JP2002159555A - 微細気泡発生装置 - Google Patents

微細気泡発生装置

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JP2002159555A
JP2002159555A JP2000357287A JP2000357287A JP2002159555A JP 2002159555 A JP2002159555 A JP 2002159555A JP 2000357287 A JP2000357287 A JP 2000357287A JP 2000357287 A JP2000357287 A JP 2000357287A JP 2002159555 A JP2002159555 A JP 2002159555A
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collision
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JP2000357287A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakanishi
浩一 中西
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、微細気泡を効率良く発生させるこ
とができ、小型のポンプの使用が可能であり、簡単な構
成で、性能が安定し信頼性の高い微細気泡発生装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の微細気泡発生装置は、ノズルケ
ーシングの円筒室内に配設された衝突用板状体33と、
該衝突用板状体と円筒室の軸方向側壁356及び円筒内
壁面との間に形成された間隙通路37と、衝突用板状体
33と対向して軸方向側壁356に設けられた導入通路
31とから構成される衝突流路部と、円筒室35に隣接
するとともに間隙通路37に連通され、内周壁面が円筒
内壁面からすり鉢状に拡大される拡大拡散室38が設け
られた拡大拡散ノズル部と、を備えた微細気泡発生装置
であって、拡大拡散室38には多数の針状体36が密集
して配設されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液中に気泡を発生
させる微細気泡発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、浴槽内に空気や各種ガスを含んだ
浴水を噴出させ、温熱効果やマッサージ効果や洗浄効果
が得られることにより、快適な入浴を行うというニーズ
が高まりつつある。従来、この種の微細気泡を発生させ
る噴流浴装置として特公平3−14464号公報等が提
案されている。
【0003】以下、従来の技術として特公平3−144
64号公報について図6〜図9に基づいて説明する。図
6は従来の噴流浴装置のシステム図、図7は従来の噴流
浴装置のシャトルバルブの断面図、図8は従来の噴流浴
装置のレリーフバルブの断面図、図9は従来の噴流浴装
置の低圧噴流ノズルの断面図である。
【0004】まず、この従来の浴槽内に微細気泡を発生
させる噴流浴装置の構成について説明する。101は浴
槽、102温水、103は温水102を循環させるポン
プ、104はポンプ103を備えたポンプユニット、1
05はポンプ103の吸込み側に設けられた吸込側管
路、106は吸入器、107はポンプ103の吐出側に
設けられた吐出側管路、108は吐出側管路107に設
けられた2方弁、109は2方弁108で分岐された低
圧噴流ノズル、110は2方弁108でもう一方に分岐
された高圧噴流ノズル、111は吸入器106と2方弁
108と低圧噴流ノズル109と高圧噴流ノズル110
を備えたノズルユニット、112はポンプ103の吸込
側管路105に設けられたジェット流路、113は吐出
側管路107からジェット流路112の間に分岐して設
けられたシャトルバルブ、114はシャトルバルブ11
3の分岐流路、115はシャトルバルブ113に設けら
れたスプリング、116はスプリング115により付勢
された円錐弁、117は円錐弁116に連結された弁
棒、118は空気取り入れ流路、119は空気流路、1
20は高圧噴流ノズル110に設けられた螺旋流路A、
