JPH0795674A - 集中制御装置 - Google Patents

集中制御装置

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JPH0795674A
JPH0795674A JP5234929A JP23492993A JPH0795674A JP H0795674 A JPH0795674 A JP H0795674A JP 5234929 A JP5234929 A JP 5234929A JP 23492993 A JP23492993 A JP 23492993A JP H0795674 A JPH0795674 A JP H0795674A
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JP5234929A
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Inventor
Masao Yokoyama
雅男 横山
Kazuyoshi Suwa
一良 諏訪
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御体系が異なる被制御装置が多数設置さ
れ、互いに物理的に離れた位置に設置された場合でも、
メインコントローラの制御が複雑になることなく、正確
な集中管理、集中制御を行なうことが可能な集中制御装
置を提供する。 【構成】 それぞれが複数の被制御装置からなる複数の
被制御装置群UGと、一又は複数の前記被制御装置群と
それぞれサブ通信線LS1,LS21, LS22, LS3 を介
して接続され、当該接続された被制御装置群UGを制御
する通信端末制御装置3-1〜3-3と、複数の前記通信端
末制御装置3-1〜3-3とメイン通信線LMを介して接続
され、前記メイン通信線LM及び前記通信端末制御装置
3-1〜3-3を介して、前記複数の被制御装置群を構成す
る被制御装置をほぼ同一の制御体系を有する一又は複数
の被制御装置からなるグループに分割し、各グループ単
位で前記被制御装置の制御及び管理を行う管理制御装置
2と、を備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集中制御装置に係り、
特に複数の空調装置を集中制御する集中制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より共用の室外機及び共用のメイン
コントローラを設けて、複数の室内機を接続し、システ
ム全体の制御はメインコントローラで行なうとともに、
各使用者側の各室内機に設けられたサブコントローラに
より当該室内機のローカルな制御を行なうようにした冷
暖房集中管理システムがある。
【0003】この様な冷暖房集中管理システムでは、同
一の冷暖房能力を得るために、個別に室外機及び室内機
を設ける場合(以下、個別管理システムという。)と比
較してコスト及び設置面積等の点から有利であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記集中管理
システムを高層ビル等に設置する場合等には、被制御装
置の設置台数が多くなるととともに、同一階に設置され
る被制御装置の種類が様々となることにより制御体系
(命令形式、命令タイミング等)が様々となる場合があ
る。この様な場合、集中管理を行うメインコントローラ
は各制御体系に合せた制御を行う必要があるので、メイ
ンコントローラ側からみた制御体系が複雑になって、シ
ステムが複雑になるという問題点があった。特に後から
制御体系が異なる被制御装置を複数階にわたってシステ
ムに追加する場合等は、メインコントローラ側の制御が
複雑になってしまうという問題点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、制御体系が異な
る被制御装置が多数設置され、互いに物理的に離れた位
置に設置された場合であっても、メインコントローラの
制御が複雑になることなく、正確な集中管理、集中制御
を行なうことが可能な集中制御装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、それぞれが複数の被制御装置からなる複
