JP3522136B2 - 光ディスク装置の光軸倒れ調整装置及び方法 - Google Patents

光ディスク装置の光軸倒れ調整装置及び方法

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JP3522136B2
JP3522136B2 JP35221898A JP35221898A JP3522136B2 JP 3522136 B2 JP3522136 B2 JP 3522136B2 JP 35221898 A JP35221898 A JP 35221898A JP 35221898 A JP35221898 A JP 35221898A JP 3522136 B2 JP3522136 B2 JP 3522136B2
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optical disc
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disc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク装置
の光ピックアップの光軸を光ディスクの記録再生面に垂
直に調整する光ディスクの光軸倒れ調整装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図20〜図23は従来の光ディスク装
置、及び光ディスク装置の光軸倒れ調整装置を示す図で
ある。図20〜図23において、1はメインベース、2
a、2bはメインベースに固着され、一定の距離を隔て
平行に配された一対のガイドシャフト、3はガイドシャ
フト2a、2bにより光ディスクの半径方向に案内さ
れ、ガイドシャフト2a、2bの軸方向に移動可能に支
持された光ピックアップで、光ディスクに記録された信
号は光ピックアップ3の対物レンズ3aにより照射され
たレーザ光の反射光により読み取られる。4は光ピック
アップ3に一体的に設けられた接線方向調整ねじで、図
22に示すように、このねじ4の回転により光ピックア
ップ3は片側のガイドシャフト2aを回転軸として矢印
A方向に回動し、接線方向の光ディスクと光ピックアッ
プ3の光軸倒れが調整される。5はベースに固定ねじ6
a、6bにて固着され、半径方向調整ねじ7にて弾性固
着されるモータ取付部材で、図23に示すように、半径
方向調整ねじ7の回転により固定ねじ6a、6bを結ぶ
線分を回転軸として矢印B方向に回動し、半径方向の光
ディスクと光ピックアップ3の光軸倒れが調整される。
8はモータ取付部材7にねじにて固定されたディスクモ
ータ、9はディスクモータ8に圧入固定されたターンテ
ーブル、10はターンテーブル9上に載置され、記録情
報が光ピックアップ3により再生される光ディスク、1
1はターンテーブル9とで光ディスク10を圧着挟持す
るクランパで、上記ディスクモータ8によりターンテー
ブル9、光ディスク10と一体的に回転駆動される。1
3は光ピックアップ3の再生出力を再生アンプ(図示せ
ず)を介して接続され、光ディスク10に対する光ピッ
クアップの光軸倒れ状態の良否を等価表示する光軸倒れ
表示器で、ここでは、上記光ピックアップの光軸倒れ量
の変化が再生信号の時間軸変動となることから、光ディ
スク10に対して光ピックアップの光軸が垂直な場合に
その指示値が最小となるジッタメータである。
【0003】以上の構成において、光ピックアップ3に
より信号が再生される動作と光ディスク10と光ピック
アップ3の光軸倒れが調整される動作について説明す
る。ターンテーブル9とクランパ11に挟持された光デ
ィスク10はディスクモータ8により所定の方向に回転
駆動される。次に、光ピックアップ3は駆動手段(図示
せず)によりガイドシャフト2a、2bに沿って移送さ
れ、光ディスク10の情報が記録された範囲を連続的、
または間欠的に再生する。この時、光ピックアップ3の
対物レンズ3aから照射されるレーザ光の光軸は、光デ
ィスク10に対して垂直な状態で、光ピックアップ3か
らは信号の時間軸変動量(以下ジッタと記す)が最も小
さい信号が得られることが望ましい。一方、この垂直な
状態から光軸が傾きはじめると、ジッタは図24に示す
ように最適位置近傍で比較的フラットな傾向を示すが段
階的に悪化し、ジッタが所定の値以上になると、音声が
記録された光ディスク10では音飛び、映像が記録され
た光ディスク10では映像にノイズが発生する。したが
って、接線方向調整ねじ4により光ピックアップ3をガ
イドシャフト2aの軸回りに回動して、光軸倒れ表示器
13の指示値が最小となるよう光ディスク10と光ピッ
クアップ3の接線方向の光軸倒れを調整し、同時に、半
径方向調整ねじ7によりモータ取付部材5を介して光デ
ィスク10を半径方向に回動して、接線方向と同様に光
軸倒れ表示器13の指示値が最小となるよう光ディスク
10と光ピックアップ3の半径方向の光軸倒れを調整し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光ディスク装置の光軸
倒れの許容値はシステムにより異なる。記録密度の低い
システムにおいては、単なる機械的精度の部品組み合わ
せで調整を不要とするケースが多い。しかし、記録密度
が高いシステムにおいては、光軸倒れに対する許容幅が
