JPH11193983A - ショーケース等の集中管理装置 - Google Patents

ショーケース等の集中管理装置

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JPH11193983A
JPH11193983A JP9368858A JP36885897A JPH11193983A JP H11193983 A JPH11193983 A JP H11193983A JP 9368858 A JP9368858 A JP 9368858A JP 36885897 A JP36885897 A JP 36885897A JP H11193983 A JPH11193983 A JP H11193983A
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JP
Japan
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control device
data
store
maintenance
showcase
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Pending
Application number
JP9368858A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kurihara
弘行 栗原
Takeshi Aoki
健 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台のショーケース等を一括管理する場合
に、店舗側において異常に対する応急処置等を迅速に施
すことができるショーケース等の集中管理装置を提供す
る。 【解決手段】 集中管理装置は、複数台のショーケース
等の運転状態を一括して管理するものであって、店舗に
設置されて各ショーケース等からのデータを収集する主
制御装置3と、保守管理者側に設置された遠隔管理装置
2とから構成され、主制御装置3と遠隔管理装置2は通
信手段を介してデータの授受を行うと共に、主制御装置
3は液晶表示部を備え、ショーケース等から警報に関す
るデータを受信した場合、当該警報内容に加えて保守管
理者等の連絡先、処置方法等に関する関連データを液晶
表示装置に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のショーケ
ース等の運転状態を一括して集中管理するためのショー
ケース等の集中管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア等の店舗には複数台のショーケースや冷蔵庫が設置
されるが、従来各ショーケース等はそれぞれ温度調節器
や除霜用のタイマーから構成される制御装置によって個
別に制御されているのが現状である。従って、ショーケ
ース等の温度や除霜時間等の各種設定作業は、当該ショ
ーケース等の設置されている場所において個々に行わな
ければならない。そのため、季節や天候により設定を変
更する場合には作業が極めて煩雑となる。
【0003】また、各種設定値やショーケース等の温度
等の運転状態を把握するためには、ショーケース等の設
置されている場所に行って個々に調べる以外になく、シ
ョーケース等の運転状態に関するデータを容易に把握す
ることができないと共に、ショーケース等において異常
事態が発生して警報が発せられても、従来係る警報は個
々のショーケース等において行われており、多数のショ
ーケース等が設置されている店舗においてはどのショー
ケースで警報が発生しているかについても容易に把握す
ることができない問題があった。
【0004】そのため、例えば特開平7−114657
号公報(F25D11/00)では、マイクロコンピュ
ータにより構成した主制御装置(或いはパーソナルコン
ピュータにより構成した中央管理装置)に通信線によっ
て各ショーケースの制御装置を接続し、各ショーケース
の各種設定作業を主制御装置或いは中央管理装置にて行
い、且つ、ショーケースの運転状況及び警報に関するデ
ータを主制御装置或いは中央管理装置に収集して一括管
理するよう構成していた。
【0005】また、各ショーケース等において異常高温
或いは異常低温などの故障が発生した場合には、それら
の警報に関するデータも主制御装置に収集され、中央管
理装置に転送されてから公衆回線などの通信手段を介
し、外部のメンテナンス会社(保守管理者)のコンピュ
