JP2592478Y2 - ヒューズプラー付き電気接続箱 - Google Patents
ヒューズプラー付き電気接続箱Info
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- JP2592478Y2 JP2592478Y2 JP1993000393U JP39393U JP2592478Y2 JP 2592478 Y2 JP2592478 Y2 JP 2592478Y2 JP 1993000393 U JP1993000393 U JP 1993000393U JP 39393 U JP39393 U JP 39393U JP 2592478 Y2 JP2592478 Y2 JP 2592478Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuse
- fuse puller
- cover
- puller
- side wall
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ヒューズが着脱自在
に取り付けられると共に、このヒューズを取り外すヒュ
ーズプラーを保持するヒューズプラー付き電気接続箱に
関するものである。
に取り付けられると共に、このヒューズを取り外すヒュ
ーズプラーを保持するヒューズプラー付き電気接続箱に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の電気接続箱は、ヒュー
ズが着脱自在に装着される電気接続箱本体と、この電気
接続箱本体に着脱自在に装着されて前記ヒューズを覆う
カバーとを有している。
ズが着脱自在に装着される電気接続箱本体と、この電気
接続箱本体に着脱自在に装着されて前記ヒューズを覆う
カバーとを有している。
【0003】このカバー1は、図7乃至図9に示すよう
に、大略直方体形状を呈し、側壁部2と底壁部3とを有
しており、この底壁部3には、前記ヒューズを電気接続
箱本体から引き抜くヒューズプラー4が着脱自在に保持
されるようになっている。
に、大略直方体形状を呈し、側壁部2と底壁部3とを有
しており、この底壁部3には、前記ヒューズを電気接続
箱本体から引き抜くヒューズプラー4が着脱自在に保持
されるようになっている。
【0004】具体的には、この底壁部3には、支柱3a
が突設されると共に、この支柱3aの左右にT字型リブ
3bが突設されている。
が突設されると共に、この支柱3aの左右にT字型リブ
3bが突設されている。
【0005】この支柱3a,T字型リブ3bにて、ヒュ
ーズプラー4が保持されるようになっている。
ーズプラー4が保持されるようになっている。
【0006】ヒューズを電気接続箱本体から取り外すに
は、この本体からカバー1を取り外した状態で、このカ
バー1からヒューズプラー4を取り外し、このプラー4
を用いてヒューズを引き抜くようにしている。
は、この本体からカバー1を取り外した状態で、このカ
バー1からヒューズプラー4を取り外し、このプラー4
を用いてヒューズを引き抜くようにしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、底壁部3の略中央部に支柱
3a,T字型リブ3bが設けられ、ヒューズプラー4が
底壁部3の略中央部に保持されるようになっているた
め、このヒューズプラー4を取り外す場合には、このヒ
ューズプラー4を摘んで外すようにしていることから、
このカバー1の幅Lが狭い場合には、摘み難く、ヒュー
ズプラー4が外し難い。また、このヒューズプラー4を
装着する場合にも、支柱3aやT字型リブ3bに嵌合さ
れるような位置に合わせなければならず、装着作業も面
倒である。
うな従来のものにあっては、底壁部3の略中央部に支柱
3a,T字型リブ3bが設けられ、ヒューズプラー4が
底壁部3の略中央部に保持されるようになっているた
め、このヒューズプラー4を取り外す場合には、このヒ
ューズプラー4を摘んで外すようにしていることから、
このカバー1の幅Lが狭い場合には、摘み難く、ヒュー
ズプラー4が外し難い。また、このヒューズプラー4を
装着する場合にも、支柱3aやT字型リブ3bに嵌合さ
れるような位置に合わせなければならず、装着作業も面
倒である。
【0008】そこで、この考案は、ヒューズプラーの着
脱を容易に行うことができるヒューズプラー付き電気接
続箱を提供することを課題としている。
脱を容易に行うことができるヒューズプラー付き電気接
続箱を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載の考案は、ヒューズが着脱自在に装着
される電気接続箱本体と、該電気接続箱本体に着脱自在
に装着されて前記ヒューズを覆い、内部に前記ヒューズ
を取り外すヒューズプラーが着脱自在に取り付けられた
カバーとを有するヒューズプラー付き電気接続箱におい
て、前記カバーは、側壁部と底壁部とから、前記電気接
続箱本体が嵌合される開口部を有する箱形状に形成さ
