JP2021164581A - 風呂装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(風呂システム2の構成)
図1〜図4を参照して、風呂システム2について説明する。風呂システム2は、熱源ユニット10と、微細気泡発生ユニット50と、浴槽130と、制御装置150と、を備える。熱源ユニット10は、給水源200、及び、微細気泡発生ユニット50に接続されている。微細気泡発生ユニット50は、熱源ユニット10及び浴槽130に接続されている。浴槽130には、微細気泡吐出ノズル134を有する循環接続具132が接続されている。なお、以下では、図1に示す矢印の方向に水が流れる場合を例に説明する。
熱源ユニット10は、給水源200から供給される水を加熱して、浴槽130に加熱された水を供給するためのユニットである。熱源ユニット10は、熱源機12と、給水路20と、第1戻り水路22と、第1往き水路24と、を備える。
微細気泡発生ユニット50は、タンク52と、第2戻り水路60と、第2往き水路68と、水供給水路74と、連通水路66と、噴出水路64と、空気導入路100と、を備える。
図1〜図4に示す制御装置150は、熱源ユニット10、微細気泡発生ユニット50の各構成要素の動作を制御する。制御装置150は、ユーザによって操作可能なリモコン154と通信可能に構成されている。制御装置150は、メモリ152を備える。制御装置150は、ユーザによるリモコン154への操作に応じて、追い焚き運転、微細気泡供給運転等を実行することができる。
続いて、風呂システム2の制御装置150によって実行される運転処理について説明する。制御装置150は、運転処理において、追い焚き運転、微細気泡供給運転(空気導入運転及び給水運転)、及び、第1タンク注水運転を実行する。制御装置150は、風呂システム2の電源がONされる場合に図5の処理を開始する。なお、図5の初期状態において、第1切替弁80、第2切替弁82は、それぞれ、第3連通状態、第5連通状態である(図3参照)。また、循環ポンプ30、及び、加圧ポンプ88の駆動は停止されており、湯張り弁26、給水制御弁86、空気制御弁102は閉状態である。
上述のように、風呂システム2の制御装置150は、空気導入運転(図6のS80)と、給水運転(図6のS90)と、を実行する微細気泡供給運転(図6)を実行可能に構成されている。制御装置150は、微細気泡供給運転の開始を指示する微細気泡開始指示信号を受信する場合(図5のS20でYES)に、微細気泡供給運転のサイクル数(即ち、空気導入運転及び給水運転の実行回数)が所定回数(例えば、5回)に到達するまでの間、微細気泡供給運転を実行するように構成されている。制御装置150は、微細気泡供給運転を開始してから、サイクル数が所定回数に到達する前に、指示信号を受信する場合(図6のS84又はS94でYES)に、第1タンク注水運転(図5のS40)を実行するように構成されている。例えば、空気導入運転の終了直後等、微細気泡供給運転が中断するタイミングによっては、タンク52内の水がほぼ空である状態(即ち、タンク52内が空気でほぼ満たされている状態)で微細気泡供給運転が中断することがある。このため、例えば、微細気泡供給運転が中断された直後に、第1タンク注水運転を実行することなく、追い焚き運転が実行されると、タンク52の下部の噴出口52a近傍の空気が第2戻り水路60、第1戻り水路22等に断続的に流れ込み得る。この場合、第1戻り水路22内を流れる空気の影響で、水流スイッチ32がOFFとなり、追い焚き運転が適切に実行されない。上記の構成によると、制御装置150は、微細気泡供給運転を中断する場合に、第1タンク注水運転を実行する。このため、微細気泡供給運転が中断した時点のタンク52内の水がほぼ空の状態(即ち、タンク52内が空気でほぼ満たされている状態)であったとしても、第1タンク注水運転において、タンク52内には水が溜まっていく。このため、第1タンク注水運転が実行された後において、追い焚き運転が実行される場合に、空気が第2戻り水路60、第1戻り水路22等に流れ込むことを抑制することができる。従って、微細気泡供給運転が中断された後においても、水流スイッチ32によって、第1戻り水路22内の水の流れが適切に検知されるため、風呂システム2が追い焚き運転を適切に実行(追い焚き運転を継続)できる。
風呂システム2が、「風呂装置」の一例である。第1戻り水路22、第1往き水路24、第2戻り水路60、第2往き水路68、噴出水路64、連通水路66、水供給水路74、第3戻り水路62、及び、第3往き水路70が、「循環路」の一例である。水流スイッチ32が、「水流検知部」の一例である。湯張り弁26が、「水供給弁」の一例である。サイクル数が、「気体導入運転及び給水運転の実行回数」の一例である。指示信号、追い焚き開始指示信号、及び、微細気泡終了指示信号が、「中断指示」の一例である。微細気泡開始指示信号、追い焚き開始指示信号が、それぞれ、「第1開始指示」、「第2開始指示」の一例である。空気が、「気体」の一例である。空気導入路100、及び、空気制御弁102が、「気体導入部」の一例である。空気導入運転が、「気体導入運転」の一例である。空気溶解加圧水が、「気体溶解水」の一例である。中水位電極54bが、「第1水位センサ」、「第2水位センサ」の一例である。中間水位が、「第1所定水位」、「第2所定水位」の一例である。熱源機12が、「加熱装置」の一例である。追い焚き運転が、「循環運転」の一例である。
