JP2009300060A - 設備機器管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設備機器の構成を変えた際に画面表示情報の再構築(レイアウト画面エンジニアリング)を行う手間を省ける設備機器管理装置を提供する。
【解決手段】設備機器管理装置1は、空調機を構成する複数の室内機21a,…21d,22a,…22dを空調コントローラ2の通信網7を介して管理する。空調コントローラ2のウエブサーバ16は、複数のアイコンIC1,…IC4,IC5,…IC8及びフロアレイアウトの平面図f1に関する画面表示情報を記憶している。管理用PC3に表示するため、空調コントローラ2は、室内機21a,…21d,22a,…22dが属する区域をそれらの集中アドレスにより特定し、区域に関する情報を画面表示情報に関連付ける。室内機入れ替えの際、再度同じ集中アドレスを割り付けて同一区域に属することを特定するので、レイアウト画面エンジニアリングの手間を省ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の構成機器で構成された設備機器を管理する設備機器管理装置に関し、特に、通信網を介して設備機器の運転を管理する設備機器管理装置に関する。
従来から、遠隔管理システムとして、複数の設備機器管理装置を中央設備機器管理装置が公衆通信回線を通じて一括して管理するものが知られている。これら設備機器管理装置は、所定物件に配置された空調機などの設備機器の管理を行うものである。その設備機器の管理において、設備機器を構成している種々の構成機器、例えば設備機器である空調機を構成する室外機や室内機などを管理点として通信網を介して管理する。そのために、空調機の空調コントローラと室外機や室内機との間が信号線などで接続されている。
このような設備機器管理装置には、構成機器などの管理点の状態表示を行う表示画面を備えたタイプがある。この管理点の状態表示においては、アイコンなどの色や形状の異なるグラフィック・ユーザ・インタフェース(GUI)により行うと、直感的な操作ができるため操作性が向上する。特に、設備機器のアイコンなどを用い、画面表示する際に、ビルのフロアレイアウトなど設備機器が設置されている場所のレイアウトを背景画像として合わせて表示するとさらに操作性が良くなる(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−308278号公報
しかしながら、背景画像上に設備機器のアイコンなどを表示する場合には、背景画像上におけるアイコンの位置特定の必要性などから、設備機器の構成を変更すると、画面表示を行うための画面表示情報と設備機器管理装置が認識する管理点識別情報との相違により、画面表示情報の再構築が必要となる場合があった。
例えば室内機を入れ替えるときに室内機の管理点識別情報を変更すると、その室内機が属する区域に関する画面表示情報と実際の設備機器の区域との対応関係に齟齬が生じ、画面に表示すべき室内機のアイコンが表示されなくなる。
本発明の課題は、設備機器の構成を変えた際に画面表示情報の再構築を行う手間を省ける設備機器管理装置を提供することにある。
第1発明に係る設備機器管理装置は、設備機器を構成する複数の構成機器を通信網を介して管理することにより設備機器の運転を管理するものである。設備機器管理装置は、表示装置と、記憶装置と、制御装置とを備えている。記憶装置は、複数の構成機器に対応する複数の第1画像及び、構成機器の配置場所の状況を表す第2画像に関する画面表示情報を記憶する。制御装置は、構成機器の配置場所を特定する第1識別情報により構成機器が属する区域を特定し、区域に関する情報を画面表示情報に関連付けて表示装置に表示する。
本発明によれば、構成機器が属する区域の特定を、構成機器の配置場所を特定する第1識別情報によって行っているため、構成機器を入れ替えても配置場所が同じであれば同一区域に属することを特定できる。
第2発明に係る設備管理機器装置は、第1発明の設備機器管理装置であって、第1識別情報は、構成機器の固有アドレスである。制御装置は、構成機器に設定される固有アドレスを第1識別情報として取得する。
本発明によれば、構成機器に通信網の固有アドレスを設定する簡単な操作で、区域に関する情報と画面表示情報との関連付けができる。
