JP2868483B2 - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

電子機器の筐体構造

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JP2868483B2 JP34191796A JP34191796A JP2868483B2 JP 2868483 B2 JP2868483 B2 JP 2868483B2 JP 34191796 A JP34191796 A JP 34191796A JP 34191796 A JP34191796 A JP 34191796A JP 2868483 B2 JP2868483 B2 JP 2868483B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器の筐体構造
に関し、特に、携帯用などの小型電子機器の筐体構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器の筐体、特に、携帯用な
どの小型電子機器の筐体は、製造、取扱い、保守の容易
さなどという観点から、通常、前部筐体と後部筐体の2
つから構成されており、これらの筐体を1本ないし複数
本のネジを使用して固定する構造となっていることが多
い。このネジを使用した前部筐体と後部筐体の固定方法
は、ネジを着脱することで前部筐体と後部筐体を簡単に
固定、分離でき、かつ、固定時には、筐体の固定強度を
高く保つことができるという利点を持っているが、ネジ
という付加部品を使用すること、ネジの取り付けに工数
がかかることなどの問題点もある。そのため、最近では
ネジを使用せずに前部筐体と後部筐体を固定するような
構造を持つ筐体も提案されている。
【0003】図6は、これまでに提案された、ネジを用
いることなく前部筐体と後部筐体を固定できる構造を持
つ筐体の一例を示したものである。図6において、電子
機器の筐体は、前部筐体1と後部筐体2から構成されて
いる。後部筐体2の側板部2a、2bの内壁面には、開
口部2cから垂直に突出する、弾性変形可能な多数の突
出片3、3…が並設され、それらの先端にはそれぞれ、
爪部4、4…が形成されている。一方、前部筐体1の側
板部1a、1bの内壁面には、上記爪部4、4…と係合
して前部筐体と後部筐体を固定する凹部(図示せず)が
設けられている。
【0004】前部筐体1と後部筐体2を互いに固定する
場合、前部筐体1の開口部1cと、後部筐体2の開口部
2cが密着するように、前部筐体1と後部筐体2を近づ
けていく。すると、後部筐体2の開口部2cから突出す
る多数の突出片3、3…の先端に設けられた爪部4、4
…が前部筐体1と接触し、突出片3、3…は筐体内部方
向に向かって弾性変形する。開口部1cと開口部2cが
密着すると、突出片3、3…の弾性変形が解除されると
同時に、爪部4、4…と、前部筐体1の側板部1a、1
bの内壁面に設けられた凹部が係合する。こうして、前
部筐体1と後部筐体2を互いに固定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構造においても、いくつかの問題点が指摘されている。
第1に、筐体の形状が複雑になるという問題がある。図
6に示される筐体は、後部筐体2の側板部2a、2bの
内壁面に、先端に爪部4、4…の形成された多数の突出
片3、3…を並設し、前部筐体1に、爪部4、4…と係
合する凹部を形成するものであり、これに伴い、前部筐
体1および後部筐体2は、その係合部付近において複雑
な形状をとることとなってしまい、加工が困難になる、
製造コストが上昇するといったデメリットがある。
【0006】第2に、保守などにおいて、筐体を分離す
る必要が生じたときに、分離作業をおこなうことが難し
いという問題がある。図6において、前部筐体1と後部
筐体2を分離する場合、後部筐体2の側板部2a、2b
に、それぞれの板面に対して垂直に、筐体内部方向に向
かって力を加えることで、爪部4、4…と上記凹部との
係合を解除し、前部筐体1と後部筐体2を引き離すとい
う作業が必要になる。
【0007】ところが、筐体に対して、落下による衝撃
や曲げによる応力などが加わった場合に、筐体が分離す
ることのないよう、前部筐体1と後部筐体2との固定強
度を確保する目的で、後部筐体2には多数の突出片3、
3…が並設されており、爪部4、4…と上記凹部との係
合は、解除しにくいようになっている。このため、前部
筐体1と後部筐体2を分離するには、側板部2a、2b
に、板面全体にわたって強い力を加え、爪部4、4…と
上記凹部との係合を解除し、さらにその状態を維持した
まま前部筐体1と後部筐体2を引き離すという操作を行
わなければならない。この作業は煩雑であるとともに、
力を加えたり、引き離したりするときに突出片3、3
…、爪部4、4…、筐体などが破損する恐れもある。