121は高圧噴流ノズル110に設けられた螺旋流路
B、122は螺旋流路A120と螺旋流路B121を交
互に備えた気液混合器、123はスプリング、124は
スプリング123により付勢された弁体、125は噴流
吐出口、126はスプリング123と弁体124と噴流
吐出口125を備えたレリーフバルブ、127は低圧噴
流ノズルに設けられた流動流路、128は流動流路12
7の外周に形成された空気流入流路、129は流動流路
127の下流に設けられた細い流路、130は流動流路
127の下流に設けられた広い流路、131はノズル、
132は空気流入流路128と広い流路130を連通す
る細い流路で構成されている。
【0005】次に従来の微細気泡を発生させる噴流浴装
置の動作について説明する。微細気泡の発生時にはポン
プ103を運転すると温水102は吸入器106から吸
入側管路105を介してポンプ103に吸引される。そ
の後ポンプ103から吐出側管路107を介して高圧噴
流ノズル110から微細気泡が噴出される。この時には
ポンプ103の吐出圧は分岐流路114に作用し、吐出
圧が大きくなり、弁棒117に連結した円錐弁116が
スプリング115の付勢に打ち勝って円錐弁116を開
くことで、空気取り入れ流路118と円錐弁116と空
気流路119を介してジェット流路112に空気が吸引
されてポンプ103に吸引される。吸引された空気はポ
ンプ103により吐出側管路107及び2方弁108を
介して高圧噴流ノズル110に圧送され、高圧噴流ノズ
ル110の気液混合器122で温水と空気が微細に混合
され、レリーフバルブ126を経て浴槽101に吐出さ
れる。一方大気泡発生動作時には2方弁108が切り替
わり、ポンプ103からの温水は低圧噴流ノズル109
から大気泡が浴槽101内に吐出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
微細気泡を発生させる噴流浴装置の気泡発生装置の構成
では、微細気泡発生の運転時において、ポンプに吸込ま
れた空気と温水を高圧噴流ノズルの螺旋流路により微細
化し混合するため、高圧で大型のポンプが必要であっ
た。また空気吸入部にシャトルバルブを用いていること
により、ポンプの吐出圧変化によりシャトルバルブに設
けられたスプリングの弁体への付勢が変化し、これによ
りジェット流路を通じてのポンプへの空気供給量が変化
し、ポンプの吐出圧も変化し、これらが繰り返されるこ
とで安定した微細気泡の発生ができなくなるという課題
があった。
【0007】そこで、本発明は、微細気泡を効率良く発
生させることができ、小型のポンプの使用が可能であ
り、簡単な構成で、性能が安定し信頼性の高い微細気泡
発生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために本発明の微細気泡発生装置は、ノズルケーシン
グの円筒室内に配設された衝突用板状体と、該衝突用板
状体と円筒室の軸方向側壁及び円筒内壁面との間に形成
された間隙通路と、衝突用板状体と対向して軸方向側壁
に設けられた導入通路とから構成される衝突流路部と、
円筒室に隣接するとともに間隙通路に連通され、内周壁
面が円筒内壁面からすり鉢状に拡大される拡大拡散室が
設けられた拡大拡散ノズル部と、を備えた微細気泡発生
装置であって、拡大拡散室には多数の針状体が密集して
配設されたことを特徴とする。
【0009】これにより、微細気泡を効率良く発生させ
ることができ、小型のポンプの使用が可能であり、簡単
な構成で、性能が安定し信頼性を高くすることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載された発
明は、ノズルケーシングの円筒室内に配設された衝突用
板状体と、該衝突用板状体と円筒室の軸方向側壁及び円
筒内壁面との間に形成された間隙通路と、衝突用板状体
と対向して軸方向側壁に設けられた導入通路とから構成
される衝突流路部と、円筒室に隣接するとともに間隙通
路に連通され、内周壁面が円筒内壁面からすり鉢状に拡
大される拡大拡散室が設けられた拡大拡散ノズル部と、
を備えた微細気泡発生装置であって、拡大拡散室には多
数の針状体が密集して配設されたことを特徴とする微細
気泡発生装置であるから、衝突流路部において流体内に
