JPH0713186Y2 - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置

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JPH0713186Y2
JPH0713186Y2 JP12075290U JP12075290U JPH0713186Y2 JP H0713186 Y2 JPH0713186 Y2 JP H0713186Y2 JP 12075290 U JP12075290 U JP 12075290U JP 12075290 U JP12075290 U JP 12075290U JP H0713186 Y2 JPH0713186 Y2 JP H0713186Y2
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JP
Japan
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connector
frame
connectors
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fitting
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哲男 加藤
祐至 畑岸
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Yazaki Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえば自動車の電気回路において使用さ
れ、相互に嵌合、離脱される一対のコネクタ装置に関す
る。
〔従来の技術〕
この種のコネクタ装置として、第4図に示すように、雄
コネクタaにロック爪bを設け、雌コネクタcにロック
孔dを設けると共に両コネクタ間に弾性部材eを介装し
て、コネクタa,cの半嵌合状態すなわちロック爪bとロ
ック孔dとの係合によるロックがなされない状態では、
弾性部材eの弾性反発力により両コネクタが離反し、こ
れにより半嵌合を未然に防止するようにしたものが提案
されている(実開昭61−99381号公報)。
上記の従来技術にあっては、両コネクタの嵌合に際し
て、内蔵された端子金具f,gの接触抵抗に加えて弾性部
材eの反発力に打ち克つ嵌合挿入力を必要とする。
しかし、端子金具f,gの収容数が増えて、コネクタが多
極化すると、端子金具の接触抵抗の増大と共に弾性部材
eの弾性も強化しなければならないから、大きな挿入力
を要することになる。その結果、手によるコネクタの嵌
合作業が困難となり、実際にはコネクタの多極化がしに
くいという問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記の点に着目してなされたものであり、コ
ネクタの多極化と共により小さい力で嵌合、離脱作業を
行なうことができる半嵌合防止機構を備えたコネクタ装
置を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を達成するため、本考案のコネクタ装置は、
長手方向の対向する側壁と両側の端壁とで形成され、貫
通した内部を有する枠体内で一対のコネクタを結合する
コネクタ装置であって、 枠体の側壁内面と対向する各コネクタの外側面に係合ピ
ンを突設し、枠体の側壁内面の貫通方向の両側において
各コネクタの係合ピンに対する導入溝に続いてコネクタ
の嵌合方向と交叉する方向の案内支持溝を形成すると共
に該案内支持溝の少なくとも一方をコネクタの嵌合方向
と斜状に交叉する傾斜案内支持溝として形成し、枠体内
におけるコネクタと前記傾斜案内溝の終端側の端壁との
間に該コネクタを前記導入溝側に付勢する弾性部材を介
装すると共に、一対のコネクタ間またはいずれか一方の
コネクタと枠体間に両コネクタの完全嵌合状態で係合す
るロック手段を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
一対のコネクタは、その係合ピンが案内支持溝および傾
斜案内指示溝により枠体内を該傾斜案内支持溝の終端側
の端壁に向けて移動しつつ嵌合度が深まる。
嵌合作業を中途で放棄すると、ロック手段が機能しない
ので、一対のコネクタは弾性部材の弾性反発力により前
記の移動方向と逆方向に移動しつつ離反する。これによ
り、両コネクタの半嵌合を未然に防止することができ
る。
コネクタの嵌合または離脱に要する力は、枠体がコネク
タの嵌合方向と直交する方向に移動し、かつコネクタの
係合ピンが傾斜案内支持溝の傾斜面と係合するから、ね
じや楔と同じ原理により、小さくすることができる。従
って、コネクタの半嵌合を防止する弾性部材を介在させ
た状態でも、コネクタの多極化を図ることができる。
以下、上記構成および作用を図面を参照して具体的に説
明する。
〔実施例〕
第1図において、Aは能動コネクタ、Bは受動コネク
タ、Cは枠体であり、枠体Cはパネル1等の開口部1aに
固定可能な取付フランジ2を両側に備えている。
枠体Cは、長手方向に対向する側壁3,3と両側の端壁4,
4′とから形成されて、取付フランジ2と直交する方向
において貫通しており、その両側壁3,3の内面におい
て、貫通部の一端から導入溝5a,5aを介してコネクタ嵌
合方向と直交する方向の一対のコネクタ案内支持溝5b,5
bが形成され、貫通部の他端から導入溝6a,6aを介してコ
ネクタ嵌合方向と斜状に交叉する一対のコネクタ案内支
持溝6b,6bが形成されている。そして、傾斜案内支持溝6
bの終端6b1側にある一方の端壁4の内面にはバネ固定ピ
ン7が突設されて、他方の端壁4′側に向けてコイルバ
ネ8が取付けられている。
受動コネクタBは、複数の端子収容室9において雄型の
端子金具10を嵌合方向へ一部突出した状態で支持してお
り、また嵌合方向に向けて突設された中央の係合杆部11
と両側の係合板部12,12′を有し、相対向する側壁上に
おいて突設されたそれぞれ一対の係合ピン13,13を有
し、さらに、端壁4側の係合板部12にはバネ受けピン
