JP3530575B2 - ラベル貼着方法 - Google Patents

ラベル貼着方法

Info

Publication number
JP3530575B2
JP3530575B2 JP10987894A JP10987894A JP3530575B2 JP 3530575 B2 JP3530575 B2 JP 3530575B2 JP 10987894 A JP10987894 A JP 10987894A JP 10987894 A JP10987894 A JP 10987894A JP 3530575 B2 JP3530575 B2 JP 3530575B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
peeling
roller
suction
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10987894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07315350A (ja
Inventor
史明 福島
直久 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP10987894A priority Critical patent/JP3530575B2/ja
Publication of JPH07315350A publication Critical patent/JPH07315350A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3530575B2 publication Critical patent/JP3530575B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ラベル貼着方法に関
し、特に、ラベルを曲折させた状態で吸引・保持し、ラ
ベル材質に拘わらず、シワ等のない均一な貼着を行うた
めの新規な改良に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、用いられていたこの種のラベル貼
着装置としては、例えば、図3から図6で示す特開平4
−215934号公報に開示された構成を挙げることが
できる。まず、図5の全体構成において符号1で示され
るものは、本体部であり、この本体部1は、例えば、シ
リンダ等の回動手段1Aによって矢印Aの方向に往復回
動できるように構成されている。前記本体部1の下部に
は、一対の互いに離間して設けられた脚部3が固定して
設けられており、この脚部3の内部には支持脚10がば
ね部材11を介して同軸状に且つ軸方向にばね圧を伴っ
て作動自在に設けられている。前記各脚部3は、前記本
体部1の軸支部12を介して、図示しないロボット等の
駆動手段により図3で示すように所定角度範囲で回動自
在に設けられている。前記各支持脚10の下端には、吸
着板13を有する支持体14が固定して設けられてお
り、この支持体14の前記各支持脚10に対応する位置
には、長手形状のローラ15が保持体16を介して回転
自在に設けられている。 【0003】前記支持体14に設けられた吸着板13に
は、吸引源(図示せず)に接続された吸引部17が設け
られており、この吸引部17を介して空気によるラベル
2の吸引を行うことができる。前記支持体14に設けら
れた長手形状の円弧案内部18には、チャック板19a
をその先端に一体に有する弧状アーム19が作動自在に
設けられており、この弧状アーム19の上端19bは、
前記支持体14の上部14aに設けられた第1シリンダ
20のロッド21に第1自在接手22を介して作動自在
に接続され、この第1シリンダ20の作動によって前記
弧状アーム19が図4に示すようにわずかに持ち上げら
れるように構成されている。 【0004】前記チャック板19aの端部19aAに
は、軸支部23を介して剥離爪24が回動自在に設けら
れ、この剥離爪24は、前記軸支部23上に取付けられ
た第2シリンダ25のロッド25aに第2自在接手26
を介して接続され、この第2シリンダ25の作動によっ
て剥離爪24がラベル2をチャック又は非チャック状態
にすることができるように構成されている。 【0005】従来におけるラベル貼着剥離装置は、前述
したように構成されており、以下に、その動作について
説明する。まず、図3に示されるように、ラベル2上に
機構ヘッド30を位置させ、本体部1を図示しないロボ
ット機構を介して下降させると、機構ヘッド30の吸着
板13がラベル2上に接合すると共に、ラベル2の一端
2Aはローラ15に接合する。前述の状態で、第2シリ
ンダ25を作動させると、ロッド25aが上方に引か
れ、第2自在接手26を介して剥離爪24が内側へ回動
するため、ラベル2の他端2Bは、台紙2bから剥離さ
れて剥離爪24とチャック板19aによってチャッキン
グされる。この状態で、第1シリンダ20を作動させる
と、ロッド21および第1自在接手22を介して弧状ア
ーム19が上方へ移動するため、前記チャック板19a
が第4図のように上方にわずかに持ち上げられる。 【0006】次に、図5に示す本体部1を回動手段1A
によって回動することにより、本体部1および支持脚1
0は、ローラ15を中心として矢印Aのように回動する
ため、吸着ヘッド30は、図4の2点鎖線で示すように
回動し、ラベル2は台紙2bから完全に剥離されると共
に、吸着ヘッド30に吸着保持される。次に、この吸着
したラベル2を、例えば、圧延コイルのような円筒体の
内面40に貼着する場合には、図5に示すように、本体
部1をロボット(図示せず)を介して移動させ、吸着ヘ
ッド30を内面40に沿って位置させると、ラベル2が
内面40に接合した状態となる。 【0007】前述の状態で、脚部3を軸支部12を中心
として、図示しない駆動手段により回動すると、図3に
示すように、ローラ15がばね部材11に付勢された状
態でラベル2上を内面40に沿って移動し、このローラ
15の圧接力によってラベル2が内面40に貼着され
る。この貼着完了後は、吸着板13の吸着力を完全に解
除し、本体部1と共に吸着ヘッド30を移動させること
により、ラベル2の貼着動作を完了することができる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】従来のラベル貼着方法
は、以上のように構成されているため、次のような課題
が存在していた。すなわち、前述の構成の場合、ラベル
の材質が塩ビ製等で、剥離静電気が多く、材質が柔らか
であれば、シワや気泡等のない貼着が十分に可能である
が、材質がポリエステル等のように剥離静電気が少なく
剛性があり、伸縮がないような場合、貼付後にシワや気
泡が発生していた。 【0009】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ラベルを曲折させた状態で
吸引・保持し、ラベル材質に拘わらず、シワ等のない均
一な貼着を行うようにしたラベル貼着方法を提供するこ
とを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明によるラベル貼着
方法は、台紙に貼着されたラベルを複数の剥離爪で剥離
