JPH0211747Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211747Y2 JPH0211747Y2 JP4806486U JP4806486U JPH0211747Y2 JP H0211747 Y2 JPH0211747 Y2 JP H0211747Y2 JP 4806486 U JP4806486 U JP 4806486U JP 4806486 U JP4806486 U JP 4806486U JP H0211747 Y2 JPH0211747 Y2 JP H0211747Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrical contact
- terminal
- connector
- contact portion
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 7
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、両端に相手端子に対する電気接触部
を有するコネクタに相手端子を嵌合する際に、嵌
合中のこじり(局部的にかかる過大な動摩擦)を
防止すると共に端子嵌脱に要する力を軽減するコ
ネクタに関する。
を有するコネクタに相手端子を嵌合する際に、嵌
合中のこじり(局部的にかかる過大な動摩擦)を
防止すると共に端子嵌脱に要する力を軽減するコ
ネクタに関する。
相手端子の位置ずれを吸収するように構成され
た両端に電気接触部をもつコネクタとしては、特
公昭60−8591号公報に記載された技術などがあ
る。
た両端に電気接触部をもつコネクタとしては、特
公昭60−8591号公報に記載された技術などがあ
る。
すなわち、第6図に示すように、コネクタ端子
1はプリント基板に対する基板挿入部2とピン挿
入孔3aを穿設したピン支持部3とを両端に有
し、上記基板挿入部2とピン支持部3との間を左
右方向に屈曲自在な鉛直板部4aと上下方向に屈
曲自在とした水平板部4bとを有する可動板4に
て連結したものである。
1はプリント基板に対する基板挿入部2とピン挿
入孔3aを穿設したピン支持部3とを両端に有
し、上記基板挿入部2とピン支持部3との間を左
右方向に屈曲自在な鉛直板部4aと上下方向に屈
曲自在とした水平板部4bとを有する可動板4に
て連結したものである。
又、上記ピン挿入孔3aはプリント基板のピン
Aの前後方向に余裕をもたせた長孔であり、相手
端子の位置ずれに対しては、可動板4を上下左右
に屈曲することにより、及びピン挿入孔3aの長
孔で調整することによつて容易に両端に電気接触
部の位置を修正するものである。
Aの前後方向に余裕をもたせた長孔であり、相手
端子の位置ずれに対しては、可動板4を上下左右
に屈曲することにより、及びピン挿入孔3aの長
孔で調整することによつて容易に両端に電気接触
部の位置を修正するものである。
しかしながら、上記のコネクタ端子にあつて
は、両端の電気接触部2,3の間隔lが直線的な
可動板4により連結されているために長くなり、
コネクタ及びコネクタ端子のコンパクトな設計が
困難であり、又、コネクタ嵌合の際にピンAが長
孔3a内を移動するため電気接触面をこじり、電
気的接触が不安定となる点で改良の余地があつ
た。
は、両端の電気接触部2,3の間隔lが直線的な
可動板4により連結されているために長くなり、
コネクタ及びコネクタ端子のコンパクトな設計が
困難であり、又、コネクタ嵌合の際にピンAが長
孔3a内を移動するため電気接触面をこじり、電
気的接触が不安定となる点で改良の余地があつ
た。
本考案の目的は、雌雄コネクタの嵌合の際に、
電気接触部にこじりが生じ難く、かつコンパクト
な設計が容易な構造のコネクタを提供するもので
ある。
電気接触部にこじりが生じ難く、かつコンパクト
な設計が容易な構造のコネクタを提供するもので
ある。
本考案は、左右方向に屈曲自在な可動板と前後
方向に屈曲自在な可動板とをU字状に連結し両端
に相手端子に対する電気接触部を有するコネクタ
端子と、上記電気接触部をそれぞれ収容し一方が
他方に対し相互の抑え板によつて前後左右方向に
移動可能なハウジングとによりコネクタを構成す
ることにある。
方向に屈曲自在な可動板とをU字状に連結し両端
に相手端子に対する電気接触部を有するコネクタ
端子と、上記電気接触部をそれぞれ収容し一方が
他方に対し相互の抑え板によつて前後左右方向に
移動可能なハウジングとによりコネクタを構成す
ることにある。
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図並びに第2図において、5は両端に電気
接触部5a,5bを有し、中間にX方向に屈曲自
在な平板状の縦板部5c,5d及びY方向に屈曲
自在な平板状の横板部5eに有し、U字型を成し
て一体的に構成された端子である。
接触部5a,5bを有し、中間にX方向に屈曲自
