JP2009059270A - 機器監視装置、包括管理装置、および異常発報先変更システム - Google Patents
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Abstract
【課題】機器の異常が検出された場合に、早期に異常に対応することができる機器監視装置、包括管理装置、または異常発報先変更システムを提供することである。
【解決手段】本発明に係る機器監視装置10は、監視対象である機器50の異常を検出した後、異常に関する情報である第1情報を包括的に管理する包括管理装置20を経由して、機器の保守部門の保守端末30,40に異常を通報する装置であって、異常の通報である異常発報を行う機器監視発報部12eと、異常発報が包括管理装置に到達したか否かを把握する到達把握部12dとを備え、機器監視発報部は、到達把握部が所定時間内に包括管理装置における異常発報の到達を把握できない場合には、包括管理装置を経由せず保守端末に異常発報を行う。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る機器監視装置10は、監視対象である機器50の異常を検出した後、異常に関する情報である第1情報を包括的に管理する包括管理装置20を経由して、機器の保守部門の保守端末30,40に異常を通報する装置であって、異常の通報である異常発報を行う機器監視発報部12eと、異常発報が包括管理装置に到達したか否かを把握する到達把握部12dとを備え、機器監視発報部は、到達把握部が所定時間内に包括管理装置における異常発報の到達を把握できない場合には、包括管理装置を経由せず保守端末に異常発報を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は機器監視装置、包括管理装置、および異常発報先変更システムに関する。
従来より、空気調和装置等の複数の機器から機器情報を受信し、これらの機器情報を包括的に管理する管理システムが利用されている。そのような管理システムでは、機器を設置した建物と同一の建物内に設置した機器監視装置が機器の異常を検出し、機器の遠隔に配置された包括管理装置に異常発報を行う。包括管理装置で受信された異常発報は、機器の保守部門であるサービスセンター等に設置された保守端末(第1保守端末)を経由し、保守担当者が有する端末(第2保守端末)に送信され、保守担当者が機器の異常に対応する。また、複数の装置の間で通信異常が発生した場合に、異なる回線を用いて一の装置から他の装置へ通信を行う方法も提案されている(特許文献1参照)。したがって、上記の管理システムにおいて、機器監視装置と包括管理装置との間で通信異常が発生した場合、異なる回線を用いて機器監視装置から包括管理装置への異常発報を行うことが考えられる。
特開平8―18683号公報
しかし、通信異常の発生後、機器監視装置から包括管理装置への異常発報を異なる回線を用いて行った場合であっても、保守部門では機器の異常を早期に把握することができない場合がある。
本発明の課題は、機器の異常が検出された場合に、早期に異常に対応することができる機器監視装置、包括管理装置、または異常発報先変更システムを提供することである。
第1発明に係る機器監視装置は、監視対象である機器の異常を検出した後、包括管理装置を経由して機器の保守部門の保守端末に異常を通報する装置であって、機器監視発報部と、到達把握部とを備える。機器監視装置が検出する異常には、機器自体が検出した異常が機器監視装置に異常情報として送信されることで検出される異常と、機器から送信される情報に基づいて機器監視装置が異常であると判断し検出される異常の両方が含まれる。包括管理装置は、異常に関する情報である第1情報を包括的に管理する装置である。機器監視発報部は、異常の通報である異常発報を行う。到達把握部は、異常発報が包括管理装置に到達したか否かを把握する。さらに、機器監視発報部は、到達把握部が所定時間内に包括管理装置における異常発報の到達を把握できない場合には、包括管理装置を経由せず保守端末に異常発報を行う。ここで、所定時間とは、例えば、機器監視発報部による異常発報からの経過時間または最初の異常発報から当該最初の異常発報に係る通信が終了するまでの時間等である。
本発明に係る機器監視装置は、包括管理装置を経由した保守端末への異常発報を行う際、包括管理装置における異常発報の到達を把握できない場合に、包括管理装置を経由しない保守端末への異常発報を優先して行う。
したがって、包括管理装置における異常発報の到達状況と機器監視装置における異常検出からの所定時間とに基づき、異常発報を行う発報先を変更することができるため、保守部門が遅滞なく異常の発生を知ることができ、また、早期に異常に対応することができる。
第2発明に係る包括管理装置は、機器監視装置から異常の通報である異常発報を受信し、機器の異常に関する情報である第1情報を包括的に管理する装置であって、経過時間把握部と、包括管理発報部とを備える。なお、機器監視装置は、監視対象である機器の異常を検出する。経過時間把握部は、機器監視装置で異常が検出されてから異常発報を受信するまでの経過時間を把握する。包括管理発報部は、第1情報を複数の異なる方法で機器の保守部門に送信可能である。また、包括管理発報部は、経過時間把握部が把握する経過時間に基づき、保守部門に第1情報を送信する方法を選択する。
本発明に係る包括管理装置は、包括管理装置から保守部門への異常情報の送信を複数の異なる方法で行うことが可能であり、機器監視装置における異常検出後包括管理装置で異常発報が受信されるまでの経過時間に基づいてその方法が選択される。ここで、複数の異なる方法とは、例えば、機器監視装置と包括管理装置間の通信に異常がなく、機器監視装置における異常検出後遅滞なく包括管理装置で異常発報を受信した場合は、サービスセンターに設けられた第1保守端末に異常情報を送信し、それとは反対に機器監視装置と包括管理装置間の通信に何らかの異常があり、包括管理装置で異常発報を受信した時間が機器監視装置における異常検出から相当時間経過した後であった場合には、保守担当者の有する第2保守端末にも直接異常情報を送信する方法などである。
したがって、経過時間把握部が把握する経過時間に基づき、包括管理装置において異常情報の送信先を変更することができるため、保守担当者に遅滞なく異常の発生を知らせることができ、保守担当者は異常に迅速に対応することができる。
第3発明に係る異常発報先変更システムは、機器監視装置と、保守端末とを備える。機器監視装置は、監視対象である機器の異常を検出する。保守端末は、包括管理装置を経由し、機器監視装置からの前記異常の通報を受信する。なお、保守端末は機器の保守部門の端末である。また、包括管理装置は、異常に関する情報である第1情報を包括的に管理する。さらに、機器監視装置は、機器監視発報部と、到達把握部とを有する。機器監視発報部は、異常の通報である異常発報を行う。到達把握部は、異常発報が包括管理装置に到達したか否かを把握する。また、機器監視発報部は、到達把握部が所定時間内に包括管理装置における異常発報の到達を把握できない第1状態の場合に、包括管理装置を経由せず保守端末に異常発報を行う。ここで、所定時間とは、例えば、機器監視発報部による異常発報からの経過時間または最初の異常発報から当該最初の異常発報に係る通信が終了するまでの時間等である。
本発明に係る異常発報先変更システムでは、機器監視装置の到達把握部が、所定時間内に包括管理装置における異常発報の到達を把握できない場合に、機器監視発報部は包括管理装置を経由せずに保守端末に異常発報を行う。
したがって、包括管理装置における異常発報の到達状況と、機器監視装置における異常検出からの所定時間とに基づき、異常発報を行う発報先を変更することができるため、保守部門が遅滞なく異常の発生を知ることができ、また、早期に異常に対応することができる。
第4発明に係る異常発報先変更システムは、第3発明に係る異常発報先変更システムであって、保守端末は、第1保守端末と、第2保守端末とを有する。第1保守端末は、保守部門における主端末である。第2保守端末は、異常に直接対応する保守担当者が保持する端末である。さらに、機器監視発報部は、第1状態の場合に、機器監視装置における異常検出後の経過時間に基づき第1保守端末および第2保守端末の少なくともいずれか一方を選択して、異常発報を行う。
本発明に係る異常発報先変更システムでは、異常検出からの経過時間に基づいて、第1保守端末および第2保守端末の少なくともいずれか一方が異常発報の発報先として選択される。
したがって、異常発生後遅滞なく、保守担当者が異常の発生を知ることができる。
第5発明に係る異常発報先変更システムは、第4発明に係る異常発報先変更システムであって、第1保守端末記憶部と、第1保守端末通信部とを含む。第1保守端末記憶部は、
機器および/または保守担当者に関する情報である第2情報を記憶する。第1保守端末通信部は、第2保守端末に第2情報を送信する。ここで、機器に関する情報とは、例えば、機器の修理費用および修理部品等の情報であり、保守担当者に関する情報とは、例えば、保守担当者の位置情報および担当管轄等の情報である。
機器および/または保守担当者に関する情報である第2情報を記憶する。第1保守端末通信部は、第2保守端末に第2情報を送信する。ここで、機器に関する情報とは、例えば、機器の修理費用および修理部品等の情報であり、保守担当者に関する情報とは、例えば、保守担当者の位置情報および担当管轄等の情報である。
本発明に係る異常発報先変更システムでは、第1保守端末記憶部に機器および/または保守担当者に関する情報である第2情報を記憶しており、第2保守端末でこれらの情報が受信される。
