JP3523980B2 - ビル管理装置およびビル管理方法 - Google Patents

ビル管理装置およびビル管理方法

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JP3523980B2
JP3523980B2 JP06880697A JP6880697A JP3523980B2 JP 3523980 B2 JP3523980 B2 JP 3523980B2 JP 06880697 A JP06880697 A JP 06880697A JP 6880697 A JP6880697 A JP 6880697A JP 3523980 B2 JP3523980 B2 JP 3523980B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物内に設置さ
れた各設備機器の状況把握を容易にするとともに、定義
データ作成作業量を軽減することができるビル管理装置
およびビル管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は従来のビル管理装置の構成を示
すブロック図である。図において、1は各設備機器3を
管理する中央監視装置、2は中央監視装置1と各設備機
器3とを結ぶ通信装置としてのローカルコントローラ、
3は建物内に設置された空調機・照明器具・セキュリテ
ィ装置・受配電設備・温度センサ等の各種設備機器、4
は設備機器3に関する情報を状態変化や警報という形の
監視信号毎で通信媒体5を介して中央監視装置1へ送信
する設備コントローラ、5は光ファイバなどの通信媒
体、6は通信装置2との間で情報の授受を行う通信処理
部、7は建物内の各種設備機器3に対する情報管理を行
う設備機器情報管理部、8は各種設備機器3の定義デー
タを蓄積した設備機器情報データベース、9はグラフィ
ックユーザインタフェース機能を有するビル管理装置の
場合、建物内全図面を管理する建物内の画面データベー
ス、10は作業者が監視制御操作を行う操作部、13は
入出力処理部であり、図面合成処理機能に加えこれによ
って作成された表示内容を出力部12に表示させる機
能、および入力部11から入力される入力情報の対象と
なった設備機器を判定し、その判定した設備機器の設定
値の書き換えなどを設備機器情報管理部7に対して行う
機能を有している。
【0003】次に動作について説明する。図20は従来
のビル管理装置における設備機器情報データベースの登
録内容の例を示した説明図、図21は従来のビル管理装
置において、建物内の設備機器の状態をリスト形式でC
RTディスプレイ装置に表示した監視画面の例を示す説
明図、図22は従来のビル管理装置において、グラフィ
ック表示により建物内の設備機器の状態を表示した監視
画面の例を示す説明図、図23は従来のビル管理装置に
おいて、建物内の各種設備機器のスケジュール運転時刻
と同時に運転停止する機器を登録するための登録画面の
例を示す説明図である。
【0004】このビル管理装置の主な機能としては、1
つ目に設備機器3側から中央監視装置1へ状態変化や警
報情報の伝達(警報)、2つ目に中央監視装置1側から
設備機器3への機器動作の制御指示(制御)、3つ目に
中央監視装置1側からの設備機器3の動作状況等の監視
(モニタ)に分類できる。
【0005】まず、設備機器3側から中央監視装置1へ
状態変化や警報情報の伝達(警報)方法について説明す
る。建物内の各部屋および共通スペースにそれぞれ照明
器具、空調機器、セキュリティシステムとしての施錠装
置、防災システムとしての火災感知器や消火装置、排煙
装置などの各設備機器3が設置されている。これら設備
機器3は、設備コントローラ4によって制御されてお
り、この設備機器に関する情報は状態変化や警報という
形で監視信号1点ずつの単位で設備コントローラ4から
通信媒体5を介して中央監視装置1へ送られる。これら
設備機器3に関する情報は、中央監視装置1の通信処理
部6を介して設備機器情報管理部7に書き込まれる。
【0006】また、グラフィックユーザインタフェース
機能を持ったビル管理装置では、設備機器情報管理部7
に送られた前記設備機器に関する情報は入出力処理部1
3における図面合成処理機能により建物内の画面データ
ベース9の図面データと合成され、CRTディスプレイ
などの出力部12に表示される。
【0007】次に、中央監視装置1側から設備機器3へ
の機器動作の制御指示(制御)をする方法を説明する。
設備機器3側に対し制御操作を行う場合は、マウスやキ
ーボードのような入力手段を備えた入力部11から入力
操作を行うことで、入出力処理部13が図面合成処理機
能によって制御対象となった機器の判定を行い、設備機
器情報管理部7に対して該当する機器の設定値の書き換
えを行う。この設定値などの情報は、通信処理部6によ
り通信媒体5を介して設備コントローラ4へ送られ、設
備コントローラ4により設備機器3が制御される。
【0008】さらに、中央監視装置1側からの設備機器
3の動作状況等の監視(モニタ)方法について説明す
る。上記制御方法の場合と同様に、マウスやキーボード
のような入力手段を備えた入力部11からモニタについ
ての入力操作を行うと、入出力処理部13は図面合成処
理機能により制御対象となった機器及び監視信号の判定
を行い、設備機器情報管理部7に対して該当する設備機
器及び監視信号のモニタの要求を行う。この要求は通信
処理部6により通信媒体5を介して設備コントローラ4
に送られる。設備コントローラ4は、建物内の各設備機
器3の動作状況等の情報を管理しており、これら動作状
況等の情報が上記警報の場合と同様に設備コントローラ
4から通信媒体5を介して中央監視装置1へ送られる。
この結果、上記警報と同様にして前記動作状況等の情報
がモニタ情報としてCRTディスプレイなどを有した出
力部12に表示される。
【0009】図20は、各設備機器3の機器故障や異常
を知らせる警報、各設備機器3の状態などの機器情報を
定義した機器情報データベース8の内容の例であり、登
録順に個々の設備機器3の持つ監視制御信号に1対1に
管理番号20を与えている。この場合、たとえ同じ設備
機器3の持つ監視信号であっても互いの情報の関連付け
はなされておらず、この信号は互いに独立したデータと
して管理される。
【0010】また、図21の表示画面例では、ビル管理
装置で管理している建物内の各種設備機器3の信号状態
を一覧表形式で出力部12のCRTディスプレイ装置に
表示した例である。登録されている信号名称21、各機
器固有の機器番号22、現在の運転/停止状態23、単
位25および警報の有無、などがそれぞれ管理番号24
の順番にテキストで表示されており、同一画面に表示さ
れる信号に関連がないため、設備機器3全体の状況を把
握するのが困難である。設備機器3毎の監視信号を並べ
て表示するようにリストの表示順序を編集することで設
備機器3の状況を把握しやすくすることはできるが、こ
の場合、操作員が各設備機器3にどれだけの監視信号を
持っているのか理解している必要があり、習熟を要する
ものである。
【0011】一方、グラフィックユーザインタフェース
