JPH07151372A - 施設管理装置 - Google Patents

施設管理装置

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Publication number
JPH07151372A
JPH07151372A JP5300214A JP30021493A JPH07151372A JP H07151372 A JPH07151372 A JP H07151372A JP 5300214 A JP5300214 A JP 5300214A JP 30021493 A JP30021493 A JP 30021493A JP H07151372 A JPH07151372 A JP H07151372A
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JP
Japan
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setting
management
management point
group
facility management
Prior art date
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Pending
Application number
JP5300214A
Other languages
English (en)
Inventor
Koki Masui
弘毅 増井
Hiroyuki Tsuji
弘之 辻
Michinobu Sakanaka
理展 阪中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 施設管理システムに設けられ、個別管理ポイ
ント表示手段と、個別管理ポイント設定手段と、自己ア
ドレス設定手段と、を備えた施設管理装置であって、グ
ループ編成モード設定手段と、管理ポイントアドレス表
示手段と、表示管理ポイントアドレス変更手段と、グル
ープ編入設定手段と、グループ編入削除手段と、を備え
る。 【効果】 グループ編入・変更操作が簡単で、脚立作業
による室内機スイッチ変更等が不要で、一つのグループ
別操作スイッチの操作でグループ内全室内機の発停がで
きるため、グループ内個々の室内機に対する面倒な操作
が不要となり、室内機号機別操作スイッチ及びLEDが
不要なため操作性・視認性が良く、同じスペースで多く
のグループが管理でき、最小限の施設管理装置でよくコ
ストダウンとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、施設における各種管
理ポイントの状態を表示および設定し得る芯に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】
(従来例1)従来より、この種の施設管理装置として、
特開平2−85634号公報に示されるように、1台の
リモートコントローラと、そのグループに属する室内機
を専用線で接続し、室内機アドレスは0号機から連続番
号で設定したものがある。特開平2−85634号公報
では、リモートコントローラが電源投入時、0号機から
順番に送信し、その送信信号に対する応答信号の有無で
室内機の有無を判断し、存在する室内機アドレスを表示
し、サービス性が向上する。
【0003】(従来例2)特開平3−168557号公
報では、ワイヤレスリモコン信号受信器および中継器
と、温湿度センサーと、エアハンドリングユニット制御
装置と、VAVユニット制御装置と、中央監視装置とを
伝送線で接続している。特開平3−168557号公報
では、VAVユニットはワイヤレスリモコン信号を中継
した中継器からゾーン毎に制御し、エアハンドリングユ
ニットはVAVユニットの動作に連動するように中央監
視装置が行うので、VAVユニットが開いていないのに
エアハンドリングユニットが運転しているようなことは
なく、ゾーン毎だけでなくトータル的に制御できるよう
にしている。
【0004】(従来例3)特開平4−24460号公報
では、リモートコントローラと同一グループの室内機は
グループ専用の伝送線で接続され、それぞれのグループ
の代表室内機は集中リモコンと集中系の伝送線で接続さ
れ、リモートコントローラおよび室内機の自己アドレス
スイッチとゾーンアドレススイッチを備えて、集中リモ
コンにはグループ・ゾーン選択器と、グループ発停器
と、ゾーン発停器とを備えている。特開平4−2446
0号公報では、集中リモコンにてグループ・ゾーン選択
器にてグループ番号を選択し、グループ発停器を操作し
た場合は、集中リモコンはグループ番号と発停からなる
信号を集中系の伝送線へ送信する。全てのグループの代
表室内機は上記信号を受信し、グループ番号が一致する
室内機がグループ専用の伝送線へ送信し、グループ専用
の伝送線に接続された全室内機が発停しグループ発停動
作となる。また、集中リモコンにてグループ・ゾーン選
択器にてゾーン番号を集中系の伝送線へ送信する。全て
のグループの代表室内機は上記信号を受信し、グループ
専用の伝送線へ送信する。ゾーンアドレススイッチにて
設定された番号と一致する室内機が発停しゾーン発停動
作となる。
【0005】(従来例4)特開平4−263397号公
報では、タッチキーパネル上に個別管理ポイント領域と
グループ領域を設けている。特開平4−263397号
公報では、グループ設定モードにおいて、グループ領域
を操作した後、個別管理ポイント領域を操作すれば、そ
のグループ領域に操作した個別管理ポイント領域が編入
される。
【0006】(従来例5)従来の施設管理装置は、グル
ープではなく管理ポイント1台毎に対応している1台毎
個別管理ポイント表示手段と、1台毎個別管理ポイント
設定手段を備えている。この従来例では、個別管理ポイ
ント設定手段を設定操作すると、対応する1台の管理ポ
イントへ指令情報が送信され、対応する1台の管理ポイ
ントは設定された状態となる。管理ポイント表示手段に
は対応する1台の管理ポイントの状態が表示される。
【0007】(従来例6)従来の施設管理装置は、個別
管理ポイント発停設定手段および個別管理ポイント手元
禁止許可設定手段および個別管理ポイント冷房暖房設定
手段を備えている。この従来例では、個別管理ポイント
設定手段個々に対応する発停または手元禁止許可設定ま
たは冷房暖房設定スイッチを操作すると、個別管理ポイ
ントを発停または手元禁止許可または冷房暖房に設定で
きる。
【0008】(従来例7)従来の施設管理装置は、1台
の施設管理装置で10台の管理ポイントを管理し、1〜
10号機、11〜20号機と10台毎の管理ブロックを
選択する管理ブロック選択スイッチを備えている。この
従来例では、1台の施設管理装置で10台の管理ポイン
トを管理するとすると、1〜10号機に対し1台、11
〜20号機に対し1台の施設管理装置が対応する。
【0009】(従来例8)従来の施設管理装置は、一括
発停操作にて、施設管理装置自身が管理する全管理ポイ
ントに発停指令を送信する施設管理装置内管理ポイント
一括発停手段を備えたものや、一斉同報発停信号を送信
する伝送線接続全管理ポイント一括発停手段を備えたも
のがあった。この従来例では、一括発停操作にて、施設
管理装置が管理する管理ポイントのみを一括発停する、
または一斉同報発停信号を送信し、施設管理装置が管理
していない管理ポイントも含め伝送線に接続されている
全ての管理ポイントを一括発停させる。
【0010】(従来例9)従来の施設管理装置は、リモ
ートコントローラと同じ操作設定部と、表示部と、表示
グループ変更手段とを備えたものがあった。この従来例
では、表示グループ変更手段操作にて、所望のグループ
表示状態とし、操作設定部を操作すれば表示中のグルー
プに属する管理ポイントの設定ができる。
【0011】(従来例10)従来の施設管理装置は、機
能が固定されたリモートコントローラを備えたものがあ
った。この従来例では、対応する管理ポイントが変更さ
れてもリモートコントローラの設定機能および表示は固
定された状態で使用される。
【0012】(従来例11)従来の施設管理装置は、施
設管理装置の設定内容に管理ポイントの状態を固定する
べき情報で、管理ポイントから異なった情報を受信した
場合、固定するべき情報を送信する異情報受信時固定情
報送信手段を備えていた。この従来例では、緊急停止
時、施設管理装置Aから管理ポイントへ停止指令が送信
される。管理ポイントは停止し、他の施設管理装置Bへ
停止状態を中継し、施設管理装置Bも停止表示となる。
施設管理装置Bを運転操作された場合、施設管理装置B
から管理ポイントへ運転指令が送信される。管理ポイン
トは運転し、施設管理装置Aへ運転状態を中継し、施設
管理装置Aは運転を受信したことをトリガにし、再び管
理ポイントへ停止を送信し、停止が維持される。
【0013】(従来例12)従来の施設管理装置は、一
括設定画面を代表号機の状態または固定値を一括設定操
作前の初期画面とする一括設定時初期表示手段を備えて
いた。この従来例では、一括設定画面を代表号機の状態
または固定値を一括設定操作前の初期画面とし、操作さ
れた内容のみを一括設定送信または、操作有無に関わら
ず一括表示画面の内容を全て一括設定送信する。
【0014】(従来例13)従来の施設管理装置は、施
設管理装置はグループ編成情報を管理ポイントへ設定す
るグループ情報送信手段を備えていた。この従来例で
は、施設管理装置にてグループ編成を行うと、グループ
内の管理ポイントへのみグループ情報が送信される。
【0015】(従来例14)従来の施設管理装置は、手
元操作禁止を設定できる施設管理装置には手元操作禁止
設定手段と手元操作禁止送信手段が、手元操作禁止を設
定される施設管理装置には手元操作禁止被設定手段と手
元操作禁止受信手段を備えていた。この従来例では、特
定の施設管理装置にて手元操作禁止許可を設定すると、
他の施設管理装置に手元操作禁止許可が設定された。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の施設管理装置は
以上のように構成されているので、従来例1(特開平2
−85634号公報)では、複数のグループには対応で
きないという欠点があった。
【0017】従来例2(特開平3−168557号公
報)では中央監視装置を操作できる管理人ではなく、空