数の被制御装置群と、一又は複数の前記被制御装置群と
それぞれサブ通信線を介して接続され、当該接続された
被制御装置群を制御する通信端末制御装置と、複数の前
記通信端末制御装置とメイン通信線を介して接続され、
前記メイン通信線及び前記通信端末制御装置を介して、
前記複数の被制御装置群を構成する被制御装置をほぼ同
一の制御体系を有する一又は複数の被制御装置からなる
グループに分割し、各グループ単位で前記被制御装置の
制御及び管理を行う管理制御装置と、を備えて構成され
ている。
【0007】
【作用】本発明によれば、管理制御装置は、メイン通信
線、通信端末制御装置及びサブ通信線を介して接続され
た複数の被制御装置群を構成する被制御装置をほぼ同一
の制御体系を有する一又は複数の被制御装置からなるグ
ループに分割し、各グループ単位で被制御装置の制御及
び管理を行うべく通信端末制御装置を制御する。
【0008】これにより通信端末制御装置は、グループ
単位で被制御装置の制御を行う。
【0009】従って、ほぼ同一の制御体系を有する被制
御装置グループ単位で制御を行うことにより、各被制御
装置を個別に制御する場合と比較して制御体系が単純化
し、管理制御装置側の制御が複雑になることなく、正確
な集中管理、集中制御を行なうことが可能となる。
【0010】
【実施例】次に図面を参照して本発明の好適な実施例を
説明する。
【0011】図1に集中管理方式の冷暖房システムの概
要構成ブロック図を示す。
【0012】冷暖房システム1は、大別すると、システ
ム1全体を制御するメインコントローラ2と、メインコ
ントローラ2に多重伝送方式を用いた2線方式のメイン
通信線LMを介して接続された端末処理制御装置とで機
能する複数の通信アダプタ3-1〜3-3と、各通信アダプ
タ3-1〜3-3にメイン通信線と同様に2線方式のサブ通
信線を介して接続された被制御装置群UGと、を備えて
構成されている。
【0013】メインコントローラ2は、後述する通信ア
ダプタの構成とほぼ同様な構成を有する通信制御ボー
ド、各種制御を行なう図示しないコントロールボード等
が格納されたコントローラ本体2-1と、各種設定デー
タ、被制御装置の動作状態等を表示する表示部2-2と、
各種データをプリントアウトするためのプリンタ2-3
と、を備えて構成されている。
【0014】通信アダプタ3-1は、図2に示すように、
通信アダプタ3-1全体を制御するCPU10と、制御用
プログラム、データ等が格納されたROM11と、一時
的に各種データを格納する不揮発性RAM12と、外部
とのインターフェース動作を行なうインターフェース部
13と、を備えて構成されており、CPU10、ROM
11、不揮発性RAM12及びインターフェース部13
とは、バスを介して接続されている。さらに室内機、室
外機等の被制御装置U1 〜Un は、インターフェース部
13及びバスを介して接続されている。他の通信アダプ
タ3-2〜3-3についても同様である。
【0015】被制御装置群UGの態様は、様々考えられ
るが、以下、その一例を説明する。
【0016】第1通信アダプタ3-1には、サブ通信線L
S1 を介して複数の室内機20及び室外機コントローラ
21が接続され、さらに室外機コントローラ21を介し
て複数の室外機22が接続されている。
【0017】第2通信アダプタ3-2には、第1サブ通信
線LS21を介して複数の室内機20及び一の室外機22
が接続された第1被制御装置群が接続され、第2サブ通
信線LS22を介して同様に複数の室内機20及び一の室
外機22が接続された第2被制御装置群が接続されてい
る。
【0018】第3通信アダプタ3-3には、サブ通信線L
S3 を介して一の後月20に一の室外機が接続されてい
る室内外機セット24が複数接続されており、さらに一
のリモートコントローラ25の制御ラインであるグルー
プ制御通信線GLを介して複数の室内外機セット26が
接続されている。
【0019】ここで動作を説明するに先立ち、通信アダ
プタ3-1〜3-3及びメインコントローラ2の冷暖房シス
テム1における仕事分担(処理分担)について説明す
る。
【0020】冷暖房システム1の基本的な機能として