機能を装備している場合には、中央監視装置1は建物内
の各設備機器3に対応した画面を画面データベース9内
に保有しており、画面データベース9内の画面データ上
にアイコン26等を配置して図22のように表示するこ
とになる。図22の表示画面例では、1台の空調機の状
況をまとめて確認できるように1台の空調機の送気ファ
ンやフィルターの状態と室温を同一の画面に表している
が、これは個々のアイコン26を並べて登録したもので
あり、個々の信号は互いの関連情報を持っていない。そ
のため、図22のような画面を得るためには画面データ
作成者が設備機器1台1台についてどれだけの信号を持
っているかどうかと各信号の管理番号27が何番かを把
握している必要があり、習熟を要するものである。
【0012】さらに、図23は、各設備機器3の制御を
スケジュール設定する場合の操作画面を示している。ス
ケジュール設定操作は、設備機器3毎の機器名称や機器
番号に対して行われる。図23の操作画面では、同じ部
屋の空調をまかなう複数の空調設備機器3や同時に点灯
・消灯したい複数の照明設備などの管理番号を登録して
グループ化し、この機器グループに対して曜日29毎の
運転停止時刻30の登録を行い、機器名称31に対して
一斉に設定を行うグループ発停を行うことができるよう
になっている。このとき、個々の設備機器3の定義デー
タには他の機器との関連情報はもっておらず、機器名称
31を登録する操作員が他の機器との関連を判断して登
録する必要があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のビル管理装置は
以上のように構成されているので、建物内の各設備機器
それぞれの制御および監視情報等の定義データが監視対
象信号1点毎の単位で管理され、状態変化や故障警報が
発生した信号そのものの内容把握はできるものの、機器
単位・系統単位での信号同士の関連を理解するのが困難
であるなどの課題があった。
【0014】また、グラフィックユーザインタフェース
機能を持ったビル管理装置では、1台の設備機器の持つ
状態や故障警報などの信号を同一画面に表示して、操作
員が機器単位で信号同士の関連を把握できるようにする
こともあるが、この場合画面データ作成者が1点1点の
信号内容を判断して画面データの作り込みをする必要が
あり、画面データ作成者が設備機器の構造や制御方式を
充分に理解していないと的確なデータを作成できないな
どの課題があった。
【0015】さらに、建物内に同一機種・型番の設備機
器が複数設置されている場合でも、信号1点1点の管理
であるため画面データや制御および監視情報等の定義デ
ータをひとつひとつ作成する必要があり、データ作成作
業量が増大するなどの課題があった。
【0016】さらに、データ作成時ではなく運用開始後
においても、居室入居テナントが変更になった場合など
に各部屋の機器運転スケジュール登録を変更する際、各
部屋に対応する設備機器がどれであるかを操作員が充分
に把握しておく必要があり、誤った登録をするなどの課
題があった。
【0017】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、建物内の各設備機器のもつ制御お
よび監視情報等の信号相互の関連を容易に把握すること
ができるビル管理装置を得ることを目的とする。
【0018】また、この発明は、画面データ作成者が建
物内の各種設備機器の構造などを詳細にわたり理解して
いなくても監視制御信号同士の関連を把握してデータ作
成を行うことの出来るビル管理装置を得ることを目的と
する。さらに、建物内に同一機種・型番の設備機器が複
数設置されている場合に、画面データの作成を簡略化し
データ作成作業量を少なくすることができるビル管理装
置を得ることを目的とする。
【0019】さらに、この発明は、操作員が熟練を要す
ることなく各居室の機器運転スケジュール登録などの操
作を行うことのできるビル管理装置を得ることを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るビル管理装置は、建物内に設置された設備機器と、該
設備機器を管理する中央監視装置と、設備機器と中央監
視装置間を結ぶ通信手段とを備えたビル管理装置におい
て、中央監視装置は設備機器に関する設備情報や監視情
報を、設備機器毎の有する複数の監視情報と関連づけて
記録したオブジェクトデータとしてまとめて管理する管
理手段を有し、管理手段は、中央監視装置には操作者の
指示を解読する入力部と、設備機器の運転状態を表示す
る画面データを設備機器の種類・型番毎に作成し蓄積し
た画面データベースと、設備機器に対する制御および監
視情報の定義データを蓄積した設備機器情報データベー
スと、設備機器情報の収集・伝達を行う設備機器情報管
理部と、入力部または上記設備機器情報管理部から表示
を指示された建物内特定エリアもしくは設備機器につい
て、同一機種又は型番が等しい複数の設備機器が同一形
式の表示となるよう、画面データベースから読み出した
該設備機器の機種・型番に対応した画面データと設備機
器情報データベースから入手した該設備機器の監視情報
とを重畳して1画面の表示データとして作成する入出力
処理部と、この入出力処理部により作成された表示デー
タを表示する出力部とを備えるようにしたものである。
【0021】
【0022】請求項記載の発明に係るビル管理装置
は、画面データベースにおいて、監視対象の設備機器の
機種や型番に対応して、あらかじめその機器のオブジェ
クトデータを表示する画面データを作成・蓄積してお
き、設備機器の状態変化が発生したときや操作員が設備
機器の状態表示操作を行ったときに、その設備機器の機
種や型番に対応した画面データを表示するとともに、設
備機器に関する設備情報や監視情報を重畳して表示する
ようにしたものである。
【0023】請求項記載の発明に係るビル管理方法
は、操作者の指示を解読し、建物内の設備機器の運転状
態を表示する画面データを蓄積し、画面データは同一機
種又は型番が等しい複数の設備機器で同一形式の表示と
すると共に、設備機器に対する制御および監視情報の定
義データを蓄積し、設備機器情報の収集・伝達を行い、
表示を指示された建物内特定エリアもしくは設備機器に
ついて、読み出した画面データと記録された設備機器の
定義情報に基づいて入手した設備機器の監視情報とを重
畳して1画面の表示データとして作成し、この作成され
た表示データを表示するようにしたものである。
【0024】請求項記載の発明に係るビル管理装置
は、監視制御対象の建物内設備機器が追加になった場合
に、画面データベースに建物内の設備機器の運転状態を
表示する画面データを蓄積し、設備機器に対する制御お
よび監視情報の定義データを設備機器情報データベース
に蓄積し、中央監視装置は、設備機器情報データベース
に追加になった設備機器の画面データ及び制御監視情報
の定義データを追加登録する際、設備機器の持つ信号を
機種や型番と機器アドレスを入力し、既に監視対象とし
て登録されている同一機種・型番の定義データを引用し
て該設備機器のデータ登録を行い、画面データは同一機
種又は型番が等しい設備機器を同一形式の表示とする
