JP3081453B2 - ショーケース等の集中管理装置 - Google Patents

ショーケース等の集中管理装置

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JP3081453B2 JP15889394A JP15889394A JP3081453B2 JP 3081453 B2 JP3081453 B2 JP 3081453B2 JP 15889394 A JP15889394 A JP 15889394A JP 15889394 A JP15889394 A JP 15889394A JP 3081453 B2 JP3081453 B2 JP 3081453B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のショーケース等
の運転状態を一括して集中管理するためのショーケース
等の集中管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア等の店舗には複数のショーケースや冷蔵庫が設置さ
れるが、従来各ショーケース等はそれぞれ温度調節器や
除霜用のタイマーから構成される制御装置によって個別
に制御されているのが現状である。従って、ショーケー
ス等の温度や除霜時間等の各種設定作業は、当該ショー
ケース等の設置されている場所において個々に行わなけ
ればならない。そのため、季節や天候により設定を変更
する場合には作業が極めて煩雑となる。
【0003】また、各種設定値やショーケース等の温度
等の運転状態を把握するためには、ショーケース等の設
置されている場所に行って個々に調べる以外になく、シ
ョーケース等の運転状態に関するデータを容易に把握す
ることができない問題があった。そのため、例えば特開
平1−291085号公報(F25D21/06)で
は、マイクロコンピュータによって構成した集中管理装
置に通信線によって各ショーケースの制御装置を接続
し、各ショーケースの各種設定作業を集中管理装置にて
行い、且つ、ショーケースの運転状況に関するデータを
集中管理装置に収集して一括管理するシステムが示され
ている。係るシステムによれば、複数台のショーケース
の設定作業や運転状況管理を一括して行うことが可能と
なるので、設定及び管理作業が著しく簡素化される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ショー
ケースの制御装置に異常が発生した場合、集中管理装置
からの呼びかけに無応答となるため、従来では集中管理
装置側にてあたかも正常な動作をしているような表示と
なるか、或いは、ショーケースの他の一般的な機器の異
常と同じ警報を出力していた。そのため、制御装置自体
の異常と使用者が判断することが極めて困難であり、特
に複数台のショーケースを管理する場合には、どのショ
ーケースの制御装置が異常か否か見極めることも困難と
なっていた。
【0005】また、集中管理装置の配線は一度行うと変
更することが殆ど不可能と云える状況にあり、ショーケ
ースの制御装置に異常が発生した場合には、異常のまま
それを放置して運転を続けるか、或いは、システム全体
を停止させて異常なショーケースの制御装置を修理する
以外方法がなかった。本発明は係る従来の技術的課題を
解決するために成されたものであり、ショーケース等に
設けられた端末側制御装置の異常を的確に把握でき、且
つ、異常が発生した場合には容易に当該端末側制御装置
をシステムから切り離すことができるショーケース等の
集中管理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の集中管理
装置は、複数のショーケース等の運転状態を一括して管
理するものであって、上位制御装置と、複数のショーケ
ース等にそれぞれ設けられ、上位制御装置に複数台接続
可能とされると共に、それぞれ個別のチャンネルが割り
付けられた端末側制御装置とを具備して構成されてお
り、上位制御装置はショーケース等の設定温度や除霜時
間等の運転条件を入力する入力手段と、この入力手段に
より入力されたデータを端末側制御装置に送信すると共
に、端末側制御装置から送信されたデータを受信する送
受信手段と、警報表示手段と、制御手段とを具備し、こ
の制御手段は、端末側制御装置からのデータに基づき、
当該データに警報が含まれているか否か判断し、警報が
含まれている場合には警報表示手段にてチャンネル毎に
第1の警報表示を行うと共に、端末側制御装置からのデ
ータに基づき、当該端末側制御装置に異常が生じている
か否か判断し、異常が生じている場合には、警報表示手
段にてチャンネル毎に第1の警報表示とは異なる第2の
警報表示を行うものである。
【0007】また、請求項2の発明のショーケース等の
集中管理装置は上記において、上位制御装置は、チャン
ネルの使用状況を制御手段に設定する設定手段を具備
し、制御手段は未使用のチャンネルの端末側制御装置を
制御上無視するものである。
【0008】
【作用】本発明のショーケース等の集中管理装置によれ
ば、上位制御装置の入力手段によって各ショーケース等
の端末側制御装置の運転条件に関する各種設定を行うこ
とができる。また、各端末側制御装置からのデータを受
