JP2000283625A - 冷凍設備の警報装置 - Google Patents

冷凍設備の警報装置

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JP2000283625A
JP2000283625A JP8776599A JP8776599A JP2000283625A JP 2000283625 A JP2000283625 A JP 2000283625A JP 8776599 A JP8776599 A JP 8776599A JP 8776599 A JP8776599 A JP 8776599A JP 2000283625 A JP2000283625 A JP 2000283625A
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JP
Japan
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showcase
refrigerator
alarm
data
controller
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JP8776599A
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English (en)
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Toru Tawada
徹 多和田
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Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センター側でも冷凍設備の運転データやこの
運転データを演算処理して得た予備警報データを収集で
き、必要な場合には冷凍設備の設定値変更などの遠隔操
作もでき、異常発生前後における迅速な対応を可能と
し、故障の未然防止および故障修理の迅速化を図り、保
守サービス品質の向上を図ることのできる冷凍設備の警
報装置を得る。 【解決手段】 スーパーマーケット等の店舗に設置され
た冷凍設備の警報装置であって、前記冷凍設備に設けら
れこれらの庫内温度等の検出や異常発報を行うショーケ
ースコントローラ3と、このショーケースコントローラ
3からの運転デ一タを収集蓄積するデータ収集装置6
と、前記ショーケースコントローラ3からの異常発報を
受信し異常信号出力を行い、かつ前記データ収集装置6
の運転データを演算処理し、予め設定された値を越えた
場合には予備警報の出力を行う集中管理装置4を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
ト等の店舗に設置の冷凍冷蔵ショーケース、冷凍冷蔵庫
等の冷凍設備の警報装置に関するものである.
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットなどの店舗Aには、
図3にも示すように冷凍や冷蔵を必要とする商品を陳列
する冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷蔵庫等の冷凍設備が
設置されているが、これらの冷凍設備については、例え
ば庫内温度が設定値を維持しているかなどを管理する必
要がある。
【0003】この管理装置として従来は例えば図3の構
成図に示すように、冷凍冷蔵ショーケース51や冷凍冷
蔵庫52に庫内温度の検出手段53を設け、この検出手
段53を信号通信線55を介してデータ処理装置54に
接続し、このデータ処理装置54をさらに信号通信線5
5を介して警報盤56に接続している。そして、この警
報盤56を公衆回線57を介して警報会社58の警報装
置に接続している。
【0004】次に警報動作について説明すると、冷凍冷
蔵ショーケース51や冷凍冷蔵庫52の検出手段53に
て検出した庫内温度などのデータを信号通信綜55を介
してデータ処理装置54にデータ送信し、データ処理装
置54にて異常の有無を判定したのちに、異常と判断し
た場合はデータ処理装置54にて異常信号を出力し、設
定によっては警報盤56から公衆回線57を介して警備
会社58にも異常信号を出力するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷凍設備の警報
装置は、ショーケースなどの冷凍設備に異常が発生した
場合には、異常信号がデータ処理装置から出力され、設
定によっては警報盤を経由し、公衆回線を介して警備会
社に通報され、その後メンテナンス会社やサービス会社
に異常の連絡が入り、ここで初めてサービスマンなどが
出動することになる。このように異常の通報は異常が発
生してからでないと発報されなかったため、ショーケー
スの異常や故障に対してのサービス対応が遅れるという