うにしたものである。
【0025】請求項記載の発明に係るビル管理方法
は、監視制御対象の建物内設備機器が追加になった場合
に、建物内の設備機器の運転状態を表示する画面データ
を蓄積し、設備機器に対する制御および監視情報の定義
データを蓄積し、追加になった設備機器の画面データ及
び制御監視情報の定義データを追加登録する際、設備機
器の持つ信号を機種や型番と機器アドレスを入力し、既
に監視対象として登録されている同一機種・型番の定義
データを引用して該設備機器のデータ登録を行い、画面
データは同一機種又は型番が等しい設備機器を同一形式
の表示とするようにしたものである。
【0026】
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるビ
ル管理装置を示す構成図であり、図において、1は各設
備機器3を管理する中央監視装置、2は中央監視装置1
と各設備機器3とを結ぶ通信装置としてのローカルコン
トローラ、3は建物内に設置された空調機・照明器・セ
キュリティ装置・受配電設備・温度センサ等の各種設備
機器、4は設備機器3に関する情報を状態変化や警報と
いう形の監視信号毎で通信媒体5を介して中央監視装置
1へ送信する設備コントローラ、5は光ファイバなどの
通信媒体、6は通信装置2との間で情報の授受を行う通
信処理部(通信手段)、7は建物内の各種設備機器3に
対する情報管理を行う設備機器情報管理部、8は各種設
備機器3の定義データを蓄積した設備機器情報データベ
ースである。
【0028】9はグラフィックユーザインタフェース機
能を有するビル管理装置の場合、建物内全図面を管理す
る建物内の画面データベース、10は作業者が監視制御
操作を行う操作部、13は入出力処理部であり、図面合
成処理機能に加えこれによって作成された表示内容を出
力部12に表示させる機能、および入力部11から入力
される入力情報の対象となった設備機器を判定し、その
判定した設備機器の設定値の書き換えなどを設備機器情
報管理部7に対して行う機能を有している。なお、操作
部10の出力部12はCRTなどのディスプレイを備
え、また入力部11はマウスおよびキーボードなどを備
えている。
【0029】この実施の形態のビル管理装置が管理する
建物内には、建物内の環境を維持するための設備機器3
として、照明器具のように機器1台について入/切の状
態信号1点の情報を持つものや、火災感知器や侵入検知
器のように機器1台について警報信号1点の情報を持つ
もの、空調機のように機器1台で入/切状態と故障警報
信号・温湿度の設定信号と計測信号など複数の情報を持
つ設備機器が設置されているものとして説明を進める。
【0030】この実施の形態1のビル管理装置は、これ
らの設備機器の運転状態や警報の有無などを管理するも
のであり、中央処理装置1の設備機器情報データベース
における各設備機器の定義データの例を図2に示す。図
2はこの発明の実施の形態1によるビル管理装置におけ
る設備機器情報データベースの登録内容の例を示す説明
図であり、8aは該空調機に割り当てられた管理番号、
8bは空調機の与えられている機器番号、8cは空調機
の機器名称、8dは空調機の入/切状態や故障警報・温
湿度計測値などの個々の信号内容8eに割り当てられた
サブアドレスである。
【0031】なお、図2に示した空調機には管理番号
“0015”が割り当てられ、入/切状態信号にはサブ
アドレス“1”が、温度計測値にはサブアドレス“3”
が与えられているので、該空調機の入/切状態信号は
“0015−1”、フィルター目詰まり警報は“001
5−2”、温度計測値は“0015−3”という管理番
号で他の信号と混同することなく管理することができ
る。
【0032】図3はこの発明の実施の形態1によるビル
管理装置における出力部のCRTディスプレイ装置の機
器状態表示画面の例を示す説明図であり、図において、
12aは設備情報表示領域、12bは操作ボタン配列領
域である。設備情報表示領域12aには、該空調機の持
つ各監視信号の現在の状態がアイコン表示12cもしく
はデジタル数値データ12dで表されているほかは、機
器の管理番号や名称・各監視信号の名称などは設備機器
情報データベース8に登録されている内容がそのまま表
示されている。
【0033】次に動作について説明する。以下、この空
調機のフィルター目詰まり警報が発生した場合を想定し
て、警報発生から出力部12のCRTディスプレイに表
示されるまでの動作について説明する。
【0034】図4はこの発明の実施の形態1によるビル
管理装置における出力部のCRTディスプレイ装置のグ
ラフィック表示による機器状態表示画面の例を示す説明
図である。図5はこの発明の実施の形態1によるビル管
理装置において、同一機種・型番の複数の設備機器で共
有して使用する出力部CRTディスプレイ装置の機器状
態表示画面の例を示す説明図である。図6はこの発明の
実施の形態1によるビル管理装置において、同一機種・
型番の複数の設備機器で共有して使用する出力部CRT
ディスプレイ装置のグラフィック表示による機器状態表
示画面の例を示す説明図である。図7はこの発明の実施
の形態1によるビル管理装置において、建物内に同一機
種・型番の複数の設備機器が設置されている場合に、既
に登録されている設備機器情報データベースの登録内容
を引用して新たな機器の設備機器情報を作成できること
を説明する説明図である。
【0035】まず、設備機器3として建物内の各部屋に
設置されている空調機の状態は、設備コントローラ4に
よって運転/停止管理や温度湿度の維持管理などを行う
とともに、常に現在の状態を保持している。該空調機に
フィルター目詰まり警報が発生した場合、設備コントロ
ーラ4がこれを検出して該当する管理番号0015−2
の情報内容を“0”(無意=警報無し)から“1”(有
意=警報有り)に書き換えて通信媒体5を介して中央監
視装置1に転送される。
【0036】中央監視装置1内の通信処理部6は、設備
コントローラ4から受信した「管理番号0015−2の
内容が“1”になった」という情報を設備機器情報管理
部7に書き込む。設備機器情報管理部7は、設備情報デ
ータベースに登録されている建物内各種設備機器の登録
データの中から管理番号“0015”のオブジェクトデ
ータを呼び出し、サブアドレス“2”のフィルター警報
の内容を“1”(有意=警報有り)に更新した後で入出
力処理部13に転送する。
【0037】入出力処理部13は、設備機器情報管理部
7より管理番号“0015”の機器のオブジェクトデー
タを受け取ると、画面データベース9に登録されている
画面データの中から管理番号“0015”の機器の画面
データを呼び出し、画面データの上に設備機器情報オブ
ジェクトデータをアイコンもしくはデジタル数値に変換
した情報を重畳して出力部12のCRTディスプレイの
設備情報表示部12aに表示する。図3の例では、フィ
ルター目詰まり警報が発生した旨を“AL”の文字を表
示することで表している。
【0038】以上のように、ある設備機器の一信号(こ
こでは該空調機のフィルター目詰まり警報)が変化した
場合でもその信号だけでなく該設備機器のもつすべての
