JP3464302B2 - ビル管理装置 - Google Patents
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Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
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Description
を管理するビル管理装置に係り、特にその操作に関して
のヒューマンインターフェイスに特徴を有するものであ
る。
示すブロック図である。このビル管理装置は、ビル内に
設置された空調機・照明器・セキュリティ装置・受配電
設備・温度センサ等の各種設備機器3と、それら各設備
機器3を管理する中央監視装置1と、前記各設備機器3
と中央監視装置1との間を結ぶ通信装置2とから構成さ
れている。このビル管理装置の主な機能としては以下に
示すように、設備機器3側から中央監視装置1へ状態
変化や警報情報の伝達(警報)、中央監視装置1側か
ら設備機器3への機器動作の制御指示(制御)、中央
監視装置1側からの設備機器3の動作状況等の監視(モ
ニタ)の3種類に分類できる。
を行う操作部10と、ビル内の各種設備機器に対する情
報管理を行う設備機器情報管理部7と、更に通信装置2
との間で情報の授受を行う通信処理部6とを有してい
る。また操作部10は、入力部11と出力部12と入出
力処理部13とを備えている。
能を有するビル管理装置の場合、ビル内全図面を管理す
るビル内図面データベース8が設けられ、入出力処理部
13では更にビル内図面データベース8の図面データと
設備機器情報管理部7の各設備機器に関しての情報との
対応付けを行う図面合成処理機能を有している。
ロア図情報を保持しており、設備機器情報管理部7では
ビル内の各設備機器それぞれの運転予定情報や運転状況
等が管理されている。ビル内の各設備機器3の設置位置
とフロア図との対応は、入出力処理部13の図面合成処
理機能によって行われる。
加えこれによって作成された表示内容を出力部12に表
示させる機能、および入力部11から入力される入力情
報の対象となった設備機器を判定し、その判定した設備
機器の設定値の書き換えなどを設備機器情報管理部7に
対して行う機能を有している。
による伝送路である通信媒体5の他に、ビル内の各設備
機器3を直接制御するための設備コントローラ4を有し
ている。
「警報」、「制御」、「モニタ」について動作を説明す
る。 警報 ビル内の各部屋および共通スペースにそれぞれ照明機
器、空調機器、セキュリティシステムとしての施錠装
置、防災システムとしての火災感知器や消火装置、排煙
装置などの各設備機器3が設置されている。これら設備
機器3は、設備コントローラ4によって制御されてお
り、この設備機器に関する情報は状態変化や警報という
形で設備コントローラ4から通信媒体5を介して中央監
視装置1へ送られる。これら設備機器に関する情報は、
中央監視装置1の通信処理部6を介して設備機器情報管
理部7に書き込まれる。
持ったビル管理装置では、設備機器情報管理部7に送ら
れた前記設備機器に関する情報は入出力処理部13にお
ける図面合成処理機能によりビル内図面データベース8
内の図面データと合成され、CRTディスプレイなどの
出力部12に表示される。
ーボードのような入力手段を備えた入力部11から入力
操作を行うことで、入出力処理部13が図面合成処理機
能によって制御対象となった機器の判定を行い、設備機
器情報管理部7に対して該当する機器の設定値の書き換
えを行う。この設定値などの情報は、通信処理部6によ
り通信媒体5を介して設備コントローラ4へ送られ、設
備コントローラ4により設備機器3が制御される。
力手段を備えた入力部11からモニタについての入力操
作を行うと、入出力処理部13は図面合成処理機能によ
り制御対象となった機器の判定を行い、設備機器情報管
理部7に対して該当する設備機器のモニタの要求を行
う。この要求は通信処理部6により通信媒体5を介して
設備コントローラ4に送られる。設備コントローラ4
は、ビル内各設備機器3の動作状況等の情報を管理して
おり、これら動作状況等の情報が上記警報の場合と同様
に設備コントローラ4から通信媒体5を介して中央監視
装置1へ送られる。この結果、上記警報と同様にして前
記動作状況等の情報がモニタ情報としてCRTディスプ
レイなどを有した出力部12に表示される。
を知らせる警報、各設備機器3の状態およびその変化を
知らせる状変警報状況を監視する出力部12の表示画面
例であり、この場合グラフィックユーザインタフェース
機能は装備していない。この表示画面例では、個々の特
定の設備機器に1対1に対応した機器名称や固有の機器
番号と警報・状変内容とを中心としたデータで表示され
ており、この場合、互いの情報の関連付けはなされてお
らず、時系列的に機器番号と警報・状変内容が列挙され
る。図18の表示画面例では、警報リストとして日時・
項目名称・各機器固有の番号・警報内容がそれぞれテキ
ストで表示されている。
機能を装備している場合には、中央監視装置1はビル内
の各階の図面を図面データベース8内に保有しており、
図18に示したような表示に対し、ビル内図面データベ
ース8内の図面データ上にアイコン等を配置して図19
