JP2002071257A - 店舗管理システム - Google Patents

店舗管理システム

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JP2002071257A
JP2002071257A JP2000260542A JP2000260542A JP2002071257A JP 2002071257 A JP2002071257 A JP 2002071257A JP 2000260542 A JP2000260542 A JP 2000260542A JP 2000260542 A JP2000260542 A JP 2000260542A JP 2002071257 A JP2002071257 A JP 2002071257A
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Application number
JP2000260542A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Satsu
宏之 佐津
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Nakano Refrigerators Co Ltd
Original Assignee
Nakano Refrigerators Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショーケースをはじめとする店舗内の状況を
把握してショーケース等を最適に制御するとともに、冷
却不良の発生を未然に防止するための警報予防も行える
店舗管理システムを提供する。 【解決手段】 ショーケースの管理情報、冷蔵庫の管理
情報、冷凍機の管理情報、該店舗の空調や照明、室温に
関する管理情報を採取するとともに、前記ショーケース
の運転制御を行う店舗側制御手段12と、複数の店舗側
制御手段から通信手段を介して前記情報を採取し、前記
ショーケース、冷凍機の保守を行う保守担当部門に設け
られた保守側制御手段13とを有し、該保守側制御手段
13は、前記店舗側制御手段12から得た情報を記憶手
段に記憶するとともに、ショーケースや冷凍機の運転情
報に基づいて警報予防を行い、点検や補修の必要な箇所
を表示する。また、照明や空調も含めた最適な制御を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗管理システム
に関し、詳しくは、コンビニエンスストアやスーパーマ
ーケットに設置された冷凍・冷蔵ショーケースの運転制
御を主体に行いながら、ショーケースの付帯設備をはじ
めとして店舗全体の空調や照明の状態も管理することが
できる店舗管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンビニエンスストアやスー
パーマーケットに設置された複数の冷凍・冷蔵ショーケ
ースの運転状態を一括して管理するため、複数のショー
ケースの温度等を監視しながらショーケースの運転制御
を行うショーケース側制御装置と、複数のショーケース
側制御装置から情報を受信して記憶するとともに、必要
な情報を各ショーケース側制御装置に送信する管理側制
御装置とを使用した集中管理システムが種々提案され、
実施されてきている。例えば、特許第3025744号
公報にも、各ケースに設けられた端末側制御装置と、複
数の端末側制御装置を制御する系統制御装置と、複数の
系統制御装置を制御する主制御装置とを備え、各でデー
タの送受信を可能としたショーケース等の集中管理装置
が記載されている。
【0003】しかし、従来の集中管理システムは、ショ
ーケースの庫内温度管理や温度データの蓄積等を行い、
パソコン等を接続して電話回線を通してメンテナンス担
当会社等でデータを取込み、各店舗におけるショーケー
スの運転状態を確認するものであり、ショーケースと該
ショーケースを冷却するための冷凍機とを管理するのみ
であった。さらに、一般的な集中管理システムは、ショ
ーケース等の運転状態を常に監視するのではなく、何ら
かの異常が発生した際の原因追及を主目的としたもので
あった。すなわち、異常発生の予防的な措置を考慮した
ものではなく、異常が発生してからメンテナンス担当会
社等に通報が発せられるため、異常通報が出てから保守
担当者(サービスマン)が店舗に到着して修理を終える
までに長時間を要するという問題があった。
【0004】また、従来は、集中管理システムとは全く
別に、ショーケース及び付帯設備の状況を管理するため
の定期的な点検を行うようにしているが、この点検作業
は、保守担当者が各店舗を訪問し、あらかじめ設定され
た多数の項目について一つ一つ点検するようにしている
ため、点検に長時間を要することもあり、店舗の営業に
も悪影響を与えることがあった。
【0005】例えば、ショーケース用冷凍機の点検項目
には、冷媒量の確認、冷媒漏れの有無、油量の確認、油
のにじみの有無、コンデンサー(凝縮器)の汚れの有
無、異常音の有無、冷凍機が設置されている機械室内の
整理状態の確認、換気扇の作動状況の確認、漏電の有無
