JPH0327349Y2 - - Google Patents

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JPH0327349Y2
JPH0327349Y2 JP1985084537U JP8453785U JPH0327349Y2 JP H0327349 Y2 JPH0327349 Y2 JP H0327349Y2 JP 1985084537 U JP1985084537 U JP 1985084537U JP 8453785 U JP8453785 U JP 8453785U JP H0327349 Y2 JPH0327349 Y2 JP H0327349Y2
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printed circuit
housing
terminal
conductive plate
connector terminal
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリント基板間またはプリント基板
と外部コネクタを接続するコネクタ端子に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、プリント基板間を接続するコネクタとし
て第10図のようなものが提案されている(特公
昭60−8590号)。これは、ピン挿入孔aをもつピ
ン支持部bと基板挿入部cとを可動板dで連結し
たコネクタ端子Tと、足部eをもつハウジングH
とで構成され、この足部eをプリント基板fの係
止長孔gに左右移動自在に係止するようにした構
造である。
基板間の接続に際し、端子TをハウジングHに
装着し、プリント基板fを基板挿入部cに挿入し
た後、端子Tの横方向xのズレに対しては可動板
dで吸収し、ピンPの挿入に伴う縦方向yのズレ
に対してはピン挿入孔aで吸収している。
ところが、ピンPが第11図のような状態で挿
入されると、一方のピン接触片b′に応力が集中
し、第12図のような変形を起こし、電気的接続
の信頼性が低下するおそれがあり、またビンPの
挿入位置の誤差吸収のために端子Tはx×y以上
のスペースを確保しなければならず、端子とその
ハウジングが大型化するという問題があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、上記の問題点を解決し、相手
端子に対する接続部が変形せず、安定で小型化に
適し、プリント基板などの接続時に位置誤差を容
易に解消することができるコネクタ端子を提供す
るにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のコネクタ端子は、導電板の一端に相手
端子に対する接続部を設け、他端に基板挿入部を
設けるとともに、導電板の中間に上下および左右
方向のズレを吸収する湾曲部をそれぞれ設けたこ
とを特徴とする。
図面を参照して本考案の構成を具体的に説明す
ると、図において、1はL型のコネクタ端子、8
はそのハウジング、14はコネクタ端子1の固定
台、17はプリント基板である。
コネクタ端子1は細巾帯状の導電板2の一端に
相手端子に対する接続部3を設け、他端にプリン
ト基板17の挿入孔17aに対する基板挿入部4
を突設するとともに、導電板2の中間部を折り曲
げてL型に形成してある。導電板2の水平部分2
aと垂直部分2bとの折曲部分は弧状に湾曲し、
コネクタ端子1の上下方向の位置ズレを吸収する
ための湾曲部5として形成されている。一方、導
電板2の垂直部分2bには、両側にコ字状の補強
壁6を形成するとともに、その上端部付近に逃げ
穴7aを挟んで巾狭の湾曲部7を設ける。この湾
曲部7はコネクタ端子1の左右方向の位置ズレを
吸収するためのものである。接続部3は、水平部
分2aの両側の起立側壁3aと、その自由縁を内
側にカールさせた弾性挟持腕3bとから成る雌端
子として形成されているが、タブ状の雄端子とし
て形成してもよい。3cは係止孔である。
ハウジング8は、コネクタ端子1の接続部3を
収容する複数の収容室9を有する収容部10と、
端子1の垂直部分2bを支持する背面が開放され
た支持壁部11(第2図)とから成り、支持壁部
11の基端部には円形の孔12を有する基板取付
板13が突設されている。
固定台14はコネクタ端子1を所定間隔で保持
するためのもので、該端子1の基板挿入部4およ
び補強壁6の一部6aを差し込む複数の位置決め
孔15を有し、両端部にはプリント基板17に対
する取付穴16が設けられている。この取付穴1
6は、第3図のように上半部を拡大径部16aと
した段付穴として形成されており、前記長孔12
はこの拡大径部16aより大きくし左右方向に余
裕をもたせてある。18は固定金具であつて、内
部にネジ穴18bを形成した円筒状の本体18a
に鍔18cを設けたものである。
〔作用〕
次に、コネクタ端子の作用およびコネクタの組
立について説明する。
コネクタ端子1の基板挿入部4および補強壁の
一部6aを固定台14の位置決め孔15に圧入ま
たは挿入モールドして所定間隔で保持した後、接
続部3をハウジング8の収容室9に挿入する。接
続部3はその係止孔3cに図示しない係止アーム
が係合して係止される構造となつている。次に、
ハウジング8の基板取付板13、固定台14およ
びプリント基板17を第1図のように重ね、固定
金具18とネジ19により固定する。このとき、
固定金具18の本体18aは取付穴16の拡大径
部16aに達するから、固定台14とプリント基
板17は互に移動しない状態に固定されるが、基
板取付板13すなわちハウジング8は円形の孔1
2により第4図のように左右mおよび上下(また
は前後)nに僅かに移動可能である。次いで、プ
リント基板17の挿入孔17aから下面に突出す
る基板挿入部4を半田付により基板回路(図示せ
ず)と電気的に接続する。これにより、コネクタ
端子1ないしプリント基板17との組立が完了す
る。