ータなどに送信されるよう構成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は係る異常事態が発生した場合でも、店舗側に設置され
た主制御装置においては単に警報が発せられるだけであ
ったため、メンテナンス会社から保守管理者が到着する
までの間、店舗側で応急処置を施すことが困難であっ
た。
【0007】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、複数台のショーケース等
を一括管理する場合に、店舗側において異常に対する応
急処置等を迅速に施すことができるショーケース等の集
中管理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の集中管理
装置は、複数台のショーケース等の運転状態を一括して
管理するものであって、店舗に設置されて各ショーケー
ス等からのデータを収集する店舗側管理手段と、保守管
理者側に設置された保守側管理手段とから構成され、店
舗側管理手段と保守側管理手段は通信手段を介してデー
タの授受を行うと共に、店舗側管理手段は表示手段を備
え、ショーケース等から警報に関するデータを受信した
場合、当該警報内容に加えて保守管理者等の連絡先、処
置方法等に関する関連データを表示手段に表示するもの
である。
【0009】本発明によれば、店舗に設置されて各ショ
ーケース等からのデータを収集する店舗側管理手段と、
保守管理者側に設置された保守側管理手段とから構築さ
れたショーケース等の集中管理装置において、店舗側管
理手段と保守側管理手段は通信手段を介してデータの授
受を行うと共に、店舗側管理手段は表示手段を備え、シ
ョーケース等から警報に関するデータを受信した場合、
当該警報内容に加えて保守管理者等の連絡先、処置方法
等に関する関連データを表示手段に表示するようにした
ので、ショーケース等に異常が発生した場合、店舗側に
おいては表示手段に表示された関連データを参照し、迅
速且つ確実な応急処置等を施すことができるようになる
ものである。
【0010】請求項2の発明のショーケース等の集中管
理装置は、上記において保守側管理手段が関連データを
店舗側管理手段に送信すると共に、この店舗側管理手段
は、保守側管理手段から関連データを受信した場合、自
らが保有する関連データと書き替えるものである。
【0011】請求項2の発明によれば、上記に加えて保
守側管理手段が関連データを店舗側管理手段に送信する
と共に、この店舗側管理手段は、保守側管理手段から関
連データを受信した場合、自らが保有する関連データと
書き替えるようにしたので、保守側管理手段から店舗側
管理手段が保有する関連データを書き替えることが可能
となる。これにより、店舗の状況に応じて店舗側管理手
段から処置方法等を変更し、店舗におけるより適切な対
応・修理を実現することが可能となるものである。
【0012】請求項3の発明のショーケース等の集中管
理装置は、上記各発明において店舗側管理手段は入力手
段を備え、この入力手段により入力されたメンテナンス
レポートを保持すると共に、保守側管理手段に送信する
ものである。
【0013】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えて店舗側管理手段は入力手段を備え、この入力手段に
より入力されたメンテナンスレポートを保持するように
したので、このメンテナンスレポートによって当該店舗
の状況を容易に把握することができるようになると共
に、異常が生じた際などには、過去に採られた修理・対
応の状況を参照して的確な処置を施すことが可能とな
る。
【0014】また、係るメンテナンスレポートを保守側
管理手段に送信するようにしているので、保守管理者側
においても情報を共有し、的確な処置判断に寄与させる
ことができるようになるものである。
【0015】請求項4の発明のショーケース等の集中管
理装置は、上記各発明において店舗側管理手段は複数の
連絡先を保有し、ショーケース等から警報に関するデー
タを受信した場合、連絡先に通報すると共に、当該警報
の内容、或いは、重要度に応じて通報する連絡先を選択
するようにしたものである。
【0016】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて店舗側管理手段が複数の連絡先を保有し、ショーケ
ース等から警報に関するデータを受信した場合、連絡先
に通報すると共に、当該警報の内容、或いは、重要度に
応じて通報する連絡先を選択するようにしたので、異常
が生じた際、その内容や重要度に応じた適切な連絡先に
通報して、より迅速且つ的確な対応を享受することが可
能となるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の集中管理装置のシステ
ム構成図である。本発明の集中管理装置のシステムは、
スーパーマーケットなどの店舗P1、P2に設置され、
マイクロコンピュータによって構成された主制御装置3
(店舗側管理手段)、系統制御装置4及び端末側制御装
置6と、店舗の管理センターM1や、メンテナンス会社
或いは警備会社M2などにそれぞれ設置され、パーソナ
ルコンピュータなどから成る遠隔管理装置(保守側管理
手段)2とから構築される。
【0018】各遠隔管理装置2は、図2に示す如くマイ
クロコンピュータ7と、このマイクロコンピュータ7に
接続されたハードディスク8、及び、ROM9、RAM
11、フロッピーディスクドライブ12と、出力制御手
段14及び入力制御手段16などから構成される。
【0019】ハードディスク8には遠隔管理装置2自体
の制御プログラムの他、各店舗P1、P2の主制御装置
3から送られてくる警報を含む各種データや、店舗P1
やP2の位置及びこれら店舗が位置する地域に関する情
報や、巡回中のサービスマンの現在位置に関する情報の
データが保存されており、更に、通信プロトコル等も保
存されている。
【0020】出力制御手段14には出力手段としてのプ
リンタ18や表示手段としてのディスプレイ19が接続
され、入力制御手段16には入力手段としてのキーボー
ド21やマウス22が接続される。更に、マイクロコン
ピュータ7にはターミナルアダプタ23が接続されてお
り、公衆回線(ISDN回線)Lにより前記各店舗P1
及びP2の主制御装置3と通信によりデータを授受し、
更には、巡回中のサービスマンとの間で携帯端末・携帯
電話・ポケットベルなどを用い、通信を行う。
【0021】次に、主制御装置3は店舗の警備室等に設
けられ、図3に示す如く制御手段としてのマイクロコン
ピュータ24と、このマイクロコンピュータ24に接続
されたROM26、RAM27、EEPROM40と、
送受信手段29、出力制御手段31及び入力制御手段3
2などから構成される。送受信手段29はシリアルイン
ターフェースにより構成され、前述の系統制御装置4と
接続される。
【0022】また、ROM26は電気的に書き替えが可
能であり、電源が断たれた場合にもデータを保持するフ
ラッシュメモリ等から構成されており、このROM26
には通信プロトコルや主制御装置3自体の制御プログラ
ム等が格納され、RAM27には系統制御装置4から送
られて来る各種データや系統制御装置4へ送る各種デー
タ、主制御装置3自体の制御データ(液晶表示部34の
表示データ等)が保存される。
【0023】EEPROM40にはショーケースSC等
の各種設定及び設置状態に関するデータに加え、後述す
る如く異常時(警報発生時)に連絡するメンテナンス会
社などの連絡先(電話番号等)に関する情報や、警報内
容に対応した連絡先・重要度及び処置方法等に関する関
連データが保存され、電源が断たれたときにも保持され
る。尚、これらはキースイッチ37にて設定されるのに
加え、後述する如く遠隔管理装置2からのデータの送信
によって書換が可能とされている。
【0024】出力制御手段31には例えば複数列・複数
行の文字やグラフィックを表示する能力を有する表示手
段としての液晶表示部34と、警報手段としてのブザー
36が接続され、入力制御手段32には入力手段として
のキースイッチ(ファンクションキー等)37やディッ
プスイッチ38及びスライドスイッチ39が接続されて
いる。キースイッチ37は各種設定及び表示指令を行う
ためのスイッチであり、ディップスイッチ38は前記系
統制御装置4の接続状態を設定するためのスイッチであ
る。また、スライドスイッチ39はショーケースSC等
の照明制御や夜間停止に関する設定を行うスイッチであ
る。
【0025】また、マイクロコンピュータ24にはター
ミナルアダプタ35が接続され、やはり公衆回線(IS
DN回線)Lを用いて、遠隔管理装置2と通信によりデ
ータを授受することが可能とされている。更に、主制御
装置3にはバックアップ電源28が設けられている。こ
のバックアップ電源28には常時充電が行われており、
停電などが生じた場合には、このバックアップ電源28
からマイクロコンピュータ24等に電力が所定期間供給
される。
【0026】次に、系統制御装置4は図4に示す如く、
マイクロコンピュータ41と、このマイクロコンピュー
タ41に接続されたROM42、RAM43、EEPR
OM45と、送受信手段44、46、出力制御手段47
及び入力制御手段48とから構成される。送受信手段4
