JP2924769B2 - オゾン水製造装置 - Google Patents

オゾン水製造装置

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JP2924769B2
JP2924769B2 JP5244796A JP5244796A JP2924769B2 JP 2924769 B2 JP2924769 B2 JP 2924769B2 JP 5244796 A JP5244796 A JP 5244796A JP 5244796 A JP5244796 A JP 5244796A JP 2924769 B2 JP2924769 B2 JP 2924769B2
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ozone
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剛 牧野
功 鈴木
貢 天草
利満 川口
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  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オゾン水製造装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】逆止弁を設けたオゾン水タンクの流出配
管と、水圧レギュレータにより所定圧力に調整された水
道水を供給する水道水供給配管とを連結し、オゾン水と
水道水とを混合することにより、濃い濃度のオゾン水を
希釈して薄い濃度のオゾン水を大量に蛇口から供給でき
るようにしたオゾン水製造装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記オ
ゾン水製造装置は、蛇口からのオゾン水の使用量が変化
すると、水圧レギュレータを使用していても水道水とオ
ゾン水の混合率が一定ではなくなる。本発明は上記に鑑
みてなされたもので、使用量にかかわりなく一定濃度の
オゾン水を供給できるオゾン水製造装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1に記載の本発明のオゾン水製造装置は、逆
止弁を設けたオゾン水タンクの流出配管と、調圧手段に
より所定圧力に調整された水道水を供給する水道水供給
配管とを連結し、オゾン水と水道水とを混合して希釈さ
れたオゾン水を供給するオゾン水製造装置において、前
記流出配管と水道水供給配管との連結部に、前記希釈さ
れたオゾン水の使用量に基づく水道水の流量変化に応じ
て、前記オゾン水タンクからのオゾン水の流出量を調整
する調整手段を配設し、定濃度のオゾン水を供給するこ
とを特徴とする。
【0005】また、請求項2に記載の本発明のオゾン水
製造装置は、請求項1に記載の構成にける前記調整手段
が、前記水道水供給配管により供給される水道水により
駆動される混合ポンプであることを特徴とする。
【0006】請求項3に記載の本発明のオゾン水製造装
置は、請求項1に記載の構成における前記調整手段が、
前記水道水供給配管により供給される水道水の流量に応
じて、前記オゾン水を吸引流出させるエジェクタである
ことを特徴とする。
【0007】
【作用及び発明の効果】請求項1に記載のオゾン水製造
装置によれば、希釈されたオゾン水の使用量に基づく水
道水の流量変化に応じて、調整手段がオゾン水タンクか
らのオゾン水の流出量を調整して、水道水とオゾン水と
の混合割合を一定とする。従って、希釈されたオゾン水
の使用量にかかわらず定濃度のオゾン水を供給すること
ができる。
【0008】請求項2に記載のオゾン水製造装置によれ
ば、供給される水道水により駆動される混合ポンプによ
り、該水道水とオゾン水タンクのオゾン水が混合され
る。水道水の多寡に応じて混合ポンプの駆動率が変わ
り、オゾン水タンクから流出して混合されるオゾン水と
水道水との混合割合を一定とすることができる。従っ
て、希釈されたオゾン水の使用量にかかわらず定濃度の
オゾン水を供給することができる。
【0009】また、請求項3に記載のオゾン水製造装置
によれば、供給される水道水の流量に応じて、エジェク
タにより吸引流出されるオゾン水タンクのオゾン水量が
変わり、オゾン水タンクから流出して混合されるオゾン
水と水道水との混合割合を一定とすることができる。従
って、希釈されたオゾン水の使用量にかかわらず定濃度
のオゾン水を供給することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面を
参照して説明する。図1は本発明に係るオゾン水製造装
置1の概略構成図、図2は混合ポンプ22の概略断面図
である。オゾン水製造装置1の余剰オゾン分離装置2
は、上方側部に給水口3と下方側部に吐出口4を形成し
たオゾン水タンク5と、その上面に配設したフロート室
6とから構成される。オゾン水タンク5の天井壁7の略
中央には、連通孔8が形成されてフロート室6と連通し
ている。
【0011】フロート室6の上面には、該フロート室6
の水位に追従するフロート9の浮上により閉じ、下降に
より開く開閉弁10が配設されている。該開閉弁10を
介してフロート室6とオゾン分解装置11とが連通して
いる。オゾン分解装置11は、余剰オゾン分離装置2に
より分離した余剰オゾンを酸素に還元して大気に放出す
る。また、オゾン水タンク5の給水口3には、配管12
を介してオゾン溶解装置(エジェクタ)13が接続され
ている。
【0012】オゾン溶解装置13は、T字形に分岐した
管継ぎ手14からなり、オゾン供給管15によりオゾン
発生器16と、水道水供給配管17とが接続されてい
る。水道水供給配管17は、水道水の蛇口(図示せず)
に接続した配管18から分岐させたもので、ソレノイド
バルブ19が介装されている。このオゾン溶解装置13
は、オゾン発生器16から供給されるオゾンを、水道水
中に溶解させてオゾン水を作る。また、配管18に接続
したバイパス配管20には、水圧レギュレータ21を介
装して混合ポンプ22に接続されている。
【0013】混合ポンプ22は図2に示すように、ケー
シング23内に3個同一の歯車24,25及び26を一
列に並べて噛み合わせるとともに、歯車24と25の噛
み合わせ部及び歯車25と26の噛み合わせ部に対応し