がある。また、冷蔵ショーケースにおいても、エアーカ
ーテンの状態、照明の状態、ケースからの水漏の有無、
除霜状態、冷媒漏れの有無、ドアを有するものはドアの
開閉状態、清掃状態、内蔵ケースコンデンサーの状態が
点検項目として定められている。その他、電気的な設備
に対しても、漏電の有無、端子や接点の状態、タイマー
や警報装置の状態、庫内温度の状態等を点検しなければ
ならず、空調設備のメンテナンス(保守)も任されてい
る場合は、フィルターの状態等も点検しなければならな
い。さらに、高圧冷媒の圧力や定圧冷媒の圧力、電圧、
電流等の実測値も必要であった。しかも、異常を発見し
て部品交換等を行った場合は、交換部品の品名や代金も
記入する必要があり、これらの点検項目は、帰社後に改
めてパソコン等に入力する必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の集中
管理システムでは、ショーケースや冷凍機に異常が発生
したときに、過去の運転状況から故障箇所の推測を行う
ことはできるが、異常の発生自体を予測して予防措置を
講じることは行っていなかった。また、主制御装置から
端末側制御装置に対して設定温度の変更等を行えるよう
にしたものでも、店舗内の状況を総合的に判断して温度
変更を行うものは無かった。加えて、ショーケースの温
度上昇という異常が発生した場合、その原因が店舗側で
対応可能な場合、例えばショーケースの扉が開いたまま
になっていた場合でも、保守担当者が店舗に出張して異
常発生原因を確認しなければならず、多くの無駄を生じ
ていた。
【0007】さらに、定期点検は、あらかじめ設定され
ている多くの項目について保守担当者が全てを行うよう
にしており、点検にきわめて長時間を要していた。点検
時の店舗内の滞在時間が長くなると、商品を購入しよう
という客の迷惑になり、チャンスロスにも通じることに
なる。また、一ヶ所の店舗における点検に長時間を要す
るということは、点検を行う保守担当者の人員確保も必
要で、保守担当者にも大きな負担を強いることになって
しまう。
【0008】本発明は、斯かる状況に鑑み創案されたも
ので、その目的は、ショーケースや冷凍機だけでなく、
店舗全体の状況を把握することにより、ショーケース等
の異常発生を予測することができ、異常発生原因が店舗
側で対応可能な場合には店舗側で対処することができ、
さらに、総合的な省エネルギーや人件費の削減等を図る
ことができる店舗管理システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の店舗管理システムは、冷凍・冷蔵ショーケ
ースを設置した店舗における前記ショーケースの運転管
理を主として行うシステムであって、前記ショーケース
の管理情報、冷蔵庫の管理情報、冷凍機の管理情報、該
店舗の空調や照明、室温に関する管理情報を採取すると
ともに、前記ショーケースの運転制御を行う店舗側制御
手段と、複数の店舗側制御手段から通信手段を介して前
記情報を採取し、前記ショーケース、冷凍機の保守を行
う保守担当部門に設けられた保守側制御手段とを有し、
該保守側制御手段は、前記店舗側制御手段から得た情報
を記憶手段に記憶するとともに、前記ショーケースの運
転情報における庫内温度の変化を監視し、該庫内温度が
徐々に変化して設定温度から外れるおそれがあるとき
に、前記店舗側制御手段に対して温度注意報を発信する
ことを特徴としている。また、上記管理システムにおい
て、前記保守側制御手段は、前記ショーケースの情報、
定期点検の情報等の店舗に関する情報を送受信して複数
の保守側制御手段を統括する本部側制御手段と、通信手
段を介して接続されていることを特徴としている。ま
た、上記管理システムにおいて、ショーケース以外の店
舗機器情報を、前記保守側制御手段、前記本部側制御手
段あるいは携帯端末を介して、ショーケース以外の店舗
機器保守会社に送信するようにしたことを特徴としてい
る。
【0010】さらに、前記保守側制御手段は、照明設備
の動作情報を監視し、照明設備の点灯不良が発生したと
きに、前記店舗側制御手段に対して点灯不良通報を発信
したり、冷蔵庫内の温度があらかじめ設定された火災警
報温度に達したときに、該店舗を担当する警備会社に火
災警報を発信したり、前記冷凍機の運転情報における運
転圧力及び冷媒温度の変動を監視し、得られた運転圧力
又は冷媒温度に異常が認められたときに、該異常を表示
したり、冷凍機の運転情報における冷媒量及び油量を監
視し、得られた冷媒量又は油量に異常が認められたとき
に、該異常を表示したり、前記冷凍機の運転情報におけ
るガスセンサからの冷媒漏れを監視し、冷媒漏れが認め
られたときに、該異常を表示したりすることができる。
【0011】また、前記保守側制御手段は、ショーケー
スや冷凍機等からの情報だけでなく、前記環境情報にお
ける室温の情報に基づいて前記ショーケースの設定温度
を変更する制御を前記店舗側制御手段に対して行った
り、前記環境情報における空調及び照明の情報と、前記
ショーケースの運転情報とにより、空調の設定温度又は
照明の照度又はショーケースの設定温度のいずれかを最