監視情報がCRTディスプレイに表示されるので、「警
報発生の結果、機器は停止したのか運転継続か?温湿度
はどうなったか?」といった状況をより迅速に確認・判
断することが容易になる。
【0039】以上の説明では、建物内に設置されている
特定の空調機の監視情報をCRTディスプレイに表形式
で表示しているが、図4のようにグラフィック図面形式
で表してもよい。
【0040】また、以上の説明では、入出力処理部13
は画面データベース9に登録されている画面データの中
から該設備機器の管理番号を検索キーワードとしてその
設備機器3の画面データを呼び出していた。しかし、設
置場所や名称が異なっていても同一機種・型番の設備機
器3はすべて同じ監視信号を持っていることから、機種
・型番毎にあらかじめ図5に示すような画面データを作
成して画面データベース9に登録する。次に、設備機器
情報管理部7から転送されてきた該設備機器の設備機器
オブジェクトデータの登録されている機種・型番を読み
取り、これを検索キーワードとして該機種・型番に対応
した画面データを呼び出し、“#1”の領域に“管理番
号”を、“#2”の領域に“機器番号”を、“#3”の
領域に“機器名称”を表示し、“*1〜*n”の領域に
それぞれ“サブアドレス1〜nの情報”を割り当てて表
示するようにしてもよい。
【0041】この場合、画面データは同一機種・型番の
設備機器3が何台あっても1画面分作成するだけでよ
く、個々の設備機器3の状態表示は図3と同じCRTデ
ィスプレイ表示を得ることが可能になる。
【0042】また、設備機器3の状態をグラフィック図
面形式でCRTディスプレイに表示する場合において
も、図6に示すような機種・型番毎のグラフィック画面
データをあらかじめ作成しておき、これに該設備機器の
“管理番号”“機器番号”“機器名称”“サブアドレス
1〜nの情報”を重畳して表示するようにしてもよい。
【0043】またさらに、同一機種・型番の設備機器3
は設置場所や名称が異なっていてもすべて同じ監視信号
を持っている。したがって、図2に示した設備機器情報
データベースに登録されている空調機と同一機種・型番
“ER−16A型”の空調機を新たに追加登録する際、
図2の設備機器情報を呼び出した後で図7の“#1”
“#2”“#3”で表した領域の情報だけを書き換える
ことによって、新設設備機器の設備機器情報を作成・登
録できるようにしてもよい。なお、出力部12はCRT
ディスプレイの代わりに、液晶表示装置やプラズマディ
スプレイ装置などを備えていてもよく、この場合でも同
様の効果が得られる。
【0044】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、建物内に設置されている設備機器3の持つ複数の信
号のうち1信号が変化した場合でも該設備機器3のすべ
ての監視情報がCRTディスプレイに表示されるため、
機器の状態を容易に把握することができるなどの効果が
得られる。
【0045】また、建物内に同一機種・型番の設備機器
3が複数設置されている場合に、信号1点ずつ画面デー
タおよび設備機器情報登録データを作成する必要がない
ので、これらのデータの作成作業量を大幅に削減するこ
とができるなどの効果も得られる。
【0046】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態2によるビル管理装置において、設備機器情報データ
ベースの登録する各設備機器の機器仕様情報データベー
スの内容の例を示す説明図である。図9はこの発明の実
施の形態2によるビル管理装置において、設備機器情報
データベースの登録した各設備機器の機器仕様情報デー
タベースの内容を、出力部CRTディスプレイ表示した
画面の例を示す説明図である。図10はこの発明の実施
の形態2によるビル管理装置において、設備機器情報デ
ータベースの登録した各設備機器の機器仕様情報データ
ベースの内容を、出力部CRTディスプレイ装置にウィ
ンドウ表示をした場合の例を示す説明図である。なお、
ビル管理装置の構成については、図1と同一であるので
説明を省略する。また、実施の形態1と同一の符号につ
いては同一または相当部分を示すので説明を省略する。
【0047】実施の形態1のビル管理装置では、建物内
の各種設備機器の持つ監視信号をまとめてオブジェクト
データとして作成・ディスプレイ表示する場合について
説明した。しかし、建物を維持運用するためには設備機
器の運転状態などの監視信号のほかに様々な情報を管理
する必要があったため、この実施の形態2では、各設備
機器の定格や消費電力・寸法・重量などの機器仕様の管
理を行う。
【0048】図8において、管理番号8a、機器番号8
bおよび機器名称8cは図2に示した内容と同一であ
り、ここでは管理番号0015の「4階事務室用空調機
1」の持つ監視信号を図2に示すデータベースに、機器
仕様を図8に示すデータベースに登録していることを表
すものとする。
【0049】図9に示す表示画面は、設備機器管理情報
として図8の設備機器情報データベースに登録された空
調機の機器仕様データを表示した場合を示しており、表
示内容は図8の登録内容と同一である。
【0050】図9に示す機器仕様データ表示画面を表示
したい場合には、該設備機器の監視信号を表示した画面
(図3もしくは図4)の操作ボタン配置領域12bに配
置されている“機器仕様”ボタンにポインタを合わせて
マウスのクリックを行うことによって表示要求を入力す
る。上記操作を行うと、入力部11がマウスクリック操
作時のポインタの位置から「監視情報を表示中の設備機
器の機器仕様の表示を求められた」と判断して入出力管
理部13に表示要求を通知し、これを受けた入出力管理
部13は設備機器情報管理部7に表示中の設備機器3の
管理番号を添えて機器仕様表示要求を転送する。設備機
器情報管理部7では、表示要求を受けた設備機器3の機
器仕様データを設備機器情報データベース8から読み出
して入出力処理部13に送り、これを入出力処理部13
が出力部12のCRTディスプレイに表示する。
【0051】この実施の形態2では、機器仕様の表示要
求が行われた場合、CRTディスプレイの設備情報表示
領域12aを更新しているが、図10のように該設備機
器3の監視信号を表示した画面の上にウィンドウ表示で
機器仕様を表示してもよい。この場合、該設備機器3の
運転状態と機器仕様が同時に確認でき、より効果的であ
る。
【0052】また、上記説明では設備機器の監視信号を
表示した画面を表示した後で、画面に表示されている
「機器仕様」のボタンをマウスクリック操作を行うこと
で該設備機器の機器仕様情報を表示するものとしたが、
ライトペンやタッチパネルなどの装置により「機器仕
様」ボタンを選択する方法でも良く、同様の効果が得ら
れる。
【0053】さらに、操作の手順を変更して、まず最初
に「機器仕様」の表示操作を行った後(この時は、仕様
を表示すべき設備機器が指定されていないので空欄だけ
が表示される)で、機器仕様を確認したい設備機器をマ
ウスクリック・管理番号入力などの方法で指定して機器
仕様データを表示するようにしてもよい。