したがって、保守担当者が異常の対応に必要な情報を第2保守端末で確認することができ、保守完了後は、保守結果等の情報を第2保守端末で更新することにより、第1保守端末において保守担当者による異常への対応が完了したか否かを把握することができる。さらに、担当者に関する情報に基づき、第1保守端末では、異常発生時、派遣するのに適当な保守担当者を確認することができる。
第6発明に係る異常発報先変更システムは、包括管理装置と、保守端末とを備える。包括管理装置は、機器監視装置から異常の通報である異常発報を受信し、異常に関する情報である第1情報を包括的に管理する。機器監視装置は、監視対象である機器の異常を検出する。保守端末は、機器の保守部門であって、包括管理装置から第1情報を受信する。また、包括管理装置は、経過時間把握部と、包括管理発報部とを有する。経過時間把握部は、機器監視装置で異常が検出されてから異常発報を受信するまでの経過時間を把握する。包括管理発報部は、第1情報を複数の異なる方法で機器の保守部門に送信可能である。さらに、包括管理発報部は、経過時間把握部が把握する経過時間に基づき、保守部門に第1情報を送信する方法を選択する。
本発明に係る異常発報先変更システムでは、包括管理装置から保守部門への異常情報の送信を複数の異なる方法で行うことが可能であり、機器監視装置における異常検出後包括管理装置で異常発報が受信されるまでの経過時間に基づいてその方法が選択される。ここで、複数の異なる方法とは、例えば、機器監視装置と包括管理装置間の通信に異常がなく、機器監視装置における異常検出後遅滞なく包括管理装置で異常発報を受信した場合は、サービスセンターの第1保守端末に異常情報を送信し、それとは反対に機器監視装置と包括管理装置間の通信に何らかの異常があり、包括管理装置で異常発報を受信した時間が機器監視装置における異常検出から相当時間経過した後であった場合には、保守担当者の有する第2保守端末にも直接異常情報を送信する方法などである。
したがって、経過時間把握部が把握する経過時間に基づき、包括管理装置において異常情報の送信先を変更することができるため、保守担当者に遅滞なく異常の発生を知らせることができ、保守担当者は異常に対し迅速に対応することができる。
第7発明に係る異常発報先変更システムは、第6発明に係る異常発報先変更システムであって、保守部門は、第1保守端末と、第2保守端末と、を有する。第1保守端末は保守部門における主端末である。第2保守端末は、異常に直接対応する保守担当者が保持する端末である。また、包括管理発報部は、経過時間の大小に基づき、第1保守端末および第2保守端末の少なくともいずれか一方を選択して第1情報を送信する。
本発明に係る異常発報先変更システムでは、異常検出からの経過時間の大小に基づいて第1保守端末および第2保守端末の少なくともいずれか一方が送信先として選択される。
したがって、異常発生後遅滞なく、保守担当者が異常の発生を知ることができる。
第8発明に係る異常発報先変更システムは、第7発明に係る異常発報先変更システムであって、第1保守端末は、第1保守端末記憶部と、第1保守端末通信部とを含む。第1保守端末記憶部は、機器および/または保守担当者に関する情報である第2情報を記憶する。第1保守端末通信部は、第2保守端末に第2情報を送信する。ここで、機器に関する情報とは、例えば、機器の修理費用および修理部品等の情報であり、保守担当者に関する情報とは、位置情報および担当管轄等の情報である。
本発明に係る異常発報先変更システムでは、第1保守端末記憶部に機器および/または保守担当者に関する情報である第2情報を記憶しており、第2保守端末でこれらの情報を受信することができる。
したがって、保守担当者が異常の対応に必要な情報を第2保守端末で確認することができ、保守完了後は、保守結果等の情報を第2保守端末で更新することにより、保守担当者による異常への対応が完了したか否かを把握することができる。さらに、担当者に関する情報に基づき、第1保守端末では、異常発生時、派遣するのに適当な保守担当者を確認することができる。
第1発明に係る機器監視装置では、包括管理装置における異常発報の到達状況と機器監視装置における異常検出からの所定時間とに基づき、異常発報を行う発報先を変更することができるため、保守部門が遅滞なく異常の発生を知ることができ、また、早期に異常に対応することができる。
第2発明に係る包括管理装置では、経過時間把握部が把握する経過時間に基づき、包括管理装置において異常発報先を変更することができるため、保守担当者に遅滞なく異常の発生を知らせることができ、保守担当者は異常に迅速に対応することができる。
第3発明に係る異常発報先変更システムでは、包括管理装置における異常発報の到達状況と機器監視装置における異常検出からの所定時間とに基づき、異常発報を行う発報先を変更することができるため、保守部門が遅滞なく異常の発生を知ることができ、また、早期に異常に対応することができる。
第4発明に係る異常発報先変更システムでは、異常発生後遅滞なく、保守担当者が異常の発生を知ることができる。
第5発明に係る異常発報先変更システムでは、保守担当者が第2保守端末で異常の対応に必要な情報を確認することができる。また、保守完了後は、保守結果等の情報を更新することにより、第1保守端末において、異常への対応が完了したか否かを把握することができる。
第6発明に係る異常発報先変更システムでは、経過時間把握部が把握する経過時間に基づき、包括管理装置において異常発報先を変更することができるため、保守担当者に遅滞なく異常の発生を知らせることができ、保守担当者は異常に迅速に対応することができる。
第7発明に係る異常発報先変更システムでは、異常発生後遅滞なく、保守担当者が異常の発生を知ることができる。
第8発明に係る異常発報先変更システムでは、保守担当者が第2保守端末で異常の対応に必要な情報を確認することができる。また、保守完了後は、保守結果等の情報を更新することにより、第1保守端末において、異常への対応が完了したか否かを把握することができる。
〈第1実施形態〉
本発明の第1実施形態に係る異常発報先変更システム500について図1から図10を用いて説明する。
本発明の第1実施形態に係る異常発報先変更システム500について図1から図10を用いて説明する。
〈全体構成〉
図1は、異常発報先変更システム500の全体構成を示す。異常発報先変更システム500は、主として、機器監視装置10と、包括管理装置20と、保守端末30,40と、からなる。
図1は、異常発報先変更システム500の全体構成を示す。異常発報先変更システム500は、主として、機器監視装置10と、包括管理装置20と、保守端末30,40と、からなる。
機器監視装置10は、全国各地に点在するビルや工場等の設備(物件)に設置された複数の空気調和装置(機器)50と同一物件に設置され、空気調和装置50の運転状況を監視する。包括管理装置20は、物件の遠隔に配置された包括管理センター内に設置され、全国各地の機器監視装置10から空気調和装置50に関する情報を受信し、当該情報を包括的に管理する。保守端末30,40は、空気調和装置50の保守部門(サービスセンター)の端末であって、サービスセンターでは、周辺地域の物件に設置された空気調和装置50の保守(例えば、異常に対する保守担当者の派遣等)にあたる。なお、保守端末30,40は、第1保守端末30と第2保守端末40とからなり、第1保守端末30はサービスセンターに設置された端末であり、第2保守端末40は管轄地域を巡回する保守担当者が有する携帯情報端末である。さらに、第1保守端末30は、第1保守端末30aと第1保守端末30bとからなり、第1保守端末30aは、関東エリアおよび関西エリアにそれぞれ設置されたサービスセンターであり、第1保守端末30bは、全国各地に設置されたサービスセンターである。機器監視装置10、包括管理装置20、第1保守端末30a、および第1保守端末30bは、それぞれ、インターネット回線により接続されており、第1保守端末30aおよび第1保守端末30bは、機器監視装置10および包括管理装置20のそれぞれから空気調和装置50の情報を取得することができる。以下、各部の構成について詳細に説明する。なお、異常発報先変更システム500においては、空気調和装置50、機器監視装置10、包括管理装置20、保守端末30,40の数は図1に示すものに限定されない。
〈各部の構成〉
(1)空気調和装置50の概略構成
この異常発報先変更システム500における空気調和装置50は、図示されない圧縮機や熱交換器等から構成される冷媒回路を有している。また、空気調和装置50には、各種センサ51a,51b,51c,51d,51e,・・・が取り付けられている。センサ51aは、空気調和装置50が設置されている部屋の温度を検出する。センサ51bは、空気調和装置50の設置されている設備付近の外気の温度を検出する。センサ51cは、空気調和装置50に含まれる圧縮機の吐出管における冷媒の温度である吐出温度を検出する。センサ51dは、空気調和装置50に含まれる圧縮機の吐出管における冷媒の圧力である吐出圧を検出する。センサ51eは、空気調和装置50に含まれる圧縮機の吸入管における冷媒の圧力である吸入圧を検出する。
(1)空気調和装置50の概略構成
この異常発報先変更システム500における空気調和装置50は、図示されない圧縮機や熱交換器等から構成される冷媒回路を有している。また、空気調和装置50には、各種センサ51a,51b,51c,51d,51e,・・・が取り付けられている。センサ51aは、空気調和装置50が設置されている部屋の温度を検出する。センサ51bは、空気調和装置50の設置されている設備付近の外気の温度を検出する。センサ51cは、空気調和装置50に含まれる圧縮機の吐出管における冷媒の温度である吐出温度を検出する。センサ51dは、空気調和装置50に含まれる圧縮機の吐出管における冷媒の圧力である吐出圧を検出する。センサ51eは、空気調和装置50に含まれる圧縮機の吸入管における冷媒の圧力である吸入圧を検出する。