適な状態に変更する制御を行ったりすることができ、精
肉加工場、鮮魚加工場等の作業場の温度を測定して前記
保守側制御手段に送信し、該保守側制御手段は、該作業
場内の室温を監視し、該室温が所定温度以上になったと
きに警報を表示することもでき、該店舗の使用電力量を
監視し、該電力量が設定電力量を超えるおそれがあると
きに、前記ショーケースの設定温度を上昇させる制御を
前記店舗側制御手段に対して行ったり、該店舗の照明照
度を下げる制御を照明制御器に対して行ったりすること
もできる。
【0012】さらに、前記店舗内の各情報を得るために
設置したセンサにデータを発信する電波発信器を設ける
とともに、前記店舗側制御手段に各センサからのデータ
を受信する電波受信器を設け、データの伝達を無線方式
で行うことが最適であり、前記店舗側制御手段から前記
保守側制御手段への各種情報の伝達が携帯端末を介して
伝達可能であること、同様に、前記保守側制御手段から
前記店舗側制御手段への各種設定を変更するための情報
の伝達が、携帯端末を介して伝達可能であることを特徴
としている。
【0013】そして、保守作業の効率化を図るために、
前記保守側制御手段は、前記ショーケース、冷凍機の異
常を認めたときに、異常発生以前の運転状況を表示可能
に形成し、また、前記ショーケース、冷凍機の保守点検
情報を記憶していることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の店舗管理システム
の概略を示すブロック図である。ここに示す店舗管理シ
ステムは、各店舗10におけるショーケースの温度管理
情報、冷蔵庫の温度管理情報、冷凍機の管理情報、空調
や照明等の管理情報、作業場の温度管理情報、店内使用
電力量の管理情報等の各種管理情報を、情報採取手段1
1を介してそれぞれの店舗に設置した店舗側制御手段1
2にて採取し、これらの管理情報を、各店舗それぞれの
保守担当部門であるショーケース保守会社(メンテナン
ス担当会社)の本社や営業所に設けた保守側制御手段1
3に伝達し、メンテナンス担当会社は、これらをそれぞ
れのサーバーに記憶し、本社及び各営業所でこれらの情
報を共有可能に形成するとともに、各管理情報を統括す
る本部組織(例えば、ショーケースメーカー)に設けた
本部側制御手段14に伝達する。
【0015】また、本部組織は、前記各情報を本部側制
御手段14のメインサーバーに記憶して様々な管理用に
利用するとともに、メンテナンスに関する情報を前記メ
ンテナンス担当会社の保守側制御手段13に適宜伝達
し、さらに、ショーケースの運転制御指令等の情報を、
保守側制御手段13を介して前記店舗側制御手段12に
伝達する。
【0016】各情報の伝達は、電話回線、専用線、無線
のような各種通信手段を介して行うことができ、本部側
制御手段14、保守側制御手段13及び店舗側制御手段
12の間は、通常は電話回線や専用線を使用することが
好ましいが、メンテナンスや定期点検の情報は保守担当
者が携行可能な携帯端末15で行えるようにしておくこ
とが好ましい。また、店舗側制御手段12と温度センサ
等の各情報採取手段11とは、情報採取箇所が多岐にわ
たるため、各情報を得るために設置したセンサにデータ
を発信する電波発信器を設け、店舗側制御手段12に各
センサからのデータを受信する電波受信器を設けた無線
方式で行うことが好ましい。このように無線方式を採用
することにより、ショーケースの入替えや移動、新設等
に際してもケーブルを引き回す必要が無く、僅かな手間
で対応することができ、設備コストや保守コストの低減
を図れる。
【0017】また、保守側制御手段13は、1台で複数
の店舗側制御手段12を一括して管理できるように形成
されており、店舗側制御手段12と保守側制御手段13
との情報の伝達は、通常時は、一定時間に自動的に行わ
れ、店舗側制御手段12からのショーケースの温度情報
等を記憶手段に記憶して蓄積する。一方、店舗側で警報
が発生した際には、警報発生と同時に、その情報が店舗
側制御手段12から保守側制御手段13に伝達されるよ
うに設定されており、保守側制御手段13では、必要に
応じて任意に各店舗側制御手段12が採取した各種情報
や警報の状況を読込むことができるように設定されてい
る。
【0018】さらに、保守側制御手段13は、各店舗側
制御手段12から得た様々な情報を集計分析し、例えば
各ショーケース毎の温度変化等をグラフで表示できるよ
うにしている。これにより、庫内温度上昇のような警報
が発生したときにも、該ショーケースの過去の運転状況
を容易に知ることが可能となる。また、過去の警報履歴
を記憶して任意に出力できるように設定しておくことも
できる。さらに、通信記録を保持しておくこともでき
る。本部側制御手段14では、これらの保守側制御手段
13からの情報に基づいて各店舗10、各保守側制御手
段13における各種情報を一括して把握できるので、点
検や保守等に関する人員の手配や運営を効率よく行うこ
とができ、例えば、補修部品の製造手配や在庫管理を効
率よく行うことができる。
【0019】また、本部側制御手段14は、各店舗10
を統括する本社組織に対する窓口としての機能を有して