溶解していた気体分子が気化するとき、導入通路から流
入した流体が衝突用板状体に衝突し、溶解気体の1部が
気化し、その後、衝突用板状体と円筒室の軸方向側壁と
の間に形成される間隙通路から出た流体が、円筒内壁面
に衝突し、流れの方向を変え、更に複数の密集した針状
体に衝突し、同時に拡大拡散ノズル部を拡散しながら、
流路面積の徐々に広がる拡大拡散室内を流れることによ
って近接する気泡との距離が拡大していくため、気体化
した気泡が成長し難く、微細気泡を段階的に効率良く発
生させることができ、小型のポンプを用い簡単な構成で
性能が安定し信頼性の高い微細気泡発生装置にすること
ができる。
【0011】請求項2に記載された発明は、間隙通路を
構成する衝突用板状体と軸方向側壁及び円筒内壁面のそ
れぞれの表面に凹凸が形成されたことを特徴とする請求
項1記載の微細気泡発生装置であるから、衝突流路部に
おいて流体内に溶解していた気体分子が気化するとき、
導入通路に供給された気体の溶解した流体は、衝突用板
状体の凹凸に衝突し、溶解気体の1部が気化し、その
後、軸方向側壁及び円筒から構成される間隙通路上の凹
凸で気化しながら、円筒内壁面に衝突し、流れの方向を
変え、流体中に溶解した気体の一部が再気体化する。
【0012】請求項3に記載された発明は、導入通路と
連通する開口が形成され、円筒室の側面に配設される流
路形成用板状体と、該流路形成用板状体と衝突用板状体
との間に所定幅の間隙流路を形成するための隙間形成部
材を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の
微細気泡発生装置であるから、流路形成用板状体と衝突
用板状体と隙間形成部材を用いて間隙流路を正確に、且
つ簡単に構成することができる。流路形成用板状体と衝
突用板状体と隙間形成部材で流路を構成するから、表面
に凹凸を形成するとき、円筒室に凹凸を形成するより容
易に製造することができる。
【0013】請求項4に記載された発明は、請求項1〜
3のいずれかに記載の微細気泡発生装置であって、拡大
拡散室に多数の針状体を密集して配設する代わりに、拡
大拡散ノズル部には多数の粒状体が密集して配設された
ことを特徴とする微細気泡発生装置であるから、衝突流
路部において流体内に溶解していた気体分子が気化する
場合、導入通路から流入した流体が衝突用板状体に衝突
し、溶解気体の1部が気化し、その後、衝突流路部から
吐出した流体が円筒内壁面に衝突し、流れの方向を変
え、更に複数の密集した粒状体に衝突し、同時に拡大拡
散ノズル部を拡散しながら、流路面積の徐々に広がるす
り鉢状内周壁面内を流れることによって近接する気泡と
の距離が拡大していくため、気体化した気泡が成長し難
く、微細気泡を段階的に効率良く発生させることがで
き、小型のポンプを用い簡単な構成で性能が安定し信頼
性の高い微細気泡発生装置にすることができる。
【0014】以下、本発明の実施の形態について図面に
基づいて説明する。
【0015】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1について図1〜3を用いて説明する。図1は本発明
の実施の形態1における気泡発生装置のシステム構成
図、図2は本発明の実施の形態1における気泡発生装置
のノズルの詳細図、図3は本発明の実施の形態1におけ
る気泡発生装置の微細気泡の気泡径の分布図である。図
1において、1は水槽、2は循環ポンプ、3は水槽1と
循環ポンプ2の吸込み側を連通する供給管、4は水槽1
と循環ポンプ2を連通する吐出管、5は吐出管4に設け
られた気体供給部、6は気体供給部5に設けられたエジ
ェクタ、7は気体供給部5に設けられた気体供給管、8
は気体供給管7に設けられた弁、9は気体供給管7に設
けられた逆止弁、10は水槽1に設けられ吐出管4の端
部に設けられたノズル本体、11は吐出管4に設けられ
た気液溶解タンク、11aは気液溶解タンク11に設け
られ粒状体の集合体で複数の細孔を有する未溶解気泡流
出防止手段、12は気液溶解タンク11に設けられた水
位センサ、12aは上限水位検知用の水位センサ、12
bは下限水位検知用の水位センサ、13は気液溶解タン
ク11内の気体、14は気液溶解タンク11内の流体、
15は気泡発生装置、16は気泡発生装置15を制御す
る制御部、17は制御部16と循環ポンプ2をつなぐケ