続いて、第2実施例の風呂システム2について説明する。本実施例の風呂システム2の構成は、第1実施例の風呂システム2の構成と同様である。本実施例の風呂システム2は、図5のS40で実行される処理が、第1実施例の風呂システム2と異なる。
10 :熱源ユニット
12 :熱源機
20 :給水路
22 :第1戻り水路
24 :第1往き水路
26 :湯張り弁
30 :循環ポンプ
32 :水流スイッチ
50 :微細気泡発生ユニット
52 :タンク
52a :噴出口
54a :低水位電極
54b :中水位電極
54c :高水位電極
60 :第2戻り水路
62 :第3戻り水路
64 :噴出水路
66 :連通水路
68 :第2往き水路
70 :第3往き水路
74 :水供給水路
80 :第1切替弁
82 :第2切替弁
84 :逆止弁
86 :給水制御弁
88 :加圧ポンプ
100 :空気導入路
102 :空気制御弁
130 :浴槽
132 :循環接続具
134 :微細気泡吐出ノズル
150 :制御装置
152 :メモリ
154 :リモコン
200 :給水源
Claims (4)
- 浴槽と、
前記浴槽内の水を循環させる循環路と、
前記循環路に設けられている循環ポンプと、
前記循環路内の水の流れを検知する水流検知部と、
前記循環路に設けられており、水に気体を溶解させるタンクと、
前記循環路の前記タンクよりも上流側に設けられている加圧ポンプと、
前記タンクに接続されており、前記タンクに気体を導入可能な気体導入部と、
前記浴槽に取付けられる微細気泡吐出ノズルと、
一端が給水源に接続されており、他端が前記循環路に接続されている給水路と、
前記給水路に設けられており、前記給水路を開閉する水供給弁と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記循環ポンプを駆動させて、前記浴槽内の水を循環させる循環運転を、前記水流検知部によって前記循環路内の水の流れを検知する場合に、継続して実行するように構成されており、
前記制御装置は、
前記気体導入部から前記タンクに気体を導入させる気体導入運転と、
前記加圧ポンプを駆動させて前記タンクに水を供給し、水に前記タンク内の気体を溶解させて、気体溶解水を生成し、生成した前記気体溶解水を、前記微細気泡吐出ノズルを介して、前記浴槽に噴出する給水運転と、
を実行する微細気泡供給運転を実行可能に構成されており、
前記微細気泡供給運転の開始を指示する第1開始指示を受信する場合に、前記微細気泡供給運転を開始し、運転終了条件が満たされると、前記微細気泡供給運転を終了するように構成されており、
前記運転終了条件は、前記気体導入運転及び前記給水運転の実行回数が所定回数に到達すること、又は、前記微細気泡供給運転を開始してから所定時間が経過することであり、
前記微細気泡供給運転を開始してから、前記運転終了条件が満たされる前に、前記微細気泡供給運転の中断を指示する中断指示を受信する場合に、
前記水供給弁を閉状態として、前記循環ポンプを駆動させ、前記浴槽内の水を前記タンクに供給する第1タンク注水運転と、
前記水供給弁を開状態として、前記給水源からの水を前記タンクに供給する第2タンク注水運転と、
のうちのいずれかの運転を実行するように構成されている、
風呂装置。 - 前記風呂装置は、さらに、
前記タンク内の水位が第1所定水位以上であることを検知可能な第1水位センサを備え、
前記制御装置は、
前記第1タンク注水運転又は前記第2タンク注水運転において、前記タンク内の前記水位が前記第1所定水位に到達する場合に、前記第1タンク注水運転又は前記第2タンク注水運転を終了する、請求項1に記載の風呂装置。 - 前記風呂装置は、さらに、
前記循環路に設けられており、前記循環路内の水を加熱する加熱装置を備え、
前記循環運転は、前記水供給弁を前記閉状態として、前記循環ポンプをさせて、前記浴槽内の水を循環させ、前記水流検知部によって前記循環路内の水の流れを検知する場合に、前記加熱装置を駆動させて、前記浴槽内の水を加熱する追い焚き運転であり、
前記制御装置は、
前記追い焚き運転の開始を指示する第2開始指示を受信する場合に、前記追い焚き運転を開始するように構成されており、
前記中断指示は、前記微細気泡供給運転を開始してから、前記運転終了条件が満たされる前に受信される前記第2開始指示を含み、
前記制御装置は、
前記微細気泡供給運転を開始してから、前記運転終了条件が満たされる前に、前記第2開始指示による前記中断指示を受信する場合に、前記第1タンク注水運転を実行し、前記第1タンク注水運転を終了した後に、前記追い焚き運転を実行するように構成されている、請求項1又は2に記載の風呂装置。 - 前記風呂装置は、さらに、
前記タンク内の水位が第2所定水位以上であることを検知可能な第2水位センサを備え、
前記制御装置は、
前記微細気泡供給運転を開始してから、前記運転終了条件が満たされる前に、前記中断指示を受信し、かつ、前記タンク内の前記水位が前記第2所定水位未満である場合に、前記第1タンク注水運転又は前記第2タンク注水運転を実行するように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の風呂装置。
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