4、46はシリアルインターフェースにより構成され、
送受信手段44は前記主制御装置3に接続され、送受信
手段46は前述の端末側制御装置6と通信線33を介し
て接続されている。送受信手段46はA,B,C計3個
の出力を有すると共に、各出力はそれぞれ50個の接続
ポートを有しており、それぞれ最大50台の端末側制御
装置6が接続可能とされ、それによって集中管理装置に
は最大150台までの端末側制御装置6、即ちショーケ
ースSC等が接続できるように構成されている。
【0027】また、ROM42には通信プロトコルや系
統制御装置4自体の制御プログラムが格納され、RAM
43には端末側制御装置6から送られてくる各種データ
や、主制御装置3から送られてくるショーケースSC等
の各種運転条件に関するデータが保存される。また、E
EPROM45には主制御装置3から送られたショーケ
ースSC等の各種運転条件の設定データが保存されてお
り電源が断たれても保持される。出力制御手段47には
警報表示を行うLED表示部51が接続され、入力制御
手段48には後述する如くショーケースSC等の制御の
ために割り付けられるチャンネルの使用・未使用及び、
それ自体のA〜Cまでのチャンネルナンバーを設定し、
或いは警報表示を行うLED表示部51を運転モニター
に切り換えるためのディップスイッチ52が接続されて
いる。
【0028】次に、端末側制御装置6は図1のショーケ
ースSCや図示しない冷凍機にそれぞれ設けられてお
り、図5に示す如く、マイクロコンピュータ54と、こ
のマイクロコンピュータ54に接続されたROM56、
RAM57、EEPROM50と、送受信手段58、出
力制御手段59及び入力制御手段61とから構成され
る。
【0029】送受信手段58はシリアルインターフェー
スにより構成され、前記系統制御装置4に前記通信線3
3を介して接続されている。また、ROM56には通信
プロトコルや端末側制御装置6自体の制御プログラムが
格納され、RAM57には系統制御装置4から送られて
くるショーケースSC等の各種運転条件に関するデータ
が保存される。また、EEPROM50には端末側制御
装置6で設定されたショーケースSC等の各種運転条件
の設定データが保存されており、電源が断たれても保持
される。出力制御手段59には警報表示を行う表示手段
62、警報手段としてのブザー13及びアクチュエータ
63が接続される。
【0030】このアクチュエータ63はショーケースS
Cの場合には膨張弁や霜取り用のヒータ、照明等であ
り、冷凍機であればコンプレッサモータ等を意味するも
のである。入力制御手段61には設定スイッチ64と、
ショーケースSCの庫内温度や、冷凍機の凝縮圧力等を
検出するセンサー66が接続されている。このセンサー
66で検出された温度データも前記RAM57に保存さ
れる。前記設定スイッチ64は当該端末側制御装置6の
制御のために割り付けられる1〜50までのチャンネル
ナンバーを設定するためのものである。また、マイクロ
コンピュータ54は各ショーケースSCや冷凍機の機種
毎に設定された個別の識別情報としてのセンサーIDを
保有している。
【0031】尚、ショーケースSCは一台の冷凍機に対
して複数台配管接続されてグループを構成し、当該冷凍
機のコンプレッサから冷媒の供給を受ける。また、ショ
ーケースSCや冷凍機はスーパーマーケットやコンビニ
エンスストア等の店舗の規模に合わせて所定台数、所定
の設置形態、即ちケースレイアウトにて設置され、前記
系統制御装置4にはショーケースSC等の設置台数に相
当する端末側制御装置6が接続されることになる。
【0032】また、ショーケースSC等の設置に際して
各端末側制御装置6には設定スイッチ64により1〜5
0までの内の1つを設定すると共に、当該端末側制御装
置6が接続される系統制御装置4においてはA〜Cまで
の内の1つを設定することにより、各端末側制御装置6
のチャンネルナンバー(例えばA01)を割当て設定す
る。
【0033】尚、系統制御装置4に接続されるショーケ
ースSC等の台数が50台に満たない場合には、使用し
ないチャンネルナンバー(1〜50)をディップスイッ
チ52にて設定すると、この未使用のチャンネルナンバ
ーは主制御装置3に送信されて以後の制御において無視
されることになる。
【0034】以上の構成で、各装置の動作につき説明す
る。まず、店舗側の装置について説明する。主制御装置
3においてはキースイッチ37、ディップスイッチ38
及びスライドスイッチ39により、各端末側制御装置6
毎に割り当てられたチャンネルナンバー(例えばA0
1)毎に庫内設定温度、各種警報、霜取りに関する各種
