JPH09287204A - 塗布材料の定着用鉄筋装置 - Google Patents
塗布材料の定着用鉄筋装置Info
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- JPH09287204A JPH09287204A JP10270996A JP10270996A JPH09287204A JP H09287204 A JPH09287204 A JP H09287204A JP 10270996 A JP10270996 A JP 10270996A JP 10270996 A JP10270996 A JP 10270996A JP H09287204 A JPH09287204 A JP H09287204A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各定着用独立単位体の鋼板面に対する取付け
を容易に、正確に、能率よく行うことができる塗布材料
の定着用鉄筋装置を提供する点にある。 【解決手段】 鋼板20面に厚く塗布して硬化する塗布
材料21内に埋設可能な複数の定着用独立単位体1を有
し、同各定着用独立単位体1を、鋼板20面にスタッド
溶接した直立状態の軸状線材部2と、同軸状線材部2の
先端部に鋼板20面に対して略平行になるように固定し
たループ状線材部3とにより構成している。
を容易に、正確に、能率よく行うことができる塗布材料
の定着用鉄筋装置を提供する点にある。 【解決手段】 鋼板20面に厚く塗布して硬化する塗布
材料21内に埋設可能な複数の定着用独立単位体1を有
し、同各定着用独立単位体1を、鋼板20面にスタッド
溶接した直立状態の軸状線材部2と、同軸状線材部2の
先端部に鋼板20面に対して略平行になるように固定し
たループ状線材部3とにより構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板面に厚く塗布
される塗布材料(ライニング)の定着用鉄筋装置に関す
るものである。
される塗布材料(ライニング)の定着用鉄筋装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の塗布材料の定着用鉄筋装置を図
5、図6、及び図7、図8に示した。先ず図5、図6の
塗布材料の定着用鉄筋装置を説明すると、20が鋼板、
21が鋼板20面に厚く塗布した塗布材料である。定着
用鉄筋は、鋼板20面上に左右方向に375mmの間隔
を置いてスタッド溶接した8mmφ×40mm長さのス
タッド軸部22と、スタッド軸部22の上端部よりも少
し下の側面に接するように鋼板20面に対して平行(水
平方向)に配置してスタッド軸部22に溶接した6mm
φの横鉄筋23と、スタッド軸部22の上端部の側面に
接するように鋼板20面に対して平行(水平方向)に配
置してスタッド軸部22に溶接した6mmφの縦鉄筋2
4と、縦鉄筋24の上に溶接するか針金により固縛した
3.2mmφ×75mm目の金網25とより構成されて
いる。
5、図6、及び図7、図8に示した。先ず図5、図6の
塗布材料の定着用鉄筋装置を説明すると、20が鋼板、
21が鋼板20面に厚く塗布した塗布材料である。定着
用鉄筋は、鋼板20面上に左右方向に375mmの間隔
を置いてスタッド溶接した8mmφ×40mm長さのス
タッド軸部22と、スタッド軸部22の上端部よりも少
し下の側面に接するように鋼板20面に対して平行(水
平方向)に配置してスタッド軸部22に溶接した6mm
φの横鉄筋23と、スタッド軸部22の上端部の側面に
接するように鋼板20面に対して平行(水平方向)に配
置してスタッド軸部22に溶接した6mmφの縦鉄筋2
4と、縦鉄筋24の上に溶接するか針金により固縛した
3.2mmφ×75mm目の金網25とより構成されて
いる。
【0003】そして以上の定着用鉄筋22〜25が鋼板
20面に厚く塗布した塗布材料21に埋設される。次に
図7、図8の塗布材料の定着用鉄筋装置を説明すると、
定着用鉄筋は、鋼板20面の上に縦方向には450mm
ピッチ、横方向には300mmピッチでスタッド溶接し
た8mmφ×40mm高さの逆L状スタッド軸部26
と、逆L状スタッド軸部26のL状ヘッド部に針金37
により固縛した5mmφ×150mm目の溶接成形され
た金網28とにより構成されている。
20面に厚く塗布した塗布材料21に埋設される。次に
図7、図8の塗布材料の定着用鉄筋装置を説明すると、
定着用鉄筋は、鋼板20面の上に縦方向には450mm
ピッチ、横方向には300mmピッチでスタッド溶接し
た8mmφ×40mm高さの逆L状スタッド軸部26