【0008】第3に、装置の小型化を図る上において障
害となるという問題がある。図6において、前部筐体1
と後部筐体2との固定強度を確保するためには、先端に
爪部4、4…を持つ突出片3、3…およびこれらと係合
する上記凹部を多数並設することが有効である。このた
め、筐体内部において、係合部の占有する空間と、突出
片の移動や係合解除の際などに必要となる空間を合わせ
た、係合に必要となる筐体内の容積を削減することは難
しく、装置の小型化の障害の一因となる。また、特開平
6−196872号公報などに見られるように、ネジを
使用しない筐体の固定方法について、既にいくつかの提
案がなされているが、これらの先行発明においても、上
記問題点は十分に解決されてはいない。
【0009】上記の点に鑑み、本発明は、前部筐体と後
部筐体をネジを用いずに固定するとともに、係合・固定
手段が筐体内部で占める容積をできるだけ抑えることで
筐体内空間の効率的利用を図り、さらに固定時の強度を
十分確保するとともに前部筐体と後部筐体の分離作業を
容易に行うことのできる、新しい係合・固定構造を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、固定手段
として、前部筐体と後部筐体のいずれか一方に設けられ
た直線状の溝部と、他方に設けられ前記溝部に摺動する
直線状の突出部と、前記前部筐体と前記後部筐体のいず
れか一方に設けられ先端に係合爪が設けられた弾性変形
可能な突出部と、他方に設けられ筐体の板厚方向に貫通
する係合孔を具備し、前記溝部の内部に前記突出部を摺
動させて挿入するとともに、前記係合爪を筐体外部から
筐体内部に向けて押圧可能に露出させた状態で前記係合
孔に係合させることによって前記前部筐体と前記後部筐
体とを相互に固定し、かつ、前記係合孔を通して前記係
合爪を押圧した状態で前記係合爪と前記係合孔との係合
を解除可能とした電子機器の筐体構造によって解決する
ことができる。
【0011】
【作用】上記溝部に突出部を摺動させ、係合爪を係合孔
に係合させることで、前部筐体と後部筐体を固定し、固
定時の強度を確保するとともに、係合孔を通して係合爪
を外部から押圧して係合爪と係合孔の係合を解除するこ
とで、前部筐体と後部筐体の分離を容易に行える。ま
た、上記溝部を、前部筐体と後部筐体のいずれか一方に
二箇所設けることで、前部筐体と後部筐体を安定して固
定できる。さらに、溝部に摺動する突出部が直線状であ
ることで、前部筐体と後部筐体の接触面積を増加させ、
筐体の固定強度向上を図る。自身の移動に伴って係合爪
を筐体内部に向けて押圧することにより係合爪と係合孔
との係合を解除させる係合解除手段を設けた場合、係合
解除手段を操作することにより前部筐体と後部筐体の分
離を簡便に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明について
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態例のみに
限定されるものではない。図1は、本発明の第一の実施
形態例を示したものであり、図中符号11は前部筐体、
符号12は後部筐体である。前部筐体11は、中空の直
方体状を呈しており、その一部分が切除された弁箱状と
なっている。すなわち、図1に示すように前部筐体11
は、前板部11a、天板部11b、底板部11c、右側
板部11d、左側板部11e、後板部11fから概略構
成されており、底板部11c、右側板部11d、左側板
部11eの一部分および後板部11fの大部分が、一つ
の開口部を形成するように切除されている。右側板部1
1dおよび左側板部11eの内壁面には、それぞれ内壁
面から垂直方向で、前板部11aと平行に、開口部の縁
に沿って直線状に突出する突出部11gおよび突出部1
1hが設けられている。また、後板部11fには、係合
孔11iが形成されている。
【0013】後部筐体12は、前部筐体11に固定され
た状態で、前部筐体11の開口部をふさぐようになって
いる。すなわち、図1に示すように後部筐体12は、概
略弁箱状のもので、板状の後板補完部12aと、該後板
補完部12aの三つの側面から、後板補完部12aの板
面に対して直角方向で、かつ、同じ方向に垂下するよう
に設けられた板状の底板補完部12b、右側板補完部1
2c、左側板補完部12dから概略構成されており、該
後板補完部12aの、他の部材と接していない側面に
は、弾性変形可能な突出片12eが設けられ、該突出片
12eの先端には、係合爪12fが設けられている。右
側板補完部12cおよび左側板補完部12dには、直線
状の溝部12gおよび溝部12hが形成されている。
【0014】次に、前部筐体11と後部筐体12の固定
手順について、図1および図2を用いて説明する。図1
において、突出部11gと溝部12gを、また、突出部