第3発明に係る設備機器管理装置は、第1発明から第2発明のいずれかの設備機器管理装置であって、制御装置は、構成機器以外の付属機器の個体及びその属する区域を第2識別情報により特定し、個体に関する情報及び区域に関する情報を画面表示情報に関連付けて表示装置に表示する。
本発明によれば、制御装置により、付属機器の個体に関する情報及び区域に関する情報を画面表示情報に関連付けて表示装置に表示できる
第4発明に係る設備機器管理装置は、第1発明から第3発明のいずれかの設備機器管理装置であって、ウエブサーバをさらに備える。記憶装置の画面表示情報は、ウエブサーバにおいて利用できるように変換されて記憶されたものである。
本発明によれば、画面表示情報がウエブサーバで利用可能に記憶されているため、構成機器の入れ替えを行っても再構築の手間をかけずに、ウエブ機能を使って他の機器の画面に簡単に表示できる。
第1発明に係る設備機器管理装置では、画面表示情報の再構築の手間を省くことができる。
第2発明に係る設備機器管理装置では、構成機器を入れ替えた場合の再構築の手間を省くことができる。
第3発明に係る設備機器管理装置では、固有アドレスで管理できない付属機器を第2識別情報で管理することができる。
第4発明に係る設備機器管理装置では、他の機器への表示が簡単であるため管理が行い易くなる。
<全体構成>
本発明の一実施形態に係る設備機器管理装置と構成機器の接続の概要を図1に示す。設備機器管理装置1は、空調コントローラ2と管理用パーソナルコンピュータ3とハブ4を備える。以下管理用パーソナルコンピュータを管理用PCという。設備機器管理装置1において、ハブ4を介してイーサネット(登録商標)などのローカルエリアネットワーク(以下LANという)により管理用PC3が接続されている。図1には、設備機器管理装置1が管理点として管理している構成機器のうち、空気調和機の複数の室内機21a,…21d,22a、…22d及び全熱交換機能付き換気装置21e,22eを示している。複数の室内機21a,…21d及び全熱交換機能付き換気装置21eは信号線7aで設備機器管理装置1の空調コントローラ2に接続され、複数の室内機22a,…22d及び全熱交換機能付き換気装置22eは信号線7bで空調コントローラ2に接続されている。
空調コントローラ2は表示画面5を備えており、管理用PC3は表示画面6を備えている。管理用PC3は、複数の機能の中にレイアウト表示機能を有しており、複数の室内機21a,…21d,22a,…22dなどや複数の全熱交換機能付き換気装置21e,22eが配置されている建物のフロアレイアウトを表示画面6に表示することができる。
<レイアウト画面>
図2に管理用PC3のレイアウト表示画面の表示例を示す。例えば、複数の室内機21a,…21d,22a,…22dなどが建物の2階に配置されているとすると、2階フロアの平面図f1が表示される。さらに、管理用PC3の表示画面6には、平面図f1の上に重ねて、複数の室内機21a,…21d,22a,…22dなどのアイコンIC1〜IC12が表示される。図1に示す室内機21aに対応するアイコンIC1が表示され、室内機21dに対応するアイコンIC4が表示され、室内機22aに対応するアイコンIC5が表示され、室内機22dに対応するアイコンIC8が表示される。他のアイコンに対応する室内機、例えばアイコンIC2に対応する室内機も信号線7aにより空調コントローラ2に接続されているが、図1においては複数の室内機21a,…21d,22a,…22d以外の8台の室内機などの図示を省略している。
アイコンIC1〜IC12を表示するためには、表示画面6上における平面図f1の配置位置とアイコンIC1〜IC12の配置位置の関係が特定されなければならない。図1に示す平面図f1の矩形の2階フロア全体の基準点を仮に、4隅のうちアイコンIC11で示される室内機に最も近い隅f4であるとする。アイコンIC1を図1の表示どおりの位置に映し出すためには、この隅f4のX座標・Y座標(x1,y1)とともに、アイコンIC1のX座標・Y座標(x2,y2)が必要になる。これらの情報があれば、平面図f1にアイコンIC1を重ねるための位置情報(x2−x1、y2−y1)が得られる。