信し、警報が含まれている場合には警報表示手段にてチ
ャンネル毎に第1の警報表示を行うと共に、当該データ
に基づき、当該端末側制御装置に異常が生じているか否
か判断し、異常が生じている場合には、警報表示手段に
てチャンネル毎に第1の警報表示とは異なる第2の警報
表示を行うので、端末側制御装置自体に異常が発生して
いたり、通信線に異常が発生していることを、使用者に
的確に報知して迅速な対処を促すことができる。
【0009】そして、請求項2の発明の集中管理装置に
よれば、上位制御装置の設定手段によってチャンネルの
使用状況を制御手段に設定でき、異常となった端末側制
御装置を未使用として設定することにより、当該端末側
制御装置は以後制御上無視されるようになるので、配線
を変更すること無く極めて容易に係る端末側制御装置を
システムから切り離すことができるようになる。それに
よって、複数台のショーケース等を円滑に管理すること
ができるようになるものである。
【0010】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の集中管理装置1のシステム構成図で
ある。本発明の集中管理装置1のシステムは、パーソナ
ルコンピュータから成る中央管理装置2と、マイクロコ
ンピュータによって構成された上位制御装置を構成する
主制御装置3及び系統制御装置4と、各ショーケース等
に設けられた下位の端末側制御装置6とから構築され
る。
【0011】上記中央管理装置2は店舗の警備室等に設
けられ、図2に示す如く制御手段としてのマイクロコン
ピュータ7と、このマイクロコンピュータ7に接続され
た保持手段としてのハードディスク8及びROM9、R
AM11、フロッピーディスクドライブ12と、送受信
手段13、出力制御手段14及び入力制御手段16とか
ら構成される。送受信手段13はシリアルインターフェ
ースにより構成され、前述の主制御装置3とRS−23
2C等の通信線17を介して接続される。
【0012】ハードディスク8には中央管理装置2自体
の制御プログラムの他、主制御装置3から送られてくる
各種データや、後述するショーケースS等の設置形態
(ケースレイアウト)に関するデータ、更には各種運転
条件に関するデータ及び通信プロトコル等が保存されて
いる。出力制御手段14には出力手段としてのプリンタ
18や表示手段としてのディスプレイ19が接続され、
入力制御手段16には入力手段としてのキーボード21
やマウス22が接続される。更に、マイクロコンピュー
タ7にはモデム23が接続され、電話回線により外部に
通信することが可能とされている。
【0013】次に、上位制御装置を構成する主制御装置
3も前記警備室等に設けられ、図3に示す如く制御手段
としてのマイクロコンピュータ24と、このマイクロコ
ンピュータ24に接続されたROM26、RAM27、
EEPROM40と、送受信手段28、29、出力制御
手段31及び入力制御手段32とから構成される。送受
信手段28、29はシリアルインターフェースにより構
成され、送受信手段28は前記中央管理装置2に前記通
信線17を介して接続され、送受信手段29は前述の系
統制御装置4と通信線33を介して接続される。送受信
手段29は5個の接続ポートを有しており、それによっ
て最大5台の系統制御装置4が接続可能とされている。
【0014】また、ROM26には通信プロトコルや主
制御装置3自体の制御プログラムが格納され、RAM2
7には系統制御装置4から送られてくる各種データや系
統制御装置4へ送る各種データ、主制御装置3自体の制
御データ(液晶表示部34の表示データ等)が保存さ
れ、EEPROM40にはショーケースS等の各種設定
及び設置状態に関するデータが保存されて電源が断たれ
たときにも保持される。出力制御手段31には表示手段
としての液晶表示部34と、リレー接点出力からなる外
部警報出力99とブザー36が接続され、入力制御手段
32には入力手段としてのキースイッチ37やディップ
スイッチ38及びスライドスイッチ39が接続されてい
る。
【0015】キースイッチ37は後述する各種設定及び
表示指令を行うためのスイッチであり、ディップスイッ
チ38は系統制御装置4の接続状態を設定するためのス
イッチである。また、スライドスイッチ39は後述する
ショーケースS等の照明制御や夜間停止に関する設定を
行うスイッチである。次に、上位制御装置を構成する系
統制御装置4は図4に示す如く、制御手段としてのマイ
クロコンピュータ41と、このマイクロコンピュータ4
1に接続されたROM42、RAM43、EEPROM
45と、送受信手段44、46、出力制御手段47及び
入力制御手段48とから構成される。送受信手段44、
46はシリアルインターフェースにより構成され、送受
信手段44は前記主制御装置3(同時に他の系統制御装
置3にも接続される)前記通信線33を介して接続さ
れ、送受信手段46は前述の端末側制御装置6と通信線
49を介して接続されている。送受信手段46は30個
の接続ポートを有しており、最大30台の端末側制御装
置6が接続可能とされ、それによって集中管理装置1に
は最大150台までの端末側制御装置6、即ちショーケ
ースS等が接続できるように構成されている。
【0016】また、ROM42には通信プロトコルや系
