JP2002295961A - 機器の遠隔管理システム - Google Patents

機器の遠隔管理システム

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JP2002295961A JP2001099355A JP2001099355A JP2002295961A JP 2002295961 A JP2002295961 A JP 2002295961A JP 2001099355 A JP2001099355 A JP 2001099355A JP 2001099355 A JP2001099355 A JP 2001099355A JP 2002295961 A JP2002295961 A JP 2002295961A
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Mutsumi Honma
睦 本間
Noboru Shimoyama
登 下山
Hiroshi Tanibayashi
啓史 谷林
Kenichi Kuroki
健一 黒木
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Fukushima Industries Corp
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信費の低コスト化と、管理センターの通信
機構の複雑化などの防止と、機器の異常への緊急対応と
をそれぞれ図ることができるうえ、データの取り扱いが
容易な機器の遠隔管理システムを得る。 【解決手段】 冷凍冷蔵ショーケースなどの機器2を設
置した店舗などの機器設置部1の主制御部4が、機器2
の運転状態に関するデータを管理センター3へ送信し、
管理センター3が各機器2を管理する。主制御部4は、
機器2の運転状態に関するデータを記憶するデータ記憶
手段4aと、記憶したデータを、例えば1日分のデータ
量ずつにまとめて1日1回だけ電子メールで管理センタ
ー3宛に送信するインターネット通信手段4bと、電話
回線7を介して管理センター3と直接通信する電話通信
手段4cと、機器2が異常の場合に電話通信手段4cを
介して管理センター3へ異常の報知を行なう制御手段4
dとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗や病院などに
設置された冷凍冷蔵ショーケースや業務用冷凍冷蔵庫な
どの機器を、管理センターなどの管理部で管理する機器
の遠隔管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の機器の遠隔管理システムとして
は、例えば特開2000−346521公報に示すごと
く、店舗に配置した集中管理コントローラが、例えば冷
凍冷蔵ショーケースの温度データなどの各機器の状態を
示すデータを自動的に収集し、このデータを電話回線や
ISDN回線などを介して店舗外の管理センターへ送信
している。そして、管理センターが前記データに基づい
て店舗の各機器を管理することで、店舗での各機器の管
理の手間を軽減できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冷凍冷蔵ショーケース
などでは、食材を保存するために昼夜を問わずに稼動し
ており、その機器の状態を示すデータ量も多くなる。こ
の場合、店舗の集中管理コントローラが、前記データを
電話回線を介して管理センターへ送信するようにしたの
では、前述のようにデータ量が多いために電話回線に接
続している時間が長くなって、通信費が高くなってしま
う。特に店舗から管理センターまでの距離が長い程、通
信費の増大化が顕著になる。
【0004】また、店舗から管理センターへのデータ送
信に時間がかかると、その分だけ電話回線の占有時間も
長くなって、一つの電話回線で扱えるデータ量が限られ
てしまう。この結果、店舗の数が多くなるに従って電話
回線の増設などを行わなければならず、管理センターの
通信機構の複雑化などを招いてしまう。
【0005】一方、前記データを、例えば1日1回だけ
