JP2000283638A - ショーケース等の集中管理装置 - Google Patents

ショーケース等の集中管理装置

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JP2000283638A
JP2000283638A JP9131699A JP9131699A JP2000283638A JP 2000283638 A JP2000283638 A JP 2000283638A JP 9131699 A JP9131699 A JP 9131699A JP 9131699 A JP9131699 A JP 9131699A JP 2000283638 A JP2000283638 A JP 2000283638A
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alarm
showcase
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Application number
JP9131699A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kurihara
弘行 栗原
Katsuhiko Hoshi
勝彦 星
Masahito Fukumoto
雅人 福元
Kazuyuki Kobashi
一之 小橋
Takeshi Aoki
健 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台のショーケース等を一括管理する場合
に、メンテナンス会社において迅速且つ効率的な対応を
とることができる集中管理装置を提供する。 【解決手段】 店舗に設置されて各ショーケースSC等
からのデータを収集する主制御装置3と、メンテナンス
会社Mに設置された遠隔管理装置1とから構成されてお
り、主制御装置は、各ショーケース等に異常が生じた場
合、遠隔管理装置に警報データを送信し、遠隔管理装置
は、主制御装置からの警報データを受信した場合、サー
ビスマンの保有する携帯端末Hに当該警報内容を送信す
ると共に、送信する担当サービスマン及び携帯端末を、
店舗毎に設定可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のショーケ
ース等の運転状態を一括して集中管理するためのショー
ケース等の集中管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア等の店舗には複数台のショーケースや冷蔵庫が設置
されるが、従来各ショーケース等はそれぞれ温度調節器
や除霜用のタイマーから構成される制御装置によって個
別に制御されているのが現状である。従って、ショーケ
ース等の温度や除霜時間等の各種設定作業は、当該ショ
ーケース等の設置されている場所において個々に行わな
ければならない。そのため、季節や天候により設定を変
更する場合には作業が極めて煩雑となる。
【0003】また、各種設定値やショーケース等の温度
等の運転状態を把握するためには、ショーケース等の設
置されている場所に行って個々に調べる以外になく、シ
ョーケース等の運転状態に関するデータを容易に把握す
ることができないと共に、ショーケース等において異常
事態が発生して警報が発せられても、従来係る警報は個
々のショーケース等において行われており、多数のショ
ーケース等が設置されている店舗においてはどのショー
ケースで警報が発生しているかについても容易に把握す
ることができない問題があった。
【0004】そのため、例えば特開平7−114657
号公報(F25D11/00)では、マイクロコンピュ
ータにより構成した主制御装置(或いはパーソナルコン
ピュータにより構成した中央管理装置)に通信線によっ
て各ショーケースの制御装置を接続し、各ショーケース
の各種設定作業を主制御装置或いは中央管理装置にて行
い、且つ、ショーケースの運転状況及び警報に関するデ
ータを主制御装置或いは中央管理装置に収集して一括管
理するよう構成していた。
【0005】また、各ショーケース等において異常高温
或いは異常低温などの故障が発生した場合には、それら
の警報に関するデータも主制御装置に収集され、中央管
理装置に転送されてから公衆回線を介し、外部のメンテ
ナンス会社(保守管理者)のコンピュータなどに送信さ