て、それぞれ流入口27,28と流出口29,30が互
いにケーシング24の逆サイドに形成されている。上記
バイパス配管20は流入口27に接続され、流出口29
には、先端に蛇口31を設けた配管32が接続されてい
る。また、流入口28とオゾン水タンク5の吐出口4と
が、逆止弁33を介装した流出配管34により接続され
ている。そして、流出口30に接続した配管35が上記
配管32に接続されている。
【0014】上記構成のオゾン水製造装置1は、オゾン
溶解装置13に供給される水道水にオゾン発生器16か
らのオゾンを溶解混合させて、オゾン水タンク5に溜め
る。オゾン溶解装置13を経たオゾン水には、完全に溶
解しきれなかったオゾンが気泡状態で混合している。気
泡状態のオゾンは、天井壁7に形成された連通孔8から
フロート室6に流入する。この水道水に溶解しきれない
で分離した余剰オゾンがフロート室6に流入して溜まる
と、フロート9に対する浮力が減少する。このため、該
フロート9が下降して自動的に開閉弁10が開かれ、余
剰オゾンがオゾン分解装置11へ流出して、酸素に還元
されて大気中に放出される。
【0015】一方、蛇口31を開くとバイパス配管20
に水道水が流れ、水圧レギュレータ21により水圧を調
整されて、流入口27から混合ポンプ22に流入し、流
出口29から配管32へ流出する。この水道水の水圧に
より歯車24及びこれに噛み合う歯車25が回転し、歯
車25に噛み合う歯車26も回転する。歯車25と26
の回転により、オゾン水タンク5内のオゾン水が吸引さ
れて、流入口28から流入するとともに、流出口30に
接続された配管35を経て配管32に流入して水道水と
オゾン水とを混合する。
【0016】上記オゾン水製造装置1は、蛇口31の開
度によりバイパス配管20に流れる水道水の水量が変化
し、これに応じて歯車24,25及び26の回転数が変
化する。例えば水量が多ければ歯車24,25及び26
の回転数が上昇して、オゾン水タンク5から吸引される
オゾン水の量が多くなる。従って、バイパス配管20を
流れる水道水に混合されるオゾン水の混合率が一定に保
たれ、オゾン水タンク5に溜まった濃い濃度のオゾン水
を一定濃度に希釈したオゾン水を多量に供給できる。
【0017】図3及び図4は、本発明のオゾン水製造装
置1の他の実施の形態を示したもので、上記混合ポンプ
22に代えてエジェクタ41を使用するものである。図
4に示すように、バイパス配管20をエジェクタ41の
水道水流入管42に接続するとともに、オゾン水タンク
5の吐出口4に接続した流出配管34を吸引管43に接
続する。水道水流入管42の先端にはノズル44が形成
されている。そして、ノズル44の前方に吸引管43に
連通するディヒューザー45が形成されている。該ディ
ヒューザー45には、蛇口31を設けた配管32が接続
されている。
【0018】上記オゾン水製造装置1の場合は、蛇口3
1を開いてバイパス配管20に流れる水道水が、エジェ
クタ41の水道水流入管42に流入してノズル44から
噴出されると、ノズル44に周囲の吸引管43内のオゾ
ン水が引き込まれて、ディヒューザー45内で混合す
る。そして、配管32を経て蛇口31から流れ出る。
【0019】上記オゾン水製造装置1は、蛇口31の開
度によりバイパス配管20に流れる水道水の水量が変化
し、これに応じてノズル44からの噴出速度が変化す
る。例えば噴出速度が大きければ、オゾン水タンク5か
ら吸引されるオゾン水の量が多くなる。従って、バイパ
ス配管20を流れる水道水に混合されるオゾン水の混合
率が一定に保たれ、オゾン水タンク5に溜まった濃い濃
度のオゾン水を一定濃度に希釈したオゾン水を多量に供
給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオゾン水製造装置1の概略構成図であ
る。
【図2】混合ポンプ22の概略断面図である。
【図3】他の実施の形態を示したオゾン水製造装置1の
要部の概略構成図である。
【図4】エジェクタ41の概略断面図である。
【符号の説明】
1...オゾン水製造装置 2...余剰オゾン分離装置 4...吐出口 5...オゾン水タンク 13...オゾン溶解装置 16...オゾン発生器 20...バイパス配管 21...水圧レギュレータ 22...混合ポンプ 33...逆止弁 34...流出配管 41...エジェクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 利満 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 ト ヨタ車体株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−172593(JP,A) 特開 平7−54383(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 1/78 C02F 1/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆止弁を設けたオゾン水タンクの流出配
    管と、調圧手段により所定圧力に調整された水道水を供
    給する水道水供給配管とを連結し、オゾン水と水道水と
    を混合して希釈されたオゾン水を供給するオゾン水製造
    装置において、 前記流出配管と水道水供給配管との連結部に、前記希釈
    されたオゾン水の使用量に基づく水道水の流量変化に応
    じて、前記オゾン水タンクからのオゾン水の流出量を調
    整する調整手段を配設し、定濃度のオゾン水を供給する
    ことを特徴とするオゾン水製造装置。
  2. 【請求項2】 前記調整手段が、前記水道水供給配管に
    より供給される水道水により駆動される混合ポンプであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のオゾン水製造装
    置。
  3. 【請求項3】 前記調整手段が、前記水道水供給配管に
    より供給される水道水の流量に応じて、前記オゾン水を
    吸引流出させるエジェクタであることを特徴とする請求
    項1に記載のオゾン水製造装置。
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