電子メールで、前記集中管理コントローラから管理セン
ター宛に送信すると、電子メールは通信回数で通信費が
ほぼ決まるため、通信費の低コスト化が図れることにな
る。
【0006】ところで、店舗において機器に異常が発生
した場合には、管理の一環として、管理センターが、当
該店舗へのメンテナンス要員の手配を行なうことが要望
される。この場合、機器の異常発生を示すデータも前述
の電子メールで店舗の集中管理コントローラから管理セ
ンター宛に送信したのでは、管理センターで機器の異常
発生を示すデータを識別するなどの処理が必要になっ
て、管理センターでのデータの取り扱いが複雑になる。
【0007】しかも、メンテナンス要員の手配は緊急性
が必要なのに対して、機器の異常発生から電子メールの
送信を経て管理センターでのダウンロードまでに比較的
時間がかかるために、修理の緊急性に的確に対応できな
いところに問題がある。また、異常に至るまでの機器の
運転状態の経過を細かく確認できると、機器の修理など
の際の資料になる。さらに、機器の管理のうえでは、複
数の機器間でのデータの比較などを容易に行えるように
することや、機器の異常を未然に防止できるようにする
ことが望まれる。
【0008】本発明の目的は、通信費の低コスト化と、
管理部の通信機構の複雑化などの防止と、機器の異常へ
の緊急対応とをそれぞれ図ることができるうえ、データ
の取り扱いが容易な機器の遠隔管理システムを得ること
にある。また本発明の目的は、異常に至るまでの機器の
運転状態の経過を細かく確認できるようにすることにあ
る。本発明の目的は、複数の機器間でのデータの比較な
どを容易に行えるようにすることにある。また本発明の
目的は、複数の機器間でのデータの比較などを容易に行
えるようにすることや、機器の異常を未然に防止できる
ようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明が対象とする機器
の遠隔管理システムは、1又は複数の機器2を設置した
1又は複数の機器設置部1が、前記機器2の運転状態に
関するデータを管理部3へ送信することで、管理部3が
前記データに基づいて機器2を管理している。ここでの
機器2には、冷凍冷蔵ショーケースや業務用冷凍冷蔵庫
や冷凍機などの各種の機器が該当する。機器設置部1に
は、スーパーマーケットなどの店舗や病院やレストラン
の厨房などが該当する。機器2の管理には、庫内温度の
管理や、異常発生に対する対応などが該当する。
【0010】機器設置部1は、前記機器2の運転状態に
関するデータを記憶するデータ記憶手段4aと、前記記
憶したデータを所定データ量ずつにまとめて電子メール
で管理部3宛に送信するインターネット通信手段4b
と、公衆回線7を介して管理部3と直接通信する電話通
信手段4cと、機器2が異常の場合に電話通信手段4c
を介して管理部3へ異常の報知を行なう制御手段4dと
を備えている。
【0011】ここでの機器2の運転状態に関するデータ
には、庫内温度データや、冷凍機の凝縮器の凝縮温度
や、冷凍機の圧縮器の圧力データや、機器2の異常内容
に関するデータなどが該当する。前記所定データ量に
は、1日分のデータや半日分のデータなどが該当する。
公衆回線7には電話回線などが該当する。前記管理部3
への異常の報知には、異常の旨を音声信号で報知する場
合と、異常を示すコードで報知する場合などが該当す
る。電子メールには、インターネット経由のソケット通
信なども含まれる。
【0012】具体的には、インターネット通信手段4b
は、機器2が正常の場合には、予め設定された第1時間
毎の当該機器2の運転状態に関するデータを電子メール
で管理部3宛に送信する一方で、機器2に異常が発生し
た場合における、当該異常発生よりも所定期間前から異
常発生までの当該異常の機器2の運転状態に関するデー
タについては、前記第1時間よりも短い第2時間毎のデ
ータを電子メールで管理部3宛に送信するようになって
いる。ここでの第1時間には20分や30分などが該当
し、第2時間には2分や3分などが該当する。所定期間
には2時間や3時間などが該当する。
【0013】管理部3は、機器設置部1からの機器2の