れるよう構成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種メン
テナンス会社では通常複数の店舗と保守契約を結んでい
るが、従来前述の如き警報が受信された場合、メンテナ
ンス会社では単に異常が発生した店舗の店名などが表示
されるだけであったため、それから地図帳などを広げて
当該店舗の所在地を確認し、巡回中のサービスマンなど
に連絡をとるなどの煩雑な作業を行わなければならなか
った。
【0007】また、従来では異常の原因などをメンテナ
ンス会社において把握することができなかったため、メ
ンテナンス会社では係る警報を受信した場合に備えて常
時係員が待機していなければならない。そして、緊急を
要しない場合にも係員としては直ぐに修理に向かう以外
にないなど、保守管理が極めて煩雑なものとなってい
た。
【0008】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、複数台のショーケース等
を一括管理する場合に、外部のメンテナンス会社におい
て迅速且つ効率的な対応をとることができるショーケー
ス等の集中管理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
集中管理装置は、複数台のショーケース等の運転状態を
一括して管理するものであって、店舗に設置されて各シ
ョーケース等からのデータを収集する店舗側管理手段
と、保守管理者側に設置された保守側管理手段とから構
成されており、店舗側管理手段と保守側管理手段は通信
回線を介してデータの授受を行い、店舗側管理手段は、
各ショーケース等に異常が生じた場合、保守側管理手段
に警報データを送信し、保守側管理手段は、店舗側管理
手段からの警報データを受信した場合、サービスマンの
保有する携帯端末に当該警報内容を送信すると共に、送
信する担当サービスマン及び携帯端末を、店舗毎に設定
可能とされていることを特徴とする。
【0010】請求項1の発明によれば、店舗に設置され
て各ショーケース等からのデータを収集する店舗側管理
手段と、保守管理者側に設置された保守側管理手段とか
ら構築された集中管理装置において、店舗側管理手段と
保守側管理手段は公衆回線を介してデータの授受を行
い、店舗側管理手段は、各ショーケース等に異常が生じ
た場合、保守側管理手段に警報データを送信し、保守側
管理手段は、店舗側管理手段からの警報データを受信し
た場合、サービスマンの保有する携帯端末に当該警報内
容を送信するようにしたので、巡回中のサービスマンに
警報内容を自動的に転送できる。
【0011】特に、保守側管理手段は、送信する担当サ
ービスマン及び携帯端末を、店舗毎に設定可能としてい
るので、異常が発生した店舗を担当するサービスマンに
直接情報が伝えられ、担当サービスマンによる迅速、且
つ、的確な対処を達成することができるようになる。
【0012】請求項2の発明のショーケース等の集中管
理装置は、上記において保守側管理手段は、警報内容を
送信するサービスマン及び携帯端末を、店舗毎に複数設
定可能とされていることを特徴とする。
【0013】請求項2の発明によれば、上記に加えて保
守側管理手段は、警報内容を送信するサービスマン及び
携帯端末を、店舗毎に複数設定可能としたので、主担当
・副担当などを決めて迅速に対処できる方が対応するな
ど、サービスの柔軟性と迅速性を向上させることができ
るようになる。
【0014】請求項3の発明の集中管理装置は、複数台
のショーケース等の運転状態を一括して管理するもので
あって、店舗に設置されて各ショーケース等からのデー
タを収集する店舗側管理手段と、保守管理者側に設置さ
れた保守側管理手段とから構成されており、店舗側管理
手段と保守側管理手段は通信回線を介してデータの授受
を行い、店舗側管理手段は、各ショーケース等に異常が
生じた場合、保守側管理手段に警報データを送信し、保
守側管理手段は、店舗側管理手段からの警報データを受
信した場合、サービスマンの保有する携帯端末に当該警
報内容を送信すると共に、送信する携帯端末の種類を設
定可能とされていることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明によれば、店舗に設置され
て各ショーケース等からのデータを収集する店舗側管理
手段と、保守管理者側に設置された保守側管理手段とか