さらに、空気調和装置50は、機器制御部52および機器通信部53を有している。機器通信部53は、専用制御線により機器監視装置10と接続されており、機器監視装置10からの制御信号を受信する。機器制御部52は、機器監視装置10から送信される制御信号に応じて空気調和装置50の動作を制御する。また、機器制御部52は、上述の各種センサ51a,51b,51c,51d,51e,・・・に接続されており、これらにより検出された値(機器情報)を所定の間隔(本実施形態では1分)で機器監視装置10に送信する。また、機器制御部52は、所定の間隔(本実施形態では1分)で各種センサ51a,51b,51c,51d,51e,・・・から取得した値を所定の閾値と比較する等し、所定の閾値を超える等の異常を検出した場合には、その旨を示す異常情報を機器監視装置10に送信する。
(2)機器監視装置10の構成
機器監視装置10は、図3に示すように、主として、機器監視通信部11と、機器監視制御部12と、機器監視記憶部13と、機器監視入力部14と、機器監視出力部15とを有する。機器監視通信部11は、複数の入出力ポートによって構成されており、包括管理装置20とインターネット回線で接続され、空気調和装置50とは専用の制御線で接続されている。また、機器監視通信部11は、空気調和装置50から機器情報および異常情報を受信し、空気調和装置50に対しては制御信号を送信する。さらに、機器監視通信部11は、包括管理装置20と各種信号の授受を行う。機器監視入力部14は、包括管理センターの管理者やサービスセンターの保守担当者による異常への対応結果や各種データの入力を受け付ける。機器監視入力部14で受け付けられた異常への対処結果等は、当該異常に係る情報に関連付けられて後述する機器監視記憶部13に記憶される。機器監視出力部15は、機器監視装置10の各種操作に必要な画面を表示する。また、機器監視出力部35は、空気調和装置50に異常が発生した旨やその異常についての詳細な情報などを表示する。
機器監視装置10は、図3に示すように、主として、機器監視通信部11と、機器監視制御部12と、機器監視記憶部13と、機器監視入力部14と、機器監視出力部15とを有する。機器監視通信部11は、複数の入出力ポートによって構成されており、包括管理装置20とインターネット回線で接続され、空気調和装置50とは専用の制御線で接続されている。また、機器監視通信部11は、空気調和装置50から機器情報および異常情報を受信し、空気調和装置50に対しては制御信号を送信する。さらに、機器監視通信部11は、包括管理装置20と各種信号の授受を行う。機器監視入力部14は、包括管理センターの管理者やサービスセンターの保守担当者による異常への対応結果や各種データの入力を受け付ける。機器監視入力部14で受け付けられた異常への対処結果等は、当該異常に係る情報に関連付けられて後述する機器監視記憶部13に記憶される。機器監視出力部15は、機器監視装置10の各種操作に必要な画面を表示する。また、機器監視出力部35は、空気調和装置50に異常が発生した旨やその異常についての詳細な情報などを表示する。
機器監視記憶部13は、運転情報記憶領域13aと、通信異常記憶領域13bと、処理時間記憶領域13cと、を確保している。
運転情報記憶領域13aには、空気調和装置50から受信した機器情報および機器の異常情報が記憶されている。ここで、機器情報とは、空気調和装置50を管理するために割り振られるアドレス、機器名、機種コード、運転履歴(どのような運転モード(冷房モード、暖房モード、送風モードなど)でどのくらいの時間駆動したか等を示すもの)、各種センサ51a,51b,51c,51d,51e,・・・から検出された値をいう。機器の異常情報とは、機器の異常に関する情報(第1情報)であって、各種センサ51a,51b,51c,51d,51e,・・・において検出された値が所定の閾値を超えていた場合、その旨を示す情報である。運転情報記憶領域13aは機器情報および異常情報を所定の期間(本実施形態では30分)分記憶しておくことが可能な程度の記憶容量のみを有しており、新しい情報が取得される度に、順次、最も古い情報が消去されてゆくようになっている。
通信異常記憶領域13bには、機器監視装置10から包括管理装置20への過去の通信状態が記憶されている。より詳細には、後述する通信異常検出部12bにより検出された通信状態の異常の有無である。
処理時間記憶領域13cには、機器監視装置10において空気調和装置50の異常が検出された際に、区間A(機器監視装置10から包括管理装置20)、区間B,C(包括管理装置20から第1保守端末30a,30b)、および区間D(第1保守端末30bから第2保守端末40)、のそれぞれの区間で行われる処理の内容と、その処理に必要とされる平均時間と、保守担当者が現場に到着するまでに必要とされる残り時間が記憶されている(図4参照)。例えば、区間Aでは、機器監視装置10から包括管理装置20に対して行われる処理が異常発報であり、その処理に要する平均時間は4分であり、規定時間内に物件に到着するためには、包括管理装置20で異常発報を受信した際に最低54分の残り時間が必要である事を示す。ここで、規定時間とは、物件の所有者または管理者等との契約において、異常発生後、保守担当者がその物件に派遣されるまでの時間として規定された時間を意味する。例えば、異常発生から1時間以内に保守担当者を物件に派遣する旨の契約が結ばれていた場合において、機器監視装置10で検出された異常が包括管理装置20に通報され、包括管理装置20が異常発報を受信した時間が機器監視装置10で異常が検出された時間から5分以内であった場合、残り時間として必要な54分より多くの時間が残されており、契約で規定された時間内に保守担当者を物件に派遣することができる。
機器監視制御部12には、主として、機器異常検出部12aと、通信異常検出部12bと、機器監視計測部12cと、到達把握部12dと、機器監視発報部12eと、を有している。
機器異常検出部12aは、空気調和装置50から受信した情報の中から機器の異常を示す情報を検出する。ここで機器異常検出部12aが検出する異常には、空気調和装置50自体が検出した異常が異常情報として機器監視装置50に送信されることで検出される異常と、機器から送信される情報に基づいて機器監視装置50が異常であると判断し検出される異常の両方が含まれる。通信異常検出部12bは、包括管理装置20との通信状態を定期的に監視し、異常の有無を検出し、上述の通信異常記憶領域13bに記憶させる。また、包括管理装置20との通信に異常を検出した場合は、その旨を機器監視出力部15に表示する。機器監視計測部12cは、機器異常検出部12aによる異常情報の検出後の経過時間を計測する。到達把握部12dは、後述の異常発報手段によって行われた異常発報が後述の包括管理装置20に到達したか否かを把握する。
機器監視発報部12eは、日報発報手段(図示せず)と異常発報手段(図示せず)とを有する。日報発報手段は、機器監視装置10から包括管理装置20に向けて1日1回日報情報を送信する処理(日報発報処理)を行う。日報情報とは、運転情報記憶領域13aに記憶されている機器情報および異常情報に基づいて、1日分の空気調和装置50の運転履歴や運転状態がまとめられた情報であり、その1日にセンサ51a,51b,51c,51d,51e,・・・において検出された値の最大値・最小値や、その1日の空気調和装置50の積算運転時間、積算発停回数、最大連続運転時間等の運転内容を示す情報である。
また、異常発報手段は、機器異常検出部12aが検出した異常に関する情報を他の装置または端末に通報(異常発報)する。なお、異常発報手段は、到達把握部12dが把握する包括管理装置20における異常発報の到達状況と、機器監視計測部12cが計測した経過時間とに基づいて、異常発報先を変更する。詳細は次の通りである。まず初めに、機器異常検出部12aが機器の異常を検出すると、異常発報手段は包括管理装置20に対して異常発報を行う。ここで、機器監視計測部12cは、機器異常検出部12aが空気調和装置50の異常を検出した後の時間(経過時間)を計測し始める。到達把握部12dは、包括管理装置20への最初の異常発報に係る通信で異常発報が包括管理装置20に到達したか否かを把握する。ここで、最初の異常発報が包括管理装置20へ到達しなかった場合、異常発報手段は、機器監視計測部12cが計測する異常検出後の経過時間を確認する。本実施形態では、最初の異常発報に係る通信が終了した際に到達把握部12dが包括管理装置20への異常発報の到達を把握できなかった場合であって、経過時間に基づいて決定される残り時間が、処理時間記憶領域13cに記憶された必要な残り時間の54分をきっていた場合には、異常発報手段が、異常発報先を包括管理装置20から他の端末へ変更する(図4参照)。例えば、この場合には、第1保守端末30aおよび/または第1保守端末30bへの通報が行われる。なお、本実施形態に係る異常発報先変更システム500では、機器監視装置10から包括管理装置20への異常発報が正常に行われなかった場合、3分おきに最大14回のリトライを行う。したがって、最初の異常発報に係る通信が終了した際に残り時間がまだ54分をきっていなかったため、再度包括管理装置20への異常発報を行い、その異常発報も包括管理装置20へ到達しなかった場合には、その際の経過時間に基づいて、発報先が変更される。例えば、この場合に、残り時間が45分をきっていた場合には、機器監視装置10は、異常発報の発報先として、保守担当者が有する第2保守端末40を選択する。なお、本実施形態では、図5に示すように、残り時間が45分未満であれば保守担当者が有する第2保守端末40が選択され、45分以上54分未満であれば、サービスセンターに設置された第1保守端末30a,30bが選択され、54分以上であれば包括管理センターに設置された包括管理装置20が選択される。