と、逆L状スタッド軸部26のL状ヘッド部に針金37
により固縛した5mmφ×150mm目の溶接成形され
た金網28とにより構成されている。
【0004】そしてこの定着用鉄筋26〜28も鋼板2
0面に厚く塗布した塗布材料21に埋設される。
0面に厚く塗布した塗布材料21に埋設される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記図5、図6に示す
従来の塗布材料の定着用鉄筋装置は、建造された構造物
の現場において、鋼板20面に一定間隔を置いて多数
のスタッド軸部22を溶接し、次いでこれらスタッド
軸部22の上に横鉄筋23を配置して溶接し、次いで
スタッド軸部22の上に縦鉄筋24を配置して溶接し、
次いで縦鉄筋24の上に金網25を溶接するか針金に
より固縛するという4工程の作業が必要になり、定着用
鉄筋の組み立てに相当の時間と労力とが必要で、塗布材
料の塗布作業の工期が長引く。
従来の塗布材料の定着用鉄筋装置は、建造された構造物
の現場において、鋼板20面に一定間隔を置いて多数
のスタッド軸部22を溶接し、次いでこれらスタッド
軸部22の上に横鉄筋23を配置して溶接し、次いで
スタッド軸部22の上に縦鉄筋24を配置して溶接し、
次いで縦鉄筋24の上に金網25を溶接するか針金に
より固縛するという4工程の作業が必要になり、定着用
鉄筋の組み立てに相当の時間と労力とが必要で、塗布材
料の塗布作業の工期が長引く。
【0006】また前記図7、図8に示す従来の塗布材料
の定着用鉄筋装置は、逆L状スタッド軸部26を溶接す
る作業と、金網28を針金27により固縛する作業の2
工程になって、工程数が減少するが、金網28の重量が
重く、金網28の取付け作業性が悪くて、組み立て作業
が長引くという問題があった。本発明は前記の問題点に
鑑み提案するものであり、その目的とする処は、各定着
用独立単位体の鋼板面に対する取付けを容易に、正確
に、能率よく行うことができる塗布材料の定着用鉄筋装
置を提供しようとする点にある。
の定着用鉄筋装置は、逆L状スタッド軸部26を溶接す
る作業と、金網28を針金27により固縛する作業の2
工程になって、工程数が減少するが、金網28の重量が
重く、金網28の取付け作業性が悪くて、組み立て作業
が長引くという問題があった。本発明は前記の問題点に
鑑み提案するものであり、その目的とする処は、各定着
用独立単位体の鋼板面に対する取付けを容易に、正確
に、能率よく行うことができる塗布材料の定着用鉄筋装
置を提供しようとする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の塗布材料の定着用鉄筋装置は、鋼板面に
厚く塗布して硬化する塗布材料内に埋設可能な複数の定
着用独立単位体を有し、同各定着用独立単位体を、前記
鋼板面にスタッド溶接した直立状態の軸状線材部と、同
軸状線材部の先端部に前記鋼板面に対して略平行になる
ように固定したループ状線材部とにより構成している。
めに、本発明の塗布材料の定着用鉄筋装置は、鋼板面に
厚く塗布して硬化する塗布材料内に埋設可能な複数の定
着用独立単位体を有し、同各定着用独立単位体を、前記
鋼板面にスタッド溶接した直立状態の軸状線材部と、同
軸状線材部の先端部に前記鋼板面に対して略平行になる
ように固定したループ状線材部とにより構成している。
【0008】
(第1実施形態)次に本発明の塗布材料の定着用鉄筋装
置を図1、図2に示す第1実施形態により説明する。図
1は、本定着用鉄筋装置の平面図、図2は、図1の矢視
A−A線に沿う縦断側面図である。なお従来の定着用鉄
筋装置のうち、同一部分については、同一符号を用いて
具体的な説明を省略している。
置を図1、図2に示す第1実施形態により説明する。図
1は、本定着用鉄筋装置の平面図、図2は、図1の矢視
A−A線に沿う縦断側面図である。なお従来の定着用鉄
筋装置のうち、同一部分については、同一符号を用いて
具体的な説明を省略している。
【0009】図1、図2の1が複数の定着用独立単位体
で、同各定着用独立単位体1は、鋼板20面にスタッド
溶接した直立状態の軸状線材部2と、同軸状線材部2の
先端部に鋼板20面に対して略平行になるように溶接し
た円形ループ状線材部3とにより構成されている。上記
円形ループ状線材部3には、6mmφの線材で150m
mφの円形ループを形成したものが使用されている。そ
して各定着用独立単位体1は、横方向には225mmピ
ッチ、縦方向には200mmピッチで千鳥状にマーキン
グした鋼板20上の位置に溶接されている。
で、同各定着用独立単位体1は、鋼板20面にスタッド
