JP2001116415A - ショーケース等の集中管理装置 - Google Patents

ショーケース等の集中管理装置

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JP2001116415A
JP2001116415A JP29510899A JP29510899A JP2001116415A JP 2001116415 A JP2001116415 A JP 2001116415A JP 29510899 A JP29510899 A JP 29510899A JP 29510899 A JP29510899 A JP 29510899A JP 2001116415 A JP2001116415 A JP 2001116415A
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showcase
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JP29510899A
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English (en)
Inventor
Masahito Fukumoto
雅人 福元
Hiroyuki Kurihara
弘行 栗原
Kazuyuki Kobashi
一之 小橋
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台のショーケース等を一括管理する場合
に、保守管理者側での監視作業を確実且つ容易に行える
ショーケース等の集中管理装置を提供する。 【解決手段】 店舗に設置され、それぞれチャンネルが
割り当てられた各ショーケースSC等からのデータを収
集する主制御装置3と、保守管理者側に設置され、印字
手段を備えた遠隔管理装置1とから構成され、主制御装
置と遠隔管理装置は通信回線を介してデータの授受を行
い、主制御装置は、収集した各ショーケース等の運転状
態に関するにデータを日報データとして一日に少なくと
も一回遠隔管理装置に送信し、当該遠隔管理装置は、受
信した日報データを印字手段にて印字出力すると共に、
この印字出力の際、複数のチャンネルを選択指定可能と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のショーケ
ース等の運転状態を一括して集中管理するためのショー
ケース等の集中管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア等の店舗には複数台のショーケースや冷蔵庫が設置
されるが、従来各ショーケース等はそれぞれ温度調節器
や除霜用のタイマーから構成される制御装置によって個
別に制御されているのが現状である。従って、ショーケ
ース等の温度や除霜時間等の各種設定作業は、当該ショ
ーケース等の設置されている場所において個々に行わな
ければならない。そのため、季節や天候により設定を変
更する場合には作業が極めて煩雑となる。
【0003】また、各種設定値やショーケース等の温度
等の運転状態を把握するためには、ショーケース等の設
置されている場所に行って個々に調べる以外になく、シ
ョーケース等の運転状態に関するデータを容易に把握す
ることができないと共に、ショーケース等において異常
事態が発生して警報が発せられても、従来係る警報は個
々のショーケース等において行われており、多数のショ
ーケース等が設置されている店舗においてはどのショー
ケースで警報が発生しているかについても容易に把握す
ることができない問題があった。
【0004】そのため、例えば特開平7−114657
号公報(F25D11/00)では、マイクロコンピュ
ータにより構成した主制御装置(或いはパーソナルコン
ピュータにより構成した中央管理装置)に通信線によっ
て各ショーケースの制御装置を接続し、各ショーケース
の各種設定作業を主制御装置或いは中央管理装置にて行
い、且つ、ショーケースの運転状況及び警報に関するデ
ータを主制御装置或いは中央管理装置に収集して一括管
理できるよう構成していた。
【0005】また、各ショーケース等において異常高温
或いは異常低温などの故障が発生した場合には、それら
の警報に関するデータも主制御装置に収集され、中央管
理装置に転送されてから公衆回線を介し、外部のメンテ
ナンス会社(保守管理者)のコンピュータなどに送信さ
れるよう構成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種メン
テナンス会社には、各ショーケースの運転状況を把握す
るためには、係員がコンピュータを操作して店舗側の主
制御装置などにポーリングを行い、データの送信を受け