なお、ここで送信される異常発報に含まれる情報は、発報先によって異なる。例えば、包括管理装置20に対して異常発報を行う場合には、機器監視装置10の番号、異常が発生した機器の異常区分、発生日時、空気調和装置の系統、機番、お客様ID等の情報に、運転情報記憶領域13aに記憶されている過去30分の当該空気調和装置50の機器情報を付加した情報を送信する。一方、保守担当者が有する第2保守端末40に異常発報を行う場合には、最低限の情報(例えば、機器監視装置10の番号、異常の種類を示すエラー番号、遠隔アクセスURL等)を送信する。なお、異常発報手段は、異常発報先を包括管理装置20から他の端末に変更して異常発報を行った後、再度包括管理装置20に対する異常発報を行う。この場合、異常発報手段は3分おきに最大14回発報を繰り返す。
(3)包括管理装置20の概略構成
包括管理装置20は、図6に示すように、主として、包括管理通信部21と、包括管理制御部22と、包括管理記憶部23と、包括管理入力部24と、包括管理出力部25と、から構成されている。
包括管理装置20は、図6に示すように、主として、包括管理通信部21と、包括管理制御部22と、包括管理記憶部23と、包括管理入力部24と、包括管理出力部25と、から構成されている。
包括管理通信部21は、複数の入出力ポートによって構成されており、機器監視装置10および第1保守端末30a,30bとインターネット回線で接続されている。包括管理入力部24は、包括管理センターの管理者による異常の対処の結果等、各種データ入力を受け付ける。包括管理入力部24で受け付けた異常の対処結果等は、当該異常に係る情報に関連付けられて包括管理記憶部23に記憶される。包括管理出力部25は、主に、ディスプレイを構成する表示部と、スピーカーを構成する音声出力部と、からなる。表示部では、包括管理装置20の各種操作に必要な画面を表示する。また、包括管理出力部25は、空気調和装置50に異常が発生した旨やその異常についての詳細な情報などを表示する。
包括管理記憶部23には、主として、運転情報記憶領域23aと、日報情報記憶領域23bと、通信異常記憶領域23cと、発報禁止情報記憶領域23dと、が確保されている。
運転情報記憶領域23aには、機器監視装置10から送信された空気調和装置50の機器情報および異常情報が蓄積されている。さらに、運転情報記憶領域23aには、修理日時および異常時の保守担当者等の情報を含む空気調和装置50に関する情報が記憶されている。なお、ここに記憶される保守情報および担当者情報等は、後述の第1保守端末30a,30bの保守情報記憶領域33bおよび担当者情報記憶領域33cに記憶された情報と、定期的または予定登録時に同期される。ここで、予定登録時とは任意で登録された時刻であって、当該時刻になると、保守情報記憶領域33bおよび担当者情報記憶領域33cに記憶された情報とそれに対応する運転情報記憶領域23aに記憶された情報とが自動的に同期される。日報情報記憶領域23bには、機器監視装置10から送信された日報情報が蓄積される。通信異常記憶領域23cには、包括管理装置20から機器監視装置10への過去の通信状態が記憶されている。より詳細には、後述する通信異常検出部22bにより検出された通信状態の異常の有無が記憶されている。発報禁止情報記憶領域23dには、異常情報の送信禁止種別が記憶されている。送信禁止種別とは、異常発報受信部22aが機器監視装置10からの異常発報を受信した場合に、他の端末に対する当該異常に関する情報の送信を禁止する異常の種別であって、アドレス情報、系統名、異常の種類、禁止コード、禁止期限、禁止時間帯などにより特定される。ここで、系統とは、複数の機器から構成される機器の管理単位のことをいい、禁止コードとは、レベル分けされた異常の種類である。
包括管理制御部22は、主として、異常発報受信部22aと、通信異常検出部22bと、包括管理発報部22cと、発報禁止部22dと、からなる。異常発報受信部22aは、機器監視装置10から送信される異常発報を受信する。通信異常検出部22bは、機器監視装置10との通信状態を定期的に監視し、異常の有無を検出し、検出結果を上述の通信異常記憶領域23cに記憶させる。また、機器監視装置10との通信に異常を検出した場合は、その旨を包括管理出力部25に表示する。包括管理発報部22cは、日報発報手段(図示せず)と異常発報手段(図示せず)とを有する。日報発報手段は、機器監視装置10から受信した日報情報をサービスセンターに設置された第1保守端末30a,30bに向けて送信する。異常発報手段は、異常発報受信部22aが受信した空気調和装置50の異常に関する情報を第1保守端末30a,30bに送信する。ここで、包括管理装置20から第1保守端末30a,30bに送信される異常情報には、上述した機器監視装置10からの異常発報に含まれる情報に加えて、納品先、住所、電話番号、保守担当者情報(担当の保守担当者、夜間の電話番号等)、監視先のIPアドレス、最寄りの修理担当者、その他コメントなどが含まれる。発報禁止部22dは、上述の発報禁止情報記憶領域23dに記憶された異常の種別と、異常発報受信部22aが受信した異常発報に係る異常の種別とが一致している場合に、当該異常に関する情報の送信を禁止する。例えば、発報禁止部22dは、異常発報受信部22aが受信した異常発報について、その異常の種別が発報禁止情報記憶領域23dに記憶された異常の種別と一致している場合には、当該異常に関する情報にフラグを付し、異常発報手段はフラグの付されていない異常に関する情報のみを第1保守端末30または第2保守端末40に送信する。
(4)保守端末30,40の概略構成
上述したように保守端末30,40は、サービスセンターに設置される第1保守端末30aおよび30bと、保守担当者が携帯する第2保守端末40とに大別される。以下、第1保守端末30aおよび30bと、第2保守端末40と、をそれぞれ説明する。
上述したように保守端末30,40は、サービスセンターに設置される第1保守端末30aおよび30bと、保守担当者が携帯する第2保守端末40とに大別される。以下、第1保守端末30aおよび30bと、第2保守端末40と、をそれぞれ説明する。
(i)第1保守端末30a,30b
第1保守端末30a,30bは、同一の構成であるため、ここでは第1保守端末30bについて、図7を用いて説明する。第1保守端末30bは、主として、第1保守端末通信部31と、第1保守端末制御部32と、第1保守端末記憶部33と、第1保守端末入力部34と、第1保守端末出力部35と、から構成されている。
第1保守端末30a,30bは、同一の構成であるため、ここでは第1保守端末30bについて、図7を用いて説明する。第1保守端末30bは、主として、第1保守端末通信部31と、第1保守端末制御部32と、第1保守端末記憶部33と、第1保守端末入力部34と、第1保守端末出力部35と、から構成されている。
第1保守端末通信部31は、複数の入出力ポートによって構成されており、インターネット回線を介して、機器監視装置10および包括管理装置20とそれぞれ接続されている。なお、第1保守端末通信部31は、包括管理装置20から異常情報を受信し、包括管理装置20と電子メールやファクシミリの送受信を行う。また、第1保守端末通信部31を介して、第2保守端末40への異常情報の送信が行われる。第1保守端末出力部35は、ディスプレイやスピーカー等から構成されている。
第1保守端末記憶部33には、異常情報記憶領域33aと、保守情報記憶領域33bと、担当者情報記憶領域33cと、が確保されている。異常情報記憶領域33aには、包括管理装置20から送信された異常情報が記憶されている。保守情報記憶領域33bには、機器の保守に関する情報(第2情報)が記憶されている。機器の保守に関する情報とは、例えば、修理項目、使用部品、修理費用、日程、修理結果等の情報である。担当者情報記憶領域33cには、担当者に関する情報(第2情報)が記憶されている。具体的には、保守担当者の名称、保守担当者の連絡先、保守担当者の担当管轄や現在位置等の情報である。なお、現在位置の情報は、後述する第2保守端末40に備えられたGPSにより提供される情報により更新される。また、上述したように、定期的または予定登録時に、保守情報記憶領域33bおよび担当者情報記憶領域33cに記憶された情報は、包括管理装置20の運転情報記憶領域23aに記憶されている対応情報と同期される。
第1保守端末制御部32は、異常発報受信部32aと、保守端末発報部32bと、を有している。異常発報受信部32aは、包括管理装置20から送信される異常情報を第1保守端末通信部31で受信し、上述の異常情報記憶領域33aに当該情報を記憶させる。保守端末発報部32bは、異常発報受信部32aが受信した異常情報を保守担当者が携帯する第2保守端末40に送信する。このとき、第2保守端末40に送信される異常情報には、当該異常に係る空気調和装置50の保守に関する情報および保守担当者に関する情報であって、第1保守端末記憶部33に記憶された情報が付加される。なお、本実施形態において第2保守端末40に対する異常情報の送信は、第1保守端末30aの保守端末発報部32bではなく、第1保守端末30bの保守端末発報部32bのみが行う。また、第1保守端末制御部32は、受信した異常情報に基づいて、第1保守端末出力部35のディスプレイ上に警告画面を表示させたり、スピーカーから警告音を流させたりする。
第1保守端末入力部34は、保守担当者による異常の対応結果(保守結果)等の入力を受け付ける。この対応結果等は、第1保守端末通信部31からインターネット回線を介して包括管理装置20に送信され、包括管理装置20の包括管理記憶部23で当該異常に係る情報に関連付けられて記憶される。