設定値、管理温度等、ショーケースSC等の運転条件を
設定することができる。
【0035】この主制御装置3で設定されたショーケー
スSC等の運転条件に関するデータはマイクロコンピュ
ータ24により前記RAM27、EEPROM40に保
存されると共に、送受信手段29から系統制御装置4に
送信される。
【0036】これらデータは前記チャンネルナンバー毎
に区別されて送信が行われる。また、遠隔管理装置2か
らの要求により主制御装置3のマイクロコンピュータ2
4は、前記キースイッチ37等にて設定されたデータを
ターミナルアダプタ35により遠隔管理装置2に送信す
る。更に、主制御装置3は遠隔管理装置2からプログラ
ムデータが送信された場合、ターミナルアダプタ35を
介してそれを受信し、ROM26内のデータを受信され
たデータに書き替える。また、主制御装置3は遠隔管理
装置2から前記関連データが送信された場合、ターミナ
ルアダプタ35を介してそれを受信し、EEPROM4
0内のデータを受信された関連データに書き替える。
【0037】次に、系統制御装置4は送受信手段44に
て主制御装置3から自らのチャンネルナンバー(A〜
C)に属するショーケースSC等の運転条件に関するデ
ータを受信すると、マイクロコンピュータ41は一旦当
該データをRAM43に保存し、更に、送受信手段46
より端末側制御装置6に当該運転条件に関するデータを
送信する。
【0038】一方、端末側制御装置6では送受信手段5
8が自らのチャンネルナンバー(01〜50)当ての運
転条件に関するデータを受信すると、マイクロコンピュ
ータ54はRAM57に当該データを保存する。マイク
ロコンピュータ54はセンサー66からのショーケース
SCの庫内温度に関する出力と前記運転条件に関するデ
ータの内の庫内設定温度とを比較してアクチュエータ6
3としての膨張弁やコンプレッサモータを制御し、庫内
温度を前記庫内設定温度に制御する。
【0039】また、霜取りに関するデータに基づいてア
クチュエータ63としてのヒータを制御し、ショーケー
スSCの霜取制御を実行すると共に、照明制御に関する
データに基づいてアクチュエータ63としての照明の点
灯を制御する。
【0040】このようなショーケースSC等における庫
内温度等の運転状態に関するデータはマイクロコンピュ
ータ54によって逐次RAM57に保存され、更新され
ている。また、例えば膨張弁の故障等によって庫内温度
が異常に上昇し、系統制御装置4から送られたデータの
内の警報に関する設定値を越えると、マイクロコンピュ
ータ54は表示手段62によって当該ショーケースSC
等における警報表示を行い、ブザー13を鳴動させると
共に、前記運転状態に関するデータの中に警報内容など
の警報に関する情報も含めてRAM57に保存する。
【0041】系統制御装置4のマイクロコンピュータ4
1は、例えば1分間に一回自らに接続されている最大1
50台の端末側制御装置6のマイクロコンピュータ54
に対してポーリングを行う。端末側制御装置6のマイク
ロコンピュータ54は系統制御装置4からポーリングさ
れると、自らのチャンネルナンバー及びセンサーIDと
共にRAM57内に保存していた運転状態に関するデー
タを送受信手段58より系統制御装置4に送信する。
【0042】系統制御装置4は送受信手段46によりこ
の運転状態に関するデータを受信し収集して、各端末側
制御装置6毎に、即ちチャンネル別に最大150台分の
運転状態に関するデータをRAM43内に格納する。こ
のRAM43内の運転状態に関するデータは次回のポー
リングによって端末側制御装置6よりデータが送信され
ることにより更新される。また、端末側制御装置6から
送信されたデータの中に前記警報情報が含まれている場
合には、マイクロコンピュータ41はLED表示部51
を点灯させて表示する。
【0043】主制御装置3のマイクロコンピュータ24
は、系統制御装置4が各端末側制御装置6からのデータ
の収集を完了した時期に合わせて、やはり1分間に一回
系統制御装置4にポーリングを行う。系統制御装置4の
マイクロコンピュータ41は主制御装置3からポーリン
グされると、自らのチャンネルナンバーと共にRAM4
3内に保存している最大150台分のショーケースSC
等の運転状態に関するデータを送受信手段44より主制
御装置3に送信する。
【0044】主制御装置3は送受信手段29によりこの
運転状態に関するデータを受信し収集して、各端末側制
御装置6毎に、即ちチャンネル別に最大150台分の運
転状態に関するデータをRAM27内に格納する。この
RAM27内の運転状態に関するデータは同様に次回の
ポーリングによって系統制御装置4より運転状態に関す
