JP2582500B2 - ラベル台紙排除方法及び装置 - Google Patents

ラベル台紙排除方法及び装置

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JP2582500B2
JP2582500B2 JP4029264A JP2926492A JP2582500B2 JP 2582500 B2 JP2582500 B2 JP 2582500B2 JP 4029264 A JP4029264 A JP 4029264A JP 2926492 A JP2926492 A JP 2926492A JP 2582500 B2 JP2582500 B2 JP 2582500B2
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史明 福島
直久 武田
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Nippon Steel Corp
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベル台紙排除方法及
び装置に関し、特に、ラベル台紙を載置するプレートの
面を凹凸面とし、ラベル剥離後のラベル台紙をプレート
から除去しやすくするための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のラベル貼
着方法としては種々あるが、その中で代表的な方法につ
いて述べると、図5に示す実開昭59−121310号
公報の構成を開示することができる。すなわち、図5に
おいて符号1で示されるものは案内体であり、この案内
体1によって案内されたラベル台紙2a付のラベル2
は、案内体1の下端1aで、ラベル台紙2aとラベル2
に分離される。従って、このラベル2は、ローラ3の周
面を介して水平状態の被貼着面4上に次々と貼着され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のラベル貼着方法
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、ラベル剥離後のラベル台紙
を排除することが難しく、このような連続したラベル台
紙の場合には、巻取装置によってラベル台紙を巻取らな
ければならず、そのための装置を必要としていた。ま
た、前述の従来構成と異なり、個別に形成された多数枚
のラベル付ラベル台紙の場合、ラベルを剥離した時の静
電気がラベル台紙に残留し、このラベル台紙が金属部材
に吸着されるため、ラベル台紙の排除が極めて困難であ
った。
【0004】本発明は以上のような課題を解決するため
になされたもので、特に、ラベル台紙を載置するプレー
トの面を凹凸面とし、正イオン化電気を吹込んでラベル
剥離後のラベル台紙をプレートから除去しやすくしたラ
ベル台紙排除方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるラベル台紙
排除方法は、プリンタで印字されたラベルを有するラベ
ル台紙を移動自在なプレートに載置し、このプレートを
ラベル剥離部の位置に移動させラベルを剥離したのち、
前記ラベル台紙をプレートを傾斜した状態で排除するよ
うにしたラベル台紙排除方法において、前記プレートに
形成された凹凸面上に前記ラベル台紙を保持し、前記凹
部に空気を強制的に供給することにより前記凹凸面とラ
ベル台紙との接合を除去する方法である。
【0006】さらに詳細には、前記空気は正イオン化空
気である方法である。
【0007】また、本発明によるラベル台紙排除装置
は、プリンタで印字されたラベルを有するラベル台紙を
移動自在なプレートに載置し、このプレートをラベル剥
離部の位置に移動させラベルを剥離してラベル台紙を排
除するようにしたラベル台紙排除装置において、前記プ
レートには凹凸面が形成されていると共に、前記凹凸面
の凹部内に正イオン化空気を供給するための正イオン化
空気を供給するための正イオン化空気供給手段を有し、
前記ラベル剥離後は、前記凹部内に正イオン化空気を送
ることにより、ラベル剥離時にラベル台紙に発生した静
電気を除去する構成である。
【0008】
【作用】本発明によるラベル台紙排除方法及び装置にお
いては、ラベル台紙を載置するプレートに凹凸面が形成
されているため、プリンタから送り出された印字済のラ
ベルを有するラベル台紙は、この凹凸面上に載置・保持
され、ラベル剥離部によって、ラベルが剥離された後、
この凹凸面の凹部に正イオン化空気がコンプレッサによ
り供給されるため、ラベル剥離時に発生した静電気が除
去されると共に、ラベル台紙と凹凸面との接合が解除さ
れる。その後、このプレートを傾斜させることにより、
ラベル台紙は、このプレートから自然落下し、除去され