調機を利用している者が複数のグループに対し操作する
場合は、ワイヤレスリモコン信号受信器および中継器が
設置されているグループの全部屋へ行き、ワイヤレスリ
モコンを操作しなければならず面倒であった。
【0018】従来例3(特開平4−24460号公報)
では、ゾーン構成を変更する場合は、リモートコントロ
ーラおよび室内機のゾーンアドレススイッチを変更しな
ければならず、脚立作業などが必要で困難であた。
【0019】従来例4(特開平4−263397号公
報)では、管理ポイントを個別に操作する必要がなく、
グループのみでよい場合でも個別管理ポイント領域を設
けねばならず、グループ領域が限られているため、グル
ープ領域を多く必要とする場合は複数の施設管理装置を
設置するか、実際の個別管理ポイントをグループに集約
し、それを個別管理ポイント領域で管理させるグループ
集約中継装置が必要でコストアップとなっていた。ま
た、使用しない個別管理ポイント領域が存在するため、
操作および視認に支障を来たしていた。
【0020】従来例5では、同一部屋に設置された複数
の管理ポイントを同一設定値に設定したい場合、管理ポ
イント全てに対して個別管理ポイント設定手段を操作し
なければならず面倒であった。
【0021】従来例6では、個別管理ポイント設定手段
個々に対し、発停・手元禁止許可設定・冷房暖房設定ス
イッチを備えているため、スイッチが多いことによる操
作の繁雑さ、コストアップとなった。また、操作の繁雑
さを避けるため発停のみの機能を備えた施設管理装置を
用い、詳細内容設定はグループ毎にリモートコントロー
ラを設置するシステムが考えられるがコストアップとな
っていた。
【0022】従来例7では、1台の施設管理装置で対応
する管理ポイントの号機範囲および数が固定されている
ため、決められたブロック分割以上の数には分割できな
いという問題点があった。
【0023】従来例8では、一括発停操作にて、施設管
理装置が管理する管理ポイントのみを一括発停する場合
は、1台の施設管理装置で帰宅時全館一括停止操作がで
きない。また、施設管理装置が管理していない管理ポイ
ントも含め伝送線に接続されている全ての管理ポイント
を一括発停させる場合は、複数のブロックで個々に施設
管理装置を設置している場合、1つのテナントのみが帰
宅時一括停止操作すると他の営業中テナントも停止させ
られるという問題点があった。
【0024】従来例9では、同一画面でグループ変更操
作が必要なため、操作が繁雑となった。
【0025】従来例10では、対応する管理ポイントに
無い機能もリモートコントローラに表示されるので使用
者を混乱させた。
【0026】従来例11では、施設管理装置にて強制運
転時、管理ポイントは停電などで運転できない状態の
時、施設管理装置から管理ポイントへ運転指令が送信さ
れ、管理ポイントから停止状態情報が施設管理装置へ通
報される。施設管理装置の固定情報と異なるため再び施
設管理装置から管理ポイントへ運転指令が送信され同じ
通信が繰り返される。伝送線は本信号で飽和状態とな
り、他の伝送ができなくなった。マイコンは本信号処理
に占有され他の処理ができない問題点も生じた。
【0027】従来例12では、操作有無に関わらず一括
表示画面の内容を全て一括設定送信したので、一括設定
したくない項目も一括設定された。また、操作した項目
のみ一括設定する場合は、一括設定画面を代表号機の状
態または固定値を一括設定操作前の初期画面としていた
ので、どれが一括設定されたか不明となっていた。
【0028】従来例13では、ある施設管理装置でグル
ープ編成しても、同一管理ポイントを管理している同一
グループの施設管理装置には伝達されないので、全て施
設管理装置で同じグループ編成操作をしなければならな
いという問題点があった。
【0029】従来例14では、手元操作禁止許可を設定
する施設管理装置と、設定される施設管理装置が固定さ
れ、システム制約が生じた。
【0030】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、グループ内の管理ポイントに
対する操作および視認が容易な施設管理装置を得ること
を目的とする。また、操作および視認が容易で、必要な
操作機能を低コストで備えた施設管理装置を得ることを
目的とする。また、任意台数の設置ができる施設管理装
置を得ることを目的とする。また、複数の施設管理装置
間で干渉しないまたは全館一括操作の選択ができる施設
管理装置を得ることを目的とする。また、通常頻繁に操
作する機能は操作および視認が容易で、リモートコント
ローラの詳細な機能を容易な操作でできる施設管理装置
を得ることを目的とする。また、管理ポイントで対応し
得る機能のみをリモートコントローラに表示させること
ができるので使用者を混乱させず、リモートコントロー
ラにプログラム負荷を増大させることのない施設管理装
置を得ることを目的とする。また、情報の固定のための
他の処理が不可能となることがなく、高信頼性かつ確実
に固定すべき設定情報を管理ポイントに維持させること
のできる施設管理装置を得ることを目的とする。また、
所望の項目のみ、誤解することなく全グループ一括同時
設定のできる施設管理装置を得ることを目的とする。ま
た、複数の施設管理装置の1か所で管理ポイントのグル
ープ編成を行えば同時に他の施設管理装置へ伝達され、
個々の作業の不要な施設管理装置を得ることを目的とす
る。また、複数の施設管理装置の内、任意の施設管理装
置から別の任意の施設管理装置の操作を項目別に禁止ま
たは許可でき、設定状態および被設定状態が表示される
施設管理装置を得ることを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】請求項1の施設管理装置
は、施設管理システムに設けられ、第1の自己アドレス
設定手段を有する管理ポイントと伝送線で接続され、前
記管理ポイントの状態を任意の領域に対応して表示する
個別管理ポイント表示手段と、任意の領域の前記管理ポ
イントの状態を設定できる個別管理ポイント設定手段
と、第2の自己アドレス設定手段と、を備えた施設管理
装置において、グループ編成モードを設定するグループ
編成モード設定手段と、前記管理ポイントのアドレスを
表示する管理ポイントアドレス表示手段と、表示された
前記管理ポイントのアドレスを変更する表示管理ポイン
トアドレス変更手段と、グループ編入を設定するグルー
プ編入設定手段と、グループ編入を削除するグループ編
入削除手段と、を備えたものである。
【0032】請求項2の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を任意の領域に対応して表示する個別管理ポイント
表示手段と、任意の領域の前記管理ポイントの状態を設
定できる個別管理ポイント設定手段と、第2の自己アド
レス設定手段と、を備えた施設管理装置において、前記
個別管理ポイントの設定内容を選択する個別管理ポイン
ト設定内容選択手段を備えたものである。
【0033】請求項3の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を任意の領域に対応して表示する個別管理ポイント
表示手段と、任意の領域の前記管理ポイントの状態を設
定できる個別管理ポイント設定手段と、第2の自己アド
レス設定手段と、を備えた施設管理装置において、前記
個別管理ポイント表示手段及び個別管理ポイント設定手
段のグループ番号が前記第2の自己アドレスにより一義
的に決定されるグループ番号判定手段を備えたものであ
る。
【0034】請求項4の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を任意の領域に対応して表示する個別管理ポイント
表示手段と、任意の領域の前記管理ポイントの状態を設
定できる個別管理ポイント設定手段と、第2の自己アド
レス設定手段と、を備えた施設管理装置において、該施
設管理装置自身が管理する前記管理ポイントに対し一括
操作するか、または前記伝送線に接続されている全ての
前記管理ポイントを一括操作するかの選択を行う選択手
段を備えたものである。
【0035】請求項5の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を任意の領域に対応して表示する個別管理ポイント
表示手段と、任意の領域の前記管理ポイントの状態を設
定できる個別管理ポイント設定手段と、第2の自己アド
レス設定手段と、を備えた施設管理装置において、前記
個別管理ポイント表示手段及び個別管理ポイント設定手
段の内、一つの個別管理ポイントを示す管理ポイントア
ドレス表示手段と、表示する管理ポイントのアドレスを
変更する表示管理ポイントアドレス変更手段と、該施設
管理装置と伝送線で接続されたリモートコントローラ
と、を備えたものである。
【0036】請求項6の施設管理装置は、請求項5記載
の施設管理装置において、リモートコントローラへ電力
を供給する給電手段と、前記リモートコントローラへ表
示選択を指令する表示選択指令手段と、を備え、前記リ
モートコントローラは該施設管理装置からの指令によ
り、管理ポイントで対応し得る機能のみを選択的に表示
する表示選択手段を具備したものである。
【0037】請求項7の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を任意の領域に対応して表示する個別管理ポイント
表示手段と、任意の領域の前記管理ポイントの状態を設
定できる個別管理ポイント設定手段と、第2の自己アド
レス設定手段と、を備えた施設管理装置において、該施
設管理装置の設定内容に管理ポイントの状態を固定する
べき情報は定時送信する定時送信手段を備えたものであ
る。
【0038】請求項8の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を対応する領域に表示する第1の表示手段と、任意
の領域を指定してその領域に対応する前記管理ポイント
の状態を設定し得る設定手段と、第2の自己アドレス設
定手段と、を備えた施設管理装置において、一つの設定
手段操作にて前記管理ポイントの状態を同時に設定モー
ドにする一括モード選択手段と、前記設定手段にて操作
されない項目は未操作表示を、操作された項目は操作さ
れた内容表示となる第2の表示手段と、操作された項目
