JP3548332B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に手順信号、画情報のインタラプトによる受信処理を行うファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のファクシミリ装置においては、手順信号の受信、あるいは画信号の受信において、同一のインタラプト処理を行うようになっており、1バイトのデータを受信終了すると、モデムがCPU(制御回路)にインタラプトをかけていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近、V.34の勧告化が進んできており、伝送速度も28.8kb/sまで速くなってきた。このため、1バイトのデータを受信終了する毎にインタラプトを発生すると、処理速度が間に合わなくなることも予想され、このインタラプトをかける受信バイト長は複数バイトとなっている。しかし、このインタラプトの制御方法に関しては指定されていない。
【0004】
本発明は、変復調手段のインタラプトを適正に制御することができるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、受信時に、所定量のデータを受信する毎にインタラプト処理をかける変復調手段を有するファクシミリ装置において、受信時の伝送スピードに応じて、上記所定量の値を変え、また、ノーマルG3通信時には、上記所定量の値を変える制御を適用し、ECM通信時には、受信時の伝送スピードとは無関係に上記所定量の値を一定とするファクシミリ装置である。
【0007】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0008】
NCU(網制御装置)2は、電話網をデータ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への切換えを行なったり、ループの保持を行なうものである。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接続されている。
【0009】
ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号をNCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復調器8に送るものである。
【0010】
変復調器8は、ITU−T勧告V.8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.34に基づいた変調および復調を行う変復調器であり、信号線20cにより、各伝送モードが指定される。また、信号線20cを介して、所定バイト受信すると、インタラプトを発生するところの所定バイト数の設定ができる。
【0011】
そして、この変復調器8は、信号受信状態においては、設定された所定バイトのデータを受信する、あるいはアボード信号を検出する、あるいはクローズドフラグを検出すると、信号線8bにIRQ(インタラプトリクエスト)を出力し、信号線20hにて、所定バイトのデータをリードする、あるいはステータスをリードするとIRQをおとす。
【0012】
ANSam送出回路10は、ANSam信号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル「1」の信号が出力されている時には、信号線10aにANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに何も信号を出力しない。
【0013】
加算回路12は、信号線8aの情報と信号線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力するものである。記録回路16は、信号線20eに出力されている情報を順次1ライン毎に記録するものである。
【0014】
メモリ回路18は、読取りデータの生情報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために使用する。
【0015】
制御回路20は、ファクシミリ装置全体の制御を行うものであり、特に本実施例では、ノーマルG3モードでの受信においては、受信時の伝送スピードに従い、変復調器8のインタラプト処理をかけるための所定バイト数の値を変える処理を行うものであり、ここでは、受信伝送スピードが速い時ほど、所定バイト数の値を長くする。また、ECMモードでの受信時においては、受信時の伝送スピードに無関係に所定バイトの値を一定にする。
【0016】
具体的には、ノーマルG3において伝送スピードが28.8kb/s、26.4kb/s、24kb/sの受信時は、4バイト受信する毎にインタラプトをかけ、伝送スピードが21.6kb/s、19.2kb/s、16.8kb/sの受信時は、3バイト受信する毎にインタラプトをかけ、伝送スピードが14.4kb/s、12kb/s、9.6kb/sの受信時は、2バイト受信する毎にインタラプトをかけ、7.2kb/s、4.8kb/s、2.4kb/sの受信時は、1バイト受信する毎にインタラプトをかける。また、ECM受信時は、伝送スピードにかかわらず、4バイト受信時にインタラプトを発生する。
【0017】
図2〜図6は、本実施例における制御回路20の制御の流れを示すフローチャートであり、図2〜図4は、メインルーチンを示し、図5、図6は、インタラプトルーチンを示している。