のように表示することになる。図19の表示画面例で
は、照明設備は電球の絵のアイコン820、施錠装置は
鍵の絵のアイコン830、空調機は空調を表すアイコン
840、排煙設備を換気扇の絵のアイコン810で表現
している。
ール設定する場合の操作画面を示している。各種の設定
操作は、設備機器3毎の機器名称や機器番号に対して行
われる。図20の操作画面では、日時および対象となる
機器名称、更にその機器番号およびその制御内容をテキ
ストで打ち込んでリスト作成されている。その際、複数
の設備機器をグループ化して新たにグループ番号を設
け、このグループ番号に対して各種制御操作を行い、グ
ループ内の機器に対して一斉に設定を行うグループ発停
を行うことができるようになっている。また、管理項目
や管理内容が多彩になるにつれ操作画面の種類を増や
し、画面の階層構造を深くしている。
以上のように構成されているので、警報や状態の変化と
して表示される情報がビル内のどの位置で得られたもの
なのかを把握するのが容易でない問題点があった。
機能を用いてフロア図面上に警報や状変を表示して表示
情報の場所が認識できる場合でもそのフロア内に限定さ
れて表示されるため、前記フロアの上下階の場所的に互
いに関連のある階の原因によって異常や変化が生じてい
る場合には関連する階の情報の把握ができず、前記異常
や変化の原因の発見が容易でない問題点があった。
器番号に対応した機器の位置、台数、配置などを操作者
が充分に把握しておく必要があり、操作に熟練を要する
問題点があった。
め登録しておいた設備機器のグループに対して発停を行
うことになり、固有のグループ番号に対して発停を行う
だけで設備機器毎の設定操作を行う場合と基本的に変ら
ず、上記問題点は解消されないという問題点があった。
の周囲の環境との関係が重要である。しかしながら各設
備機器や測定点の状態が認識できていても生活空間とし
ての状況に即した状態がどうなのかが判断しにくい問題
点もあった。
アイコン等による情報表示を行う場合でも、基本的に機
器1台ごとの表示であり、各設備機器や測定点の状態が
認識できていても実際の生活空間の状態がどうなのかが
把握しにくいという問題点があった。
アイコン等による情報表示を行う場合でも、フロア毎の
図面を用いれば、上下階にまたがる情報を表示すること
ができないという問題点があった。
するまでに画面変更を繰り返す必要があり、頻繁に使用
する画面が通常の画面でない場合もあって操作に熟練を
要するなどの問題点があった。
ためになされたものでビル内の異常や状態変化の状況の
把握を容易にできるビル管理装置を得ることを目的とす
る。
的確な操作を容易に行うことができるビル管理装置を得
ることを目的とする。
したビル管理を行うことができるビル管理装置を得るこ
とを目的とする。
ル管理装置は、中央監視装置には操作者の指示を解読す
る入力部と、3次元立体データであるビル内のフロア図
とフロア間にまたがる設備情報とを蓄積するビル内図面
データベースと、設備機器に対する制御および設備機器
の監視情報の収集を行うための設備機器情報管理部と、
入力部または設備機器情報管理部から表示を指示された
階およびその階を含む複数階分について、ビル内図面デ
ータベースから読み出したフロア図および設備機器情報
管理部より入手した設備機器の監視情報に基づき該当す
る各階の3次元表示されたフロア図とその上に重畳して
フロア間にまたがって表示された設備機器に関する設備
情報や監視情報などの情報とを1画面の表示データとし
て作成する図面合成処理機能を持つ入出力処理部と、該
入出力処理部により作成された表示データを表示する出
力部とを備えたものである。
出力処理部の図面合成処理機能により各階のフロア図と
その上に重畳して表示される設備情報や監視情報などの
情報とを1画面の表示データとして作成する場合に、同
時に表示する階の数を選択するための選択手段を備えた
ものである。
作部への操作者による入力操作により指定されたビル内
の空間に関与する設備機器の監視情報などの情報を設備
機器情報管理部より受け取り、前記空間毎の集約基準に
より集約し空間情報として前記操作部に渡し、また前記
操作部で受け付けた操作者による入力操作により指定さ
れた空間に対する指示情報を前記空間毎の分解基準によ
り個々の設備機器に対する指示情報に分解し、前記設備
機器情報管理部に渡す空間・機器変換部とを有した中央
監視装置を備えたものである。
ル内の設備機器および前記ビル内の環境および前記ビル
内の資源に関する情報を、前記ビル内の空間を表すグラ
フィック表示上の対応した空間的範囲の色の違いや色の
濃淡に対応させ、操作者に対する表示などの出力処理を
行う操作部を備えたものである。
ル内の指定された空間内の設備機器および環境と資源と
居住者に関する詳細情報などの各情報の全部あるいは前
記各情報の内から選択された情報の組み合わせを、一括
して前記空間の情報として操作者に対し表示する出力処
理を行う操作部を備えたものである。
処理部は、入力部または設備機器情報管理部から表示を
指示された階およびその階を含む複数階分について、ビ
ル内図面データベースから読み出した3次元立体データ
であるフロア図とフロア間にまたがる設備情報と前記設
備機器情報管理部より入手した設備機器の監視情報に基
づき、該当する前記各階のフロア図とその上に重畳して