統制御装置4自体の制御プログラムが格納され、RAM
43には端末側制御装置6から送られてくる各種データ
や、主制御装置3から送られてくるショーケースS等の
各種運転条件に関するデータが保存される。EEPRO
M45には主制御装置3から送られたショーケースS等
の各種運転条件の設定データが保存されており、電源が
断たれたときにも保持される。出力制御手段47には警
報表示手段としてのLED表示部51が接続され、入力
制御手段48には後述する如くショーケースS等の制御
のために割り付けられる1〜30のチャンネルの使用・
未使用及び、それ自体のA〜Eまでのチャンネルを設定
し、或いは警報表示を行うLED表示部51を運転モニ
ターに切り換えるためのディップスイッチ52が接続さ
れている。
【0017】次に、端末側制御装置6は図1のショーケ
ースSや、冷凍機Rにそれぞれ設けられており、図5に
示す如く、制御手段としてのマイクロコンピュータ54
と、このマイクロコンピュータ54に接続されたROM
56、RAM57、EEPROM50と、送受信手段5
8、出力制御手段59及び入力制御手段61とから構成
される。送受信手段58はシリアルインターフェースに
より構成され、前記系統制御装置4に前記通信線49を
介して接続されている。また、ROM56には通信プロ
トコルや端末側制御装置6自体の制御プログラムが格納
され、RAM57には系統制御装置4から送られてくる
ショーケースS等の各種運転条件に関するデータが保存
される。
【0018】また、EEPROM50には端末側制御装
置6で設定されたショーケースS等の各種運転条件の設
定データが保存されており、電源が断たれても保持され
る。出力制御手段59には警報表示を行う表示手段62
及びアクチュエータ63が接続される。このアクチュエ
ータ63はショーケースSの場合には膨張弁や霜取り用
のヒータ、照明等であり、冷凍機Rであればコンプレッ
サモータ等を意味するものである。入力制御手段61に
は設定スイッチ64と、ショーケースSの庫内温度や、
冷凍機Rの凝縮圧力等を検出するセンサー66が接続さ
れている。このセンサー66で検出されたデータも前記
RAM57に保存される。前記設定スイッチ64は前述
同様当該端末側制御装置6の1〜30までのチャンネル
を割り付け設定するためのものである。また、マイクロ
コンピュータ54は各ショーケースSや冷凍機Rの機種
毎に設定された個別の識別情報としてのセンサーIDを
保有している。
【0019】ショーケースSや冷凍機Rはスーパーマー
ケットやコンビニエンスストア等の店舗の規模に合わせ
て所定台数、所定の設置形態、即ちケースレイアウトに
て設置されるが、前記系統制御装置4はショーケースS
等の設置台数に合わせて必要台数主制御装置3に接続す
る。即ち、大規模店舗においてショーケースSや冷凍機
Rを合計91台以上150台以下設置する場合には、4
個乃至5個の系統制御装置4を接続する。また、中規模
店舗においてショーケースSや冷凍機Rを合計31台以
上90台以下設置する場合には、2個乃至3個の系統制
御装置4を接続する。更に、小規模店舗においてショー
ケースSや冷凍機Rを合計30台以下設置する場合に
は、1個の系統制御装置4を接続することになる。
【0020】このように、主制御装置3と系統制御装置
4とを分離し、30台のショーケースS等の端末側制御
装置6に対して1台の系統制御装置4を接続する形とし
たことにより、主制御装置3の送受信手段29の接続ポ
ート数が減り、小規模店舗の場合にも最悪4個の未使用
ポートが生ずるに止まるので、構造上の無駄を省き、コ
ストを低減しつつ店舗の規模に柔軟に対応することがで
きるようになっている。
【0021】また、ショーケースS等の設置に際して各
端末側制御装置6には設定スイッチ64により1〜30
までの内の1つを設定すると共に、当該端末側制御装置
6が接続される系統制御装置4においてはA〜Eまでの
内の1つを設定することにより、各端末側制御装置6の
チャンネル(例えばA01)を割り付け設定する。尚、
系統制御装置4に接続されるショーケースS等の台数が
30台に満たない場合には、チャンネル(1〜30)の
使用・未使用を系統制御装置4のディップスイッチ52
にて設定すると、このチャンネルの使用状況は系統制御
装置4のマイクロコンピュータ41から主制御装置3の
マイクロコンピュータ24に送信され、主制御装置3の
マイクロコンピュータ24にもチャンネルの使用・未使
用が設定される。そして、当該未使用の端末側制御装置
6は以後の制御上、マイクロコンピュータ24及び41
等から無視される。
【0022】以上の構成で、各装置の動作につき説明す
る。まず、中央管理装置2における各種入力操作につき
説明する。図6は中央管理装置2のディスプレイ19に
おける表示画面の遷移を示している。待機画面からキー
ボード21若しくはマウス22の操作によって業務メニ
ューを選択すると、マイクロコンピュータ7はディスプ
レイ19に図7の業務メニュー画面を表示する。この業
務メニュー画面において上から2番目の店舗レイアウト
作成メニューを選択すると、店舗レイアウト作成メニュ
ーの図示しないケースレイアウト作成画面がディスプレ
イ19に表示される。
【0023】中央管理装置2のハードディスク8には、
ケースレイアウト作成に関するプログラム及びデータが