る方式であったため、監視作業が煩雑なものとなってい
た。
【0007】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、複数台のショーケース等
を一括管理する場合に、保守管理者側での監視作業を確
実且つ容易に行えるショーケース等の集中管理装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の集中管理装置
は、複数台のショーケース等の運転状態を一括して管理
するものであって、この集中管理装置は、店舗に設置さ
れ、それぞれチャンネルが割り当てられた各ショーケー
ス等からのデータを収集する店舗側管理手段と、保守管
理者側に設置され、印字手段を備えた保守側管理手段と
から構成され、店舗側管理手段と保守側管理手段は通信
回線を介してデータの授受を行い、店舗側管理手段は、
収集した各ショーケース等の運転状態に関するにデータ
を日報データとして一日に少なくとも一回保守側管理手
段に送信し、当該保守側管理手段は、受信した日報デー
タを印字手段にて印字出力すると共に、この印字出力の
際、複数のチャンネルを選択指定可能としたことを特徴
とする。
【0009】本発明によれば、店舗に設置されて各ショ
ーケース等からのデータを収集する店舗側管理手段と、
保守管理者側に設置された保守側管理手段とから構築さ
れた集中管理装置において、店舗側管理手段と保守側管
理手段は通信回線を介してデータの授受を行い、店舗側
管理手段は、収集した各ショーケース等の運転状態に関
するにデータを日報データとして一日に一回保守側管理
手段に送信し、当該保守側管理手段は、受信した日報デ
ータを印字手段にて印字出力すると共に、この印字出力
の際、複数のチャンネルを選択指定可能としたので、シ
ョーケース等の運転状態を印字出力されたもので判断で
きるようになり、監視作業を確実且つ極めて容易に行え
るようになる。
【0010】特に、印字の際には複数のチャンネルを選
択して指定可能とされているので、複数のショーケース
等(チャンネル)のデータを印字出力する際の操作性が
著しく向上するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の集中管理装置のシステ
ム構成図である。本発明の集中管理装置のシステムは、
スーパーマーケットなどの店舗Pに設置され、マイクロ
コンピュータによって構成された主制御装置3(店舗側
管理手段を構成するマスターコントローラ)及び端末側
制御装置6と、保守管理を行うメンテナンス会社(保守
管理者となる管理センター)Mに設置され、パーソナル
コンピュータなどから成る遠隔管理装置(保守側管理手
段)1とから構築される。この場合、メンテナンス会社
Mは店舗Pの他、図示しない複数の店舗のショーケース
SC等の保守管理契約をしているものとする。
【0012】主制御装置3は店舗Pの警備室等に設けら
れ、図2に示す如くマイクロコンピュータ24と、この
マイクロコンピュータ24に接続されたROM26、R
AM27、EEPROM40と、送受信手段29、出力
制御手段31及び入力制御手段32などから構成され
る。送受信手段29はシリアルインターフェースにより
構成され、前述の端末側制御装置6と通信線33を介し
て接続されている。尚、主制御装置3には最大150台
までの端末側制御装置6、即ちショーケースSC等が接
続できるように構成されている。
【0013】また、ROM26には通信プロトコルや主
制御装置3自体の制御プログラムが格納され、RAM2
7には端末側制御装置6から送られてくる各種データや
端末側制御装置6へ送る各種データ、主制御装置3自体
の制御データ(液晶表示部34の表示データ等)が保存
されると共に、EEPROM40にはショーケースSC
等の各種設定及び設置状態に関するデータが保存され、
電源が断たれたときにも保持される。
【0014】出力制御手段31には例えば5インチのL
EDディスプレイから成る液晶表示部34とブザー36
が接続され、入力制御手段32にはキースイッチ37や
ディップスイッチ38及びスライドスイッチ39が接続
されている。キースイッチ37は各種設定及び表示指令
を行うためのスイッチであり、ディップスイッチ38は
前記端末側制御装置6の接続状態を設定するためのスイ
ッチである。また、スライドスイッチ39はショーケー
スSC等の照明制御や夜間停止に関する設定を行うスイ
ッチである。
【0015】更に、マイクロコンピュータ24にはター
ミナルアダプタ35が接続され、公衆回線(通信線;I
NS64回線)Lにより、メンテナンス会社Mの遠隔管
理装置1とデータを授受することが可能とされている。
【0016】次に、端末側制御装置6は図1の各種ショ
ーケースSCやこれらに冷媒を供給する図示しない冷凍
機にそれぞれ設けられており、図3に示す如く、マイク