以上の説明したようにアイコン位置が特定されれば表示画面6上にアイコンを表示させることはできる。しかし、2階フロアの平面図f1の上に重ねたアイコンによって室内機の監視・操作を行うためには、レイアウト画面用の区域に関する情報が必要になる。2階フロアには、201号室f2と、202号室f3と、203号室f4と、エレベータホールの廊下f5などがある。そのため、アイコンIC1〜IC12に対応する室内機がどの区域に属するかは設備機器管理装置1に情報を与えないと特定できない。例えば表示画面6に表示されるアイコンIC1〜IC12に、対応する室内機の情報を表示させるためには、アイコンの表示と室内機の制御とを関連付ける必要がある。室内機21aの設定温度が27℃であったとしても、アイコンIC1との関連付けがなされなければ、選ばれた区域を含む表示画面6において、図2に示すように設定温度に関する情報をアイコンIC1とともに表示することはできない。アイコンと室内機の対応を関連付けるためには、集中アドレスが用いられる。空調コントローラ2において、室内機21aの集中アドレス(室内機21aの固有アドレス)を入力して、集中アドレスをアイコンIC1と関連付ける。それにより、例えばこの集中アドレスを持つ室内機21aが27℃に設定されれば、アイコンIC1とともに設定温度を表示することが可能になる。このように集中アドレスを割り当てるのは、空調機を中心とした設備機器の監視・操作を行うためである。集中アドレスについては後ほど説明する。
また、ゾーンごとの管理を行うため、ゾーン識別情報(以下ゾーンIDという)が割り当てられる。ゾーンIDは集中アドレスで割り当てる区域とは別の概念であって、ゾーンIDを割り当てるのは、任意の空調機を複数まとめて監視・操作を行うためである。アイコンIC1〜IC12に対応する室内機に、2階フロアのゾーンを示すゾーンIDを割り付ければ、2階フロアの室内機を一括して管理することができる。当然、2階フロアの全室内機をレイアウト表示することもできる。例えば、201号室f1の4台の室内機と202号室f2の4台の室内機が別々の室外機に接続されているものであっても、同時に監視することができる。逆に、201号室f2と202号室f2の室内機に異なるゾーンIDを割り付ければ、別々に監視・操作することが可能になる。
その他に、平面図名称などレイアウト画面のエンジニアリングに必要な情報を設備機器管理装置1にインポートすることが必要であるが、先に説明した集中アドレスやゾーンID及びアイコン位置に関する情報以外は本実施形態に取って重要ではないため説明を省略する。
以上説明したように、平面図の描写やアイコンの形態やアイコン位置などの画像情報と集中アドレスとゾーンIDなどの関連付けは、レイアウト画面エンジニアリングによって行われる。
<設備機器管理装置の構成>
図3は、図1に示した設備機器管理装置1の構成を説明するためのブロック図である。図3に示すように、設備機器管理装置1の空調コントローラ2は、表示部11、制御部12、操作部13、記憶部14、構成機器用通信部15、及びウエブサーバ16を備えている。これらのうち、表示部11、制御部12、操作部13、記憶部14及び構成機器用通信部15は制御装置本体2aを構成する。また、ウエブサーバ16は記憶装置17を有する。図1に示した表示画面5は表示部11の一部である。表示部11の表示画面5に表示する画像情報は、制御部12から表示部11に出力される。制御部12は、要求に基づき或いは設定に基づき、表示部11に対して、制御情報や状態情報を出力する。制御情報は構成機器の制御に必要な情報であって、制御情報には、例えば、運転指令や停止指令、及び構成機器の種々の設定値が含まれる。状態情報は構成機器のおかれている環境や構成機器の状態に関する情報であって、状態情報には、例えば、構成機器のセンサーなどで測定される室温や構成機器の異常を知らせる信号が含まれる。
表示画面5は、透明タッチパネルになっており、操作部13としても機能する。操作部13としての表示画面5から制御部12に対して、タッチパネルで入力された情報が出力される。先に説明した集中アドレスは操作部13から入力することが可能になっている。
記憶部14は、制御部12から入力された情報を記憶するとともに、記憶している情報を制御部12からの要求に応じて制御部12に対して出力する。例えば、制御装置本体2aの記憶部14は、集中アドレスに関する情報やゾーンIDに関する情報を記憶している。また、記憶部14は、制御情報や状態情報の記憶にも用いられる。
