JP3524272B2 - キサンタンガムの改質方法及び改質キサンタンガム - Google Patents

キサンタンガムの改質方法及び改質キサンタンガム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キサンタンガム
(Xanthan Gum)の改質方法及び改質キサンタンガムに
関する。
【0002】
【従来の技術】キサンタンガムは、微生物であるキサン
トモナス・キャンペストリスの菌体外に産生される天然
の多糖類であり、グルコース,マンノース及びグルクロ
ン酸により構成されている。キサンタンガムを製造する
には一般に、ブドウ糖や澱粉培地でキサントモナス・キ
ャンペストリスを純粋培養して粘質物を生産させ、これ
をアルコール沈澱により回収して精製・乾燥・粉砕す
る。
【0003】キサンタンガムは冷水に溶解して粘性を示
すが、水溶液に外力が加わっている状態と外力が加わっ
ていない静置状態とで大きく粘度が異なるという性質、
いわゆるシュード・プラスチック(pseodo-plastic)性
(擬可塑性)を示す。また、他のガム質や澱粉水溶液は
低温で粘度が高く、高温になるにつれて粘度が低下する
という基本的性質があるのに対して、キサンタンガム水
溶液の粘度は、温度依存性が比較的小さいという特異な
性質を持つ。耐塩性や耐酸性にも優れている。これらの
性質のため、キサンタンガムは、ドレッシング,ケチャ
ップ,マヨネーズ,塩辛,佃煮等、多くの食品の増粘剤
として利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、キサンタンガ
ムは、グアーガム等と比較して粘度が低いにも拘らず、
曳糸性が強いという性質がある。また、澱粉やタマリン
ド等は、ボテボテしたボディ感があるのに対し、キサン
タンガムはズルつきのある粘性を示し、他の増粘剤と同
様に糊状感を有する。更にキサンタンガム水溶液は単独
ではゲル形成能がなく、ローカストビーンガム等との併
用によりゲル化し、グアーガムとの併用により増粘性を
示すことが知られているが、反応性は弱く、得られるゲ
ル強度は小さい。
【0005】本発明者等は、キサンタンガムの改質につ
き研究を重ねた結果、粉末状態での簡単な処理によっ
て、キサンタンガム水溶液の粘性の改質、及び反応性の
向上が可能であることを初めて見出した。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ちこの発明は、精製さ
れたキサンタンガムを、粉末状態で加熱処理することに
より、水溶液の曳糸性を低下させると同時に、濃度1
%,25℃の水溶液で1,200cps 以上の粘度を持つ
ように改質させることを特徴としている。この発明にお
いて、キサンタンガム粉末の加熱処理は、60℃以上で
行う。この発明において好ましくは、前記加熱処理は、
酸を添加して行う。
【0007】一般に粘性には、粘度計により測定されて
数値化される粘度の他、上述したように数値化できない
曳糸性やボディ感といった性質が含まれるが、これらを
含めた粘性の改質がこの発明により可能となる。即ち前
述のようにキサンタンガムは、水溶液の状態では例えば
80℃以上まで加熱しても、粘性は殆ど変化しないが、
粉末状態で加熱することによって、その水溶液は、1%
濃度,25℃で1,200cps 以上という粘度が得ら
れ、同時に処理前に比べて曳糸性が低下し、またズルつ
きの粘性からボディ感のある粘性に変わる。このような
特性は、精製したままのキサンタンガムにはないもので
あり、これは増粘剤等として幅広い用途への適用を可能
とする。また、この改質によりキサンタンガムの反応性
が向上して、他の多糖類等との混合により強いゲル形成
能が発揮される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。精製されたキサンタンガム粉末
を、恒温槽で加熱温度と加熱時間を種々変えて加熱処理
した。加熱処理したキサンタンガムの1%水溶液を作っ
て、その粘度を測定した。測定温度は25℃である。そ
の測定結果を、下記表1に示す。
【0009】
【表1】
【0010】なお、未処理のキサンタンガム1%水溶液
の粘度は、980cps であり、表1では、55℃,80
℃,90℃のデータを示すが、55℃の加熱処理では変
化が認められず、60℃以上で有意な粘度変化が認めら
れること、一般に温度と時間を増すことにより、より高
い粘度が得られることが明らかになった。実用上有用と
思われる加熱条件は、80〜120℃で、30分〜24
時間である。
【0011】また、キサンタンガムの加熱処理を酸性側
で行うことにより、改質が促進されることが確認でき
た。具体的に、キサンタンガム粉末に硫酸2.5%を添
加して加熱処理を行ったときの1%水溶液の粘度を測定
した結果を、硫酸無添加による加熱処理のものと比較し
て、表2に示す。
【0012】
【表2】
【0013】なお、この試験に用いたキサンタンガムの
改質処理前の1%水溶液の粘度は1,020cps であっ
た。上の結果から、酸性側での加熱処理によって、効果
的に改質が進むことが明らかである。
【0014】次に、キサンタンガム粉末の加熱処理によ
