給する場合に前
記分岐管に設けられた弁を開放するようにした構成の気
泡発生装置とする。
【0015】本発明によれば、微細気泡発生の運転スタ
ート時に分岐管に設けられた弁を開放することにより、
第1の気体供給部から気液溶解タンクへの気体の供給が
低圧かつ短時間で行うことが可能となり、気液溶解タン
クへの気体の供給が十分に行われた後に分岐管に設けら
れた弁を閉じることにより、循環ポンプ吐出側の圧力が
上昇し、気液溶解タンクにおいて気体と液体が混合溶解
されることで、低圧で微細気泡発生手段から微細気泡を
発生させることができ、小型のポンプを用い、簡単な構
成で、性能が安定した信頼性の高い気泡発生装置を提供
することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載された発
明は、水槽と、水槽の液体を循環する循環ポンプと、水
槽と循環ポンプの吸込み側を連通する供給管と、水槽と
循環ポンプの吐出側を連通する吐出管と、吐出管に設け
られた第1の気体供給部と、第1の気体供給部と水槽の
間の吐出管に設けられた気液溶解タンクと、吐出管の水
槽吐出し部に設けられた微細気泡発生手段と、気液溶解
タンクの吐出側の吐出管に設けられた分岐管と、分岐管
に設けられた弁とで構成され、第1の気体供給部から気
体を供給する場合に分岐管に設けられた弁を開放するよ
うにした気泡発生装置であり、微細気泡発生の運転スタ
ート時に分岐管に設けられた弁を開放することにより、
第1の気体供給部から気液溶解タンクへの気体の供給が
低圧、かつ、短時間で行うことが可能となり、気液溶解
タンクへの気体の供給が十分に行われた後に分岐管に設
けられた弁を閉じることにより、循環ポンプ吐出側の圧
力が上昇し、気液溶解タンクにおいて気体と液体が混合
溶解されることで、低圧で微細気泡発生手段から微細気
泡を発生させることができるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項2に記載された発明は、水
槽と、水槽の液体を循環する循環ポンプと、水槽と循環
ポンプの吸込み側を連通する供給管と、水槽と循環ポン
プの吐出側を連通する第1の吐出管と、水槽と循環ポン
プの吐出側を連通する第2の吐出管と、第1の吐出管に
設けられた第1の気体供給部と、第1の気体供給部と水
槽の間の第1の吐出管に設けられた気液溶解タンクと、
第1の吐出管の水槽吐出し部に設けられた微細気泡発生
手段と、気液溶解タンクの吐出側の第1の吐出管に設け
られた分岐管と、分岐管に設けられた第1の弁と、第2
の吐出管に設けられた第2の弁と、第2の吐出管の水槽
吐出し部に設けられた大気泡発生手段と、大気泡発生手
段に設けられた第2の気体供給部で構成され、分岐管を
第2の吐出管と連通するようにした気泡発生装置であ
り、第1の吐出管に設けられた分岐管を第2の吐出管と
連通させることにより、微細気泡と大気泡の両方を発生
させることができ、また、浴槽への配管も増加しないな
ど構成が簡単になるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項3に記載された発明は、請
求項1または2に記載の気泡発生装置において、気泡発
生運転終了時に分岐管に設けられた弁を開放するように
したものであり、気泡発生運転終了時に循環ポンプ吐出
側の吐出管内の圧力がすみやかに減圧され、これにより
循環ポンプへのエアーの逆流を防止することができ、再
運転を行う場合循環ポンプのエアー噛み運転が防止され
ているので速やかに循環ポンプが液体を吸引し吐出する
ことができるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項4に記載された発明は、請
求項2または3に記載の気泡発生装置において、第1の
気体供給部より気体が供給されている場合、第2の気体
供給部に設けられた開閉弁が閉じられているようにした
ものであり、微細気泡発生の運転スタート時に分岐管に
設けられた弁を開放することにより、第1の気体供給部
から気液溶解タンクへの気体の供給が低圧かつ短時間行
われ、第2の吐出管の水槽吐出し部に設けられた大気泡
発生手段においては、液体が供給されるときに第2の気
体供給部に設けられた開閉弁が閉じられていことによ
り、第2の気体供給部より気体が供給されることがな