れ、前記底壁部には、前記側壁部の内壁に前記ヒューズ
プラー一側面を当接させた状態で該側壁部と協働してヒ
ューズプラーを保持する保持部が立設されたことを特徴
としている。 また、請求項2記載の考案は、前記ヒュー
ズプラー一側面が当接される前記側壁部の内壁が、前記
側壁部の角部であることを特徴としている。
め、請求項1記載の考案は、ヒューズが着脱自在に装着
される電気接続箱本体と、該電気接続箱本体に着脱自在
に装着されて前記ヒューズを覆い、内部に前記ヒューズ
を取り外すヒューズプラーが着脱自在に取り付けられた
カバーとを有するヒューズプラー付き電気接続箱におい
て、前記カバーは、側壁部と底壁部とから、前記電気接
続箱本体が嵌合される開口部を有する箱形状に形成さ
れ、前記底壁部には、前記側壁部の内壁に前記ヒューズ
プラー一側面を当接させた状態で該側壁部と協働してヒ
ューズプラーを保持する保持部が立設されたことを特徴
としている。 また、請求項2記載の考案は、前記ヒュー
ズプラー一側面が当接される前記側壁部の内壁が、前記
側壁部の角部であることを特徴としている。
【0010】
【作 用】請求項1記載の考案によれば、電気接続箱本
体からヒューズを引き抜く場合には、まず、カバーから
ヒューズプラーを外す。この場合、ヒューズプラーは、
従来のようにカバー底壁部の略中央部でなく、一側面が
カバー側壁部の内壁へ当接するように、このカバー側壁
に接近して配設されているため、従来のように、ヒュー
ズプラーを両側から摘む必要がなく、ヒューズプラーの
他側面側を押した状態で、カバー側壁部の内壁に沿わせ
て摺動させることにより、ヒューズプラーをカバーから
容易に外すことができる。そして、このヒューズプラー
を使用して、ヒューズを電気接続箱本体から引き抜くよ
うにしている。
体からヒューズを引き抜く場合には、まず、カバーから
ヒューズプラーを外す。この場合、ヒューズプラーは、
従来のようにカバー底壁部の略中央部でなく、一側面が
カバー側壁部の内壁へ当接するように、このカバー側壁
に接近して配設されているため、従来のように、ヒュー
ズプラーを両側から摘む必要がなく、ヒューズプラーの
他側面側を押した状態で、カバー側壁部の内壁に沿わせ
て摺動させることにより、ヒューズプラーをカバーから
容易に外すことができる。そして、このヒューズプラー
を使用して、ヒューズを電気接続箱本体から引き抜くよ
うにしている。
【0011】一方、ヒューズプラーを装着する場合に
は、このヒューズプラーの一側面をカバー側壁部の内壁
に当接させた状態で、そのまま挿入するだけで保持部に
保持することができる。 請求項2記載の考案によれ
ば、カバーの側壁部内壁の角部を構成するほぼ直交する
2面でヒューズプラーを案内することができるので、ヒ
ューズプラーの位置決め性が一層向上され、より簡単に
ヒューズプラーを装着させることができる。
は、このヒューズプラーの一側面をカバー側壁部の内壁
に当接させた状態で、そのまま挿入するだけで保持部に
保持することができる。 請求項2記載の考案によれ
ば、カバーの側壁部内壁の角部を構成するほぼ直交する
2面でヒューズプラーを案内することができるので、ヒ
ューズプラーの位置決め性が一層向上され、より簡単に
ヒューズプラーを装着させることができる。
【0012】
【実施例】以下、この考案を実施例に基づいて説明す
る。
る。
【0013】図1乃至図4は、この考案の第1実施例を
示す図である。
示す図である。
【0014】まず構成を説明すると、この実施例の電気
接続箱11は、図1に示すように、複数のヒューズ12
が着脱自在に装着される電気接続箱本体13と、この電
気接続箱本体13に着脱自在に装着されてヒューズ12
を覆うカバー14とを有している。このカバー14に
は、ヒューズ12を電気接続箱本体12から引き抜くヒ
ューズプラー15が着脱自在に保持されるようになって
いる。
接続箱11は、図1に示すように、複数のヒューズ12
が着脱自在に装着される電気接続箱本体13と、この電
気接続箱本体13に着脱自在に装着されてヒューズ12
を覆うカバー14とを有している。このカバー14に
は、ヒューズ12を電気接続箱本体12から引き抜くヒ
ューズプラー15が着脱自在に保持されるようになって
いる。
【0015】このカバー14は、主に図2乃至図4に示
すように、側壁部16と底壁部17とを有し大略直方体
の箱形状に形成されている。この側壁部16には、電気
接続箱本体13が嵌合される開口部16aが斜めに形成
されると共に、両側に、弾性変形可能な係止片16b,
16cが形成されている。この係止片16b,16cが
電気接続箱本体13両端部に形成された一対の被係止部
13a(一方は省略)にそれぞれ係止されることによ
り、カバー14が電気接続箱本体13に装着されるよう
になっている。
すように、側壁部16と底壁部17とを有し大略直方体
の箱形状に形成されている。この側壁部16には、電気
接続箱本体13が嵌合される開口部16aが斜めに形成
されると共に、両側に、弾性変形可能な係止片16b,