は、図3に示すように、按分情報機能、設定機能及び表
示機能がある。
【0021】これらの3つの基本的機能は、按分情報機
能が通信アダプタ3-1〜3-3の仕事(処理)として分担
され、設定機能及び表示機能がメインコントローラの仕
事(処理)として分担されている。
【0022】按分情報機能は、一の通信アダプタに接続
されている各被制御装置である室内機あるいは室外機が
運転/停止状態のいずれあるかを示す動作データ、各被
制御装置のファンによる風速(急、強、弱等)を示す風
速データ、サーモスタットがオン(動作)しているか否
かを示すサーモスタットオンデータ、電気ヒータがオン
(動作)しているか否かを示す電ヒータオンデータ等の
現在の被制御装置の動作状態に関する動作状態データを
収集し、予めROM11あるいは不揮発性RAM12に
記憶していた各被制御装置の能力(暖房能力、冷房能力
等)を示す能力コードデータに基づいて各被制御装置の
動作状態がシステム全体の動作状態のどの程度を占めて
いるのかを示す割合を求め、料金按分等を行なうための
処理、制御を行う機能である。
【0023】このように、按分動作機能を各通信アダプ
タ3-1〜3-3に分担させることにより、各被制御装置に
設けられた図示しないセンサ等により得られた情報(デ
ータ)は、より近傍に設けられている各通信アダプタ3
-1〜3-3に伝達するだけでよいので、通信線が短くて済
み、電源配線等から混入するノイズ等の影響を受ける確
率が減少して、より正確なデータ収集が可能となるとも
に、収集したデータを通信アダプタ3-1〜3-3において
処理して、処理結果データとしてメインコントローラに
伝達するので、メインコントローラ2の処理の負担を低
減することが可能となる。
【0024】設定機能は、冷暖房システム1全体に関す
る各種機能を一元的に管理するための設定を行う機能で
あり、同一のグループとして制御するべき被制御装置を
設定するためのグルーピング設定機の、全ての被制御装
置の運転/停止を制御する一斉運転/停止設定機能、各
被制御装置を個別に運転/停止を制御する運転/停止設
定機能、各被制御装置の運転モード(冷房、暖房、ドラ
イ、送風等)を設定する運転モード設定機能、各被制御
装置の風速(急、強、弱等)を設定する風速設定機能、
各被制御装置の風向を制御するためのフラップ方向を制
御するためのフラップ設定機能、手元禁止設定機能、デ
マンド設定機能、各被制御装置が目標とすべき温度を設
定する温度設定機能、各被制御装置のタイマ動作を設定
するタイマ設定機能等の各種機能から成り立っている。
【0025】このように、冷暖房システム1全体に関す
る各種機能については、一元的にメインコントローラ2
側で管理しているため、個別の装置毎に同一の機能を持
たせる場合と比較して、コストを低減できるとともに、
設置面積等の点で有利となる。
【0026】表示機能は、リアルタイムの動作状態、各
種処理結果等を表示部2-2に表示するための機能であ
り、各被制御装置の個別の運転/停止状態を表示する運
転/停止表示機能、各被制御装置の実際の運転モードを
表示する運転モード表示機能、各被制御装置の風速を表
示する風速表示機能、各被制御装置のフラップ方向を示
すフラップ表示機能、手元禁止状態か否かを示す手元禁
止表示機能、デマンド表示機能、各被制御装置が目標と
している設定温度を表示する温度表示機能、各被制御措
置の各部の温度、実際の室温等を示す温度表示機能、各
被制御装置のタイマ動作状態を表示するタイマ表示機能
等がある。
【0027】このように、冷暖房システム1全体の監視
を行うための各種表示機能については、設定機能の場合
と同様にメインコントローラ2側で管理しているため、
容易にシステム1全体の動作状態等を管理者がリアルタ
イムで把握することが可能となる。
【0028】次に初期設定動作を説明する。
【0029】まず、冷暖房システム1全体のシステム構
築の一環として行われる被制御装置(特に室内機)のグ
ループ分け(グルーピング)ついて説明する。図1にお
いて、室内機20を示す枠内に示す記号(A〜D)は、
それぞれ同一仕様(冷暖房能力、形式等)の室内機を示
しており、仕様の異なる室内機同士では、命令コード、
命令タイミング等の全てあるいは一部が異なっている、