(ii)第2保守端末40
第2保守端末40は、図8に示すように、主として、第2保守端末通信部41と、第2保守端末制御部42と、第2保守端末記憶部43と、第2保守端末入力部44と、第2保守端末出力部45と、から構成されている。
第2保守端末40は、図8に示すように、主として、第2保守端末通信部41と、第2保守端末制御部42と、第2保守端末記憶部43と、第2保守端末入力部44と、第2保守端末出力部45と、から構成されている。
第2保守端末通信部41は、無線通信回線用いて、機器監視装置10と、包括管理装置20と、第1保守端末30a,30bとの通信を行う。第2保守端末出力部45は、ディスプレイやスピーカー等から構成されている。第2保守端末記憶部43は、各種情報を記憶する。第2保守端末制御部42には、異常発報受信部42aが確保されている。異常発報受信部42aは、機器監視装置10から送信される異常発報と、包括管理装置20および第1保守端末30bから送信される異常情報とを、第2保守端末通信部41を介して受信する。第2保守端末入力部44は、保守担当者による異常の対応結果(保守結果)等の入力を受け付ける。ここで受け付けた対応結果等は、第1保守端末30a,30bに送信され、第1保守端末記憶部33に記憶された情報と関連付けて記憶される。
<異常発生時における処理の流れ>
(i)通信が正常に行われた場合の処理の流れ
まず、通信が正常に行われた場合における処理の流れについて説明する。
(i)通信が正常に行われた場合の処理の流れ
まず、通信が正常に行われた場合における処理の流れについて説明する。
一の物件内に設置された機器監視装置10が同一物件に設置された空気調和装置50の異常を検出すると、機器監視装置10から包括管理装置20への異常発報が行われる。異常発報を受信した包括管理装置20は、当該異常に関する情報を第1保守端末30a,30bへ送信する。第1保守端末30aで当該異常情報を受信すると、第1保守端末30aが設置されたサービスセンターにおける保守担当者は、異常の詳細を確認し、第1保守端末30bが設置されたサービスセンターの保守担当者に処理経過について確認をする。第1保守端末30bで異常情報を受信すると、当該異常が発生した空気調和装置50の設置された物件1を管轄する保守担当者の有する第2保守端末40に異常情報が送信される。または、第1保守端末30bが設置されたサービスセンターの保守担当者が第2保守端末40である携帯端末を持参し現場へ向かう。異常に対応した保守担当者は、現場で自らが有する第2保守端末40またはサービスセンター内の第1保守端末30bを用いて対応結果(保守結果)を入力する。入力された対応結果は、定期的または予定登録時に包括管理装置20に記憶された対応する情報と同期される。
(ii)通信異常時の処理の流れ
次に、通信異常時の処理の流れについて、図9および図10を用いて説明する。
次に、通信異常時の処理の流れについて、図9および図10を用いて説明する。
A.機器監視装置10における制御の流れ
図9に示すように、機器異常検出部12aにより空気調和装置50における異常が検出されると(ステップS1)、機器監視計測部12cが異常検出時からの時間を計測し始める(ステップS2)。機器監視発報部12eは、包括管理センターに設置された包括管理装置20に対して当該異常に関する異常発報を行う(ステップS3)。その後、到達把握部12dは、包括管理装置20に異常発報が到達したか否かを把握する(ステップS4)。ここで、到達把握部12dが、異常発報の到達を把握できない場合、機器監視計測部12cは、異常検出時からの経過時間を確認する(ステップS5)。機器監視発報部12eは、経過時間に基づいて決定される残り時間が図5に示す表のレベル1に該当するか否かを判断する(ステップS6)。ここで、決定された残り時間がレベル1に該当する場合、機器監視発報部12eは、保守担当者が有する第2保守端末40に異常発報を行い(ステップS7)、レベル1に該当しない場合は、経過時間に基づいて決定される残り時間が図5に示す表のレベル2に該当するか否かを判断する(ステップS8)。ここで、決定された残り時間がレベル2に該当する場合、機器監視発報部12eは、サービスセンターに設置された第1保守端末30a,30bに異常発報を行い(ステップS9)、レベル2に該当しない場合は、包括管理装置20への異常発報を再度行う。
図9に示すように、機器異常検出部12aにより空気調和装置50における異常が検出されると(ステップS1)、機器監視計測部12cが異常検出時からの時間を計測し始める(ステップS2)。機器監視発報部12eは、包括管理センターに設置された包括管理装置20に対して当該異常に関する異常発報を行う(ステップS3)。その後、到達把握部12dは、包括管理装置20に異常発報が到達したか否かを把握する(ステップS4)。ここで、到達把握部12dが、異常発報の到達を把握できない場合、機器監視計測部12cは、異常検出時からの経過時間を確認する(ステップS5)。機器監視発報部12eは、経過時間に基づいて決定される残り時間が図5に示す表のレベル1に該当するか否かを判断する(ステップS6)。ここで、決定された残り時間がレベル1に該当する場合、機器監視発報部12eは、保守担当者が有する第2保守端末40に異常発報を行い(ステップS7)、レベル1に該当しない場合は、経過時間に基づいて決定される残り時間が図5に示す表のレベル2に該当するか否かを判断する(ステップS8)。ここで、決定された残り時間がレベル2に該当する場合、機器監視発報部12eは、サービスセンターに設置された第1保守端末30a,30bに異常発報を行い(ステップS9)、レベル2に該当しない場合は、包括管理装置20への異常発報を再度行う。
B.包括管理装置20における制御の流れ
図10に示すように、まず、包括管理制御部22は、異常発報受信部22aが機器監視装置10からの異常発報を受信したか否かを判断する(ステップS10)。異常発報を受信した場合、異常発報手段は、当該異常の種別が発報禁止種別と一致するか否かを判断する(ステップS11)。異常の種別が発報禁止種別と一致しない場合、異常発報手段は当該異常情報をサービスセンターに設けられた第1保守端末30a,30bに送信する(ステップS12)。異常の種別が発報禁止種別と一致する場合は、第1保守端末30a,30bに対する異常情報の送信を行わない。
図10に示すように、まず、包括管理制御部22は、異常発報受信部22aが機器監視装置10からの異常発報を受信したか否かを判断する(ステップS10)。異常発報を受信した場合、異常発報手段は、当該異常の種別が発報禁止種別と一致するか否かを判断する(ステップS11)。異常の種別が発報禁止種別と一致しない場合、異常発報手段は当該異常情報をサービスセンターに設けられた第1保守端末30a,30bに送信する(ステップS12)。異常の種別が発報禁止種別と一致する場合は、第1保守端末30a,30bに対する異常情報の送信を行わない。
C.その後の処理の流れ
第1保守端末30aにおいて異常発報受信部32aが異常情報を受信すると、第1保守端末30aが設置されたサービスセンターにおける保守担当者が異常の詳細を確認し、第1保守端末30bが設置されたサービスセンターの保守担当者に処理経過について確認をする。第1保守端末30bにおいて、異常発報受信部32aが異常情報を受信すると、保守端末発報部32bは、保守担当者が有する第2保守端末40に対して当該情報を送信する。当該情報を第2保守端末40において受信した保守担当者は、空気調和装置50の異常が発生している物件1へ向かい、空気調和装置50の異常に対応する。異常に対応した保守担当者は、異常の対応結果(保守結果)を第2保守端末40に入力し、当該入力が第2保守端末入力部44で受け付けられる。受け付けられた対応結果は、第1保守端末30a,30bに送信され、保守情報記憶領域33bに記憶される。保守情報記憶領域33bに記憶された情報は、包括管理装置20の運転情報記憶領域23aに記憶された対応する情報と定期的または予定登録時に同期される。
第1保守端末30aにおいて異常発報受信部32aが異常情報を受信すると、第1保守端末30aが設置されたサービスセンターにおける保守担当者が異常の詳細を確認し、第1保守端末30bが設置されたサービスセンターの保守担当者に処理経過について確認をする。第1保守端末30bにおいて、異常発報受信部32aが異常情報を受信すると、保守端末発報部32bは、保守担当者が有する第2保守端末40に対して当該情報を送信する。当該情報を第2保守端末40において受信した保守担当者は、空気調和装置50の異常が発生している物件1へ向かい、空気調和装置50の異常に対応する。異常に対応した保守担当者は、異常の対応結果(保守結果)を第2保守端末40に入力し、当該入力が第2保守端末入力部44で受け付けられる。受け付けられた対応結果は、第1保守端末30a,30bに送信され、保守情報記憶領域33bに記憶される。保守情報記憶領域33bに記憶された情報は、包括管理装置20の運転情報記憶領域23aに記憶された対応する情報と定期的または予定登録時に同期される。
〈特徴〉