おり、新店舗の開設情報やこれに伴うショーケースの受
注情報等が前記本社組織から送られてくる。この開設情
報及び受注情報としては、各店舗10の所在地、電話番
号、ファクシミリ番号、責任者、開店日、ショーケース
の形式、設置台数、付帯設備、定期点検期日、その他の
各種情報の中から必要な情報が前記本社組織から本部側
制御手段14に伝達されて記憶されている。さらに、本
部側制御手段14には、過去に受注・納入した各店舗の
ショーケースにおける形式、納入日(運転開始日)、保
守契約状況、定期点検状況等のショーケース情報が入力
されて記憶されている。また、本部側制御手段14に
は、各店舗10の所在地情報から、各店舗のショーケー
スを担当するメンテナンス担当会社及びメンテナンス担
当営業所を選定する機能を有しており、メンテナンス担
当会社及びメンテナンス担当営業所の担当エリアや、シ
ョーケース担当台数、保守担当者人員数等を考慮してシ
ョーケースの保守担当を選定する。なお、本部側制御手
段14では、メンテナンス担当会社の選定までを行い、
メンテナンス担当営業所の選定はメンテナンス担当会社
で行うこともできる。
【0020】店舗管理システムにおける基本的な動作
は、ショーケース及びこれに付随する冷凍機等の管理で
あり、例えば、店舗側制御手段12は、図2に示すよう
な構成を有している。すなわち、店舗側制御手段12と
してのモニター制御盤21と、各ショーケース22、冷
蔵庫23、冷凍機24等にそれぞれ設置され、モニター
制御盤21に対してRS485等の周知のシリアル伝送
線25で並列に接続された温調制御盤(サーモ)26や
圧力コントローラー27等と、モニター制御盤21と前
記保守側制御手段13との情報伝達を行うためのモデム
28bや通信用パソコン28a等の通信手段28とを備
えている。
【0021】モニター制御盤21で採取するデータとし
ては、ショーケース22や冷蔵庫23の管理情報におい
ては、設定温度、デフロスト復帰温度、水切時間、温調
ディファレンシャル等の各種設定値や、庫内温度、吹出
温度、吸込み温度等の各種測定値が採取され、温調制御
盤26は、各種設定値と各種測定値とに基づいて庫内温
度が所定温度範囲内に収まるように制御し、モニター制
御盤21は、これらの設定値や測定値に基づき、必要に
応じて各設定値の変更を行ったり、また、異常発生時に
警報を発信したりするとともに、測定した各種データを
モデム等の通信手段28を介してメンテナンス担当会社
の保守側制御手段13に送信する。
【0022】このとき、保守側制御手段13において、
店舗側制御手段12から得た各種情報を所定期間記憶し
ておき、警報(異常)発生時には、警報内容とともに、
警報発生以前に記憶した各種運転状況をメンテナンス担
当会社の表示手段に出力可能に形成しておくことによ
り、保守担当者は、メンテナンス担当会社から店舗に出
かける前に警報内容や必要な作業内容を確認することが
できるので、所定の準備を整えてから現場に行くことが
できる。
【0023】各種データの中で、例えばショーケース2
2の庫内温度データが徐々に上昇しているような場合、
モニター制御盤21は、設定温度になるようにショーケ
ース22の運転状態を制御するが、このように庫内温度
が徐々に上昇するというデータを受信した保守側制御手
段13は、この温度変動を認識して設定温度から外れる
おそれがあるときには、店舗側に温度注意報を発信する
とともに、メンテナンス担当会社のモニターやプリンタ
等の表示手段にも、店舗名やショーケース番号等の情報
とともに温度注意報を表示する。このとき、今までの点
検や保守の情報を確認し、例えば、冷却コイルに原因が
ありそうだとか、送風ファンに原因がありそうだとかを
同時に表示し、さらに、必要に応じて点検や補修、交換
部品等の情報も表示させることもできる。
【0024】これにより、メンテナンス担当会社の保守
担当者は、温度上昇の原因をある程度予測した状態で、
点検や補修に必要な工具、用具及び予想される交換部品
等を携行して該当店舗に赴くことができるので、簡単な
点検作業で不具合箇所を確認することができるととも
に、確実な補修や部品交換等の対応を容易に行うことが
できる。
【0025】一方、短時間で温度上昇が見られた場合、
メンテナンス担当会社の表示手段にその情報や対応策が
前記同様に表示されるとともに、それが扉や蓋を有する
ショーケースあるいは冷蔵庫の場合は、扉や蓋が開いた
ままである可能性があるとして店舗側に通報する。これ
により、扉等が開いたままであったときには、店舗の店
員による簡単な点検で温度上昇の原因を取除くことがで
き、保守担当者が現場に赴くことなく短時間で解決する
ことができる。このとき、店員の確認によって扉等に異
常がない場合には、その旨がメンテナンス担当会社に通
報され、保守担当者が前記表示に基づく準備をして店舗
に出かけることができるので、前記同様に、所定の点
検、保守を容易に行うことができる。
【0026】さらに、ショーケースにおいては、庫内温
度等の監視や各種運転用のデータ採取だけでなく、ショ
ーケース等のケース照明に設けられている蛍光灯のよう
な照明設備の動作状態も監視して、保守側制御手段13