すなわち、制御体系が異なっているものとする。
【0030】システム構築の際、例えば、システム導入
時、新規装置の追加時等には、同一あるいはほぼ同一仕
様の室内機をグループ分けすることにより、より効率的
な制御を行うことが可能となる。
【0031】図4にシステム構築時に行われるテナント
関連設定画面の表示例を示す。
【0032】テナント関連設定では、被制御装置の論理
的及び物理的なグループ分けに関する設定(グループ設
定及びテナント(使用者)設定)、使用料金按分のため
の基本料金設定、テナント名称(使用者名称)変更、室
内機容量(能力)設定、各種初期設定等が行え、図示し
ないカーソルキー等により所望の設定を選択し、図示し
ないリターンキーにより当該選択を確定する。この結
果、表示部2-2の表示画面は、選択した設定項目に対応
する画面となる。
【0033】以下においては、本願発明に関わるグルー
プ設定及びテナント設定について詳細に説明する。
【0034】まずグループ設定について説明する。
【0035】図示しないカーソルキーにより「グループ
設定」位置にカーソルを合せ、図示しないリターンキー
を押すことにより、表示部2-2の表示画面は図5に示す
グループ設定画面となる。
【0036】グループ設定画面では、初期状態において
は、当該冷暖房システム1が予め設定された条件でグル
ープ表示が行われる。例えば、初期状態では、同一の通
信アダプタに接続されている室内機が同一のグループと
して表示される。図##において表示中のグループ番号
(図5では、グループ番号=02)に対応するグループ
に属する室内機は、黒丸で表示し、他のグループに属す
る室内機は白丸で表示している。
【0037】次に管理者は、図示しないカーソルキーを
用いて、属するグループを変更したい室内機の表示(黒
丸又は白丸)にカーソルを合せ、図示しないリターンキ
ーを押す。
【0038】これにより当該室内機は選択され、他のグ
ループに属するように変更可能な状態となる。
【0039】つづいて管理者は、図示しないカーソルキ
ーを用いてカーソルを変更先のグループ内の白丸表示あ
るいは黒丸表示が無い部分に移動させ、図示しないカー
ソルキーを押す。
【0040】これにより室内機が属するグループの変更
が確定する。
【0041】この様にして必要な変更を行った後、図示
しない登録キーあるいは図示しないメニューキーを押し
下げると、管理者が行った変更は、図示しない記録媒体
(例えば、フレキシブルディスク等)及びメモリに登録
される。
【0042】これにより、表示画面は再び、図4に示し
たテナント関連設定画面となる。
【0043】次にテナント設定について説明する。この
場合において、割り当てを行うテナントにはテナント番
号が既に割り当てられ、当該テナント名も登録されてい
るものとする。
【0044】図示しないカーソルキーにより「テナント
設定」位置にカーソルを合せ、図示しないリターンキー
を押すことにより、表示部2-2の表示画面は図6に示す
テナント設定画面となる。
【0045】テナント設定画面では、初期状態において
は、グループ設定で設定した条件でグループ表示が行わ
れる。例えば、テナント設定を行っていない段階では、
図6において表示中のグループ番号(図6では、グルー
プ番号=02)に対応するグループに属する室内機は、
全て白丸で表示される。
【0046】次に管理者は、図示しないカーソルキーを
用いて、テナント番号及びテナント名(使用者名)に属
させるべき室内機の表示(白丸)にカーソルを合せ、図
示しないリターンキーを押す。
【0047】これにより当該室内機は選択され、当該テ
ナントに属するように変更可能な状態となる。
【0048】つづいて管理者は、図示しないリターンキ
ーを押すことにより当該室内機が当該テナントに属する
ことが確定し、室内機の表示は黒丸となる。
【0049】この様にして必要な変更を行った後、図示
しない登録キーあるいは図示しないメニューキーを押し
下げると、管理者が行った変更は、図示しない記録媒体
(例えば、フレキシブルディスク等)及びメモリに登録
される。
【0050】同様にして、他のテナントに属する室内機
を当該テナントに属するように変更することも可能であ
る。