ら構築された集中管理装置において、店舗側管理手段と
保守側管理手段は公衆回線を介してデータの授受を行
い、店舗側管理手段は、各ショーケース等に異常が生じ
た場合、保守側管理手段に警報データを送信し、保守側
管理手段は、店舗側管理手段からの警報データを受信し
た場合、サービスマンの保有する携帯端末に当該警報内
容を送信するようにしたので、同様に巡回中のサービス
マンに警報内容を自動的に転送できる。
【0016】特に、保守側管理手段は、送信する携帯端
末の種類を設定可能としたので、当該サービスマンが携
帯している端末に合わせて警報内容を送信できるように
なり、より確実な情報転送を実現できるようになる。
【0017】請求項4の発明のショーケース等の集中管
理装置は、上記各発明において保守側管理手段は、サー
ビスマン及び携帯端末に警報内容を送信するか否かを設
定可能とされていることを特徴とする。
【0018】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて保守側管理手段は、サービスマン及び携帯端末に警
報内容を送信するか否かを設定可能としたので、休暇中
のサービスマンには送信を行わないなど、サービスマン
のスケジュールに合わせた情報転送が可能となる。
【0019】請求項5の発明のショーケース等の集中管
理装置は、上記各発明において保守側管理手段は、サー
ビスマン及び携帯端末毎に、警報内容を送信できる時間
帯を設定可能とされていることを特徴とする。
【0020】請求項5の発明によれば、上記各発明に加
えて保守側管理手段は、サービスマン及び携帯端末毎
に、警報内容を送信できる時間帯を設定可能としたの
で、例えば特定のサービスマンへの業務の集中を未然に
防止することが可能となり、効率の良い保守管理を実現
できるようになる。
【0021】請求項6の発明のショーケース等の集中管
理装置は、上記各発明において保守側管理手段は、サー
ビスマン及び携帯端末に警報内容を送信したか否か確認
する手段を備えていることを特徴とする。
【0022】請求項6の発明によれば、上記各発明に加
えて保守側管理手段に、サービスマン及び携帯端末に警
報内容を送信したか否か確認する手段を設けたので、情
報が担当サービスマンに伝わっているか否かなどのメン
テナンス状況を容易に把握できるようになり、保守管理
業務の円滑な管理を実現できるようになる。
【0023】請求項7の発明のショーケース等の集中管
理装置は、上記において保守側管理手段は、警報内容を
送信したか否かを当該警報内容毎に確認可能とされてい
ることを特徴とする。
【0024】請求項7の発明によれば、上記に加えて保
守側管理手段は、警報内容を送信したか否かを当該警報
内容毎に確認可能としたので、警報内容毎に情報の伝達
を容易に確認できるようになり、保持管理業務が一層円
滑化される。
【0025】請求項8の発明のショーケース等の集中管
理装置は、上記各発明において保守側管理手段は、警報
内容毎に送信されたサービスマンについて確認可能とさ
れていることを特徴とする。
【0026】請求項8の発明によれば、上記各発明に加
えて保守側管理手段は、警報内容毎に送信されたサービ
スマンについて確認可能としたので、誰が業務を遂行し
ているか否かを容易に把握できるようになり、一層円滑
な保守管理業務を実現できるようになる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の集中管理装置のシステ
ム構成図である。本発明の集中管理装置のシステムは、
スーパーマーケットなどの店舗Pに設置され、マイクロ
コンピュータによって構成された主制御装置3(店舗側
管理手段を構成する)及び端末側制御装置6と、保守管
理を行うメンテナンス会社Mに設置され、パーソナルコ
ンピュータなどから成る遠隔管理装置(保守側管理手
段)1とから構築される。この場合、メンテナンス会社
Mは店舗Pの他、図示しない複数の店舗のショーケース
SC等の保守管理契約をしているものとする。
【0028】主制御装置3は店舗Pの警備室等に設けら
れ、図2に示す如くマイクロコンピュータ24と、この
マイクロコンピュータ24に接続されたROM26、R
AM27、EEPROM40と、送受信手段29、出力
制御手段31及び入力制御手段32などから構成され
る。送受信手段29はシリアルインターフェースにより