のみ管理ポイントへ指令送信する一括送信手段と、を備
えたものである。
【0039】請求項9の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を対応する領域に表示する表示手段と、任意の領域
を指定してその領域に対応する前記管理ポイントの状態
を設定し得る設定手段と、第2の自己アドレス設定手段
と、を備えた施設管理装置において、グループ編入設定
またはグループ編入被設定を選択するグループ設定選択
手段と、前記管理ポイントをグループに編入するグルー
プ編入手段と、前記グループ編入被設定へグループ番号
及びグループに属する管理ポイントアドレス情報からな
るグループ番号付き接続情報を送信するグループ編成受
信手段と、を備えたものである。
【0040】請求項10の施設管理装置は、施設管理シ
ステムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有す
る管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイント
の状態を対応する領域に表示する表示手段と、任意の領
域を指定してその領域に対応する前記管理ポイントの状
態を設定し得る設定手段と、第2の自己アドレス設定手
段と、を備えた施設管理装置において、他の施設管理装
置の操作を禁止または許可する操作禁止設定、または他
の施設管理装置から自己の操作を禁止または許可される
操作禁止被設定を選択する操作禁止設定選択手段と、グ
ループ別及び機能項目別に、他の施設管理装置の操作を
禁止または許可としている状態を表示する操作禁止表示
手段と、管理対象とする管理ポイントに対し、機能項目
別に禁止または許可設定を示す手元禁止指令情報を送信
する操作禁止送信手段と、受信した前記手元禁止指令情
報を自己情報とする操作禁止受信手段と、グループ別及
び機能項目別に、他の施設管理装置の操作を禁止または
許可設定されている状態を表示する被操作禁止表示手段
と、を備えたものである。
【0041】
【作用】請求項1の施設管理装置は、例えば空調機の管
理装置では、グループ編入・変更操作が簡単で、脚立作
業による室内機スイッチ変更等が不要で、一つのグルー
プ別操作スイッチの操作でグループ内全室内機の発停が
できるため、グループ内個々の室内機に対する面倒な操
作が不要となり、室内機号機別操作スイッチ及びLED
が不要なため操作性・視認性が良く、同じスペースで多
くのグループが管理でき、最小限の施設管理装置でよく
コストダウンとなる。
【0042】請求項2の施設管理装置は、例えば空調機
の管理装置では、春秋の年2回のみ操作する冷房・暖房
切り換え機能は必要であるが、他はその必要がなく、発
停機能のみの施設管理装置に必要なリモートコントロー
ラの併設が不要で、コストダウン・工事の簡素化・イン
テリア性向上となり、年2回しか使用しない冷房・暖房
切り換え専用スイッチを備えた施設管理装置のような、
視認性の悪さが改善され、スイッチが多いことによる操
作の煩雑さも改善され、スイッチが半分で済むのでコン
パクトになりインテリア性向上となり、同じスペースで
多くのグループが管理でき最小限の施設管理装置でよく
コストダウンとなる。
【0043】請求項3の施設管理装置は、管理グループ
数が固定され、スイッチにより先頭グループ番号を切り
替えた場合のような施設管理装置数が固定されることは
なく、必要に応じた数の施設管理装置が設置でき、多種
のシステム要求に応えられ、特別なスイッチを用いない
ため安価にできる。
【0044】請求項4の施設管理装置は、最終退場者は
施設管理装置の一括操作を行い、全館一括停止すること
により、切り忘れを防止できる。
【0045】請求項5の施設管理装置は、施設管理装置
の操作を発停のみに限定したので視認性がよく、他の機
能はリモートコントローラで行うのでその操作は容易で
あり、施設管理装置で対応グループ変更することによ
り、一つのリモートコントローラで全グループへの操作
を可能としたことから、低コストで実現できる。
【0046】請求項6の施設管理装置は、グループ毎に
室内機が対応し得る機能が異なった場合、機能しないも
のはリモートコントローラに表示させるので、使用者に
誤解を与えることがなく、リモートコントローラはパワ
ーオン直後の初期設定として表示機能内容指令受信待ち
となるので、初期設定完了後でも常時対応する場合に比
べてプログラム負荷が少なくなる。
【0047】請求項7の施設管理装置は、室内機が運転
指令を受信しても運転できない場合、施設管理装置が室
内機へ運転指令を送信し、室内機は停止を応答する繰り
返しとなり、通信トラフィックが混んで正常な通信がで
きなくなるという不具合状態に陥ることはなく、室内機
を外部入力に従った固定状態に維持できる。そして定時
送信により室内機の状態は常時リフレッシュされ、変化
時のみ処理する場合に比べて、プログラム負荷が少なく
て済み、外部入力に従った固定状態に確実に維持でき、
信頼性が高い。
【0048】請求項8の施設管理装置は、一括設定した
い場合、全グループ個別に設定する必要はなく操作が楽
で短時間に設定でき、一括設定画面を代表号機の状態ま
たは初期値とし、一括設定画面では全項目一括設定とし
た場合のように、元の状態に維持したい項目まで強制的
に一括設定されることなく、所望の項目だけが一括設定
できる。また、一括設定画面を代表号機の状態または初
期値とし、操作項目のみ一括設定とした場合のように、
操作した項目か否か不明確になることはなく、一括設定
した項目は明確である。
【0049】請求項9の施設管理装置は、一の施設管理
装置のグループ編成情報を室内機経由で他の施設管理装
置へ伝達する方法では、接続関係がありグループ組み替
えされた場合は良いが、接続関係がなくなるグループ編
成を行う場合、室内機が接続関係のなくなった他の施設
管理装置へ伝達されないという不具合はなくなる。
【0050】請求項10の施設管理装置は、操作禁止設
定選択手段により、禁止の送信及び受信ができ、固定さ
れていないため、複数の施設管理装置が別々の所に置か
れ、その中の特定箇所のもののみ操作禁止にしたい場合
等、システムに柔軟に対応できると共に、設定手段項目
別に操作禁止または許可できるので、システムに柔軟に
対応できる。
【0051】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1は実施例1の構成を示すシステム図、図2は
施設管理装置・室内機・室外機の内部構成図、図3は施
設管理装置の正面図、図4は施設管理装置の動作フロー
チャート図である。図において、1は施設管理装置、2
は施設管理装置と全室内機を接続する伝送線、3は図示
しない配管で接続された同一冷媒系統の室内機と室外機
をそれぞれ接続する伝送線、4は室内機、5は室外機、
6はマイコン、7は伝送部、8は自己アドレス設定部、
9は操作部、10は表示部、11はグループ別表示LE
D、12はグループ別操作スイッチ、13は編入モード
と通常操作モード選択スイッチ、14は室内機アドレス
−の位表示LED、15は室内機アドレス+の位表示L
ED、16は表示室内機アドレス加算スイッチ、17は
表示室内機アドレス減算スイッチ、18は設定スイッ
チ、19は削除スイッチである。
【0052】次に動作について、図4動作フローチャー
ト図のステップに従って説明する。スイッチ13〜19
は操作部9、室内機アドレス表示LED14・15は表
示部10に相当し、図4の動作フローチャートはマイコ
ン6aの処理である。ステップ101にて、号機表示カ
ウンタMおよびグループ番号カウンタNの初期値をそれ
ぞれ1とし、ステップ102へすすむ。まず、モード選
択スイッチ13を編入とし、グループへ室内機を編入ま
たは削除する。ステップ102にて、モード選択スイッ
チ13が編入の場合はステップ103へ、通常の場合は
ステップ113へすすむ。ステップ103にて、M号機
を室内機アドレス表示LED14・15へ表示し、ステ
ップ104へすすむ。表示室内機アドレス加算スイッチ
16または表示室内機アドレス減算スイッチ17を操作
し、編入または削除したい室内機の号機を表示させる。
ステップ104にて、表示室内機アドレス加算スイッチ
16ONの場合はステップ105へ、OFFの場合はス
テップ106へすすむ。ステップ105にて、号機表示
カウンタMを加算し、ステップ108へすすむ。ステッ
プ106にて、表示室内機アドレス減算スイッチ17O
Nの場合はステップ107へ、OFFの場合はステップ
108へすすむ。ステップ107にて、号機表示カウン
タMを減算し、ステップ108へすすむ。編入または削
除したいグループに対応するグループ別操作スイッチ1
2を押し、編入スイッチ18または削除スイッチ19を
押せば、1台の室内機について編入または削除が完了す
る。ステップ108にて、グループ別操作スイッチが全
てOFFの場合はステップ102へ、ONの場合はON
のグループ番号をLとしてステップ109へすすむ。ス
テップ109にて、設定スイッチ18がONの場合はス
テップ110へ、OFFの場合はステップ111へすす
む。ステップ110にて、グループLへM号機を編入
し、ステップ102へすすむ。ステップ111にて、削
除スイッチ19がONの場合はステップ112へ、OF
Fの場合はステップ102へすすむ。ステップ112に
て、グループLからM号機を削除し、ステップ102へ
すすむ。編入または削除が終了するまで繰り返し、終了
すればモード選択スイッチ13を通常とし、発停操作お
よび監視する。特定グループの発停状態を反転する場合
は、該当するグループのグループ別操作スイッチ12を
押す。ステップ113にて、グループNのグループ別操
作スイッチ12がONの場合はステップ114へ、OF
Fの場合はステップ117へすすむ。ステップ114に
てグループNが運転中の場合はステップ115へ、停止
中の場合はステップ116へすすむ。施設管理装置1が
送信する動作は、自己アドレス設定部8aからマイコン
6aが読み込んだ自己アドレスに送信相手の室内機アド
レスおよび指令情報を付加し、伝送部7aより伝送線2
へ送信する。室内機4が受信する動作は、予め自己アド
レス設定部8bからマイコン6bが自己アドレスを読み
込んでおき、伝送線および伝送部7bを介して受信した
信号の送信相手アドレスが自己アドレスと一致した場
合、自己情報とする。ステップ115にて、グループN