ロコンピュータ54と、このマイクロコンピュータ54
に接続されたROM56、RAM57、EEPROM5
0と、送受信手段58、出力制御手段59及び入力制御
手段61とから構成される。送受信手段58はシリアル
インターフェースにより構成され、前記主制御装置3に
前記通信線33を介して接続されている。
【0017】また、ROM56には通信プロトコルや端
末側制御装置6自体の制御プログラムが格納され、RA
M57には主制御装置3から送られてくるショーケース
SC等の各種運転条件に関するデータが保存される。ま
た、EEPROM50には端末側制御装置6で設定され
たショーケースSC等の各種運転条件の設定データが保
存されており、電源が断たれても保持される。出力制御
手段59には警報表示を行う表示手段62及びアクチュ
エータ63が接続される。
【0018】このアクチュエータ63はショーケースS
Cの場合には膨張弁や霜取り用のヒータ、照明等であ
り、冷凍機であればコンプレッサモータ等を意味するも
のである。入力制御手段61には設定スイッチ64と、
ショーケースSCの庫内温度や、冷凍機の凝縮圧力等を
検出するセンサー66が接続されている。このセンサー
66で検出された温度データも前記RAM57に保存さ
れる。前記設定スイッチ64は当該端末側制御装置6の
制御のために割り付けられる1〜30までのチャンネル
ナンバーを設定するためのものである。
【0019】尚、ショーケースSCは一台の前記冷凍機
に対して複数台配管接続されてグループを構成し、当該
冷凍機のコンプレッサから冷媒の供給を受ける。
【0020】また、ショーケースSC等の設置に際して
各端末側制御装置6には設定スイッチ64によりA〜E
までの内の一つと、それらにそれぞれ1〜30までの内
の1つを設定することにより、各端末側制御装置6のチ
ャンネルナンバー(例えばA01)を割当て設定する。
【0021】一方、前記遠隔管理装置1は、メンテナン
ス会社Mに設けられ、図4に示す如くマイクロコンピュ
ータ77と、このマイクロコンピュータ77に接続され
たハードディスク78、及び、ROM79、RAM8
1、フロッピーディスクドライブ82と、出力制御手段
84及び入力制御手段86などから構成される。
【0022】ハードディスク78には遠隔管理装置1自
体の制御プログラムの他、店舗Pの主制御装置3から送
られてくる警報を含む詳細は後述する各種データや、店
舗Pが位置する地域に関する地図情報や、巡回中のサー
ビスマンの現在位置、担当割り当て等に関する情報のデ
ータが保存されており、更に、通信プロトコル等も保存
され、また、各ショーケースSC等の警報内容と当該警
報内容に対する対処方法も予め保存されている。
【0023】出力制御手段84には印字手段としてのプ
リンタ88や表示手段としてのディスプレイ89が接続
され、入力制御手段86には入力手段としてのキーボー
ド91やマウス92が接続される。更に、マイクロコン
ピュータ77にはターミナルアダプタ93が接続されて
おり、前記公衆回線Lにより前記店舗Pの主制御装置3
と通信によりデータを授受し、更には、巡回中のサービ
スマンとの間で携帯端末H(携帯電話、PHS(登録商
標)電話、ポケットベル(登録商標)、ハンディー端末
等)を用い、通信を行う。尚、サービスマンとの通信は
例えば定期的に行われ、上記現在位置情報としてハード
ディスク78に逐一保存され、更新されている。
【0024】以上の構成で、各装置の動作につき説明す
る。まず、店舗側の装置について説明する。主制御装置
3においてはキースイッチ37、ディップスイッチ38
及びスライドスイッチ39により、各端末側制御装置6
毎に割り当てられたチャンネルナンバー(例えばA0
1)毎に庫内設定温度、各種警報、霜取りに関する各種
設定値、管理温度等、ショーケースSC等の運転条件を
設定することができる。
【0025】この主制御装置3で設定されたショーケー
スSC等の運転条件に関するデータはマイクロコンピュ
ータ24により前記RAM27、EEPROM40に保
存されると共に、送受信手段29から端末側制御装置6
に送信される。
【0026】これらデータは前記チャンネルナンバー毎
に区別されて送信が行われる。また、遠隔管理装置1か
らの要求により主制御装置3のマイクロコンピュータ2
4は、前記キースイッチ37等にて設定されたデータを
ターミナルアダプタ35により遠隔管理装置1にアップ
ロードする。遠隔管理装置1では主制御装置3からアッ
プロードされたデータと遠隔管理装置1にて設定された
データを比較することが可能とされている。
【0027】次に、端末側制御装置6では送受信手段5
8が自らのチャンネルナンバー(01〜30)当ての運
転条件に関するデータを受信すると、マイクロコンピュ
ータ54はRAM57に当該データを保存する。マイク