ーブル、18は制御部16と弁8をつなぐケーブル、1
9は制御部16と水位センサ12をつなぐケーブル、2
0は流体の流れ、21は水槽1内の液体、22は水槽1
に吐出された微細気泡である。図2において、30はノ
ズルケーシング、31は吐出管4と連通された導入通
路、32は流路形成用板状体、32aは流路形成用板状
体32に設けられた開口、33は衝突用板状体、34は
スペーサとなる間隙形成部材、35は円筒室、35aは
円筒室35の円筒内壁面、35bは円筒室35の軸方向
側壁、36は直径がφ2〜4程度の針状体、37は間隙
通路、38は拡大拡散室、38aは拡大拡散室38のす
り鉢状内周壁面、39は凹凸である。
【0016】ノズルケーシング30の円筒室35内には
衝突用板状体33が配設され、この衝突用板状体33と
軸方向側壁3b及び円筒内壁面35aとの間には間隙形
成部材34と流路形成用板状体32によって所定幅の間
隙通路37が形成される。衝突用板状体33と対向して
軸方向側壁35bには開口32aが設けられ、導入通路
31に連通される。円筒室35と、衝突用板状体33、
間隙形成部材34、流路形成用板状体32、軸方向側壁
3b、円筒内壁面35a、間隙通路37、開口32a等
がノズル本体10の衝突流路部を構成する。衝突用板状
体33と軸方向側壁と円筒内壁面の間隙通路37を構成
するそれぞれの表面には凹凸39が形成されている。
【0017】また、ノズルケーシング30には、円筒室
35と隣接して拡大拡散室38が形成され、すり鉢状内
周壁面38aが円筒内壁面35aから半径方向に拡大さ
れる。拡大拡散室38内は間隙通路37と連通される。
この拡大拡散室38、すり鉢状内周壁面38a等がノズ
ル本体10の拡大拡散ノズル部を構成し、衝突を送り返
し凹凸39で発生した微細気泡をさらに細かい気泡にし
て拡散させる。このため、拡大拡散室38には多数の針
状体36が密集して配設されている。
【0018】次に、本発明の実施の形態1である微細気
泡発生装置の動作について説明を行う。循環ポンプ2が
運転をスタートすると供給管3を通じて水槽1の液体2
1が吸引され、循環ポンプ2から吐出管4へ液体21が
吐出され、気体供給部5に液体21が供給されると、気
体供給部5ではエジェクタ効果により気体供給管7と弁
8と逆止弁9とを通じて気体がエジェクタ6へ吸引さ
れ、エジェクタ6で液体21と気体が混合溶解されなが
ら気液溶解タンク11内に噴出される。
【0019】エジェクタ6の吐出側から気液溶解タンク
11へ供給された流体は気液溶解タンク11の上部から
気液溶解タンク11の流体14の水面に衝突し、気液溶
解タンク11内の気体13を巻き込みながら流体14の
中に吐出されて混合溶解され、気体の溶解した流体14
は気液溶解タンク11の吐出側の吐出管4を通じてノズ
ル本体10に供給され水槽1内の液体21の中に吐出さ
れ、微細気泡22を発生させる。
【0020】気液溶解タンク11に気体が供給され、水
位センサ12b(例えば、電極間抵抗測定タイプ、マイ
クロ波タイプ、光電スイッチタイプ、静電容量タイプの
ものがある。)が水位の低下を検知すると、制御部16
へ検知信号が送られ、制御部16は気体供給管7に設け
られた弁8を閉じることにより、エジェクタ6からの気
体の吸引が停止し、気液溶解タンク11からの未溶解気
泡の流出を防止することができる。また、弁8が閉じら
れていることにより気液溶解タンク11内の気体13が
流体14に混合溶解されて徐々に減少し、水位センサ1
2aが水位の上昇を検知すると制御部16は弁8を開放
し、エジェクタ6からの気体の吸引が開始されるため、
気液溶解タンク11からの未溶解気泡の流出の防止効果
があり、気液溶解タンク11内の気体13の量も確保さ
れるため安定して混合溶解を行うことができる。また、
気液溶解タンク11には未溶解気泡流出防止手段11a
が設けられているため、気液溶解タンク11内の大部分
の気泡は未溶解気泡流出防止手段11aの表面で捕集後
気泡が成長浮上し、未溶解気泡流出防止手段の粒状態の
隙間を通過した気泡も流体の流速が減速されるため、未
溶解気泡流出防止手段11aの下部で気泡が成長し浮上
するため、未溶解気泡が気液溶解タンク11から気泡が
流出することが殆どなくなる。このため、ノズル本体1
0での微細気泡の発生が安定して行うことができる。
