JPH0727586Y2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH0727586Y2 JPH0727586Y2 JP1987170033U JP17003387U JPH0727586Y2 JP H0727586 Y2 JPH0727586 Y2 JP H0727586Y2 JP 1987170033 U JP1987170033 U JP 1987170033U JP 17003387 U JP17003387 U JP 17003387U JP H0727586 Y2 JPH0727586 Y2 JP H0727586Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector element
- connector
- panel
- frame body
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は互いに軸方向に嵌合・離脱するコネクタに関す
る。
る。
従来のコネクタとしては、第4図に示すように、第一の
ケーブル1を接続した第一のコネクタ要素3と、第二の
ケーブル5を接続した第二のコネクタ要素7とを有した
ものがある。
ケーブル1を接続した第一のコネクタ要素3と、第二の
ケーブル5を接続した第二のコネクタ要素7とを有した
ものがある。
第一のコネクタ要素3には、第二のコネクタ要素7の嵌
合溝部9に挿入して嵌合する嵌合部11が形成されてい
る。第二のコネクタ要素7はパネル13の透孔15に溝部9
の開口部を向けた状態で、そのパネル13に固定される。
合溝部9に挿入して嵌合する嵌合部11が形成されてい
る。第二のコネクタ要素7はパネル13の透孔15に溝部9
の開口部を向けた状態で、そのパネル13に固定される。
第一のコネクタ要素3と第二のコネクタ要素7とは、そ
れぞれに導電性のコンタクト(図示せず)を有してい
る。そして、第一のコネクタ要素3を第二のコネクタ要
素7に第4図の矢印Aの方向に移動させつつ嵌合させ、
同時にコンタクトを一対一にて嵌合させる。かくして第
一のケーブル1と第二のケーブル5とを電気的な接続が
このコネクタを介して得られる。
れぞれに導電性のコンタクト(図示せず)を有してい
る。そして、第一のコネクタ要素3を第二のコネクタ要
素7に第4図の矢印Aの方向に移動させつつ嵌合させ、
同時にコンタクトを一対一にて嵌合させる。かくして第
一のケーブル1と第二のケーブル5とを電気的な接続が
このコネクタを介して得られる。
第一のコネクタ要素3を第二のコネクタ要素7から離脱
させるには、第二のコネクタ要素7に対し第一のコネク
タ要素3を第4図の矢印Aとは逆方向に移動させて引き
抜けばよい。
させるには、第二のコネクタ要素7に対し第一のコネク
タ要素3を第4図の矢印Aとは逆方向に移動させて引き
抜けばよい。
しかしながら、このようなコネクタにおいては、パネル
13と、このパネル13の上方の空間距離Hとが小さいと、
第一及び第二のコネクタ要素3,7の方向での嵌合・離脱
の操作ができないか、若しては困難であるという問題が
ある。
13と、このパネル13の上方の空間距離Hとが小さいと、
第一及び第二のコネクタ要素3,7の方向での嵌合・離脱
の操作ができないか、若しては困難であるという問題が
ある。
これ故に、本考案の課題は、コネクタの嵌合・離脱の操
作において、空間が小さい場合にも容易に操作ができる
ようにしたコネクタを提供することにある。
作において、空間が小さい場合にも容易に操作ができる
ようにしたコネクタを提供することにある。
本考案によれば,パネルに取り付けるためのコネクタで
あって,パネル面と直交する第1の方向で互いに嵌合・
離脱する第一及び第二のコネクタ要素を含むコネクタに
おいて,上記パネルの透孔にその開口先端を上記パネル
面とほぼ同一平面になるよう取り付けられた固定枠体を
有し、該枠体内に上記第二のコネクタ要素が上記パネル
面と平行な第2の方向に移動可能に収容して組み付けら
れ,上記固定枠体は上記第二のコネクタ要素の側面に対
向し該第二のコネクタ要素を上記第2の方向に移動案内
する側壁を備え,上記第一のコネクタ要素は側面に突起
部を有し,上記第二のコネクタ要素は上記第一のコネク
タ要素との嵌合時に上記突起部を受入れるため上記第一
のコネクタ要素との嵌合先端から上記第1の方向にのび
た縦溝を有し,上記側壁は上記第1及び第2の方向に対
しいづれも交差した方向にのび,上記第一及び第二のコ
ネクタ要素間の嵌合時に上記突起部を受入れ,上記第一
のコネクタ要素の上記第2の方向への移動操作により上
記第二のコネクタ要素を上記第1の方向に移動させる傾
斜溝部を有していることを特徴とするコネクタが得られ
る。
あって,パネル面と直交する第1の方向で互いに嵌合・
離脱する第一及び第二のコネクタ要素を含むコネクタに
おいて,上記パネルの透孔にその開口先端を上記パネル
面とほぼ同一平面になるよう取り付けられた固定枠体を
有し、該枠体内に上記第二のコネクタ要素が上記パネル
面と平行な第2の方向に移動可能に収容して組み付けら
れ,上記固定枠体は上記第二のコネクタ要素の側面に対
向し該第二のコネクタ要素を上記第2の方向に移動案内
する側壁を備え,上記第一のコネクタ要素は側面に突起
部を有し,上記第二のコネクタ要素は上記第一のコネク
タ要素との嵌合時に上記突起部を受入れるため上記第一