に伝達するようにしている。保守側制御手段13は、こ
れらの動作情報も定期的にチェックし、点灯不良が発生
した場合には、モニター制御盤21に点灯不良発生を発
信して蛍光灯の交換を要請し、また、必要に応じて保守
担当者に蛍光灯交換の指示を与える。これにより、店舗
内のショーケースにおける見苦しい点灯不良を早期に解
消することができる。
【0027】また、従来は、ショーケースのみで行って
いた温度管理を、店外に設けられている冷蔵庫に対して
も行うようにしており、この冷蔵庫の場合には、通常の
温度管理だけでなく、庫内温度があらかじめ設定された
火災警報温度に達したときには、例えば火災警報温度が
60℃の場合に、この温度を超えたら冷蔵庫内で火災が
発生したと判断し、メンテナンス担当会社に通報すると
ともに、該店舗を担当する警備会社にも火災警報を発信
することにより、火災による被害を最小限にとどめるよ
うにしている。
【0028】前記モニター制御盤21による冷凍機24
の運転管理は、運転圧力、冷媒温度、冷媒量、油量の監
視を行うとともに、適所に設けたガスセンサーによって
冷媒漏れのチェックも行うようにしている。これによ
り、冷凍機の運転状況を確実にチェックすることがで
き、冷凍機の異常による冷却不良の発生を未然に回避す
ることが可能となり、警報を発したガスセンサーの設置
場所により冷媒漏れの発生箇所を確実に知ることが可能
となって迅速な補修を行うことができる。
【0029】また、保守側制御手段13では、モニター
制御盤21から伝達された冷凍機の運転圧力や冷媒温
度、冷媒量や油量を監視し、これらが設定範囲を超えた
ときはもちろん、徐々に変化しているときにも警報や注
意報を出力し、異常の発生を未然に防止し、前記ガスセ
ンサーからの情報とともに、補修の必要な箇所を予測し
てメンテナンス担当会社の表示手段に出力し、的確な補
修や部品交換を促すようにする。
【0030】さらに、モニター制御盤21には、ショー
ケース等の機器の運転情報の他、店舗内の室温情報も採
取して保守側制御手段13に伝達するようにしており、
保守側制御手段では、室温に応じてショーケース等の設
定温度を調節し、冷やし込みすぎによる無駄な電力消費
を削減するとともに、足下の冷えを防止するための冷気
回収(ヒートリクレイム)等を行ってショーケース等の
運転を効率よく行うとともに、快適な店舗環境を作り出
すようにしている。
【0031】また、店舗がビル内の一画に設けられてい
る場合、保守側制御手段13は、直接あるいは既存のネ
ットワーク、商品名[LonWorks」や同「デバイ
スネット」等を介してビルの電力情報も採取するように
しており、モニター制御盤21は、店舗内の照明の情報
や空調の情報も採取して保守側制御手段13に伝達する
ようにしている。保守側制御手段13は、モニター制御
盤21から取込んだ各種情報及びネットワーク等から取
込んだ電力情報に基づき、例えば、ショーケース等の運
転管理情報と、店舗内の照明の情報や空調の情報と、ビ
ル全体の消費電力とを考慮してショーケース等の設定温
度や、照明、空調の最適化を行う。そして、店舗の消費
電力量も保守側制御手段13で監視することにより、電
力ピーク時にはショーケース等の設定温度を僅かに上昇
させたり、ケース照明の照度を下げるなどのピークデマ
ンドコントロールを行うこともできる。これにより、使
用電力量のピークを抑制することができ、店舗の契約電
力料金を削減することが可能となる。
【0032】さらに、店舗内に精肉や鮮魚の加工場が設
けられている場合は、該加工場の室温もモニター制御盤
21で監視し、該室温情報を保守側制御手段13に送信
伝達することにより、加工場の室温管理も行えるように
なり、加工場内を所定温度以下に確実に維持することが
でき、商品加工時の鮮度低下を防止してHACCP(ハ
セップ)にも対応することが可能となる。
【0033】このように、店舗側制御手段12でショー
ケースの運転状況をはじめとする店舗の各種情報を採取
し、保守側制御手段13に各種情報を記憶させておくこ
とにより、従来行っていた数多くの定期点検項目を削減
することが可能となり、定期点検に要する作業時間を大
幅に短縮することができる。また、従来は、ショーケー
スや空調で別々の点検員が別々に来店して点検を行って
いたのを、一人の点検員で一括して行うことが可能とな
り、これらの設備の定期点検不要箇所をあらかじめ点検
員に通知しておくこともできる。特に、温度変化等で異
常発生の可能性を予測して警報予防を行うので、警報発
生以前に不具合を解消することができ、ショーケース等
の冷却不良の発生を未然に防止できる。また、前述のよ
うに、警報が発生した場合も、警報の発生原因を保守側
制御手段13で把握することができ、その対応を円滑に
行えるので、作業時間の短縮が図れる。これらにより、
営業中の店舗内における作業を最短時間で行うことがで
き、購買客への影響も最小限に抑えることができる。
【0034】さらに、保守側制御手段13から店舗側制
御手段12を介して設定温度変更等の指示をモニター制
御盤21に与えることができるので、店舗内の各種ショ
ーケースをはじめとする特殊な形式のショーケースの制