運転状態に関するデータに基づいて、複数の機器2のデ
ータを同一画像上にグラフ表示可能であるものとするこ
とができる。ここでの複数の機器2には、異なる機器2
の場合と、同一の機器2であっても日時などを変えた場
合とが該当する。グラフ表示には、棒グラフや折れ線グ
ラフなどが該当する。
【0014】また、機器設置部1は、機器2の運転状態
に関するデータが、異常報知を行なうレベル未満であっ
て、正常なレベルの限界値を超える予め設定された予知
レベルを超えた場合に、その旨を管理部3へ報知するも
のとすることができる。ここでのレベルには温度や圧力
などが該当する。
【0015】管理部3は、機器2の運転状態に関するデ
ータに気象データを関連付けて記憶するものとすること
ができる。ここでの気象データには、気温、湿度および
雨天や晴天などの天気のデータなどが該当する。
【0016】
【発明の作用効果】本発明の機器の遠隔管理システム
は、通信費が元々安いうえに、通信回数に応じて通信費
がほぼ決まる電子メールで、緊急性が比較的低い機器2
の運転状態に関するデータを、例えば1日分のデータ量
ずつにまとめて管理部3宛に送信することにより、通信
時間に比例して通信費が高くなる電話回線などの公衆回
線7で、前記機器2の運転状態に関するデータを送信す
るよりも通信費の低コスト化を図ることができる。ま
た、電子メールでは、管理部3はそのダウンロードの時
機を任意に選択できるため、機器設置部1が多くなって
も、それらからの電子メールのダウンロードの時機を調
節することで回線や通信用のポートの増設などを行わな
くても済み、管理部3の通信機構の複雑化などを防止で
きる。
【0017】しかも、管理部3へ緊急に知らせる必要が
ある機器2の異常の際には、当該異常の旨を音声信号で
報知するなどの少ないデータ量を、公衆回線7を介して
管理部3へ直接送信することにより、通信費の増加を抑
制しながら、管理部3で当該異常発生に対応してメンテ
ナンス要員の手配などを緊急に行うことができる。これ
により、通信費の低コスト化と、管理部3の通信機構の
複雑化などの防止と、機器2の異常への緊急対応とをそ
れぞれ図ることができる。また、異常の報知が、機器2
の運転状態に関するデータとは別のルートで管理部3に
送信されるために、機器2の運転状態に関するデータと
容易に識別でき、これらの取り扱いが容易になる。
【0018】機器2が正常の場合での機器2の運転状態
に関するデータよりも、機器2に異常が発生した場合で
の当該異常の機器2の運転状態に関するデータの方が、
短い時間毎のデータとなるうえ、異常発生よりも前から
のデータが管理部3に送信されることにより、異常に至
るまでの機器2の運転状態の経過を細かく確認できて、
これを機器2の修理などの際の資料にして、修理などの
役に立たせることができる。
【0019】複数の機器2のデータを同一画像上にグラ
フ表示すると、複数の機器2間でのデータの比較や、同
一の機器2での運転状態の変化を一目で確認できて、機
器2の管理の役立たせることができる。
【0020】予知レベルを超えた場合に、その旨が管理
部3へ報知されると、機器2が異常に至る前に当該機器
2の点検や部品交換などの対応ができて、機器2の異常
を未然に防止できる。
【0021】機器2の運転状態に関するデータに気象デ
ータを関連付けて記憶すると、機器2に異常が発生した
際などに気象データを参照することで、気象と機器2の
異常発生との関連性などを判断できて、機器2の異常を
未然に防止するための対策などの利用に供することがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明に係る
機器の遠隔管理システムを例示しており、図1に示すご
とく、1又は複数の機器設置部1に設置された1又は複
数の機器2を、管理センター(管理部)3で一括管理す
るようになっている。
【0023】つまり、機器設置部1は、各機器2の運転
状態に関するデータを管理センター3へ送信する主制御
装置4を有している。この主制御装置4は、EIAの規
格RS−485やLANケーブルなどの通信ライン5を
介して、各機器2に設けた端末制御装置2aに接続され
