JP2000346521A - 店舗内ネットワークシステム、及び集中管理制御装置 - Google Patents

店舗内ネットワークシステム、及び集中管理制御装置

Info

Publication number
JP2000346521A
JP2000346521A JP11152179A JP15217999A JP2000346521A JP 2000346521 A JP2000346521 A JP 2000346521A JP 11152179 A JP11152179 A JP 11152179A JP 15217999 A JP15217999 A JP 15217999A JP 2000346521 A JP2000346521 A JP 2000346521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
showcase
controller
data
router
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11152179A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Togashi
大 富樫
Mitsuyoshi Nakatani
充良 中谷
Haruhiko Sudo
晴彦 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP11152179A priority Critical patent/JP2000346521A/ja
Publication of JP2000346521A publication Critical patent/JP2000346521A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ショーケース等の機器の増設や再構築を低コ
ストで、他の機器との接続も容易に行える店舗内ネット
ワークシステム、及び集中管理制御装置を提供する。 【解決手段】 ネットワークアダプタ10は、従来の専
用シリアル線によりショーケースコントローラ2a〜2
c、冷凍機コントローラ4等と接続して通信可能であ
る。従来の専用シリアル線によっては接続できないショ
ーケースコントローラ2dや他の機器に対しては、イン
タフェース機構20を設ける。ネットワークアダプタ1
0は、TCP/IP方式の通信プログラムを有してお
り、10BASE−Tケーブルによりダイヤルアップル
ータ5と接続して、他の特定の端末とデータ送受信可能
となっている。そして各種コントローラ2a〜2c、2
d、4、9等から受け取った各機器の状態データを所定
の形式に編集して一時的に格納し、この編集したデータ
を、TCP/IP通信方式で特定の端末に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に店舗内に設置
される各種機器と接続して該各種機器を集中管理/制御
または遠隔で管理/制御させる為の店舗内ネットワーク
システム、及び集中管理制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば冷凍・冷蔵ショーケー
ス等のように各々が制御装置を備えるショーケースが多
数設置される環境(例えば、スーパーマーケット等の店
舗)において、複数のショーケースを集中管理する専用
の集中管理コントローラを設け、有線/無線により各シ
ョーケースの制御装置と上記集中管理コントローラを接
続し、当該集中管理コントローラによって各ショーケー
スの状態データの収集や機器の制御を行う形態のネット
ワークシステムが提案されている。また、更に、これら
をパソコン等の情報処理装置等に接続してデータ管理し
たり、公衆回線網等を介して店舗外のセンタ装置等に各
ショーケースの状態データ等を送信すること等が提案さ
れている。
【0003】このような店舗内のネットワークシステム
において、従来では、各ショーケースの制御装置と上記
集中管理コントローラとの間は、専用の通信線(専用の
シリアル回線等)によって接続されていた。また、上記
パソコン等の情報処理装置を用いる場合、上記専用の通
信線上を流れるシリアルデータを、パソコン等に接続可
能なRS−232C通信方式に変換する為の、インタフ
ェース変換機器を追加する等していた。
【0004】このような従来のシステムについて、図7
を参照して更に詳細に説明する。図7は、従来のネット
ワークシステム全体の構成の一例を概略的に示す構成ブ
ロック図である。同図に示す従来のネットワークシステ
ムでは、所謂カレントループ通信方式を採用していた。
【0005】同図において、各ショーケース51a、5
1b、51cには、それぞれ、ショーケースコントロー
ラ52a、52b、52cが備えられている。各ショー
ケース51a〜51cは例えば冷蔵ショーケースであ
り、この場合各ショーケースコントローラ52a〜52
cは、ショーケースの温度/湿度/風速等の各種状態を
検知するセンサー、各種調節機器等を有し、各ショーケ
ース51a〜51cの温調(温度調節)制御、除霜制御
等を行う。各ショーケースコントローラ52a〜52c
は、専用の通信線(専用のシリアル回線等)によって集
中管理コントローラ55に接続されており、各ショーケ
ース51a〜51cの温調温度や電磁弁の出力データ等
を専用の通信線を介して集中管理コントローラ55に送
り、データ蓄積させる。また、例えば大型の冷凍機53