11hと溝部12hを、それぞれ摺動するようにして、
後部筐体12を図中矢印方向に、係合爪12fが後板部
11fに接触するまで平行移動させる。さらに後部筐体
12を同方向に移動させると、突出片12eは筐体内部
方向に向かって弾性変形していき、係合爪12fは、後
板部11fの内壁面と接触しながら移動する。図2に示
すように、係合爪12fが、係合孔11iの位置まで達
すると、突出片12eの弾性変形は解除され、係合爪1
2fが係合孔11iと係合すると同時に、前部筐体11
の開口部は後部筐体12によってふさがれる。
【0015】次に、前部筐体11と後部筐体12の分離
手順について、図3を用いて説明する。図3は、図2に
おけるA−A線断面図を示したものである。図3(a)
は、前部筐体11と後部筐体12の固定状態を示してい
る。ここで、コイン13などを係合孔11iに挿入し
て、係合爪12fを、前部筐体11内部方向に押し込ん
でいく。図3(b)は、係合爪12fと係合孔11iの
係合が解除される瞬間を示している。コイン13などに
より係合爪12fが押されることで、突出部12eは弾
性変形し、係合爪12fと、係合孔11iの係合が解除
される。この状態から、後部筐体12を図中矢印方向に
移動させることで、前部筐体11と後部筐体12を分離
することができる。
【0016】以上の通り、本発明の第一の実施形態例に
おいては、突出部11gと溝部12g、突出部11hと
溝部12hを摺動させ、係合爪12fと係合孔11iを
係合させることで、前部筐体11と後部筐体12が強固
に固定されるとともに、固定および分離を容易に行うこ
とができる。また、筐体の構造も単純なため、筐体内部
の空間使用効率の向上に伴う筐体の小型化、製造工程の
容易化やコストの低減なども可能となる。
【0017】図4は、本発明の第二の実施形態例を示し
たものであり、図中符号21は前部筐体、符号22は後
部筐体である。前部筐体21は、中空の直方体状を呈し
ており、その一部分が切除されたような形状となってい
る。すなわち、前部筐体21は、図4に示すとおり前板
部21a、天板部21b、右側板部21c、右側板部2
1d、後板部21e、底板部21fから概略構成されて
おり、右側板部21cと右側板部21dの一部分および
後板部21eと底板部21fの大部分が、一つの大きな
開口部を形成するように切除されている。右側板部21
cおよび右側板部21dの内壁面には、それぞれ内壁面
から垂直方向で、前板部21aと平行に、開口部の縁に
沿って突出する直線状の突出部21gおよび突出部21
hが設けられている。また、前板部21aには、係合孔
21iが形成されている。
【0018】後部筐体22は、前部筐体21に固定され
た状態で、前部筐体21の開口部をふさぐようになって
いる。すなわち、図4に示すように後部筐体22は、概
略弁箱状のもので、板状の後板補完部22aと、該後板
補完部22aの三つの側面から、後板補完部22aの板
面に対して直角方向で、かつ、同じ方向に垂下するよう
に設けられた板状の底板補完部22b、右側板補完部2
2c、左側板補完部22dから概略構成されており、底
板補完部22bの内壁面には、内壁面から垂直方向に突
出する弾性変形可能な突出片22eが設けられ、該突出
片22eの先端には、係合爪22fが設けられている。
右側板補完部22cおよび左側板補完部22dには、直
線状の溝部22gおよび溝部22hが形成されている。
前部筐体21と後部筐体22の固定および分離について
は、本発明の第一の実施形態例と同一の手順で行うこと
ができる。
【0019】以上の通り、本発明の第二の実施形態例に
おいては、突出部21gと溝部22g、突出部21hと
溝部22hを摺動させ、係合爪22fと係合孔21iを
係合させることで、前部筐体21と後部筐体22が強固
に固定されるとともに、固定および分離を容易に行うこ
とができる。また、筐体の構造も単純なため、筐体内部
の空間使用効率の向上に伴う筐体の小型化、製造工程の
容易化やコストの低減なども可能となる。
【0020】なお、上記第一および第二の実施形態例に
おいては、係合爪および係合孔をそれぞれ一箇所ずつ設
けた構造の筐体について説明したが、筐体の固定強度を
さらに高める場合には、これらをそれぞれ複数箇所設け
た構造の筐体とすることもできる。この場合、筐体を分
離するには、複数箇所の係合を同時に解除しなければな
らないので、上記第一および第二の実施形態例に示すよ
うな、コインなどを用いての係合解除操作は困難であ
る。あるいは、前部筐体と後部筐体の固定、分離を頻繁
に繰り返す必要がある場合、コインなどがないと係合を
解除できないのは不便である。このような場合は、筐体
にあらかじめ係合解除手段を設けておくとよい。
【0021】図5は、上記係合解除手段を設けた筐体の
一例を示したものであり、図中符号31は前部筐体、符
号32は後部筐体、符号33はスライドツマミである。