御も可能となる。また、ショーケース、冷凍機、空調、
照明、作業場、電力等のショーケースの運転に関連する
情報を全て監視することにより、全てのシステムが最も
効率のよい状態で稼働するように制御することができ
る。
【0035】加えて、店舗側制御手段12と保守側制御
手段13との間の情報伝達を携帯端末15でも行えるよ
うにしてあると、店舗側制御手段12及び保守側制御手
段13とケーブルを介して、あるいは赤外線や無線を介
して接続することによって各種情報、データの授受が可
能となり、保守担当者が携帯端末15を店舗に持参し、
定期点検の情報や修理、部品交換の情報を、その場で取
り出したり、入力したりすることができるので、これら
の作業を確実に行うことができるとともに、作業報告も
容易に行うことができる。例えば、会社に出勤したとき
に保守担当者が各自の携帯端末を保守側制御手段13に
接続することにより、あるいは、あらかじめクレードル
等にセットして接続状態としておいた携帯端末を手に取
ることにより、定期点検を行う予定の店舗やその所在
地、設備の情報を知ることができる。なお、数人のグル
ープで作業を行う場合は、通常、責任者がこれを扱うこ
とになる。
【0036】定期点検を行う保守担当者は、この携帯端
末に表示された定期点検データを確認して指定された店
舗に赴き、ショーケース等の定期点検を行う。定期点検
データには、必要に応じて前回の定期点検時の状況、こ
れまでの故障修理箇所の有無等を含めることができる。
また、複数の店舗を回るときには、道順を考慮した点検
順序を付しておくこともできる。定期点検終了後は、各
店舗の各ショーケースに対応させて、作業開始時刻、終
了時刻、担当者、担当責任者、補修箇所、交換部品、そ
の他の定期点検を行ったときの情報を定期点検終了デー
タとしてそれぞれ入力する。これらの入力作業を容易に
するため、例えばタッチパネル方式やワンタッチ入力が
行える携帯端末を選択することが望ましい。携帯端末に
入力された定期点検終了データは、定期点検を終えて戻
ってきたときに、該携帯端末15を保守側制御手段13
に接続し、例えば前記クレードル等にセットすることに
より、携帯端末内の各種情報が保守側制御手段13に読
み込まれ、例えば点検実績データとして保存記憶され
る。
【0037】この点検実績データは、保守側制御手段1
3から本部側制御手段14に伝達されて記憶され、各シ
ョーケース等の定期点検が間違いなく行われていること
が確認されるとともに、必要に応じて定期点検終了報告
を、各店舗を統括する本社組織に伝達することができ
る。さらに、有償消耗品の交換等で費用が発生した場合
は、これを点検実績データから拾い出して請求書の発行
等を行うようにしてもよい。そして、部品の修理情報や
交換履歴を点検実績データとして登録しておくことによ
り、ショーケース等に不具合が発生したときに、以前の
修理情報や交換履歴を参照することにより、部品交換の
目安とすることができる。また、店舗側制御手段12と
保守側制御手段13との間の通信が不能となった場合で
も、該店舗に保守担当者が携帯端末を持参し、該携帯端
末をモニター制御盤21に接続することにより、各種デ
ータの取込み及び確認が可能となり、各種データを取込
んだ携帯端末をメンテナンス担当会社に持ち帰って分析
することにより、更に詳しい状態を知ることができる。
【0038】一方、ショーケース等の温度設定を変更し
たりする場合も、メンテナンス担当会社で変更内容をあ
らかじめ携帯端末に設定しておくことにより、店舗に到
着したときに携帯端末とモニター制御盤とで通信を行う
ことにより、各種の設定変更を容易にかつ確実に行うこ
とができる。これにより、モニター制御盤の操作に不慣
れな作業員でも簡単に設定を行うことができる。さら
に、ショーケースメーカーでは修理できないようなビル
の照明や空調とかの情報をその場で携帯端末15に入力
して記憶させ、該携帯端末15からあるいは保守側制御
手段13や本部側制御手段14を介して店舗情報ととも
に担当店舗機器保守会社16(即ち、ショーケース以外
の店舗機器保守会社16、図1参照)に連絡するように
形成することにより、店舗の照明等の点検管理も保守側
制御手段13や本部側制御手段14で一括して行うこと
ができる。店舗機器が故障した際、各店舗10ではどこ
に連絡してよいか分からず、結局、ショーケースメーカ
ーに連絡を入れる場合が多いが、このように、ショーケ
ース以外の店舗機器の修理情報や部品交換情報などの経
歴を保守側制御手段13や本部側制御手段14に保存し
ておくことにより、次回不具合が発生した際の原因究明
に役立ち、また不具合の予防にも役立つ。
【0039】図3は、モニター制御盤21の一例を示す
概略ブロック図である。このモニター制御盤21は、前
述のように、各ショーケース22や冷蔵庫23、その他
の内蔵ショーケース31や二温度ショーケース32等の
各種ショーケース、冷凍機24との情報伝達を行うため
のRS485ポート33をはじめとし、出力端子として
は、特定日や週間スケジュールに基づいた外部デューテ
ィ出力41,外部警報出力42,外部音声出力43,ブ
ザー出力44,各種情報を出力するためのパルス出力4