等が設置されている場合には、この冷凍機53に備えら
れる冷凍機コントローラ54も専用の通信線(専用のシ
リアル回線等)によって(他の)集中管理コントローラ
55に接続される。この場合、集中管理コントローラ5
5は、冷凍機コントローラ54へ冷凍機状態データ要求
コマンドを送信し、このコマンドに応じて返信される冷
凍機状態データを受信する。
【0006】更に、店舗内にパソコン57等の情報処理
装置を設け、各集中管理コントローラ55とパソコン5
7とで通信可能(有線あるいは無線)とし、パソコン5
7において上記各ショーケース51a〜51cの状態の
表示やその解析を行える構成とする場合、上記専用の通
信線上を流れるシリアルデータを、RS−232C通信
方式に変換するインタフェース変換機構(シリアル通信
変換機構56)を設ける必要があった。
【0007】また、公衆回線網(電話回線、ISDN
等)を介して店舗外のセンター59等の上記各ショーケ
ース51a〜51cの状態データを送信する場合にも、
上記店舗内にパソコン57等の情報処理装置を設ける必
要があった。この場合、パソコン57は、例えば10B
ASE−Tで用いられる非シールドツイストペアケーブ
ル(UTP;以下、10BASE−Tケーブルという)
と接続するインタフェース(ネットワークインタフェー
スカード(NIC)等)を備え、TCP/IP方式の通
信プログラムを実装している。そして、10BASE−
Tケーブルによってダイヤルアップルータ58と接続
し、当該ルータ58、上記公衆回線網を介して、上記店
舗外のセンター59とデータ送受信可能となっている。
尚、よく知られているように、ダイヤルアップルータ
は、ネットワークと自動接続してルーティングを行う機
能を有するものであり、また最近のダイヤルアップルー
タには、ハブ(HUB)、ターミナルアダプタ(T
A)、DSU(Digital Service Unit)が全て内蔵され
たものも登場している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のショーケー
スのネットワークシステムでは、ショーケース、冷凍機
等が増設された場合、これに対応する新たな集中管理コ
ントローラ55、シリアル通信変換機構56等を設ける
必要が生じる場合がある。この場合、主にパソコン57
と接続するRS−232Cシリアルケーブルの規格上の
長さ制限の為に、集中管理コントローラ55、シリアル
通信変換機構56の設置可能位置が制限され、店舗によ
っては大規模な工事を行わなければならなくなるという
問題があった。
【0009】また、冷却系統をある程度以上増やした場
合、2台以上のパソコンが必要となり、コストが高くな
るという問題があった。また、上記専用の通信線(専用
のシリアル回線等)を使用するため、上記ネットワーク
システムを既設の店舗に導入する場合、インタフェース
の合っていない旧式の機器があると、機器の更新、店舗
の改装等が必要となる場合があり、導入コストが高くな
るという問題もあった。
【0010】更に、シリアル通信の方式によっては、相
手側のパソコンの仕様制約、通信ケーブルの規格上の長
さ制限、店舗内の雑音環境等によって、集中管理コント
ローラ55にパソコン等を接続するのが難しくなるとい
う問題があった。
【0011】本発明の課題は、店舗内のショーケース等
の機器の増設や再構築を制約が少なく低コストで容易に
行えるようにし、更に既存の他の機器との接続も行える
店舗内ネットワークシステム、及び集中管理制御装置を
提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による店舗内ネッ
トワークシステムは、店舗内に設けられる各種機器と、
特定の専用線により該各種機器と接続すると共にLAN
用の伝送路によりダイヤルアップルータと接続し、該特
定の専用線を介して前記各種機器と通信すると共にTC
P/IP通信方式により前記ダイヤルアップルータを介
して特定の端末と通信する集中管理制御手段とを有す
る。
【0013】上記店舗内ネットワークシステムでは、店
舗内のショーケース等の機器と接続してこれらを集中管
理制御するコントローラに、TCP/IP方式の通信機
構を設けてダイヤルアップルータと接続する構成とした
ことにより、ケーブルの長さ制限等の制約が少なくな
り、ショーケース等の機器の増設や再構築を低コストで
容易に行えるようになる。また、既存の機器とそのまま
つなげることができるので、導入コストを低減できる。
【0014】上記店舗内ネットワークシステムは、更
に、例えば、前記集中管理制御手段と接続できない非接
続機器と、該集中管理制御手段との間に設けられ、該非
接続機器の通信方式を前記特定の専用線による通信方式
に変換するインタフェース変換手段を有する。
【0015】上記インタフェース変換手段を設けること
により、店舗内の既存の旧式機器や他の機器と接続する
こともでき、これらと連携して高度なサービスの提供が
比較的安価で可能となる。
【0016】また、本発明による集中管理制御装置は、
店舗内に設けられる各種機器と特定の専用線により接続
される集中管理制御装置であって、前記特定の専用線を
介して前記各種機器の制御部と通信し、該各種機器の状
態データを受取る専用通信手段と、該専用通信手段によ
り受信した状態データを、予め決められた所定のフォー
マットで編集するデータ編集手段と、該データ編集手段
により編集された状態データを格納する状態データ格納
手段と、所定の通信線によりルータと接続し、TCP/