構成機器用通信部15は、構成機器である室内機21aや全熱交換機能付き換気装置21eから信号線7aを介して室温や運転状況などの状態情報を入力する。その状態情報は構成機器用通信部15から制御部12に対して出力される。一方、制御部12から構成機器用通信部15に出力された制御情報は、構成機器用通信部15から、構成機器である室内機21aや全熱交換機能付き換気装置21eに対して出力される。このように、室内機21aや全熱交換機能付き換気装置21eなどの構成機器と設備機器管理装置1とは、信号線7a,7b…などによって通信網7を形成している。通信において、空調コントローラ2が構成機器を特定するのは、集中アドレスによって行われる。
ウエブサーバ16は、エンジニアリングされて定まっている画像情報を含むウエブアプレットを保有している。一方、ウエブサーバ16は、集中アドレスやゾーンIDに関する情報を制御部12から読み込む。それにより、制御情報や状態情報と画像情報との関連付けを行う。ウエブサーバ16は、平面図f1やアイコンIC1〜12などの画像情報を用いて表示を行うため画像情報とともに制御情報や状態情報を、ハブ4を介して管理用PC3に出力する。
<管理用PC>
図3に示すように、管理用PC3は表示装置31とウエブブラウザ32とを備えている。図1に示した表示画面6は表示装置31の一部である。ウエブブラウザ32は、ウエブサーバ16から送信されたウエブページを閲覧するためのアプリケーションソフトである。ウエブブラウザ32は、LANを介してウエブサーバ16の画像情報などをダウンロードし、レイアウトを解析して表示装置31により表示画面6に表示・再生する。それにより、図2に示したような表示画面6のレイアウト画面表示が可能になる。逆に、ウエブブラウザ32を用いてデータをウエブサーバ16に送信することも可能である。例えば、管理用PC3は、アイコンIC1〜IC12を使って入力することが可能になっており、アイコンIC1〜IC12のいずれかにカーソルを合わせてクリックするとクリックされたアイコンが選択される。
ここでは、管理用PC3への画面の表示について説明したが、ウエブ機能を用いることにより、管理用PC3以外の機器への表示もウエブブラウザを設けるだけでLANを介して簡単に行える。
<集中アドレス>
集中アドレスは、通信網に接続されている室内機に対応して空調コントローラ2が固有に割り振ることのできる固有アドレスである。したがって、通信網に接続されていない構成機器には割り振ることができない。なお、この通信網はウエブサーバ16とウエブブラウザ32とを接続するLANではなく、構成機器用通信部15に接続される信号線7a,7bなどのよって構築される通信網である。集中アドレスは、空調コントローラ2を用いて設定する。信号線7a,7b,…に接続されている室内機ごとに集中アドレスを操作部13から入力する。入力した集中アドレスは、制御部12によって記憶部14に記憶される。図1に示すように、室内機に集中アドレスA21,A24、A26,A29などを割り付ける。例えば、室内機21aは集中アドレスA21に対応し、集中アドレスA21により室内機21aの配置場所を特定することができる。集中アドレスによってグループ化して特定することもできる。例えば、室内機21a,…21dを同一の区域に所属するものとして集中アドレスにより特定し、一括して同じ操作を行う対象とすることができる。なお、図1に示されていない室内機の集中アドレスは記載を省略している。
一方、ウエブサーバ16には、集中アドレスA21を持つ室内機が、201号室の廊下側でかつ202号室から遠い方の室内機配置場所にあること及びアイコンIC1に対応することなどが関連付けされて記憶されている。
<設備機器の更新>
次に、設備機器を更新する場合について説明する。従来は、管理点識別情報(以下管理点IDという)とゾーンIDを用いてレイアウト画面表示を行っていた。管理点IDは、管理上複数のグループに別けられた構成機器が所属するグループを示すデータである。管理点IDは通信網とは無関係に割り振ることができるが、新たに管理点IDを付するときには、管理上の問題から前につけていたものと同じ管理点IDを用いることはできない。