く、微細気泡発生の運転時に大気泡発生手段より大気泡
を発生させないという作用を有する。
【0020】本発明の請求項5に記載された発明は、請
求項1〜4のいずれかに記載の気泡発生装置において、
気液溶解タンクの流入部に気液混合部を設け、気液溶解
タンクと連通する連通管を設けたものであり、気液溶解
タンク内の気体と循環ポンプの吐出側から吐出管より供
給される流体とを、駆動装置なしに連続的に混合溶解す
ることができるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項6に記載された発明は、請
求項1〜5のいずれかに記載の気泡発生装置において、
第1の気体供給部と気液混合部を、気液溶解タンクに対
し並列に設けたものであり、第1の気体供給部から供給
される気体の混合溶解を安定して行うことでき、それに
より安定した微細気泡の発生を行うことができるという
作用を有する。
【0022】本発明の請求項7に記載された発明は、請
求項1〜6のいずれかに記載の気泡発生装置において、
気液溶解タンクに水位検知手段を設けたものであり、気
液溶解タンクへの気体の供給レベルを検知することがで
きるため、気液溶解タンクへの気体の過剰供給および不
足を防ぐことができ、気液溶解タンクからの未溶解気体
の流出防止を行うことができるため、安定した微細気泡
発生運転を行うことができるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項8に記載された発明は、請
求項2〜8のいずれかに記載の気泡発生装置において、
第2の気体供給部からの気体供給を第1の気体供給部か
ら行わせ、第2の気体供給部を設けていない構成とした
ものであり、大気泡発生の運転において第1の気体供給
部より気体を供給することにより、簡単な構成で安定し
た大気泡の発生を行うことができるという作用を有す
る。
【0024】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0025】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1の気泡発生装置のシステム構成図である。
【0026】図1に示すように、この実施の形態1の気
泡発生装置18は、水槽と循環ポンプ2を備え、水槽1
と循環ポンプ2の吸込み側は供給管3で連通し、また、
水槽1と循環ポンプ2の吐出側は吐出管4で連通してい
る。
【0027】前記吐出管4には第1の気体供給部5を設
けている。この第1の気体供給部5は、エジェクタ6
と、エジェクタ6への気体供給管7と、気体供給管7に
設けられた定流量弁8と、気体供給管7に設けられた逆
止弁9を備えている。
【0028】また、吐出管4の水槽1側の端部には、多
孔板や網状体、ビーズ等を内蔵するノズル等の微細気泡
発生体10を設けている。
【0029】また、吐出管4における気体供給部5と水
槽1間の部分には、気液溶解タンク11を設けている。
この気液溶解タンク11は、上限水位検知用の水位セン
サ14aと下限水位検知用の水位センサ14bよりなる
水位センサ14と、気泡の流出の防止を行う粒状体の集
合体である未溶解気泡流出防止手段15と、気体16
と、流体17を内蔵している。
【0030】また、気液溶解タンク11の吐出側の吐出
管4には、水槽1と連通された分岐管12を設けてあ
り、この分岐管12には弁13を設けている。
【0031】気泡発生装置18を制御する制御部19
は、循環ポンプ2に対しケーブル20で、弁13に対し
ケーブル21で、水位センサ14に対しケーブル22で
それぞれ接続されている。
【0032】図中の23は流体の流れ、24は水槽1内
の液体、25は水槽1に吐出された微細もしくは大きい
気泡である。
【0033】次に、上記構成の気泡発生装置の動作につ
いて説明を行う。微細気泡発生の運転をスタートする
と、吐出管12に設けられた弁13が開放状態となり、
循環ポンプ2が運転をスタートし、供給管3を通じて水
槽1の液体24が吸引され、循環ポンプ2から吐出管4
へ液体24が吐出される。気体供給部5に液体24が供
給されると、気体供給部5ではエジェクタ効果により気
体供給管7と定流量弁8と逆止弁9とを通じて気体がエ
ジェクタ6へ吸引され、エジェクタ6で液体24と気体