次に、プリント基板17と他のプリント基板と
の接続について説明する。
第5図のようにハウジング8をプリント基板2
0に設けた雌型ハウジング21に嵌合する。雌型
ハウジング21は、第6図のように内部に接続部
3に対応する雄端子22が突出し、その周壁21
aの上端部内縁にはテーパ面23が形成されてい
る。
このハウジング8と雌ハウジング21との間に
例えば微少のズレLがある場合、ハウジング8の
先端が第5図のようにテーパ面23に当接する
が、テーパ面23により横方向の力Fを受け、ハ
ウジング8は前記孔12(第4図)によりプリン
ト基板17に対し横移動する。このハウジング8
の移動に伴つて、コネクタ端子1の接続部3に収
容室9の内壁から力が加えられるが、この押圧力
は第7図のように湾曲部7によつて吸収される。
従つて、プリント基板17と20は互に移動する
ことなく、接続部3だけが偏位移動する。このハ
ウジング8および接続部3の移動は、第6図にお
いて二点鎖線で示す整合状態まで続き、接続部3
と雄端子22の位置ズレがなくなつた状態で嵌合
される。
一方、上記接続部3と雄端子22との接続深度
による上下方向の位置ズレは、湾曲部5の伸縮あ
るいは撓みによつて吸収される。
以上のように、コネクタ端子1の位置ズレ誤差
は湾曲部5,7によつて吸収され、接続部3は影
響を受けないから、変形する心配がなく安定な電
気的接続状態を確保することができる。また、プ
リント基板17と20との位置ズレ誤差は、ハウ
ジング8の移動によつて吸収される。
〔実施例〕
第8図および第9図は、それぞれコネクタ端子
の他の実施例を示す。
第8に示すコネクタ端子1′は、上記コネクタ
端子1の接続部3と基板挿入部4とを折り曲げず
に直線的にしたものである。この場合には、第5
図と異なり2枚のプリント基板を平行して接続す
ることができる。
第9図に示すコネクタ端子1″は、接続部3を
導電板2における水平部分2aの下面に形成する
とともに、垂直部分2bにおいて前記補強壁6,
6の代りに片側壁6′を設け、片側壁6′に湾曲部
5と同様の湾曲部7′を設けたものである。この
場合には、前記補強壁6に湾曲部7を形成すると
きの寸法上の制約を受けずに湾曲部7′を自由に
大きく形成することができ、左右方向への位置ズ
レに対する吸収力を大きくし、接続部3に対する
影響力を弱めるとともに形成が容易である。
〔考案の効果〕
本考案は上記した如くに、導電板2の一端に相
手端子に対する接続部を設けると共に他端に基板
挿入部を設け、該導電板2の中間部において上下
方向のズレを吸収する湾曲部5と該導電板に立設
された壁6,6′を介して左右方向のズレを吸収
する湾曲部7,7′を設けて成るものであるから、
相手端子に対する接続部が外力によつて変形する
ことがなく安定した電気的接続を確保することが
でき、プリント基板などの接続時に位置誤差を容
易に修正して対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコネクタ端子とこれを収容す
るハウジング等の一実施例を示す分解斜視図、第
2図は同じくコネクタ端子とハウジングの拡大斜
視図、第3図は本考案のコネクタ端子を使用した
コネクタとプリント基板の取付状態を示す部分断
面図、第4図は同じくその部分斜視図、第5図は
第4図のコネクタと他のプリント基板との接続状
態を示す斜視図、第6図はその作用状態を示す要
部断面図、第7図は同じく要部斜視図、第8図お
よび第9図はそれぞれ本考案端子の他の実施例を
示す斜視図である。第10図は従来例の説明図、
第11図および第12図はその作用状態の説明図
である。 1,1′,1″……コネクタ端子、2……導電
板、3……接続部、4……基板挿入部、5,7…
…湾曲部、8……ハウジング、17……プリント
基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電板2の一端に相手端子に対する接続部を設
    けると共に他端に基板挿入部を設け、該導電板2
    の中間部において上下方向のズレを吸収する湾曲
    部5と該導電板に立設された壁6,6′を介して
    左右方向のズレを吸収する湾曲部7,7′を設け
    て成ることを特徴とするコネクタ端子。
JP1985084537U 1985-06-06 1985-06-06 Expired JPH0327349Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985084537U JPH0327349Y2 (ja) 1985-06-06 1985-06-06
US06/121,450 US4810215A (en) 1985-06-06 1986-06-06 Position compensating connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985084537U JPH0327349Y2 (ja) 1985-06-06 1985-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61201288U JPS61201288U (ja) 1986-12-17
JPH0327349Y2 true JPH0327349Y2 (ja) 1991-06-13

Family

ID=30634138

Family Applications (1)

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JP1985084537U Expired JPH0327349Y2 (ja) 1985-06-06 1985-06-06

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JPS61201288U (ja) 1986-12-17

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