ロコンピュータ54はセンサー66からのショーケース
SCの庫内温度に関する出力と前記運転条件に関するデ
ータの内の庫内設定温度とを比較してアクチュエータ6
3としての膨張弁やコンプレッサモータを制御し、庫内
温度を前記庫内設定温度に制御する。また、霜取りに関
するデータに基づいてアクチュエータ63としてのヒー
タを制御し、ショーケースSCの霜取制御を実行すると
共に、照明制御に関するデータに基づいてアクチュエー
タ63としての照明の点灯を制御する。
【0028】このようなショーケースSC等における庫
内温度等の運転状態に関するデータはマイクロコンピュ
ータ54によって逐次RAM57に保存され、更新され
ている。また、例えば膨張弁の故障等によって庫内温度
が異常に上昇し、主制御装置3から送られたデータの内
の警報に関する設定値を越えると、マイクロコンピュー
タ54は表示手段62によって当該ショーケースSC等
における警報表示を行うと共に、前記運転状態に関する
データの中に警報に関する情報も含めてRAM57に保
存する。
【0029】主制御装置3のマイクロコンピュータ24
は、例えば1分間に一回自らに接続されている最大15
0台の端末側制御装置6のマイクロコンピュータ54に
対してポーリングを行う。端末側制御装置6のマイクロ
コンピュータ54は主制御装置3からポーリングされる
と、自らのチャンネルナンバーと共にRAM57内に保
存していた運転状態に関するデータを送受信手段58よ
り主制御装置3に送信する。
【0030】主制御装置3は送受信手段29によりこの
運転状態に関するデータを受信し収集して、各端末側制
御装置6毎に、即ちチャンネル別に最大150台分の運
転状態に関するデータをRAM27内に格納する。この
RAM27内の運転状態に関するデータは同様に次回の
ポーリングによって端末側制御装置6より運転状態に関
するデータが送信されることにより更新される。
【0031】主制御装置3はこのような手順にて各端末
側制御装置6より各ショーケースSCや冷凍機の運転状
態に関するデータを収集する。マイクロコンピュータ2
4はRAM27内に収集したデータから庫内温度とEE
PROM40に保存されている庫内設定温度を読み出し
て各チャンネルナンバー毎に順次数秒間隔で液晶表示部
34に表示する。また、この温度表示はグラフィック表
示も可能とされている。
【0032】また、端末側制御装置6から送信された運
転状態に関するデータの中に警報情報が含まれていた場
合には、マイクロコンピュータ24はその旨、及び当該
警報情報が含まれているデータの発生元であるショーケ
ースSC等のチャンネルナンバーと、警報の元となった
異常の内容を液晶表示部34に表示すると共に、ブザー
36を動作させる。
【0033】更に、主制御装置3のマイクロコンピュー
タ24は上述の如く各端末側制御装置6より収集した各
ショーケースSCや冷凍機の運転状態に関するデータ
を、例えば一日に一回(或いは二回以上)、日報データ
としてターミナルアダプタ35を用い、遠隔管理装置1
に送信する。この日報データ中には後述する警報に関す
るデータも含まれる。
【0034】尚、遠隔管理装置1からは主制御装置3の
マイクロコンピュータ24にポーリングをかけることに
よって各種データの送信を受けることも可能である。ま
た、端末側制御装置6から送信された運転状態に関する
データの中に警報情報が含まれている場合には、主制御
装置3のマイクロコンピュータ24は、データの発生元
であるショーケースSC等のチャンネルナンバーと、警
報の元となった異常の内容(警報内容)、現在温度及び
庫内設定温度のデータなどを、上記日報以外にその都度
ターミナルアダプタ35により遠隔管理装置1に送信す
る。
【0035】そして、遠隔管理装置1のマイクロコンピ
ュータ77は、ターミナルアダプタ93を介して店舗P
の主制御装置3から係る警報データを受けとると、ディ
スプレイ89に当該警報データに含まれている警報内容
を自動的に表示すると共に、ハードディスク78内に保
存されているサービスマンの担当割り当て情報に基づい
て、ターミナルアダプタ93を介し、当該担当サービス
マンが保有する携帯端末Hに店舗名(P)、警報内容、
対処方法などの情報を転送する。
【0036】次に、上記日報データを受信した場合の遠
隔管理装置1の動作を図5乃至図8を参照して説明す
る。上述の如く遠隔管理装置1には、主制御装置3のマ
イクロコンピュータ24が一分間に一回自らに接続され
ている最大150台の端末側制御装置6のマイクロコン
ピュータ54に対してポーリングすることによって得ら
れた運転状態に関する各種のデータが、主制御装置3か
らターミナルアダプタ35を介し、日報データとして送
信されて来る。
【0037】遠隔管理装置1のマイクロコンピュータ7