し、このラベルを吸着板で吸着して搬送し、このラベル
をローラを介して被貼着物に貼着する場合、前記ラベル
のほぼ中央部に前記ローラを当接させ、前記ラベルを曲
折させた状態で吸引・保持して前記被貼着物に貼着させ
ようにしたラベル貼着方法において、前記各剥離爪の
うち中央部剥離爪のみでラベル端を把持し、両側部剥離
爪を開放した後に貼着開始する方法である。 【0011】 【作用】本発明によるラベル貼着方法においては、ロー
ラを中心としてその両側に剥離爪と吸着体が位置してい
るため、ラベルを剥離する場合は、本体を回動させて剥
離爪の受面をラベルの端面に合わせ、シリンダを作動さ
せると、剥離爪がラベルの一端をチャッキングする。こ
の状態で本体を回動させると剥離爪はラベルの一端を上
方に引上げるため、ラベルは台紙から剥離される。さら
に、この本体を前述と同一方向に回動することにより、
ラベルのほぼ中央部はローラの外周面で曲折され、吸着
板の曲面からなる吸着面がラベルの後端に当接する。こ
の状態で吸着板はラベルの後端を吸着するため、ラベル
は剥離爪、ローラ及び吸着体で吸着・保持され、さらに
この本体を回動させることによってラベルは台紙から完
全に剥離される。次に、このラベルを被貼着物に貼着さ
せる場合、前述のローラの外周面を被貼着物に当接さ
せ、本体を左右方向に回動させることにより、ラベルは
剥離爪、ローラ及び吸着体によってシワ等のない張り状
態のまま貼着される。 【0012】 【実施例】以下、図面と共に本発明によるラベル貼着方
法の好適な実施例について詳細に説明する。なお、従来
例と同一又は同等部分については同一符号を用いて説明
する。図1において符号1で示されるものは本体部であ
り、この本体部1は例えばロボット等の回動手段1Aに
よって矢印Aの方向に往復回動できるように構成されて
いる。前記本体部1の下部には、一対の互いに離間して
設けられた脚部3が固定して設けられており、この脚部
3の内部には支持脚10がばね部材11を介して同軸状
にかつ軸方向にばね圧を伴って作動自在に設けられてい
る。 【0013】前記各支持脚10の下端には、吸着板1
3、ローラ15及び剥離爪24を有する支持体14が設
けられており、この吸着板13は曲折した円弧状の吸着
面13aを有し、吸引パイプ13Aに接続された複数の
吸引穴13bが形成されている。なお、前記吸引パイプ
13Aは図示しない吸引源に接続されている。 【0014】前記支持体14には複数の剥離爪24が回
動自在に設けられ、この剥離爪24は前記支持体14に
設けられたシリンダ25のロッド25aによって回動で
きるように構成されている。 【0015】前述の吸着板13及びローラ15は、従来
例の図6で示すように長手形状の前記支持体14に沿っ
て長手に構成され、前記剥離爪24も前記支持体14の
長手に沿って各々シリンダ25で駆動されるように複数
個設けられている。 【0016】次に、実際にラベルの剥離及び貼着する場
合について述べる。まず、本体1を回動手段1Aを介し
て、図1における左側に回動させ、シリンダ25を介し
て剥離爪24を開として剥離爪24を有する支持体14
の受面14aを平板状の図3で示す台紙2A上に貼着さ
れたラベル2に接合すると共に、ラベル2の中央位置に
ローラ15の外周面が接合する。 【0017】前述の状態でシリンダ25を介して剥離爪
24を閉とすることにより、この剥離爪24はラベル2
と台紙2Aの間に挿入されラベル2のみをチャッキング
した状態となる。次に、この状態で、回動手段1Aを介
して本体1を右方向に大きく回動させると、ローラ15
を中心として吸着板13がラベル2の後端を吸着し、再
び、この本体1を図1に示す垂直状態に戻すことによ
り、ラベル2はローラ15によって曲折され、その両端
が剥離爪24と吸着板13によって吸着された状態とな
る。 【0018】次に、このラベル2の吸着が完了した状態
で、本体1を所定のホットコイル等の被貼着物50の被
貼着面50aにローラ15が接合した状態(図1で示す
状態とする)において、図6に示すように7個の剥離爪
24のうち、中央に位置する中央部剥離爪1個を残し両
側部剥離爪を全て開とすることによりラベル2の前端の
幅方向の両端がフリーとなり、曲折状態で張設されたラ
ベル2のシワ等が完全に除去される。 【0019】この状態で、回動手段1Aを介して本体1
を図1の状態で、左回転及び右回転させることにより、
ラベル2は被貼着面50aに貼着される。 【0020】 【発明の効果】本発明によるラベル貼着方法は、以上の
ように構成されているため、ラベルの材質の硬軟に拘わ
らず、シワ等のない一定の貼付品質が得られる。また、
多少ラフな状態でラベルを剥離した状態でも、ラベルを
ローラで曲折させるため、シワ等を伴わずに均一な剥離
及び貼着状態を得ることができ、特に、大型で薄形のラ
ベルに最適である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるラベル貼着装置を示す構成図であ
る。 【図2】図1の要部を示す拡大図である。 【図3】従来の構成を示す要部の構成図である。 【図4】図3の要部を示す構成図である。 【図5】従来構成の全体構成を示す構成図である。 【図6】図4の平面図である。 【符号の説明】 2 ラベル 2A 台紙 10 支持部 12 軸支部 13 吸着板 13a 貼着面 15 ローラ 24 剥離爪 50 被貼着物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65C 9/30 B65C 9/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 台紙(2b)に貼着されたラベル(2)を複数
    の剥離爪(24)で剥離し、このラベル(2)を吸着板(13)で
    吸着して搬送し、このラベル(2)をローラ(15)を介して
    被貼着物(50)に貼着する場合、前記ラベル(2)のほぼ中
    央部に前記ローラ(15)を当接させ、前記ラベル(2)を曲
    折させた状態で吸引・保持して前記被貼着物(50)に貼着
    させるようにしたラベル貼着方法において、前記各剥離
    爪(24)のうち中央部剥離爪のみでラベル(2)端を把持し
    両側部剥離爪を開放した後に貼着開始することを特徴と
    するラベル貼着方法。
JP10987894A 1994-05-24 1994-05-24 ラベル貼着方法 Expired - Fee Related JP3530575B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10987894A JP3530575B2 (ja) 1994-05-24 1994-05-24 ラベル貼着方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10987894A JP3530575B2 (ja) 1994-05-24 1994-05-24 ラベル貼着方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07315350A JPH07315350A (ja) 1995-12-05
JP3530575B2 true JP3530575B2 (ja) 2004-05-24