表示する前記設備機器に関する設備情報や監視情報など
の情報とを1画面の表示データとして作成する図面合成
処理機能により、前記表示を指示された階およびその階
を含む複数階、例えば前記表示された階の上の階と下の
階を同時に立体的に表示することを可能にし、ビル内の
特定の階に生じた異常や状態の変化の原因が他の階にあ
る場合でも、異常や状態の変化の原因となっている位置
や階の確認を立体的な把握の元で熟練を要することなく
より容易にする。
力処理部の図面合成処理機能により各階のフロア図とそ
の上に重畳して表示される設備情報や監視情報などの情
報とを1画面の表示データとして作成する場合に、同時
に表示する階の数を選択することを可能にするので、必
要に応じて表示する階数を変更し、ビル内の特定の階に
生じた異常や状態の変化の原因が他の階にある場合で
も、異常や状態の変化の原因となっている位置や階の確
認の幅を状況に応じて変えることが可能であり、前記異
常や状態の変化の状況の把握が熟練を要することなくよ
り容易になる。
は、操作者による入力操作により指定されたビル内の空
間に関与する設備機器の情報を、前記空間毎の集約基準
により集約し空間情報として操作部に渡し、また操作者
による入力操作により指定された空間に対する指示情報
を、前記空間毎の分解基準により個々の設備機器に対す
る指示情報に分解し設備機器情報管理部に渡すので、前
記集約基準を実際の生活の状況に即した生活空間として
の基準に設定したときには、生活の状況に応じたビル管
理を行うことが可能になる。
の設備機器および前記ビル内の環境および前記ビル内の
資源に関する情報を、前記ビル内の空間を表すグラフィ
ック表示上の対応した空間的範囲の色の違いや色の濃淡
に対応させ、表示などの出力処理を行い、前記空間を生
活空間である部屋単位の空間に設定したときには、生活
空間毎のビル管理を行うことを可能にする。
の指定された空間内の設備機器および環境と資源と居住
者に関する詳細情報などの各情報の全部あるいは前記各
情報の内から選択した情報を組み合わせ、一括して前記
空間の情報として操作者に対し表示する出力処理を行
い、生活の状況と経営管理に関する情報などとを関連付
けることが容易となり、経営管理上より効果的にビル管
理を行うことを可能にする。
する。図1はこの発明の実施例1のビル管理装置の構成
を示すブロック図である。図において図17と同一また
は相当の部分については同一の符号を付し説明を省略す
る。中央監視装置1の操作部10の出力部12はCRT
などのディスプレイを備え、また入力部11はマウスお
よびキーボードなどを備えている。
ユーザインタフェース機能を有しており、図2は出力部
12のCRTディスプレイの表示画面である。図におい
て12aは操作ボタン配列領域、12bはビル図面表示
領域である。
内の各階は入居テナントごとの部屋に分かれており、各
部屋および共通スペースに夫々設備機器3として照明機
器、空調機器、セキュリティシステムとしての施錠装
置、防災システムとして火災感知器や消火装置、排煙装
置などが設置されているものとして説明を進める。
構造を持つビルを管理するわけであるが、中央監視装置
1の操作部10の出力部12におけるCRTディスプレ
イの表示画面を図3に示す。
て火災に関する情報を表示した場合を示しており、図2
の表示画面の状態でn階のm号室の火災状況をモニタし
たい場合(モニタしたい階数、部屋を2階、201号室
とする)、画面左の操作ボタン配列領域12aの内容ボ
タン100の“火災”および表示階ボタン101の“2
階”をマウスのクリックによって選択し入力する。する
と入出力処理部13は、ビル内図面データベース8から
2階とその上下階である3階と1階のフロア図であるグ
ラフィック図面情報を取り出す。
ア図をグラフィック情報として持っており、表示時の拡
大縮小、線種や色などの変更は自由に行うことができ
る。
いる論理的な管理表の内容を示す説明図であり、ビル内
の各設備機器3の動作状況に関する情報が管理されてい
る。入出力処理部13は、設備機器情報管理部7内の1
階、2階、3階にある火災感知器の項目全てのモニタ欄
にモニタ要求を設定する。すなわち、要求設定を行った
機器の“火災モニタ”の項目における通常は“0”の値
となっている箇所を“1”に書き換える。次に、この設
定を通信処理部6が読み取り、通信媒体5を介して該当
する設備コントローラ4に対してモニタ要求を伝送す
る。
れた火災感知器等の測定機器によって得られた火災発生
情報は設備コントローラ4が保持しており、設備コント
ローラ4によって中央監視装置1に転送される。中央監
視装置1内の通信処理部6は、この火災発生情報を設備
機器情報管理部7に書き込み、入出力処理部13は書き
込まれた内容を図面合成処理機能によって情報内容に対
応したアイコンに変換し、対応する1階、2階、3階の
グラフィック図面102、103、104上に合成す
る。その合成結果を出力部12のCRTディスプレイの
ビル図面表示領域12bを上下に3分割して表示させ、
図3に示すビル図面表示領域12bの画面を得る。図4
の“火災”の項目で“1”が記入された項目番号がそれ
ぞれ201号室、202号室、301号室になってお
り、図3に示すようにこれらの部屋に対応する図面上の
位置に炎の絵のアイコン105を表示している。
機器に対する制御もこの表示を基に行う。例えば、表示