格納されており、このケースレイアウト作成画面におい
ては各ショーケースS等に相当する枠をディスプレイ1
9上に表示させ、マウス22により移動、コピー及び回
転等のコマンドを使って操作することにより、図9に示
す如き店舗におけるショーケースS等の実際の設置形態
に合わせたケースレイアウトをディスプレイ19上に作
成することができる。更に、当該枠に対応するショーケ
ースSの機種名、鮮魚等の商品種類及び前記チャンネ
ル、センサーIDを設定することができ、枠の表示色に
ついては商品の種類毎に色分けすることも可能とされて
いる。このようなケースレイアウト作成機能によって作
成されたケースレイアウトに関するデータはマイクロコ
ンピュータ7によって前記ハードディスク8に格納され
て保存される。
【0024】次に、前記業務メニュー画面において上か
ら4番目の設定メニューを選択すると、マイクロコンピ
ュータ7は前記主制御装置3の各種設定や端末側制御装
置6の運転条件に関する各種設定メニューの図示しない
端末制御設定画面をディスプレイ19に表示する。この
端末制御設定画面においては、キーボード21或いはマ
ウス22によって各端末側制御装置6毎に割り当てられ
た前記チャンネル(例えばA01)毎に庫内設定温度、
各種警報、霜取りに関する各種設定値、管理温度等、シ
ョーケースS等の運転条件を設定することができる。こ
の運転条件に関するデータはマイクロコンピュータ7に
より前記ハードディスク8に保存されると共に、キーボ
ード21を操作することによりダウンロード機能を使っ
て送受信手段13により主制御装置3に送信することも
できる。
【0025】次に、主制御装置3について説明する。主
制御装置3は図13及び図14に示すような箱状の本体
68と、この本体68に開閉自在に取り付けられた蓋6
9と、本体68にネジ止めされた内蓋70とから構成さ
れている。液晶表示部34は16文字×2行の表示能力
を有し、内蓋70上面の左上部に配置され、この液晶表
示部34に対応する部分の蓋69には透孔71が穿設さ
れている。また、同じく透孔71に対応する部分の内蓋
70上面には前記キースイッチ37を構成する操作スイ
ッチ(ブザー停止スイッチ、警報解除スイッチ、チェッ
クスイッチ、スキャンスイッチ等)72が配置されてい
る。更に、操作スイッチ72の下側の蓋69に隠れる部
分の内蓋70上面には同じくキースイッチ37を構成す
るテンキー73が配設されている。また、内蓋70の下
側には前記外部警報出力99の端子板76が設けられて
いる。
【0026】この主制御装置3内には系統制御装置4が
一台内蔵されており、そのLED表示部51は内蓋70
上面の右側に配置され、このLED表示部51に対応す
る部分の蓋69には透孔74が穿設されている。このL
ED表示部51は当該系統制御装置4に接続される30
台の端末側制御装置6のチャンネルにそれぞれ対応して
設けられた30個のLEDから構成されている。また、
内蓋70の下側には前記チャンネルの使用・未使用等を
設定するディップスイッチ52が設けられている。更
に、本体68の側面には電源コードの引出口81、外部
出力引出口82、通信ケーブル引出口83、RS232
C用接続口84、拡張用通信引出口85及び拡張用電源
引出口86が設けられている。
【0027】係る主制御装置3にて設定されたショーケ
ースS等の運転条件に関するデータはマイクロコンピュ
ータ24により前記RAM27及びEEPROM40に
保存されると共に、送受信手段29から系統制御装置4
に送信されるが、前述の如く中央管理装置2から運転条
件に関するデータがダウンロードされた場合には、マイ
クロコンピュータ24はRAM27及びEEPROM4
0の内容をダウンロードされたデータに書換えて系統制
御装置4に送信する。また、これらデータは前記チャン
ネル毎に区別されて送信が行われるが、前述の如く未使
用と設定されたチャンネルに係るデータの送信は行わな
い。また、中央管理装置2からの要求により主制御装置
3のマイクロコンピュータ24は、前記設定されたデー
タを送受信手段28により中央管理装置2にアップロー
ドする。中央管理装置2では主制御装置3からアップロ
ードされたデータと中央管理装置2にて設定されたデー
タを比較することが可能となっている。
【0028】次に、系統制御装置4は送受信手段44に
て主制御装置3から自らのチャンネル(A〜E)に属す
るショーケースS等の運転条件に関するデータを受信す
るとマイクロコンピュータ41は一旦当該データをRA
M43に保存し、更に、送受信手段46より端末側制御
装置6に当該運転条件に関するデータを送信する。一
方、端末側制御装置6では送受信手段58が自らのチャ
ンネル(01〜30)当ての運転条件に関するデータを
受信すると、マイクロコンピュータ54はRAM57に
当該データを保存する。マイクロコンピュータ54はセ
ンサー66からのショーケースSの庫内温度に関する出
力と前記運転条件に関するデータの内の庫内設定温度と
を比較してアクチュエータ63としての膨張弁やコンプ
レッサモータを制御し、庫内温度を前記庫内設定温度に
制御する。また、霜取りに関するデータに基づいてアク
チュエータ63としてのヒータを制御し、ショーケース
Sの霜取制御を実行すると共に、照明制御に関するデー