り、反応性が向上することを示す試験データを挙げる。
図1は、キサンタンガムとローカストビーンガムとの配
合比とゲル強度との関係を測定した結果である。同様
に、図2はキサンタンガムとコンニャクマンナンを混合
した場合、図3はキサンタンガムとタラガムを混合した
場合、図4はキサンタンガムとグアーガムを混合した場
合のゲル強度を測定した結果である。いずれの図も、○
印は加熱処理(処理条件90℃、10時間)したキサン
タンガムを用いた場合、×は未処理のキサンタンガムを
用いた場合である。
【0015】キサンタンガムは単独ではゲル形成能はな
く、ローカストビーンガム等との混合によりゲルを形成
することは先に述べたが、図1〜図4の結果から、改質
キサンタンガムが反応性を増して、他のガム質との混合
により強いゲルを形成することが明らかになった。
【0016】次に、改質キサンタンガム水溶液の曳糸性
及びボディ感が処理前に比べて変化することを示す実験
データを挙げる。図5(a)に示すように、キサンタン
ガム水溶液を容器により高さ3cm,径5.5cmの円
柱状に保持した状態から、図5(b)のように容器を除
去してダレた状態をつくり、その広がりの大きさを、一
般に楕円形(完全なバランスが保たれれば円形)とした
ときの長軸及び短軸の径A,Bにより測定した。加熱処
理条件と、径A,Bの関係を下記表3に示す。
【0017】
【表3】
【0018】上の実験データから、粉末での加熱処理に
よって、キサンタンガム水溶液はダレて広がることが少
なくなり、曳糸性が低下し、ズルつきの粘性からボテボ
テしたボディ感のあるものとなることが分かる。更にこ
の発明によると、粘性の質を澱粉のように変えながら、
澱粉に比べて比較的糊状感の出ない状態を得ることがで
きることも明らかになった。またこの発明による改質キ
サンタンガムは、澱粉と異なり、酵素分解されないた
め、安定した品質が得られるという特徴もある。
【0019】この発明による改質キサンタンガムは、次
のような用途に有用である。 (a)脂肪代替品としての用途 ローファットマヨネーズ,ローファットマーガリン,ロ
ーファットドレッシング,ローファットスプレッド等に
配合することにより、低脂肪化が図られる。 (b)粘性改善の用途 フラワーペーストに混合することにより、澱粉の糊状感
を低減することができる。蜂蜜やソース等に混合するこ
とにより、曳糸性をなくすことができる。ホイップクリ
ーム,マヨネーズ,チーズ,アイスクリーム,ドレッシ
ング等の粘性を強いものとすることができる。
【0020】この発明による改質キサンタンガムの用途
は、食品に限られない。例えば、シャンプーやシェービ
ングクリーム等にも同様に適用できる。更に、工業用途
として、地盤凝固剤等として用いることができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、キ
サンタンガムを粉末状態で加熱処理することにより、粘
性の改質及び反応性の向上が図られ、特に曳糸性を少な
くして、増粘剤等として広い用途への適用を可能とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 キサンタンガムとローカストビーンガムの配
合比とゲル強度の関係を示すデータである。
【図2】 キサンタンガムとコンニャクマンナンの配合
比とゲル強度の関係を示すデータである。
【図3】 キサンタンガムとタラガムの配合比とゲル強
度の関係を示すデータである。
【図4】 キサンタンガムとグアーガムの配合比とゲル
強度の関係を示すデータである。
【図5】 キサンタンガム水溶液の粘性実験の条件を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−25301(JP,A) 特開 昭63−24865(JP,A) 特開 平7−203871(JP,A) 特開 昭53−66496(JP,A) 特開 平5−271301(JP,A) 特開 昭63−230703(JP,A) 特開 昭58−101651(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/05 C08B 37/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精製されたキサンタンガムを粉末状態
    、かつ80℃以上で加熱処理することにより、水溶液
    の曳糸性を低下させると同時に、濃度1%,25℃の水
    溶液で1,200cps 以上の粘度を持つように改質させ
    ることを特徴とするキサンタンガムの改質方法。
  2. 【請求項2】 前記加熱処理は、酸を添加して行うこと
    を特徴とする請求項1記載のキサンタンガムの改質方
    法。
  3. 【請求項3】 精製されたキサンタンガムを粉末状態
    、かつ80℃以上で加熱処理して得られる改質キサン
    タンガムであって、処理前に比べて水溶液の曳糸性が低
    く、かつ濃度1%,25℃の水溶液で1,200cps 以
    上の粘度を有することを特徴とする改質キサンタンガ
    ム。
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