JP3541444B2 - 端子台装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、薄型の端子台装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電線挿入孔から挿入した電線を端子板に圧接させるための押えばねをケース内に内装し、押えばねによる電線の圧接を解除するための解除釦を設けたものが知られている。従来の端子台装置にあっては、電線の挿入方向と押えばねによる電線の解除をするための解除釦の移動方向とは直交する方向となっていた。このため、ケースは電線の挿入方向と直交する方向(つまりケースの厚み方向)において解除釦を移動させるための余裕を出すために必要な厚み方向の長さをケース内に確保する必要があり、このためケースの電線の挿入方向と直交する方向である厚み方向の厚みが厚く、ケースを薄型にすることができないという問題があった。
【0003】
そこで、本発明者は、本発明に至る過程で、電線の挿入方向と押えばねによる電線の解除をするための解除釦の移動方向とを同一方向にすることを考えた。これだと、解除釦を移動させるための余裕を出すために必要な長さは電線挿入方向において確保すればよく、電線挿入方向と直交するケースの厚み方向を薄型にできることが判明した。ところが、この場合でも、電線挿入孔はボデイとカバーとで構成されるケースにのみ形成してあり、解除釦は電線の挿入の邪魔にならない位置、つまり電線挿入孔からずれた位置に配置されており、結果的にケースの電線挿入方向と直交する方向の厚みが厚くなってしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したのものであって、その主たる目的とするところは、電線挿入方向と直交する方向の厚みが薄い端子台装置を提供することにあり、また、他の目的とするところは、解除釦を電線挿入方向に正確且つスムーズにスライドできるようにすることにあり、また、他の目的とするところは、端子台装置をコンパクト化することにあり、また、他の目的とするところは、解除治具の回転操作により簡単に解除釦をスライドさせて押えばねによる電線の押圧を解除できると共に解除治具による解除作業を容易に行えるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来例の問題点を解決して本発明の目的を達成するため、本発明の端子台装置は、電線挿入孔1と、端子板2と、電線挿入孔1から挿入した電線を端子板2に圧接させるための押えばね3と、押えばね3による電線4の端子板2への圧接を解除するための解除釦5とを備え、解除釦5を電線4の挿入方向にスライド自在に設け、解除釦5に上記電線挿入孔1の内壁の周方向の一部を構成する凹溝部7を形成した端子台装置6において、ケース9の外面部に解除釦5に突設した操作部がスライド自在に嵌められた長孔14を設け、操作部15が押えばね3のばね力により長孔14の一端部側に押圧され、この操作部15が押えばね3のばね力により長孔14の一端部側に押圧された状態で操作部15と長孔の一端部との間に解除釦5のスライド方向と交差する方向に細長い解除治具挿入隙間16を形成し、解除治具17に解除治具挿入隙間16に挿入自在な細巾の挿入部18を設け、解除治具17の挿入部の上方肩部にケース9の外面及び操作部15の外面に当接自在な当たり部19を設けて成ることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
上記のような構成の本発明によれば、解除釦5を電線4の挿入方向にスライド自在に設けることで、解除釦5を電線4の挿入方向と直交する方向にスライドさせるものに比べてケース9の電線4の挿入方向と直交する方向の長さを短くできることになる。しかも、解除釦5に上記電線挿入孔1の内壁の周方向の一部を構成する凹溝部7を形成することで、解除釦5を電線挿入孔1を避けて配置する必要がなく、その分、ケース9の電線4の挿入方向と直交する方向(つまりケース9の厚み方向)の長さを更に短くできることになる。
【0012】
さらに、ケース9の外面部に解除釦5に突設した操作部がスライド自在に嵌められた長孔14を設け、操作部15が押えばね3のばね力により長孔14の一端部側に押圧され、この操作部15が押えばね3のばね力により長孔14の一端部側に押圧された状態で操作部15と長孔の一端部との間に解除釦5のスライド方向と交差する方向に細長い解除治具挿入隙間16を形成し、解除治具17にその掴み部38の下端部から下方に解除治具挿入隙間16に挿入自在な細巾の挿入部18を設けてあることで、解除治具17の先端部の挿入部18を解除治具挿入隙間16に挿入して回転すると、操作部15が長孔14の一端部側から離れ、解除釦5をスライドさせることができるものであり、回転という簡単な方法で解除釦5を電線4の挿入方向にスライドできるものである。そして、解除治具17の挿入部の上方肩部にケース9の外面及び操作部15の外面に当接自在な当たり部19を設けてあることで、解除治具17の挿入部18を解除治具挿入隙間16に挿入した際に、当たり部19がケース9の外面に当たって位置決めして倒れ防止を行い、また、解除治具17を回転する際当たり部19がケース9の外面及び操作部15の外面に当接してガイドされることとなって解除治具17の回転操作がスムーズに行えることになる。