る。
【0009】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるラベル台紙排
除方法及び装置の好適な実施例について詳細に説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用
いて説明する。図1から図4迄は、本発明によるラベル
台紙排除方法及び装置を示すためのものである。
【0010】図1及び図2において符号10で示される
ものは筺体11の側部に配設されたプリンタであり、こ
のプリンタ10は通常は実線で示す位置に固定され、メ
ンテナンス等の場合に点線で示す位置に移動できるよう
に構成されている。
【0011】前記筺体11の上部には、一対の軸支部1
2,13を介して回動自在に設けられた一対のアーム1
4,15からなるリンク部16が設けられ、このリンク
部16には第1プレート17が設けられており、この一
方のアーム15には、この筺体11に取付けられたシリ
ンダ18のロッド18aが接続されている。
【0012】前記シリンダ18を作動することにより、
前記第1プレート17は、実線で示す上部位置A及び筺
体11の載置位置B並びに点線で示す傾斜位置Cに各々
移動することができるように構成されている。
【0013】前記筺体11の上面11aには、前記第1
プレート17と同一機能を有する第2プレート20が実
線で示す載置位置Bから点線で示す移動位置Dにおい
て、アクチュエータ21により水平方向に往復移動自在
に設けられている。
【0014】前記各プレート17,20は、プリンタ1
0から印字されて送り出されるラベル2を有するラベル
台紙2aを載置位置Bで受け取り、保持、カット後上面
位置に移動してロボットからなるラベル剥離部22によ
りラベル2のみが剥離される構成であり、各プレート1
7,20上にはこのラベル2を有するラベル台紙2aを
載置・保持するための保持バー23がアクチュエータ
(図示せず)により上下動自在(すなわち、ラベル台紙
2aを係止又は係止解除自在)に設けられている。
【0015】前記各プレート17,20の上面には、図
3で示すように長手形状に沿って凹部50及び凸部51
とからなる凹凸面52が形成されており、このプレート
17,20上にラベル台紙2aを載置した場合、この凸
部51にのみ面接触し、凹部50は空洞形状となる。従
って、この凹部50内に正イオン化空気をコンプレッサ
(図示せず)を介して供給するように構成された正イオ
ン化空気供給手段(図示せず)を用いることにより、ラ
ベル2の剥離時にラベル台紙2aを残留した静電気を除
去し、同時に、ラベル台紙2aと凹凸面52との接合を
除去する構成である。
【0016】前記ラベル剥離部22は、図4で示すよう
に構成されている。すなわち、図4の全体構成において
符号30で示されるものは、本体部であり、この本体部
30は、例えば、シリンダ等の回動手段31によって矢
印Aの方向に往復回動できるように構成されている。前
記本体部30の下部には、一対の互いに離間して設けら
れた脚部32が固定して設けられており、この脚部32
の内部には支持脚33がばね部材34を介して同軸状に
且つ軸方向にばね圧を伴って作動自在に設けられてい
る。前記各脚部32は、前記本体部30の軸支部35を
介して、図示しないギヤモータ等の駆動手段により図4
の矢印Aaで示す方向において所定角度範囲で回動自在
に設けられている。前記各支持脚33の下端には、吸着
板36を有する支持体37が固定して設けられており、
この支持体37の前記各支持脚33に対応する位置に
は、長手形状のローラ38が保持体39を介して回転自
在に設けられている。
【0017】前記支持体37に設けられた吸着板36に
は、吸引源(図示せず)に接続された吸引部40が設け
られており、この吸引部40を介して空気によるラベル
2の吸引を行うことができる。前記支持体37に設けら
れた長手形状の円弧案内部41には、チャック板42a
をその先端に一体に有する弧状アーム42が作動自在に
設けられており、この弧状アーム42の上端は、前記支
持体37の上部に設けられた第1シリンダ43のロッド
44に第1自在接手45を介して作動自在に接続され、
この第1シリンダ43の作動によって前記弧状アーム4
2がわずかに持ち上げられるように構成されている。
【0018】前記チャック板42aの端部には、軸支部
46を介して剥離爪47が回動自在に設けられ、この剥
離爪47は、前記軸支部46上に取付られた第2シリン
ダ48のロッド48aに第2自在接手49を介して接続
され、この第2シリンダ48の作動によって剥離爪47
がラベル2をチャック又は非チャック状態にすることが
できるように構成されている。
【0019】従って、前記ラベル剥離部22は、図1の