された火災情報を基に排煙装置を作動させるには、マウ
スにより図3に示す制御ボタン106と内容ボタン10
0の内の“排煙”ボタンをクリックする。次に、画面上
で火災状況を見ながら作動区域として201号室、20
2号室、301号室上に表示されている排煙装置のアイ
コン107をマウスでクリックする。すると入出力処理
部13がマウスクリック位置から図面合成処理機能によ
り、201号室、202号室、203号室の排煙装置が
起動要求されたと判定し、設備機器情報管理部7内の該
当する設備機器の設定値を書き換える。図4では、項目
名称が“火災感知器”とある部分と同様に“排煙装置”
という列が存在し、この列に対して“排煙”という項目
が存在して、この項目が“0”の状態から“1”に書き
換えられることになる。この情報を通信処理部6が通信
媒体5を介して設備コントローラ4に伝え、該当する部
屋にある排煙装置を作動させる。
況の確認を別々に行うものとしているが、制御操作を行
うための制御ボタン106をなくし、内容ボタン100
の“排煙”ボタンを押すことによりモニタしながら制御
の受付も同時に実行するように設定してもよい。
の少なくとも上下階を同時に表示することにより、例え
ば火災に関する情報であれば延焼状況が同一階内だけで
なく上下階への広がり具合なども同時に把握することが
でき、排煙作業を制御する場合もこれら延焼の様子を見
ながら行うことができる。
管理情報として、各種センサから得られるビル内の温度
・湿度・空調機器・照明機器・施錠機器・災害時の被害
状況・水漏れ等の情報についても同様に上下階との関連
した情報として利用できる。
代りに液晶表示装置などを備えていてもよく、また入力
部11もマウスの代りに前記表示装置上に装着されたタ
ッチパネルを用いたりライトペンを用いて入力操作が可
能な構成にしても同様の効果が得られる。
の操作部10における複数階のフロア図の同時表示以外
に、更に前後左右方向を把握できるような3次元的な表
示を行う。
階毎のフロア図を別々に持っているだけではなく、例え
ば昇降機や電力線、電話線、空調ダクト、排煙ダクト、
給排水管といった上下階方向にまたがる設備機器3など
にも対応できるような3次元的なグラフィックデータを
保持している。すなわち各階の2次元グラフィックデー
タのフロア図に加え、図6に示すような垂直および水平
方向の座標軸を持った3次元グラフィック情報を持って
いる。図6では、原点Oから水平方向にx、y軸および
鉛直方向にz軸を規定し、各部屋や廊下だけでなく昇降
機やダクトなどの上下方向の位置に関しての位置情報も
保持している。
タを示す表示画面であり、ビル図面表示領域12bには
ビル外のある視点からビルの3階分を立体的に透視した
ときの立体グラフィック表示が行われる。すなわち、1
階から3階のフロア図111、112、113は、図3
の1階、2階、3階のグラフィック図面102、10
3、104と比べると傾きを有した立体的な図になって
おり、排煙ダクト114も1階から3階の立体的なフロ
ア図111、112、113に応じて表示されている。
同様に画面左の操作ボタン配列領域12aの表示階ボタ
ン101のn階および内容ボタン100の“火災”ボタ
ン、“排煙”ボタンをマウスのクリックによって選択入
力する。入力処理部13は、ビル内図面データベース8
内の図6に示すような立体的なグラフィックデータから
(この場合n=2とすると)1階から3階までの領域の
グラフィックデータを取り出す。このグラフィックデー
タにより、前記実施例1の場合に比べて1階から3階の
フロア間にまたがる排煙ダクトの接続関係などを立体的
に表すことができる。
7にモニタ要求が書き込まれると、通信処理部6は設備
コントローラ4に対してモニタ要求を行う。この場合、
本実施例では、各フロア間にある設備機器などに対して
もモニタ要求を行う。すなわち、1階から3階の排煙ダ
クト口の開閉状態に加え、1階から3階にまたがってい
るダクト内の温度状況などの情報を合せてモニタさせる
ことができる。
から通信媒体5を介して中央監視装置1に送られた情報
は、通信処理部6が設備機器情報管理部7内に書き込
み、入出力処理部13は図面合成処理機能によって3次
元立体グラフィック図面に火災情報と排煙装置情報とを
合成する。この結果を2次元平面上に投影し、CRT表
示装置のビル図面表示領域12bに出力し、図5に示す
表示画面を得る。
位置座標に関するデータがビル内図面データベース8に
3次元情報として格納されているため、ビルを見る方向
を変化させるように図面を回転させることができる。マ
ウス等を備えた入力部11により、図5の画面左の操作
ボタン配列領域12aの回転ボタン121をクリック
し、例えば1クリックごとにビル内図面データベース8
内の3次元情報の2次元平面上への投影方向を90度ず
つ回転させ、その結果、得られるビル内図面に火災情報
と排煙機器情報とを合成し、CRTディスプレイのビル
図面表示領域12bに表示させることが可能である。ま
た、2度クリックを行うことにより、図7に示すように
ビルの180度反対側から監視を行っているような表示
画面とすることも可能である。
次元立体的に示すグラフィック表示機能を実施例1に加
えることにより、監視および制御の操作において警報と
して表示される故障、異常、状態変化として示される環