【0018】
図2において、まず、S0で動作を開始し、S2では、信号線20aに信号レベル「0」の信号を出力してCMLをオフする。S4では、信号線20dに信号レベル「0」の信号を出力しANSam信号を送出しない状態とする。
【0019】
S6では、受信が選択されたか否かを判断し、選択されるとS10に進み、選択されていないとS8に進み、その他の処理をして、S2に戻る。
【0020】
S10では、信号線20aに信号レベル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S12では、V.8のANSam信号の送信を行う。
【0021】
S14では、V.8のCM信号を受信したか否かを判断し、CM信号を受信するとS40に進み、CM信号を受信していないとS16に進む。
【0022】
S16では、ANSam信号の送信が終了したか否かを判断し、終了するとS18に進み、終了していないとS12に進む。
【0023】
S18では、V.21のNSF/CSI/DIS信号の送信を行う。ここで、DIS信号によりECM受信機能ありを宣言する。そして、S20では、V.21のNSS/TSI/DCS信号の受信を行う。
【0024】
次に、S22では、DCS信号により、ECM通信が指定されたか否かを判断し、指定されるとS24に進み、指定されていないとS30に進む。
【0025】
S24では、信号線20cを介して4バイト受信したら、インタラプトを出力する設定とする。S26では、ECMのインタラプト処理を行い、受信情報を復号化して記録する。次に、S28では、後手順を行い、S2に進む。
【0026】
S30では、伝送スピードが14.4kb/s、あるいは、12kb/s、あるいは9.6kb/sであるか否かを判断し、肯定応答であるとS32に進み、否定応答である、すなわち7.2kb/s、あるいは4.8kb/s、あるいは2.4kb/sであると、S38に進む。
【0027】
S32では、信号線20cを介して2バイト受信したらインタラプトを出力する設定とし、S34では、ノーマルG3のインタラプト処理を行い、受信情報を復号化して記録する。そして、S36では後手順を行い、S2に進む。
【0028】
S38では、信号線20cを介して1バイト受信したらインタラプトを出力する設定とし、S34に進む。
【0029】
また、S40では、V.8のJM信号の送信を行い、S42では、V.8のCJ信号の受信を行う。また、S44では、ラインプロービングの受信を行い、S46では、ロングトレーニング信号の受信を行う。さらに、S48では、パラメータ交換を行い、S50に進む。
【0030】
S50では、ECM通信であるか否かを判断し、ECM通信でないとS52に進み、ECM通信であるとS24に進む。
【0031】
S52では、伝送スピードが28.8kb/s、あるいは、26.4kb/sあるいは24.0kb/sであるか否かを判断し、肯定応答であると、S56に進み、否定応答であるとS54に進む。
【0032】
S54では、伝送スピードが21.6kb/s、あるいは、19.2kb/s、あるいは、16.8kb/sであるか否かを判断し、肯定応答であると、S58に進み、否定応答であるとS30に進む。
【0033】
S56では、信号線20cを介して4バイト受信したらインタラプトを出力する設定とし、S34に進む。また、S58では、信号線20cを介して3バイト受信したらインタラプトを出力する設定とし、S34に進む。
【0034】
次に、図5のS60では、ECMのインタラプト処理を開始する。そして、S62では、信号線20bのステータス情報を入力し、アボードが発生したか否かを判断し、アボードが発生しているとS64に進み、今受信しているフレームを捨てて、S74で本ルーチンより抜ける。
【0035】
また、アボードが発生していないとS66に進む。S66では、S62で入力した信号線20bのステータス情報より、エンドオブフレームを検出したか否かを判断し、検出するとS68に進み、検出していないとS80に進み、信号線20cにより設定したバイト数のデータを信号線20bを介して変復調器からリードし、メモリへ格納して、S74で本ルーチンより抜ける。
【0036】
また、S66で検出するとS68に進む。S68では、S62で入力した信号線20bのステータス情報より、CRCエラーがあるか否かを判断し、エラーがあるとS78に進み、今受信したフレームをエラーフレームとして処理し、エラーがないとS70に進む。
【0037】
S70では、S62で入力した信号線20bのステータス情報より、RCP信号を検出したか否かを判断し、検出していないと、S76に進み、今受信したフレームを正常フレームとして処理し、S74で本ルーチンより抜ける。また、S70で検出するとS72に進み、画信号の受信から抜け、中間手順へ移行し、S74で本ルーチンより抜ける。
【0038】
図6のS82では、ノーマルG3のインタラプト処理を開始する。ノーマルG3では、受信情報をリアルタイムでデコードして、初めてRTC信号の検出が可能なので、伝送速度が遅い場合、複数バイト受信するのを待つと、画信号の受信が終了してしまう。よって、伝送速度に応じて、インタラプトをかける受信バイト数を変える。
【0039】
S84では、所定時間、例えば、5ms連続してキャリアが断であるか否かを判断し、キャリアが5mS連続して断であると、S90に進み画信号の受信から抜け、中間手順へ移行し、S92で本ルーチンより抜ける。
【0040】