【0054】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、建物内に設置されている各種設備機器の機器仕様情
報の登録・表示機能を実施の形態1に加えることによ
り、設備機器の運転状態とともに冷暖房能力や定格流量
などの機器仕様を確認できるので、該設備機器が故障し
て停止した場合などにどの程度の影響があるか、または
代替えの設備機器はどれをどれだけ運転する必要がある
かなどの判断が容易に行えるなどの効果が得られる。
【0055】実施の形態3.図11はこの発明の実施の
形態3によるビル管理装置において、設備機器情報デー
タベースの登録する各設備機器の保守情報データベース
の内容の例を示す説明図である。図12はこの発明の実
施の形態3によるビル管理装置における設備機器情報デ
ータベースの登録した各設備機器の保守情報データベー
スの内容を、出力部CRTディスプレイ表示の例を示す
説明図である。図13はこの発明の実施の形態3による
ビル管理装置において、設備機器情報データベースの登
録した各設備機器の保守情報データベースの内容を出力
部CRTディスプレイ装置にウィンドウ表示をした場合
の例を示す説明図である。なお、ビル管理装置の構成に
ついては、図1と同一であるので説明を省略する。ま
た、実施の形態1および2と同一の符号については同一
または相当部分を示すので説明を省略する。
【0056】この実施の形態3では、上記実施の形態2
の機器仕様情報表示のほかに、交換部品の型番や点検項
目・メンテナンス業者・故障時の連絡先などの保守情報
を表示し、設備機器運用後の保守・メンテナンスを行う
上で必要な情報を確認できる手段を提供する。
【0057】同一機種・型番の設備機器は、当然の事な
がらメーカや構造は同じであるから、保守情報として登
録する「交換部品の型番」や「点検項目」「メンテナン
ス業者」などは設置されている場所や台数・機器名称な
どに関係なく機種・型番が同じであれば同一である。し
たがって、この実施の形態3における「保守情報データ
ベース」も上記実施の形態1および2と同様に、機種・
型番毎に1つのデータを作成したあとはこれを流用して
「購入年月日」など機器毎に変化する部分のデータのみ
登録追加するだけで良く、データ作成作業量を軽減する
ことができる。
【0058】図11は、上記実施の形態2と同様に、こ
の図において管理番号8a、機器番号8bおよび機器名
称8cは図2に示した内容と同一であり、ここでは管理
番号0015の「4階事務室用空調機1」の持つ監視信
号を図2に示すデータベースに、機器仕様を図8に示す
データベースに登録していることを表す。図12は、各
種設備機器の保守情報を出力部12のCRTディスプレ
イ装置の設備機器情報表示部12aを表示更新して表し
た場合の例を示しており、該設備機器の保守情報を容易
に確認することができる。
【0059】図13は、各種設備機器の保守情報をウィ
ンドウ表示によりCRTディスプレイ装置上に表した例
を示しており、この場合は該設備機器の運転状態と保守
情報が同時に確認でき、より効果的である。
【0060】図12もしく図13に示す画面を出力部1
2のCRTディスプレイ装置に表示する方法を説明す
る。まず、上記実施の形態2と同様にCRTディスプレ
イ装置の設備情報表示領域12bに配置されている“保
守情報”ボタンにポインタを合わせてマウスのクリック
を行うことによって表示要求を入力する。次に、上記操
作を行うと、入力部11がマウスクリック操作時のポイ
ンタの位置から「監視情報を表示中の設備機器の保守情
報の表示を求められた」と判断して入出力管理部13に
表示要求を通知する。これを受けた入出力管理部13
は、設備機器情報管理部7に表示中の設備機器の管理番
号を添えて保守情報表示要求を転送する。その後、設備
機器情報管理部7は、表示要求を受けた設備機器の保守
情報データを設備機器情報データベース8から読み出し
て入出力処理部13に送り、これを入出力処理部13が
出力部12のCRTディスプレイに表示する。
【0061】また、上記の説明では各種設備機器の保守
情報を表示し確認するだけであったが、交換部品の型番
が変わった場合など登録内容が変更になった場合には、
出力部12のCRTディスプレイに表示している内容を
入力部11のキーボードなどの装置を用いて上書き変更
できるようにしてもよい。
【0062】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、監視制御対象の建物内設備機器の保守情報の登録・
表示機能を実施の形態1および2に加えることにより、
交換部品の型番やメンテナンス業者等の情報を、すでに
登録されている同一機種・型番の定義データを利用して
容易に登録し、これを機器状態表示とともに表示できる
ので、機器故障時の対応をより的確に行うことができる
などの効果が得られる。
【0063】実施の形態4.図14はこの発明の実施の
形態4によるビル管理装置が設置されている建物の設備
機器の設置状況を表した説明図である。図15はこの発
明の実施の形態4によるビル管理装置において、設備機
器情報データベースに登録する各空間と設備機器の対応
を登録した空間オブジェクトデータベースの内容の例を
示す説明図である。図16はこの発明の実施の形態4に
よるビル管理装置において、ある空間の空間オブジェク
トデータベースの内容を参照して、その空間の室内温室
度の計測値グラフをCRTディスプレイ装置に表示した
画面の例を示す説明図である。なお、ビル管理装置の構
成については、図1と同一であるので説明を省略する。
また、実施の形態1から3と同一の符号については同一
または相当部分を示すので説明を省略する。
【0064】上記実施の形態1から3では、建物内に設
置されている各種設備機器1台1台の持つ情報をまとめ
て管理しCRT表示などを行う例について説明してき
た。しかし、建物内の個々の設備機器の情報は関連づけ
て把握できるものの、設備機器同士の関連を確認・把握
することは十分には行えなかった。
【0065】したがって、この実施の形態4では建物内
の部屋やホールなど個々の空間を対象に、その空間を管
理維持している複数の設備機器をオブジェクトデータ
(説明のため仮に空間オブジェクトデータと呼ぶことと
する)としてまとめて管理するようにして、空間を中心
とした設備機器同士の関連を把握できるようにするもの
である。
【0066】この実施の形態4のビル管理装置が管理す
る建物内の各階は、入居テナントごとの部屋に分かれて
おり、各部屋および共通スペースに夫々設備機器3とし
て照明機器、空調機器、セキュリティシステムとしての
施錠装置などが設置されているものとして説明を進め
る。
【0067】図14はビル管理装置が管理する建物の4
階の平面図を表したものであり、401〜404の4つ
の部屋(810は部屋番号を表す)に分かれており、照
明機器820、空調機器830、施錠装置840がそれ
ぞれ設置されている。この例では、403号室にはAH
U04とAHU05の2台の空調機器が冷暖房を行って
いる。403号室を例に空間を管理維持している設備機
器を登録した空間別管理機器情報の登録内容を図15に
示す。建物内の設備機器1台1台に管理番号を与えてい