5等が設けられており、入力端子としては、電力量等の
パルス信号を入力するためのパルス入力51,照明照度
検出用フォトセルや空調温度等を入力するための外部入
力52,外部からの各種警報を入力するための警報入力
53等が設けられており、さらに、各種信号の入出力を
行うための入出力端子として、パソコンやモデム、携帯
端末と接続可能なRS232Cポート61,事務所用の
パソコン等と接続可能なRS485ポート62,各種パ
ソコンやプリンタ等と接続可能な赤外線ポート63,外
部ネットワーク等と接続可能なコミュニケーションポー
ト64等が設けられている。また、モニター制御盤21
の前面には、各種入力を行ったり、画面表示切替等を行
うための入力キー71や、警報を発するためのブザーや
ランプを設けた警報出力部72等が設けられている。な
お、各ポート等は、あらかじめ全てを設けておいてもよ
いが、例えば、ビル内のコンビニエンスストアと独立店
舗のコンビニエンスストアとの相違や、規模の相違によ
って準備段階としておくこともでき、必要に応じてボー
ドやカードを追加あるいは交換するようにすることがで
きる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の店舗管理
システムによれば、以下のような効果を奏する。 (1)ショーケースの運転に関連する店舗内の各種情報
を採取して監視し、ショーケース等の運転状態を最適に
保つようにするだけでなく、温度変化の状態によって警
報予防を行うことにより、冷却不良等の異常を未然に防
止することができる。 (2)電力量の変動や、空調の状態、照明設備の状態を
監視することにより、最適な空調や照度を行うことがで
き、照明の点灯不良も即座に発見することができる。さ
らに、温度監視により火災警報を発信することもでき
る。冷凍機の運転状態の監視においても、運転圧力、冷
媒温度、冷媒量、油量、冷媒漏れを監視することによ
り、警報発生を予測することが可能となる。 (3)店舗内の各情報の採取を無線方式で行うことによ
り、設備コストや保守コストの低減を測ることができ、
携帯端末により情報の授受を行えるようにしておくこと
により、通信機器や電話回線に異常等が発生した場合で
も、各情報を確実に採取して伝達することができる。 (4)各種情報を記憶して任意に取り出せるようにして
おくことにより、定期点検項目の削減が図れるととも
に、ショーケース等の点検履歴や補修履歴を容易に知る
ことができ、修理や部品交換も確実に行うことができる
ので、定期点検や修理に要する時間を大幅に短縮でき、
店舗、購買客への影響を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の店舗管理システムの概略を示すブロ
ック図である。
【図2】 店舗側制御手段の構成例を示す概略ブロック
図である。
【図3】 モニター制御盤の一例を示す概略ブロック図
である。
【符号の説明】
10 店舗 11 情報採取手段 12 店舗側制御手段 13 保守側制御手段 14 本部側制御手段 15 携帯端末 16 ショーケース以外の店舗機器保守会社 21 モニター制御盤 22 ショーケース 23 冷蔵庫 24 冷凍機 25 シリアル伝送線 26 温調制御盤 27 圧力コントローラー 28 通信手段 31 内蔵ショーケース 32 二温度ショーケース 33 RS485ポート 41 外部デューティ出力 42 外部警報出力 43 外部音声出力 44 ブザー出力 45 パルス出力 51 パルス入力 52 外部入力 53 警報入力 61 RS232Cポート 62 RS485ポート 63 赤外線ポート 64 コミュニケーションポート 71 入力キー 72 警報出力部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍・冷蔵ショーケースを設置した店舗
    における前記ショーケースの運転管理を主として行うシ
    ステムであって、 前記ショーケースの管理情報、冷蔵庫の管理情報、冷凍
    機の管理情報、該店舗の空調や照明、室温に関する管理
    情報を採取するとともに、前記ショーケースの運転制御
    を行う店舗側制御手段と、 複数の店舗側制御手段から通信手段を介して前記情報を
    採取し、前記ショーケース、冷凍機の保守を行う保守担
    当部門に設けられた保守側制御手段とを有し、 該保守側制御手段は、前記店舗側制御手段から得た情報
    を記憶手段に記憶するとともに、前記ショーケースの運
    転情報における庫内温度の変化を監視し、該庫内温度が
    徐々に変化して設定温度から外れるおそれがあるとき
    に、前記店舗側制御手段に対して温度注意報を発信する
    ことを特徴とする店舗管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の管理システムにおい
    て、前記保守側制御手段は、前記ショーケースの情報、
    定期点検の情報等の店舗に関する情報を送受信して複数
    の保守側制御手段を統括する本部側制御手段に、通信手