(1)本実施形態に係る異常発報先変更システム500において、空気調和装置50の異常発生を通報する機器監視装置10は、包括管理装置20へ行った当該異常に関する発報の到達状況と、到達状況を把握した際の経過時間により決定される残り時間とに基づいて、異常発報を行う発報先を変更する。すなわち、原則的には包括管理装置20で空気調和装置50の状態を包括的に管理するために包括管理装置20を経由して空気調和装置50の異常が保守担当者に伝えられるが、異常発生から相当時間が経過し、残り時間が一定時間をきっても包括管理装置20に異常発報が到達しない場合に、包括管理装置20を経由して保守担当者に通知するとなると、保守担当者に空気調和装置50の異常が通知され保守担当者が異常の発生している物件1に到着するまでに相当の時間がかかってしまう。その場合、例えば、保守担当者と顧客との契約で、異常発生時から異常の対応にあたるまでの時間について規定された時間があった場合等、顧客の要望に充分に対応することができない。しかし、本実施形態に係る異常発報先変更システム500では、処理に必要な残り時間との関係で決定される所定時間内に包括管理装置20における異常発報の到達を機器監視装置10が把握できない場合には、機器監視装置10は、サービスセンターに設置された第1保守端末30a,30bまたは保守担当者が有する第2保守端末40に優先的に異常発報を行う。これにより、空気調和装置50に異常が発生した場合に、規定時間内には必ず保守担当者が物件1に到着し、異常に対応することができる。
(1)本実施形態に係る異常発報先変更システム500において、空気調和装置50の異常発生を通報する機器監視装置10は、包括管理装置20へ行った当該異常に関する発報の到達状況と、到達状況を把握した際の経過時間により決定される残り時間とに基づいて、異常発報を行う発報先を変更する。すなわち、原則的には包括管理装置20で空気調和装置50の状態を包括的に管理するために包括管理装置20を経由して空気調和装置50の異常が保守担当者に伝えられるが、異常発生から相当時間が経過し、残り時間が一定時間をきっても包括管理装置20に異常発報が到達しない場合に、包括管理装置20を経由して保守担当者に通知するとなると、保守担当者に空気調和装置50の異常が通知され保守担当者が異常の発生している物件1に到着するまでに相当の時間がかかってしまう。その場合、例えば、保守担当者と顧客との契約で、異常発生時から異常の対応にあたるまでの時間について規定された時間があった場合等、顧客の要望に充分に対応することができない。しかし、本実施形態に係る異常発報先変更システム500では、処理に必要な残り時間との関係で決定される所定時間内に包括管理装置20における異常発報の到達を機器監視装置10が把握できない場合には、機器監視装置10は、サービスセンターに設置された第1保守端末30a,30bまたは保守担当者が有する第2保守端末40に優先的に異常発報を行う。これにより、空気調和装置50に異常が発生した場合に、規定時間内には必ず保守担当者が物件1に到着し、異常に対応することができる。
(2)また、本実施形態に係る異常発報先変更システム500では、原則として、機器監視装置10からの異常発報が包括管理装置20に対して行われ、その後当該異常に関する情報が第1保守端末30a,30bおよび第2保守端末40に送信される。また、例外的に機器監視装置10からの異常発報先が変更された場合であっても、その後は通常のルートで異常発報が行われる。すなわち、包括管理装置20を経由することで、包括管理装置20において空気調和装置50の情報を包括的に管理および把握することが可能になる。また、包括管理装置20から第1保守端末30a,30bおよび第2保守端末40に異常情報が送信される際には、包括管理装置20が有するその他の情報を付加して第1保守端末30a,30bおよび第2保守端末40に送信することが可能になる。そのため、空気調和装置50の保守にあたる際に、異常が発生している空気調和装置50に関する複数の情報を参照することができ、機器の保守にあたる上で好ましい。なお、本実施形態において用いられる包括管理装置20は、発報禁止部22dを備えており、包括管理装置20を経由して第1保守端末30a,30bおよび第2保守端末40に送信する異常情報を一定の情報に限定することができる。そのため、保守担当者を物件1に派遣する必要のない異常については第1保守端末30a,30bおよび第2保守端末40に通報しないように設定することが可能であるため、原則、異常発報が包括管理装置20を経由するようにされることが好ましい。
(3)本実施形態に係る異常発報先変更システム500において、第1保守端末30bの第1保守端末記憶部33に記憶された異常情報、保守情報および担当者情報は、第2保守端末40に送信される。したがって、保守担当者が異常の対応に必要な情報を第2保守端末40で確認することができる。また、第1保守端末記憶部33に記憶された情報は、第2保守端末入力部44で受け付けられた保守担当者による異常の対応結果等と関連付けて記憶される。さらに、保守担当者の現在位置の情報は、第2保守端末40に備えられたGPSにより提供される情報によって更新され、第1保守端末記憶部33に記憶される。したがって、サービスセンターにおいて保守担当者の派遣を行う際に、第1保守端末記憶部33の更新された情報に基づき、異常発生時、派遣するのに適当な保守担当者を確認することができる。また、保守担当者による保守完了後は、保守結果等の情報を第2保守端末40で受け付け、その情報を第1保守端末30a,30bに送信する。それにより、第1保守端末記憶部33の情報が更新され、第1保守端末30a,30bにおいて、保守担当者による異常の対応が完了したか否かを確認することができる。さらに、第1保守端末30a,30bの異常情報記憶領域33aと、保守情報記憶領域33bと、担当者情報記憶領域33cと、に記憶された情報は、定期的または適宜、包括管理装置20の包括管理記憶部23に記憶された対応情報と同期される。したがって、包括管理装置20においても更新された情報を確認することができる。
〈変更例〉
(1)上記実施形態において、機器監視装置10の管理対象となる機器は、空気調和装置50以外の設備機器であってもよい。例えば、電源設備、給排水装置、昇降機、照明装置、防災装置、防犯装置等であってもよく、また、複数の種類の機器が組み合わせられたものであってもよい。
(1)上記実施形態において、機器監視装置10の管理対象となる機器は、空気調和装置50以外の設備機器であってもよい。例えば、電源設備、給排水装置、昇降機、照明装置、防災装置、防犯装置等であってもよく、また、複数の種類の機器が組み合わせられたものであってもよい。
(2)機器監視装置10と、包括管理装置20と、第1保守端末30a,30bとが、インターネット回線以外の回線で接続されていてもよい。例えば、電話回線で接続されていてもよい。
(3)第2保守端末40は携帯情報端末のほか、携帯電話やPHSであっても構わない。
(4)本実施形態では、包括管理装置20が発報禁止情報を記憶する発報禁止情報記憶領域23dを記憶しているが、機器監視装置10が機器監視記憶部13に発報禁止情報を記憶する発報禁止情報記憶領域を確保していても良い。この場合、機器監視装置10で検出された空気調和装置50の異常のうち、機器監視記憶部13に記憶された発報禁止情報と一致する異常については、機器監視発報部12eは包括管理装置20への異常発報を行わない。
〈第2実施形態〉
本発明の第2実施形態に係る異常発報先変更システム500について図11から図14を用いて説明する。
本発明の第2実施形態に係る異常発報先変更システム500について図11から図14を用いて説明する。
〈全体構成〉
本実施形態に係る異常発報先変更システム500は後述する各部の構成を除いては、第1実施形態の全体構成と同じである。このため、異常発報先変更システム500の全体構成については、説明を省略する。
本実施形態に係る異常発報先変更システム500は後述する各部の構成を除いては、第1実施形態の全体構成と同じである。このため、異常発報先変更システム500の全体構成については、説明を省略する。
〈各部の構成〉
本実施形態の各部の構成は、後述する機器監視装置100及び包括管理装置200の構成を除いて、第1実施形態に記載の構成と同じである。したがって、空気調和装置50、第1保守端末30および第2保守端末40の構成については説明を省略する。
本実施形態の各部の構成は、後述する機器監視装置100及び包括管理装置200の構成を除いて、第1実施形態に記載の構成と同じである。したがって、空気調和装置50、第1保守端末30および第2保守端末40の構成については説明を省略する。
(1)機器監視装置100の構成
機器監視装置100は、図11に示すように、主として、機器監視通信部101と、機器監視制御部102と、機器監視記憶部103と、機器監視入力部104と、機器監視出力部105とを有する。なお、機器監視通信部101、機器監視入力部104および機器監視出力部105の構成は、第1実施形態の機器監視通信部11、機器監視入力部14および機器監視出力部15の構成と同じであるため、説明を省略する。
機器監視装置100は、図11に示すように、主として、機器監視通信部101と、機器監視制御部102と、機器監視記憶部103と、機器監視入力部104と、機器監視出力部105とを有する。なお、機器監視通信部101、機器監視入力部104および機器監視出力部105の構成は、第1実施形態の機器監視通信部11、機器監視入力部14および機器監視出力部15の構成と同じであるため、説明を省略する。
機器監視記憶部103は、運転情報記憶領域103aと、通信異常記憶領域103bと、を確保している。運転情報記憶領域103aおよび通信異常記憶領域103bの構成は、上述の第1実施形態に係る運転情報記憶領域13aおよび通信異常記憶領域13bの構成と同じであるため、説明を省略する。
機器監視制御部102には、主として、機器異常検出部102aと、通信異常検出部102bと、機器監視発報部102cと、を有している。なお、機器異常検出部102aおよび通信異常検出部102bの構成は、上述の第1実施形態に係る機器異常検出部12aおよび通信異常検出部12bの構成と同じであるため、説明を省略する。