るのと同様に、それぞれの空間にも管理番号8eを付け
て管理を行う。但し、空間と設備機器を区別できるよう
に空間の管理番号8eの先頭にはアルファベットのAを
つけている。8fは各空間の空間番号で、一般に建物内
の各テナント居室入り口ドアに表示されている区画番号
などが使われる。8gは各空間の名称を示す。
【0068】各空間の管理維持を行っている設備機器の
登録は、実施の形態1でそれぞれの設備機器に割り当て
ている管理番号8aを該空間に対応付けて登録すること
で行う。これは、先に説明した実施の形態1で各設備機
器に対して該設備機器の持つ監視信号のサブアドレス8
dを登録するのと同様の操作になる。
【0069】図15では、建物内のある空間とその空間
に関連する設備機器との関連づけを行ったものを示して
いるが、ここの設備機器は実施の形態1で説明したよう
に、該設備機器の持つ状態信号や故障警報・計測値など
の監視信号情報をオブジェクトデータとして設備機器情
報データベースに登録されている。したがって、この実
施の形態4では、空間と設備機器の関連を空間オブジェ
クトデータに登録するだけで空間と該空間の維持管理に
関連する設備機器の持つ1つ1つの監視信号について関
連づけが行われる。
【0070】図16は、ある空間(ここでは403区の
部屋として説明を行う)内の温湿度の変化を確認するた
めのグラフデータを出力部12のCRTディスプレイ装
置に表示させた場合の表示内容を表している。図16の
ような温湿度の変化のグラフデータ表示の機能は、従来
の方式によるビル管理装置でも実現されているが、従来
の方式とこの実施の形態4では表示したい温室度データ
の選択方法が大きく異なるので、以下に説明する。
【0071】従来の方式では、ある部屋の温室度の変化
状況をCRTディスプレイに出力しようとした場合、操
作員がまず計測値グラフ表示機能をリクエスト操作した
後で建物内に複数登録されている計測値データの中から
表示したいデータを探し出して1点ずつ管理番号を入力
する必要があった。この場合、操作員がそれぞれの空間
と温室度計測項目との関連を誤ることなく判断してグラ
フ表示対象を選択して管理番号を入力する必要があり、
ともすれば別の空間の計測値を誤って指定する恐れがあ
った。
【0072】したがって、この実施の形態4の場合は、
あらかじめ「空間との設備機器の関連」および「設備機
器と計測値の関連」が登録されているので、室内温湿度
の変化をグラフ表示しようとした場合、表示したい空間
の空間選択ボタン(ここでは403区の区番号表示)を
マウスで選択後に操作ボタン配置領域12bに表示され
ている「グラフ」ボタンを選択する。その後、入力部1
1が「403区の温湿度データのグラフ表示のリクエス
トがあった」旨を入出力処理部13に通知し、入出力処
理部13から設備機器情報管理部7に転送される。次
に、設備機器情報管理部7は設備機器情報データベース
8に登録されている「エリア情報データベース」と「設
備機器情報データベース」から該空間(403区)室内
の温度湿度を計測している計測信号の管理番号を割り出
し、この計測項目の名称などとともに既に計測して蓄積
されている計測値データを入出力処理部13に返送し、
このデータが出力部12のCRTディスプレイに表示さ
れる。
【0073】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、建物内の空間単位に状況を確認したい場合に、操作
員が具体的な監視信号を1点ずつ指定しなくても、確認
したい空間を(区番号などで)指定するだけで該空間に
関連する複数のデータを得ることができるので、確認に
要する操作手順を大幅に削減することができる効果が得
られる。
【0074】実施の形態5.図17はこの発明の実施の
形態5によるビル管理装置において、テナントオブジェ
クトデータと空間オブジェクトデータおよび設備機器情
報データの関連を示す説明図である。図18はこの発明
の実施の形態5によるビル管理装置において、図17に
示したテナントオブジェクトデータが、テナントの入退
居によって変更になった場合の登録内容の例を示す説明
図である。なお、ビル管理装置の構成については、図1
と同一であるので説明を省略する。また、実施の形態1
から3と同一の符号については同一または相当部分を示
すので説明を省略する。
【0075】上記の実施の形態4では、建物内の空間と
その空間に関連する複数設備機器との関連づけをひとつ
のオブジェクトデータとして登録・管理する方式につい
て示した。しかし、この実施の形態5では、まず、建物
内各居室に入居するテナントと居室の関係、すなわち
「各テナントはどの部屋に入居しているか?」という情
報をオブジェクトデータとしてまとめて登録・管理す
る。
【0076】図17はテナントの入居情報を含め、実施
の形態1と4で説明した空間と設備機器および設備機器
の監視信号情報の関連を表したものであり、ここで70
1は実施の形態1の説明に相当する設備機器と監視信号
との関連を登録した部分、704は建物内の空間と設備
機器との関連を登録した部分、705は入居テナントと
空間の関連を登録した部分を表している(ここでは仮に
テナントオブジェクトデータと呼ぶ)。また、705の
テナントと空間の関連づけの部分では各テナントの基本
運用時間も合わせて登録している。
【0077】図17において、テナントA社は403区
に入居し基本運用時間は09:00〜18:00になっ
ている。テナントオブジェクトデータではテナント・空
間・時刻の3つの項目しか定義していないが、図17を
右にたどれば、既に登録されている空間オブジェクトデ
ータと設備機器オブジェクトデータによりテナントの基
本運用時刻に合わせて空調機4AHU04と4AHU0
5の運転/停止制御信号と照明機器4LIT03の点灯
/消灯制御などを行う必要があることが分かり、ビル管
理装置が自動的にこれらの機器に対してタイムスケジュ
ール制御を実行する。
【0078】次に図18に示すように、テナントA社お
よびB社が退出し、代わりにC社が元々A社およびB社
が入居していた403区および404区の両方に入居し
たような場合、従来の装置ではその部屋に関連する空調
機の運転/停止制御信号など1点1点について操作員が
運転時刻の変更を登録する必要があったが、図17と1
8に示すように、テナントオブジェクトデータ705の
部分を変更するだけで各設備機器の運転時刻の変更を行
うことができる。
【0079】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、テナントオブジェクトデータ705の部分を変更す
るだけで各設備機器の運転時刻の変更を行うことができ
るため、テナント入退居に伴う各種登録内容の変更作業
量を大幅に低減することができる効果が得られる。
【0080】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、建物内に設置された設備機器と、該設備機器を管
理する中央監視装置と、設備機器と中央監視装置間を結
ぶ通信手段とを備えたビル管理装置において、中央監視
装置は設備機器に関する設備情報や監視情報を、設備機