【0051】以上のような処理が行われることにより、
各室内機にはグループコード(グループ番号)が割り当
てられることとなり、予め割り当てられている装置コー
ドとともに制御に用いられる。
【0052】従って、同一仕様あるいはほぼ同一仕様の
被制御装置(室内機)は、同一グループに属することと
なり、制御が簡略化され、効率的なシステム構築を行う
ことが可能となる。
【0053】図7にグループ操作画面の一例を示す。
【0054】図7は、グループ番号=3のグループのタ
イマ運転動作状態及びタイマ設定状態を表示したもので
あり、管理者はグループ停止キーを押し下げることによ
り当該グループ番号3のグループに属する室内機を容易
に停止させることや、逆に一斉に動作を開始させること
等が可能となる。
【0055】この場合において、当該グループに属する
室内機は、通常、同一型式であるので、同一の命令(コ
マンド)を出力するだけで容易に制御することが可能と
なっている。
【0056】次に初期設定終了後の通常動作について説
明する。
【0057】まず、メインコントローラ2は、制御しよ
うとする室内機あるいは室外機を制御している通信アダ
プタを特定するためのアドレスコードと共に、各室内機
あるいは室外機を制御するための制御データをメイン通
信線LM上に出力する。
【0058】この制御データには、制御すべき室内機あ
るいは室外機を特定するための被制御装置アドレスコー
ド(=グループコード及び装置コード)が含まれてい
る。
【0059】図8にメインコントローラ2の制御設定画
面の一例を示す。
【0060】例えば、グループコード=1、装置コード
=13の室内機はタイマーBに基づいてタイマー運転を
行い、その設定温度は24℃、運転モードはドライ運
転、風速は自動設定、制御形態は集中管理第2群である
ことを示している。
【0061】一方、、各通信アダプタ3-1〜3-3のCP
U10は、インターフェース部13を介して常時、メイ
ンコントローラ2からのデータの転送の有無を監視して
いる。
【0062】これにより、各通信アダプタ3-1〜3-3
は、自己を示すアドレスコードが付加された制御データ
が転送された場合には、制御データのみを分離してRO
M11内のプログラム及び基本データに基づいて当該制
御コードを解析し、対応する室内機あるいは室外機を制
御する。
【0063】これと並行してメインコントローラ2の表
示部2-2には、各通信アダプタ別に運転状態をマトリク
ス状に表示することができる。
【0064】図9に室内ユニットの運転状態マトリクス
表示状態の一例を示す。
【0065】例えば、通信アダプタ番号=10には、室
内ユニット番号=2〜7、11が接続されており、室内
ユニット番号=2、3、6の室内機は冷房運転、室内ユ
ニット番号=4、5、7、11の室内機は暖房運転を行
っていることを示している。
【0066】ところで、各通信アダプタ3-1〜3-3は、
上述したように按分情報機能により按分情報を管理して
おり、各室内機から得られた動作状態データを収集し、
必要に応じて処理した後、メイン通信線LMを介してメ
インコントローラ2に転送する。
【0067】これによりメインコントローラ2は、転送
された動作状態データあるいは処理後の動作状態データ
に基づいて各室内機及び各室外機の動作状態を把握し、
必要に応じて制御データをメイン通信線LMを介して出
力することとなる。
【0068】図10に通信アダプタ3-1〜3-3が動作状
態データを収集し、独自に処理することにより得られる
累積運転時間データに基づいて、メインコントローラ2
が表示部2-2上に累積運転時間一覧を表示した場合の表
示例を示す。
【0069】図6は通信アダプタ3-1〜3-3番号=10
に対応する通信アダプタ(例えば、通信アダプタ3-1)
に対応する累積運転時間一覧であり、室内ユニット番号
=1〜8の室内機が接続されており、各室内機の使用者
(テナント)の名称、運転時間、運転内容(サーモスタ
ットオン時の動作時間)、当該室内機の容量(能力)、
各室内機の電源発停回数(オン/オフ回数)が表示され
ている。
【0070】メインコントローラ2は、通信アダプタ3
-1〜3-3により転送された累積運転時間データ等の按分