例えば、従来のように管理点IDを用いていると、室内機21aが故障のため取替えが必要になった場合には、取替え前に用いていた管理点ID「020」を、取替え後には取替え時点で未使用の管理点ID「050」に変更される。従来は、制御装置本体2aの記憶部14においては新たに取り付けられた室内機の管理点IDが「050」に変わっているのに、ウエブサーバ16の記憶装置17に記憶されているのは管理点ID「020」のままであるため、空調コントローラ2とウエブサーバ16の管理点IDが一致しなくなる。そのため、図4に示すように、表示画面6のアイコンIC1に対応するところの情報が欠落することになる。
一方、上記実施形態のように、集中アドレスを用いると、室内機21aが故障して取替えが必要なときには、新しい室内機に対して集中アドレス「A21」を設定することができる。制御装置本体2aの記憶部14に記憶しているのは、集中アドレス「A21」である。そのため、ウエブサーバ16の記憶装置17と制御装置本体2aの記憶部14に記憶している集中アドレスが一致する。したがって、従来のように画像情報の欠落は生じない。
<集中アドレスで管理できない構成機器>
以上のように室内機21a,…21dや全熱交換機能付き換気装置21e,22eなどの空調コントローラの通信網に接続された機器は集中アドレスで管理することができる。しかし、この通信網に対応していない機器は集中アドレスで管理できない。例えば電流計や電力計などの各種測定装置や電灯、シーケンサなどが挙げられる。その様な時には、管理点IDを割り振ることができる。この場合、この機器を交換すると、新たにレイアウト画面エンジニアリングが必要になる。このように、集中アドレスと管理点IDを併用して管理することも可能である。
また、この通信網に対応したユニットにつなげ、ユニットを通じて、間接的に集中アドレスで管理することも可能である。
この集中アドレスと管理点IDの併用による監視について説明するため、設備機器管理装置と構成機器との他の接続例を図5に示す。図5において、図1と同一符号のものは図1の構成と同様のものである。また図5において、一点鎖線で囲まれた範囲に属するものが、集中アドレスで管理可能な通信網の範囲を示している。
図5に示す設備機器管理装置1は、室内機21a,…21dや全熱交換機能付き換気装置21e,22eに加えて、電灯22gや電力計23を備え、これら電灯22gや電力計23が空調コントローラ2で管理されている。空調コントローラ2は、電力計23に接続するためのポートを備えている。このポートは図3に示した構成機器用通信部15に設けられ、制御部12の制御の下に置かれている。また、図5の全熱交換機能付き換気装置21e,22eには、集中アドレスA25,A30が割り振られている。電灯22gに集中アドレスを直接割り振ることができないため、電灯22gはユニット22fを介して信号線7bに接続されている。そのため、全熱交換機能付き換気装置21e,22eや電灯22gは、上述の室内機21a,…21dと同様にレイアウト表示機能によりアイコンでフロアレイアウトとともに画面上に表示をすることもできるし、表示の必要がなければ画面表示を行わないという構成も可能である。一方、電力計23には管理点IDが割り振られ、電力計23は管理点IDで管理される。レイアウト画面エンジニアリングにおいて電力計23とアイコンとの関連付けを行っておけば、レイアウト画面表示機能によりフロアレイアウト上に電力計のアイコンを表示させることも可能である。ただし、電力計23が故障するなどして交換する場合には、再度レイアウト画面エンジニアリングが必要になる。
<実施形態の特徴>
(A)
設備機器管理装置1は、空調機を構成する複数の室内機21a,…21d,22a,…22dを空調コントローラ2の通信網7を介して管理することにより空調機の運転を管理する。空調コントローラ2のウエブサーバ16は、複数の室内機21a,…21d,22a,…22dに対応する複数のアイコンIC1,IC4,IC5,IC8…及びフロアレイアウトの平面図f1に関する画面表示情報を記憶している。空調コントローラ2は、室内機21a,…21d,22a,…22dの集中アドレスにより室内機21a,…21d,22a,…22dが属する区域を特定し、区域に関する情報を画面表示情報に関連付けて管理用PC3に表示する。
室内機21a,…21d,22a,…22dが属する区域の特定を集中アドレスによって行っているため、室内機21a,…21d,22a,…22dを入れ替えても再度同じ集中アドレスを割り付けて同一区域に属することを特定できる。それにより、室内機入れ替えの際のレイアウト画面エンジニアリングの手間を省くことができる。