へ編入されている全室内機へ停止指令を送信し、ステッ
プ117へすすむ。ステップ116にて、グループNへ
編入されている全室内機へ運転指令を送信し、ステップ
117へすすむ。グループ毎の発停状態はグループ別表
示LED11へ表示される。ステップ117にて、グル
ープNが運転中の場合はステップ118へ、停止中の場
合はステップ119へすすむ。ステップ118にてグル
ープNのグループ別表示LED11を点灯し、ステップ
120へすすむ。ステップ119にて、グループNのグ
ループ別表示LED11を消灯し、ステップ120へす
すむ。ステップ120にて、グループ番号カウンタNを
加算し、ステップ121へすすむ。ステップ121に
て、グループ番号カウンタNが5を越える場合はステッ
プ122へ、5以下の場合はステップ113へ戻り全グ
ループ繰り返す。ステップ122にて、グループ番号カ
ウンタNを初期値の1とし、ステップ102へすすむ。
【0053】以上の操作の結果、図1に示すように、室
内機1〜3号機、4号機、5・6号機、7号機、8〜1
2号機をそれぞれグループ1〜5に編入でき、それぞれ
の発停状態はグループ別表示LED11a〜eへ表示さ
れ、発停操作はグループ別操作スイッチ12a〜eにて
操作できる。
【0054】この実施例によれば、グループ編入・変更
操作が簡単で、脚立作業による室内機スイッチ変更など
が不要である。1つのグループ別操作スイッチの操作で
グループ内全室内機の発停ができるため、グループ内個
々の室内機に対する面倒な操作が不要となる。不要な室
内機号機別操作スイッチおよびLEDが不要のため操作
性・視認性が良く、同じスペースで多くのグループが管
理でき、最小限の施設管理装置でよくコストダウンとな
る。
【0055】実施例2.図1は実施例2の構成を示すシ
ステム図、図2は施設管理装置・室内機・室外機の内部
構成図、図5は施設管理装置の正面図、図6は施設管理
装置の動作フローチャート図である。図において、内容
選択スイッチ20はグループ別操作スイッチ12の意味
を選択するもので、20aは運転/停止、20bは冷房
/暖房、20cは風量強/弱の意味となる。
【0056】次に動作について、図6の動作フローチャ
ート図のステップに従って説明する。内容選択スイッチ
20aを発停側、20bおよび20cは非選択側とすれ
ば、グループ毎の運転/停止状態が監視でき、グループ
別操作スイッチを操作すれば、グループ毎の運転/停止
状態を反転設定できる。同様に内容選択スイッチ20b
をモード側、20aおよび20cは非選択側とすれば、
グループ毎の冷房/暖房の監視および操作ができる。内
容選択スイッチ20cを風量側、20aおよび20bは
非選択側とすれば、グループ毎の風量強/弱の監視およ
び操作ができる。ステップ151にて、内容選択スイッ
チ20aが発停前の場合はステップ152へ、非選択の
場合はステップ153へすすむ。ステップ152にて、
状態Aを運転、状態Bを停止としステップ156へすす
む。ステップ153にて、内容選択スイッチ20bがモ
ード側の場合はステップ154へ、非選択の場合はステ
ップ155へすすむ。ステップ154にて、状態Aを冷
房、状態Bを暖房としステップ156へすすむ。ステッ
プ155にて、状態Aを風量強、状態Bを風量弱としス
テップ156へすすむ。ステップ156にて、グループ
番号カウンタの初期値を1としステップ157へすす
む。ステップ157にて、グループNのグループ別操作
スイッチ12ONの場合はステップ158へ、OFFの
場合はステップ170へすすむ。ステップ158にて、
グループNの状態がAの場合はステップ159へ、状態
がBの場合はステップ160へすすむ。ステップ159
にて、状態B指令をグループNの全室内機へ送信しステ
ップ170へすすむ。ステップ160にて、状態A指令
をグループNの全室内機へ送信しステップ170へすす
む。ステップ170にて、グループNの状態がAの場合
はステップ171へ、状態がBの場合はステップ172
へすすむ。ステップ171にて、グループNのグループ
別表示LEDを点灯しステップ173へすすむ。ステッ
プ172にて、グループNのグループ別表示LEDを消
灯しステップ173へすすむ。ステップ173にて、グ
ループ番号カウンタNを加算しステップ174へすす
む。ステップ174にて、グループ番号カウンタNが5
を越える場合はステップ151へ、5以下の場合はステ
ップ157へすすむ。
【0057】この実施例によれば春秋の年2回のみ操作
する冷房・暖房切り換え機能は必要であるが、年2回を
除けば不要である。発停機能のみの施設管理装置に必要
なリモートコントローラの併設が不要で、コストダウン
・工事の簡素化・インテリア性向上となる。年2回しか
使用しない冷房・暖房切り換え専用スイッチを備えた施
設管理装置のような、視認性の悪さが改善され、スイッ
チが多いことによる操作の繁雑さも改善される。またス
イッチが半分で済むのでコンパクトとなりインテリア性
向上となる。同じスペースで多くのグループが管理でき
最小限の施設管理装置でよくコストダウンとなる。
【0058】実施例3.図7は実施例3の構成を示すシ
ステム図、図2は施設管理装置・室内機・室外機の内部
構成図、図8は施設管理装置の正面図、図9は施設管理
装置の動作フローチャート図である。図において、21
a〜21cはそれぞれ自己アドレススイッチ百の位、十
の位、一の位である。動作フローチャート図で図4と同
一ステップ番号は同一処理内容を示す。
【0059】次に動作について、図9の動作フローチャ
ート図のステップに従って図4と異なるところを説明す
る。実施例1においてグループ別操作スイッチ12a〜
eがそれぞれグループ番号1〜5に対応していたのに対
し、実施例3ではグループ番号は(自己アドレス−20
0)〜(自己アドレス−200+4)に対応する。ステ
ップ201にて、グループ番号の先頭番号Kへ自己アド
レス−200を設定しステップ102へすすむ。ステッ
プ108、ステップ110、ステップ112のグループ
Lは、グループ別操作スイッチ12a〜eがそれぞれグ
ループ番号は(自己アドレス−200)〜(自己アドレ
ス−200+4)に対応させる。ステップ202にて、
グループ番号の最終番号であるK+4を越えるまで繰り
返し処理する。ステップ203にて、グループ番号の先
頭番号Kの初期値として自己アドレス−200を設定す
る。
【0060】図7は、自己アドレス201号機の施設管
理装置1aにより室内機1〜7号機をグループ1〜3に
編入し、自己アドレス204号機の施設管理装置1bに
より室内機8〜12号機をグループ4〜7に編入したシ
ステム図を示す。
【0061】この実施例によれば、管理グループ数が固
定され、スイッチにより先頭グループ番号を切り替えた
場合のような施設管理装置数が固定されることはなく、
必要に応じた数の施設管理装置が設置でき、多種のシス
テム要求に応えられる。特別なスイッチを用いないため
コストアップとならない。
【0062】実施例4.図7は実施例4の構成を示すシ
ステム図、図2は施設管理装置・室内機・室外機の内部
構成図、図10は施設管理装置の正面図、図11は施設
管理装置の動作フローチャート図である。図において、
22は一括発停表示LED、23は一括発停操作スイッ
チ、24は一括発停操作スイッチ操作により伝送線2に
接続される全ての室内機4を発停させる全一括か、施設
管理装置1にグループ編成されている室内機のみ発停さ
せる個別かの一括選択スイッチである。
【0063】次に動作について、図11のフローチャー
ト図のステップに従って説明する。ステップ251に
て、一括選択スイッチ24が全一括側設定の場合はステ
ップ252へ、個別側設定の場合はステップ257へす
すむ。ステップ252にて、伝送線2に接続される全て
の室内機4の発停状態をモニタしステップ253へすす
む。ステップ253にて、一括発停操作スイッチ23が
ONの場合はステップ254へ、OFFの場合はステッ
プ251へすすむ。ステップ254にて、伝送線2に接
続される全ての室内機4の内1台でも運転中の室内機が
存在する場合はステップ255へ存在しない場合はステ
ップ256へすすむ。ステップ255にて、一斉同報形
態信号にて停止指令を送信しステップ251へすすむ。
伝送線2に接続される全ての室内機4は自己アドレスに
関わらず一斉同報形態信号を受信し停止する。ステップ
256にて、一斉同報形態信号にて運転指令を送信しス
テップ251へすすむ。伝送線2に接続される全ての室
内機4は自己アドレスに関わらず一斉同報形態信号を受
信し運転する。ステップ257にて、一括発停操作スイ
ッチ23がONの場合はステップ258へ、OFFの場
合はステップ251へすすむ。ステップ258にて、施
設管理装置のグループの内運転中のグループが存在する
場合はステップ259へ、存在しない場合はステップ2
60へすすむ。ステップ259にて、施設管理装置が管
理する全室内機へ停止指令を送信しステップ251へす
すむ。ステップ260にて、施設管理装置が管理する全
室内機へ運転指令を送信しステップ251へすすむ。
【0064】図7において、施設管理装置1aは一括選
択スイッチ24を全一括側に施設管理装置1bは一括選
択スイッチ24を個別側に設定したとすると、施設管理
装置1aの一括発停操作スイッチ23を操作した場合は
全ての室内機4a〜4lが発停する。施設管理装置1b
の一括発停操作スイッチ23を操作した場合は施設管理
装置1bが管理する全ての室内機4h〜4lが発停す
る。
【0065】この実施例によれば、施設管理装置1を複
数階にそれぞれ設置し、勤務時間内はグループ別操作ス
イッチ12により発停操作する。最終退場者は一括選択
スイッチ24を全一括側に設定された玄関の施設管理装
置の一括発停操作スイッチ23を操作し、全館一括停止
することにより、切り忘れ防止に有効なシステムに対応
できる。
【0066】実施例5.図12はこの実施例5の構成を
示すシステム図、図13は施設管理装置・室内機・室外
機・リモートコントローラの内部構成図、図14は施設
管理装置およびリモートコントローラの正面図、図15
は施設管理装置の動作フローチャート図である。図にお
いて、25はリモートコントローラ、26は施設管理装
置1とリモートコントローラ25を専用に接続する伝送
線、27はリモートコントローラが有効となるグループ
アドレス一の位表示LED、28はグループアドレス十