【0013】
【実施例】
以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述する。図1乃至図13には本発明の一実施例、すなわち端子台装置6として左右両側と前部との3箇所に電線挿入孔1を備えた2極2分岐形端子台装置の例が示してある。端子台装置6のケース9はボディ20とカバー31とに分割して構成してあり、内部に端子板2を内装してある。この実施例では端子板2はとして図8、図9に示すような略T字状をした第1端子板2aと同じく略T字状をした第2端子板2bとを用いてあり、第1端子板2a及び第2端子板2bはいずれも両側がコ字状の端子部22となった横片部材23の中央部に前端部がコ字状の端子部22となった縦片部材24の後端部をかしめ固定して略T字状に構成してある。図8(c)、図9(c)において50はかしめ部を示している。そして、第1端子板2a及び第2端子板2bに設けた各コ字状の端子部22はボディ20の端子部はめ込み凹部25にはめ込んである。ここで、端子部はめ込み凹部25はボディ20内の両側部にそれぞれ一対(2個)ずつ配置してあり、また、ボディ20内の前端部に一対(2個)設けてある。
【0014】
各コ字状の端子部22内には図3に示すように略ム字状をした押えばね3が内装してある。ここで、押えばね3は底片3aの一端から電線抜け防止片3bを延出するとともに底片3aの他端から電線押圧片3cを延出して構成してあり、底片3aがコ字状の端子部22の一側片22aに近接対向し、電線抜け防止片3bの先端部及び電線押圧片3cの先端部がコ字状の端子部22の他側片22bに近接対向するようにコ字状の端子部22内に略ム字状をした押えばね3を内装するのである。
【0015】
図6に示すように、ボディ20の左右両側及び前部において2個で一対となった端子部はめ込み凹部25間には電線4の挿入方向に長い2条のリブが設けてあって該一対のリブ間にスライド用溝部11が設けてある。
解除釦5は図11に示すようなもので、下面に突起10が設けてあり、この突起10を上記ボディ20に設けたスライド用溝部11にスライド自在にはめ込んであり、このことにより解除釦5は電線4の挿入方向にスライド自在となっている。
【0016】
ボディ20の左右両側端部及び前端部の各上面部には2個で一対となった各端子部はめ込み凹部25に連通するように半円状の半孔部26が設けてある。一方解除釦5の下面部には半円状の凹溝部7が形成してあり、半円状の凹溝部7と半円状の半孔部26とが対向して図5に示すように電線挿入孔1が構成してある。したがって、本発明においては解除釦5の下面に設けた凹溝部7が電線挿入孔1の内壁の周方向の一部(実施例では半分)を構成していることになる。
【0017】
解除釦5は中央部の本体部5aの前部の両側に突部5bを設け、この突部5bの下面部に上記の凹溝部7が形成してある。そして、この突部5bの凹溝部7の後端部の溝底部を構成する部分が後方に突出してあって、押圧ばね押部8となっている。押圧ばね押部8の後端部は傾斜した電線抜け防止片3bに近接対向している。また、解除釦5の本体部5aの上面部には操作部15が突出している。
【0018】
図7に示すように、カバー31の下面部には端子板2の上部のボディ20から突出した部分や解除釦5のボディ20から突出した部分で操作部15を除く部分を収納するための凹所31が設けてあって、端子板2、解除釦5をボディ20に組み込んだ状態でボディ20にカバー31を被せてねじなどで固着することで本発明の端子台装置6を構成するのであるが、この場合、カバー31の凹所31a内に端子板2の上部及び解除釦5の上部の操作部15を除く部分が収納されることになる。
【0019】
カバー31の左右両端部の縁部及び前端部の縁部にはそれぞれ2個で一対となった半円状の半円孔部32が設けてあり、ボディ20の2個で一対となった半円状の半孔部26の先端縁部と対向し、半円孔部32と半孔部26の先端縁部とで電線挿入孔1の開口縁部が構成される。そして、解除釦5の下面に設けた凹溝部7は上記半円孔部32の後端部に対向しており、通常は凹溝部7の前端が上記半円孔部32の後端部に近接しているが、解除釦5を電線4の挿入方向にスライドした場合、凹溝部7の前端が上記半円孔部32の後端部から離れることになる。
【0020】