境状態、その変化が発生した位置を上下方向も含めて一
目瞭然で明らかにすることができ、着目している地点の
上下方向を含めた位置関係の把握を容易にする。また、
各階のフロア図だけでは表示できないフロア間の排煙ダ
クトのような設備の接続状態や動作状況表示も行うこと
ができる。
見る方向を変化させることが可能であることから緊急時
の状況把握などをより有効に行うことが可能である。
出力部12にはCRTディスプレイのような平面表示装
置ではなく立体的な表示を行うことの可能なバーチャル
リアリティ技術を用い、図8に示すようにビル内の表示
そのものを3次元的に表示するようにしてもよい。この
ように構成したときには、作業者は表示手段としてのバ
ーチャルリアリティ用のスコープを用いて立体表示中に
火災を表示するアイコンを確認する。また入力部11と
しては、マウスのかわりにデータグローブを用いて対象
となる部屋の排煙装置に触れることによって制御操作を
行う。
てビルの形の立体模型を用いて模型上にLEDなどで作
ったアイコンを張り付けて表示を行ったり、立体ホログ
ラフ技術により表示を行うことでも同様の効果を得るこ
とができる。
は、図5に示すように1階から3階までのビル内が同時
に表示されているが、これでは4階以上の延焼の状況は
把握できない。このようにもう少し多くの階を同時に監
視したい場合もあり、この実施例3ではこのような要求
に対し図9に示すように同時に表示する階数を増やして
表示する。
に注目して火災に関する情報を表示しているときに予め
上下階以外の階、例えば4階も同時に監視したい場合を
考える。マウス等を備えた入力部11によって画面左の
操作ボタン配列領域12aにある表示階ボタン101
(選択手段)に対し同時表示階として1階から4階まで
をドラッグして入力すると、前記実施例1および前記実
施例2と同様に入出力処理部(選択手段)13はビル内
図面データベース8から4階分の図面情報を取り出し、
図面合成処理機能により1階から4階までの設備機器に
関する情報をモニタし、そのアイコンを合成する。更に
入出力処理部13は、この合成結果をビル図面表示領域
12bに入るよう縮小し、縮小されたフロア図121、
122、123、124としてCRTディスプレイのビ
ル図面表示領域12b内に表示させる。
種類の情報を同時に表示している場合には特に、表示を
小さくすることによってアイコン同士が接近して見にく
くなることもある。そのような場合にはマウスなどを備
えた入力部11により火災関連(例えば火災感知器と排
煙装置)以外の設備機器に関する情報を表示しないよう
に表示内容ボタン100を操作し、同時表示階数を増や
すことが出来る。
者が任意に指定して行ってもよいし、また自動的に行う
ようにしてもよく、縮小表示をすることによって情報の
欠落が起こらない限界までは自動的に最大数の階を同時
に表示するようにしておくように構成してもよい。
情報量が常に欠落の発生しない範囲で最大の情報量に制
御され、最大限の階数を同時に表示するようになる。
コンによる火災に関する情報の表示についてビル内の各
設備機器3夫々を単位とし、火災感知器1台に対して1
つのアイコンで監視制御を行っている。この実施例4で
は、設備機器3の1台ごとの監視制御ではなく、各設備
機器3が管理している空間を単位として監視制御を行
う。
して施錠状況に関する情報を、部屋を空間の単位として
表示する場合を例にとって説明する。図10は、本実施
例のビル管理装置の構成を示すブロック図である。図1
0において図1と同一または相当の部分については同一
の符号を付し説明を省略する。図において、9は操作者
による入力部11への入力操作により指定されたビル内
の空間に関与する設備機器3の情報を設備機器情報管理
部7より受け取り、前記ビル内の空間毎にあらかじめ定
められた集約基準により集約し空間情報として操作部1
0に渡し、また前記入力部11で受け付けた操作者によ
る入力操作により指定された空間に対する指示情報を、
前記空間毎にあらかじめ定められた分解基準により個々
の設備機器に対する指示情報に分解し、設備機器情報管
理部7に渡す空間・機器変換部である。
されている各設備機器3を同一部屋内にあるものを集約
基準として予めグループ化しておく。この場合、m号室
という部屋(例えば、図19の201号室)には施錠機
器131、132が部屋の2箇所の入り口にそれぞれ取
り付けられているが、これはいずれも201号室という
集約基準であるグループに属している。
32夫々の施錠・解錠状態を個別に表示するのではな
く、2カ所のうち少なくとも1箇所が解錠状態であれば
201号室の部屋という空間にとって解錠状態であるこ
とを意味し、部屋単位での施錠・解錠表示を行う。
器3の施錠・解錠に関する情報は、他の種類の設備機器
3と同様に設備コントローラ4によって通信媒体5を介
して中央監視装置1へ送られ、通信処理部6が設備機器
情報管理部7に書き込む。この結果、図11に示すよう
に“鍵開閉”の項目内に施錠状態であれば“1”が書き
込まれ、解錠状態では“0”が書き込まれる。更に“空
間1”という項目があり、ここには部屋番号として10
3、201、202のような数字が書き込まれている。
空間・機器変換部9では、設備機器情報管理部7内の例
えば2つの前記施錠設備131、132(図11の項目
番号では、201A01、201A02に相当する)に