のコネクタ要素との嵌合先端から上記第1の方向にのび
た縦溝を有し,上記側壁は上記第1及び第2の方向に対
しいづれも交差した方向にのび,上記第一及び第二のコ
ネクタ要素間の嵌合時に上記突起部を受入れ,上記第一
のコネクタ要素の上記第2の方向への移動操作により上
記第二のコネクタ要素を上記第1の方向に移動させる傾
斜溝部を有していることを特徴とするコネクタが得られ
る。
第1図は本考案の一実施例によるコネクタを示してい
る。この実施例において、第4図と同じ部分には同じ符
号を付して説明を省略する。
る。この実施例において、第4図と同じ部分には同じ符
号を付して説明を省略する。
第1図を参照して、このコネクタは、第一のコネクタ要
素3に加え、第二のコネクタ要素20及び固定枠体22を有
している。第二のコネクタ要素20には、第4図の第二の
コネクタ要素7と同様に第二のケーブル5が接続され
る。固定枠体22は、第二のコネクタ要素20を横方向にス
ライド可能に収容するものである。
素3に加え、第二のコネクタ要素20及び固定枠体22を有
している。第二のコネクタ要素20には、第4図の第二の
コネクタ要素7と同様に第二のケーブル5が接続され
る。固定枠体22は、第二のコネクタ要素20を横方向にス
ライド可能に収容するものである。
第一のコネクタ要素3には嵌合部11の長手方向の対の側
面に突起部24が形成されている。嵌合部11が嵌合する第
二のコネクタ要素20の開口を形成する嵌合溝部26の対の
壁面28には、上面から下方へのびた縦溝30が形成されて
いる。また、第二のコネクタ要素20の対の側壁面28の下
部にはフック部32が形成されている。固定枠体22の対の
側壁34の内面には、第二のコネクタ要素20の縦溝30に対
向する縦溝部37と、これらの縦溝部37の下端から斜めに
のびた傾斜溝部39とが連続して形成されている。この固
定枠体22は長手方向の対の側壁34の端部間を接続した対
の側壁40から外向きにのびた固定部42を第2図及び第3
図に示すように側壁40の端部をパネル13に透孔15に挿入
して,この透孔15の周囲に当接して,パネル13に固定具
(図示せず)を用いて固定する。
面に突起部24が形成されている。嵌合部11が嵌合する第
二のコネクタ要素20の開口を形成する嵌合溝部26の対の
壁面28には、上面から下方へのびた縦溝30が形成されて
いる。また、第二のコネクタ要素20の対の側壁面28の下
部にはフック部32が形成されている。固定枠体22の対の
側壁34の内面には、第二のコネクタ要素20の縦溝30に対
向する縦溝部37と、これらの縦溝部37の下端から斜めに
のびた傾斜溝部39とが連続して形成されている。この固
定枠体22は長手方向の対の側壁34の端部間を接続した対
の側壁40から外向きにのびた固定部42を第2図及び第3
図に示すように側壁40の端部をパネル13に透孔15に挿入
して,この透孔15の周囲に当接して,パネル13に固定具
(図示せず)を用いて固定する。
次に、第2図及び第3図を用いて、この実施例のコネク
タの操作について説明をする。
タの操作について説明をする。
先ず、第2図に示すように、固定枠体22に第二のコネク
タ要素20を挿入する。そして第二のコネクタ要素20のフ
ランジ部41を固定枠体22の側壁34の上端面45に当接させ
る。このときフック部32は固定枠体22の側壁34の下端に
係合する。なお、固定枠体22の縦溝部37に第二のコネク
タ要素20の縦溝30を一致させる。
タ要素20を挿入する。そして第二のコネクタ要素20のフ
ランジ部41を固定枠体22の側壁34の上端面45に当接させ
る。このときフック部32は固定枠体22の側壁34の下端に
係合する。なお、固定枠体22の縦溝部37に第二のコネク
タ要素20の縦溝30を一致させる。
次に、第一のコネクタ要素3の嵌合部11を第二のコネク
タ要素20の嵌合溝部26に挿入する。その際、突起部24を
縦溝部37と縦溝30に挿入する。
タ要素20の嵌合溝部26に挿入する。その際、突起部24を
縦溝部37と縦溝30に挿入する。
この状態では、第一及び第二のコネクタ要素3,20のコン
タクト間には、また互いに嵌合する力を生じていない。
したがって力を要することなく第1及び第2のコネクタ
要素3,20間の組合わせが行なえる。
タクト間には、また互いに嵌合する力を生じていない。
したがって力を要することなく第1及び第2のコネクタ
要素3,20間の組合わせが行なえる。
その後、第二のコネクタ要素20のフランジ部41の下面を
固定枠体22の上端面45に接触させて横方向に移動、すな
わち、第3図の矢印Bの方向に移動させると、突起部24
は固定枠体22の傾斜溝部39に導かれ奥の方に移動する。
このため、第3図に示すように、第一のコネクタ要素3
は第二のコネクタ要素20に深く嵌合する。この結果、第
一及び第二のコネクタ要素3,20のコンタクト間は互いに
接触嵌合する。したがってケーブル1,5間が接続され
る。
固定枠体22の上端面45に接触させて横方向に移動、すな
わち、第3図の矢印Bの方向に移動させると、突起部24
は固定枠体22の傾斜溝部39に導かれ奥の方に移動する。
このため、第3図に示すように、第一のコネクタ要素3
は第二のコネクタ要素20に深く嵌合する。この結果、第
一及び第二のコネクタ要素3,20のコンタクト間は互いに
接触嵌合する。したがってケーブル1,5間が接続され
る。
また、第一のコネクタ要素3を第二のコネクタ要素20か