IP通信方式によって、前記状態データ格納手段に格納
される状態データを、前記ルータを介して特定の端末に
送信するTCP/IP通信手段とを有する。
【0017】このように、特定の専用線を介して得られ
る各機器の状態データは、所定のフォーマットで編集
後、TCP/IP通信方式で例えばセンター装置等に送
られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は、本実施形態によるネ
ットワークシステム全体の構成の一例を概略的に示す構
成ブロック図である。
【0019】同図において、各ショーケース1a、1
b、1c、1dには、各々、ショーケースコントローラ
2a、2b、2c、2dが備えられている。このうち、
ショーケースコントローラ2a、2b、2cは、従来の
ショーケースコントローラ52a、52b、52cと同
様に、集中管理コントローラ55に接続可能な構成とな
っている。ショーケースコントローラ2dは、上述して
ある“インタフェースの合っていない旧式の機器”であ
るものとする。また、冷凍機3、冷凍機コントローラ4
は、上記従来の冷凍機53、冷凍機コントローラ54と
同じものである。
【0020】ダイヤルアップルータ5(ダイヤルアップ
IPルータ)は、基本的には、従来のダイヤルアップル
ータ59と同じであってよいが、各集中管理制御装置
(後述するネットワークアダプタ10)が、パソコン等
を介さずに直接当該ダイヤルアップルータ5に接続し
て、公衆回線網(電話回線、ISDN等)を介して店舗
外のセンター8等とデータ送受信可能な構成となってい
る点が異なる。尚、ダイヤルアップルータ5は、ハブ
(HUB)を備えるものであり、接続するネットワーク
アダプタ10の数が多くなっても、所謂“ハブ(HU
B)のカスケード接続”を行って拡張すればよい。更に
当該ダイヤルアップルータ5には、店舗内のパソコン6
や他の情報処理装置(例えばPOS端末パソコン7等)
を10BASE−Tケーブルで接続してもよい。よく知
られているように、10BASE−Tは、各端末をUT
P(Unshielded Twisted Pair Cable)などでハブ(H
UB)に接続することによって1つのセグメントを構築
し、セグメントの最大長は100(m)、全ネットワー
クに最大1024台までの端末を接続可能であり、低コ
ストであり、敷設/再構築が非常に容易であるという特
徴をもっている。それゆえ、中小のオフィス等でのLA
N構築に多く採用されているが、これを店舗内のショー
ケース等の機器を接続して成る店舗内ネットワークシス
テムに利用するという発想はなかった。
【0021】本実施形態では、上記専用の通信線によっ
て各ショーケースコントローラ2a、2b、2cまたは
/及び冷凍機コントローラ4と接続すると共に10BA
SE−Tケーブルでダイヤルアップルータ5に接続し、
TCP/IP方式の通信を行うネットワークアダプタ1
0(集中管理制御装置)を設けている点に第1の特徴が
ある。これは、一種の店舗内LAN(スター型)を構築
するとも言える。
【0022】また、上記“インタフェースの合っていな
い旧式の機器”のコントローラ2dに対しては、ネット
ワークアダプタ10との間に専用のインタフェース機構
20を設けることにより、ネットワークアダプタ10と
接続可能になる。更に、ショーケースに限らず、その店
舗内に既設の他の機器(例えば空調機器等に備えられる
空調コントローラ9等)に対しても、それ専用のインタ
フェース機構20を設けることにより、ネットワークア
ダプタ10と接続可能にする点に第2の特徴がある。
【0023】これらについて以下に更に詳しく説明す
る。図2は、上記ネットワークアダプタ10の構成の一
例を示す構成ブロック図である。
【0024】同図において、ネットワークアダプタ10
は、制御部11、フラッシュメモリ12、RAM13、
冷凍機インタフェース部14、ショーケースインタフェ
ース部15、及びネットワークインタフェース部16を
有する。
【0025】制御部11は、当該ネットワークアダプタ
10全体を制御する中央処理装置である。フラッシュメ
モリ12には、各ショーケースコントローラ2a〜2n
(n;例えばcであるが、接続するショーケースの数に
応じて変わる)、冷凍機コントローラ4等から受信した
各機器の状態データ等を、所定のフォーマットに編集す
るデータ編集プログラムが格納されている。また、TC
P/IP方式の通信プログラムが格納されており、更に
予め各ネットワークアダプタ10に割り当てられる自己
のIPアドレス、及び送信先のIPアドレス(パソコン
6、7、センター8等)が記憶されている。これより、
ネットワークインタフェース部16から10BASE−
Tケーブルを介して直接ダイヤルアップルータ5に接続
して、上記状態データ等を外部の他の装置に送信するこ
とができる。データ送信は、電子メールを利用して行う
ことも可能である。また、外部の他の装置からショーケ
ース等の機器の設定データ等を受信することもできる。
尚、フラッシュメモリ12には、当然、従来と同じく、
ショーケースコントローラ2a〜2cや冷凍機コントロ
ーラ4との送受信プログラムも格納されている。
【0026】RAM13には、冷凍機インタフェース部
14またはショーケースインタフェース部15を介して
受信した各機器の状態データ等が、上記データ編集プロ
グラムにより編集されたものが一時的に格納される。こ
れに関する一例は、図5、図6に示してあり、後に説明
する。
【0027】冷凍機インタフェース部14、ショーケー
