JP3599200B2 - バッテリーパックのロック構造 - Google Patents
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、バッテリーにより駆動されるパソコン、ワープロ等の小型情報機器に用いられるバッテリーパックのロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バッテリー電源によって電力が供給される携帯用など小型化した情報機器は、バッテリーパックが機器本体に収納挿着されたとき、本体側に設けた固定用爪がバッテリーパックの切り欠き部に係合し、この固定用爪をばねで付勢しロックする構造が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来の装置では、固定用爪をばねで付勢した際、固定用爪が安定しないで浮き上がるなどの不具合を生じ、組み付けの際、作業性が悪いという問題をかかえていた。また、かかる不安定な浮き上がりを防止するために保持部材を用いて前記固定用爪を抑える構造とすれば、部品の増加、組立工数の増加およびそのための空間が必要となるという問題を生じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、バッテリーパックを着脱可能にしているバッテリーパックのロック構造において、前記バッテリーパックの収納室のケースに前記バッテリーパックを収納室内に固定せしめるための固定用爪挿入用の開口を設け、この開口に隣接する固定用爪作動用の隙間を前記ケースに形成してあると共に、前記開口に挿入された固定用爪を前記隙間の方に移動することにより固定用爪がその隙間内にはさまれて固定用爪の浮き上がりが防止されるように構成されており、前記固定用爪には、前記隙間に沿って固定用爪を摺動可能とする溝と、その溝をはさんで固定用爪の反対側のばね取付部とを設けると共に、そのばね取付部の近傍には固定用爪を操作するためのツマミ取付用の孔が形成され、この孔にツマミの一対の突起片を嵌入してツマミを固定用爪に固定してあり、
前記固定用爪を前記ばね取付部に張設したばねで付勢したことを特徴とする。
【0005】
【作用】
上記した構成により本発明は、機器本体のバッテリーパックの収納に当たり、先ず固定用爪用の開口に固定用爪を挿入し、次いで、これを隣接する隙間の方に移動することにより、固定用爪が隙間内に仮固定される。この際、固定用爪に一体に形成した溝が前記隙間の縁に嵌合している。この後、機器本体と固定用爪との間にばねが張設される。さらに、ツマミを前記固定用爪に係合することにより、このツマミの操作で前記固定用爪を動かし、バッテリーパックの取りはずしができるようになる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図において、バッテリーパック3の収納室のケース1には、携帯用情報機器のバッテリーパック3を固定するための固定用爪4用の開口2が設けられていて、更に、開口2に隣接して固定用爪4作動用の隙間5が設けられている。
なお、1aはケース1の蓋である。
【0007】
固定用爪4には前記隙間5に沿って矢印A方向に摺動させるための溝4aが形成されており、溝4aをはさんで一方の側に固定用爪4が、また他方の側にはばね取付部61が設けられ、ばね6が固定用爪4のばね取付部61と本体の取付部62との間に張設されている。
【0008】
また、ばね取付部61の近傍には固定用爪4を操作するためのツマミ7取付用の孔4bが形成され、この孔4bにツマミ7の一対の突起片71を嵌入し、固定用爪4にツマミ7を固定するように構成している。
【0009】
このように構成したバッテリーパックのロック構造において、固定用爪4を組付けるに当り、固定用爪4は隙間5内にはさまれるような構造であるから、ばね6を張設しても、従来のように固定用爪4が浮き上がるようなこともない。
【0010】
また、固定用爪4はばね6に付勢されてバッテリーパック3の固定部31に係合し、バッテリーパック3はバッテリー収納室のケース1内に固定されるが、バッテリーパック3をバッテリーパックの収納室1から取り出す時には、ツマミ7をばね6の力に抗して矢印B方向に押せば、固定用爪4はバッテリーパック3の固定部31から離れ、バッテリーパック3の取り出しが可能になる。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のバッテリーパックのロック構造は、バッテリーパックを着脱可能にしているバッテリーパックのロック構造において、前記バッテリーパックの収納室に前記バッテリーパックを収納室内に固定せしめるための固定用爪挿入用の開口を設け、これに隣接して前記固定用爪を仮固定する隙間を形成し、前記固定用爪には前記収納室に設けた隙間に沿って固定用爪が摺動可能にした溝を設けると共に、この固定用爪をばねで付勢したから、ばねで固定用爪を付勢しても固定用爪が浮き上がるという不具合の発生はなく、作業の質と能率の向上が図れ、したがって、簡単な構造で信頼性の高い装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯型情報機器の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の携帯型情報機器の一実施例の上面図である。
【図3】要部の断面図である。
【符号の説明】
1 収納室
2 開口
3 バッテリーパック
31 バッテリーパックの固定部
4 固定用爪
4a 溝
5 隙間
6 ばね
61 ばね取付部
62 取付部
7 ツマミ
71 突起片
【産業上の利用分野】
本発明は、バッテリーにより駆動されるパソコン、ワープロ等の小型情報機器に用いられるバッテリーパックのロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バッテリー電源によって電力が供給される携帯用など小型化した情報機器は、バッテリーパックが機器本体に収納挿着されたとき、本体側に設けた固定用爪がバッテリーパックの切り欠き部に係合し、この固定用爪をばねで付勢しロックする構造が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来の装置では、固定用爪をばねで付勢した際、固定用爪が安定しないで浮き上がるなどの不具合を生じ、組み付けの際、作業性が悪いという問題をかかえていた。また、かかる不安定な浮き上がりを防止するために保持部材を用いて前記固定用爪を抑える構造とすれば、部品の増加、組立工数の増加およびそのための空間が必要となるという問題を生じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、バッテリーパックを着脱可能にしているバッテリーパックのロック構造において、前記バッテリーパックの収納室のケースに前記バッテリーパックを収納室内に固定せしめるための固定用爪挿入用の開口を設け、この開口に隣接する固定用爪作動用の隙間を前記ケースに形成してあると共に、前記開口に挿入された固定用爪を前記隙間の方に移動することにより固定用爪がその隙間内にはさまれて固定用爪の浮き上がりが防止されるように構成されており、前記固定用爪には、前記隙間に沿って固定用爪を摺動可能とする溝と、その溝をはさんで固定用爪の反対側のばね取付部とを設けると共に、そのばね取付部の近傍には固定用爪を操作するためのツマミ取付用の孔が形成され、この孔にツマミの一対の突起片を嵌入してツマミを固定用爪に固定してあり、