の位表示LED、29はグループアドレス加算スイッ
チ、30はグループアドレス減算スイッチである。
【0067】次に動作について、図15の動作フローチ
ャート図のステップに従って説明する。ステップ301
にて、グループ番号カウンタNの初期値1を設定しステ
ップ302へすすむ。ステップ302にて、グループア
ドレス加算スイッチ29がONの場合はステップ303
へ、OFFの場合はステップ304へすすむ。ステップ
303にて、グループ番号カウンタN値を1加算しステ
ップ306へすすむ。ステップ304にて、グループア
ドレス減算スイッチ30がONの場合はステップ305
へ、OFFの場合はステップ306へすすむ。ステップ
305にて、グループ番号カウンタN値を1減算しステ
ップ306へすすむ。ステップ306にて、グループ番
号カウンタN値をグループアドレス表示LED27およ
び28へ表示しステップ307へすすむ。ステップ30
7にて、リモートコントローラ25から受信あった場合
はステップ308へ、無かった場合はステップ302へ
すすむ。ステップ308にて、リモートコントローラ2
5から受信した情報をグループ番号カウンタN値に編入
されている全室内機4へ送信しステップ302へすす
む。以上のようにリモートコントローラ25操作は、グ
ループアドレス表示LED27および28にて表示され
ているグループの操作となる。
【0068】この実施例によれば、リモートコントロー
ラに備えられている風量強/弱設定などは頻繁に使用さ
れることは希で、通常操作として唯一必要な発停機能の
みに限定した施設管理装置の操作は容易で、視認性が良
い。希に使用されるリモートコントローラ機能は、実際
のリモートコントローラを接続しており、その操作も容
易である。施設管理装置で対応グループ変更することに
より、1つのリモートコントローラで全グループへの操
作を可能としたことから、低コストで実現できる。
【0069】実施例6.図12は実施例6の構成を示す
システム図、図16は施設管理装置・室内機・室外機の
内部構成図、図14は施設管理装置・リモートコントロ
ーラの正面図、図17は施設管理装置の動作フローチャ
ート、図18はリモートコントローラの動作フローチャ
ート図である。図において、31は給電部、32は受電
部である。
【0070】次に動作について、図18の動作フローチ
ャート図のステップに従って説明する。リモートコント
ローラ25は伝送線26を介して施設管理装置1から受
電し、電源とする。グループ番号変更操作により、リモ
ートコントローラ25を電源リセットし、グループに応
じた表示機能内容をリモートコントローラ25へ送信す
る。ステップ351にて、給電部31を制御し、リモー
トコントローラ25への給電を停止しステップ352へ
すすむ。リモートコントローラ25は受電停止のためリ
セットされる。ステップ352にて、給電部31を制御
し、リモートコントローラ25への給電を開始しステッ
プ353へすすむ。リモートコントローラ25は初期立
ち上げ状態となる。リモートコントローラ25はステッ
プ354にて、施設管理装置1から表示機能内容指令受
信待ちとなる。ステップ353にて、施設管理装置1は
リモートコントローラ25へ表示機能内容指令を送信し
ステップ306へすすむ。リモートコントローラ25は
ステップ354にて、施設管理装置1から表示機能内容
指令を受信しステップ355へすしむ。ステップ355
にて、操作入力処理しステップ356へすすむ。ステッ
プ356にて、受信した表示機能内容指令に従って表示
する機能を選択しステップ357へすすむ。ステップ3
57にて、受信した表示機能内容指令に従って表示しス
テップ358へすすむ。ステップ358にて、施設管理
装置1と伝送処理を行いステップ355へ戻る。
【0071】この実施例によれば、グループ毎に室内機
が対応し得る機能が異なった場合、機能しないスイッチ
はグループ毎に対応してリモートコントローラに表示さ
せるので、使用者に誤解を与えることはない。リモート
コントローラはパワーオン直後の初期設定として表示機
能内容指令受信待ちとなるので、初期設定完了後でも常
時対応する場合に比べてプログラム負荷が少なくなる。
【0072】実施例7.図19は実施例7の構成を示す
システム図、図20は外部入力・施設管理装置・室内機
・リモートコントローラの動作タイミングおよび通信シ
ーケンス図である。図において、33は外部入力であ
る。
【0073】次に動作について、動作タイミングおよび
通信シーケンス図の時刻に従って説明する。時刻t0に
おいて、施設管理装置1は外部入力33から入力し運転
固定指令を認識する。外部入力33変化により室内機4
へ運転指令を送信し、室内機4は運転する。時刻t1に
おいて、施設管理装置1は室内機4へ運転指令を定時送
信する。時刻t2において、リモートコントローラ25
を停止操作された場合、リモートコントローラ25は室
内機4へ停止指令を送信し、室内機4は停止する。時刻
t3において、施設管理装置1は室内機4へ運転指令を
定時送信し、室内機4は運転する。時刻t4において、
施設管理装置1は外部入力33から入力し停止固定指令
を認識する。外部入力33変化により室内機4へ停止指
令を送信し、室内機4は停止する。時刻t5において、
施設管理装置1は室内機4へ停止指令を定時送信する。
【0074】この実施例によれば、室内機が運転指令を
受信しても運転できない場合、施設管理装置が室内機へ
運転指令を送信し、室内機は停止を応答する繰り返しと
なり、通信トラフィックが混んで正常な通信ができなく
なるという不具合状態に陥ることはなく、室内機を外部
入力に従った固定状態に維持できる。定時送信により室
内機の状態は常時リフレッシュされ、変化時のみ処理す
る場合に比べて、プログラム負荷が少なくて済み、外部
入力に従った固定状態に確実に維持でき、信頼性が高
い。
【0075】実施例8.図1は構成を示すシステム図、
図2は施設管理装置・室内機・室外機の内部構成図、図
21は一括設定を行わない状態の施設管理装置の正面
図、図22は冷房および温度設定23℃を一括設定した
施設管理装置の正面図、図23は施設管理装置の動作フ
ローチャートである。図において、34aは冷房設定ス
イッチ、34bは設定温度加算スイッチ、34cは発停
設定スイッチ、34dは風量強弱設定スイッチ、34e
は表示グループ加算スイッチ、34fは表示グループ減
算スイッチ、35aはモード表示部、35bは設定温度
表示部、35cは発停設定表示部、35dは風量設定表
示部、36はグループ名表示部である。
【0076】次に動作について、図23の動作フローチ
ャート図のステップに従って説明する。ステップ401
にて、グループ番号カウンタNを初期値1としステップ
402へすすむ。ステップ402にて、グループ番号カ
ウンタN値が0の場合はステップ403へ、0で無い場
合はステップ413へすすむ。ステップ403にて、グ
ループ名表示部36へ『イッカツ』表示しステップ40
4へすすむ。ステップ404にて、表示部35a〜35
dへ『−−』表示しステップ405へすすむ。ステップ
405にて、設定スイッチ34a〜34dのいずれかが
ON操作された場合はステップ406へ、ON操作され
ない場合はステップ408へすすむ。ステップ406に
て、設定スイッチ34a〜34dの内操作された内容を
表示部35a〜35dへ表示しステップ407へすす
む。冷房設定スイッチ34aがON操作された場合は、
図22で示すようにモード表示部35aへ冷房表示す
る。設定温度加算スイッチ34bがON操作された場合
は、図22で示すように設定温度表示部35bへ温度表
示する。発停設定スイッチ34cおよび風量強弱設定ス
イッチ34dがON操作されない場合は、図22で示す
ように発停設定表示部35cおよび風量設定表示部35
dは『−−』表示のままとする。ステップ407にて、
設定操作された内容は全ての室内機4a〜4lへ指令送
信する。冷房設定および23℃温度設定操作した場合
は、冷房指令および23℃設定温度指令を室内機4a〜
4lへ指令送信し、室内機4a〜4lは冷房および23
℃設定温度となる。発停設定および風量強弱設定操作し
ない場合は、発停指令および風量指令は送信しないの
で、全ての室内機4a〜4lの発停状態および風量状態
は元の状態に維持される。ステップ408にて、表示グ
ループ加算スイッチ34eをON操作された場合はステ
ップ409へ、ON操作されない場合はステップ410
へすすむ。ステップ409にて、グループ番号カウンタ
Nを1加算しステップ412へすすむ。ステップ410
にて、表示グループ減算スイッチ34fをON操作され
た場合はステップ411へ、ON操作されない場合はス
テップ412へすすむ。ステップ411にて、グループ
番号カウンタNを1減算しステップ412へすすむ。ス
テップ412にて、グループ番号カウンタNが0の場合
はステップ405へ、0でない場合はステップ413へ
すすむ。ステップ413にて、グループ別処理を実施し
ステップ402へ戻る。
【0077】この実施例によれば、一括設定したい場
合、全グループ個別に設定する必要はなく操作が楽で短
時間に設定できる。一括設定画面を代表号機の状態また
は初期値とし、一括設定画面では全項目一括設定とした
場合のように、元の状態に維持したい項目まで強制的に
一括設定されることはなく、所望の項目だけが一括設定
できる。一括設定画面を代表号機の状態または初期値と
し、操作項目のみ一括設定とした場合のように、操作し
た項目か否か不明確になることはなく、一括設定した項
目は明確である。
【0078】実施例9.図24は構成を示すシステム
図、図2は施設管理装置・室内機・室外機の内部構成
図、図25は施設管理装置の正面図、図26はグループ
番号付き接続情報信号内容、図27はグループ設定選択
とした施設管理装置1aの動作フローチャート図、図2
8はグループ被設定選択とした施設管理装置1bの動作
フローチャート図である。図において、37はグループ
設定または被設定を選択するグループ設定選択スイッチ
である。
【0079】次に動作について、図27、28の動作フ
ローチャート図のステップに従って説明する。グループ
設定選択とした施設管理装置1aにてグループ編入操作
する。ステップ451にて、編入モード選択スイッチ1
3が編入設定の場合はステップ452へ、通常設定の場
合はステップ454へすすむ。ステップ452は実施例