図5(a)は、前部筐体31と後部筐体32が係合して
いる状態を示す概略構成図であり、図5(b)および
(c)は、図5(a)のC−C線断面図である。図5
(a)に示すように、係合孔31aに隣接する位置にス
ライドツマミ33を設け、該スライドツマミ33を移動
させることで係合孔31aをふさぐことができるように
しておく。
【0022】図5(b)は、前部筐体31と後部筐体3
2が係合している状態の断面図を示している。すなわ
ち、係合孔31aと、突出部32aの先端に設けられた
係合爪32bは係合状態にある。この状態から、スライ
ドツマミ33を図中右方向に移動させると、該スライド
ツマミ33は、係合爪32bと接触し、これを筐体内部
方向へ押し込む。さらにスライドツマミ33を移動させ
ると、図5(c)に示すように、係合孔31aと係合爪
32bの係合は解除される。こうして、前部筐体31と
後部筐体32を分離することができる。
【0023】
【発明の効果】上述のごとく、本発明の電子機器の筐体
構造は、前部筐体と後部筐体を相互に固定するようにし
たものであって、その固定手段は、前部筐体と後部筐体
のいずれか一方に設けられた直線状の溝部と、他方に設
けられた該溝部に摺動する突出部と、前部筐体と後部筐
体のいずれか一方に設けられた弾性変形可能な突出部お
よび該突出部の先端に設けられた係合爪と、他方に設け
られた係合孔を具備し、上記溝部に突出部を摺動させ、
係合爪を係合孔に係合させるようにしたことで、筐体の
内容積を有効に使用して、前部筐体と後部筐体を固定す
ることができる。
【0024】上記前部筐体と後部筐体の固定に係わる溝
部が、前部筐体と後部筐体のいずれか一方に二箇所設け
られていることで、前部筐体と後部筐体を固定した際の
強度を上げることができる。上記溝部に摺動する突出部
が直線状であることで、筐体の内容積に影響を与えるこ
となく、前部筐体と後部筐体の固定に係わる面積を増や
すことができ、さらに固定時の強度を上げることができ
る。
【0025】係止部の係合および係合解除を簡単に行う
ことができ、そのため筐体の固定、分離を容易に行うこ
とができる。前部筐体と後部筐体を、ネジを用いて固定
する必要がないので、部品数、部品代の削減、工数の削
減を図ることができ、コストダウンにつながる。係合孔
と係合爪の係合を解除するスライドツマミをあらかじめ
筐体に設けておくことで、さらに前部筐体と後部筐体の
分離を簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態例を示す概略構成
図。
【図2】 本発明の第一の実施形態例を示す斜視図。
【図3】 図2のA−A線断面図。
【図4】 本発明の第二の実施形態例を示す概略構成
図。
【図5】 係合解除手段の一例を示す構成図。
【図6】 従来の筐体構造の一例を示す概略構成図。
【符号の説明】
11…前部筐体 11g…突出部 11h…突出部 11i…係合孔 12…後部筐体 12e…突出片 12f…係合爪 12g…溝部 12h…溝部 21…前部筐体 21g…突出部 21h…突出部 21i…係合孔 22…後部筐体 22e…突出片 22f…係合爪 22g…溝部 22h…溝部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部筐体と後部筐体を相互に固定するよ
    うにした電子機器の筐体構造であって、その固定手段
    は、前部筐体と後部筐体のいずれか一方に設けられた直
    線状の溝部と、他方に設けられ前記溝部に摺動する直線
    状の突出部と、前記前部筐体と前記後部筐体のいずれか
    一方に設けられ先端に係合爪が設けられた弾性変形可能
    な突出部と、他方に設けられ筐体の板厚方向に貫通する
    係合孔を具備し、前記溝部の内部に前記突出部を摺動さ
    せて挿入するとともに、前記係合爪を筐体外部から筐体
    内部に向けて押圧可能に露出させた状態で前記係合孔に
    係合させることによって前記前部筐体と前記後部筐体と
    が相互に固定され、かつ、前記係合孔を通して前記係合
    爪を押圧した状態で前記係合爪と前記係合孔との係合が
    解除可能とされたことを特徴とする電子機器の筐体構
    造。
  2. 【請求項2】 前記溝部が、前記前部筐体と前記後部筐
    体のいずれか一方に、二箇所設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の電子機器の筐体構造。
  3. 【請求項3】 自身の移動に伴って前記係合爪を筐体内
    部に向けて押圧することにより前記係合爪と前記係合孔
    との係合を解除させる係合解除手段が設けられたことを
    特徴とする請求項1または2に記載の電子機器の筐体構
    造。
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