るデータが送信されることにより更新される。
【0045】主制御装置3はこのような手順にて各端末
側制御装置6より各ショーケースSCや冷凍機の運転状
態に関するデータを収集する。マイクロコンピュータ2
4はキースイッチ37の操作に基づき、RAM27内に
収集したデータから庫内温度とEEPROM40に保存
されている庫内設定温度を読み出し、各チャンネルナン
バーにて液晶表示部34に表示する。
【0046】また、前記キースイッチ37の操作によ
り、特定のショーケースSCの庫内温度の推移などをグ
ラフにて液晶表示部34に表示する。そして、遠隔管理
装置2からの要求に応じて、収集したRAM27内の運
転状態に関するデータをターミナルアダプタ35を介し
て遠隔管理装置2に送信する。
【0047】更に、系統制御装置4から送信された運転
状態に関するデータの中に警報情報が含まれていた場合
には、マイクロコンピュータ24はその旨、及び当該警
報情報が含まれているデータの発生元であるショーケー
スSC等のチャンネルナンバーと、警報の元となった警
報(異常)の内容を液晶表示部34に表示すると共に、
ブザー36を鳴動させる。
【0048】また、主制御装置3は系統制御装置4から
送信された運転状態に関するデータの中に警報情報が含
まれている場合、上述の如く警報内容を液晶表示部34
に表示するのに加えて、その警報の内容に応じたメンテ
ナンス会社などの単一若しくは複数の連絡先(名称・電
話番号等)、処置方法をEEPROM40内から検索
し、液晶表示部34に表示する。
【0049】そして、主制御装置3のマイクロコンピュ
ータ24は、上記警報の内容に応じてその重要度を判断
し、当該内容や重要度に応じて前述の如く予め設定され
た連絡先を選択し、ターミナルアダプタ35により通報
を行う。即ち、例えば警報内容が水回りの故障の場合に
は、連絡先は水道関係の会社が選択され、電気系の故障
の場合には電気関係の会社が選択される。更に、重要度
に応じて連絡先を選択する場合には、当該店舗の本社や
支社(通常は何れかが管理センターM1となる)などに
分けられることになる。
【0050】このような警報の発生に対して、サービス
マンにより異常が生じたショーケースSC等に処置が施
された場合、主制御装置3にはキースイッチ37によっ
て修理の状況を入力できる。そして、主制御装置3は係
る入力が行われた場合、メンテナンスレポートとして当
該データをEEPROM40に保存すると共に、ターミ
ナルアダプタ35を介して遠隔管理装置2に当該メンテ
ナンスレポートを送信する。
【0051】一方、例えば管理センターM1の遠隔管理
装置2のマイクロコンピュータ7においては、キーボー
ド21やマウス22によって前記関連データやプログラ
ムデータが入力され、ハードディスク8に保存されると
共に、同じくキーボード21等の操作に基づき、ターミ
ナルアダプタ23を介して主制御装置3に各データを送
信する。また、キーボード21によって主制御装置3に
運転状態に関するデータの送信要求を行う。
【0052】遠隔管理装置2のマイクロコンピュータ7
は、ターミナルアダプタ23を介して店舗P1やP2の
主制御装置3から運転状態に関するデータを受け取る
と、それをハードディスク8内に保存する。そして、マ
イクロコンピュータ7は所定のキーボード操作により、
主制御装置3から送信されたデータを解析し、統計等を
とる(故障件数や故障内容の分布)ものである。
【0053】また、店舗P1或いはP2の主制御装置3
から前記警報データを受けとると、ディスプレイ19に
当該警報データ内容を自動的に表示する。更に、前記メ
ンテナンスレポートを受信した場合には、マイクロコン
ピュータ7はハードディスク8に当該データを保存する
ものである。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、店舗
に設置されて各ショーケース等からのデータを収集する
店舗側管理手段と、保守管理者側に設置された保守側管
理手段とから構築されたショーケース等の集中管理装置
において、店舗側管理手段と保守側管理手段は通信手段
を介してデータの授受を行うと共に、店舗側管理手段は
表示手段を備え、ショーケース等から警報に関するデー
タを受信した場合、当該警報内容に加えて保守管理者等
の連絡先、処置方法等に関する関連データを表示手段に
表示するようにしたので、ショーケース等に異常が発生
した場合、店舗側においては表示手段に表示された関連
データを参照し、迅速且つ確実な応急処置等を施すこと
ができるようになるものである。
【0055】請求項2の発明によれば、上記に加えて保