ており、各機器2の運転状態に関するデータが前記端末
制御装置2aを介して主制御装置4へ送られる。
【0024】主制御装置4は、図2に示すごとく、各機
器2の庫内温度などの運転状態に関するデータなどを収
集して記憶するデータ記憶手段4aと、各機器2の運転
状態に関するデータを所定データ量ずつにまとめて電子
メール形式でインターネット6を介して管理センター3
宛に送信するためのインターネット通信手段4bと、電
話回線7を介して管理センター3とダイヤルアップ形式
で直接通信するための電話通信手段4cと、これらの手
段4a・4b・4cなどを制御する制御手段4dなどを
有している。インターネット通信手段4bは、機器設置
部1宛の電子メールをダウンロード可能になっている。
【0025】そして、主制御装置4は、各機器2の運転
状態に関するデータを、1日分のデータ量ずつにまとめ
て1日1回だけ電子メールで管理センター3宛に送信す
る一方で、いずれかの機器2に温度異常などが発生した
際には、当該異常発生の報知を電話回線7を介して直ち
に管理センター3に送信する。異常発生の際には、当該
異常の機器2の温度データなどの異常内容のデータが、
電子メールで管理センター3宛に送信される。
【0026】なお、主制御装置4は、必要に応じて、各
機器2の温度設定や霜取り時間の設定などを行なうため
の操作部(図示せず)などを設けてある。また、主制御
装置4は、時刻データに基づいて、機器2の運転状態に
関するデータを機器2から取り込む時刻や、機器2とし
ての業務用冷凍冷蔵庫の霜取り開始時刻などを前記時刻
データに合わせて行うようになっている。
【0027】機器設置部1は、必要に応じて、汎用コン
ピュータなどからなる管理装置(図示せず)を備えるこ
とで、管理センター3から送信された各機器2の温度履
歴などの各種のデータをディスプレイに表示させ、ある
いはプリントアウトすることなどが可能になっている。
【0028】管理センター3は、インターネット6に接
続されて電子メールのダウンロードなどを行なうインタ
ーネット通信部3aと、電話回線7に接続されて前記主
制御装置4などと直接通信する電話通信部3bと、各機
器2の運転状態に関するデータなどをデータベース部3
cに記憶させるなどを行う制御部3dと、ディスプレイ
やキーボードやプリンタなどを有して各機器2の運転状
態のデータの表示などを行う監視部3eなどを有してい
る。そして、管理センター3は、機器設置部1から異常
発生の報知を電話通信部3bを介して受けたときには、
当該機器設置部1へのメンテナンス要員の派遣を手配す
るようになっている。
【0029】インターネット通信部3aは、電子メール
を機器設置部1宛などに送信可能になっている。監視部
3eは、インターネット6や電話回線7を介して、管理
センター3外の他の監視装置(図示せず)やメンテナン
ス要員の所持する携帯電話8などに電子メールなどで通
信可能になっている。
【0030】次に、前記遠隔管理システムの使用要領を
具体的に説明する。各機器設置部1の主制御装置4は、
例えば2分間隔毎の各機器2の運転状態に関するデータ
を各機器2の端末制御装置2aから受け取ってデータ記
憶手段4aに記憶する。そして、主制御装置4は、機器
2の運転状態が正常の場合には、データ記憶手段4aに
記憶されているデータのうち、例えば20分間隔毎の機
器2の運転状態に関するデータのみを1日分ずつにまと
めて、1日1回の予め設定した時刻に電子メールで管理
センター3宛に送信する。
【0031】管理センター3では、前記電子メールをダ
ウンロードして、各機器2の運転状態に関するデータを
データベース部3cに記憶させて保存しておく。データ
ベース部3cは、各機器2の運転状態に関するデータ
を、例えば5年間保存する。管理センター3では、デー
タベース部3cに記憶している各機器2の運転状態に関
するデータに基づいて、例えば、各機器2の温度履歴を
ディスプレイに折れ線グラフで表示し、あるいはプリン
トアウトする。この温度履歴は、例えば機器2が業務用
冷凍冷蔵庫の場合には、庫内温度や冷凍機の凝縮機の凝
縮温度などが該当する。