16cが形成されている。この係止片16b,16cが
電気接続箱本体13両端部に形成された一対の被係止部
13a(一方は省略)にそれぞれ係止されることによ
り、カバー14が電気接続箱本体13に装着されるよう
になっている。
【0016】また、底壁部17には、前記ヒューズを電
気接続箱本体13から引き抜くヒューズプラー15が着
脱自在に保持されるようになっている。
気接続箱本体13から引き抜くヒューズプラー15が着
脱自在に保持されるようになっている。
【0017】具体的には、この底壁部17には、図4等
に示すように、側壁部16の近傍に保持部としての支柱
17aが突設されると共に、側壁部16と連続した状態
で保持部としての保持片17b,17cが突設されてい
る。
に示すように、側壁部16の近傍に保持部としての支柱
17aが突設されると共に、側壁部16と連続した状態
で保持部としての保持片17b,17cが突設されてい
る。
【0018】これらの支柱17aや保持片17b,17
c等で、側壁部16の内壁に前記ヒューズプラー15の
一側面15aを当接させた状態で、このヒューズプラー
15を保持するようにしている(図2参照)。
c等で、側壁部16の内壁に前記ヒューズプラー15の
一側面15aを当接させた状態で、このヒューズプラー
15を保持するようにしている(図2参照)。
【0019】詳しくは、このヒューズプラー15は、円
弧形状の連結部15bを介して弾性変形可能な一対の挟
持部15cが連結されると共に、この挟持部15cを拡
開させるハンドル部15dが形成されている。
弧形状の連結部15bを介して弾性変形可能な一対の挟
持部15cが連結されると共に、この挟持部15cを拡
開させるハンドル部15dが形成されている。
【0020】そして、このヒューズプラー15の連結部
15b内に、カバー14の支柱17aが嵌合され、ヒュ
ーズプラー15の一側面15aに保持片17bが当接す
ると共に、ヒューズプラー15の挟持部15c側がカバ
ー側壁部16と保持片17c等との間で挟持されるよう
になっている。
15b内に、カバー14の支柱17aが嵌合され、ヒュ
ーズプラー15の一側面15aに保持片17bが当接す
ると共に、ヒューズプラー15の挟持部15c側がカバ
ー側壁部16と保持片17c等との間で挟持されるよう
になっている。
【0021】すなわち、ヒューズプラー15の一側面1
5aは、保持部17bによって他側面15eに向けて押
圧され、この押圧力は連結部15bを介して他側面15
eを一側面15aから離間する方向に押圧する。その結
果、他側面15eの挟持部15cが保持片17cに係合
し続け、ヒューズプラー15はカバー14の側壁部16
と保持片17c等との間で保持されることとなる。
5aは、保持部17bによって他側面15eに向けて押
圧され、この押圧力は連結部15bを介して他側面15
eを一側面15aから離間する方向に押圧する。その結
果、他側面15eの挟持部15cが保持片17cに係合
し続け、ヒューズプラー15はカバー14の側壁部16
と保持片17c等との間で保持されることとなる。
【0022】次に、作用について説明する。
【0023】電気接続箱11の使用状態では、電気接続
箱本体13にカバー14が装着されており、ヒューズ1
2を交換する場合には、このカバー14を電気接続箱本
体13から外し、このカバー14に装着されているヒュ
ーズプラー15を外して、このヒューズプラー15を使
用してヒューズ12を電気接続箱本体13が引き抜く。
箱本体13にカバー14が装着されており、ヒューズ1
2を交換する場合には、このカバー14を電気接続箱本
体13から外し、このカバー14に装着されているヒュ
ーズプラー15を外して、このヒューズプラー15を使
用してヒューズ12を電気接続箱本体13が引き抜く。
【0024】ヒューズプラー15をカバー14から外す
には、このヒューズプラー15の他側面15e(側壁部
16に接していない側の面)を側壁部16側に押して、
この側壁部16上を摺動させながら開口部16a側に移
動させて、支柱17aや保持片17b,17c等から外
す。このように外すことができるため、従来のように、
ヒューズプラー15を摘む必要なく、カバー14の幅L
が狭いような場合でも、ヒューズプラー15を簡単に取
り外すことができる。
には、このヒューズプラー15の他側面15e(側壁部
16に接していない側の面)を側壁部16側に押して、
この側壁部16上を摺動させながら開口部16a側に移
動させて、支柱17aや保持片17b,17c等から外
す。このように外すことができるため、従来のように、
ヒューズプラー15を摘む必要なく、カバー14の幅L
が狭いような場合でも、ヒューズプラー15を簡単に取
り外すことができる。
【0025】一方、ヒューズプラー15を装着する場合
には、このヒューズプラー15の一側面15aをカバー
側壁部16の内壁に当接させた状態で、そのまま挿入す
るだけで支柱17aや保持片17b,17c等に保持さ
れるため、装着も簡単に行うことができる。しかも、こ