が混合溶解されながら気液溶解タンク11内に噴出され
る。このとき、気液溶解タンク11の吐出側の吐出管4
に設けられ水槽1と連通された分岐管12の弁13が制
御部19からの制御信号により開放されているため、エ
ジェクタ6の吐出側が低圧となり、エジェクタ6は低圧
かつ短時間で大量の気体を吸引することが可能となり、
気液溶解タンク11に短時間に気体を供給することが可
能となる。気液溶解タンク11に気体16が供給され、
水位センサ14b(例:電極間抵抗測定タイプ、マイク
ロ波タイプ、光電スイッチタイプ、静電容量タイプ)が
水位の低下を検知すると、制御部19へ検知信号が送ら
れ、制御部19は分岐管12に設けられた弁13を閉じ
る。これにより、エジェクタ6の吐出側の圧力が上昇す
ることにより、エジェクタ6からの気体の吸引が停止す
る。エジェクタ6の吐出側から気液溶解タンク11へ供
給された流体17は、気液溶解タンク11の上部から気
液溶解タンク11の流体17の水面に衝突し、気液溶解
タンク11内の気体16を巻き込みながら流体17の中
に吐出されて混合溶解され、気体の溶解した流体17は
気液溶解タンク11の吐出側の吐出管4を通じて微細気
泡発生体10に供給されて水槽1内の液体22の中に吐
出され、微細気泡を発生させる。
【0034】気液溶解タンク11内の気体16が混合溶
解され、かつ、減少して気液溶解タンク11内の水位が
上昇し、水位センサ14aが検知すると、制御部19へ
検知信号が送られ、制御部19は分岐管12に設けられ
た弁13を開放する。これにより、エジェクタ6の吐出
側が低圧となり、エジェクタ6は低圧、かつ、短時間で
大量の気体を吸引することが可能となり、気液溶解タン
ク11に短時間に気体を供給することが可能となる。気
液溶解タンク11に気体が供給され水位センサ14bが
水位の低下を検知すると、制御部19へ検知信号が送ら
れ、制御部19は分岐管12に設けられた弁13を閉じ
る。これにより、エジェクタ6の吐出側の圧力が上昇す
ることにより、エジェクタ6からの気体の吸引が停止す
る。エジェクタ6の吐出側から気液溶解タンク11へ供
給された流体は、気液溶解タンク11の上部から気液溶
解タンク11の流体17の水面に衝突し、気液溶解タン
ク11内の気体16を巻き込みながら流体17の中に吐
出されて混合溶解され、気体の溶解した流体17は気液
溶解タンク11の未溶解気泡流出防止手段15で未溶解
気泡が捕捉分離され、吐出側の吐出管4を通じて微細気
泡発生体10に供給され、水槽1内の液体24の中に吐
出され、再び微細気泡を発生させる。エジェクタ6から
の気体の吸引時間は短時間(数秒)で、水槽1内に発生
している微細気泡の消泡時間に対して短時間であるた
め、水槽1内の微細気泡の発生状況が殆ど変化しない間
に、再び微細気泡を発生させることが可能となる。これ
を繰り返すことにより、気体供給を低圧で行うことが可
能であるため、循環ポンプ2の吐出圧力が低圧であって
も、長時間微細気泡を発生させることが可能となる。
【0035】また、微細気泡運転終了時に分岐管12に
設けられた弁13を開放させることにより、循環ポンプ
2の吐出管4内の圧力がすみやかに減圧され、これによ
り循環ポンプ2へのエアーの逆流を防止することがで
き、再運転を行う場合に循環ポンプ2のエアー噛み運転
を防止するので、速やかに循環ポンプ2が液体24を吸
引し吐出することが可能となる。
【0036】以上のように実施の形態1の気泡発生装置
は、微細気泡発生の運転スタート時に分岐管12に設け
られた弁13を開放することにより、第1の気体供給部
5から気液溶解タンク11への気体16の供給が低圧、
かつ、短時間に行うことが可能となり、気液溶解タンク
11への気体16の供給が十分に行われた後に分岐管1
2に設けられた弁13を閉じることにより、循環ポンプ
2の吐出側の圧力が上昇し、気液溶解タンク11におい
て気体16と液体24が混合溶解されることで、低圧で
微細気泡発生手段10から微細気泡を発生させることが
でき、したがって、小型のポンプを用い、簡単な構成
で、性能が安定した信頼性の高い気泡発生装置を提供す
ることができる。
【0037】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2の気泡発生装置のシステム構成図、図3は、同気