タに基づいてアクチュエータ63としての照明の点灯を
制御する。
【0029】このようなショーケースS等における庫内
温度等の運転状態に関するデータはマイクロコンピュー
タ54によって逐次RAM57に保存され、更新されて
いる。また、例えば膨張弁の故障等によって庫内温度が
異常に上昇し、系統制御装置4から送られたデータの内
の警報に関する設定値を越えると、マイクロコンピュー
タ54は表示手段62によって当該ショーケースS等に
おける警報表示を行うと共に、前記運転状態に関するデ
ータの中に警報に関する情報も含めてRAM57に保存
する。
【0030】系統制御装置4のマイクロコンピュータ4
1は、例えば1分間に一回自らに接続されている最大3
0台の端末側制御装置6のマイクロコンピュータ54に
対してポーリングを行う。端末側制御装置6のマイクロ
コンピュータ54は系統制御装置4からポーリングされ
ると、自らのチャンネル及びセンサーIDと共にRAM
57内に保存していた運転状態に関するデータを送受信
手段58より系統制御装置4に送信する。系統制御装置
4は送受信手段46によりこの運転状態に関するデータ
を受信し収集して、各端末側制御装置6毎に、即ちチャ
ンネル別に最大30台分の運転状態に関するデータをR
AM43内に格納する。このRAM43内の運転状態に
関するデータは次回のポーリングによって端末側制御装
置6よりデータが送信されることにより更新される。
【0031】次に、系統制御装置4のマイクロコンピュ
ータ41の警報動作について図15に示すフローチャー
トを参照して説明する。マイクロコンピュータ41は端
末側制御装置6から送信されたデータに基づき、最初例
えばステップS1でチャンネルA01が使用されている
か判断し、未使用であればステップS2に進んでLED
表示部51における当該チャンネルA01のLEDを消
灯する。また、当該チャンネルA01が使用されている
場合にはステップS3に進み、データに異常が無いか否
か判断する。
【0032】ここで、端末側制御装置6のマイクロコン
ピュータ54が故障し、或いは、電源に異常があり、若
しくは通信線49に異常がある場合には端末側制御装置
6から送られてくるデータが異常となる。マイクロコン
ピュータ41は当該データに基づき前記端末側制御装置
6自体等に異常が発生している判断した場合には、ステ
ップS4に進んでLED表示部51における当該チャン
ネルA01のLEDを点滅させる(第2の警報表示)。
【0033】更に、チャンネルA01に異常が無い場合
には、マイクロコンピュータ41はステップS5に進ん
で端末側制御装置6から送信されたデータの中に警報情
報が含まれているか否か判断し、含まれている場合には
LED表示部51における当該チャンネルA01のLE
Dを点灯させる(第1の警報表示)。そして、これは当
該系統制御装置4に接続されている全ての端末側制御装
置6について行われる(ステップSn〜ステップSn+
5)。
【0034】このように、系統制御装置4のマイクロコ
ンピュータ41は端末側制御装置6自体に異常が発生し
ているか否か判断し、その場合にはショーケースS等に
おいて警報が発生している場合と区別し、チャンネル毎
に表示するので、使用者に端末側制御装置6の異常を的
確に報知して迅速な対処を促すことができる。そして、
異常となった端末側制御装置6をディップスイッチ52
にて未使用に設定することにより、当該端末側制御装置
6は以後制御上無視されるようになるので、配線を変更
すること無く極めて容易に係る端末側制御装置6をシス
テムから切り離すことができるようになる。それによっ
て、複数台のショーケースS等を円滑に管理することが
できるようになる。
【0035】尚、使用者が故意に異常な条件でショーケ
ースS等を使用する場合にも、当該チャンネルを未使用
と設定することにより、無用な警報を発生させずに済
む。次に、主制御装置3のマイクロコンピュータ24
は、系統制御装置4が各端末側制御装置6からのデータ
の収集を完了した時期に合わせて、やはり1分間に一回
系統制御装置4にポーリングを行う。系統制御装置4の
マイクロコンピュータ41は主制御装置3からポーリン
グされると、自らのチャンネルと共にRAM43内に保
存している最大30台分のショーケースS等の運転状態
に関するデータを送受信手段44より主制御装置3に送
信する。主制御装置3は送受信手段29によりこの運転
状態に関するデータを受信し収集して、各端末側制御装
置6毎に、即ちチャンネル別に最大150台分の運転状
態に関するデータをRAM27内に格納する。このRA
M27内の運転状態に関するデータは同様に次回のポー
リングによって系統制御装置4より運転状態に関するデ
ータが送信されることにより更新される。
【0036】主制御装置3はこのような手順にて各端末
側制御装置6より各ショーケースSや冷凍機Rの運転状
態に関するデータを収集する。マイクロコンピュータ2
4はRAM27内に格納した各ショーケースS等の庫内
温度等の運転状態に関するデータ及びEEPROM40
に保存されている庫内設定温度をチャンネル毎に例えば
3秒間隔で液晶表示部34に順次表示する。そこで前記
操作スイッチ72を構成するスキャンスイッチが押され
ると、マイクロコンピュータ24は押された時点のチャ