また、S90で5mS連続して断でないと、S86に進む。S86では、メインのデコード処理系にて、RTC信号を検出したか否かを判断し、RTC信号を検出すると、上記S90に進む。また、RTC信号を検出していないと、S88に進み、信号線20cにより設定したバイト数のデータを信号線20bを介して変復調器からリードしてメモリへ格納し、S92で本ルーチンより抜ける。
【0041】
以上のように、本実施例によれば、28.8kb/sの受信時は4バイト、14.4kb/sの受信時は2バイト、7.2kb/sの受信時は1バイト受信時にインタラプトをかける使い方が可能になり、システムスループットの現状を維持した上で、高伝送速度への対応が可能になり、さらに、受信時のインタラプトがかかるまでの後れが長くなることもなく、画信号のRTC信号の受信、手順信号への移行タイミングを守ることが可能になる。
【0042】
また、ECM通信等のHDLCフォーマット化された信号の受信では、所定バイトにてインタラプトを発生する設定においても、クローズドフラグの検出によりインタラプトをかけるので、すべての伝送速度において、長いバイト数受信することにより、インタラプトをかけるようにすれば、インタラプト処理に伴う、PUSH、POP処理が少なくなり、システムの負荷を低減できるという長所がある。
【0043】
なお、以上の実施例で示した具体的数値等は一例であり、本発明は、適宜変形し得るものである。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、ECM通信時においては、伝送とは無関係に長いバイト数を受信する毎にインタラプトをかけるようにすれば、インタラプト処理に伴う、PUSH、POP処理が少なくなり、システムの負荷を低減することが可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図5】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図6】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2…NCU、
4…電話機、
6…ハイブリッド回路、
8…変復調器、
10…ANSam送出回路、
12…加算回路、
14…読取回路、
16…記録回路、
18…メモリ回路、
20…制御回路。
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に手順信号、画情報のインタラプトによる受信処理を行うファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のファクシミリ装置においては、手順信号の受信、あるいは画信号の受信において、同一のインタラプト処理を行うようになっており、1バイトのデータを受信終了すると、モデムがCPU(制御回路)にインタラプトをかけていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近、V.34の勧告化が進んできており、伝送速度も28.8kb/sまで速くなってきた。このため、1バイトのデータを受信終了する毎にインタラプトを発生すると、処理速度が間に合わなくなることも予想され、このインタラプトをかける受信バイト長は複数バイトとなっている。しかし、このインタラプトの制御方法に関しては指定されていない。
【0004】
本発明は、変復調手段のインタラプトを適正に制御することができるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、受信時に、所定量のデータを受信する毎にインタラプト処理をかける変復調手段を有するファクシミリ装置において、受信時の伝送スピードに応じて、上記所定量の値を変え、また、ノーマルG3通信時には、上記所定量の値を変える制御を適用し、ECM通信時には、受信時の伝送スピードとは無関係に上記所定量の値を一定とするファクシミリ装置である。
【0007】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0008】
NCU(網制御装置)2は、電話網をデータ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への切換えを行なったり、ループの保持を行なうものである。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接続されている。
【0009】
ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号をNCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復調器8に送るものである。
【0010】
変復調器8は、ITU−T勧告V.8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.34に基づいた変調および復調を行う変復調器であり、信号線20cにより、各伝送モードが指定される。また、信号線20cを介して、所定バイト受信すると、インタラプトを発生するところの所定バイト数の設定ができる。
【0011】
そして、この変復調器8は、信号受信状態においては、設定された所定バイトのデータを受信する、あるいはアボード信号を検出する、あるいはクローズドフラグを検出すると、信号線8bにIRQ(インタラプトリクエスト)を出力し、信号線20hにて、所定バイトのデータをリードする、あるいはステータスをリードするとIRQをおとす。