1の図4の動作フローチャート図のステップ101〜1
12と同じグループ編入処理を行いステップ453へす
すむ。ステップ453にて、相手アドレスを施設管理装
置1bである202号機、自己アドレスを施設管理装置
1aである201号機、グループ番号1、室内機アドレ
ス1を1号機、室内機アドレス2を2号機として図26
に示すグループ番号付き接続情報信号を伝送部7aを介
して伝送線2へ送信する。図24に示すようにグループ
2〜5についても同様に送信しステップ451へ戻る。
グループ編入操作終了した場合は編入モード選択スイッ
チ13を通常設定とし通常操作処理とする。ステップ4
54にて通常運転操作処理を行いステップ451へ戻
る。グループ被設定選択とした施設管理装置1bは、グ
ループ設定選択とした施設管理装置1aにのグループ編
入情報を受信し自己情報とする。ステップ501にて、
伝送部7aを介して信号を受信した場合はステップ50
2へ、受信しない場合はステップ504へすすむ。ステ
ップ502にて、伝送部7aを介して受信した信号は、
相手アドレスが自己アドレス一致する場合はステップ5
03へ、一致しない場合はステップ504へすすむ。ス
テップ503にて、グループ番号および室内機アドレス
を自己情報としてステップ501へ戻る。ステップ50
4にて、通常操作処理を行いステップ501へ戻る。
【0080】この実施例によれば、施設管理装置1aの
グループ編成情報を室内機経由で施設管理装置1bへ伝
達する方法では、接続関係がありグループ組み替えされ
た場合は良いが、接続関係が無くなるグループ編成を行
う場合、室内機が接続関係の無くなった施設管理装置1
bへ伝達されないという不具合はなくなる。
【0081】実施例10.図29は施設管理装置・室内
機・室外機の内部構成図、図30は構成を示すシステム
図、図31は禁止送信設定の施設管理装置1aの正面
図、図32は禁止受信設定の施設管理装置1bの正面
図、図33は施設管理装置1の動作フローチャート図、
図34はグループ番号付き操作禁止信号内容である。図
において、34gは禁止設定モードまたは通常モード選
択スイッチ、35eは禁止送信設定または禁止受信設定
表示部、38は禁止送信または受信選択スイッチであ
る。
【0082】次に動作について、図33の動作フローチ
ャート図のステップに従って説明する。施設管理装置1
aは禁止送受信選択スイッチ38を禁止送信設定とし、
施設管理装置1bは禁止送受信号選択スイッチ38を禁
止受信設定とする。まず、施設管理装置1aについて説
明する。ステップ551にて、禁止モードFを初期値0
としてステップ552へすすむ。ステップ552にて、
禁止送受信選択スイッチ38を読み込み、禁止送信設定
であることを認識しステップ553へすすむ。ステップ
553にて、禁止送信設定または禁止受信設定表示部3
5eへ『禁止』表示し、禁止送信設定であることを示し
ステップ554へすすむ。禁止モード選択スイッチ34
gを押す毎に、禁止モード設定変更状態と通常操作状態
に切り替える。ステップ554にて、禁止モード選択ス
イッチ34gがONの場合はステップ555へ、OFF
の場合はステップ558へすすむ。ステップ555にて
禁止モードFが1の場合はステップ556へ、0の場合
はステップ557へすすむ。ステップ556にて、禁止
モードFを0としステップ558へすすむ。ステップ5
57にて、禁止モードFを1としステップ558へすす
む。禁止モード設定変更状態において、設定スイッチを
押される毎に、対応する項目の禁止送信を禁止なら許
可、許可なら禁止と変更する。ステップ558にて、禁
止モードFが1の場合はステップ559へ、0の場合は
ステップ577へすすむ。ステップ559にて、設定ス
イッチ34a〜34dのいずれかがONの場合はステッ
プ560へ、OFFの場合はステップ565へすすむ。
ステップ560にて、禁止Fが1の場合はステップ56
1へ、0の場合はステップ563へすすむ。ステップ5
61にて、禁止Fを0としステップ562へすすむ。ス
テップ562にて、設定表示部35a〜35dの対応す
る項目を白黒反転ではない通常表示とし、許可を示しス
テップ565へすすむ。ステップ563にて、禁止Fを
1としステップ564へすすむ。ステップ564にて、
設定表示部35a〜35dの対応する項目を白黒反転表
示し禁止を示しステップ565へすすむ。ステップ56
5にて、相手アドレスに施設管理装置1bアドレスを、
自己アドレスに施設管理装置1aアドレスを、グループ
番号に表示中のグループ番号を、モード・温度設定・発
停・風量操作禁止/許可に自己情報を設定し、伝送部7
aより伝送線2へ送信しステップ552へ戻る。手元禁
止設定が終了すれば禁止モード選択スイッチ34gを再
びONとすると通常処理になる。ステップ552にて、
禁止送受信選択スイッチ38を読み込み、禁止送信設定
であることを認識しステップ553へすすむ。ステップ
553にて、禁止送信設定または禁止受信設定表示部3
5eへ『禁止』表示し、禁止送信設定であることを示し
ステップ554へすすむ。禁止モード選択スイッチ34
gを押し、禁止モード設定変更状態から通常操作状態に
切り替える。ステップ554にて、禁止モード選択スイ
ッチ34gがONのためステップ555へすすむ。ステ
ップ555にて、禁止モードFが1のためステップ55
6へすすむ。ステップ556にて、禁止モードFを0と
しステップ558へすすむ。ステップ558にて、禁止
モードFが0のためステップ577へすすむ。ステップ
577にて、通常処理ステップ552へ戻る。次に施設
管理装置1bについて説明する。ステップ551にて、
禁止モードFを初期値0としてステップ552へすす
む。ステップ552にて、禁止送受信選択スイッチ38
を読み込み、禁止受信設定であることを認識しステップ
566へすすむ。ステップ566にて、禁止送信設定ま
たは禁止受信設定表示部35eへ『集中管理中』表示
し、禁止受信設定であることを示しステップ567へす
すむ。ステップ567にて、受信あった場合はステップ
568へ、受信ない場合はステップ574へすすむ。ス
テップ568にて、受信信号の相手アドレスが自己アド
レスと一致した場合はステップ569へ、不一致の場合
はステップ574へすすむ。ステップ569にて、受信
信号の項目別禁止/許可設定が禁止の場合はステップ5
70へ、許可の場合はステップ572へすすむ。ステッ
プ570にて禁止フラグを1としステップ571へすす
む。ステップ571にて、設定表示部35a〜35dの
対応する禁止項目を白黒反転表示し禁止を示しステップ
574へすすむ。ステップ572にて、禁止フラグを0
としステップ573へすすむ。ステップ573にて設定
表示部35a〜35dの対応する許可項目を白黒反転で
はない通常表示し許可を示しステップ574へすすむ。
設定スイッチ34a〜34dの内、禁止設定されている
項目の操作は受け付けない。ステップ574にて、設定
スイッチ34a〜34dがONの場合はステップ575
へ、OFFの場合はステップ577へすすむ。ステップ
575にて、設定スイッチ禁止フラグが0の場合はステ
ップ576へ、1の場合はステップ577へすすむ。ス
テップ576にて、設定スイッチ34a〜34d操作の
受け付け処理を行いステップ577へすすむ。ステップ
577にて、通常処理しステップ552へ戻る。
【0083】この実施例によれば、禁止送信受信選択ス
イッチにより、禁止の送信および受信が選択でき、固定
されていないため、複数の施設管理装置1が例えば管理
人室と居室に置かれ、居室のみ操作禁止にしたい場合な
ど、所望されるシステムに柔軟に対応できる。設定スイ
ッチ項目別に操作禁止または許可できるので、所望され
るシステムに柔軟に対応できる。
【0084】
【発明の効果】請求項1の施設管理装置は、施設管理シ
ステムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有す
る管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイント
の状態を任意の領域に対応して表示する個別管理ポイン
ト表示手段と、任意の領域の前記管理ポイントの状態を
設定できる個別管理ポイント設定手段と、第2の自己ア
ドレス設定手段と、を備えた施設管理装置において、グ
ループ編成モードを設定するグループ編成モード設定手
段と、前記管理ポイントのアドレスを表示する管理ポイ
ントアドレス表示手段と、表示された前記管理ポイント
のアドレスを変更する表示管理ポイントアドレス変更手
段と、グループ編入を設定するグループ編入設定手段
と、グループ編入を削除するグループ編入削除手段と、
を備えた構成にしたので、例えば空調機の管理装置で
は、脚立作業による室内機スイッチ変更等が不要で、設
置時のグループ編成作業が簡単化でき、また間仕切り変
更等によるグループ編成の変更作業を容易にすることが
できる。また、一つのグループ別操作スイッチの操作で
グループ内全室内機の発停ができるため、グループ内個
々の室内機に対する面倒な操作が不要となり、室内機号
機別操作スイッチ及びLEDが不要なため同じスペース
で多くの室内機を管理でき、操作性・視認性を改善する
ことができると共に必要最小限の機能を効率的に実現し
ているので最小限の施設管理装置でよくコストダウンと
なる。さらに上位の施設管理装置との併用により、使用
シーンに合わせた最適なシステムを構築することができ
る。
【0085】請求項2の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を任意の領域に対応して表示する個別管理ポイント
表示手段と、任意の領域の前記管理ポイントの状態を設
定できる個別管理ポイント設定手段と、第2の自己アド
レス設定手段と、を備えた施設管理装置において、前記
個別管理ポイントの設定内容を選択する個別管理ポイン
ト設定内容選択手段を備えた構成にしたので、例えば空
調機の管理装置では、春秋の年2回のみ操作する冷房・
暖房切り換え機能は必要であるが、他はその必要がな
く、発停機能のみの施設管理装置に必要なリモートコン
トローラの併設が不要で、コストダウン・工事の簡素化
・インテリア性向上となり、年2回しか使用しない冷房
・暖房切り換え専用スイッチを備えた施設管理装置のよ
うな、視認性の悪さが改善され、スイッチが多いことに
よる操作の煩雑さも改善され、スイッチが半分で済むの