溶接した直立状態の軸状線材部2と、同軸状線材部2の
先端部に鋼板20面に対して略平行になるように溶接し
た円形ループ状線材部3とにより構成されている。上記
円形ループ状線材部3には、6mmφの線材で150m
mφの円形ループを形成したものが使用されている。そ
して各定着用独立単位体1は、横方向には225mmピ
ッチ、縦方向には200mmピッチで千鳥状にマーキン
グした鋼板20上の位置に溶接されている。
【0010】上記各定着用独立単位体1は、工場で予め
製作しておく。同各定着用独立単位体1の重量は、1個
当たり150〜200g程度と非常に軽量になるので、
同各定着用独立単位体1の取付けに際しては、同各定着
用独立単位体1を現場へ輸送し、鋼板20面のマーキン
グ位置にスタッド溶接機の溶接トーチを使用して溶接し
てゆく。
製作しておく。同各定着用独立単位体1の重量は、1個
当たり150〜200g程度と非常に軽量になるので、
同各定着用独立単位体1の取付けに際しては、同各定着
用独立単位体1を現場へ輸送し、鋼板20面のマーキン
グ位置にスタッド溶接機の溶接トーチを使用して溶接し
てゆく。
【0011】(第2実施形態)次に本発明の塗布材料の
定着用鉄筋装置を図3に示す第2実施形態により説明す
る。図3(a)(b)は、定着用独立単位体1の2つの
構成例を示している。図3(a)の定着用独立単位体1
は、鋼板20面にスタッド溶接した直立状態の軸状線材
部2と、同軸状線材部2の先端部に鋼板20面に対して
略平行になるように形成した円形ループ状線材部
(「の」字状に形成したループ状線材部)3aとにより
構成されている。
定着用鉄筋装置を図3に示す第2実施形態により説明す
る。図3(a)(b)は、定着用独立単位体1の2つの
構成例を示している。図3(a)の定着用独立単位体1
は、鋼板20面にスタッド溶接した直立状態の軸状線材
部2と、同軸状線材部2の先端部に鋼板20面に対して
略平行になるように形成した円形ループ状線材部
(「の」字状に形成したループ状線材部)3aとにより
構成されている。
【0012】上記定着用独立単位体1は、6mmφの1
本のSUS線材により、軸状線材部2と円形ループ状線
材部3とが連続して形成されている。4は「の」字状に
形成したループ状線材部3aの円形終端部と円形始端部
との溶接部、5は軸状線材部2下端部の鋼板20面に対
する溶接部である。図3(b)の定着用独立単位体1
は、鋼板20面にスタッド溶接した直立状態の軸状線材
部6と、同軸状線材部6の上端側部に鋼板20面に対し
て略平行になるように溶接した円形ループ状線材部
(「の」字状に形成したループ状線材部)3bとにより
構成されている。
本のSUS線材により、軸状線材部2と円形ループ状線
材部3とが連続して形成されている。4は「の」字状に
形成したループ状線材部3aの円形終端部と円形始端部
との溶接部、5は軸状線材部2下端部の鋼板20面に対
する溶接部である。図3(b)の定着用独立単位体1
は、鋼板20面にスタッド溶接した直立状態の軸状線材
部6と、同軸状線材部6の上端側部に鋼板20面に対し
て略平行になるように溶接した円形ループ状線材部
(「の」字状に形成したループ状線材部)3bとにより
構成されている。
【0013】上記軸状線材部6には、8mmφ×42m
mL(長さ)のSUS線材が使用されている。また上記
円形ループ状線材部3bには、6mmφのSUS線材が
使用され、同円形ループ状線材部3bが外径150mm
の「の」字状に形成されている。4は「の」字状に形成
したループ状線材部3bの円形終端部と円形始端部との
溶接部、7はループ状線材部3bの直線状基端部と軸状
線材部6の上端側部との溶接部である。
mL(長さ)のSUS線材が使用されている。また上記
円形ループ状線材部3bには、6mmφのSUS線材が
使用され、同円形ループ状線材部3bが外径150mm
の「の」字状に形成されている。4は「の」字状に形成
したループ状線材部3bの円形終端部と円形始端部との
溶接部、7はループ状線材部3bの直線状基端部と軸状
線材部6の上端側部との溶接部である。
【0014】(第3実施形態)次に本発明の塗布材料の
定着用鉄筋装置を図4に示す第3実施形態により説明す
る。図4(a)〜(d)は、定着用独立単位体1の4つ
の構成例を示している。図4(a)の定着用独立単位体
1は、鋼板20面にスタッド溶接した直立状態の軸状線
材部6と、同軸状線材部6の先端部(上端部)に鋼板2
0面に対して略平行になるように溶接した円形ループ状
線材部3cとにより構成されている。
定着用鉄筋装置を図4に示す第3実施形態により説明す
る。図4(a)〜(d)は、定着用独立単位体1の4つ