構成され、前述の端末側制御装置6と通信線33を介し
て接続されている。尚、主制御装置3には最大150台
までの端末側制御装置6、即ちショーケースSC等が接
続できるように構成されている。
【0029】また、ROM26には通信プロトコルや主
制御装置3自体の制御プログラムが格納され、RAM2
7には端末側制御装置6から送られてくる各種データや
端末側制御装置6へ送る各種データ、主制御装置3自体
の制御データ(液晶表示部34の表示データ等)が保存
されると共に、EEPROM40にはショーケースSC
等の各種設定及び設置状態に関するデータが保存され、
電源が断たれたときにも保持される。
【0030】出力制御手段31には例えば5インチのL
EDディスプレイから成る液晶表示部34とブザー36
が接続され、入力制御手段32にはキースイッチ37や
ディップスイッチ38及びスライドスイッチ39が接続
されている。キースイッチ37は各種設定及び表示指令
を行うためのスイッチであり、ディップスイッチ38は
前記端末側制御装置6の接続状態を設定するためのスイ
ッチである。また、スライドスイッチ39はショーケー
スSC等の照明制御や夜間停止に関する設定を行うスイ
ッチである。
【0031】更に、マイクロコンピュータ24にはター
ミナルアダプタ35が接続され、公衆回線(通信線;I
NS64回線)Lにより、メンテナンス会社Mの遠隔管
理装置1とデータを授受することが可能とされている。
【0032】次に、端末側制御装置6は図1の各種ショ
ーケースSCや図示しない冷凍機にそれぞれ設けられて
おり、図3に示す如く、マイクロコンピュータ54と、
このマイクロコンピュータ54に接続されたROM5
6、RAM57、EEPROM50と、送受信手段5
8、出力制御手段59及び入力制御手段61とから構成
される。送受信手段58はシリアルインターフェースに
より構成され、前記主制御装置3に前記通信線33を介
して接続されている。
【0033】また、ROM56には通信プロトコルや端
末側制御装置6自体の制御プログラムが格納され、RA
M57には主制御装置3から送られてくるショーケース
SC等の各種運転条件に関するデータが保存される。ま
た、EEPROM50には端末側制御装置6で設定され
たショーケースSC等の各種運転条件の設定データが保
存されており、電源が断たれても保持される。出力制御
手段59には警報表示を行う表示手段62及びアクチュ
エータ63が接続される。
【0034】このアクチュエータ63はショーケースS
Cの場合には膨張弁や霜取り用のヒータ、照明等であ
り、冷凍機であればコンプレッサモータ等を意味するも
のである。入力制御手段61には設定スイッチ64と、
ショーケースSCの庫内温度や、冷凍機の凝縮圧力等を
検出するセンサー66が接続されている。このセンサー
66で検出された温度データも前記RAM57に保存さ
れる。前記設定スイッチ64は当該端末側制御装置6の
制御のために割り付けられる1〜30までのチャンネル
ナンバーを設定するためのものである。また、マイクロ
コンピュータ54は各ショーケースSCや冷凍機Rの機
種毎に設定された個別の識別情報としてのセンサーID
を保有している。
【0035】尚、ショーケースSCは一台の前記冷凍機
に対して複数台配管接続されてグループを構成し、当該
冷凍機のコンプレッサから冷媒の供給を受ける。
【0036】また、ショーケースSC等の設置に際して
各端末側制御装置6には設定スイッチ64によりA〜E
まで内の一つと、それらにそれぞれ1〜30までの内の
1つを設定することにより、各端末側制御装置6のチャ
ンネルナンバー(例えばA01)を割当て設定する。
【0037】一方、前記遠隔管理装置1は、メンテナン
ス会社Mに設けられ、図4に示す如くマイクロコンピュ
ータ77と、このマイクロコンピュータ77に接続され
たハードディスク78、及び、ROM79、RAM8
1、フロッピーディスクドライブ82と、出力制御手段
84及び入力制御手段86などから構成される。
【0038】ハードディスク78には遠隔管理装置1自
体の制御プログラムの他、店舗Pの主制御装置3から送
られてくる警報を含む各種データや、店舗Pが位置する
地域に関する地図情報や、巡回中のサービスマンの現在
位置、担当割り当て等に関する情報のデータが保存され
ており、更に、通信プロトコル等も保存され、また、各