でコンパクトになりインテリア性向上となり、同じスペ
ースで多くのグループが管理でき最小限の施設管理装置
でよくコストダウンとなる。
【0086】請求項3の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を任意の領域に対応して表示する個別管理ポイント
表示手段と、任意の領域の前記管理ポイントの状態を設
定できる個別管理ポイント設定手段と、第2の自己アド
レス設定手段と、を備えた施設管理装置において、前記
個別管理ポイント表示手段及び個別管理ポイント設定手
段のグループ番号が前記第2の自己アドレスにより一義
的に決定されるグループ番号判定手段を備えた構成にし
たので、管理グループ数が固定され、スイッチにより先
頭グループ番号を切り替えた場合のような施設管理装置
数が固定されることはなく、必要に応じた数の施設管理
装置が設置でき、多種のシステム要求に応えられ、特別
なスイッチを用いないため安価にできる。
【0087】請求項4の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を任意の領域に対応して表示する個別管理ポイント
表示手段と、任意の領域の前記管理ポイントの状態を設
定できる個別管理ポイント設定手段と、第2の自己アド
レス設定手段と、を備えた施設管理装置において、該施
設管理装置自身が管理する前記管理ポイントに対し一括
操作するか、または前記伝送線に接続されている全ての
前記管理ポイントを一括操作するかの選択を行う選択手
段を備えた構成にしたので、最終退場者は施設管理装置
の一括操作を行い、全館一括停止することにより、切り
忘れを防止など多様な要求に対応することができる。
【0088】請求項5の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を任意の領域に対応して表示する個別管理ポイント
表示手段と、任意の領域の前記管理ポイントの状態を設
定できる個別管理ポイント設定手段と、第2の自己アド
レス設定手段と、を備えた施設管理装置において、前記
個別管理ポイント表示手段及び個別管理ポイント設定手
段の内、一つの個別管理ポイントを示す管理ポイントア
ドレス表示手段と、表示する管理ポイントのアドレスを
変更する表示管理ポイントアドレス変更手段と、該施設
管理装置と伝送線で接続されたリモートコントローラ
と、を備えた構成にしたので、施設管理装置の操作を発
停のみに限定したので視認性がよく、他の機能はリモー
トコントローラで行うのでその操作は容易であり、施設
管理装置で対応グループ変更することにより、一つのリ
モートコントローラで全グループへの操作を可能とした
ことから、各々のグループへのリモートコントローラの
設置が不要となりシステム全体として低コスト化するこ
とが可能となる。
【0089】請求項6の施設管理装置は、請求項5記載
の施設管理装置において、リモートコントローラへ電力
を供給する給電手段と、前記リモートコントローラへ表
示選択を指令する表示選択指令手段と、を備え、前記リ
モートコントローラは該施設管理装置からの指令によ
り、管理ポイントで対応し得る機能のみを選択的に表示
する表示選択手段を具備した構成にしたので、グループ
毎に室内機が対応し得る機能が異なった場合、機能しな
いものはリモートコントローラに表示させるので、使用
者に誤解を与えることがなく、リモートコントローラは
パワーオン直後の初期設定として表示機能内容指令受信
待ちとなるので、初期設定完了後でも常時対応する場合
に比べてプログラム負荷が少なくなり、施設管理装置と
接続するための特別な処理が不要になる。
【0090】請求項7の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を任意の領域に対応して表示する個別管理ポイント
表示手段と、任意の領域の前記管理ポイントの状態を設
定できる個別管理ポイント設定手段と、第2の自己アド
レス設定手段と、を備えた施設管理装置において、該施
設管理装置の設定内容に管理ポイントの状態を固定する
べき情報は定時送信する定時送信手段を備えた構成にし
たので、室内機が運転指令を受信しても運転できない場
合、施設管理装置が室内機へ運転指令を送信し、室内機
は停止を応答する繰り返しとなり、通信トラフィックが
混んで正常な通信ができなくなるという不具合状態に陥
ることはなく、室内機を外部入力に従った固定状態に維
持できる。そして定時送信により室内機の状態は常時リ
フレッシュされ、変化時のみ処理する場合に比べて、プ
ログラム負荷が少なくて済み、外部入力に従った固定状
態に確実に維持でき、信頼性が高い。
【0091】請求項8の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を対応する領域に表示する第1の表示手段と、任意
の領域を指定してその領域に対応する前記管理ポイント
の状態を設定し得る設定手段と、第2の自己アドレス設
定手段と、を備えた施設管理装置において、一つの設定
手段操作にて前記管理ポイントの状態を同時に設定モー
ドにする一括モード選択手段と、前記設定手段にて操作
されない項目は未操作表示を、操作された項目は操作さ
れた内容表示となる第2の表示手段と、操作された項目
のみ管理ポイントへ指令送信する一括送信手段と、を備
えた構成にしたので、一括設定したい場合、全グループ
個別に設定する必要はなく操作が楽で短時間に設定で
き、一括設定画面を代表号機の状態または初期値とし、
一括設定画面では全項目一括設定とした場合のように、
元の状態に維持したい項目まで強制的に一括設定される
ことなく、所望の項目だけが一括設定できる。また、一
括設定画面を代表号機の状態または初期値とし、操作項
目のみ一括設定とした場合のように、操作した項目か否
か不明確になることはなく、一括設定した項目は明確で
ある。
【0092】請求項9の施設管理装置は、施設管理シス
テムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有する
管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイントの
状態を対応する領域に表示する表示手段と、任意の領域
を指定してその領域に対応する前記管理ポイントの状態
を設定し得る設定手段と、第2の自己アドレス設定手段
と、を備えた施設管理装置において、グループ編入設定
またはグループ編入被設定を選択するグループ設定選択
手段と、前記管理ポイントをグループに編入するグルー
プ編入手段と、前記グループ編入被設定へグループ番号
及びグループに属する管理ポイントアドレス情報からな
るグループ番号付き接続情報を送信するグループ編成受
信手段と、を備えた構成にしたので、一の施設管理装置
のグループ編成情報を室内機経由で他の施設管理装置へ
伝達する方法では、接続関係がありグループ組み替えさ
れた場合は良いが、接続関係がなくなるグループ編成を
行う場合、室内機が接続関係のなくなった他の施設管理
装置へ伝達されないという不具合はなくなる。
【0093】請求項10の施設管理装置は、施設管理シ
ステムに設けられ、第1の自己アドレス設定手段を有す
る管理ポイントと伝送線で接続され、前記管理ポイント
の状態を対応する領域に表示する表示手段と、任意の領
域を指定してその領域に対応する前記管理ポイントの状
態を設定し得る設定手段と、第2の自己アドレス設定手
段と、を備えた施設管理装置において、他の施設管理装
置の操作を禁止または許可する操作禁止設定、または他
の施設管理装置から自己の操作を禁止または許可される
操作禁止被設定を選択する操作禁止設定選択手段と、グ
ループ別及び機能項目別に、他の施設管理装置の操作を
禁止または許可としている状態を表示する操作禁止表示
手段と、管理対象とする管理ポイントに対し、機能項目
別に禁止または許可設定を示す手元禁止指令情報を送信
する操作禁止送信手段と、受信した前記手元禁止指令情
報を自己情報とする操作禁止受信手段と、グループ別及
び機能項目別に、他の施設管理装置の操作を禁止または
許可設定されている状態を表示する被操作禁止表示手段
と、を備えた構成にしたので、操作禁止設定選択手段に
より、禁止の送信及び受信ができ、固定されていないた
め、複数の施設管理装置が別々の所に置かれ、その中の
特定箇所のもののみ操作禁止にしたい場合等、システム
に柔軟に対応できると共に、設定手段項目別に操作禁止
または許可できるので、システムに柔軟に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による施設管理装置の実施例1・2・
8の構成を示すシステム図である。
【図2】その実施例1〜4・8の内部構成図である。
【図3】その実施例1の正面図である。
【図4】その実施例1の動作フローチャート図である。
【図5】その実施例2の正面図である。
【図6】その実施例2の動作フローチャート図である。
【図7】その実施例3・4の構成を示す図である。
【図8】その実施例3の正面図である。
【図9】その実施例3の動作フローチャート図である。
【図10】その実施例4の正面図である。
【図11】その実施例4の動作フローチャート図であ
る。
【図12】その実施例5・6の構成を示すシステム図で
ある。
【図13】その実施例5の内部構成図である。
【図14】その実施例5・6における正面図である。
【図15】その実施例5の動作フローチャート図であ
る。
【図16】その実施例6の内部構成図である。
【図17】その実施例6の動作フローチャート図であ
る。
【図18】その実施例6のリモートコントローラの動作
フローチャート図である。
【図19】その実施例7の構成を示すシステム図であ
る。
【図20】その実施例7における外部入力・施設管理装
置・室内機・リモートコントローラの動作タイミング図
及び通信シーケンス図である。
【図21】その実施例8における一括設定を行わない状
態の施設管理装置の正面図である。
【図22】その実施例8における冷房及び温度設定23
℃を一括設定した施設管理装置の正面図である。
【図23】その実施例8における施設管理装置の動作フ
ローチャート図である。
【図24】その実施例9の構成を示すシステム図であ
る。
【図25】その実施例9における施設管理装置の正面図
である。
【図26】その実施例9におけるグループ番号付き接続
情報信号内容を示す図である。