スインタフェース部15は、上記従来の集中管理コント
ローラ55に備えられていたものである。すなわち、冷
凍機インタフェース部14は、冷凍機コントローラ4と
上記専用の通信線によって接続する為のインタフェース
であり、ショーケースインタフェース部15は、ショー
ケースコントローラ2a〜2cと上記専用の通信線によ
って接続する為のインタフェースである。
【0028】ネットワークインタフェース部16は、ダ
イヤルアップルータ5と上記10BASE−Tケーブル
によって接続する為のインタフェースであり、例えばU
TPポート等より成る。
【0029】上記の様に、ネットワークアダプタ10
は、概略的に言えば、従来の集中管理コントローラ55
に、データ編集機能とTCP/IP方式の通信機能を付
加した形になっている。そして、これによって、ネット
ワークアダプタ10は、RS−232Cシリアルケーブ
ルでパソコン6に接続するのではなく、10BASE−
Tケーブル等でダイヤルアップルータ5に接続して、パ
ソコン6等を介することなく直接、データ送受信できる
ようになる。データ送信先は、予め、送信先IPアドレ
ス等の送信に必要な情報を登録しておけばよい。図1に
示す例では、パソコン6、POS端末パソコン7、セン
ター8等に割り当てられているIPアドレス等を、予め
上記フラッシュメモリ12に記憶しておけばよい。
【0030】そして、10BASE−Tでは、上述して
あるように、セグメントの最大長は100(m)であ
り、従来に比べ、ケーブルの規格上の長さ制限による設
置位置の制限等が影響が少なくなる。
【0031】図3は、図1におけるインタフェース機構
20を用いる場合の具体的な構成の一例を示す図であ
る。すなわち、“インタフェースの合っていない旧式の
機器”の一例であるコントローラ2dや既設の他の機器
(空調コントローラ9等)とネットワークアダプタ10
とを接続する場合について示す。
【0032】同図において、ネットワークアダプタ10
の構成は、図2に示す構成と同じであるので、同一符号
を付し、説明は省略する。インタフェース機構20は、
具体的には、接続先の機器によって様々な形態となる
が、同図では、空調コントローラ9とのインタフェース
機構20である232C/専用シリアル変換部21と、
コントローラ2dとのインタフェース機構20であるT
TL/専用シリアル変換部22を一例として示す。尚、
同図では、既存の空調コントローラ9とのインタフェー
スはRS232C、コントローラ2dとのインタフェー
スはTTLであったものとする。
【0033】232C/専用シリアル変換部21は、R
S−232Cシリアルケーブルで空調コントローラ9と
接続し、上記専用の通信線(専用のシリアル回線等)で
ネットワークアダプタ10と接続する。そして、232
C/専用シリアル変換部21は、RS232C上を流れ
るデータの電圧レベルを、専用シリアル線用の電圧レベ
ルに変換する電圧レベル変換機能を有する。また、その
逆の変換も行う。
【0034】同様に、TTL/専用シリアル変換部22
は、TTLケーブルでコントローラ2dと接続し、上記
専用の通信線(専用のシリアル回線等)でネットワーク
アダプタ10と接続する。そして、TTL/専用シリア
ル変換部22は、TTLケーブル上を流れるデータの電
圧レベルを、専用シリアル線用の電圧レベルに変換する
電圧レベル変換機能を有する。また、その逆の変換も行
う。
【0035】このように、旧式のショーケースのコント
ローラ2dに対しては、上記専用のインタフェース機構
20を設けることによりネットワークアダプタ10と接
続できる。更に、ネットワークアダプタ10と直接接続
できない機器(空調コントローラ9等)に対しても、専
用のインタフェース機構20を設けることによりネット
ワークアダプタ10と接続できる。
【0036】上記冷凍機インタフェース部14/ショー
ケースインタフェース部15による冷凍機コントローラ
4/ショーケースコントローラ2a〜2cとの通信につ
いて、図4を参照して説明する。
【0037】図4(a)はショーケースコントローラと
の通信の一例を示す図であり、図4(b)は冷凍機コン
トローラとの通信の一例を示す図である。まず、ショー
ケースコントローラとの通信について説明する。ショー
ケースインタフェース部15が図1のショーケースコン
トローラ2a〜2cのように複数のショーケースコント
ローラと接続されている場合、各ショーケースコントロ
ーラ2a〜2cとの1対多の通信を行う。例えば、図4
(a)に示すように、ポーリング方式で行う。同図上側
に示すように、制御部11は、まず、ショーケースイン
タフェース部15を介してショーケース1aに対する所
定のデータ要求コマンドを送信する。ショーケース1a
に対するものであることは、予め設定されている各ショ
ーケース固有の番号(アドレス)を指定することにより
区別できる。これより、ショーケースコントローラ2a
は、自己宛のデータ要求コマンドが送られてきたものと
判断し、図4(a)の下側に示すようなヘッダ部、及び
情報部(ケース1a温度データ(温度センサ読取値)、
ケース1a設定データ(現在の設定値))より成る状態
データを返信する。続いて、同図に示すように、ショー
ケース1bに対する所定のデータ要求コマンドを送信
し、上記と同様にして、ショーケース1bの状態データ
を受け取る。以下、同様に、自己に接続されているショ
ーケース全てに対して、順次、上記データ要求コマンド
の送信/状態データの受信を行う。