ンネルで表示の切り換えを停止する。次に、同じくそう
さスイッチ72を構成する表示送りスイッチの上矢印の
スイッチを押すと直前のチャンネルのデータ表示に戻
り、下矢印のスイッチを押すと次のチャンネルのデータ
表示に移行する。
【0037】ここで、前述の如く主制御装置3のマイク
ロコンピュータ24には、系統制御装置4のディップス
イッチ52で設定されたチャンネルの使用・未使用が設
定されている。そこで、マイクロコンピュータ24はこ
の設定に基づき、前記データの表示を行う際、未使用の
チャンネルに関しては表示を禁止し、飛ばして次のチャ
ンネルの表示を行う。即ち、例えばチャンネルA03か
らA30が未使用である場合に、例えばチャンネルB0
1のデータが表示されている状態から上矢印の前記表示
送りスイッチを押すとチャンネルA03からA30まで
を飛ばしてチャンネルA02のデータ表示を行う。
【0038】その後再び前記スキャンスイッチが押され
ると、マイクロコンピュータ24は以後のチャンネルの
データを3秒置きに表示する状態に復帰するが、この場
合にも例えばチャンネルB05からB30が未使用の場
合にはチャンネルB05からB30までのデータ表示を
飛ばしてチャンネルC01のデータ表示に移行する動作
を行う。このように、主制御装置3のマイクロコンピュ
ータ24は各ショーケースS等のデータをチャンネル毎
に順次液晶表示部34に表示すると共に、未使用のチャ
ンネルが設定されている場合には当該チャンネルのデー
タを表示を禁止して次のチャンネルのデータを表示する
ので、未使用のチャンネルを一々表示送りスイッチ77
を押して飛ばす必要がなくなり、操作性が著しく向上す
る。
【0039】また、不要なチャンネルは表示しないの
で、メンテナンス等においても故障と誤認する等の混乱
を招かず、更に、店舗等の改装に伴って中間のチャンネ
ルが不要となった場合にも、当該チャンネルを未使用と
設定するだけで済むので、全体についてチャンネルの割
り付けをやり直す必要もなくなる。尚、主制御装置3の
マイクロコンピュータ24は前記チェックスイッチが押
されると、各ショーケースS毎に設定された前記管理温
度の上下所定温度幅内に各ショーケースSの庫内温度が
入っているか否か全ショーケースSについて調べ、温度
幅から逸脱しているショーケースSのチャンネルのナン
バーのみを液晶表示部34に表示する。
【0040】更に、系統制御装置4から送信された運転
状態に関するデータの中に警報情報が含まれていた場合
には、マイクロコンピュータ24はその旨、及び当該警
報情報が含まれているデータの発生元であるショーケー
スS等のチャンネルナンバーと、警報内容を液晶表示部
34に表示する。この警報表示は前記警報解除スイッチ
の操作によって消去され、通常の表示に切り換えること
ができるが、警報の発生した原因が解消されない限り、
即ち、次回のポーリング時のデータに警報情報が存在し
なくなるまでは警報が存在する旨の所定の表示を液晶表
示部34に表示する。また、液晶表示部34では16文
字×2行の量の表示しかできないため、表示し切れない
量の警報情報を受信した場合には、表示可能な分の警報
情報を表示すると共に、残余の警報情報が存在する旨の
所定の表示を行う。
【0041】一方、中央管理装置2のマイクロコンピュ
ータ7は、主制御装置3が各系統制御装置4からのデー
タの収集を完了した時期に合わせて、やはり1分間に一
回主制御装置3にポーリングを行う。主制御装置3のマ
イクロコンピュータ24は中央管理装置2からポーリン
グされると、RAM27内に保存している最大150台
分のショーケースS等の運転状態に関するデータを送受
信手段28より中央管理装置2に送信する。
【0042】中央管理装置2は送受信手段13によりこ
の運転状態に関するデータを受信し収集して、各端末側
制御装置6毎に、即ちチャンネル別に最大150台分の
運転状態に関するデータをハードディスク8内に保存す
る。また、ハードディスク8には24時間分の各端末側
制御装置6の運転状況に関するデータを常時保持し、2
4時間を越える分のデータを1分毎に更新して行く。
【0043】中央管理装置2はこのような手順にて各端
末側制御装置6より各ショーケースSや冷凍機Rの運転
状態に関するデータを収集する。そこで、各ショーケー
スS等の運転状態を調べたい場合には、前記図6の待機
画面からキーボード21若しくはマウス22の操作によ
って業務メニューを選択し、ディスプレイ19に図7の
業務メニュー画面を表示されている状態で、一番上の運
転チェックモニターを選択すると、マイクロコンピュー
タ7は図8に示す商品レイアウト画面をディスプレイに
表示する。この商品レイアウト画面は、前記ケースレイ
アウト作成画面で作成され、ハードディスク8内に保存
されているケースレイアウトの中の商品種類の情報に基
づいて表示され、各ショーケースS個々の表示ではな
く、収納されている商品の種類別に単一若しくは複数の
ショーケースSのレイアウトを一つの枠で表示する。ま
た冷凍機Rはディスプレイ19内に表示される。
【0044】この商品レイアウト画面において運転状態
を表示したいショーケースSが収納している商品の枠、
例えば鮮魚の枠をマウス22で選択すると、マイクロコ
ンピュータ7はハードディスク8内のケースレイアウト