カバー31には上面部の両側部及び前部にそれぞれ電線4の挿入方向に長くなった長孔14が設けてあり、この長孔14にそれぞれ解除釦5の本体部5aの上面部に突設した操作部15がスライド自在にはめ込んである。ここで、操作部15の上面はカバー31の上面と面一となっている。操作部15は解除釦5の押圧ばね押部8の後端部が傾斜した電線抜け防止片3bに近接対向しているため、通常は押えばね3のばね力により長孔14の一端部側に片寄せられた状態となっている。この操作部15が押えばね3のばね力により長孔14の一端部側に片寄せられた状態で操作部15と長孔14の一端部との間に図2(a)に示すように解除釦5のスライド方向と交差する方向に細長い解除治具挿入隙間16が形成されるものである。ここで、実施例において、解除釦5のスライド方向と交差する方向に細長い解除治具挿入隙間16は中央部が少し巾が広くなるように長孔14の端部の内壁を弧状面35とし、また、操作部15の弧状面35に対向する面を略く字状をしたく字状面36としてある。
【0021】
また、左右両側と前部との3箇所に電線挿入孔1を備えた2極2分岐形端子台装置である本実施例においては、電線挿入孔1、端子板2、解除釦5等の配置位置が全体として略T字状に配置されるので、ケース9の前部の両側角部はいわばデッドスペースであり、この点に着目して本実施例においては左右両側と前部との3箇所に電線挿入孔1を備えた2極2分岐形端子台装置において、図2に示すようにケース9の前部の角部を面取りして面取り部40としてあり、面取りした分2極2分岐形端子台装置の外形を小さくしてコンパクト化が図れるものである。
【0022】
しかして、上記のような構成の端子台装置6は電線挿入孔1から電線4を挿入することで、電線4が略ム字状をした押えばね3とコ字状の端子部22の側片22bとの間に圧入される。この場合、略ム字状をした押えばね3の電線押圧片3c及び電線抜け防止片3bにより電線4が端子部22の側片22bに押圧されるのであるが、この状態で電線4に引き抜きの力が作用しても電線抜け防止片3bの先端が電線4に食い込むような状態となっていて引き抜き方向に対して抵抗となり、電線4の引き抜きが防止されるのである。
【0023】
一方、電線4を抜く場合には解除治具17を用いて操作部15を電線4の挿入方向にスライドさせることで解除釦5の押圧ばね押部8の後端部が傾斜した電線抜け防止片3bを押圧して電線抜け防止片3bを電線4から離れる方向に変形させるので、この状態で電線4を容易に引き抜くことができるのである。電線4を引き抜いた後は、解除治具17を外すことで解除釦5は電線抜け防止片3bがばね力により元の状態に復元し、このばね力により押圧ばね押部8が上記と逆方向に押されて上記と逆方向に解除釦5がスライドさせられて元の状態に復元するものである。
【0024】
ここで、本発明においては、マイナスドライバーなどを解除治具17として用いて解除釦5のスライド方向と交差する方向に細長い解除治具挿入隙間16にドライバーの先端を挿入して90°回転することで操作部15を電線4の挿入方向にスライドすることもできるが、図12に示すような解除治具17を用いるのが好ましい。
【0025】
図12に示す解除治具17は全体が偏平状をしたもので、指で掴むための掴み部38の下端部の中央部から下方に細巾長方形状の挿入部18が形成してあり、この挿入部18の挿入部の上方の両肩部が当たり部19となっている。図中17aは滑り止めのための凹凸加工部である。そして、このような構成の解除治具17は先端部の挿入部18を図13に示すように解除治具挿入隙間16に挿入して90°回転することで、挿入部18の長手方向の端部により解除治具挿入隙間16の弧状面35とく字状面36とを押しながら回転することとなり、この結果、く字状面35は弧状面35から離れ、つまり解除釦5が電線4の挿入方向にスライドするのである。ここで、挿入部18を解除治具挿入隙間16に挿入した場合、挿入部18の上方の両肩部の当たり部19がケース9の外面に当たって位置決めして解除治具17の倒れ防止を行うようになっている。また、解除治具17を回転する際も当たり部19がケース9の外面及び操作部15の外面に当接してガイドされるようになっていて解除治具17の回転操作がスムーズに行えるようになっている。
【0026】
ところで、本発明においては、解除釦5が電線4の挿入方向にスライド自在に設けてあるので、解除釦5を電線4の挿入方向と直交する方向にスライドさせるものに比べてケース9の電線4の挿入方向と直交する方向の長さを短くできるものであり、つまりケース9の厚みを薄くできるのであるが、更に、本発明においては、解除釦5に上記電線挿入孔1の内壁の周方向の一部(実施例では周方向の略半分)を構成する凹溝部7を形成してあるので、解除釦5を電線挿入孔1を避けて配置する必要がないものであり、この結果更にケース9の電線4の挿入方向と直交する方向(つまりケース9の厚み方向)の長さを更に短くできるものであり、例えばケース9の厚みを8mmにすることが可能となり、薄型の端子台装置6を提供でき、例えば、床暖房パネルなどの内部であっても薄型の端子台装置6を配設できるものである。