の実施例のように、カバー側壁部16の角部を利用する
ことにより、ヒューズプラー15の位置決め性を一層向
上させることができ、より簡単にヒューズプラー15を
装着できる。
には、このヒューズプラー15の一側面15aをカバー
側壁部16の内壁に当接させた状態で、そのまま挿入す
るだけで支柱17aや保持片17b,17c等に保持さ
れるため、装着も簡単に行うことができる。しかも、こ
の実施例のように、カバー側壁部16の角部を利用する
ことにより、ヒューズプラー15の位置決め性を一層向
上させることができ、より簡単にヒューズプラー15を
装着できる。
【0026】また、図5には、この考案の第2実施例を
示す。
示す。
【0027】この実施例は、第1実施例に保持片17b
の代わりに保持片17dが形成されている。この保持片
17dにより、ヒューズプラー15のハンドル部15d
を押えるようにしており、保持片17bを廃止すること
により、ヒューズプラー15の一側面15a全体がカバ
ー側壁部16に当接するようになっている。
の代わりに保持片17dが形成されている。この保持片
17dにより、ヒューズプラー15のハンドル部15d
を押えるようにしており、保持片17bを廃止すること
により、ヒューズプラー15の一側面15a全体がカバ
ー側壁部16に当接するようになっている。
【0028】すなわち、保持片17dは、他側面15e
のハンドル15dを一側面15aのハンドル15dに向
けて押圧し、このため他側面15eの挟持部15cを保
持片17cに係合させるように押圧し続ける結果、ヒュ
ーズプラー15はカバー14の側壁部16と保持片17
c等との間で保持されることとなる。
のハンドル15dを一側面15aのハンドル15dに向
けて押圧し、このため他側面15eの挟持部15cを保
持片17cに係合させるように押圧し続ける結果、ヒュ
ーズプラー15はカバー14の側壁部16と保持片17
c等との間で保持されることとなる。
【0029】他の構成及び作用は第1実施例と同様であ
るので説明を省略する。
るので説明を省略する。
【0030】さらに、図6には、この考案の第3実施例
を示す。
を示す。
【0031】この実施例は、上記実施例と比較すると、
支柱17aの外径がわずかに大きく形成され、保持片1
7c,17dが廃止されている点で異なっている。
支柱17aの外径がわずかに大きく形成され、保持片1
7c,17dが廃止されている点で異なっている。
【0032】これによれば、支柱17aにヒューズプラ
ー15を押し込んだ時、両挟持部15c,15cが互い
に離間されると共に、ヒューズプラー15の一側面15
aが側壁部16に当接されることにより、このヒューズ
プラー15が保持されることとなる。従って、より構造
を簡単にできる。
ー15を押し込んだ時、両挟持部15c,15cが互い
に離間されると共に、ヒューズプラー15の一側面15
aが側壁部16に当接されることにより、このヒューズ
プラー15が保持されることとなる。従って、より構造
を簡単にできる。
【0033】他の構成及び作用は第1実施例と同様であ
るので説明を省略する。
るので説明を省略する。
【0034】なお、カバーの側壁部と協働してヒューズ
プラーを保持するものであれば、保持部の形状等は、如
何なる形状のものでも良い。また、保持部は側壁部に形
成することもできる。
プラーを保持するものであれば、保持部の形状等は、如
何なる形状のものでも良い。また、保持部は側壁部に形
成することもできる。
【0035】
【考案の効果】以上説明してきたように、請求項1の考
案によれば、カバーからヒューズプラーを外す場合に
は、このヒューズプラーは、従来のようにカバー底壁部
の略中央部でなく、一側面がカバー側壁部の内壁へ当接
するように、このカバー側壁部に接近して配設されてい
るため、従来のように、ヒューズプラーを両側から摘む
必要がなく、ヒューズプラーの他側面側を押した状態
で、カバー側壁部の内壁に沿わせて移動させることによ
り、ヒューズプラーをカバーから容易に外すことができ
る。また、ヒューズプラーを装着する場合には、このヒ
ューズプラーの一側面をカバー側壁部の内壁に当接させ
た状態で、そのまま挿入して行けば良いため、装着も簡
単に行うことができる。 請求項2の考案によれば、カバ
ーの側壁部内壁の角部を構成するほぼ直交する2面でヒ
ューズプラーを案内することができるので、ヒューズプ
ラーの位置決め性が一層向上され、より簡単にヒューズ
プラーを装着させることができる、という実用上有益な
効果を発揮する。
案によれば、カバーからヒューズプラーを外す場合に
は、このヒューズプラーは、従来のようにカバー底壁部
の略中央部でなく、一側面がカバー側壁部の内壁へ当接
するように、このカバー側壁部に接近して配設されてい
るため、従来のように、ヒューズプラーを両側から摘む
必要がなく、ヒューズプラーの他側面側を押した状態
で、カバー側壁部の内壁に沿わせて移動させることによ
り、ヒューズプラーをカバーから容易に外すことができ