原点位置Eから他の位置A,B及びDに任意に移動でき
るように図示しない移動手段によって構成されており、
前記各位置A,Dにおいて剥離爪47でラベル2をラベ
ル台紙2aから剥離し、このラベル2を吸着板36で吸
着して図示しない圧延コイル等の被貼着体に移送するこ
とができる。
【0020】次に、前述の構成において実際にラベル台
紙2aを排除する場合について述べる。まず、プリンタ
10から送り出された印字済のラベル2を有するラベル
台紙2aは、シリンダ18を介して載置位置Bに降下し
た第1プレート17上に載置され保持バー23によって
保持される。その後、第1プレート17は図1の実線で
示す上部位置に移動した時点で、ラベル剥離部22によ
りラベル2のみ剥離され、このラベルはラベル剥離部2
2によって他の被貼着体(図示せず)に移送される。
【0021】前記ラベル2が剥離されたラベル台紙2a
は、第1プレート17が図1の傾斜位置Cに到達しこの
第1プレート17自体が有するシリンダからなる傾斜手
段17Aにより傾斜した時点で、前記第1プレート17
の凹部50に前記正イオン化空気供給手段を介して正イ
オン化空気が供給されてラベル2剥離時にラベル台紙2
aに発生した静電気が除去されると共に、第1プレート
17との接合が除去されて、自重により下方に落下す
る。
【0022】また、この第1プレート17が上部位置A
に位置している間に、第2プレート20は移動位置Dか
ら載置位置Bに移動することにより、次のラベル2を有
するラベル台紙2aを載置し、前述と同様に保持バー2
3で保持してアクチュエータ21によって移動位置Dに
移動する。この移動位置Dでは移動してきた前記ラベル
剥離部22によりラベル2のみがラベル台紙2aから剥
離され、その後、第2プレート20は載置位置Bに戻
り、傾斜位置Cに移動し、前述と同様にラベル台紙2a
が排除される。
【0023】
【発明の効果】本発明によるラベル台紙排除方法及び装
置は、以上のように構成されているため、次のような効
果を得ることができる。すなわち、ラベルを有するラベ
ル台紙がプレートの凹凸部上に載置されて保持され、ラ
ベル剥離後は、凹部に正イオン化空気を送るためラベル
剥離時に発生した静電気が除去されると共に、プレート
とラベル台紙間の接合が除去され容易にラベル台紙が排
除を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラベル台紙排除装置を示す全体構
成図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の要部の拡大平面図である。
【図4】ラベル剥離部を示す拡大正面図である。
【図5】従来構成を示す構成図である。
【符号の説明】
2 ラベル 2a ラベル台紙 10 プリンタ 17 第1プレート 20 第2プレート 22 ラベル剥離部 50 凹部 51 凹凸部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ(10)で印字されたラベル(2)を
    有するラベル台紙(2a)を移動自在なプレート(17,20)に
    載置し、このプレート(17,20)をラベル剥離部(22)の位
    置に移動させラベル(2)を剥離して前記ラベル台紙(2a)
    をプレート(17,20)を傾斜した状態で排除するようにし
    たラベル台紙排除方法において、前記プレート(17,20)
    に形成された凹凸面(52)上に前記ラベル台紙(2a)を保持
    し、前記凹凸面(52)の凹部(50)に空気を強制的に供給す
    ることにより前記凹凸面(52)とラベル台紙(2a)との接合
    を除去することを特徴とするラベル台紙排除方法。
  2. 【請求項2】 前記空気は正イオン化空気であることを
    特徴とする請求項1記載のラベル台紙排除方法。
  3. 【請求項3】 プリンタ(10)で印字されたラベル(2)を
    有するラベル台紙(2a)を移動自在なプレート(17,20)に
    載置し、このプレート(17,20)をラベル剥離部(22)の位
    置に移動させラベル(2)を剥離してラベル台紙(2a)を排
    除するようにしたラベル台紙排除装置において、前記プ
    レート(17,20)には凹凸面(52)が形成されていると共
    に、前記凹凸面(52)の凹部(50)内に正イオン化空気を供
    給するための正イオン化空気供給手段を有し、前記ラベ
    ル剥離後は、前記凹部(50)内に正イオン化空気を送るこ
    とにより、ラベル剥離時にラベル台紙(2a)に発生した静
    電気を除去する構成としたことを特徴とするラベル台紙
    排除装置。
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