泡発生装置における気液混合部の断面図である。
【0038】以下、本発明の実施の形態2の気泡発生装
置について図2、図3を用いて説明する。なお、先の実
施の形態1と重複する説明は省略する。
【0039】図2に示すように、この実施の形態2の気
泡発生装置は、先の実施の形態1の気泡発生装置18に
気液混合部30を付加した構成となっている。
【0040】詳しく説明すると、気液混合部30は、吐
出管4より分岐し、かつ、気液溶解タンク11に連通す
る分岐管4aに設けられ、内部にエジェクタ31と、エ
ジェクタ31に連通する連通管32と、連通管32に設
けられた定流量弁33を備えて構成されている。
【0041】前記エジェクタ31は図3に示すように構
成され、すなわち、流入口を有するノズル部34と、前
記ノズル部34および連通管32が臨む混合部35と、
混合部35の噴出側に設けたディフーザ部36によって
構成されている。なお、図中の37は連通管32を接続
する接続部、38は流体の流れである。
【0042】次に、上記構成の実施の形態2の気泡発生
装置の動作について説明を行う。微細気泡発生の運転を
スタートすると、分岐管12に設けられた弁13が開放
状態となり、循環ポンプ2が運転をスタートし、供給管
3を通じて水槽1の液体24が吸引され、循環ポンプ2
から吐出管4へ液体24が吐出され、気体供給部5に液
体24が供給されると、気体供給部5ではエジェクタ効
果により気体供給管7と定流量弁8と逆止弁9とを通じ
て気体がエジェクタ6へ吸引され、エジェクタ6で液体
24と気体が混合溶解されながら気液溶解タンク11内
に噴出される。このとき、気液溶解タンク11の吐出側
の吐出管4に設けられ水槽1と連通された分岐管12の
弁13が、制御部19からの制御信号により開放されて
いるため、エジェクタ6の吐出側が低圧となり、エジェ
クタ6は低圧、かつ、短時間で大量の気体を吸引するこ
とが可能となり、気液溶解タンク11に短時間に気体1
6を供給することが可能となる。気液溶解タンク11に
気体16が供給され水位センサ14bが水位の低下を検
知すると、制御部19へ検知信号が送られ、制御部19
は分岐管12に設けられた弁13を閉じる。これによ
り、エジェクタ6の吐出側の圧力が上昇することによ
り、エジェクタ6からの気体の吸引が停止する。エジェ
クタ6の吐出側から気液溶解タンク11へ供給された流
体17は、気液溶解タンク11の上部から気液溶解タン
ク11の流体17の水面に衝突し、気液溶解タンク11
内の気体16を巻き込みながら流体17の中に吐出され
て混合溶解され、同時に分岐管4aの気液溶解タンク1
1の流入部に設けられた気液混合部30においては、エ
ジェクタ31のノズル部34から供給される流体17
と、連通管32から定流量弁33を通じて供給される気
液溶解タンク11内の気体16とが混合部34で混合溶
解されながらディフーザ部36を通過し、気液溶解タン
ク11の上部から気液溶解タンク11の流体17の水面
に衝突し、気液溶解タンク11内の気体16を巻き込み
ながら流体17の中に吐出されて混合溶解される。気体
16の溶解した流体17は気液溶解タンク11の未溶解
気泡流出防止手段15で未溶解気泡が捕捉分離され、吐
出側の吐出管4を通じて微細気泡発生体10に供給さ
れ、水槽1内の液体24の中に微細気泡を発生させる。
【0043】ここで、気液混合部30から気液溶解タン
ク11内に噴出された混合流体中の気泡はエジェクタ3
1で混合溶解されているため気泡径が小さく、流体17
中において溶解し易い状態となっているため、低圧で、
かつ、短時間で気体16を流体17に溶解することがで
きる。
【0044】以上のように実施の形態2の気泡発生装置
は、循環ポンプ2から吐出された液体が、気液溶解タン
ク11の流入部に設けられた気液混合部30から供給さ
れる気液溶解タンク11内の気体16とともに混合溶解
され、混合溶解された流体17は気液溶解タンク11上
部の気体16を巻き込みながら気液溶解タンク11の液
面に衝突し、さらに混合溶解され、余剰の気体16は気
液混合部30に循環されるため、低圧で、かつ、短時間
で気体16を流体17に溶解することができ、小型のポ
ンプを用い、簡単な構成で、性能が安定した信頼性の高
い気泡発生装置を提供することができる。
【0045】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3の気泡発生装置のシステム構成図である。
【0046】以下、本発明の実施の形態3の気泡発生装
置について図4を用いて説明する。なお、先の実施の形
態1および2と重複する説明は省略する。
【0047】図4に示すように、この実施の形態3の気
泡発生装置は、先の実施の形態2の気泡発生装置18に
おいて、大気泡発生手段43および第2の気体供給部4
7を設けた構成となっている。
【0048】さらに詳しく説明すると、水槽1と循環ポ
ンプ2の吐出側は吐出管4と分岐した吐出管40で連通
されており、この吐出管40には弁41を設けている。
そして弁41は制御部19にケーブル42で接続されて
いる。前記吐出管40の水槽1吐出し部には大気泡発生
手段43を設けている。気液分離タンク11の吐出側の
吐出管4は分岐管44により吐出管40に連通されてお
り、分岐管44には弁45を設けてあり、弁45はケー
ブル46で制御部19に接続されている。前記大気泡発
生手段43には第2の気体供給部47を設けてあり、第
2の気体供給部47は、エジェクタ48と、気体供給管
49と、定流量弁50とは気体供給管49に設けられた
逆止弁51および弁52を内蔵した構成となっており、
弁52はケーブル53で制御部19に接続されている。
【0049】次に、上記構成の実施の形態3の気泡発生
装置18の動作について説明を行う。
【0050】大気泡の発生の運転をスタートすると、吐
出管40に設けられた弁41と分岐管44に設けられた
弁45が開放状態となり、循環ポンプ2が運転をスター
トし供給管3を通じて水槽1の液体24が吸引され、循
環ポンプ2から吐出管4と吐出管40に液体24が吐出
される。ここで、大気泡発生手段43側の配管抵抗は微
細気泡発生体10側の配管抵抗に比べ小さいため、循環
ポンプ2から吐出された液体24は大部分が大気泡発生
手段43側へ吐出される。大気泡発生手段43の第2の
気体供給部47に流体17が供給されると、第2の気体
供給部47に設けられたエジェクタ48のエジェクタ効
果により、気体供給管49の定流量弁50と逆止弁51
を通じて気体16が大気泡発生手段43に供給され、水
槽1内に大気泡が供給される。
【0051】微細気泡発生の運転をスタートすると、吐
出管40に設けられた弁41と大気泡発生手段43に設
けられた弁52は閉鎖状態となり、循環ポンプ2が運転
をスタートし供給管3を通じて水槽1の液体24が吸引
され、循環ポンプ2から吐出管4へ液体24が吐出さ
れ、気体供給部5に液体24が供給されると、気体供給
部5ではエジェクタ効果により気体供給管7と定流量弁
8と逆止弁9とを通じて気体がエジェクタ6へ吸引さ
れ、エジェクタ6で液体24と気体16が混合溶解され
ながら気液溶解タンク11内に噴出される。このとき、
気液溶解タンク11の吐出側の吐出管4と吐出管40と
連通する分岐管44に設けられた弁45が制御部19か
らの制御信号により開放されているため、エジェクタ6
の吐出側が低圧となり、エジェクタ6は低圧、かつ、短
時間で大量の気体を吸引することが可能となり、気液溶
解タンク11に短時間に気体を供給することが可能とな
る。このとき、大気泡発生手段43に設けられた第2の
気体供給部47の弁52を制御部19からの制御信号に
より閉鎖されているため、大気泡発生手段43から大気
泡が水槽1内へ吐出されることがない。気液溶解タンク
11に気体16が供給され水位センサ14bが水位の低
下を検知すると、制御部19へ検知信号が送られ、制御
部19は分岐管44に設けられた弁45を閉じる。これ
により、エジェクタ6の吐出側の圧力が上昇することに
より、エジェクタ6からの気体の吸引が停止する。エジ
ェクタ6の吐出側から気液溶解タンク11へ供給された
流体17は、気液溶解タンク11の上部から気液溶解タ
ンク11の流体17の水面に衝突し、気液溶解タンク1
1内の気体16を巻き込みながら流体17の中に吐出さ
れて混合溶解され、同時に分岐管4aの気液溶解タンク
11の流入部の設けられた気液混合部30においては、
エジェクタ31のノズル部34から供給される流体17
と、連通管32から定流量弁33を通じて供給される気
液溶解タンク11内の気体16とが混合部34で混合溶
解されながらディフーザ部36を通過して気液溶解タン
ク11の上部から気液溶解タンク11の流体17の水面
に衝突し、気液溶解タンク11内の気体16を巻き込み
ながら流体17の中に吐出されて混合溶解される。気体
16の溶解した流体17は気液溶解タンク11の未溶解
気泡流出防止手段15で未溶解気泡が捕捉分離され、吐
出側の吐出管4を通じて微細気泡発生体10に供給さ
れ、水槽1内の液体24の中に吐出され、微細気泡を発
生させる。
【0052】ここで、気液混合部30から気液溶解タン
ク11内に噴出された混合流体中の気泡はエジェクタ3
1で混合溶解されているため気泡径が小さく、流体17
中において溶解し易い状態となっているため、低圧で、
かつ、短時間で気体16を流体17に溶解することがで
きる。
【0053】以上のように実施の形態3の気泡発生装置
は、微細気泡発生の運転スタート時に分岐管に設けられ
た弁を開放することにより、第1の気体供給部から気液
溶解タンクへの気体の供給が低圧、かつ、短時間行わ
れ、第2の吐出管の水槽吐出し部に設けられた大気泡発
生手段においては、液体が供給される時に第2の気体供
給部に設けられた開閉弁が閉じられていことにより、第
2の気体供給部より気体が供給されることがなく、微細
気泡発生の運転時に大気泡発生手段より大気泡が発生す
ることがない。
【0054】(実施の形態4)図5は、本発明の実施の
形態4の気泡発生装置のシステム構成図である。
【0055】以下、本発明の実施の形態4の気泡発生装
置について図5を用いて説明する。なお、先の実施の形
態1〜3と重複する説明は省略する。
【0056】図4に示すように、この実施の形態4の気
泡発生装置は、先の実施の形態3の気泡発生装置18に
おける第2の気体供給部47を除いた構成となってい
る。
【0057】すなわち、水槽1と循環ポンプ2の吐出側
は吐出管4と分岐した吐出管40で連通されており、こ
の吐出管40には弁41を設けている。そして弁41は
制御部19にケーブル42で接続されている。前記吐出
管40の水槽1の吐出し部には大気泡発生手段43を設
けている。気液分離タンク11の吐出側の吐出管4は分
岐管44により吐出管40に連通されており、分岐管4
4には弁45を設けてあり、弁45はケーブル46で制
御部19に接続されている。
【0058】次に、上記構成の実施の形態4の気泡発生
装置の動作について説明を行う。
【0059】大気泡発生の運転をスタートすると、吐出
管40に設けられた弁41と分岐管44に設けられた弁
45が開放状態となり、循環ポンプ2が運転をスタート
し、供給管3を通じて水槽1の液体24が吸引され、循
環ポンプ2から吐出管4と吐出管40に液体24が吐出
される。循環ポンプ2から吐出される液体24は、吐出
管4側と吐出管40側に対し吐出される。気体供給部5
に液体24が供給されると、気体供給部5ではエジェク
タ効果により気体供給管7と定流量弁8と逆止弁9とを
通じて気体がエジェクタ6へ吸引され、エジェクタ6で
液体24と気体が混合溶解されながら気液溶解タンク1
1内に噴出される。このとき、気液溶解タンク11の吐
出側の吐出管4に設けられ水槽1と連通された分岐管4
4の弁45が制御部19からの制御信号により開放され
ているため、エジェクタ6の吐出側が低圧となり、エジ
ェクタ6は低圧、かつ、短時間で大量の気体を吸引する
ことが可能となり、気液溶解タンク11と分岐管44と
吐出管40を通じて大気泡発生手段43に混合流体が供
給され、水槽1内に大気泡が吐出される。
【0060】微細気泡発生の運転をスタートすると、吐
出管40に設けられた弁41は閉鎖状態となり、循環ポ
ンプ2が運転をスタートし供給管3を通じて水槽1の液
体24が吸引され、循環ポンプ2から吐出管4へ液体2
4が吐出され、気体供給部5に液体24が供給される
と、気体供給部5ではエジェクタ効果により気体供給管
7と定流量弁8と逆止弁9とを通じて気体がエジェクタ
6へ吸引され、エジェクタ6で液体24と気体16が混
合溶解されながら気液溶解タンク11内に噴出される。
【0061】このとき、気液溶解タンク11の吐出側の
吐出管4と吐出管40と連通する分岐管44に設けられ
た弁45が制御部19からの制御信号により開放されて
いるため、エジェクタ6の吐出側が低圧となり、エジェ
クタ6は低圧、かつ、短時間で大量の気体16を吸引す
ることが可能となり、気液溶解タンク11に短時間に気
体16を供給することが可能となる。気液溶解タンク1
1に気体16が供給され水位センサ14bが水位の低下
を検知すると、制御部19へ検知信号が送られ、制御部
19は分岐管44に設けられた弁45を閉じる。これに
より、エジェクタ6の吐出側の圧力が上昇することによ
り、エジェクタ6からの気体の吸引が停止する。エジェ
クタ6の吐出側から気液溶解タンク11へ供給された流
体17は気液溶解タンク11の上部から気液溶解タンク
11の流体17の水面に衝突し、気液溶解タンク11内
の気体16を巻き込みながら流体17の中に吐出されて
混合溶解され、同時に分岐管4aの気液溶解タンク11
の流入部の設けられた気液混合部30においては、エジ
ェクタ31のノズル部34から供給される流体17と、
連通管32から定流量弁33を通じて供給される気液溶
解タンク11内の気体23とが混合部34で混合溶解さ
れながらディフーザ部36を通過して気液溶解タンク1
1の上部から気液溶解タンク11の流体17の水面に衝
突し、気液溶解タンク11内の気体16を巻き込みなが
ら流体17の中に吐出されて混合溶解される。気体16
の溶解した流体17は、気液溶解タンク11の未溶解気
泡流出防止手段15で未溶解気泡が捕捉分離され、吐出
側の吐出管4を通じて微細気泡発生体10に供給され水
槽1内の液体24の中に吐出され、微細気泡を発生させ
る。
【0062】ここで、気液混合部30から気液溶解タン
ク11内に噴出された混合流体中の気泡はエジェクタ3
1で混合溶解されているため気泡径が小さく、流体17
中において溶解し易い状態となっているため、低圧で、
かつ、短時間で気体16を流体17に溶解することがで
きる。
【0063】以上のように実施の形態4の気泡発生装置
は、大気泡発生用の気体供給部と微細気泡発生時の気体
供給部を共用させることが可能となり、簡単な構成で、
安定した大気泡と微細気泡の発生を行うことができる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、水槽と、前記水槽の液体を循環する循環ポンプと、
前記水槽と前記循環ポンプの吸込み側を連通する供給管
と、前記水槽と前記循環ポンプの吐出側を連通する吐出
管と、前記吐出管に設けられた第1の気体供給部と、前
記第1の気体供給部と前記水槽の間の前記吐出管に設け
られた気液溶解タンクと、前記吐出管の水槽吐出し部に
設けられた微細気泡発生手段と、前記気液溶解タンクの
吐出側の吐出管に設けられた分岐管と、前記分岐管に設
けられた弁とで構成された気泡発生装置であって、前記
第1の気体供給部から気体を供給する場合に前記分岐管
に設けられた弁を開放する構成の気泡発生装置としたの
で、微細気泡発生の運転スタート時に分岐管に設けられ
た弁を開放することにより、第1の気体供給部から気液
溶解タンクへの気体の供給が低圧、かつ、短時間行うこ
とが可能となり、気液溶解タンクへの気体の供給が十分
に行われた後に分岐管に設けられた弁を閉じることによ
り、循環ポンプ吐出側の圧力が上昇し、気液溶解タンク
において気体と液体が混合溶解されることで、低圧で微
細気泡発生手段から微細気泡を発生させることができ、
小型のポンプを用い、簡単な構成で、性能が安定した信
頼性の高い気泡発生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の気泡発生装置のシステ
ム構成図
【図2】本発明の実施の形態2の気泡発生装置のシステ
ム構成図
【図3】同気泡発生装置における気液混合部の断面図
【図4】本発明の実施の形態3の気泡発生装置のシステ
ム構成図
【図5】本発明の実施の形態4の気泡発生装置のシステ
ム構成図
【図6】従来の噴流浴装置のシステム構成図
【図7】同噴流浴装置におけるシャトルバルブの断面図
【図8】同噴流浴装置におけるレリーフバルブの断面図
【図9】同噴流浴装置における低圧噴流ノズルの断面図
【符号の説明】