7′が突設され、端壁4′側の係合板部12′には縦方向
にロック穴14が設けられている。
能動コネクタAは、複数の端子収容室15において雌型の
端子金具16を収容すると共に、内部に前記係合杆部11を
受ける係合凹部17を有し、相対向する側壁上において突
設された一対の係合ピン18,18を有し、更に一方の端壁
に突設された縦溝19には前記ロック穴14に係合する係止
突起20を有するロッキングアーム21が設けられている。
なお、能動コネクタAと受動コネクタBは、枠体Cの側
壁3,3間において略同一巾をもって形成されている。ま
た、枠体Cの両側の取付フランジ2は省いても差し支え
ない。
上記構成において、枠体Cの貫通部の一方において、受
動コネクタBがその係合ピン13,13を導入溝5a,5aからコ
ネクタ案内支持溝5b,5bに支持されると共にコイルバネ
8により矢線P方向に付勢され、この状態において受動
コネクタBは別途手段により外方への移動が阻止され
る。
第3図aは、上記受動コネクタBの枠体Cへの収納取付
状態を示す。
次に、第3図bのように、受動コネクタAを受動コネク
タBと反対側から枠体C内に入れて、その係合ピン18,1
8を導入溝6a,6aに位置させると共に前記係合杆部11を係
合凹部17と係合する。これにより、両側の係合板部12,1
2′が能動コネクタAを挾み込む状態となる。
次に、第3図cのように、能動コネクタAを嵌合方向と
交叉する矢線Q方向に駆動すると(または枠体Cをその
反対方向に駆動すると)、前記相互の係合関係により受
動コネクタBも能動コネクタAと同方向に移動する。こ
の際、傾斜案内支持溝6b,6bにより係合ピン18,18を介し
て駆動されて能動コネクタAが受動コネクタBに接近
し、前記雌,雄の端子金具16,10が接触を開始する。
この半嵌合状態で、能動コネクタAの駆動を停止し、手
を離すと、受動コネクタBはコイルバネ8の弾性反発力
により矢線Qと逆方向(矢線P方向)に移動すると共に
能動コネクタAから矢線Rのように離反する方向に移動
する。
第3図cの状態において、能動コネクタAをコイルバネ
8の弾性反発力に抗してなおも矢線Q方向に駆動する
と、第3図dのように、両コネクタA,Bは接近して完全
に嵌合し、ロッキングアーム21の係止突起20がロック穴
14に係合してロックされ、雌,雄の端子金具16,10の安
全な接触が達成される。
能動コネクタAと受動コネクタBの離脱は、上記ロック
を解除すると、第3図cについて前述したように、コイ
ルバネ8の弾性反発力により容易に行なうことができ
る。
以上は、ロック手段として、両コネクタA,Bにそれぞれ
ロッキングアーム21とロック穴14を設け、完全嵌合時に
両者が係合してロックされる例について説明したが、コ
ネクタA,Bの少なくとも一方と枠体Cとの間に第3図d
の完全嵌合時に係合するロック手段を設けるようにする
ことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案のコネクタ装置は、一対の
コネクタの嵌合、離脱を枠体に設けた傾斜案内支持溝
(の斜面)と、コネクタに突設した係合ピンとを係合さ
せて、コネクタ嵌合方向の力(斜面の鉛直方向の外力)
を少なくて済むようにしたので、両コネクタの半嵌合を
妨げる弾性部材(コイルバネ)を介装してもコネクタの
多極化を図ることができると共に、嵌合および離脱作業
を容易にし、半嵌合を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、 第2図は枠体の要部の内部構造を示す拡大断面図、 第3図a〜dはそれぞれ一対のコネクタの嵌合過程を示
す説明図、 第4図は従来例の分離状態の断面図である。 A…(能動)コネクタ、B…(受動)コネクタ、C…枠
体、3…側壁、4,4′…端壁、5a,6a…導入溝、5b,6b…
案内支持溝、6b1…終端、8…コイルバネ、13,18…係合
ピン、14…ロック穴、21…ロッキングアーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向の対向する側壁と両側の端壁とで
    形成され、貫通した内部を有する枠体内で一対のコネク
    タを結合するコネクタ装置であって、 枠体の側壁内面と対向する各コネクタの外側面に係合ピ
    ンを突設し、枠体の側壁内面の貫通方向の両側において
    各コネクタの係合ピンに対する導入溝に続いてコネクタ
    の嵌合方向と交叉する方向の案内支持溝を形成すると共
    に該案内支持溝の少なくとも一方をコネクタの嵌合方向
    と斜状に交叉する傾斜案内支持溝として形成し、枠体内
    におけるコネクタと前記傾斜案内溝の終端側の端壁との
    間に該コネクタを前記導入溝側に付勢する弾性部材を介
    装すると共に、一対のコネクタ間またはいずれか一方の
    コネクタと枠体間に両コネクタの完全嵌合状態で係合す
    るロック手段を設けたことを特徴とするコネクタ装置。
JP12075290U 1990-11-20 1990-11-20 コネクタ装置 Expired - Fee Related JPH0713186Y2 (ja)

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JPH0478777U JPH0478777U (ja) 1992-07-09
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JP4518709B2 (ja) * 2001-07-25 2010-08-04 株式会社日立国際電気 電子機器の筐体構造
JP5288509B2 (ja) * 2011-09-27 2013-09-11 Necインフロンティア株式会社 プッシュオン・プッシュオフ型コネクタ及びジャック型コネクタ

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JPH0478777U (ja) 1992-07-09

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