在な平板状の縦板部5c,5d及びY方向に屈曲
自在な平板状の横板部5eに有し、U字型を成し
て一体的に構成された端子である。
固定ハウジング6は、上記電気接触部5aが挿
着される収容室6a並びに収容室6aの下部に接
続し中央に空間6bを形成するコの字状の抑え板
6cより成り、抑え板6cの外底面3箇所には接
続箱本体7に穿設された孔7aに嵌入し固定ハウ
ジング6を接続箱本体7に固定する固定脚6dが
設けられている。
着される収容室6a並びに収容室6aの下部に接
続し中央に空間6bを形成するコの字状の抑え板
6cより成り、抑え板6cの外底面3箇所には接
続箱本体7に穿設された孔7aに嵌入し固定ハウ
ジング6を接続箱本体7に固定する固定脚6dが
設けられている。
抑え板6cの下面は中央にくぼみを有し、接続
箱本体7の上面との間に空間6eを形成する。
箱本体7の上面との間に空間6eを形成する。
可動ハウジング8は、電気接触部5bが挿着さ
れる収容室8a並びに収容室8aの下部に接続す
る平板状の抑え板8bより成る。
れる収容室8a並びに収容室8aの下部に接続す
る平板状の抑え板8bより成る。
可動ハウジング8は、収容室8aが空間6b内
に、抑え板8bが空間6e内に取付けられてい
る。
に、抑え板8bが空間6e内に取付けられてい
る。
従つて、可動ハウジング8は、抑え板8bが上
下方向に拘束されているため上下方向には移動で
きないが、収容室6aに対し空間6bの寸法が大
なるためX及びY方向を含む平面内において移動
及び回動が可能である。
下方向に拘束されているため上下方向には移動で
きないが、収容室6aに対し空間6bの寸法が大
なるためX及びY方向を含む平面内において移動
及び回動が可能である。
9は電気接触部5aに嵌入した雄端子であり、
10aはハウジング10に収容され電気接触部5
bに嵌入すべく接近した雄端子である。
10aはハウジング10に収容され電気接触部5
bに嵌入すべく接近した雄端子である。
7aは接続箱本体7のカバーを示す。
以上のように構成された本実施例において、先
に雄端子9を電気接触部5aに嵌入し、次に雄端
子10aを電気接触部5bに嵌入する場合につい
て説明する。
に雄端子9を電気接触部5aに嵌入し、次に雄端
子10aを電気接触部5bに嵌入する場合につい
て説明する。
雄端子9と嵌合状態にある電気接触部5a並び
に電気接触部5aを収容する可定ハウジング6に
対して、X方向に屈曲自在な縦板部5c,5d及
びY方向に屈曲自在な横板部5eによつて連結さ
れた電気接触部5bはX方向及びY方向に対して
容易に変位可能である。
に電気接触部5aを収容する可定ハウジング6に
対して、X方向に屈曲自在な縦板部5c,5d及
びY方向に屈曲自在な横板部5eによつて連結さ
れた電気接触部5bはX方向及びY方向に対して
容易に変位可能である。
又、電気接触部5bを収容する可動ハウジング
8も空間6bの範囲内でX方向及びY方向に対し
て容易に変位可能である。
8も空間6bの範囲内でX方向及びY方向に対し
て容易に変位可能である。
かかる状態において、第5図aに示すように、
電気接触部5bに対し雄端子10aの位置及び姿
勢が一致していないまま雄端子10aが電気接触
部5bに挿入される場合、b図に示されるように
電気接触部5bが雄端子10aに位置及び姿勢を
容易に合わせて無理のない嵌合をするので、両者
にこじりを生ずることはない。
電気接触部5bに対し雄端子10aの位置及び姿
勢が一致していないまま雄端子10aが電気接触
部5bに挿入される場合、b図に示されるように
電気接触部5bが雄端子10aに位置及び姿勢を
容易に合わせて無理のない嵌合をするので、両者
にこじりを生ずることはない。
又、雄端子10aを電気接触部5bに嵌合した
後に、外力によりいずれか一方が振動を生じて
も、電気接触部5bの位置は雄端子10aの位置
に容易に馴染むために両者の間に接触不良は起ら
ない。
後に、外力によりいずれか一方が振動を生じて
も、電気接触部5bの位置は雄端子10aの位置
に容易に馴染むために両者の間に接触不良は起ら
ない。
以上の実施例では両端に雌端子を有するコネク
タについて述べたが、雌端子に限定されず雄端子
を有する場合についても可能である。
タについて述べたが、雌端子に限定されず雄端子
を有する場合についても可能である。
本考案は次の効果を有する。
(a) 雌雄端子を嵌脱する場合に、両者の相対的位
置及び姿勢に誤差を生じても、本考案のコネク
タは相手の端子に合わせて容易に位置及び姿勢
を修正するため、嵌脱に無理なこじりを生ずる
ことがなく極めて容易に小さな力で嵌脱でき
る。
置及び姿勢に誤差を生じても、本考案のコネク
タは相手の端子に合わせて容易に位置及び姿勢
を修正するため、嵌脱に無理なこじりを生ずる
ことがなく極めて容易に小さな力で嵌脱でき
る。
(b) 端子を嵌合した状態において振動が発生して
も、同上の理由により接触不良を生ずることは
ない。
も、同上の理由により接触不良を生ずることは
ない。
(c) 雌雄端子の嵌脱に無理なこじりがないため、