関する“空間1”の項目の内容がどちらも201という
グループ属性を持っているので2つの前記施錠設備13
1、132の2カ所の施錠機器3が同一部屋内のもので
あることが判明し、少なくとも一方が解錠状態であれば
この部屋は解錠状態と判定される。その結果を入出力処
理部13へ送り、図12に示すように図面合成処理機能
によって解錠状態を示すアイコン141をビル内グラフ
ィック図面の201号室領域に重ね、入出力処理部13
がCRTディスプレイに表示させる。
させるため、単位となる対象空間を太線枠で囲ったり、
あるいは枠全体を色塗りをして他の空間と区別したりし
て前記枠内のアイコンなどの大きさ、数、形状、動き、
色等を変化させて表示する。
143、144として区切り、部屋の施錠状況をアイコ
ン151、152、153の形状と色とにより変化させ
た場合の表示画面を示している。
カ所の施錠機器を一斉に施錠させるような制御操作を行
う際も、各施錠機器ごとに1台ずつ指定して施錠を行う
のではなく、対象となる例えば201号室の空間全体を
マウスによりドラッグして指定する。そして、画面左に
ある“制御ボタン”106をクリックした後、“内容ボ
タン”100の“防犯”ボタンをクリックする。この結
果、空間・機器変換部9は、マウスでドラッグした“2
01号室”全体の施錠設備を制御するという情報を入出
力処理部13より得て、設備機器情報管理部7内でその
部屋のグループ番号201の“空間1”に書き込んであ
る施錠装置を探し出し、対応する“鍵開閉”項目に
“1”を記入する。この結果、201号室に属する2台
の施錠装置131と132(図11の項目番号では20
1A01、201A02に相当する)の制御値が設定さ
れることになる。この設定結果は、通信媒体5を介して
設備コントローラ4に送られ、設備コントローラ4によ
り2台の施錠機器131、132が施錠操作される。
01号室内に複数の空調機があり、この部屋の温度設定
を行いたい場合が考えられる。この場合、複数台の空調
機の配置や能力から、あらかじめ最適な運転量の比率を
調節して空間・機器変換部9に登録しておけば、施錠装
置の場合と同様に201号室という空間に対し温度設定
を行うことにより、複数台の空調機が各々最適な運転を
行うように制御することができる。
作を行う際に指定する範囲を、部屋単位だけでなく、例
えば該当階全体を一括して指定するように空間単位を変
更することもできる。
表示画面上の複数の部屋をドラッグして指定したり、あ
るいはフロア全体をドラッグして指定した後、画面左の
操作ボタン配列領域12a中の空間単位変更ボタン16
1をクリックすると、空間・機器変換部9はマウスで指
定された範囲に属する各単位空間に対して新たに各部屋
毎のグループを含む更に大きなグループ番号の登録を行
う。図13は、このときの設備機器情報管理部7内のデ
ータの構成を示す説明図である。
ウスでドラッグすると、図13に示すように2階に属す
る全ての設備機器に対する新たな項目“空間2”の中に
2階を表す2という数字が書き込まれる。この場合、そ
れまでは項目“空間2”には全て“0”、あるいは“空
間1”の項目と同一の内容が入っている。
て登録し、施錠に関する情報を表示させる際には、設備
機器情報管理部7内の最大のグループ属性であるその階
全体を管理空間単位とする。最大のグループ単位が何で
あるかは、“空間1”、“空間2”・・・“空間n”の
各項目の中で大きい方の項目から探して“0”でない最
大項目によって判明する。この場合、階という大グルー
プに属する電子錠の開閉を調べ、グラフィック図面の階
という空間単位を枠線171で囲み、その範囲内に施錠
状態を示すアイコン172を配置し、図14に示すよう
に出力部12に表示させる。また、逆に指定階全体をあ
る設定温度に指定した場合、その階という大グループに
属する部屋全ての空間の前記設定温度が設備機器情報管
理部7に設定される。
囲に戻す場合には、マウスによって部屋をドラッグして
指定し、空間単位変更ボタン161をクリックする。す
ると設備機器情報管理部7内において指定した部屋を単
位とするグループより大きな範囲のグループ番号、すな
わち“空間2”の項目は全て“0”で上書きされ、結果
として管理空間の単位は部屋に戻ることになる。
あるかのように説明してきたが、部屋の中を更に細かい
空間に分割しておき、これを最小単位として空間管理を
行えば更に自由度の大きな空間設定を行うことが可能で
ある。
とにより、各設備機器3の監視制御を設備機器1台単位
で行うのではなく、制御対象となる空間を単位として行
うことが可能となり、作業者がビル内の設備機器1台単
位でその台数、配置、能力などを知っていなければなら
ないという必要性がなくなり、熟練度の低い作業者でも
ビル管理を行うことが可能となる。
毎の監視制御を行うのが目的ではなく、ビル内の生活空
間としての状態を監視制御することが最終目標であるか
ら、ビル内の居住者の生活空間に従ったビル管理を行う
ことができる。また、単位空間を状況によって変えるこ
とによって、ビル管理装置の持つビル内情報の利用の仕
方を目的によって更に使い分けることができる。
面との対応付けは、入出力処理部13内の図面合成処理
機能によって行っているが、設備コントローラ4側で同
一部屋内の設備機器に対応付けを行うようにしてもよ
い。
している空間の範囲を太線枠等で明確に区切ってアイコ