ショーケースSC等の警報内容と当該警報内容に対する
対処方法も予め保存されている。
【0039】出力制御手段84には出力手段としてのプ
リンタ88や表示手段としてのディスプレイ89が接続
され、入力制御手段86には入力手段としてのキーボー
ド91やマウス92が接続される。更に、マイクロコン
ピュータ77にはターミナルアダプタ93が接続されて
おり、前記公衆回線Lにより前記店舗Pの主制御装置3
と通信によりデータを授受し、更には、巡回中のサービ
スマンとの間で携帯端末H(携帯電話、PHS電話、ポ
ケットベル、ハンディー端末等)を用い、通信を行う。
尚、サービスマンとの通信は例えば定期的に行われ、上
記現在位置情報としてハードディスク78に逐一保存さ
れ、更新されている。
【0040】以上の構成で、各装置の動作につき説明す
る。まず、店舗側の装置について説明する。主制御装置
3においてはキースイッチ37、ディップスイッチ38
及びスライドスイッチ39により、各端末側制御装置6
毎に割り当てられたチャンネルナンバー(例えばA0
1)毎に庫内設定温度、各種警報、霜取りに関する各種
設定値、管理温度等、ショーケースSC等の運転条件を
設定することができる。
【0041】この主制御装置3で設定されたショーケー
スSC等の運転条件に関するデータはマイクロコンピュ
ータ24により前記RAM27、EEPROM40に保
存されると共に、送受信手段29から端末側制御装置6
に送信される。
【0042】これらデータは前記チャンネルナンバー毎
に区別されて送信が行われる。また、遠隔管理装置1か
らの要求により主制御装置3のマイクロコンピュータ2
4は、前記キースイッチ37等にて設定されたデータを
ターミナルアダプタ35により遠隔管理装置1にアップ
ロードする。遠隔管理装置1では主制御装置3からアッ
プロードされたデータと遠隔管理装置1にて設定された
データを比較することが可能とされている。
【0043】次に、端末側制御装置6では送受信手段5
8が自らのチャンネルナンバー(01〜30)当ての運
転条件に関するデータを受信すると、マイクロコンピュ
ータ54はRAM57に当該データを保存する。マイク
ロコンピュータ54はセンサー66からのショーケース
SCの庫内温度に関する出力と前記運転条件に関するデ
ータの内の庫内設定温度とを比較してアクチュエータ6
3としての膨張弁やコンプレッサモータを制御し、庫内
温度を前記庫内設定温度に制御する。また、霜取りに関
するデータに基づいてアクチュエータ63としてのヒー
タを制御し、ショーケースSCの霜取制御を実行すると
共に、照明制御に関するデータに基づいてアクチュエー
タ63としての照明の点灯を制御する。
【0044】このようなショーケースSC等における庫
内温度等の運転状態に関するデータはマイクロコンピュ
ータ54によって逐次RAM57に保存され、更新され
ている。また、例えば膨張弁の故障等によって庫内温度
が異常に上昇し、主制御装置3から送られたデータの内
の警報に関する設定値を越えると、マイクロコンピュー
タ54は表示手段62によって当該ショーケースSC等
における警報表示を行うと共に、前記運転状態に関する
データの中に警報に関する情報も含めてRAM57に保
存する。
【0045】主制御装置3のマイクロコンピュータ24
は、例えば1分間に一回自らに接続されている最大15
0台の端末側制御装置6のマイクロコンピュータ54に
対してポーリングを行う。端末側制御装置6のマイクロ
コンピュータ54は主制御装置3からポーリングされる
と、自らのチャンネルナンバー及びセンサーIDと共に
RAM57内に保存していた運転状態に関するデータを
送受信手段58より主制御装置3に送信する。
【0046】主制御装置3は送受信手段29によりこの
運転状態に関するデータを受信し収集して、各端末側制
御装置6毎に、即ちチャンネル別に最大150台分の運
転状態に関するデータをRAM27内に格納する。この
RAM27内の運転状態に関するデータは同様に次回の
ポーリングによって端末側制御装置6より運転状態に関
するデータが送信されることにより更新される。
【0047】主制御装置3はこのような手順にて各端末
側制御装置6より各ショーケースSCや冷凍機Rの運転
状態に関するデータを収集する。マイクロコンピュータ
24はRAM27内に収集したデータから庫内温度とE
EPROM40に保存されている庫内設定温度を読み出