【0021】次に、本発明の実施の形態1である微細気
泡発生装置の特徴部分であるノズル本体10について説
明を行う。気泡発生装置15の運転がスタートし、気液
溶解タンク11から気体の溶解した流体が吐出管4を通
じて導入通路31に供給され、導入通路31に供給され
た気体の溶解した流体は流路形成用板状体32の開口3
2aを通過し、衝突用板状体33の凹凸39に衝突し、
溶解気体の1部が気化し、その後、流路形成用板状体3
2と衝突用板状体33から構成される間隙通路37から
出た流体が、円筒内壁面35に衝突し、流れの方向を変
え、流体中に溶解した気体の一部が再気体化する。さら
にこの状態で密集して配設された針状体36間の隙間部
分に導入されるから、一部が気体化した気泡を含む流体
が針状体36に衝突し、さらに拡散し、また次の針状体
36に衝突するという過程が繰り返されることになる。
これにより、流体中に溶解した気体の気体化が飛躍的に
促進される。この間、気泡は他の気泡と衝突し、一瞬生
長するが、再び針状体に衝突することによって破壊さ
れ、微細化されるという現象も起こる。そして、拡大拡
散室38内で流路面積を徐々に拡大させているため、近
接する気泡との距離が拡大し、再気体化した気泡が成長
し難く、微細気泡を効率的に発生させることができる。
【0022】ここで、図3に導入通路31の圧力が約
0.2MPaで間隙通路37の流体初速が約10m/s
ecにおいて、直径がφ4の針状体36の間隙を変化さ
せた場合の気泡径の分布図を示しているが、針状体36
の間隔0.5mm〜1mmの構成では平均気泡径が約3
0μmで良好な気泡の分布を示している。しかし、針状
体36の間隔が0.5mmより小さい場合、分布が良好
とはいえない。これは、針状体36の間隔0.5mmと
小さい場合、針状体36の本数が多くなり、隣接する多
数の針状体36によって形成される隙間面積が細かくな
り、間隙通路37から吐出された流体は、針状体36と
拡散衝突を繰り返すが、針状体36間で掲載される隙間
が狭いため再度気体化した気泡間の距離が短くなり、気
泡同士の衝突回数が増加して、近接する気泡が成長し易
くなり、その結果、気泡径が大きくなってしまうと考え
られる。また針状体36の間隔が1.5mmより大きい
場合、針状体36の本数が少なくなり、それにより針状
体36が隣接することによってに形成される隙間面積が
大きくなり、間隙通路37から吐出された流体は、針状
体36と拡散衝突を繰り返すが、針状体36の本数が少
ないため、衝突回数が少なく、しかも流速が遅くなるた
め周囲の溶解していた気体が集まり生長して、気泡径が
大きくなっているのである。なお、こうした理由から針
状体36の直径はφ2〜φ4程度であれば、上述したφ
とほとんど変わらない。
【0023】さらに、衝突用板状体33と軸方向側壁と
円筒内壁面の間隙通路37を構成するそれぞれの表面に
は凹凸39が形成されているから、間隙通路37内にお
いても流体の衝突、そして気泡の核の形成という過程が
凹凸39によって促進されるため、微細気泡を効率的に
発生させることができる。
【0024】本実施の形態1の微細気泡発生装置は、以
上のような構造とすることで、ノズル本体において流体
内に溶解していた気体が再気体化するに場合、拡大拡散
室内に直径がφ2〜φ4の針状体を間隔0.5mm〜1
mmで密集させているから、気体が再気体化する過程に
おいて、ノズル本体の流体の拡大拡散ノズル部内で短時
間に拡散と衝突が行われ、近接する気泡との距離が拡大
していくため、再気体化した気泡が成長し難く、微細気
泡を効率的に発生させることができ、小型のポンプを用
い簡単な構成で性能が安定し信頼性の高い気泡発生装置
を提供することができる。
【0025】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2の微細気泡発生装置について、図1,4,5を用い
て説明する。図4は本発明の実施の形態2における気泡
発生装置のノズルの詳細図、図5は本発明の実施の形態
2における気泡発生装置の微細気泡の気泡径の分布図で
ある。実施の形態2の微細気泡発生装置において、実施
の形態1の微細気泡発生装置と同一符号の部材は同様の
部材を示しているから、詳細な説明は実施の形態1に譲
って、ここでは特徴部分についてだけ説明する。
【0026】実施の形態2の微細気泡発生装置は、ノズ
ル本体、とくに拡大拡散ノズル部に特徴を有するもので
ある。図4において、40はノズルケーシング、41は
吐出管4と連通された導入通路、42は流路形成用板状
体、42aは流路形成用板状体42に設けられた開口、
43は衝突用板状体、44は間隙形成部材、45は円筒
室、45aは円筒室45の円筒内壁面、45bは円筒室
45の軸方向側壁、46は粒状体、47は間隙通路、4
8は拡大拡散室、48aはすり鉢状内周壁面、49は凹
凸である。
【0027】ノズルケーシング40の円筒室45内には
衝突用板状体43が配設され、この衝突用板状体43と
軸方向側壁45b及び円筒内壁面45aとの間には所定
幅の間隙通路47が形成される。衝突用板状体43と対
向して軸方向側壁45bには開口42aが設けられ、導
入通路41に連通される。円筒室45と、衝突用板状体
43、軸方向側壁45b、円筒内壁面45a、間隙通路
47、開口42a等がノズル本体10の衝突流路部を構
成する。衝突用板状体43と軸方向側壁45bと円筒内
壁面45aの間隙通路47を構成するそれぞれの表面に
は凹凸49が形成されている。
【0028】また、ノズルケーシング40には、円筒室
45と隣接して拡大拡散室48が形成され、すり鉢状内
周壁面48aが円筒内壁面45aから拡大される。拡大
拡散室48内は間隙通路47と連通され、拡大拡散室4
8、すり鉢状内周壁面48a等がノズル本体10の拡大
拡散ノズル部を構成して、衝突や凹凸49で発生した微
細気泡をさらに細かい気泡にして拡散させる。このた
め、拡大拡散室48には多数の粒状体46が密集して配
設されている。粒状体46は板状に構成してもよいし、
枠体の中に充填するのでもよい。
【0029】以下、本発明の実施の形態2の気泡発生装
置のノズル本体について説明する。気泡発生装置15の
運転がスタートし、気液溶解タンク11から気体の溶解
した流体が吐出管4を通じて導入通路41に供給され、
導入通路41に供給された気体の溶解した流体は流路形
成用板状体42の開口42aを通過し、衝突用板状体4
3の凹凸49に衝突し、溶解気体の1部が気化し、その
後、流路形成用板状体42と衝突用板状体43から構成
される間隙通路47から出た流体が、円筒内壁面45に
衝突し、流れの方向を変え、流体中に溶解した気体の一
部が再気体化する。さらにこの状態で密集して配設され
た粒状体46間の隙間部分に導入されるから、一部が気
体化した気泡を含む流体が粒状体46に衝突し、さらに
拡散し、また次の粒状体46に衝突するという過程が繰
り返されることになる。これにより、流体中に溶解した
気体の気体化が飛躍的に促進される。この間、気泡は他
の気泡と衝突し、一瞬生長するが、再び粒状体46に衝
突することによって破壊され、微細化される。このよう
に粒状体46を多数接触させた状態で隙間部分を構成す
るから、隙間の分布が一様に分散され、極めて微細な気
泡を発生することができる。そして、拡大拡散室48内
で流路面積を徐々に拡大させているため、近接する気泡
との距離が拡大し、再気体化した気泡が成長し難く、微
細気泡を効率的に発生させることができる。
【0030】ここで、図5に導入通路41の圧力が約
0.2MPaで流路形成用板状体42と開口42aと衝
突用板状体43と間隙形成部材44と円筒内壁面45で
形成される間隙通路47の流体初速が約10m/sec
において、粒状体46の直径を変化させた場合の気泡径
の分布図を示しているが、実施の形態1の針状体36の
場合と同様、粒状体46の直径がφ2とφ4では平均気
泡径が約30μmで良好な気泡の分布を示しているが、
粒状体46の直径がφ0.5とφ8の場合分布が良好で
はない。これは、粒状体46の直径がφ0.5と小さい
場合、粒状体46の個数が多くなり、これによって粒状
体46の個々の隣接によって形成される隙間面積が小さ
くなり、間隙通路47から吐出された流体はそこで拡散
衝突を繰り返すことになる。しかし、隣接する粒状体4
6の隙間が狭いため、再度気体化した気泡間の距離が短
くなり気泡同士の衝突回数が増し、近接する再気体化し
た気泡が成長し易くなるから、その結果、気泡径が大き
くなってしまうと考えられる。粒状体46の直径がφ5
と大きい場合、粒状体46の個数が少なくなり、それに