(B)
空調コントローラ2は、室内機21a,…21d,22a,…22dに通信網7の集中アドレス、つまり室内機21a,…21d,22a,…22dの固有アドレスを設定する簡単な操作で、区域に関する情報と画面表示情報との関連付けができる。
(C)
空調コントローラ2は、室内機21a,…21d,22a,…22d以外の電力計23の属する区域を管理点IDにより特定する。それにより、空調コントローラ2により、電力計23に関する情報及び区域に関する情報を画面表示情報に関連付けて管理用PC3に表示できる。
(D)
記憶装置17の画面表示情報は、ウエブサーバ16にインポートされたものである。画面表示情報がウエブサーバ16で利用可能に記憶されているため、室内機21a,…21d,22a,…22dの入れ替えを行っても再構築の手間をかけずに、ウエブ機能を使って他の機器の画面に簡単に表示できる。
<変形例>
上記実施形態では、レイアウト画面用のゾーンを、空調コントローラ2のゾーンIDと共通にしていたが、空調コントローラ2の制御部12が取り扱うゾーン情報と、ウエブサーバ16がレイアウト画面表示のために取り扱うゾーン情報とを別々のものとしてもよい。つまり、ウエブサーバ16は制御部12を介して制御装置本体2aの記憶部14のゾーンIDを読み込みに行かない。そのように構成すると、操作部13によって空調コントローラ2に設定したゾーンIDは、ウエブサーバ16のウエブアプレット上のレイアウト機能には影響を与えない。ただし、この場合、空調コントローラ2のゾーンとレイアウト画面の操作管理点が一致しなくなる。
また、ゾーン情報の特定のために、あらたにレイアウト識別情報(以下レイアウトIDという)を設けてもよい。操作部13から入力したレイアウトIDは、制御部12を介してウエブサーバ16に入力される。それにより、ウエブサーバ16のレイアウト画面エンジニアリングのウエブアプレットのレイアウトIDが書き換えられる。レイアウトIDを空調コントローラ2の操作部13から入力できるようにすることにより、ゾーンの編集とレイアウト画面用のゾーンの編集が行える。
本発明の一実施形態に係る設備機器管理装置と構成機器の接続の概要を示す図。 管理用PCの画面表示の一例を示す平面図。 本発明の一実施形態に係る設備機器管理装置の構成を示すブロック図。 従来の管理用PCの画面表示の一例を示す平面図。 本発明の一実施形態に係る設備機器管理装置と構成機器の他の接続例を示す図。
符号の説明
1 設備機器管理装置
2 空調コントローラ
2a 制御装置本体
3 管理用パーソナルコンピュータ(表示装置)
7 通信網
16 ウエブサーバ
17 記憶装置

Claims (4)

  1. 設備機器を構成する複数の構成機器を通信網(7)を介して管理することにより前記設備機器の運転を管理する設備機器管理装置(1)であって、
    表示装置(3)と、
    前記複数の構成機器に対応する複数の第1画像及び、前記構成機器の配置場所の状況を表す第2画像に関する画面表示情報を記憶する記憶装置(17)と、
    前記構成機器の前記配置場所を特定する第1識別情報により前記構成機器が属する区域を特定し、前記区域に関する情報を前記画面表示情報に関連付けるために前記表示装置に表示する制御装置(2)と、
    を備える設備機器管理装置。
  2. 前記第1識別情報は、前記構成機器の固有アドレスであり、
    前記制御装置は、前記構成機器に設定される固有アドレスを前記第1識別情報として取得する、請求項1に記載の設備機器管理装置。
  3. 前記制御装置は、前記構成機器以外の付属機器(23)の個体及びその属する区域を前記第2識別情報により特定し、前記個体に関する情報及び前記区域に関する情報を前記画面表示情報に関連付けて前記表示装置に表示する、請求項1または請求項2に記載の設備機器管理装置。
  4. ウエブサーバ(16)をさらに備え、
    前記記憶装置の前記画面表示情報は、前記ウエブサーバにおいて利用できるように変換されて記憶されたものである、請求項1から3のいずれかに記載の設備機器管理装置。
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