問題があった。
【0006】また、冷凍設備の運転に関する温度や除霜
開始等の設定値や現在の運転状態については、警報会社
では実態を把握することができず、サービスマンが冷凍
設備の設置されている現地へ行かなければ判らず、さら
に、設定値の変更などの操作についても現地でなければ
行えず、異常事態に対して迅速な対処が困難であった。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、メンテナンス会社などのセンター側でも冷凍設備の
運転データやこの運転データを演算処理して得た予備警
報データを収集でき、必要な場合には冷凍設備の設定値
変更などの遠隔操作もでき、異常発生前後における迅速
な対応を可能とし、故障の未然防止および故障修理の迅
速化を図り、保守サービス品質の向上を図ることのでき
る冷凍設備の警報装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、スーパーマーケット等の店舗に設置
された冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷蔵庫などの冷凍設
備の警報装置であって、冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷
蔵庫などに設けられこれらの庫内温度等の検出や異常発
報を行うショーケースコントローラと、このショーケー
スコントローラからの庫内温度等の運転デ一タを収集蓄
積するデータ収集装置と、前記ショーケースコントロー
ラからの異常発報を受信し異常信号出力を行い、かつ前
記データ収集装置の運転データを演算処理し、予め設定
された値を越えた場合には予備警報の出力を行う集中管
理装置を備えるものである。よって、予備警報は冷凍設
備の異常発報レベルよりも厳しく設定されるから、冷凍
設備の故障発生に至る前の段階で異常の傾向を通知する
ことができ、故障を未然に防止できる。
【0009】また、運転データを収集蓄積し、その運転
データを使用して予備警報として出力するようにしたか
ら、予備警報の判定処理を例えば一日単位でまとめて行
うことができ、判定を行う機器の処理負荷を軽減するこ
ともできる。
【0010】第2に、スーパーマーケット等の店舗に設
置された冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷蔵庫などの冷凍
設備の警報装置であって、冷凍冷蔵ショーケースや冷凍
冷蔵庫などに設けられこれらの庫内温度等の検出や異常
発報を行うショーケースコントローラと、このショーケ
ースコントローラからの庫内温度等の運転デ一タを収集
蓄積するデータ収集装置と、前記ショーケースコントロ
ーラからの異常発報を受信し異常信号出力を行い、かつ
前記データ収集装置の運転データを演算処理し、予め設
定された値を越えた場合には予備警報の出力を行う集中
管理装置と、信号通信線を介してこの運転データや予備
警報情報を入力し、公衆電話回線に接続する通信装置と
を備えるものとしたことで、冷凍設備の現在の運転状態
をリアルタイムで確認でき、保守点検作業時間を短縮で
きる。
【0011】また、ショーケースの異常発生等があった
場合、保守点検出動前に異常発生前の運転データや異常
データを分析することができ、故障原因の究明の省力化
を図ることができる。さらに冷凍冷蔵ショーケースや冷
凍冷蔵庫の庫内温度等の設定を変更する必要が生じた場
合には、電話回線を介して遠隔地より設定変更や操作が
行えるように構成したので、軽微な異常の場合に保守点
検出動が不要となり省力化を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の冷凍設備の警
報装置の実施の形態を示す構成図で、スーパーマーケッ
トなどの店舗A側に設置した複数台の冷凍冷蔵ショーケ
ース1や冷凍冷蔵庫2の測定ポイントに運転データを計
測するセンサモジュール(図示は省略した)を取り付
け、このセンサモジュールからの運転データを演算処理
するとともに設定値を越えた場合には異常発報を行うシ
ョーケースコントローラ3を冷凍冷蔵ショーケース1や
冷凍冷蔵庫2に取り付け、このショーケースコントロー
ラ3に信号通信線5を介してショーケースコントローラ
3からの庫内温度等の運転データを収集蓄積するデータ
収集装置6を接続した。
【0013】そして、このデータ収集装置6およびショ
ーケースコントローラ3に信号通信線5を介して集中管
理装置4を接続する。この集中管理装置4は、前記ショ
ーケースコントローラ3からの異常発報を受信し異常信
号出力を行い、前記データ収集装置6に蓄積された運転
データを呼び出し、予め設定された予備警報値と比較
し、その警報値を超えている場合には予備警報として発
報を行うもので、この集中管理装置4に信号通信線5を
介して通信装置7が接続される。
【0014】前記通信装置7は、前記集中管理装置4か