より粒状体46の隣接によって形成される隙間面積が大
きくなり、間隙通路47から吐出された流体は拡散衝突
を繰り返すが、粒状体46の個数が少ないため、衝突回
数が少なく、しかも拡大拡散室48で流速が遅くなるた
め周囲の溶解していた気体が集まり生長して、その結
果、気泡径が大きくなっているのである。
【0031】さらに、流路形成用板状体42と衝突用板
状体43と間隙形成部材44と円筒内壁面45で形成さ
れる表面に複数の凹凸49を設けることにより、間隙通
路47においても流体の衝突そして気泡の核の形成とい
う過程が促進されるため、微細気泡を効率的に発生させ
ることができる。
【0032】なお、粒状体46の代りにメッシュを用い
た場合、メッシュを内包した拡大拡散室48の中を一部
気体化した気泡を含む流体が流入し、さらに拡散と衝突
が繰り返され、流体中に溶解した気体の再気体化が促進
される。この気体が再気体化する拡散と衝突の過程にお
いて、再気体化した気泡は短時間に拡散衝突し、近接す
る気泡との間の距離が拡大していくため、再気体化した
気泡が成長し難く、微細気泡を効率的に発生させること
ができる。従って、粒状体46に代えてメッシュを利用
することもできるし、粒状体46はメッシュを一緒に使
うことも有効である。
【0033】以上のような構造とすることで、ノズル本
体において流体内に溶解していた気体が再気体化するに
場合、拡大拡散室内に粒状体が多数収容されていること
により、ノズル本体の流体の流路内で短時間に拡散と衝
突が行われ、気体が気体化する過程において、拡大拡散
室内で近接する気泡との距離が拡大していくため、再気
体化した気泡が成長し難く、微細気泡を効率的に発生さ
せることができ、小型のポンプを用い簡単な構成で性能
が安定し信頼性の高い気泡発生装置を提供することがで
きる。
【0034】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載された微細気泡
発生装置は、衝突流路部と拡大拡散ノズル部を備え、拡
大拡散室には多数の針状体が密集して配設されたから、
気体化した気泡が成長し難く、微細気泡を飛躍的に効率
良く発生させることができ、小型のポンプを用い簡単な
構成で性能が安定し信頼性の高い微細気泡発生装置にす
ることができる。
【0035】請求項2に記載された微細気泡発生装置
は、間隙通路の表面に凹凸が形成されたから、衝突流路
部において流体内に溶解していた気体分子が気化すると
き、導入通路に供給された気体の溶解した流体は、衝突
用板状体の凹凸に衝突し、溶解気体の1部が気化し、そ
の後、軸方向側壁及び円筒から構成される間隙通路上の
凹凸で気化しながら、円筒内壁面に衝突し、流れの方向
を変え、流体中に溶解した気体の一部が再気体化し、微
細気泡を飛躍的に効率良く発生させることができる。
【0036】請求項3に記載された微細気泡発生装置
は、流路形成用板状体と、該流路形成用板状体と衝突用
板状体との間に間隙流路を形成するための隙間形成部材
を備えたから、間隙流路を正確に、且つ簡単に構成する
ことができる。表面に凹凸を形成するとき、円筒室に凹
凸を形成するより容易に製造することができる。
【0037】請求項4に記載された微細気泡発生装置
は、拡大拡散ノズル部に多数の粒状体が密集して配設さ
れたことを特徴とする微細気泡発生装置であるから、衝
突流路部から吐出した流体が円筒内壁面に衝突し、流れ
の方向を変え、更に複数の密集した粒状体に衝突し、同
時に拡大拡散ノズル部を拡散しながら、流路面積の徐々
に広がるすり鉢状内周壁面内を流れることによって近接
する気泡との距離が拡大していくため、気体化した気泡
が成長し難く、微細気泡を段階的に効率良く発生させる
ことができ、小型のポンプを用い簡単な構成で性能が安
定し信頼性の高い微細気泡発生装置にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における気泡発生装置の
システム構成図
【図2】本発明の実施の形態1における気泡発生装置の
ノズルの詳細図
【図3】本発明の実施の形態1における気泡発生装置の
微細気泡の気泡径の分布図
【図4】本発明の実施の形態2における気泡発生装置の
ノズルの詳細図
【図5】本発明の実施の形態2における気泡発生装置の
微細気泡の気泡径の分布図
【図6】従来の噴流浴装置のシステム図