【0032】データベース部3cは、各機器2の運転状
態に関するデータに、インターネット6などを介して得
られた当該機器2の運転日の気象データ、例えば気温や
湿度などを関連付けて記憶する。そして、機器2に異常
が発生した際などに気象データを参照することで、気象
と機器2の異常発生との関連性などを判断できるように
している。
【0033】管理センター3の監視部3eは、複数の機
器2のデータを同一画像上に折れ線グラフで表示し、あ
るいは同一の機器2であっても日時を変えたデータを同
一画像上に折れ線グラフで表示可能になっている。ま
た、監視部3eは、当該折れ線グラフをプリントアウト
可能になっている。
【0034】例えば同一の業務用冷凍冷蔵庫において、
その庫内温度や熱交換器(凝縮器や蒸発器)の温度など
の経年変化を確認する場合には、監視部3eによって、
図3に示すごとく、例えば現在の庫内温度の時間変化を
示す折れ線グラフAと、1年前の庫内温度の時間変化を
示す折れ線グラフBとを同一画像上に表示させる。この
庫内温度などを比較することにより、当該業務用冷凍冷
蔵庫の運転状態が1年前よりも悪化していると判断した
場合には、メンテナンス要員によって、当該冷蔵庫の冷
凍機に用いているフィルターの清掃や交換などのメンテ
ナンスが行われる。また、例えば同一の業務用冷凍冷蔵
庫において、異常の際の庫内温度の時間変化を示す折れ
線グラフと、前日までの庫内温度の時間変化を示す折れ
線グラフとを比較することで、修理の参考資料に役立て
ることができる。
【0035】いずれかの機器(例えば業務用冷凍冷蔵
庫)2において、例えば庫内温度が所定の温度を超えて
いる場合には、機器設置部1の主制御装置4は、異常が
発生したと判断して直ちにダイヤルアップを行ない、管
理センター3へ電話回線7を介して当該異常発生の報知
する。この際、当該機器2の異常内容のデータが電子メ
ールで管理センター3宛に送信される。つまり、主制御
装置4は、前記異常が発生した場合には、例えば、前記
正常な場合での20分間隔(第1時間)毎のよりも短い
2分間隔(第2時間)毎の当該異常の機器2の運転状態
に関するデータを、当該異常発生よりも3時間(所定期
間)前から異常発生まであつめて、電子メールで管理セ
ンター3宛に送信する。
【0036】これを受けて、管理センター3の監視部3
eには、異常発生の表示が行われるとともに、例えば、
データベース部3cに記憶されている機器設置部1の店
舗名や住所などの機器設置部1に関する情報や、異常の
発生した機器2の機種名などの機器2に関する情報が異
常内容などと共に表示される。また、監視部3eには、
メンテナンス要員の名前や電話番号などのメンテナンス
要員に関する情報が表示され、メンテナンス要員が複数
の場合には、メンテナンス要員に関する情報からメンテ
ナンス要員が選択される。管理センター3では、前記デ
ータに基づいて異常発生までの庫内温度などの経過を折
れ線グラフで表示するなどの処理が行われる。
【0037】そして、前記選択されたメンテナンス要員
に対して、異常の発生した機器設置部1への派遣要請が
行なわれる。この際、電子メールで届いた異常の発生し
た機器2の庫内温度の温度履歴や、機器設置部1のレイ
アウトなどが、例えば、メンテナンス要員が所持する携
帯電話8宛に電子メールで送信される。メンテナンス要
員は、当該電子メールに応じて異常の発生した機器設置
部1へ移動して、異常の発生した機器2の修理などを行
なう。なお、前記派遣要請は、必要に応じて、ファック
スや通話によってメンテナンス要員の所属する部署など
へ送信される。メンテナンス要員は、異常発生の機器2
の修理が完了すると、当該完了を携帯電話8などによっ
て管理センター3へ報告する。この報告に応じて、管理
センター3の監視部3eにおいて修理が完了した旨の表
示が行われる。
【0038】機器設置部1の主制御装置4は、機器2の
運転状態に関するデータが、前記異常報知を行なうレベ
ル未満であって、正常なレベルの限界値を超える予め設
定された予知レベルを超えた場合には、その旨のデータ
を管理センター3宛の電子メールで送信する。例えば、
機器2が冷凍冷蔵ショーケースの場合には、庫内温度が