らの異常信号出力や予備警報出力、データ収集装置6か
らの収集データを入力し、公衆電話回線8に出力するも
のである。
【0015】一方、メンテナンス会社やサービス会社な
どのセンターBでは、店舗Aの側の通信装置7と公衆電
話回線8を介して通信装置9が接続され、この通信装置
9に端末装置10が接続される。この端末装置10は、
前記データ収集装置6から通信装置7、公衆電話回線
8、通信装置9を介して得た運転データにより運転状態
の確認、報告書作成等を行い、また、店舗Aの機器から
の異常発報を監視するものである。
【0016】そして、この端末装置10に、該端末装置
10で作成した報告書等をプリントアウトするプリンタ
11が接続される。
【0017】次に動作を図2のフローチャートについて
説明する。ショーケースコントローラ3では各冷凍冷蔵
ショーケース1や冷凍冷蔵庫2の測定ポイントに取り付
けてあるセンサモジュールからの運転データを演算処理
し表示するとともに設定値を越えた場合には集中管理装
置4に異常発報を行う〔ステップ(イ)〕。
【0018】一方、データ収集装置6は所定の時間間隔
でショーケースコントローラ3から運転データを収集蓄
積する〔ステップ(ロ)〕。また、集中管理装置4は例
えば1日毎などの時間間隔でデータ収集装置6から温度
データなどの運転データを入力し、演算処理する〔ステ
ップ(ハ)(ニ)〕とともに予備警報判定を行う。
【0019】この予備警報判定は、集中管理装置4に予
め設定されている予備警報設定値とデータ収集装置6か
ら呼び出した運転データ値とを比較し、運転データ値が
予備警報設定値の上限や下恨を設定回数超えたか等を判
定する〔ステップ(ホ)(ヘ)〕ものであり、判定結果
を集中管理装置4より表示・出力する。
【0020】そして、運転データ値が予備警報設定値の
上限や下限を設定回数超えたとき、集中管理装置4に通
信装置7が接続されている場合には判定結果を予備警報
として通信装置7から公衆電話回線8を介してセンター
B側の通信装置9にも発報を行う〔ステップ(ト)〕。
また、ショーケースコントローラ3からの異常発報が集
中管理装置4に対して行われた場合にも集中管理装置4
から通信装置7に出力されて、ここから異常通報として
センターBに発報を行う。なお、この予備警報は、異常
発報レベルよりも条件が厳しく設定されているから、冷
凍設備に故障が発生する前の段階で異常の傾向を通知す
ることができる。
【0021】また、センターBの端末装置10は、デー
タ収集装置6に対し任意に手動ポーリングを行い、蓄積
された運転デーータの確認を行うことができる。ショー
ケースコントローラ3に対しても任意に手動ポーリング
を行い、現在の運転データの確認とショーケースの除霜
や照明の点灯・消灯等の各種手動操作や設定値変更を遠
隔地であるセンターBから行うこともできる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明の冷凍設備の警
報装置は、第1に、スーパーマーケット等の店舗に設置
された冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷蔵庫などの冷凍設
備の警報装置であって、冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷
蔵庫などに設けられこれらの庫内温度等の検出や異常発
報を行うショーケースコントローラと、このショーケー
スコントローラからの庫内温度等の運転デ一タを収集蓄
積するデータ収集装置と、前記ショーケースコントロー
ラからの異常発報を受信し異常信号出力を行い、かつ前
記データ収集装置の運転データを演算処理し、予め設定
された値を越えた場合には予備警報の出力を行う集中管
理装置を備えるものであるから、予備警報は冷凍設備の
異常発報レベルよりも厳しく設定され、冷凍設備の故障
発生に至る前の段階で異常の傾向を通知することがで
き、故障を未然に防止できる。
【0023】また、運転データを収集蓄積し、その運転
データを使用して予備警報として出力するようにしたか
ら、予備警報の判定処理を例えば一日単位でまとめて行
うことができ、判定を行う機器の処理負荷を軽減するこ
ともできる。
【0024】第2に、スーパーマーケット等の店舗に設
置された冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷蔵庫などの冷凍
設備の警報装置であって、冷凍冷蔵ショーケースや冷凍
冷蔵庫などに設けられこれらの庫内温度等の検出や異常
発報を行うショーケースコントローラと、このショーケ
ースコントローラからの庫内温度等の運転デ一夕を収集
蓄積するデータ収集装置と、前記ショーケースコントロ
ーラからの異常発報を受信し異常信号出力を行い、かつ
前記データ収集装置の運転データを演算処理し、予め設
定された値を越えた場合には予備警報の出力を行う集中
管理装置と、信号通信線を介してこの運転データや予備