データに基づいて、各使用者毎に電気料金を割り当てる
ための按分データ表示を行う。
【0071】図11に按分データ表示状態の一例を示
す。
【0072】按分データとして図11には、使用者名
(テナント名)、当該使用者に属する室内機番号、各室
内機番号に対応する実際の室内機のアドレスデータ(=
グループコード及び装置コード)、当該室内機の容量
(能力)、冷暖房システム全体の電気使用量に対する当
該室内機の電気使用量の割合、(電気按分率[%])、
当該使用者の全ての室内機に対応する電気按分率に基づ
く電気料金が表示されている。
【0073】以上の説明のように、本実施例によれば、
ほぼ同一仕様の室内機を同一グループに属するものとし
て、一括的に処理することができるため、制御系が簡略
化され、システム構築が容易で、制御も容易となる。
【0074】また、室内機あるいは室外機を追加増設す
るような場合でも容易に対応することができ、柔軟性の
高いシステムを構築することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、管理制御装置は、メイ
ン通信線、通信端末制御装置及びサブ通信線を介して接
続された複数の被制御装置群を構成する被制御装置をほ
ぼ同一の制御体系を有する一又は複数の被制御装置から
なるグループに分割し、各グループ単位で被制御装置の
制御及び管理を行うべく動作するので、ほぼ同一の制御
体系を有する被制御装置グループ単位で制御を行うこと
により、各被制御装置を個別に制御する場合と比較して
制御系が単純化し、管理制御装置側の制御が複雑になる
ことなく、柔軟性の高いシステムを構築することがで
き、正確な集中管理、集中制御を行なうことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷暖房システムの概要構成を示すブロック図で
ある。
【図2】通信アダプタの概要構成を示すブロック図であ
る。
【図3】冷暖房システムの基本機能の仕事分担の説明図
である。
【図4】テナント関連設定画面の表示例を示す説明図で
ある。
【図5】グループ設定画面の表示例を示す説明図であ
る。
【図6】テナント設定画面の表示例を示す説明図であ
る。
【図7】グループ操作画面の表示例を示す説明図であ
る。
【図8】制御設定画面の表示例を示す説明図である。
【図9】運転状態マトリクスの表示例を示す説明図であ
る。
【図10】累積運転時間一覧の表示例を示す説明図であ
る。
【図11】按分データの表示例を示す説明図である。
【符号の説明】 1 冷暖房システム 2 メインコントローラ 2-1 コントローラ本体 2-2 表示部 2-3 プリンタ 3-1〜3-3 通信アダプタ 10 CPU 11 ROM 12 不揮発性RAM 13 インターフェース部 20 室内機 21 室外機コントローラ 22 室外機 23 室外機 24 室内外機セット 25 リモートコントローラ 26 室内外機セット LM メイン通信線 LS1 、LS21、LS22、LS3 サブ通信線 UG 被制御装置群 U1 〜Un 被制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが複数の被制御装置からなる複
    数の被制御装置群と、 一又は複数の前記被制御装置群とそれぞれサブ通信線を
    介して接続され、当該接続された被制御装置群を制御す
    る通信端末制御装置と、 複数の前記通信端末制御装置とメイン通信線を介して接
    続され、前記メイン通信線及び前記通信端末制御装置を
    介して、前記複数の被制御装置群を構成する被制御装置
    をほぼ同一の制御体系を有する一又は複数の被制御装置
    からなるグループに分割し、各グループ単位で前記被制
    御装置の制御及び管理を行う管理制御装置と、 を備えたことを特徴とする集中制御装置。
JP5234929A 1993-09-21 1993-09-21 集中制御装置 Pending JPH0795674A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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