7は、ターミナルアダプタ93を介して係る日報データ
を受信する。この日報データには店舗Pの各ショーケー
スなどの一日の運転状態に関するデータが、各端末側制
御装置6毎に割り当てられたチャンネルナンバー毎に、
センサ66の1分毎に得られる検出値、アクチュエータ
63のデータ(例えば、圧縮機、電磁弁、冷凍機などの
ON/OFF信号、霜取同期信号、霜取用のヒータのO
N/OFF信号)が含まれている。
【0038】そして、遠隔管理装置1のマイクロコンピ
ュータ77は、この日報データを受信すると、自動的に
又は所定の操作により(設定で切り換え可能)、日報デ
ータから以下に説明する如き一覧表示用のデータを作成
し、ディスプレイ89に表示する。図5及び図6は、係
る日報データを受け取ったときに遠隔管理装置1のディ
スプレイ89に表示されるウインドウWを示している。
【0039】この場合、ディスプレイ89には、ショー
ケースSCなどの一般機器の日報データに関しては、機
器名称、チャンネルナンバー、吐出設定温度、吐出平均
温度、吐出最低(MIN)温度、吐出最高(MAX)温
度、霜取最高(MAX)温度、総平均温度、機器(電磁
弁)の運転率、警報内容を端末側制御装置6毎に一覧形
式にて表示する(図5参照)。
【0040】また、冷凍機に関してはディスプレイ89
に、機器名称、チャンネルナンバー、吐出平均温度、吐
出最低(MIN)温度、吐出最高(MAX)温度、吸込
平均温度、吸込最低(MIN)温度、吸込最高(MA
X)温度、吐出平均圧力、吐出最低(MIN)圧力、吐
出最高(MAX)圧力、吸込平均圧力、吸込最低(MI
N)圧力、吸込最高(MAX)圧力、機器の運転率、警
報内容を端末側制御装置6毎に一覧形式にて表示する
(図6)。
【0041】ショーケースSCにおける吐出平均温度、
吐出最低温度、吐出最高温度は、それぞれのショーケー
スSCの吐出口付近に設置された温度センサ66の検出
値により算出される。それぞれの算出温度は、ショーケ
ースSCの霜取時の温度及び霜取後のプルダウン時の検
出温度を除いた、冷却運転時の検出温度を用いて算出さ
れる。
【0042】ここで、ショーケースSCの霜取時の判断
は、前記リレー出力データの霜取同期信号又は霜取ヒー
タ信号がONである時を霜取時とする。また、プルダウ
ン時の判断は、霜取終了後電磁弁をONとしてから1度
目の電磁弁のOFF信号を受信するまでをプルダウン時
とする。そのため、それぞれの算出温度は、霜取開始か
ら霜取終了後電磁弁の初めてのOFF信号を受信するま
での検出値を除いた検出値により算出する。
【0043】ショーケースSCにおける霜取最高温度
は、霜取時におけるショーケースSCの冷却器に設置さ
れた温度センサ66の検出値の最高温度をいうものとす
る。また、ショーケースSCにおける総平均温度とは、
ショーケースSCの冷却運転時、霜取時及びプルダウン
時の全ての期間において吐出口付近に設置された温度セ
ンサ66の検出値を用いた平均である。
【0044】更に、ショーケースSCの運転率とは、前
記電磁弁のON/OFF信号により算出するものとし、
以下の式により算出される。
【0045】 運転率=(電磁弁ON時間/総運転時間×100) また、冷凍機の吐出設定温度、吐出平均温度、吐出最低
温度、吐出最高温度、吸込平均温度、吸込最低温度、吸
込最高温度、吐出平均圧力、吐出最低圧力、吐出最高圧
力、吸込平均圧力、吸込最低圧力、吸込最高圧力は、そ
れぞれ冷凍機の冷媒吸込側又は冷媒吐出側にそれぞれ取
り付けられた温度センサ66及び圧力センサ66により
検出されたデータから算出される。
【0046】尚、その日における警報内容の最新の内容
を警報データとしてディスプレイ89に表示する。
【0047】また、日報データおよびそれから算出され
た各種データは、マイクロコンピュータ77により、ハ
ードディスク78又はフロッピー(登録商標)ディスク
82に保存される。
【0048】次に、係る日報データなどの印刷手順につ
いて説明する。先ず初めに、図5又は図6のウィンドウ
Wの印刷ボタンPBをマウス92により押す(クリッ
ク、即ち選択・決定)と、ウィンドウWには、図7に示
す如く印刷指定チャンネルのダイアログDが表示され
る。このダイアログDには、日報データに示された複数
のチャンネル(又は機器名称など)の指定先が表示され
る。ここで、マウス92により印刷しようとするチャン
ネルを一つ或いは複数選択(指定)し、OKボタンによ
り決定する。
【0049】マイクロコンピュータ77はこのダイアロ
グDで指定されたチャンネルの機器名称、チャンネルナ
ンバー、時刻毎に対応する測定温度及び運転状況並び
に、吐出平均温度、吐出最低(MIN)温度、吐出最高
(MAX)温度、霜取最高(MAX)温度、総平均温
度、機器の運転率、警報内容をプリンタ88により一覧
形式にて印字出力する(図8参照)。
