JPH0659538U - 鉄筋移動用ローラ治具 - Google Patents

鉄筋移動用ローラ治具

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Publication number
JPH0659538U
JPH0659538U JP221493U JP221493U JPH0659538U JP H0659538 U JPH0659538 U JP H0659538U JP 221493 U JP221493 U JP 221493U JP 221493 U JP221493 U JP 221493U JP H0659538 U JPH0659538 U JP H0659538U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
reinforcing bar
moving
bearing
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP221493U
Other languages
English (en)
Inventor
安則 佐藤
克教 北島
郁夫 簡塩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少数の作業員で手軽に太径長尺物の鉄筋を配
筋する事のできる鉄筋移動用ローラ治具を提供すること
にある。 【構成】 中央の窪んだ鼓状ローラ１０とこれを支持す
る軸１１と軸と鼓状ローラの間に介装されたベアリング
１２と軸を支える軸受けと軸受けを支える基板１４とか
ら構成したので重量鉄筋を容易に移動する事ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設工事現場におけるコンクリート柱用鉄筋移動用ローラ治具の改 良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の、建設現場においてＰＣ梁の内へ長尺物の鉄筋を挿通させる場合、作業 員が作業台に乗って手作業で行っていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のように従来の手作業による場合は、以下のような欠点が存在し た。 つまり、狭い空間で太径の長尺鉄筋を移動する作業は、多数の作業員を必要と すると共に、作業能率が悪いものであった。また、作業員が手、指等を挟まれた り腰を痛めたりする危険があった。
【０００４】 本考案の目的は、上記問題点に鑑み、少数の作業員で手軽に太径長尺物の鉄筋 を移動して配筋する事のできる鉄筋移動用ローラ治具を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の鉄筋移動用ローラ治具は、長尺物の鉄筋 等を工事現場で移動するローラ治具において、中央の窪んだ鼓状ローラと、該鼓 状ローラを支持する軸と、該軸と鼓状ローラの間に介装されたベアリングと、前 記軸を支える軸受けと、該軸受けを支える基板とから構成したことを特徴とする 。
【０００６】
【作用】
本考案に係る鉄筋移動用ローラ治具を、ＰＣ梁の適宜位置に配設する事により 、少人数の作業員で長尺物の鉄筋を移動配筋する事ができる。
【０００７】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しつつ説明する。図１は、本考案 の鉄筋移動用ローラ治具を示す一部切欠き平面図、図２は、その正面図である。 ここで、鉄筋移動用ローラ治具は、中央の窪んだ鼓状ローラ１０と、該鼓状ロ ーラ１０を支持する軸１１と、該軸１１と鼓状ローラ１０の間に介装されたベア リング１２と、前記軸１１を支える軸受け１３と、該軸受け１３を支える基板１ ４とから構成されている。
【０００８】 鼓状ローラ１０は、鉄等から成り中央部が直線或いは曲線状に窪んでいる。こ の鼓状ローラ１０は、ベアリング１２を介して軸１１で支持されている。ベアリ ング１２は、ボール、コロ等を適宜使用する事ができる。
【０００９】 軸受け１３は、鋼等から成り、基板１４に溶接等により固定されている。また 、基板１４は、軽量化のためにアルミニューム板等であってもよい。
【００１０】 次に、以上のように構成された鉄筋移動用ローラ治具の使用方法に付いて説明 する。まず、図３に示す如く、ＰＣ梁１５を柱１６の上に掛け渡す。然る後、Ｐ Ｃ梁１５の凹部の適当な位置に鉄筋移動用ローラ治具を配置する。鉄筋移動用ロ ーラ治具を配置したＰＣ梁１５の端部から、太径鉄筋１７を挿通する。この際、 太径鉄筋１７は、鉄筋移動用ローラ治具の上を移動させる事ができるので、少な い作業員で手軽に移動させる事ができる。
【００１１】 ＰＣ梁１５の凹部に配筋された太径鉄筋１７は、凹部の上に立設された、スタ ーラップ１８に番線等で固定される。所定数の太径鉄筋１７をＰＣ梁１５の凹部 に挿通し、スターラップ１８に固定した後、鉄筋移動用ローラ治具を取り外す。 その後、コンクリートを打設して、床部分を構築する。
【００１２】 この様に、本願の鉄筋移動用ローラ治具によれば、重量のある太径鉄筋であっ ても、少ない作業員の数で容易に配筋作業をする事ができる。 尚、本考案は、以上の実施例に限る事なく、他の構成であってもよい。
【００１３】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の鉄筋移動用ローラ治具では、長尺物の鉄筋等を 工事現場で移動するローラ治具において、中央の窪んだ鼓状ローラと、該鼓状ロ ーラを支持する軸と、該軸と鼓状ローラの間に介装されたベアリングと、前記軸 を支える軸受けと、該軸受けを支える基板とから構成したので、ＰＣ梁の適宜な 間隔に配置する事により重い長尺鉄筋を少ない作業員で配筋できると共に、作業 能率の向上を図る事ができる。また、作業員が手、指等を挟まれて怪我をする虞 もない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の鉄筋移動用ローラ治具を示す一部切欠
き平面図である。
【図２】本考案の鉄筋移動用ローラ治具を示す正面図で
ある。
【図３】本考案の鉄筋移動用ローラ治具の使用状態を示
す側面図である。
【図４】本考案の鉄筋移動用ローラ治具の使用状態を示
す正面図である。
【符号の説明】
１０ 鼓状ローラ １１ 軸 １２ ベアリング １３ 軸受け １４ 基板 １５ ＰＣ梁 １６ 柱 １７ 太径鉄筋 １８ スターラップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 長尺物の鉄筋等を工事現場で移動するロ
    ーラ治具において、中央の窪んだ鼓状ローラと、該鼓状
    ローラを支持する軸と、該軸と鼓状ローラの間に介装さ
    れたベアリングと、前記軸を支える軸受けと、該軸受け
    を支える基板とから構成したことを特徴とする鉄筋移動
    用ローラ治具。
JP221493U 1993-02-01 1993-02-01 鉄筋移動用ローラ治具 Pending JPH0659538U (ja)

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JPH0659538U true JPH0659538U (ja) 1994-08-19

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JP (1) JPH0659538U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016000941A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 清水建設株式会社 配筋用治具
JP2016023517A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 大成建設株式会社 移動治具および配筋方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016000941A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 清水建設株式会社 配筋用治具
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