【0012】
ANSam送出回路10は、ANSam信号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル「1」の信号が出力されている時には、信号線10aにANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに何も信号を出力しない。
【0013】
加算回路12は、信号線8aの情報と信号線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力するものである。記録回路16は、信号線20eに出力されている情報を順次1ライン毎に記録するものである。
【0014】
メモリ回路18は、読取りデータの生情報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために使用する。
【0015】
制御回路20は、ファクシミリ装置全体の制御を行うものであり、特に本実施例では、ノーマルG3モードでの受信においては、受信時の伝送スピードに従い、変復調器8のインタラプト処理をかけるための所定バイト数の値を変える処理を行うものであり、ここでは、受信伝送スピードが速い時ほど、所定バイト数の値を長くする。また、ECMモードでの受信時においては、受信時の伝送スピードに無関係に所定バイトの値を一定にする。
【0016】
具体的には、ノーマルG3において伝送スピードが28.8kb/s、26.4kb/s、24kb/sの受信時は、4バイト受信する毎にインタラプトをかけ、伝送スピードが21.6kb/s、19.2kb/s、16.8kb/sの受信時は、3バイト受信する毎にインタラプトをかけ、伝送スピードが14.4kb/s、12kb/s、9.6kb/sの受信時は、2バイト受信する毎にインタラプトをかけ、7.2kb/s、4.8kb/s、2.4kb/sの受信時は、1バイト受信する毎にインタラプトをかける。また、ECM受信時は、伝送スピードにかかわらず、4バイト受信時にインタラプトを発生する。
【0017】
図2〜図6は、本実施例における制御回路20の制御の流れを示すフローチャートであり、図2〜図4は、メインルーチンを示し、図5、図6は、インタラプトルーチンを示している。
【0018】
図2において、まず、S0で動作を開始し、S2では、信号線20aに信号レベル「0」の信号を出力してCMLをオフする。S4では、信号線20dに信号レベル「0」の信号を出力しANSam信号を送出しない状態とする。
【0019】
S6では、受信が選択されたか否かを判断し、選択されるとS10に進み、選択されていないとS8に進み、その他の処理をして、S2に戻る。
【0020】
S10では、信号線20aに信号レベル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S12では、V.8のANSam信号の送信を行う。
【0021】
S14では、V.8のCM信号を受信したか否かを判断し、CM信号を受信するとS40に進み、CM信号を受信していないとS16に進む。
【0022】
S16では、ANSam信号の送信が終了したか否かを判断し、終了するとS18に進み、終了していないとS12に進む。
【0023】
S18では、V.21のNSF/CSI/DIS信号の送信を行う。ここで、DIS信号によりECM受信機能ありを宣言する。そして、S20では、V.21のNSS/TSI/DCS信号の受信を行う。
【0024】
次に、S22では、DCS信号により、ECM通信が指定されたか否かを判断し、指定されるとS24に進み、指定されていないとS30に進む。
【0025】
S24では、信号線20cを介して4バイト受信したら、インタラプトを出力する設定とする。S26では、ECMのインタラプト処理を行い、受信情報を復号化して記録する。次に、S28では、後手順を行い、S2に進む。
【0026】
S30では、伝送スピードが14.4kb/s、あるいは、12kb/s、あるいは9.6kb/sであるか否かを判断し、肯定応答であるとS32に進み、否定応答である、すなわち7.2kb/s、あるいは4.8kb/s、あるいは2.4kb/sであると、S38に進む。
【0027】
S32では、信号線20cを介して2バイト受信したらインタラプトを出力する設定とし、S34では、ノーマルG3のインタラプト処理を行い、受信情報を復号化して記録する。そして、S36では後手順を行い、S2に進む。
【0028】
S38では、信号線20cを介して1バイト受信したらインタラプトを出力する設定とし、S34に進む。
【0029】
また、S40では、V.8のJM信号の送信を行い、S42では、V.8のCJ信号の受信を行う。また、S44では、ラインプロービングの受信を行い、S46では、ロングトレーニング信号の受信を行う。さらに、S48では、パラメータ交換を行い、S50に進む。
【0030】
S50では、ECM通信であるか否かを判断し、ECM通信でないとS52に進み、ECM通信であるとS24に進む。
【0031】
S52では、伝送スピードが28.8kb/s、あるいは、26.4kb/sあるいは24.0kb/sであるか否かを判断し、肯定応答であると、S56に進み、否定応答であるとS54に進む。
【0032】
S54では、伝送スピードが21.6kb/s、あるいは、19.2kb/s、あるいは、16.8kb/sであるか否かを判断し、肯定応答であると、S58に進み、否定応答であるとS30に進む。
【0033】
S56では、信号線20cを介して4バイト受信したらインタラプトを出力する設定とし、S34に進む。また、S58では、信号線20cを介して3バイト受信したらインタラプトを出力する設定とし、S34に進む。
【0034】
次に、図5のS60では、ECMのインタラプト処理を開始する。そして、S62では、信号線20bのステータス情報を入力し、アボードが発生したか否かを判断し、アボードが発生しているとS64に進み、今受信しているフレームを捨てて、S74で本ルーチンより抜ける。
【0035】
また、アボードが発生していないとS66に進む。S66では、S62で入力した信号線20bのステータス情報より、エンドオブフレームを検出したか否かを判断し、検出するとS68に進み、検出していないとS80に進み、信号線20cにより設定したバイト数のデータを信号線20bを介して変復調器からリードし、メモリへ格納して、S74で本ルーチンより抜ける。
【0036】
また、S66で検出するとS68に進む。S68では、S62で入力した信号線20bのステータス情報より、CRCエラーがあるか否かを判断し、エラーがあるとS78に進み、今受信したフレームをエラーフレームとして処理し、エラーがないとS70に進む。
【0037】
S70では、S62で入力した信号線20bのステータス情報より、RCP信号を検出したか否かを判断し、検出していないと、S76に進み、今受信したフレームを正常フレームとして処理し、S74で本ルーチンより抜ける。また、S70で検出するとS72に進み、画信号の受信から抜け、中間手順へ移行し、S74で本ルーチンより抜ける。
【0038】
図6のS82では、ノーマルG3のインタラプト処理を開始する。ノーマルG3では、受信情報をリアルタイムでデコードして、初めてRTC信号の検出が可能なので、伝送速度が遅い場合、複数バイト受信するのを待つと、画信号の受信が終了してしまう。よって、伝送速度に応じて、インタラプトをかける受信バイト数を変える。
【0039】
S84では、所定時間、例えば、5ms連続してキャリアが断であるか否かを判断し、キャリアが5mS連続して断であると、S90に進み画信号の受信から抜け、中間手順へ移行し、S92で本ルーチンより抜ける。
【0040】
また、S90で5mS連続して断でないと、S86に進む。S86では、メインのデコード処理系にて、RTC信号を検出したか否かを判断し、RTC信号を検出すると、上記S90に進む。また、RTC信号を検出していないと、S88に進み、信号線20cにより設定したバイト数のデータを信号線20bを介して変復調器からリードしてメモリへ格納し、S92で本ルーチンより抜ける。
【0041】
以上のように、本実施例によれば、28.8kb/sの受信時は4バイト、14.4kb/sの受信時は2バイト、7.2kb/sの受信時は1バイト受信時にインタラプトをかける使い方が可能になり、システムスループットの現状を維持した上で、高伝送速度への対応が可能になり、さらに、受信時のインタラプトがかかるまでの後れが長くなることもなく、画信号のRTC信号の受信、手順信号への移行タイミングを守ることが可能になる。
【0042】
また、ECM通信等のHDLCフォーマット化された信号の受信では、所定バイトにてインタラプトを発生する設定においても、クローズドフラグの検出によりインタラプトをかけるので、すべての伝送速度において、長いバイト数受信することにより、インタラプトをかけるようにすれば、インタラプト処理に伴う、PUSH、POP処理が少なくなり、システムの負荷を低減できるという長所がある。
【0043】
なお、以上の実施例で示した具体的数値等は一例であり、本発明は、適宜変形し得るものである。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、ECM通信時においては、伝送とは無関係に長いバイト数を受信する毎にインタラプトをかけるようにすれば、インタラプト処理に伴う、PUSH、POP処理が少なくなり、システムの負荷を低減することが可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図5】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図6】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2…NCU、
4…電話機、
6…ハイブリッド回路、
8…変復調器、
10…ANSam送出回路、
12…加算回路、
14…読取回路、
16…記録回路、
18…メモリ回路、
20…制御回路。
Claims (3)
- 受信時に、所定量のデータを受信する毎にインタラプト処理をかける変復調手段を有するファクシミリ装置において、
受信時の伝送スピードに応じて、上記所定量の値を変え、また、ノーマルG3通信時には、上記所定量の値を変える制御を適用し、ECM通信時には、受信時の伝送スピードとは無関係に上記所定量の値を一定とすることを特徴とするファクシミリ装置。 - 請求項1において、
受信伝送スピードが速い時ほど、上記所定量の値を大きくすることを特徴とするファクシミリ装置。 - 請求項1または請求項2において、
上記所定量は、バイト単位で処理することを特徴とするファクシミリ装置。
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