1 水槽 2 循環ポンプ 3 供給管 4 吐出管 4a 分岐管 5 第1の気体供給管 6 エジェクタ 7 気体供給管 8 定流量弁 9 逆止弁 10 微細気泡発生体 11 気液溶解タンク 12 分岐管 13 弁 14 水位センサ 14a 水位センサ 14b 水位センサ 15 未溶解気泡流出防止手段 16 気体 17 流体 18 気泡発生装置 19 制御部 20 ケーブル 21 ケーブル 22 ケーブル 23 流体の流れ 24 液体 25 微細気泡 30 気液混合部 31 エジェクタ 32 連通管 33 定流量弁 34 ノズル部 35 混合部 36 ディフーザ部 37 接続部 38 流体の流れ 40 吐出管 41 弁 42 ケーブル 43 大気泡発生手段 44 分岐管 45 弁 46 ケーブル 47 第2の気体供給部 48 エジェクタ 49 気体供給管 50 定流量弁 51 逆止弁 52 弁 53 ケーブル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水槽と、前記水槽の液体を循環する循環ポ
    ンプと、前記水槽と前記循環ポンプの吸込み側を連通す
    る供給管と、前記水槽と前記循環ポンプの吐出側を連通
    する吐出管と、前記吐出管に設けられた第1の気体供給
    部と、前記第1の気体供給部と前記水槽の間の前記吐出
    管に設けられた気液溶解タンクと、前記吐出管の水槽吐
    出し部に設けられた微細気泡発生手段と、前記気液溶解
    タンクの吐出側の吐出管に設けられた分岐管と、前記分
    岐管に設けられた弁とで構成され、前記第1の気体供給
    部から気体を供給する場合に前記分岐管に設けられた弁
    を開放するようにしたことを特徴とする気泡発生装置。
  2. 【請求項2】水槽と、前記水槽の液体を循環する循環ポ
    ンプと、前記水槽と前記循環ポンプの吸込み側を連通す
    る供給管と、前記水槽と前記循環ポンプの吐出側を連通
    する第1の吐出管と、前記水槽と前記循環ポンプの吐出
    側を連通する第2の吐出管と、前記第1の吐出管に設け
    られた第1の気体供給部と、前記第1の気体供給部と前
    記水槽の間の前記第1の吐出管に設けられた気液溶解タ
    ンクと、前記第1の吐出管の水槽吐出し部に設けられた
    微細気泡発生手段と、前記気液溶解タンクの吐出側の第
    1の吐出管に設けられた分岐管と、前記分岐管に設けら
    れた第1の弁と、前記第2の吐出管に設けられた第2の
    弁と、前記第2の吐出管の水槽吐出し部に設けられた大
    気泡発生手段と、前記大気泡発生手段に設けられた第2
    の気体供給部で構成され、前記分岐管を第2の吐出管と
    連通するようにしたことを特徴とする気泡発生装置。
  3. 【請求項3】気泡発生運転終了時に分岐管に設けられた
    弁を開放するようにしたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の気泡発生装置。
  4. 【請求項4】第1の気体供給部より気体が供給されてい
    る場合、第2の気体供給部に設けられた開閉弁が閉じら
    れていることを特徴とする請求項2または3記載の気泡
    発生装置。
  5. 【請求項5】気液溶解タンクの流入部に気液混合部を設
    け、前記気液溶解タンクと連通する連通管を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の気泡発生
    装置。
  6. 【請求項6】第1の気体供給部と気液混合部を、気液溶
    解タンクに対し並列に設けたことを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の気泡発生装置。
  7. 【請求項7】気液溶解タンクに水位検知手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の気泡発
    生装置。
  8. 【請求項8】第2の気体供給部からの気体供給を第1の
    気体供給部から行わせ、第2の気体供給部を設けていな
    いことを特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載の気
    泡発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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