Family

ID=14521467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10987894A Expired - Fee Related JP3530575B2 (ja) 1994-05-24 1994-05-24 ラベル貼着方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3530575B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4760145B2 (ja) * 2005-06-03 2011-08-31 村田機械株式会社 巻取チューブのラベル貼付装置および自動ワインダー
CN110072779B (zh) * 2016-12-15 2022-04-05 京洛株式会社 机器人系统
JP7089340B2 (ja) * 2016-12-15 2022-06-22 キョーラク株式会社 ロボットシステム
CN116353943B (zh) * 2023-06-02 2023-08-11 常州市柯盛包装有限公司 瓦楞纸箱生产系统及其工作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07315350A (ja) 1995-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100514969B1 (ko) 점착 테이프 부착 방법 및 장치
JP3530575B2 (ja) ラベル貼着方法
JPH07110538B2 (ja) 刷版自動着脱装置
JP2004067169A (ja) ラベル類貼付け装置
JP2620014B2 (ja) ラベラー自動制御方法
JP2619582B2 (ja) ラベル貼着方法
JPH08207918A (ja) ラベル貼着方法及び装置
JP2860350B2 (ja) ロール状シートのテープ剥離方法及びその剥離装置
JPH06122436A (ja) ラベル貼着方法
JP2003081232A (ja) 粘着部品の貼付け方法と粘着部品貼付け工具とその使用方法及び粘着部品貼付け装置
JP2529471B2 (ja) ラベル貼着剥離装置
JPH0737255B2 (ja) ラベル貼着装置
JP2582500B2 (ja) ラベル台紙排除方法及び装置
JP3544554B2 (ja) ラベル紙の搬出機構
JPH0880926A (ja) ステッカー貼り付け方法およびその装置
JPH0312646Y2 (ja)
CN220243663U (zh) 一种用于自动psa贴覆的光膜抓取设备
JPH0720118Y2 (ja) 密着シートの引き剥がし装置
JPH10258816A (ja) 円筒容器へのラベル貼り付け方法
KR20010014712A (ko) 시트재 접착 장치
JPH0784214B2 (ja) ラベル剥離方法
JP2501844B2 (ja) ラベル貼付装置
JPS63225984A (ja) 磁気テ−プの巻付装置
JPH0323416B2 (ja)
JPH1170927A (ja) ラベル貼付装置およびラベル受台

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees