JP3543015B2 - 鉄筋組み立て用治具 - Google Patents

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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F27/00Making wire network, i.e. wire nets
    • B21F27/12Making special types or portions of network by methods or means specially adapted therefor
    • B21F27/121Making special types or portions of network by methods or means specially adapted therefor of tubular form, e.g. as reinforcements for pipes or pillars
    • B21F27/125Making special types or portions of network by methods or means specially adapted therefor of tubular form, e.g. as reinforcements for pipes or pillars by attaching individual stirrups to longitudinal wires

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は鉄筋を組み立てるための治具に関し、更に詳細には例えばPC梁を地上で形成するに際し、主筋等を所定の位置に架設するための治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、鉄筋コンクリート建築において上部躯体のラーメン体となる梁のように、内部に鉄筋を有するコンクリート製品を製造する場合、主筋1をいかにして所定の位置に架設するかが問題である。
【0003】
そこで、従来は図6に示すような方法が採られていた。これは主筋1を上下に4本づつ配置した状態でコンクリートを打設し、大梁を地上で組み立てるものである。主筋1はその架設位置を正確にするため治具によって保持されている。まず、主筋1の両端は、ベニアまたは鉄板等の板材30にドリルにより主筋の本数分の孔を開けたものによって保持されている。つまり孔に主筋1の端部を差し込むことによって保持される。
【0004】
しかしこれだけでは主筋1の中間部分が撓むので、鉄棒31を支持台32で支持し、この鉄棒31で主筋1を下支えして撓みを防止するようにしていた。そして、この鉄棒31で支持された主筋1を別の定規で測りながら主筋1同士の間隔を調整するようにしていた。これにより、主筋1は所定の位置に架設されることとなり、コンクリート打設が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述した従来の治具では主筋両端の位置は略正確に決まるものの、中間部においてはその位置を規制するものがなく、不正確になり易いという問題がある。特にPC(プレキャストコンクリート)梁では下主筋がコンクリートに埋まってしまうため、上部の躯体へセットする際には2ミリ程度の誤差しか許されないこととなるが前記した治具ではその精度を出すのが困難である。
【0006】
また、固定的な治具であるため、例えば、梁の中途に構造変更があった場合でもそれに適応して主筋の位置を設定することができないという欠点があった。
更に、主筋1の中間部分は鉄棒上で支持されているが、鉄棒が固定されているため主筋1を自由にスライドさせることは困難である。このため多くの人手がかかり作業の円滑性にも欠けるという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、任意の構造を高い精度で得られると共に、作業性が良好で人手を大幅に削減することができる鉄筋組み立て用治具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記技術的課題を解決するために、鉄筋コンクリート部材の形成にあたり、主筋1を所定の位置に架設する治具において、以下のような構成とした。
【0009】
すなわち、本発明は、棒状の主筋1の両端部において前記主筋1を支持する妻型枠2と、前記主筋1の中間部において主筋1を支持する受台部3とを有し、前記受台部3が棒状体4に所定の間隔でフランジ群5を形成したローラー部6、及びこのローラー部6を回転可能かつ任意の高さで支持する支持台7を含むことを特徴とする(請求項1に対応)。
【0010】
また、本発明において、妻型枠2には、主筋1を着脱自在に載置する係合台8が夫々の主筋1に対応させて形成されていると共に、前記フランジ群5は隣り合うフランジ9の間隔が前記主筋1の外径に一致する1組のフランジを複数組設け、主筋1同士の間隔を設定するよう構成されていることを特徴とする(請求項2に対応)。
【0011】
なお、前記係合台8は主筋1の数だけ必要であり、例えば16本の主筋1を支持させる場合には片側で16個の係合台8が必要となる。
【0012】
【作用】
本発明の鉄筋組み立て用治具によると、妻型枠2と受台部3とを所定の位置に配置した上で、主筋1の両端を係合台8に載置する。これと同時に主筋1をフランジ9の間に置いて位置を確定させる。
【0013】
ここで前記主筋1を置く際、ローラー部6が自由に回転するため一人で作業することが可能となる。すなわち、主筋1の片方を持つだけで位置を自由に変更することができる。
【0014】
また、棒状体4に設けたフランジ群5は隣り合うフランジ9の間隔が前記主筋1の外径に一致させてある1組のフランジを設けたことで主筋の位置決めが極めて正確となる。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の鉄筋組み立て用治具を図1ないし図5に示される実施例について更に詳細に説明する。
【0016】
この実施例は、PC梁を地上で形成するにあたり、主筋1を所定の位置に架設する治具である。主筋1は棒状であり原則として梁の全長よりも長いものが使用される。そして、この主筋1の両端部に相当する位置に主筋1を支持する妻型枠2が配置されている。
【0017】
妻型枠2は、図4に示されるように、基台Aに立設された柱2a、2aに2枚の桁板2b、2bがボルト2cで固定され、この桁板2b、2bにそれぞれ係合台8が8個づつ溶接されて構成されている。係合台8は一枚の桁板2bに対して水平に4個配置された列が2段に配列され、各係合台8は円筒体を軸方向に2分したような形状を呈している。この円筒体の内径は主筋1の外径と一致し、主筋1を載置した際にガタツキがなくなるようにされている。
【0018】
主筋1の中間部には、主筋1を支持する受台部3が配置されている。この受台部3は棒状体4に所定の間隔でフランジ群5を形成したローラー部(サヤ管)6と、このローラー部6を回転可能かつ任意の高さで支持する支持台7とから構成されている。
【0019】
すなわち、フランジ群5は合計8枚のフランジ9で構成されており、隣り合うフランジ9の間隔は主筋1の外径に一致されている。これにより、主筋1の位置が正確に規制される。そして、2枚で1組のフランジ9は4組設けられ、主筋1同士の間隔を設定するようになっている。
【0020】
そして、支持台7は図3に示されるように、ローラー部6を直接受ける軸受け板7aがボルト7cで支持台7に取り付けられている。この軸受け板7aにはローラー部6を回転自在に支持する凹部7bが設けられている。なお、支持台7には多数の取り付け孔7dが形成されており、軸受け板7aを任意の高さで取り付けることができるようになっている。
【0021】
使用に際しては、妻型枠2と受台部3とを所定の位置に配置した上で主筋1の両端を係合台8に載置する。これと同時に主筋1をフランジ9の間に置いて位置を確定させる。主筋1を置く際、ローラー部6が自由に回転するため一人で作業することが可能となる。すなわち、主筋1の片方を持つだけで位置を自由に変更することができる。
【0022】
また、梁の断面構造が中途で変更される場合、主筋1の位置を変更することとなるが、この場合は軸受け板7aの位置を変更したり増設するだけで任意の位置で主筋を支持させることができる。
【0023】
以上の構成とすることにより、主筋1の配置が容易となり人工数が20%削減できた。また、治具の部品点数が減り繁雑さが減少した。更に、精度が大幅に向上し毛戻りがなくなった。このため工期を躯体工程へ振り向けることができ余裕のある施工が可能となった。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の鉄筋組み立て用治具によれば、主筋の中間部をローラー部上で支持するようにしたので、主筋の配置が容易となり人工数の削減が可能となった。
【0025】
また、本発明の鉄筋組み立て用治具によれば、主筋をフランジの間に置いて位置を確定させるようにしたので、主筋の位置決めが極めて正確となり製品の精度を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る鉄筋組立て用治具の全体を示す正面図である。
【図2】図1に示される実施例の鉄筋組立て用治具におけるローラー部を部分的に示す平面図である。
【図3】図1に示される実施例の鉄筋組立て用治具における支持台を拡大して示す部分的な側面図である。
【図4】図1に示される実施例の鉄筋組立て用治具における妻型枠の正面図である。
【図5】図1に示される実施例の鉄筋組み立て用治具における全体の配置状態を示す斜視図である。
【図6】従来の鉄筋組み立て用治具を部分的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 主筋
2 妻型枠
3 受台部
4 棒状体
5 フランジ群
6 ローラー部
7 支持台
8 係合台
9 フランジ

Claims (2)

  1. 鉄筋コンクリート部材の形成にあたり、主筋を所定の位置に架設する治具において、
    棒状の主筋の両端部において前記主筋を支持する妻型枠と、前記主筋の中間部において主筋を支持する受台部とを有し、前記受台部が棒状体に所定の間隔でフランジ群を形成したローラー部、及びこのローラー部を回転可能かつ任意の高さで支持する支持台を含むことを特徴とする鉄筋組み立て用治具。
  2. 前記妻型枠には前記主筋を着脱自在に載置する係合台が夫々の主筋に対応させて形成されていると共に、前記フランジ群は隣り合うフランジの間隔が前記主筋の外径に一致する1組のフランジを複数組設けて前記主筋同士の間隔を設定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋組み立て用治具。
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