【0038】次に、冷凍機コントローラとの通信につい
て説明する。冷凍機コントローラとの通信は、1対1の
通信を行う。例えば、図4(b)上側に示すように、ネ
ットワークアダプタ10は、冷凍機コントローラ4に対
して所定のデータ要求コマンドを送信する。このデータ
要求コマンドを受け取ると、冷凍機コントローラ4は、
ネットワークアダプタ10に対し、各センサ読取値、現
在の設定値等の冷凍機の状態データを、図4(b)下側
に示すフォーマットで送信する。すなわち、ヘッダ部と
情報部(冷凍機センサデータ、冷凍機設定データ)より
成るフォーマットでデータ送信する。
【0039】上記のように送られてくる冷凍機または各
ショーケースの状態データは、上述したデータ編集プロ
グラムにより編集されて、CSV(EXECL)形式ま
たはテキスト形式にてRAM13に格納される。これに
ついて、以下、図5、図6を参照して詳細に説明する。
【0040】図5は、CSV(EXECL)形式でRA
M13に格納されたショーケースの状態データの一例を
示す図である。同図に示すCSV(EXECL)形式の
編集データ30は、時間、ショーケースNO.、温度セ
ンサ1、温度センサ2、温度センサ3、温度センサ4、
温調設定値の各項目より成る。上記データ編集プログラ
ムでは、例えば時間毎(時間帯毎)、ショーケース毎に
まとめて編集される。同図では、ショーケースNO.1
のショーケースについてまとめて編集されている。
【0041】図6は、CSV(EXECL)形式でRA
M13に格納された冷凍機の状態データの一例を示す図
である。同図に示すCSV(EXECL)形式の編集デ
ータ40は、時間、圧力上限値、圧力下限値、吸込圧
力、吐出圧力、吐出ガス濃度、吸込ガス濃度、圧縮機電
流の各項目より成る。
【0042】尚、上述した説明では、ネットワークアダ
プタに接続できない既存の他の機器として空調機器を例
にして説明したが、他にも屋内照明制御機器等が考えら
れる。そして、このような店舗内既存の他の機器とも接
続できることにより、相互にデータ連携が可能となり、
高度なサービスの提供が可能となる。
【0043】また、尚、LANの種類として、上記実施
形態では10BASE−Tを採用するものとしたが、こ
れに限るというわけではない。現状では、小型で安価な
ハブと簡単に接続可能な10BASE−Tが望ましいと
いうことである。更に、状況によっては、無線LANで
構築するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
店舗内ネットワークシステム、及び集中管理制御装置に
よれば、店舗内のショーケース等の機器と接続してこれ
らを集中管理制御するコントローラに、TCP/IP方
式の通信機構を設けてダイヤルアップルータと接続する
構成としたことにより、ケーブルの長さ制限等の制約が
少なくなり、ショーケース等の機器の増設や再構築を低
コストで容易に行えるようになる。また、既存の機器と
そのままつなげることができるので、導入コストを低減
できる。更に、インタフェース機構を設けることによ
り、店舗内の既存の旧式機器や他の機器と接続すること
もでき、これらと連携して高度なサービスの提供が比較
的安価で可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるネットワークシステム全体の
構成の一例を概略的に示す構成ブロック図である。
【図2】図1のネットワークアダプタの構成の一例を示
す構成ブロック図である。
【図3】図1のインタフェース機構の一例を示す図であ
る。
【図4】(a)はショーケースコントローラとの通信の
一例、(b)は冷凍機コントローラとの通信の一例を示
す図である。
【図5】CSV(EXECL)形式でRAMに格納され
たショーケースの状態データの一例を示す図である。
【図6】CSV(EXECL)形式でRAMに格納され
た冷凍機の状態データの一例を示す図である。
【図7】従来のネットワークシステム全体の構成の一例
を概略的に示す構成ブロック図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d ショーケース 2a、2b、2c ショーケースコントローラ 2d ショーケースコントローラ(旧式) 3 冷凍機 4 冷凍機コントローラ 5 ダイヤルアップルータ 6 パソコン 7 POS端末パソコン 8 センター 9 空調コントローラ 10 ネットワークアダプタ 11 制御部 12 フラッシュメモリ 13 RAM 14 冷凍機インタフェース部 15 ショーケースインタフェース部 16 ネットワークインタフェース部 20 インタフェース機構 21 232C/専用シリアル変換部 22 TTL/専用シリアル変換部 30 編集データ 40 編集データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 晴彦 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA02 BA01 CA02 DA02 EA01 GA07 HA01 LA16 MA01 NA19 PA01 PA02 PA06 5K033 AA09 BA02 CB01 CB02 CB08 DA06 DB18 DB20 EA07 EC02 5K048 AA02 BA01 CA03 DA02 DC01 DC03 EA11 EB01 EB02 EB03 FC01 GB05 HA01 HA02 5K101 KK11 LL01 LL03 MM06 MM07 NN00 RR05 SS07 TT06 UU16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗内に設けられる各種機器と、 特定の専用線により該各種機器と接続すると共にLAN