【図7】従来の噴流浴装置のシャトルバルブの断面図
【図8】従来の噴流浴装置のレリーフバルブの断面図
【図9】従来の噴流浴装置の低圧噴流ノズルの断面図
【符号の説明】
1 水槽 2 循環ポンプ 3 供給管 4 吐出管 5 気体供給部 6 エジェクタ 7 気体供給管 8 弁 9 逆止弁 10 ノズル本体 11 気液溶解タンク 11a 未溶解気泡流出防止手段 12,12a,12b 水位センサ 13 気体 14 流体 15 気泡発生装置 16 制御部 17,18,19 ケーブル 20 流体の流れ 21 液体 22 微細気泡 30,40 ノズルケーシング 31,41 導入通路 32,42 流路形成用板状体 32a,42a 開口 33,43 衝突用板状体 34,44 間隙形成部材 35,45 円筒室 35a,45a 円筒内壁面 35b,45b 軸方向側壁 36 針状体 37,47 間隙通路 38,48 拡大拡散室 38a,48a すり鉢状内周壁面 39,49 凹凸 46 粒状体 101 浴槽 102 温水 103 ポンプ 104 ポンプユニット 105 吸込側管路 106 吸入器 107 吐出側管路 108 2方弁 109 低圧噴流ノズル 110 高圧噴流ノズル 111 ノズルユニット 112 ジェット流路 113 シャトルバルブ 114 分岐流路 115 スプリング 116 円錐弁 117 弁棒 118 空気取り入れ流路 119 空気流路 120 螺旋流路A 121 螺旋流路B 122 気液混合器 123 スプリング 124 弁体 125 噴流吐出口 126 レリーフバルブ 127 流動流路 128 空気流入流路 129 細い流路 130 広い流路 131 ノズル 132 細い流路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズルケーシングの円筒室内に配設された
    衝突用板状体と、該衝突用板状体と前記円筒室の軸方向
    側壁及び円筒内壁面との間に形成された間隙通路と、前
    記衝突用板状体と対向して前記軸方向側壁に設けられた
    導入通路とから構成される衝突流路部と、 前記円筒室に隣接するとともに前記間隙通路に連通さ
    れ、内周壁面が前記円筒内壁面からすり鉢状に拡大され
    る拡大拡散室が設けられた拡大拡散ノズル部と、を備え
    た微細気泡発生装置であって、 前記拡大拡散室には多数の針状体が密集して配設された
    ことを特徴とする微細気泡発生装置。
  2. 【請求項2】前記間隙通路を構成する衝突用板状体と軸
    方向側壁及び円筒内壁面のそれぞれの表面には凹凸が形
    成されたことを特徴とする請求項1記載の微細気泡発生
    装置。
  3. 【請求項3】前記導入通路と連通する開口が形成され、
    前記円筒室の側面に配設される流路形成用板状体と、 該流路形成用板状体と前記衝突用板状体との間に所定幅
    の間隙流路を形成するための隙間形成部材を備えたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の微細気泡発生装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の微細気泡
    発生装置であって、拡大拡散室に多数の針状体を密集し
    て配設する代わりに、拡大拡散ノズル部には多数の粒状
    体が密集して配設されたことを特徴とする微細気泡発生
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004261314A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Shigen Kaihatsu Kk 微細気泡発生装置と微細気泡発生システム
JP2007167557A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Gastar Corp 微細気泡噴出ノズル及びそれを利用した微細気泡発生装置
CN106247037A (zh) * 2016-08-25 2016-12-21 吴速 一种灭火介质输送带及其快速放带盘

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