して各チャンネルナンバー毎に順次数秒間隔で液晶表示
部34に表示する。また、この温度表示はグラフィック
表示も可能とされている。
【0048】更に、端末側制御装置6から送信された運
転状態に関するデータの中に警報情報が含まれていた場
合には、マイクロコンピュータ24はその旨、及び当該
警報情報が含まれているデータの発生元であるショーケ
ースSC等のチャンネルナンバーと、警報の元となった
異常の内容を液晶表示部34に表示すると共に、ブザー
36を動作させる。
【0049】また、端末側制御装置6から送信された運
転状態に関するデータの中に警報情報が含まれている場
合、主制御装置3のマイクロコンピュータ24は、デー
タの発生元であるショーケースSC等のチャンネルナン
バーと、警報の元となった異常の内容(警報内容)、現
在温度及び庫内設定温度のデータなどをターミナルアダ
プタ35により遠隔管理装置1に送信する。
【0050】遠隔管理装置1のマイクロコンピュータ7
7は、ターミナルアダプタ93を介して店舗Pの主制御
装置3から係る警報データを受けとると、ディスプレイ
89に当該警報データに含まれている警報内容を自動的
に表示すると共に、ハードディスク78内に保存されて
いるサービスマンの担当割り当て情報に基づいて、ター
ミナルアダプタ93を介し、当該担当サービスマンが保
有する携帯端末Hに店舗名(P)、警報内容、対処方法
などの情報を転送する。
【0051】ここで、遠隔管理装置1のハードディスク
78には、キーボード91やマウス92を使用して、各
店舗P毎に担当サービスマンとその携帯端末Hを設定し
て置くものであるが、この場合、サービスマン及び携帯
端末Hは一つの店舗Pに複数設定可能とされている。従
って、一つの店舗Pに対して主担当と副担当を設定す
る。
【0052】そして、マイクロコンピュータ77は、情
報の転送を設定された全サービスマンの携帯端末Hに対
して行う。従って、主担当のサービスマンが忙しい場合
などには、副担当のサービスマンに対処を任せることが
できるようになる。
【0053】また、ハードディスク78には各サービス
マンが所有する携帯端末Hの種類、即ち、携帯電話か、
PHS電話か、ピケットベルか、或いは、ハンディター
ミナルなどかを設定する。そして、マイクロコンピュー
タ77は情報を転送する際、各サービスマンが所有する
携帯端末Hの種類に応じて、それが受信・表示などでき
る方式でデータの送信を行う。
【0054】更に、ハードディスク78には各サービス
マン及び携帯端末H毎に、当該携帯端末Hに情報を送信
するか否かを設定できる。これにより、例えば休暇中の
サービスマンには転送を行わないなど設定を行うことが
できるようになり、サービスマンのスケジュールに合わ
せた情報転送が可能となる。
【0055】また、ハードディスク78にはサービスマ
ン及び携帯端末H毎に、情報を転送できる時間帯を設定
できる。これにより、例えばサービスマン毎に情報転送
の時間帯を割り振り、特定のサービスマンに業務が集中
してしまう不都合を未然に防止することが可能となる。
【0056】更にまた、キーボード91やマウス92に
より所定の操作がされた場合、マイクロコンピュータ7
7は、選択されたサービスマン及び携帯端末Hに警報内
容を転送したか否かをディスプレイ89に表示する。こ
れにより、情報が担当サービスマンに伝わっているか否
かなどのメンテナンス状況を容易に把握できるようにな
る。そして、この場合の確認は警報の内容毎に行うこと
が可能とされている。
【0057】また、キーボード91やマウス92により
所定の操作がされた場合、マイクロコンピュータ77
は、警報の内容毎に転送されたサービスマンの名前など
をディスプレイ89に表示する。これにより、誰が業務
を遂行しているか否かを容易に把握できるようになる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、店舗に設置されて各ショーケース等からのデータを
収集する店舗側管理手段と、保守管理者側に設置された
保守側管理手段とから構築された集中管理装置におい
て、店舗側管理手段と保守側管理手段は公衆回線を介し
てデータの授受を行い、店舗側管理手段は、各ショーケ
ース等に異常が生じた場合、保守側管理手段に警報デー
タを送信し、保守側管理手段は、店舗側管理手段からの
警報データを受信した場合、サービスマンの保有する携