ン等でビル内の情報を表示した。本実施例では、管理空
間全体の色そのものを対応する管理情報の値により変化
させる。
関する情報を表示した場合を示している。温度が高いほ
ど密度の濃い色になるように高温のフロア部分181、
中温のフロア部分182、低温のフロア部分183の順
でフロア部分が色付けされている。監視制御の対象とな
る単位空間(この場合は部屋)を枠で囲みその中にアイ
コンを配置するのではなく、直接対象空間全体の色の濃
淡を数値情報の量(この場合は部屋の温度の高低)に対
応させて表示する。図15では、色の濃淡で示したが色
の種類や強弱、網掛けの細かさなどに対応させても同様
である。
理範囲から得られる温度などの数値情報を色に対応させ
てグラフィック情報として表示することにより、前記実
施例4で示したような空間単位での表示・制御操作を行
う際に空間範囲をより明確かつ判りやすく示すことが可
能となる。
4において空間を指定した場合に、その空間に関しての
複数種類の設備機器からの情報およびその空間内の更に
詳細な情報を一括して前記空間の情報として表示する。
図16は、ある空間である部屋を指定すると、表示画面
上にウインドウが開いてその部屋に関する設備機器から
得られた情報を表示した状態を示している。
情報を管理している。マウスドラッグによって例えば3
01号室という空間を指定した後、詳細情報表示ボタン
191をクリックすると、設備機器情報管理部7内の3
01号室というグループ属性を持った複数種類の情報に
関してのモニタが実行されるように構成しておくことに
より、図16に示すような表示を行うことが可能であ
る。図16では、301号室内の複数種類のモニタをウ
インドウ192を開いて行うことになる。
などからビル管理装置が管理している全てのビル内情報
を表示しているとは限らない。そこで部屋などの情報と
しての表示内容として現在表示できていない他の種類の
設備機器情報管理部7内の情報を、前記ウインドウ19
2を開くことで全て表示することが可能となる。この表
示内容として、通常アイコン等で表示している情報19
4、入居テナントとその連絡先193、課金情報19
6、電力使用量の履歴195、保全やビルオーナー側と
の苦情等のやりとりの履歴197といったビルマネジメ
ントシステム上必要なデータベース内の詳細な情報の表
示を行う。
機器3単位の監視制御ではなく部屋やテナントといった
単位の状況把握を行うことが出来、テナント管理を行う
ための必要な情報をまとめて得ることができ、ビルマネ
ジメントシステムとの連携にも有効である。
ば、中央監視装置には操作者の指示を解読する入力部
と、3次元立体データであるビル内のフロア図とフロア
間にまたがる設備情報とを蓄積するビル内図面データベ
ースと、設備機器に対する制御および設備機器の監視情
報の収集を行うための設備機器情報管理部と、入力部ま
たは設備機器情報管理部から表示を指示された階および
その階を含む複数階分について、ビル内図面データベー
スから読み出したフロア図および設備機器情報管理部よ
り入手した設備機器の監視情報に基づき該当する各階の
3次元表示されたフロア図とその上に重畳してフロア間
にまたがって表示された設備機器に関する設備情報や監
視情報などの情報とを1画面の表示データとして作成す
る図面合成処理機能を持つ入出力処理部と、該入出力処
理部により作成された表示データを表示する出力部とを
備えたので、操作上の熟練を要することなく、ビル内の
異常や状態変化の状況を立体的に容易に把握できる効果
がある。
図面合成処理機能により各階のフロア図とその上に重畳
して表示される設備情報や監視情報などの情報とを1画
面の表示データとして作成する場合に、同時に表示する
階の数を選択するための選択手段を備えるように構成し
たので、ビル内の異常や状態変化を必要に応じた階数の
各階の状況から判断することができ、ビル内の異常や状
態変化の状況の把握を容易かつ確実に行うことができる
効果がある。
力操作により指定された設備機器情報管理部より受け取
ったビル内の空間に関与する設備機器の情報を、前記空
間毎の集約基準により集約し空間情報として前記操作部
に渡し、また操作者による入力操作により指定された空
間に対する指示情報を前記空間毎の分解基準により個々
の設備機器に対する指示情報に分解し前記設備機器情報
管理部に渡す空間・機器変換部を有した中央監視装置を
備えるように構成したので、前記設備機器個々が関与す
るビル内の空間毎に集約した情報からビル内の異常や状
態変化の状況や原因を把握し、更に前記空間毎に集約し
た情報を基に前記空間毎にビル内の異常や状態変化に対
する制御を行い、実際の生活空間の状況に即したビル管
理を行うことができる効果がある。
器および前記ビル内の環境および前記ビル内の資源に関
する情報を、前記ビル内の空間を表すグラフィック表示
上の対応した空間的範囲へ色を異ならせ、あるいは色の
濃淡により表示などの出力処理を行う操作部を備えるよ
うに構成したので、実際の生活空間の状況に即したビル
管理を感覚的に容易に行うことができる効果がある。
れた空間内の設備機器および環境と資源と居住者に関す
る詳細情報などの各情報の全部あるいは前記各情報から
選択された情報を組み合わせ、一括して前記空間の情報
として操作者に表示する出力処理を行う操作部を備える