の構成例を示している。図4(a)の定着用独立単位体
1は、鋼板20面にスタッド溶接した直立状態の軸状線
材部6と、同軸状線材部6の先端部(上端部)に鋼板2
0面に対して略平行になるように溶接した円形ループ状
線材部3cとにより構成されている。
【0015】上記軸状線材部6には、8mmφ×42m
mL(長さ)のSUS線材が使用されている。また上記
円形ループ状線材部3cには、6mmφのSUS線材が
使用され、同円形ループ状線材部3cが外径150mm
の「の」字状に形成されている。4は「の」字状に形成
したループ状線材部3cの円形終端部と円形始端部との
溶接部、7はループ状線材部3cの直線状中間部と軸状
線材部6の上端部との溶接部、8はループ状線材部3c
の直線状基端部とループ状線材部3cの円形中間部との
溶接部である。
mL(長さ)のSUS線材が使用されている。また上記
円形ループ状線材部3cには、6mmφのSUS線材が
使用され、同円形ループ状線材部3cが外径150mm
の「の」字状に形成されている。4は「の」字状に形成
したループ状線材部3cの円形終端部と円形始端部との
溶接部、7はループ状線材部3cの直線状中間部と軸状
線材部6の上端部との溶接部、8はループ状線材部3c
の直線状基端部とループ状線材部3cの円形中間部との
溶接部である。
【0016】図4(b)の定着用独立単位体1は、鋼板
20面にスタッド溶接した直立状態の軸状線材部2と、
同軸状線材部2の先端部(上端部)に鋼板20面に対し
て略平行になるように形成した四角形ループ状線材部3
dとにより構成されている。同定着用独立単位体1は、
6mmφの1本のSUS線材により、軸状線材部2と四
角形ループ状線材部3dとが連続して形成されている。
20面にスタッド溶接した直立状態の軸状線材部2と、
同軸状線材部2の先端部(上端部)に鋼板20面に対し
て略平行になるように形成した四角形ループ状線材部3
dとにより構成されている。同定着用独立単位体1は、
6mmφの1本のSUS線材により、軸状線材部2と四
角形ループ状線材部3dとが連続して形成されている。
【0017】4は四角形に形成したループ状線材部3d
の四角形終端部と四角形始端部との溶接部、5は軸状線
材部2下端部の鋼板20面に対する溶接部である。図4
(c)の定着用独立単位体1は、鋼板20面にスタッド
溶接した直立状態の軸状線材部6と、同軸状線材部6の
上端側部に鋼板20面に対して略平行になるように溶接
した四角形ループ状線材部3eとにより構成されてい
る。
の四角形終端部と四角形始端部との溶接部、5は軸状線
材部2下端部の鋼板20面に対する溶接部である。図4
(c)の定着用独立単位体1は、鋼板20面にスタッド
溶接した直立状態の軸状線材部6と、同軸状線材部6の
上端側部に鋼板20面に対して略平行になるように溶接
した四角形ループ状線材部3eとにより構成されてい
る。
【0018】上記軸状線材部6には、8mmφ×42m
mL(長さ)のSUS線材が使用されている。また上記
四角形ループ状線材部3eには、6mmφのSUS線材
が使用され、同四角形ループ状線材部3eが「の」字状
に但し四角形に形成されている。4は四角形に形成した
ループ状線材部3eの四角形終端部と四角形始端部との
溶接部、7は四角形ループ状線材部3e基端部の軸状線
材部6上端側部に対する溶接部である。
mL(長さ)のSUS線材が使用されている。また上記
四角形ループ状線材部3eには、6mmφのSUS線材
が使用され、同四角形ループ状線材部3eが「の」字状
に但し四角形に形成されている。4は四角形に形成した
ループ状線材部3eの四角形終端部と四角形始端部との
溶接部、7は四角形ループ状線材部3e基端部の軸状線
材部6上端側部に対する溶接部である。
【0019】図4(d)の定着用独立単位体1は、鋼板
20面にスタッド溶接した直立状態の軸状線材部6と、
同軸状線材部6の上端部に鋼板20面に対して略平行に
なるように溶接した四角形ループ状線材部3fとにより
構成されている。上記軸状線材部6には、8mmφ×4
2mmL(長さ)のSUS線材が使用されている。また
上記四角形ループ状線材部3fには、6mmφのSUS
線材が使用されている。
20面にスタッド溶接した直立状態の軸状線材部6と、
同軸状線材部6の上端部に鋼板20面に対して略平行に
なるように溶接した四角形ループ状線材部3fとにより
構成されている。上記軸状線材部6には、8mmφ×4
2mmL(長さ)のSUS線材が使用されている。また
上記四角形ループ状線材部3fには、6mmφのSUS
線材が使用されている。
【0020】4は四角形に形成したループ状線材部3f