【0027】
図14乃至図18には本発明の他の実施例が示してある。この実施例の端子台装置6は端子台装置6が左右両側に電線挿入孔1を備えた2極中継用端子台装置の例が示してある。この実施例においても、電線挿入孔1が左右両側に設けてあるという点、端子板2が図10に示すような両側がコ字状の端子部22となった横片部材23のみで構成してある点、及びケース9の中央部に搭載機器本体12への固定用のねじを挿入する取付け孔13が設けてある点を除けば、他の構成は図1乃至図13に示す前述の実施例と同様であるので説明は省略する。ところで、従来の左右両側に電線挿入孔1を備えた2極中継用端子台装置においては取付け孔13を有する突部をケース9の両側に突出していたので、端子台装置6の外形が大きくなっていたが、本実施例のようにケース9の中央部に搭載機器本体12への固定用のねじを挿入する取付け孔13が設けることで、端子台装置6の外形を小さくできるものである。
【0028】
図19には本発明の端子台装置6を搭載機器本体12である床暖房パネルに取付けた例を示すものであり、図20には配線図が示してある。図20において12aは親床暖房パネル、12bは子床暖房パネルであり、41はコントローラ、42は漏電ブレーカである。Aはヒータ用端子台であって、上記実施例中2極2分岐形端子台装置が用いてあり、Bはセンサー用端子台であって、上記実施例中2極中継用端子台装置が用いてある。親床暖房パネル12aにはヒータ用端子台Aとセンサー用端子台Bとが内装して取付けられ、また、子床暖房パネル12bにはヒータ用端子台Aが取付けられる。ここで、図19には親床暖房パネル12aにはヒータ用端子台Aとセンサー用端子台Bとが内装して取付けている例が示してある。図19中45は親床暖房パネル12aに設けた凹所であり、この凹所45にヒータ用端子台Aとセンサー用端子台Bとが内装され、取付け孔13からねじを挿入して固着してある。ここで、ヒータ用端子台Aとして用いる2極2分岐形端子台装置のケース9の前部の角部を面取りして面取り部40としてあるので、施工時にせまい配線スペース内より端子台装置6をつまみ出す際指を差し込むスペースとして利用できるのは勿論、外形が小さくなったことで狭いスペース内でも収納性が良くなり、特に、センサー用端子台Bとして用いられる2極中継用端子台装置もケース9の中央部に取付け孔13を設けることで小型化しているので、図19のようにヒータ用端子台A及びセンサー用端子台Bをコンパクトに収納できるものである。図中47は電線4に取付ける絶縁ホルダーである(尚、図19においては電線4の図示を省略している)。
【0029】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の発明にあっては、上述のように、解除釦を電線の挿入方向にスライド自在に設けてあるので、解除釦を電線の挿入方向と直交する方向にスライドさせるものに比べてケースの電線の挿入方向と直交する方向の長さを短くできるはもちろん、解除釦に上記電線挿入孔の内壁の周方向の一部を構成する凹溝部を形成してあるので、解除釦を電線挿入孔を避けて配置する必要がなく、その分、ケースの電線の挿入方向と直交する方向(つまりケースの厚み方向)の長さを更に短くでき、この結果薄型の端子台装置を提供できるものである。
【0033】
さらに、ケースの外面部に解除釦に突設した操作部がスライド自在に嵌められた長孔を設け、操作部が押えばねのばね力により長孔の一端部側に押圧され、この操作部が押えばねのばね力により長孔の一端部側に押圧された状態で操作部と長孔の一端部との間に解除釦のスライド方向と交差する方向に細長い解除治具挿入隙間を形成し、解除治具にその掴み部の下端部から下方に解除治具挿入隙間に挿入自在な細巾の挿入部を設けてあることで、解除治具の先端部の挿入部を解除治具挿入隙間に挿入して回転すると、操作部が長孔の一端部側から離れ、解除釦をスライドさせることができるものであり、回転という簡単な方法で解除釦を電線の挿入方向にスライドできるものである。そして、解除治具の挿入部の上方肩部にケースの外面及び操作部の外面に当接自在な当たり部を設けてあることで、解除治具の挿入部を解除治具挿入隙間に挿入した際に、当たり部がケースの外面に当たって位置決めして倒れ防止を行い、また、解除治具を回転する際当たり部がケースの外面及び操作部の外面に当接してガイドされることとなって解除治具の回転操作がスムーズに行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】(a)は同上の平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は背面図であり、(d)は側面図である。
【図3】同上のケースを外した状態の平面図である。
【図4】(a)は同上の一部省略平面図であり、(b)は同上の正面断面図であり、(c)は同上の側面断面図である。