    段を介して接続されていることを特徴とする店舗管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の管理システムにおい
    て、ショーケース以外の店舗機器情報を、前記保守側制
    御手段、前記本部側制御手段あるいは携帯端末を介し
    て、ショーケース以外の店舗機器保守会社に送信するこ
    とを特徴とする店舗管理システム。
  4. 【請求項4】 前記保守側制御手段は、照明設備の動作
    情報を監視し、照明設備の点灯不良が発生したときに、
    前記店舗側制御手段に対して点灯不良通報を発信するこ
    とを特徴とする請求項1記載の店舗管理システム。
  5. 【請求項5】 前記店舗側制御手段は、該店舗に設けら
    れている冷蔵庫の温度情報を採取して前記保守側制御手
    段に送信するとともに、 該保守側制御手段は、前記冷蔵庫内の温度があらかじめ
    設定された火災警報温度に達したときに、該店舗を担当
    する警備会社に火災警報を発信することを特徴とする請
    求項1記載の店舗管理システム。
  6. 【請求項6】 前記保守側制御手段は、前記冷凍機の運
    転情報における運転圧力及び冷媒温度の変動を監視し、
    得られた運転圧力又は冷媒温度に異常が認められたとき
    に、該異常を表示することを特徴とする請求項1記載の
    店舗管理システム。
  7. 【請求項7】 前記保守側制御手段は、前記冷凍機の運
    転情報における冷媒量及び油量を監視し、得られた冷媒
    量又は油量に異常が認められたときに、該異常を表示す
    ることを特徴とする請求項1記載の店舗管理システム。
  8. 【請求項8】 前記保守側制御手段は、前記冷凍機の運
    転情報におけるガスセンサからの冷媒漏れを監視し、冷
    媒漏れが認められたときに、該異常を表示することを特
    徴とする請求項1記載の店舗管理システム。
  9. 【請求項9】 前記保守側制御手段は、前記環境情報に
    おける室温の情報に基づいて前記ショーケースの設定温
    度を変更する制御を前記店舗側制御手段に対して行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の店舗管理システム。
  10. 【請求項10】 前記保守側制御手段は、前記環境情報
    における空調及び照明の情報と、前記ショーケースの運
    転情報とにより、空調の設定温度又は照明の照度又はシ
    ョーケースの設定温度のいずれかを最適な状態に変更す
    る制御を行うことを特徴とする請求項1記載の店舗管理
    システム。
  11. 【請求項11】 前記店舗側制御手段は、精肉加工場、
    鮮魚加工場等の作業場の温度を測定して前記保守側制御
    手段に送信し、該保守側制御手段は、該作業場内の室温
    を監視し、該室温が所定温度以上になったときに警報を
    表示することを特徴とする請求項1記載の店舗管理シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記保守側制御手段は、該店舗の使用
    電力量を監視し、該電力量が設定電力量を超えるおそれ
    があるときに、前記ショーケースの設定温度を上昇させ
    る制御を前記店舗側制御手段に対して行うことを特徴と
    する請求項1記載の店舗管理システム。
  13. 【請求項13】 前記保守側制御手段は、該店舗の使用
    電力量を監視し、該電力量が設定電力量をこえるおそれ
    があるときに、該店舗の照明照度を下げる制御を照明制
    御器に対して行うことを特徴とする請求項1記載の店舗
    管理システム。
  14. 【請求項14】 前記店舗内の各情報を得るために設置
    したセンサにデータを発信する電波発信器を設けるとと
    もに、前記店舗側制御手段に各センサからのデータを受
    信する電波受信器を設け、データの伝達を無線方式で行
    うことを特徴とする請求項1記載の店舗管理システム。
  15. 【請求項15】 前記店舗側制御手段から前記保守側制
    御手段への各種情報の伝達が、携帯端末を介して伝達可
    能であることを特徴とする請求項1記載の店舗管理シス
    テム。
  16. 【請求項16】 前記保守側制御手段から前記店舗側制
    御手段への各種設定を変更するための情報の伝達が、携
    帯端末を介して伝達可能であることを特徴とする請求項
    1記載の店舗管理システム。
  17. 【請求項17】 前記保守側制御手段は、前記ショーケ
    ース、冷凍機の異常を認めたときに、異常発生以前の運
    転状況を表示可能に形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の店舗管理システム。
  18. 【請求項18】 前記保守側制御手段は、前記ショーケ
    ース、冷凍機の保守点検情報を記憶していることを特徴
    とする請求項1記載の店舗管理システム。
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