の四角形終端部と四角形始端部との溶接部、7は四角形
ループ状線材部3fの基端側中央部の軸状線材部6上端
部にに対する溶接部、8は四角形ループ状線材部3fの
基端側端部の四角形ループ状線材部3eの折曲部に対す
る溶接部である。前記第2、第3実施形態において、図
3(a)及び図4(b)の定着用独立単位体1は、単一
線材により構成されているので、定着用独立単位体1製
作時の溶接個所が一個所だけで最も少なく、図3(b)
及び図4(c)の定着用独立単位体1は、定着用独立単
位体1製作時の溶接個所が2個所、図4(a)及び図4
(d)の定着用独立単位体1は、定着用独立単位体1製
作時の溶接個所が3個所になるが、何れも構成が簡易で
且つ工場内で製作できるから、加工が容易である。
の四角形終端部と四角形始端部との溶接部、7は四角形
ループ状線材部3fの基端側中央部の軸状線材部6上端
部にに対する溶接部、8は四角形ループ状線材部3fの
基端側端部の四角形ループ状線材部3eの折曲部に対す
る溶接部である。前記第2、第3実施形態において、図
3(a)及び図4(b)の定着用独立単位体1は、単一
線材により構成されているので、定着用独立単位体1製
作時の溶接個所が一個所だけで最も少なく、図3(b)
及び図4(c)の定着用独立単位体1は、定着用独立単
位体1製作時の溶接個所が2個所、図4(a)及び図4
(d)の定着用独立単位体1は、定着用独立単位体1製
作時の溶接個所が3個所になるが、何れも構成が簡易で
且つ工場内で製作できるから、加工が容易である。
【0021】また製作された定着用独立単位体1は、サ
イズを変更して製作しても、定着用独立単位体1の1個
当たりの重量が150〜200g程度と非常に軽量にな
る。また現場で鋼板20面に対する取付ける際には、鋼
板20面のマーキング位置に1個ずつセットして、スタ
ッド溶接機の溶接トーチにより溶接してゆくので、各定
着用独立単位体1の鋼板20面に対する取付けが容易
に、正確に、能率よく行われる。
イズを変更して製作しても、定着用独立単位体1の1個
当たりの重量が150〜200g程度と非常に軽量にな
る。また現場で鋼板20面に対する取付ける際には、鋼
板20面のマーキング位置に1個ずつセットして、スタ
ッド溶接機の溶接トーチにより溶接してゆくので、各定
着用独立単位体1の鋼板20面に対する取付けが容易
に、正確に、能率よく行われる。
【0022】
【発明の効果】本発明の塗布材料の定着用鉄筋装置は前
記のように鋼板面に厚く塗布して硬化する塗布材料内に
埋設可能な複数の定着用独立単位体を有し、同各定着用
独立単位体を、前記鋼板面にスタッド溶接した直立状態
の軸状線材部と、同軸状線材部の先端部に前記鋼板面に
対して略平行になるように固定したループ状線材部とに
より構成しており、各定着用独立単位体を工場で予め製
作しておく。この定着用独立単位体の重量は、1個当た
り150〜200g程度と非常に軽量になり、同各定着
用独立単位体の取付けに際しては、同各定着用独立単位
体を現場へ輸送し、鋼板面のマーキング位置にスタッド
溶接機の溶接トーチにより溶接してゆくので、各定着用
独立単位体の鋼板面に対する取付けを容易に、正確に、
能率よく行うことができる。
記のように鋼板面に厚く塗布して硬化する塗布材料内に
埋設可能な複数の定着用独立単位体を有し、同各定着用
独立単位体を、前記鋼板面にスタッド溶接した直立状態
の軸状線材部と、同軸状線材部の先端部に前記鋼板面に
対して略平行になるように固定したループ状線材部とに
より構成しており、各定着用独立単位体を工場で予め製
作しておく。この定着用独立単位体の重量は、1個当た
り150〜200g程度と非常に軽量になり、同各定着
用独立単位体の取付けに際しては、同各定着用独立単位
体を現場へ輸送し、鋼板面のマーキング位置にスタッド
溶接機の溶接トーチにより溶接してゆくので、各定着用
独立単位体の鋼板面に対する取付けを容易に、正確に、
能率よく行うことができる。
【図1】本発明の塗布材料の定着用鉄筋装置の第1実施
形態を示す平面図である。
形態を示す平面図である。
【図2】図1の矢視A−A線に沿う縦断側面図である。
【図3】(a)(b)は本発明の塗布材料の定着用鉄筋
装置の第2実施形態の各構成例を示す斜視図である。
装置の第2実施形態の各構成例を示す斜視図である。
【図4】(a)〜(d)は本発明の塗布材料の定着用鉄
筋装置の第3実施形態の各構成例を示す斜視図である。
筋装置の第3実施形態の各構成例を示す斜視図である。
【図5】従来の塗布材料の定着用鉄筋装置の一例を示す
平面図である。
平面図である。
【図6】図5の矢視B−B線に沿う縦断側面図である。