【0050】また、前述の如くダイアログDでは一度に
複数のチャンネルを選択及び決定することができるの
で、複数のチャンネルが選択された場合、マイクロコン
ピュータ77は選択されたチャンネルの数(枚数)だ
け、図8に示す如き日報データを印刷出力する。
【0051】尚、日報データ全体を指定した場合には、
マイクロコンピュータ77はプリンタ88により図5、
図6の一覧形式のデータを印刷出力する。
【0052】このように、日報データを印字出力する
際、複数のチャンネルを選択指定可能としたので、ショ
ーケースSC等の運転状態を印刷出力されたもので判断
できるようになり、監視作業を確実且つ極めて容易とな
る。
【0053】特に、印字の際には複数のチャンネルを選
択して指定可能とされているので、複数のショーケース
SC等(チャンネル)のデータを印刷出力する際の操作
性が著しく向上するものとなる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、店舗
に設置されて各ショーケース等からのデータを収集する
店舗側管理手段と、保守管理者側に設置された保守側管
理手段とから構築された集中管理装置において、店舗側
管理手段と保守側管理手段は通信回線を介してデータの
授受を行い、店舗側管理手段は、収集した各ショーケー
ス等の運転状態に関するにデータを日報データとして一
日に少なくとも一回保守側管理手段に送信し、当該保守
側管理手段は、受信した日報データを印字手段にて印字
出力すると共に、この印字出力の際、複数のチャンネル
を選択指定可能としたので、ショーケース等の運転状態
を印字出力されたもので判断できるようになり、監視作
業を確実且つ極めて容易に行えるようになる。
【0055】特に、印字の際には複数のチャンネルを選
択して指定可能とされているので、複数のショーケース
等のデータを印字出力する際の操作性が著しく向上する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケース等の集中管理装置のシス
テム構成図である。
【図2】主制御装置の電気回路のブロック図である。
【図3】端末側制御装置の電気回路のブロック図であ
る。
【図4】遠隔管理装置の電気回路のブロック図である。
【図5】遠隔管理装置のディスプレイの表示状態を示す
図である。
【図6】同じく遠隔管理装置のディスプレイの表示状態
を示す図である。
【図7】同じく遠隔管理装置において印刷指定チャンネ
ルのダイアログを表示したディスプレイの図である。
【図8】日報データを印刷出力した状態を図である。
【符号の説明】
1 遠隔管理装置 3 主制御装置 6 端末側制御装置 24、54、77 マイクロコンピュータ 35、93 ターミナルアダプタ 78 ハードディスク 88 プリンタ 89 ディスプレイ D ダイアログ L 公衆回線 M メンテナンス会社 P 店舗 SC ショーケース W ウインドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小橋 一之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA02 BA01 CA02 DA01 EA01 LA16 LA18 NA19

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のショーケース等の運転状態を一
    括して管理する集中管理装置において、 この集中管理装置は、店舗に設置され、それぞれチャン
    ネルが割り当てられた各ショーケース等からのデータを
    収集する店舗側管理手段と、保守管理者側に設置され、
    印字手段を備えた保守側管理手段とから構成され、前記
    店舗側管理手段と保守側管理手段は通信回線を介してデ
    ータの授受を行い、前記店舗側管理手段は、収集した前
    記各ショーケース等の運転状態に関するにデータを日報
    データとして一日に少なくとも一回前記保守側管理手段
    に送信し、当該保守側管理手段は、受信した前記日報デ
    ータを前記印字手段にて印字出力すると共に、この印字
    出力の際、複数の前記チャンネルを選択指定可能とした
    ことを特徴とするショーケース等の集中管理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010099380A (ko) * 2001-09-24 2001-11-09 채옥희 매장의 온라인 디스플레이 관리 시스템 및 기록매체

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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