ら離脱する際には、第二のコネクタ要素20を矢印Bとは
逆方向に移動すれば、縦溝30と縦溝部37とが一致して、
第一のコネクタ要素3の突起部24を固定枠体22及び第二
のコネクタ要素20から引き抜くことができる。
ら離脱する際には、第二のコネクタ要素20を矢印Bとは
逆方向に移動すれば、縦溝30と縦溝部37とが一致して、
第一のコネクタ要素3の突起部24を固定枠体22及び第二
のコネクタ要素20から引き抜くことができる。
このように上述のコネクタは、パネル20の上方空間が小
さい場合にも、第一のコネクタ要素3を横方向に移動す
ることで、コネクタの嵌合・離脱操作を容易に行なうこ
とができる。
さい場合にも、第一のコネクタ要素3を横方向に移動す
ることで、コネクタの嵌合・離脱操作を容易に行なうこ
とができる。
以上,説明したように、本考案のコネクタによれば、コ
ネクタ嵌合・離脱の操作をパネル面と平行な力によって
行い得,また,パネル表面への突出部分が少ないので、
パネル上の空間が小さくても操作が容易なコネクタを提
供できる。
ネクタ嵌合・離脱の操作をパネル面と平行な力によって
行い得,また,パネル表面への突出部分が少ないので、
パネル上の空間が小さくても操作が容易なコネクタを提
供できる。
第1図は本考案のコネクタの一実施例を示す分解斜視
図、第2図は第1図のコネクタを組合わせた状態を示す
コンタクト間非接続時の側断面図、第3図は同じくコン
タクト間接続時の側断面図、第4図は従来のコネクタの
嵌合前の状態を示す側面図である。 1;第一のケーブル、3;第一のコネクタ要素、5;第二のケ
ーブル、7;第二のコネクタ要素、11;嵌合部、13;パネ
ル、15;透孔、20;第二のコネクタ要素、22;固定枠体、2
4;突起部、26;嵌合溝部、28;側壁面、30;縦溝、34;側
壁、37;縦溝部、39;傾斜溝部。
図、第2図は第1図のコネクタを組合わせた状態を示す
コンタクト間非接続時の側断面図、第3図は同じくコン
タクト間接続時の側断面図、第4図は従来のコネクタの
嵌合前の状態を示す側面図である。 1;第一のケーブル、3;第一のコネクタ要素、5;第二のケ
ーブル、7;第二のコネクタ要素、11;嵌合部、13;パネ
ル、15;透孔、20;第二のコネクタ要素、22;固定枠体、2
4;突起部、26;嵌合溝部、28;側壁面、30;縦溝、34;側
壁、37;縦溝部、39;傾斜溝部。
Claims (1)
- 【請求項1】パネルに取り付けるためのコネクタであっ
て,パネル面と直交する第1の方向で互いに嵌合・離脱
する第一及び第二のコネクタ要素を含むコネクタにおい
て, 上記パネルの透孔にその開口先端を上記パネル面とほぼ
同一平面になるよう取り付けられた固定枠体を有し、該
枠体内に上記第二のコネクタ要素が上記パネル面と平行
な第2の方向に移動可能に収容して組み付けられ,上記
固定枠体は上記第二のコネクタ要素の側面に対向し該第
二のコネクタ要素を上記第2の方向に移動案内する側壁
を備え,上記第一のコネクタ要素は側面に突起部を有
し,上記第二のコネクタ要素は上記第一のコネクタ要素
との嵌合時に上記突起部を受入れるため上記第一のコネ
クタ要素との嵌合先端から上記第1の方向にのびた縦溝
を有し,上記側壁は上記第1及び第2の方向に対しいづ
れも交差した方向にのび,上記第一及び第二のコネクタ
要素間の嵌合時に上記突起部を受入れ,上記第一のコネ
クタ要素の上記第2の方向への移動操作により上記第二
のコネクタ要素を上記第1の方向に移動させる傾斜溝部
を有していることを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987170033U JPH0727586Y2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987170033U JPH0727586Y2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0175978U JPH0175978U (ja) | 1989-05-23 |
JPH0727586Y2 true JPH0727586Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31460614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987170033U Expired - Lifetime JPH0727586Y2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727586Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5104333A (en) * | 1989-12-20 | 1992-04-14 | Yazaki Corporation | Connector apparatus |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP1987170033U patent/JPH0727586Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0175978U (ja) | 1989-05-23 |
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