ように構成したので、実際の生活の状況を把握しながら
のビル管理を行うことができる効果がある。
示すブロック図である。
出力部のCRTディスプレイの表示画面を示す説明図で
ある。
出力部のCRTディスプレイの表示画面に火災に関する
情報が表示された場合を示す説明図である。
設備機器情報管理部が管理している管理表の内容を示す
説明図ある。
出力部のCRTディスプレイの表示画面に火災に関する
情報が表示された場合を示す説明図である。
ビル内図面データベースが保有する垂直および水平方向
の座標軸を持った3次元グラフィック情報を示す説明図
である。
のCRTディスプレイの表示画面を、ビルの180度反
対側から監視を行っている表示画面としたときの説明図
である。
にバーチャルリアリティ技術を用いてビル内を3次元的
に表示するときの説明図である。
出力部のCRTディスプレイの表示画面に火災および排
煙に関する情報が表示された場合を示す説明図である。
を示すブロック図である。
る設備機器情報管理部が管理している管理表の内容を示
す説明図ある。
る出力部のCRTディスプレイの表示画面に施錠に関す
る情報が表示された場合を示す説明図である。
る設備機器情報管理部が管理している管理表の内容を示
す説明図ある。
る出力部のCRTディスプレイの表示画面に施錠に関す
る情報が表示された場合を示す説明図である。
る出力部のCRTディスプレイの表示画面に温度に関す
る情報が表示された場合を示す説明図である。
る出力部のCRTディスプレイの表示画面に開かれたウ
インドウを示す説明図である。
図である。
機器故障、異常を知らせる警報、各設備機器の状態およ
びその変化を知らせる状変警報状況などを監視する出力
部の表示画面を示す説明図である。
機能を有しているビル管理装置における出力部の表示画
面を示す説明図である。
制御をスケジュール設定する場合の操作画面を示す説明
図である。
備機器、7 設備機器情報管理部、8 ビル内図面デー
タベース、9 空間・機器変換部、10 操作部、11
入力部、13 入出力処理部、101 表示階ボタン
(選択手段)。
Claims (5)
- 【請求項1】 ビル内に設置された設備機器と、該設備
機器を管理する中央監視装置と、前記設備機器と前記中
央監視装置間を結ぶ通信手段とを備えたビル管理装置に
おいて、前記中央監視装置には操作者の指示を解読する
入力部と、3次元立体データである前記ビル内のフロア
図とフロア間にまたがる設備情報とを蓄積するビル内図
面データベースと、前記設備機器に対する制御および前
記設備機器の監視情報の収集を行うための設備機器情報
管理部と、前記入力部または前記設備機器情報管理部か
ら表示を指示された階およびその階を含む複数階分につ
いて、前記ビル内図面データベースから読み出したフロ
ア図および前記設備機器情報管理部より入手した設備機
器の監視情報に基づき該当する前記各階の3次元表示さ
れたフロア図とその上に重畳してフロア間にまたがって
表示された前記設備機器に関する設備情報や監視情報な
どの情報とを1画面の表示データとして作成する図面合
成処理機能を持つ入出力処理部と、該入出力処理部によ
り作成された表示データを表示する出力部とを備えたこ
とを特徴とするビル管理装置。 - 【請求項2】 前記入出力処理部の図面合成処理機能に
より前記各階のフロア図とその上に重畳して表示される
前記設備情報や監視情報などの情報とを1画面の表示デ
ータとして作成する場合に、同時に表示する階の数を選
択するための選択手段を備えたことを特徴とする請求項
1記載のビル管理装置。 - 【請求項3】 ビル内に設置された設備機器と、該設備
機器を管理する中央監視装置と、前記設備機器と前記中
央監視装置間を結ぶ通信手段とを備えたビル管理装置に
おいて、前記中央監視装置には操作者による入力操作の
受け付けおよび操作者に対する表示などの出力処理を行
うための操作部と、前記設備機器の制御および前記設備
機器の監視情報の収集を行う設備機器情報管理部と、前
記操作部への操作者による入力操作により指定されたビ
ル内の空間に関与する設備機器の情報を前記設備機器情
報管理部より受け取り、前記空間毎にあらかじめ定めら
れた集約基準により集約し空間情報として前記操作部に
渡し、また前記操作部で受け付けた操作者による入力操
作により指定された空間に対する指示情報を前記空間毎
にあらかじめ定められた分解基準により個々の設備機器
に対する指示情報に分解し、前記設備機器情報管理部に
渡す空間・機器変換部とを備えたことを特徴とするビル
管理装置。 - 【請求項4】 前記操作部は、前記ビル内の前記設備機
器および前記ビル内の環境および前記ビル内の資源に関
する情報を、前記ビル内の空間を表すグラフィック表示
上の対応した空間的範囲の色の違いや色の濃淡に対応さ
せ、操作者に対する表示などの出力処理を行うことを特
徴とする請求項3記載のビル管理システム。 - 【請求項5】 前記操作部は、前記ビル内の指定された
空間内の前記設備機器および環境と資源と居住者に関す
る詳細情報などの各情報の全部あるいは前記各情報の内
から選択された情報の組み合わせを一括して前記空間の
情報として操作者に対し表示する出力処理を行うことを
特徴とする請求項3または請求項4記載のビル管理装
置。
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