守側管理手段が関連データを店舗側管理手段に送信する
と共に、この店舗側管理手段は、保守側管理手段から関
連データを受信した場合、自らが保有する関連データと
書き替えるようにしたので、保守側管理手段から店舗側
管理手段が保有する関連データを書き替えることが可能
となる。これにより、店舗の状況に応じて店舗側管理手
段から処置方法等を変更し、店舗におけるより適切な対
応・修理を実現することが可能となるものである。
【0056】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えて店舗側管理手段は入力手段を備え、この入力手段に
より入力されたメンテナンスレポートを保持するように
したので、このメンテナンスレポートによって当該店舗
の状況を容易に把握することができるようになると共
に、異常が生じた際などには、過去に採られた修理・対
応の状況を参照して的確な処置を施すことが可能とな
る。
【0057】また、係るメンテナンスレポートを保守側
管理手段に送信するようにしているので、保守管理者側
においても情報を共有し、的確な処置判断に寄与させる
ことができるようになるものである。
【0058】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて店舗側管理手段が複数の連絡先を保有し、ショーケ
ース等から警報に関するデータを受信した場合、連絡先
に通報すると共に、当該警報の内容、或いは、重要度に
応じて通報する連絡先を選択するようにしたので、異常
が生じた際、その内容や重要度に応じた適切な連絡先に
通報して、より迅速且つ的確な対応を享受することが可
能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケース等の集中管理装置のシス
テム構成図である。
【図2】遠隔管理装置の電気回路のブロック図である。
【図3】主制御装置の電気回路のブロック図である。
【図4】系統制御装置の電気回路のブロック図である。
【図5】端末側制御装置の電気回路のブロック図であ
る。
【符号の説明】
2 遠隔管理装置 3 主制御装置 4 系統制御装置 6 端末側制御装置 7、24 マイクロコンピュータ 8 ハードディスク 23、35 ターミナルアダプタ L 公衆回線 M1 管理センター P1、P2 店舗 SC ショーケース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のショーケース等の運転状態を一
    括して管理する集中管理装置において、 この集中管理装置は、店舗に設置されて各ショーケース
    等からのデータを収集する店舗側管理手段と、保守管理
    者側に設置された保守側管理手段とから構成され、前記
    店舗側管理手段と保守側管理手段は通信手段を介してデ
    ータの授受を行うと共に、前記店舗側管理手段は表示手
    段を備え、前記ショーケース等から警報に関するデータ
    を受信した場合、当該警報内容に加えて前記保守管理者
    等の連絡先、処置方法等に関する関連データを前記表示
    手段に表示することを特徴とするショーケース等の集中
    管理装置。
  2. 【請求項2】 保守側管理手段は、関連データを店舗側
    管理手段に送信すると共に、この店舗側管理手段は、前
    記保守側管理手段から前記関連データを受信した場合、
    自らが保有する関連データと書き替えることを特徴とす
    る請求項1のショーケース等の集中管理装置。
  3. 【請求項3】 店舗側管理手段は入力手段を備え、この
    入力手段により入力されたメンテナンスレポートを保持
    すると共に、保守側管理手段に送信することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2のショーケース等の集中管理装
    置。
  4. 【請求項4】 店舗側管理手段は複数の連絡先を保有
    し、ショーケース等から警報に関するデータを受信した
    場合、前記連絡先に通報すると共に、当該警報の内容、
    或いは、重要度に応じて通報する前記連絡先を選択する
    ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3のシ
    ョーケース等の集中管理装置。
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Cited By (1)

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