の情報に基づいて、この鮮魚の枠付近のショーケースS
個々のレイアウトを示す図9のケースレイアウト画面を
ディスプレイ19に表示する。このケースレイアウト画
面では1つの枠が1台乃至3台のショーケースSを示
し、当該枠内には各ショーケースSのチャンネルも示さ
れる(端末側制御装置6についてはショーケースS等1
台につき3台まで設定できる)。
【0045】次にこのケースレイアウト画面において運
転状態を表示したいショーケースS、例えばチャンネル
A01をマウス22で選択すると、マイクロコンピュー
タ7は図10のケース情報画面をディスプレイ19に表
示する。この画面において通常データ、データ表示を選
択すると図11のデータ表示画面に移行する。このデー
タ表示画面ではマイクロコンピュータ7はハードディス
ク8内に保存している当該チャンネルA01のショーケ
ースSの各種運転条件の設定値、及び現時点の運転状態
に関するデータをディスプレイ19に表示する。また、
ハードディスク8内には過去24時間分の運転状態に関
するデータが保持されているので、このデータ表示画面
の最上部の時刻エリヤの時刻をキーボード21で変更す
ることにより、マイクロコンピュータ7は当該時刻の運
転状態をディスプレイ19に表示する。
【0046】このように、ショーケースS等の運転状態
を調べる場合に、先ず、ショーケースSのレイアウトを
ディスプレイ19に表示して、当該レイアウトを見なが
ら表示したいショーケースSを選択する方式としたこと
により、実際の設置形態に則してショーケースSを特定
することができ、視認性及び操作性が著しく向上する。
特に、商品レイアウトからケースレイアウトに移行する
方式としたことにより、大きな視点から徐々にショーケ
ースSを絞り込む形となるので、ショーケースSの台数
が多い場合にもその特定を極めて円滑に行えるようにな
る。
【0047】また、図11のデータ表示画面においてキ
ーボード21を操作することにより、図12のグラフ表
示に移行する。このグラフ表示画面では、マイクロコン
ピュータ7はハードディスク8内に保持されている過去
24時間の前記チャンネルのショーケースSの庫内温度
等の運転状態のデータからその推移をグラフにてディス
プレイ19に表示する。これによってショーケースSの
運転状態の履歴を容易に確認することができる。また、
キーボード21からの指令によりマイクロコンピュータ
7はこれらのデータ、及びグラフ表示をプリンタ18に
印字(プリント出力)する。
【0048】ここで、主制御装置3から送信された運転
状態に関するデータの中に警報情報が含まれていた場
合、中央管理装置2のマイクロコンピュータ7は先ず当
該警報を発しているショーケースS等の運転状態に関す
るデータを、警報が発せられた時点から遡って10時間
分、前記24時間のデータの中から抽出し、ハードディ
スク8内の別のテーブルに移して保存する。この10時
間分のデータは時間が経過しても廃棄されない。次に、
マイクロコンピュータ7はディスプレイ19に前記図6
の待機画面を表示している状態から自動的に図8の商品
レイアウト画面に表示を切り換え、警報を発しているシ
ョーケースSが含まれる商品種類の枠(図8中*1で示
す)を点滅させて、警報が発生している旨を使用者に警
告する。この商品レイアウト画面において点滅している
商品の枠、例えば氷温の枠をマウス22で選択すると、
マイクロコンピュータ7は図9のケースレイアウト画面
をディスプレイ19に表示する。このケースレイアウト
画面では今度は警報を発しているショーケースS(図9
中*1で示すチャンネルA06)を点滅させる。
【0049】次にこのケースレイアウト画面において点
滅しているショーケースS(チャンネルA06)をマウ
ス22で選択すると、マイクロコンピュータ7は図10
のケース情報画面をディスプレイ19に表示し、この画
面において通常データ、データ表示を選択すると図11
のデータ表示画面に移行する。このデータ表示画面では
マイクロコンピュータ7はハードディスク8内に保存し
ている当該チャンネルA06のショーケースSの各種運
転条件の設定値、及び異常な運転状態に関するデータの
他に、警報内容(高温警報、低温警報等)についてもデ
ィスプレイ19に表示する。また、図11のデータ表示
画面においてキーボード21を操作することにより、図
12のグラフ表示に移行し、マイクロコンピュータ7は
ハードディスク8内に保持されている前記チャンネルA
06のショーケースSの庫内温度等の運転状態のデータ
の推移をグラフにてディスプレイ19に表示する。これ
によってショーケースSの警報発生に到った過去の運転
状態の履歴を容易に確認することができる。また、キー
ボード21からの指令によりマイクロコンピュータ7は
これらのデータ、及びグラフ表示をプリンタ18に印字
する。
【0050】また、この警報発生から使用者が気付かず
に24時間以上経過した場合にも、ハードディスク8内
には前述の如く警報発生時点を含む過去10時間の当該
ショーケースS(チャンネルナンバーA06)の運転状
態に関するデータが廃棄されずに保持されているので、
図10のケース情報画面において警報データを選択する
ことにより、マイクロコンピュータ7はこの24時間以
上過去のデータを図11のデータ表示画面に表示する。