機器監視発報部102cは、日報発報手段(図示せず)と異常発報手段(図示せず)とを有する。日報発報手段は、第1実施形態に係る日報発報手段と同様であるので説明を省略する。異常発報手段は、機器異常検出部102aが検出した異常に関する情報を包括管理装置200に通報(異常発報)する。なお、異常発報手段は、機器監視装置100から包括管理装置200への異常発報が正常に行われなかった場合、第1実施形態の異常発報手段と同様、3分おきに最大14回のリトライを行う。ここで、機器監視装置100から包括管理装置200へ送信される異常発報には、機器監視装置100の番号、異常が発生した機器の異常区分、発生日時、空気調和装置の系統、機番、お客様ID等の情報に、運転情報記憶領域103aに記憶されている過去30分の当該機器の機器情報を付加した情報が含まれる。
(2)包括管理装置200の概略構成
包括管理装置200は、図12に示すように、主として、包括管理通信部201と、包括管理制御部202と、包括管理記憶部203と、包括管理入力部204と、包括管理出力部205と、から構成されている。なお、包括管理通信部201、包括管理入力部204および包括管理出力部205の構成は、第1実施形態の包括管理通信部21、包括管理入力部24および包括管理出力部25の構成と同じであるため、説明を省略する。
包括管理装置200は、図12に示すように、主として、包括管理通信部201と、包括管理制御部202と、包括管理記憶部203と、包括管理入力部204と、包括管理出力部205と、から構成されている。なお、包括管理通信部201、包括管理入力部204および包括管理出力部205の構成は、第1実施形態の包括管理通信部21、包括管理入力部24および包括管理出力部25の構成と同じであるため、説明を省略する。
包括管理記憶部203には、主として、運転情報記憶領域203aと、日報情報記憶領域203bと、通信異常記憶領域203cと、処理時間記憶領域203dと、発報禁止情報記憶領域203eと、が確保されている。なお、運転情報記憶領域203a、日報情報記憶領域203b、通信異常記憶領域203cおよび発報禁止情報記憶領域203eの構成は、第1実施形態の運転情報記憶領域23a、日報情報記憶領域23b、通信異常記憶領域23cおよび発報禁止情報記憶領域23dの構成と同じであるため、説明を省略する。
処理時間記憶領域203dには、第1実施形態における機器監視装置10の処理時間記憶領域13cと同様に、機器監視装置100において空気調和装置50の異常が検出された際に、区間A(機器監視装置100から包括管理装置200)、区間B,C(包括管理装置200から第1保守端末30a,30b)、および区間D(第1保守端末30bから第2保守端末40)、のそれぞれの区間で行われる処理の内容と、その処理に必要とされる平均時間と、保守担当者が現場に到着するまでに必要とされる残り時間が記憶されている(図4参照)。
包括管理制御部202は、主として、異常発報受信部202aと、通信異常検出部202bと、経過時間把握部202cと、包括管理発報部202dと、発報禁止部202eと、からなる。なお、異常発報受信部202a、通信異常検出部202bおよび発報禁止部202eの構成は、第1実施形態の異常発報受信部22a、通信異常検出部22bおよび発報禁止部22dの構成と同じであるため、説明を省略する。
経過時間把握部202cは、機器監視装置100で空気調和装置50の異常が検出されてから異常発報受信部202aが異常発報を受信するまでの経過時間を把握する。ここで、包括管理装置200で受信する異常発報に係る情報には、そのヘッダーに異常が検出された時間およびリトライ回数の情報が付加されており、この情報に基づき、経過時間把握部202cは、機器監視装置100で空気調和装置50の異常が検出されてから異常発報受信部202aが異常発報を受信するまでの経過時間を把握することができる。包括管理発報部22eは、日報発報手段(図示せず)と異常発報手段(図示せず)とを有する。日報発報手段は、第1実施形態における日報発報手段と同じであるため説明を省略する。異常発報手段は、異常発報受信部202aが受信した空気調和装置50の異常に関する情報を他の端末に送信する。なお、異常発報手段が異常発報を行う発報先は、上述の経過時間把握部202cが計測した経過時間の大小に基づいて選択される。詳細には、異常発報受信部202aが機器監視装置100からの異常発報を受信した際に、経過時間把握部202cが計測する経過時間に基づいて決定される残り時間が、上述の処理時間記憶領域203dに記憶されている残り時間(本実施形態では45分)をきっていた場合には、異常発報手段は、異常情報の送信先をサービスセンター30に設置された第1保守端末30a,30bから保守担当者が有する第2保守端末40に変更する。この場合も、第1実施形態の説明で用いた図5に示すように、経過時間に基づく残り時間が45分以上54分未満であれば、サービスセンターに設置された第1保守端末30a,30bを送信先として選択し、残り時間が45分未満であれば保守担当者の有する第2保守端末40を選択する。
ここで、包括管理装置20から送信される異常情報に含まれる情報は、選択された送信先によって異なる。例えば、サービスセンターに設置された第1保守端末30a,30bに対して異常情報を送信する場合は、機器監視装置100からの異常発報に含まれる情報に加えて、納品先、住所、電話番号、保守担当者情報(担当の保守担当者、夜間の電話番号等)、監視先のIPアドレス、最寄りの修理担当者、その他コメントなどが含まれる。一方、保守担当者が有する第2保守端末40に異常情報を送信する場合には、機器監視装置100からの異常発報に含まれる情報の他、異常の種類を示すエラー番号、遠隔アクセスURL等を送信する。
<異常発生時における処理の流れ>
(i)通信が正常に行われた場合の処理の流れ
通信が正常に行われた場合における処理の流れは、第1実施形態の場合と同様であるため説明を省略する。
(i)通信が正常に行われた場合の処理の流れ
通信が正常に行われた場合における処理の流れは、第1実施形態の場合と同様であるため説明を省略する。
(ii)通信異常時の処理の流れ
次に、通信異常時の処理の流れについて、図13および図14を用いて説明する。
次に、通信異常時の処理の流れについて、図13および図14を用いて説明する。
A.機器監視装置100における制御の流れ
機器異常検出部102aにより空気調和装置50における異常が検出されると(ステップS100)、機器監視発報部102cは、包括管理装置20に対して当該異常の通報を行う(ステップS101)。
機器異常検出部102aにより空気調和装置50における異常が検出されると(ステップS100)、機器監視発報部102cは、包括管理装置20に対して当該異常の通報を行う(ステップS101)。
B.包括管理装置200における制御の流れ
包括管理制御部202は、異常発報受信部202aが機器監視装置100からの異常発報を受信したか否かを判断する(ステップS102)。異常発報受信部202aが機器監視装置100からの異常発報を受信すると、異常発報手段は、当該異常の種別が発報禁止種別と一致するか否かを判断する(ステップS103)。当該異常の種別が発報禁止種別と一致する場合、発報禁止部202eは、包括管理発報部202dによる異常情報の送信を禁止し、発報禁止種別と一致しない場合は、経過時間把握部202cにより把握された経過時間を確認する(ステップS104)。ここで、包括管理発報部202dは、経過時間に基づいて決定される残り時間が図5に示す表のレベル1に該当するか否かを判断する(ステップS105)。残り時間がレベル1に該当する場合、包括管理発報部202dは、保守担当者が有する第2保守端末40に異常情報の送信を行う(ステップS106)。一方、レベル1に該当しない場合、サービスセンターに設けられた第1保守端末30a,30bに異常発報を行う(ステップS107)。
包括管理制御部202は、異常発報受信部202aが機器監視装置100からの異常発報を受信したか否かを判断する(ステップS102)。異常発報受信部202aが機器監視装置100からの異常発報を受信すると、異常発報手段は、当該異常の種別が発報禁止種別と一致するか否かを判断する(ステップS103)。当該異常の種別が発報禁止種別と一致する場合、発報禁止部202eは、包括管理発報部202dによる異常情報の送信を禁止し、発報禁止種別と一致しない場合は、経過時間把握部202cにより把握された経過時間を確認する(ステップS104)。ここで、包括管理発報部202dは、経過時間に基づいて決定される残り時間が図5に示す表のレベル1に該当するか否かを判断する(ステップS105)。残り時間がレベル1に該当する場合、包括管理発報部202dは、保守担当者が有する第2保守端末40に異常情報の送信を行う(ステップS106)。一方、レベル1に該当しない場合、サービスセンターに設けられた第1保守端末30a,30bに異常発報を行う(ステップS107)。
C.その後の処理の流れ
その後の処理の流れは、第1実施形態において説明した処理の流れと同様であるため説明を省略する。
その後の処理の流れは、第1実施形態において説明した処理の流れと同様であるため説明を省略する。
〈特徴〉
(1)本実施形態に係る異常発報先変更システム500では、包括管理装置200で異常発報を受信した時間に基づいて、異常情報の送信を行う送信先を変更する。すなわち、異常発生から所定時間経過後に包括管理装置200で異常発報を受信した場合に、第1保守端末30bを経由して第2保守端末40を有する保守担当者に異常を通報するとなると、保守担当者が現実に空気調和装置50の異常が発生している物件1に到着するまでに相当の時間がかかってしまう。その場合にも、第1実施形態と同様、顧客の要望に充分に対応することができない。しかし、本実施形態に係る異常発報先変更システム500では、機器監視装置100で異常が検出されてから包括管理装置200が異常発報を受信するまでの経過時間に基づき、包括管理装置200からの異常情報の送信が、保守担当者が有する第2保守端末40に優先的に行われる。これにより、空気調和装置50に異常が発生した場合に、規定時間内には必ず保守担当者が物件1に到着し、異常に対応することができる。