帯端末に当該警報内容を送信するようにしたので、巡回
中のサービスマンに警報内容を自動的に転送できる。
【0059】特に、保守側管理手段は、送信する担当サ
ービスマン及び携帯端末を、店舗毎に設定可能としてい
るので、異常が発生した店舗を担当するサービスマンに
直接情報が伝えられ、担当サービスマンによる迅速、且
つ、的確な対処を達成することができるようになる。
【0060】請求項2の発明によれば、上記に加えて保
守側管理手段は、警報内容を送信するサービスマン及び
携帯端末を、店舗毎に複数設定可能としたので、主担当
・副担当などを決めて迅速に対処できる方が対応するな
ど、サービスの柔軟性と迅速性を向上させることができ
るようになる。
【0061】請求項3の発明によれば、店舗に設置され
て各ショーケース等からのデータを収集する店舗側管理
手段と、保守管理者側に設置された保守側管理手段とか
ら構築された集中管理装置において、店舗側管理手段と
保守側管理手段は公衆回線を介してデータの授受を行
い、店舗側管理手段は、各ショーケース等に異常が生じ
た場合、保守側管理手段に警報データを送信し、保守側
管理手段は、店舗側管理手段からの警報データを受信し
た場合、サービスマンの保有する携帯端末に当該警報内
容を送信するようにしたので、同様に巡回中のサービス
マンに警報内容を自動的に転送できる。
【0062】特に、保守側管理手段は、送信する携帯端
末の種類を設定可能としたので、当該サービスマンが携
帯している端末に合わせて警報内容を送信できるように
なり、より確実な情報転送を実現できるようになる。
【0063】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて保守側管理手段は、サービスマン及び携帯端末に警
報内容を送信するか否かを設定可能としたので、休暇中
のサービスマンには送信を行わないなど、サービスマン
のスケジュールに合わせた情報転送が可能となる。
【0064】請求項5の発明によれば、上記各発明に加
えて保守側管理手段は、サービスマン及び携帯端末毎
に、警報内容を送信できる時間帯を設定可能としたの
で、例えば特定のサービスマンへの業務の集中を未然に
防止することが可能となり、効率の良い保守管理を実現
できるようになる。
【0065】請求項6の発明によれば、上記各発明に加
えて保守側管理手段に、サービスマン及び携帯端末に警
報内容を送信したか否か確認する手段を設けたので、情
報が担当サービスマンに伝わっているか否かなどのメン
テナンス状況を容易に把握できるようになり、保守管理
業務の円滑な管理を実現できるようになる。
【0066】請求項7の発明によれば、上記に加えて保
守側管理手段は、警報内容を送信したか否かを当該警報
内容毎に確認可能としたので、警報内容毎に情報の伝達
を容易に確認できるようになり、保持管理業務が一層円
滑化される。
【0067】請求項8の発明によれば、上記各発明に加
えて保守側管理手段は、警報内容毎に送信されたサービ
スマンについて確認可能としたので、誰が業務を遂行し
ているか否かを容易に把握できるようになり、一層円滑
な保守管理業務を実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケース等の集中管理装置のシス
テム構成図である。
【図2】主制御装置の電気回路のブロック図である。
【図3】端末側制御装置の電気回路のブロック図であ
る。
【図4】遠隔管理装置の電気回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 遠隔管理装置 3 主制御装置 6 端末側制御装置 24、54、77 マイクロコンピュータ 35、93 ターミナルアダプタ 78 ハードディスク H 携帯端末 L 公衆回線 M メンテナンス会社 P 店舗 SC ショーケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福元 雅人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小橋 一之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 青木 健 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA02 BA01 CA02 DA01 EA01 GA07 HA01 LA16 LA18 NA19 PA02 PA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のショーケース等の運転状態を一