器毎の有する複数の監視情報と関連づけて記録したオブ
ジェクトデータとしてまとめて管理する管理手段を有
し、管理手段は、中央監視装置には操作者の指示を解読
する入力部と、設備機器の運転状態を表示する画面デー
タを設備機器の種類・型番毎に作成し蓄積した画面デー
タベースと、設備機器に対する制御および監視情報の定
義データを蓄積した設備機器情報データベースと、設備
機器情報の収集・伝達を行う設備機器情報管理部と、入
力部または上記設備機器情報管理部から表示を指示され
た建物内特定エリアもしくは設備機器について、同一機
種又は型番が等しい複数の設備機器が同一形式の表示と
なるよう、画面データベースから読み出した該設備機器
の機種・型番に対応した画面データと設備機器情報デー
タベースから入手した該設備機器の監視情報とを重畳し
て1画面の表示データとして作成する入出力処理部と、
この入出力処理部により作成された表示データを表示す
る出力部とを備えるように構成したので、操作上の熟練
を要することなく該設備機器の運転状態を把握するのが
容易になり、容易にビル管理ができる効果がある。
【0081】
【0082】請求項記載の発明によれば、画面データ
ベースにおいて、監視対象の設備機器の機種や型番に対
応して、あらかじめその機器のオブジェクトデータを表
示する画面データを作成・蓄積しておき、設備機器の状
態変化が発生したときや操作員が設備機器の状態表示操
作を行ったときに、その設備機器の機種や型番に対応し
た画面データを表示するとともに、設備機器に関する設
備情報や監視情報を重畳して表示するように構成したの
で、画面データを機種・型番毎に1枚ずつ作成するだけ
でよくなり、データ作成作業量を大幅に軽減できる効果
がある。
【0083】請求項記載の発明によれば、操作者の指
示を解読し、建物内の設備機器の運転状態を表示する画
面データを蓄積し、画面データは同一機種又は型番が等
しい複数の設備機器で同一形式の表示とすると共に、
備機器に対する制御および監視情報の定義データを蓄積
し、設備機器情報の収集・伝達を行い、表示を指示され
た建物内特定エリアもしくは設備機器について、読み出
した画面データと記録された設備機器の定義情報に基づ
いて入手した設備機器の監視情報とを重畳して1画面の
表示データとして作成し、この作成された表示データを
表示するように構成したので、操作上の熟練を要するこ
となく該設備機器の運転状態を把握するのが容易にな
り、容易にビル管理ができる効果がある。
【0084】請求項記載の発明によれば、監視制御対
象の建物内設備機器が追加になった場合に、画面データ
ベースに建物内の設備機器の運転状態を表示する画面デ
ータを蓄積し、設備機器に対する制御および監視情報の
定義データを設備機器情報データベースに蓄積し、中央
監視装置は、設備機器情報データベースに追加になった
設備機器の画面データ及び制御監視情報の定義データを
追加登録する際、設備機器の持つ信号を機種や型番と機
器アドレスを入力し、既に監視対象として登録されてい
る同一機種・型番の定義データを引用して該設備機器の
データ登録を行い、画面データは同一機種又は型番が等
しい設備機器を同一形式の表示とするように構成したの
で、データ作成作業量を大幅に軽減できる効果がある。
【0085】請求項記載の発明によれば、監視制御対
象の建物内設備機器が追加になった場合に、建物内の設
備機器の運転状態を表示する画面データを蓄積し、設備
機器に対する制御および監視情報の定義データを蓄積
し、追加になった設備機器の画面データ及び制御監視情
報の定義データを追加登録する際、設備機器の持つ信号
を機種や型番と機器アドレスを入力し、既に監視対象と
して登録されている同一機種・型番の定義データを引用
して該設備機器のデータ登録を行い、画面データは同一
機種又は型番が等しい設備機器を同一形式の表示とする
ように構成したので、データ作成作業量を大幅に軽減で
きる効果がある。
【0086】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるビル管理装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるビル管理装置
において、設備機器情報データベースの登録内容の例を
示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるビル管理装置
において、出力部のCRTディスプレイ装置の機器状態
表示画面の例を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるビル管理装置
において、出力部のCRTディスプレイ装置のグラフィ
ック表示による機器状態表示画面の例を示す説明図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態1によるビル管理装置
において、同一機種・型番の複数の設備機器で共有して
使用する出力部CRTディスプレイ装置の機器状態表示
画面の例を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるビル管理装置
において、同一機種・型番の複数の設備機器で共有して
使用する出力部CRTディスプレイ装置のグラフィック
表示による機器状態表示画面の例を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態1によるビル管理装置
において、建物内に同一機種・型番の複数の設備機器が
設置されている場合に、既に登録されている設備機器情
報データベースの登録内容を引用して新たな機器の設備
機器情報を作成できることを説明する説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態2によるビル管理装置
において、設備機器情報データベースの登録する各設備
機器の機器仕様情報データベースの内容の例を示す説明
図である。
【図9】 この発明の実施の形態2によるビル管理装置
において、設備機器情報データベースの登録した各設備
機器の機器仕様情報データベースの内容を、出力部CR
Tディスプレイ表示した画面の例を示す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態2によるビル管理装
置において、設備機器情報データベースの登録した各設
備機器の機器仕様情報データベースの内容を、出力部C
RTディスプレイ装置にウィンドウ表示をした場合の例
を示す説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態3によるビル管理装
置において、設備機器情報データベースの登録する各設
備機器の保守情報データベースの内容の例を示す説明図
である。
【図12】 この発明の実施の形態3によるビル管理装
置において、設備機器情報データベースの登録した各設
備機器の保守情報データベースの内容を、出力部CRT
ディスプレイ表示の例を示す説明図である。
【図13】 この発明の実施の形態3によるビル管理装
置において、設備機器情報データベースの登録した各設