(1)本実施形態に係る異常発報先変更システム500では、包括管理装置200で異常発報を受信した時間に基づいて、異常情報の送信を行う送信先を変更する。すなわち、異常発生から所定時間経過後に包括管理装置200で異常発報を受信した場合に、第1保守端末30bを経由して第2保守端末40を有する保守担当者に異常を通報するとなると、保守担当者が現実に空気調和装置50の異常が発生している物件1に到着するまでに相当の時間がかかってしまう。その場合にも、第1実施形態と同様、顧客の要望に充分に対応することができない。しかし、本実施形態に係る異常発報先変更システム500では、機器監視装置100で異常が検出されてから包括管理装置200が異常発報を受信するまでの経過時間に基づき、包括管理装置200からの異常情報の送信が、保守担当者が有する第2保守端末40に優先的に行われる。これにより、空気調和装置50に異常が発生した場合に、規定時間内には必ず保守担当者が物件1に到着し、異常に対応することができる。
〈変更例〉
(1)上記実施形態において、機器監視装置100の管理対象となる機器は、空気調和装置50以外の設備機器であってもよい。例えば、電源設備、給排水装置、昇降機、照明装置、防災装置、防犯装置等であってもよく、また、複数の種類の機器が組み合わせられたものであってもよい。
(1)上記実施形態において、機器監視装置100の管理対象となる機器は、空気調和装置50以外の設備機器であってもよい。例えば、電源設備、給排水装置、昇降機、照明装置、防災装置、防犯装置等であってもよく、また、複数の種類の機器が組み合わせられたものであってもよい。
(2)機器監視装置100と、包括管理装置200と、第1保守端末30a,30bとが、インターネット回線以外の回線で接続されていてもよい。例えば、電話回線で接続されていてもよい。
(3)第2保守端末40は携帯情報端末のほか、携帯電話やPHSであっても構わない。
(4)本実施形態では、包括管理装置200が発報禁止情報を記憶する発報禁止情報記憶領域203eを記憶しているが、第1実施形態の変形例(4)の機器監視装置10と同様に、機器監視装置100が機器監視記憶部103において発報禁止情報を記憶する発報禁止情報記憶領域を確保していてもよい。
(5)また、本実施形態で用いた機器監視装置100の代わりに、第1実施形態で用いた機器監視装置10を用いてもよい。すなわち、機器監視記憶部103には処理時間記憶領域13cに対応する処理時間記憶領域103cが備えられており、機器監視制御部102には、機器監視計測部12cおよび到達把握部12dに対応する機器監視計測部102dおよび到達把握部102eが備えられていてもよい。この場合、機器監視装置100から包括管理装置200への異常発報に関する通信に何らかの異常があった場合に、包括管理装置200において異常情報の送信先を変更するのみならず、機器監視装置100においても異常発報先の変更を行うことができる。したがって、機器監視装置100からの異常発報が包括管理装置200に到達しなかった場合には、機器監視装置100において異常発報先を変更することができ、機器監視装置100から包括管理装置200への異常発報が到達した場合で、到達までに長時間が経過していた場合には、包括管理装置200から異常情報を送信する送信先を変更することができる。そのため、第2保守端末40を有する保守担当者は、異常が発生している空気調和装置50が設置された物件1に遅滞なく向かうことができる。なお、この場合、包括管理装置200の処理時間記憶領域203dに記憶された情報と、処理時間記憶領域103cに記憶された情報の対応情報は日報発報時または適宜、同期される。
〈他の実施形態〉
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
本発明は、機器に発生した異常の通報先を変更することにより、効率的に機器管理を行うことを可能にし、機器監視装置、包括管理装置、および異常発報先変更システムとして有用である。
10,100 機器監視装置
20,200 包括管理装置
30 第1保守端末
40 第2保守端末
50 空気調和装置
500 異常発報先変更システム
20,200 包括管理装置
30 第1保守端末
40 第2保守端末
50 空気調和装置
500 異常発報先変更システム
Claims (8)
- 監視対象である機器(50)の異常を検出した後、前記異常に関する情報である第1情報を包括的に管理する包括管理装置(20)を経由して、前記機器の保守部門の保守端末(30,40)に前記異常を通報する機器監視装置(10)であって、
前記異常の通報である異常発報を行う機器監視発報部(12e)と、
前記異常発報が前記包括管理装置に到達したか否かを把握する到達把握部(12d)と、
を備え、
機器監視発報部は、前記到達把握部が所定時間内に前記包括管理装置における前記異常発報の到達を把握できない場合には、前記包括管理装置を経由せず前記保守端末に前記異常発報を行う
機器監視装置。 - 監視対象である機器の異常を検出する機器監視装置(100)から前記異常の通報である異常発報を受信し、前記異常に関する情報である第1情報を包括的に管理する包括管理装置(200)であって、
前記機器監視装置で前記異常が検出されてから前記異常発報を受信するまでの経過時間を把握する経過時間把握部(202c)と、
前記第1情報を複数の異なる方法で前記機器の保守部門(30,40)に送信可能な包括管理発報部(202d)と、
を備え、
前記包括管理発報部は、前記経過時間把握部が把握する前記経過時間に基づき、前記保守部門に前記第1情報を送信する前記方法を選択する
包括管理装置。 - 監視対象である機器(50)の異常を検出する機器監視装置(10)と、
前記異常に関する情報である第1情報を包括的に管理する包括管理装置(20)を経由し、前記機器監視装置からの前記異常の通報を受信する前記機器の保守部門の保守端末(30,40)と、
を備え、
前記機器監視装置は、
前記異常の通報である異常発報を行う機器監視発報部(12e)と、
前記異常発報が前記包括管理装置に到達したか否かを把握する到達把握部(12d)と、
を有し、
前記機器監視発報部は、前記到達把握部が所定時間内に前記包括管理装置における前記異常発報の到達を把握できない第1状態の場合に、前記包括管理装置を経由せず前記保守端末に前記異常発報を行う、
異常発報先変更システム。 - 前記保守端末は、
前記保守部門における主端末である第1保守端末(30)と、
前記異常に直接対応する保守担当者が保持する第2保守端末(40)と、
を有し、
前記機器監視発報部は、前記第1状態の場合に、前記機器監視装置における前記異常の検出後の経過時間に基づき前記第1保守端末および前記第2保守端末の少なくともいずれか一方を選択して、前記異常発報を行う
請求項3に記載の異常発報先変更システム。 - 前記第1保守端末は、
前記機器および/または前記保守担当者に関する情報である第2情報を記憶する第1保守端末記憶部(33)と、
前記第2保守端末に前記第2情報を送信する第1保守端末通信部(31)と、
を含む、
請求項4に記載の異常発報先変更システム。 - 監視対象である機器の異常を検出する機器監視装置(100)から前記異常の通報である異常発報を受信し、前記異常に関する情報である第1情報を包括的に管理する包括管理装置(200)と、
前記包括管理装置から前記第1情報を受信する前記機器の保守部門の保守端末(30,40)と、
を備え、
前記包括管理装置は、
前記機器監視装置で前記異常が検出されてから前記異常発報を受信するまでの経過時間を把握する経過時間把握部(202c)と、
前記第1情報を複数の異なる方法で前記機器の保守部門に送信可能な包括管理発報部(202d)と、
を有し、
前記包括管理発報部は、前記経過時間把握部が把握する前記経過時間に基づき、前記保守部門に前記第1情報を送信する前記方法を選択する
異常発報先変更システム。 - 前記保守部門は、
前記保守部門における主端末である第1保守端末(30)と、
前記異常に直接対応する保守担当者が保持する第2保守端末(40)と、
を有し、
前記包括管理発報部は、前記経過時間の大小に基づき、前記第1保守端末および前記第2保守端末の少なくともいずれか一方を選択して前記第1情報を送信する
請求項6に記載の異常発報先変更システム。 - 前記第1保守端末は、
前記機器および/または前記保守担当者に関する情報である第2情報を記憶する第1保守端末記憶部(33)と、
前記第2保守端末に前記第2情報を送信する第1保守端末通信部(31)と、
を含む、
請求項7に記載の異常発報先変更システム。
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JP2007227561A JP2009059270A (ja) | 2007-09-03 | 2007-09-03 | 機器監視装置、包括管理装置、および異常発報先変更システム |
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-
2007
- 2007-09-03 JP JP2007227561A patent/JP2009059270A/ja active Pending
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