【図7】従来の塗布材料の定着用鉄筋装置の他の例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図8】図7の矢視C−C線に沿う縦断側面図である。
1 定着用独立単位体 2 軸状線材部 3 ループ状線材部 20 鋼板 21 塗布材料
Claims (1)
- 【請求項1】 鋼板面に厚く塗布して硬化する塗布材料
内に埋設可能な複数の定着用独立単位体を有し、同各定
着用独立単位体を、前記鋼板面にスタッド溶接した直立
状態の軸状線材部と、同軸状線材部の先端部に前記鋼板
面に対して略平行になるように固定したループ状線材部
とにより構成したことを特徴とする塗布材料の定着用鉄
筋装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10270996A JPH09287204A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 塗布材料の定着用鉄筋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10270996A JPH09287204A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 塗布材料の定着用鉄筋装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09287204A true JPH09287204A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14334806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10270996A Withdrawn JPH09287204A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 塗布材料の定着用鉄筋装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09287204A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005273289A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Jfe Engineering Kk | 2方向性合成床版 |
WO2012039295A1 (ja) * | 2010-09-24 | 2012-03-29 | 三菱重工業株式会社 | 付帯物の取付構造、sc構造の設計システム及び設計方法、sc構造の施工方法、及びsc構造 |
JP2012177236A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 鋼板コンクリート構造 |
JP2019128095A (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 三菱重工機械システム株式会社 | ライニング材の修繕方法及びライニング材修繕構造 |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP10270996A patent/JPH09287204A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005273289A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Jfe Engineering Kk | 2方向性合成床版 |
WO2012039295A1 (ja) * | 2010-09-24 | 2012-03-29 | 三菱重工業株式会社 | 付帯物の取付構造、sc構造の設計システム及び設計方法、sc構造の施工方法、及びsc構造 |
JP2012177236A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 鋼板コンクリート構造 |
JP2019128095A (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 三菱重工機械システム株式会社 | ライニング材の修繕方法及びライニング材修繕構造 |
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Legal Events
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