警報情報を入力し、公衆電話回線に接続する通信装置と
を備えるものとしたことで、冷凍設備の現在の運転状態
をリアルタイムで確認でき、保守点検作業時間を短縮で
きる。
【0025】また、ショーケースの異常発生等があった
場合、保守点検出動前に異常発生前の運転データや異常
データを分析することができ、故障原因の究明の省力化
を図ることができる。さらに冷凍冷蔵ショーケースや冷
凍冷蔵庫の庫内温度等の設定を変更する必要が生じた場
合には、電話回線を介して遠隔地より設定変更や操作が
行えるように構成したので、軽微な異常の場合に保守点
検出動が不要となり省力化を図ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍設備の警報装置の実施の形態を示
す構成図である。
【図2】本発明の冷凍設備の警報装置による警報動作を
示すフローチャートてある。
【図3】従来の冷凍設備の構成図である。
【符号の説明】
1…冷凍冷蔵ショーケース, 2…冷凍冷蔵庫,3…
ショーケースコントローラ 4…集中管理装置,5…信
号通信線,6…データ収集装置, 7…通信装
置, 8…公衆電話回線,9…通信装置,
10…端末装置, 11…プリンタ,51…冷凍冷
蔵ショーケース,52…冷凍冷蔵庫,53…ショーケー
スコントローラ, 54…データ処理装置,55…信
号通信線, 56…警報盤, 57…公衆回
線,58…警備会社
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B110 AA03 BA06 3L045 AA02 BA01 CA02 DA01 LA16 LA18 MA02 NA00 PA02 PA03 5C087 AA22 BB12 BB51 BB74 DD08 DD23 EE07 EE11 FF01 FF04 FF23 GG08 GG18 GG23 GG30 GG36 GG51

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スーパーマーケット等の店舗に設置され
    た冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷蔵庫などの冷凍設備の
    警報装置であって、冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷蔵庫
    などに設けられこれらの庫内温度等の検出や異常発報を
    行うショーケースコントローラと、このショーケースコ
    ントローラからの庫内温度等の運転デ一タを収集蓄積す
    るデータ収集装置と、前記ショーケースコントローラか
    らの異常発報を受信し異常信号出力を行い、かつ前記デ
    ータ収集装置の運転データを演算処理し、予め設定され
    た値を越えた場合には予備警報の出力を行う集中管理装
    置を備えたことを特徴とする冷凍設備の警報装置。
  2. 【請求項2】 スーパーマーケット等の店舗に設置され
    た冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷蔵庫などの冷凍設備の
    警報装置であって、冷凍冷蔵ショーケースや冷凍冷蔵庫
    などに設けられこれらの庫内温度等の検出や異常発報を
    行うショーケースコントローラと、このショーケースコ
    ントローラからの庫内温度等の運転デ一夕を収集蓄積す
    るデータ収集装置と、前記ショーケースコントローラか
    らの異常発報を受信し異常信号出力を行い、かつ前記デ
    ータ収集装置の運転データを演算処理し、予め設定され
    た値を越えた場合には予備警報の出力を行う集中管理装
    置と、信号通信線を介してこの運転データや予備警報情
    報を入力し、公衆電話回線に接続する通信装置とを備え
    たことを特徴とする冷凍設備の警報装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002295961A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Fukushima Industries Corp 機器の遠隔管理システム
JP2005242705A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Sanden Corp 集中管理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002295961A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Fukushima Industries Corp 機器の遠隔管理システム
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