【図5】同上の要部斜視図である。
【図6】同上に用いるボディを示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は正面図であり、(d)は正面断面図であり、(e)は側面断面図であり、(f)は底面図である。
【図7】同上に用いるカバーを示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は正面図であり、(d)は正面断面図であり、(e)は側面断面図であり、(f)は底面図である。
【図8】同上に用いる第1端子板を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)はかしめ部分を示している。
【図9】同上に用いる第2端子板を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)はかしめ部分を示している。
【図10】同上に用いる横片部材を示し、(a)は平面図であり、(b)は背面図でり、(c)は側面図である。
【図11】同上に用いる解除釦を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は断面図であり、(d)は背面図であり、(e)は正面図であり、(f)は底面図である。
【図12】同上に用いる解除治具を示し、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【図13】同上の解除治具を用いて解除釦を操作している状態の説明図である。
【図14】本発明の他の実施例の分解斜視図である。
【図15】(a)は同上のカバーを外した状態の平面図であり、(b)は全体側面図であり、(c)は一部破断した正面図である。
【図16】(a)は同上の一部省略平面図であり、(b)は同上の正面断面図であり、(c)は同上の側面断面図である。
【図17】同上に用いるボディを示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は正面図であり、(d)は正面断面図であり、(e)は側面断面図であり、(f)は底面図である。
【図18】同上に用いるカバーを示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は正面図であり、(d)は正面断面図であり、(e)は側面断面図であり、(f)は底面図である。
【図19】本発明の端子台装置の使用例を示す説明のための平面図である。
【図20】同上の配線図である。
【符号の説明】
1 電線挿入孔
2 端子板
3 押えばね
4 電線
5 解除釦
6 端子台装置
7 凹溝部
8 押圧ばね押部
9 ケース
10 突起
11 スライド用溝部
12 搭載機器本体
13 取付け孔
14 長孔
15 操作部
16 解除治具挿入隙間
17 解除治具
18 挿入部
19 当たり部
Claims (1)
- 電線挿入孔と、端子板と、電線挿入孔から挿入した電線を端子板に圧接させるための押えばねと、押えばねによる電線の端子板への圧接を解除するための解除釦とを備え、解除釦を電線の挿入方向にスライド自在に設け、解除釦に上記電線挿入孔の内壁の周方向の一部を構成する凹溝部を形成した端子台装置において、ケースの外面部に解除釦に突設した操作部がスライド自在に嵌められた長孔を設け、操作部が押えばねのばね力により長孔の一端部側に押圧され、この操作部が押えばねのばね力により長孔の一端部側に押圧された状態で操作部と長孔の一端部との間に解除釦のスライド方向と交差する方向に細長い解除治具挿入隙間を形成し、解除治具にその掴み部の下端部から下方に解除治具挿入隙間に挿入自在な細巾の挿入部を設け、解除治具の挿入部の上方肩部にケースの外面及び操作部の外面に当接自在な当たり部を設けて成ることを特徴とする端子台装置。
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JP17412694A JP3541444B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 端子台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP17412694A Expired - Lifetime JP3541444B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 端子台装置 |
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- 1994-07-26 JP JP17412694A patent/JP3541444B2/ja not_active Expired - Lifetime
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