る。また、ヒューズプラーを装着する場合には、このヒ
ューズプラーの一側面をカバー側壁部の内壁に当接させ
た状態で、そのまま挿入して行けば良いため、装着も簡
単に行うことができる。 請求項2の考案によれば、カバ
ーの側壁部内壁の角部を構成するほぼ直交する2面でヒ
ューズプラーを案内することができるので、ヒューズプ
ラーの位置決め性が一層向上され、より簡単にヒューズ
プラーを装着させることができる、という実用上有益な
効果を発揮する。
【図1】この考案の電気接続箱の第1実施例を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】同第1実施例を示す図1のカバーを下方から見
た底面図である。
た底面図である。
【図3】同第1実施例を示す図2のA−A線に沿う断面
図である。
図である。
【図4】同第1実施例を示すヒューズプラーを取り外し
た状態における図2に相当する底面図である。
た状態における図2に相当する底面図である。
【図5】この考案の第2実施例を示す図2に相当する底
面図である。
面図である。
【図6】この考案の第3実施例を示す図2に相当する一
部を切欠した底面図である。
部を切欠した底面図である。
【図7】従来例の電気接続箱のカバーを示す図4に相当
する底面図である。
する底面図である。
【図8】同従来例のカバーを示す図2に相当する底面図
である。
である。
【図9】同従来例のカバーを示す図8のB−B線に沿う
断面図である。
断面図である。
【符号の説明】 11 電気接続箱 12 ヒューズ 13 電気接続箱本体 14 カバー 15 ヒューズプラー 15a 一側面 16 側壁部 16a 開口部 17 底壁部 17a 支柱(保持部) 17b,17c,17d 保持片(保持部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−41177(JP,U) 実開 昭61−166453(JP,U) 実開 昭63−47564(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 85/02 H01H 85/56
Claims (2)
- 【請求項1】 ヒューズが着脱自在に装着される電気接
続箱本体と、該電気接続箱本体に着脱自在に装着されて
前記ヒューズを覆い、内部に前記ヒューズを取り外すヒ
ューズプラーが着脱自在に取り付けられたカバーとを有
するヒューズプラー付き電気接続箱において、 前記カバーは、側壁部と底壁部とから、前記電気接続箱
本体が嵌合される開口部を有する箱形状に形成され、前
記底壁部には、前記側壁部の内壁に前記ヒューズプラー
一側面を当接させた状態で該側壁部と協働してヒューズ
プラーを保持する保持部が立設されたことを特徴とする
ヒューズプラー付き電気接続箱。 - 【請求項2】 前記ヒューズプラー一側面が当接される
前記側壁部の内壁が、前記側壁部の角部であることを特
徴とする請求項1記載のヒューズプラー付き電気接続
箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000393U JP2592478Y2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | ヒューズプラー付き電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000393U JP2592478Y2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | ヒューズプラー付き電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656948U JPH0656948U (ja) | 1994-08-05 |
JP2592478Y2 true JP2592478Y2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=39190322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993000393U Expired - Lifetime JP2592478Y2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | ヒューズプラー付き電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592478Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP1993000393U patent/JP2592478Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0656948U (ja) | 1994-08-05 |
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