備機器の保守情報データベースの内容を出力部CRTデ
ィスプレイ装置にウィンドウ表示をした場合の例を示す
説明図である。
【図14】 この発明の実施の形態4によるビル管理装
置において、ビル管理システムが設置されている建物の
設備機器の設置状況を表した説明図である。
【図15】 この発明の実施の形態4によるビル管理装
置において、設備機器情報データベースに登録する各空
間と設備機器の対応を登録した空間オブジェクトデータ
ベースの内容の例を示す説明図である。
【図16】 この発明の実施の形態4によるビル管理装
置において、ある空間の空間オブジェクトデータベース
の内容を参照して、その空間の室内温室度の計測値グラ
フをCRTディスプレイ装置に表示した画面の例を示す
説明図である。
【図17】 この発明の実施の形態4によるビル管理装
置において、テナントオブジェクトデータと空間オブジ
ェクトデータおよび設備機器情報データの関連を示す説
明図である。
【図18】 この発明の実施の形態4によるビル管理装
置において、図17に示したテナントオブジェクトデー
タが、テナントの入退居によって変更になった場合の登
録内容の例を示す説明図である。
【図19】 従来のビル管理装置の構成を示すブロック
図である。
【図20】 従来のビル管理装置における設備機器情報
データベースの登録内容の例を示す説明図である。
【図21】 従来のビル管理装置において、建物内の設
備機器の状態をリスト形式でCRTディスプレイ装置に
表示した監視画面の例を示す説明図である。
【図22】 従来のビル管理装置において、グラフィッ
ク表示により建物内の設備機器の状態を表示した監視画
面の例を示す説明図である。
【図23】 従来のビル管理装置において、建物内の各
種設備機器のスケジュール運転時刻と同時に運転停止す
る機器を登録するための登録画面の例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 中央監視装置、3 設備機器、6 通信処理部(通
信手段)、7 設備機器情報管理部、8 設備機器情報
データベース、9 画面データベース、12出力部、1
3 入出力処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/00 - 23/02 G05B 15/00 - 15/02 G05B 19/00 - 19/05

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内に設置された設備機器と、該設備
    機器を管理する中央監視装置と、上記設備機器と上記中
    央監視装置間を結ぶ通信手段とを備えたビル管理装置に
    おいて、上記中央監視装置は上記設備機器に関する設備
    情報や監視情報を、上記設備機器毎の有する複数の監視
    情報と関連づけて記録したオブジェクトデータとしてま
    とめて管理する管理手段を有し、上記管理手段は、中央
    監視装置には操作者の指示を解読する入力部と、上記設
    備機器の運転状態を表示する画面データを設備機器の種
    類・型番毎に作成し蓄積した画面データベースと、上記
    設備機器に対する制御および監視情報の定義データを蓄
    積した設備機器情報データベースと、上記設備機器情報
    の収集・伝達を行う設備機器情報管理部と、上記入力部
    または上記設備機器情報管理部から表示を指示された建
    物内特定エリアもしくは設備機器について、同一機種又
    は型番が等しい複数の設備機器が同一形式の表示となる
    よう、上記画面データベースから読み出した該設備機器
    の機種・型番に対応した画面データと上記設備機器情報
    データベースから入手した該設備機器の監視情報とを重
    畳して1画面の表示データとして作成する入出力処理部
    と、この入出力処理部により作成された表示データを表
    示する出力部とを備えたことを特徴とするビル管理装
    置。
  2. 【請求項2】 画面データベースは、監視対象の設備機
    器の機種や型番に対応して、あらかじめその機器のオブ
    ジェクトデータを表示する画面データを作成・蓄積して
    おき、上記設備機器の状態変化が発生したときや操作員
    が上記設備機器の状態表示操作を行ったときに、その設
    備機器の機種や型番に対応した画面データを表示すると
    ともに、上記設備機器に関する設備情報や監視情報を重
    畳して表示することを特徴とする請求項記載のビル管
    理装置。
  3. 【請求項3】 操作者の指示を解読し、建物内の設備機
    器の運転状態を表示する画面データを蓄積し、上記画面
    データは同一機種又は型番が等しい複数の設備機器で同
    一形式の表示とすると共に、上記設備機器に対する制御
    および監視情報の定義データを蓄積し、上記設備機器情
    報の収集・伝達を行い、表示を指示された建物内特定エ
    リアもしくは上記設備機器について、読み出した画面デ
    ータと記録された設備機器の定義情報に基づいて入手し
    た設備機器の監視情報とを重畳して1画面の表示データ
    として作成し、この作成された表示データを表示するビ
    ル管理方法。
  4. 【請求項4】 建物内に設置された設備機器と、この設
    備機器を管理する中央監視装置と、上記設備機器と上記
    中央監視装置間を結ぶ通信手段とを備えたビル管理装置
    において、監視制御対象の建物内設備機器が追加になっ
    た場合に、上記建物内の設備機器の運転状態を表示する
    画面データを蓄積した画面データベースと、前記設備機
    器に対する制御および監視情報の定義データを蓄積した
    設備機器情報データベースとを備えるとともに、上記中
    央監視装置は、上記設備機器情報データベースに追加に
    なった設備機器の画面データ及び制御監視情報の定義デ
    ータを追加登録する際、上記設備機器の持つ信号を機種
    や型番と機器アドレスを入力し、既に監視対象として登
    録されている同一機種・型番の定義データを引用して該
    設備機器のデータ登録を行い、上記画面データは同一機
    種又は型番が等しい設備機器を同一形式の表示とする
    とを特徴とするビル管理装置。
  5. 【請求項5】 監視制御対象の建物内設備機器が追加に
    なった場合に、上記建物内の設備機器の運転状態を表示
    する画面データを蓄積し、上記設備機器に対する制御お
    よび監視情報の定義データを蓄積し、追加になった設備
    機器の画面データ及び上記制御監視情報の定義データを
    追加登録する際、上記設備機器の持つ信号を機種や型番
    と機器アドレスを入力し、既に監視対象として登録され
    ている同一機種・型番の定義データを引用して該設備機
    器のデータ登録を行い、上記画面データは同一機種又は
    型番が等しい設備機器を同一形式の表示とするビル管理
    方法。
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