    用の伝送路によりダイヤルアップルータと接続し、該特
    定の専用線を介して前記各種機器と通信すると共にTC
    P/IP通信方式により前記ダイヤルアップルータを介
    して特定の端末と通信する集中管理制御手段と、 を有することを特徴とする店舗内ネットワークシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記集中管理制御手段と接続できない非
    接続機器と、該集中管理制御手段との間に設けられ、該
    非接続機器の通信方式を前記特定の専用線による通信方
    式に変換するインタフェース変換手段を更に有すること
    を特徴とする請求項1記載の店舗内ネットワークシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 店舗内に設けられる各種機器と特定の専
    用線により接続される集中管理制御装置であって、 前記特定の専用線を介して前記各種機器の制御部と通信
    し、該各種機器の状態データを受取る専用通信手段と、 該専用通信手段により受信した状態データを、予め決め
    られた所定のフォーマットで編集するデータ編集手段
    と、 該データ編集手段により編集された状態データを格納す
    る状態データ格納手段と、 所定の通信線によりルータと接続し、TCP/IP通信
    方式によって、前記状態データ格納手段に格納される状
    態データを、前記ルータを介して特定の端末に送信する
    TCP/IP通信手段と、 を有することを特徴とする集中管理制御装置。
  4. 【請求項4】 前記各種機器はショーケースコントロー
    ラまたは冷凍機コントローラであり、 前記非接続機器は前記集中管理制御手段と接続できない
    ショーケースコントローラまたは空調コントローラであ
    り、 前記ルータは、公衆回線網に接続するダイヤルアップル
    ータであることを特徴とする請求項3記載の集中管理制
    御装置。
JP11152179A 1999-05-31 1999-05-31 店舗内ネットワークシステム、及び集中管理制御装置 Pending JP2000346521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11152179A JP2000346521A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 店舗内ネットワークシステム、及び集中管理制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11152179A JP2000346521A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 店舗内ネットワークシステム、及び集中管理制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000346521A true JP2000346521A (ja) 2000-12-15

Family

ID=15534789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11152179A Pending JP2000346521A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 店舗内ネットワークシステム、及び集中管理制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000346521A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002295961A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Fukushima Industries Corp 機器の遠隔管理システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0879847A (ja) * 1994-09-05 1996-03-22 Hitachi Ltd 情報システム及び該システムを構成するav機器及びリモコン操作装置
JPH09298775A (ja) * 1996-04-30 1997-11-18 Sony Corp 遠隔制御装置
JPH09312646A (ja) * 1996-05-21 1997-12-02 Anritsu Corp 広域ネットワークを介した遠隔制御システム
US5754830A (en) * 1996-04-01 1998-05-19 Openconnect Systems, Incorporated Server and web browser terminal emulator for persistent connection to a legacy host system and method of operation
JPH10274459A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Sanyo Electric Co Ltd ショーケース等の集中管理装置