このデータは同様にグラフ表示をし、且つプリンタ18
に印字することができると共に、マイクロコンピュータ
7はキーボード21からの指令によりフロッピーディス
クドライブ12にてフロッピーディスクに保存する。
【0051】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、上位
制御装置の入力手段によって各ショーケース等の端末側
制御装置の運転条件に関する各種設定を行うことができ
る。また、各端末側制御装置からのデータを受信し、警
報が含まれている場合には警報表示手段にてチャンネル
毎に第1の警報表示を行うと共に、当該データに基づ
き、当該端末側制御装置に異常が生じているか否か判断
し、異常が生じている場合には、警報表示手段にてチャ
ンネル毎に第1の警報表示とは異なる第2の警報表示を
行うので、端末側制御装置自体に異常が発生していた
り、通信線に異常が発生していることを、使用者に的確
に報知して迅速な対処を促すことができる。
【0052】そして、請求項2の発明によれば、上位制
御装置の設定手段によってチャンネルの使用状況を制御
手段に設定でき、異常となった端末側制御装置を未使用
として設定することにより、当該端末側制御装置は以後
制御上無視されるようになるので、配線を変更すること
無く極めて容易に係る端末側制御装置をシステムから切
り離すことができるようになる。それによって、複数台
のショーケース等を円滑に管理することができるように
なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケース等の集中管理装置のシス
テム構成図である。
【図2】中央管理装置の電気回路のブロック図である。
【図3】主制御装置の電気回路のブロック図である。
【図4】系統制御装置の電気回路のブロック図である。
【図5】端末側制御装置の電気回路のブロック図であ
る。
【図6】中央管理装置のディスプレイに表示される画面
の遷移を示す図である。
【図7】中央管理装置のディスプレイに表示される業務
メニューの画面を示す図である。
【図8】中央管理装置のディスプレイに表示される商品
レイアウトの画面を示す図である。
【図9】中央管理装置のディスプレイに表示されるケー
スレイアウトの画面を示す図である。
【図10】中央管理装置のディスプレイに表示されるケ
ース情報画面を示す図である。
【図11】中央管理装置のディスプレイに表示されるデ
ータ表示画面を示す図である。
【図12】中央管理装置のディスプレイに表示されるグ
ラフ表示画面を示す図である。
【図13】主制御装置の斜視図である。
【図14】蓋及び内蓋を開いた状態の主制御装置の斜視
図である。
【図15】系統制御装置のマイクロコンピュータの警報
動作に関するプログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 集中管理装置 3 主制御装置 4 系統制御装置 6 端末側制御装置 29 送受信手段 34 液晶表示部 37 キースイッチ 44 送受信手段 46 送受信手段 51 LED表示部 52 ディップスイッチ 54 マイクロコンピュータ 58 送受信手段 66 センサー S ショーケース R 冷凍機
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 F25D 11/00 F25D 23/00 H04L 12/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のショーケース等の運転状態を一括
    して管理する集中管理装置において、 該集中管理装置は上位制御装置と、前記複数のショーケ
    ース等にそれぞれ設けられ、前記上位制御装置に複数台
    接続可能とされると共に、それぞれ個別のチャンネルが
    割り付けられた端末側制御装置とを具備して構成され、 前記上位制御装置は前記ショーケース等の設定温度や除
    霜時間等の運転条件を入力する入力手段と、該入力手段
    により入力されたデータを前記端末側制御装置に送信す
    ると共に、端末側制御装置から送信されたデータを受信
    する送受信手段と、警報表示手段と、制御手段とを具備
    し、 該制御手段は、前記端末側制御装置からのデータに基づ
    き、当該データに警報が含まれているか否か判断し、警
    報が含まれている場合には前記警報表示手段にて前記チ
    ャンネル毎に第1の警報表示を行うと共に、前記端末側
    制御装置からのデータに基づき、当該端末側制御装置に
    異常が生じているか否か判断し、異常が生じている場合
    には、前記警報表示手段にて前記チャンネル毎に前記第
    1の警報表示とは異なる第2の警報表示を行うことを特
    徴とするショーケース等の集中管理装置。
  2. 【請求項2】 上位制御装置は、チャンネルの使用状況
    を制御手段に設定する設定手段を具備し、前記制御手段
    は、未使用のチャンネルの端末側制御装置を制御上無視
    することを特徴とする請求項1のショーケース等の集中
    管理装置。
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