端子の局部的異常摩耗を生じることがなく、従
つて端子の寿命を増大することができる。
端子の局部的異常摩耗を生じることがなく、従
つて端子の寿命を増大することができる。
(d) 両電気接触部間の全長を小さくするためがで
きるので、コネクタのコンパクト化に適してい
る。
きるので、コネクタのコンパクト化に適してい
る。
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図はコネクタの縦断面図、第2図は端子の斜視
図、第3図は固定ハウジングの斜視図、第4図は
可動ハウジングの斜視図、第5図は端子嵌合時の
端子の変位の説明図、第6図は従来例のコネクタ
の斜視図である。 5……端子、5,5b……電気接触部、5c,
5d……縦板部、5e……横板部、6……固定ハ
ウジング、6a,8a……収容室、6c,8b…
…抑え板、6b,6e……空間、8……可動ハウ
ジング、9,10a……雄端子。
図はコネクタの縦断面図、第2図は端子の斜視
図、第3図は固定ハウジングの斜視図、第4図は
可動ハウジングの斜視図、第5図は端子嵌合時の
端子の変位の説明図、第6図は従来例のコネクタ
の斜視図である。 5……端子、5,5b……電気接触部、5c,
5d……縦板部、5e……横板部、6……固定ハ
ウジング、6a,8a……収容室、6c,8b…
…抑え板、6b,6e……空間、8……可動ハウ
ジング、9,10a……雄端子。
Claims (1)
- 左右方向に屈曲自在な可動板と前後方向に屈曲
自在な可動板とをU字状に連結し両端に相手端子
に対する電気接触部を有するコネクタ端子と、上
記電気接触部をそれぞれ収容し一方が他方に対し
相互の抑え板により前後左右方向に移動可能なハ
ウジングとにより構成されるコネクタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4806486U JPH0211747Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 | |
GB8707070A GB2188497B (en) | 1986-03-27 | 1987-03-25 | Connector |
DE19873709903 DE3709903C3 (de) | 1986-03-27 | 1987-03-26 | Elektrischer verbinder |
US07/030,387 US4738631A (en) | 1986-03-27 | 1987-03-26 | Connector |
FR8704331A FR2596586B1 (fr) | 1986-03-27 | 1987-03-27 | Connecteur electrique |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4806486U JPH0211747Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62160479U JPS62160479U (ja) | 1987-10-12 |
JPH0211747Y2 true JPH0211747Y2 (ja) | 1990-03-28 |
Family
ID=30869250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4806486U Expired JPH0211747Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-04-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0211747Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009026816B4 (de) * | 2009-06-08 | 2021-09-30 | Robert Bosch Gmbh | Anschlusselement und zugehörige Fluidbaugruppe |
JP6314964B2 (ja) * | 2015-12-03 | 2018-04-25 | トヨタ自動車株式会社 | コネクタ |
JP7309523B2 (ja) * | 2019-08-29 | 2023-07-18 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | 連結型コンタクトおよびその製造方法 |
-
1986
- 1986-04-02 JP JP4806486U patent/JPH0211747Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62160479U (ja) | 1987-10-12 |
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