JPH11230602A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Hitachi Ltd 空気調和機の監視システム及び遠隔監視装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0879847A (ja) * 1994-09-05 1996-03-22 Hitachi Ltd 情報システム及び該システムを構成するav機器及びリモコン操作装置
US5754830A (en) * 1996-04-01 1998-05-19 Openconnect Systems, Incorporated Server and web browser terminal emulator for persistent connection to a legacy host system and method of operation
JPH09298775A (ja) * 1996-04-30 1997-11-18 Sony Corp 遠隔制御装置
JPH09312646A (ja) * 1996-05-21 1997-12-02 Anritsu Corp 広域ネットワークを介した遠隔制御システム
JPH10274459A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Sanyo Electric Co Ltd ショーケース等の集中管理装置
JPH11230602A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Hitachi Ltd 空気調和機の監視システム及び遠隔監視装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002295961A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Fukushima Industries Corp 機器の遠隔管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9844120B2 (en) System, method, and apparatus for powering intelligent lighting networks
US20060212175A1 (en) Building management system and operating method thereof
CN107124421B (zh) 基于多协议的通信方法、多协议网关设备及可存储介质
US7721558B2 (en) Multi-air conditioner and group-unit control method thereof
US10165656B2 (en) One LED per port and controller connected to internet
CN101242303A (zh) 建筑物管理系统和方法
US8087257B2 (en) Air conditioner integrated management system and control method of the same
US11079732B2 (en) Building management system with update ecosystem
CN101305557A (zh) 网络互连设备中mac地址表的优化同步
KR100765170B1 (ko) 시스템 에어컨 제어장치 및 방법
KR100688207B1 (ko) 빌딩관리시스템 및 그의 프로토콜 변환방법
KR20070106600A (ko) 멀티에어컨 시스템 및 그의 통신방법
JP2000346521A (ja) 店舗内ネットワークシステム、及び集中管理制御装置
KR101225966B1 (ko) 빌딩제어시스템 및 그 동작방법
JP4513506B2 (ja) 機器管理システムおよびゲートウェイ装置
JP2000041079A (ja) ホームネットワークシステム
KR100529949B1 (ko) 에어컨의 중앙제어 시스템 및 그 동작방법
JP2004301430A (ja) ネットワークエアコンシステム
CN107689898A (zh) 基于6LoWPAN的机房远程监测的系统及方法
WO2016057494A1 (en) System, method, and apparatus for powering intelligent lighting networks
KR100712922B1 (ko) 네트워크 통합시스템
KR101570367B1 (ko) 멀티에어컨의 스케줄 그룹 설정 방법
JP2001053768A (ja) 設備機器等の中央監視システム
US20230392814A1 (en) Remote monitoring and controlling of vrf/vrv systems via protocol for small and medium buildings
JP2004101176A (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050729

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050906