    括して管理する集中管理装置において、 この集中管理装置は、店舗に設置されて各ショーケース
    等からのデータを収集する店舗側管理手段と、保守管理
    者側に設置された保守側管理手段とから構成され、前記
    店舗側管理手段と保守側管理手段は通信回線を介してデ
    ータの授受を行い、前記店舗側管理手段は、前記各ショ
    ーケース等に異常が生じた場合、前記保守側管理手段に
    警報データを送信し、前記保守側管理手段は、前記店舗
    側管理手段からの警報データを受信した場合、サービス
    マンの保有する携帯端末に当該警報内容を送信すると共
    に、送信する担当サービスマン及び携帯端末を、店舗毎
    に設定可能とされていることを特徴とするショーケース
    等の集中管理装置。
  2. 【請求項2】 保守側管理手段は、警報内容を送信する
    サービスマン及び携帯端末を、店舗毎に複数設定可能と
    されていることを特徴とする請求項1のショーケース等
    の集中管理装置。
  3. 【請求項3】 複数台のショーケース等の運転状態を一
    括して管理する集中管理装置において、 この集中管理装置は、店舗に設置されて各ショーケース
    等からのデータを収集する店舗側管理手段と、保守管理
    者側に設置された保守側管理手段とから構成され、前記
    店舗側管理手段と保守側管理手段は通信回線を介してデ
    ータの授受を行い、前記店舗側管理手段は、前記各ショ
    ーケース等に異常が生じた場合、前記保守側管理手段に
    警報データを送信し、前記保守側管理手段は、前記店舗
    側管理手段からの警報データを受信した場合、サービス
    マンの保有する携帯端末に当該警報内容を送信すると共
    に、送信する携帯端末の種類を設定可能とされているこ
    とを特徴とするショーケース等の集中管理装置。
  4. 【請求項4】 保守側管理手段は、サービスマン及び携
    帯端末に警報内容を送信するか否かを設定可能とされて
    いることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3
    のショーケース等の集中管理装置。
  5. 【請求項5】 保守側管理手段は、サービスマン及び携
    帯端末毎に、警報内容を送信できる時間帯を設定可能と
    されていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求
    項3又は請求項4のショーケース等の集中管理装置。
  6. 【請求項6】 保守側管理手段は、サービスマン及び携
    帯端末に警報内容を送信したか否か確認する手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4又は請求項5のショーケース等の集中管理
    装置。
  7. 【請求項7】 保守側管理手段は、警報内容を送信した
    か否かを当該警報内容毎に確認可能とされていることを
    特徴とする請求項6のショーケース等の集中管理装置。
  8. 【請求項8】 保守側管理手段は、警報内容毎に送信さ
    れたサービスマンについて確認可能とされていることを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、
    請求項5、請求項6又は請求項7のショーケース等の集
    中管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102143312A (zh) * 2011-03-24 2011-08-03 华为终端有限公司 实物展示的控制方法、设备及系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102143312A (zh) * 2011-03-24 2011-08-03 华为终端有限公司 实物展示的控制方法、设备及系统

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