【図27】その実施例9におけるグループ設定選択とし
た施設管理装置の動作フローチャート図である。
【図28】その実施例9におけるグループ被設定選択と
した施設管理装置の動作フローチャート図である。
【図29】その実施例10における内部構成図である。
【図30】その実施例10の構成を示すシステム図であ
る。
【図31】その実施例10における禁止送信設定の施設
管理装置の正面図である。
【図32】その実施例10における禁止受信設定の施設
管理装置の正面図である。
【図33】その実施例10における施設管理装置の動作
フローチャート図である。
【図34】その実施例10におけるグループ番号付き操
作禁止信号内容を示す図である。
【符号の説明】
1 施設管理装置 2 伝送線 3 伝送線 4 室内機 5 室外機 6 マイコン 7 伝送部 8 自己アドレス設定部 9 操作部 10 表示部 11 グループ別表示LED 12 グループ別操作スイッチ 13 編入モードと通常操作モード選択スイッチ 14 室内機アドレスの−の位表示LED 15 室内機アドレスの+の位表示LED 16 表示室内機アドレス加算スイッチ 17 表示室内機アドレス減算スイッチ 18 設定スイッチ 19 削除スイッチ 20 内容選択スイッチ 20a 運転/停止 20b 冷房/暖房 20c 風量強/弱 21a 自己アドレス百の位 21b 自己アドレス十の位 21c 自己アドレス一の位 22 一括発停表示LED 23 一括発停操作スイッチ 24 一括選択スイッチ 25 リモートコントローラ 26 伝送線 27 グループアドレス−の位表示LED 28 グループアドレス+の位表示LED 29 グループアドレス加算スイッチ 30 グループアドレス減算スイッチ 31 給電部 32 受電部 33 外部入力 34a 冷房設定スイッチ 34b 設定温度加算スイッチ 34c 発停設定スイッチ 34d 風量強弱設定スイッチ 34e 表示グループ加算スイッチ 34f 表示グループ減算スイッチ 34g 禁止設定モードまたは通常モード選択スイッチ 35a モード表示部 35b 設定温度表示部 35c 発停設定表示部 35d 風量設定表示部 35e 禁止送信設定または禁止受信設定表示部 36 グループ名表示部 37 グループ設定選択スイッチ 38 禁止送信または受信選択スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪中 理展 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設管理システムに設けられ、第1の自
    己アドレス設定手段を有する管理ポイントと伝送線で接
    続され、前記管理ポイントの状態を任意の領域に対応し
    て表示する個別管理ポイント表示手段と、任意の領域の
    前記管理ポイントの状態を設定できる個別管理ポイント
    設定手段と、第2の自己アドレス設定手段と、を備えた
    施設管理装置において、グループ編成モードを設定する
    グループ編成モード設定手段と、前記管理ポイントのア
    ドレスを表示する管理ポイントアドレス表示手段と、表
    示された前記管理ポイントのアドレスを変更する表示管
    理ポイントアドレス変更手段と、グループ編入を設定す
    るグループ編入設定手段と、グループ編入を削除するグ
    ループ編入削除手段と、を備えた施設管理装置。
  2. 【請求項2】 施設管理システムに設けられ、第1の自
    己アドレス設定手段を有する管理ポイントと伝送線で接
    続され、前記管理ポイントの状態を任意の領域に対応し
    て表示する個別管理ポイント表示手段と、任意の領域の
    前記管理ポイントの状態を設定できる個別管理ポイント
    設定手段と、第2の自己アドレス設定手段と、を備えた
    施設管理装置において、前記個別管理ポイントの設定内
    容を選択する個別管理ポイント設定内容選択手段を備え
    た施設管理装置。
  3. 【請求項3】 施設管理システムに設けられ、第1の自
    己アドレス設定手段を有する管理ポイントと伝送線で接
    続され、前記管理ポイントの状態を任意の領域に対応し
    て表示する個別管理ポイント表示手段と、任意の領域の
    前記管理ポイントの状態を設定できる個別管理ポイント
    設定手段と、第2の自己アドレス設定手段と、を備えた
    施設管理装置において、前記個別管理ポイント表示手段
    及び個別管理ポイント設定手段のグループ番号が前記第
    2の自己アドレスにより一義的に決定されるグループ番
    号判定手段を備えた施設管理装置。
  4. 【請求項4】 施設管理システムに設けられ、第1の自
    己アドレス設定手段を有する管理ポイントと伝送線で接
    続され、前記管理ポイントの状態を任意の領域に対応し
    て表示する個別管理ポイント表示手段と、任意の領域の
    前記管理ポイントの状態を設定できる個別管理ポイント
    設定手段と、第2の自己アドレス設定手段と、を備えた
    施設管理装置において、該施設管理装置自身が管理する
    前記管理ポイントに対し一括操作するか、または前記伝
    送線に接続されている全ての前記管理ポイントを一括操
    作するかの選択を行う選択手段を備えた施設管理装置。
  5. 【請求項5】 施設管理システムに設けられ、第1の自
    己アドレス設定手段を有する管理ポイントと伝送線で接
    続され、前記管理ポイントの状態を任意の領域に対応し
    て表示する個別管理ポイント表示手段と、任意の領域の
    前記管理ポイントの状態を設定できる個別管理ポイント
    設定手段と、第2の自己アドレス設定手段と、を備えた
    施設管理装置において、前記個別管理ポイント表示手段
    及び個別管理ポイント設定手段の内、一つの個別管理ポ
    イントを示す管理ポイントアドレス表示手段と、表示す
    る管理ポイントのアドレスを変更する表示管理ポイント
    アドレス変更手段と、該施設管理装置と伝送線で接続さ
    れたリモートコントローラと、を備えた施設管理装置。
  6. 【請求項6】 リモートコントローラへ電力を供給する
    給電手段と、前記リモートコントローラへ表示選択を指
    令する表示選択指令手段と、を備え、前記リモートコン
    トローラは該施設管理装置からの指令により、管理ポイ
    ントで対応し得る機能のみを選択的に表示する表示選択
    手段を具備したことを特徴とする請求項5記載の施設管
    理装置。
  7. 【請求項7】 施設管理システムに設けられ、第1の自
    己アドレス設定手段を有する管理ポイントと伝送線で接
    続され、前記管理ポイントの状態を任意の領域に対応し
    て表示する個別管理ポイント表示手段と、任意の領域の
    前記管理ポイントの状態を設定できる個別管理ポイント
    設定手段と、第2の自己アドレス設定手段と、を備えた
    施設管理装置において、該施設管理装置の設定内容に管
    理ポイントの状態を固定するべき情報は定時送信する定
    時送信手段を備えた施設管理装置。
  8. 【請求項8】 施設管理システムに設けられ、第1の自
    己アドレス設定手段を有する管理ポイントと伝送線で接
    続され、前記管理ポイントの状態を対応する領域に表示
    する第1の表示手段と、任意の領域を指定してその領域
    に対応する前記管理ポイントの状態を設定し得る設定手
    段と、第2の自己アドレス設定手段と、を備えた施設管
    理装置において、一つの設定手段操作にて前記管理ポイ
    ントの状態を同時に設定モードにする一括モード選択手
    段と、前記設定手段にて操作されない項目は未操作表示
    を、操作された項目は操作された内容表示となる第2の
    表示手段と、操作された項目のみ管理ポイントへ指令送
    信する一括送信手段と、を備えた施設管理装置。
  9. 【請求項9】 施設管理システムに設けられ、第1の自
    己アドレス設定手段を有する管理ポイントと伝送線で接
    続され、前記管理ポイントの状態を対応する領域に表示
    する表示手段と、任意の領域を指定してその領域に対応
    する前記管理ポイントの状態を設定し得る設定手段と、
    第2の自己アドレス設定手段と、を備えた施設管理装置
    において、グループ編入設定またはグループ編入被設定
    を選択するグループ設定選択手段と、前記管理ポイント
    をグループに編入するグループ編入手段と、前記グルー
    プ編入被設定へグループ番号及びグループに属する管理
    ポイントアドレス情報からなるグループ番号付き接続情
    報を送信するグループ編成受信手段と、を備えた施設管
    理装置。
  10. 【請求項10】 施設管理システムに設けられ、第1の
    自己アドレス設定手段を有する管理ポイントと伝送線で
    接続され、前記管理ポイントの状態を対応する領域に表
    示する表示手段と、任意の領域を指定してその領域に対
    応する前記管理ポイントの状態を設定し得る設定手段
    と、第2の自己アドレス設定手段と、を備えた施設管理
    装置において、他の施設管理装置の操作を禁止または許
    可する操作禁止設定、または他の施設管理装置から自己
    の操作を禁止または許可される操作禁止被設定を選択す
    る操作禁止設定選択手段と、グループ別及び機能項目別
    に、他の施設管理装置の操作を禁止または許可としてい
    る状態を表示する操作禁止表示手段と、管理対象とする
    管理ポイントに対し、機能項目別に禁止または許可設定
    を示す手元禁止指令情報を送信する操作禁止送信手段
    と、受信した前記手元禁止指令情報を自己情報とする操
    作禁止受信手段と、グループ別及び機能項目別に、他の
    施設管理装置の操作を禁止または許可設定されている状
    態を表示する被操作禁止表示手段と、を備えた施設管理
    装置。
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Cited By (5)

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