前記固定用爪を前記ばね取付部に張設したばねで付勢したことを特徴とする。
【0005】
【作用】
上記した構成により本発明は、機器本体のバッテリーパックの収納に当たり、先ず固定用爪用の開口に固定用爪を挿入し、次いで、これを隣接する隙間の方に移動することにより、固定用爪が隙間内に仮固定される。この際、固定用爪に一体に形成した溝が前記隙間の縁に嵌合している。この後、機器本体と固定用爪との間にばねが張設される。さらに、ツマミを前記固定用爪に係合することにより、このツマミの操作で前記固定用爪を動かし、バッテリーパックの取りはずしができるようになる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図において、バッテリーパック3の収納室のケース1には、携帯用情報機器のバッテリーパック3を固定するための固定用爪4用の開口2が設けられていて、更に、開口2に隣接して固定用爪4作動用の隙間5が設けられている。
なお、1aはケース1の蓋である。
【0007】
固定用爪4には前記隙間5に沿って矢印A方向に摺動させるための溝4aが形成されており、溝4aをはさんで一方の側に固定用爪4が、また他方の側にはばね取付部61が設けられ、ばね6が固定用爪4のばね取付部61と本体の取付部62との間に張設されている。
【0008】
また、ばね取付部61の近傍には固定用爪4を操作するためのツマミ7取付用の孔4bが形成され、この孔4bにツマミ7の一対の突起片71を嵌入し、固定用爪4にツマミ7を固定するように構成している。
【0009】
このように構成したバッテリーパックのロック構造において、固定用爪4を組付けるに当り、固定用爪4は隙間5内にはさまれるような構造であるから、ばね6を張設しても、従来のように固定用爪4が浮き上がるようなこともない。
【0010】
また、固定用爪4はばね6に付勢されてバッテリーパック3の固定部31に係合し、バッテリーパック3はバッテリー収納室のケース1内に固定されるが、バッテリーパック3をバッテリーパックの収納室1から取り出す時には、ツマミ7をばね6の力に抗して矢印B方向に押せば、固定用爪4はバッテリーパック3の固定部31から離れ、バッテリーパック3の取り出しが可能になる。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のバッテリーパックのロック構造は、バッテリーパックを着脱可能にしているバッテリーパックのロック構造において、前記バッテリーパックの収納室に前記バッテリーパックを収納室内に固定せしめるための固定用爪挿入用の開口を設け、これに隣接して前記固定用爪を仮固定する隙間を形成し、前記固定用爪には前記収納室に設けた隙間に沿って固定用爪が摺動可能にした溝を設けると共に、この固定用爪をばねで付勢したから、ばねで固定用爪を付勢しても固定用爪が浮き上がるという不具合の発生はなく、作業の質と能率の向上が図れ、したがって、簡単な構造で信頼性の高い装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯型情報機器の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の携帯型情報機器の一実施例の上面図である。
【図3】要部の断面図である。
【符号の説明】
1 収納室
2 開口
3 バッテリーパック
31 バッテリーパックの固定部
4 固定用爪
4a 溝
5 隙間
6 ばね
61 ばね取付部
62 取付部
7 ツマミ
71 突起片
Claims (1)
- バッテリーパックを着脱可能にしているバッテリーパックのロック構造において、
前記バッテリーパックの収納室のケースに前記バッテリーパックを収納室内に固定せしめるための固定用爪挿入用の開口を設け、この開口に隣接する固定用爪作動用の隙間を前記ケースに形成してあると共に、前記開口に挿入された固定用爪を前記隙間の方に移動することにより固定用爪がその隙間内にはさまれて固定用爪の浮き上がりが防止されるように構成されており、
前記固定用爪には、前記隙間に沿って固定用爪を摺動可能とする溝と、その溝をはさんで固定用爪の反対側のばね取付部とを設けると共に、そのばね取付部の近傍には固定用爪を操作するためのツマミ取付用の孔が形成され、この孔にツマミの一対の突起片を嵌入してツマミを固定用爪に固定してあり、
前記固定用爪を前記ばね取付部に張設したばねで付勢したことを特徴とするバッテリーパックのロック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25624594A JP3599200B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | バッテリーパックのロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25624594A JP3599200B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | バッテリーパックのロック構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0896783A JPH0896783A (ja) | 1996-04-12 |
JP3599200B2 true JP3599200B2 (ja) | 2004-12-08 |
Family
ID=17289959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25624594A Expired - Fee Related JP3599200B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | バッテリーパックのロック構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3599200B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP25624594A patent/JP3599200B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0896783A (ja) | 1996-04-12 |
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