異常発生の報知を行なう庫内温度よりも低く、且つ、正
常な庫内温度の上限値(限界値)よりも高い庫内温度を
予知レベルとすることになる。機器2が予知レベルを超
えた場合には、近い将来に異常が発生するおそれがある
ため、管理センター3は、メンテナンス要員によって当
該機器2の点検を行い、劣化した部品の交換などのメン
テナンスを行なう。
【0039】また、管理センター3の監視部3eによっ
て、各機器設置部1における各機器2の霜取り時間や庫
内温度などの設定あるいは変更や、強制的な霜取りの指
示などが行なえるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機器の遠隔管理システムを示すブ
ロック構成図である。
【図2】機器設置部の主制御装置を示すブロック構成図
である。
【図3】同一の機器における庫内温度の時間変化を示す
折れ線グラフの画像を表示した図である。
【符号の説明】
1 機器設置部 2 機器 3 管理センター 4a データ記憶手段 4b インターネット通信手段 4c 電話通信手段 4d 制御手段 6 インターネット 7 電話回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷林 啓史 大阪府大阪市西淀川区御幣島3丁目16番11 号 福島工業株式会社内 (72)発明者 黒木 健一 大阪府大阪市西淀川区御幣島3丁目16番11 号 福島工業株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GB02 JA35 JB14 KA12 KA13 KB04 LA01 5K048 BA21 DC07 EB02 EB08 EB12 GB08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は複数の機器2を設置した1又は複
    数の機器設置部1が、前記機器2の運転状態に関するデ
    ータを管理部3へ送信することで、管理部3が前記デー
    タに基づいて機器2を管理する機器の遠隔管理システム
    であって、 機器設置部1は、前記機器2の運転状態に関するデータ
    を記憶するデータ記憶手段4aと、前記記憶したデータ
    を所定データ量ずつにまとめて電子メールで管理部3宛
    に送信するインターネット通信手段4bと、公衆回線7
    を介して管理部3と直接通信する電話通信手段4cと、
    機器2が異常の場合に電話通信手段4cを介して管理部
    3へ異常の報知を行なう制御手段4dとを備えたことを
    特徴とする機器の遠隔管理システム。
  2. 【請求項2】 インターネット通信手段4bは、機器2
    が正常の場合には、予め設定された第1時間毎の当該機
    器2の運転状態に関するデータを電子メールで管理部3
    宛に送信する一方で、機器2に異常が発生した場合にお
    ける、当該異常発生よりも所定期間前から異常発生まで
    の当該異常の機器2の運転状態に関するデータについて
    は、前記第1時間よりも短い第2時間毎のデータを電子
    メールで管理部3宛に送信する請求項1記載の機器の遠
    隔管理システム。
  3. 【請求項3】 管理部3は、機器設置部1からの機器2
    の運転状態に関するデータに基づいて、複数の機器2の
    データを同一画像上にグラフ表示可能である請求項1又
    は2記載の機器の遠隔管理システム。
  4. 【請求項4】 機器設置部1は、機器2の運転状態に関
    するデータが、異常報知を行なうレベル未満であって、
    正常なレベルの限界値を超える予め設定された予知レベ
    ルを超えた場合に、その旨を管理部3へ報知する請求項
    1又は2又は3記載の機器の遠隔管理システム。
  5. 【請求項5】 管理部3は、機器2の運転状態に関する
    データに気象データを関連付けて記憶する請求項1又は
    2又は3又は4記載の機器の遠隔管理システム。
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