小さくなり、半径方向と接線方向のいずれか、もしくは
両方の光軸倒れ調整が必要となるケースがほとんどで、
高精度な光軸倒れ調整を可能とする光ディスクの光軸倒
れ調整装置が望まれている。
【0005】従来の光ディスク装置の光軸倒れ調整装置
では、光ディスク10と光ピックアップ3の光軸倒れを
ジッタ最小となるように調整していたが、ジッタの半径
方向、及び接線方向の光軸倒れ依存性は、両者とも図2
4に示すように最適位置近傍で比較的フラットな傾向を
示す特性となる。したがって、図24に示すように調整
前位置と最適位置との間にはジッタが微量(J1)しか
変化せず、高精度な光軸倒れ調整が行えなかった。つま
り、面振れを有する光ディスク10を再生した時など
に、面振れによる光軸倒れの影響でジッタが変動し、音
飛びや映像にノイズが発生するといった問題点があっ
た。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、光ディスク10と光ピックアッ
プ3の光軸倒れを高精度に調整し、面振れを有する光デ
ィスク10の再生時でも音飛びや映像にノイズが発生し
ない光軸倒れの調整が可能な光ディスク装置の光軸倒れ
調整装置を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ディスク
装置の光軸倒れ調整装置は、光ディスクの回転中心を支
点として、前記光ディスクを所定角度傾斜させる角度発
生手段と、光ピックアップと光ディスクの距離が最も近
づく前記ディスクの第1の回転位置、並びに前記第1の
回転位置から光ディスクが180度回転した上記光ディ
スクの第2の回転位置を検出し、前記第1及び第2の回
転位置において一定の時間幅の信号を出力する回転位置
検出手段と、前記一定時間幅の信号と前記光ピックアッ
プによる前記光ディスクからの再生信号の時間軸変動量
とを入力とし、前記一定の時間幅の信号に対して前記時
間軸変動量を表示する波形観測手段とを備えたものであ
る。
【0008】また、光ディスクの回転中心を支点とし
て、前記光ディスクを所定角度傾斜させる角度発生手段
と、光ピックアップと光ディスクの距離が最も近づく前
記ディスクの第1の回転位置、並びに前記第1の回転位
置から光ディスクが180度回転した上記光ディスクの
第2の回転位置を検出し、前記第1及び第2の回転位置
の各々において一定の時間幅の信号を出力する第1の回
転位置検出手段と、上記第1の回転位置から光ディスク
が90度回転した上記光ディスクの第3の回転位置、並
びに前記第3の回転位置から光ディスクが180度回転
した上記光ディスクの第4の回転位置を検出し、前記第
3及び第4の回転位置において一定の時間幅の信号を出
力する第2の回転位置検出手段と、前記一定時間幅の信
号と前記光ピックアップによる前記光ディスクからの再
生信号の時間軸変動量とを入力とし、前記一定の時間幅
の信号に対して前記時間軸変動量を表示する波形観測手
段とを備えたものである。
【0009】また、光ディスクの光軸倒れの調整のため
に用いる信号は時間軸変動量であるように構成したもの
である。
【0010】また、光ディスクの光軸倒れの調整のため
に用いる信号は再生信号の誤り値であるように構成した
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明における光ディスク装置の
光軸倒れ調整装置は、光ディスクと光ピックアップの距
離が最も近づく第1の回転位置と、上記距離が最大とな
る第2の回転位置における調整信号がほぼ同レベルとな
るように光ディスクに対する光ピックアップの相対角度
の調整を行う。
【0012】また、本発明の光ディスク装置の光軸倒れ
調整装置は、光ディスクと光ピックアップの距離が最も
近づく第1の回転位置と、上記距離が最大となる第2の
回転位置における調整信号がほぼ同レベルとなるように
光ディスクに対する光ピックアップの相対角度の調整を
行い、かつ、上記第1の回転位置と直交する方向に存在
する第3、及び第4の回転位置における調整信号がほぼ
同じレベルとなるように光ディスクに対する光ピックア
ップの相対角度の調整を行う。
【0013】また、光ディスクに対する光ピックアップ
の相対角度の調整を行うための調整信号は時間軸変動量
であり、上記時間軸変動量がディスクの対称位置でほぼ
同レベルとなるように調整を行う。
【0014】また、光ディスクに対する光ピックアップ
の相対角度の調整を行うための調整信号は光ピックアッ
プが読み込んだ再生信号のデータ誤り値であり、上記デ
ータ誤り値がディスクの対称位置でほぼ同レベルとなる
ように調整を行う。
【0015】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て具体的に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明による光ディスク装置の
光軸倒れ調整装置を示す図であり、図2は本発明による
光ディスク装置の光軸倒れ調整装置のブロック図であ
る。尚、光ディスク装置の構成としては従来例で述べた
ものと同じ構成であるので、図21〜図23を同時参照
する。各図において、1はメインベース、2a、及び2
bはメインベースに固着され、一定の距離を隔て平行に
配された一対のガイドシャフト、3はガイドシャフト2
a、2bによりディスクの半径方向に案内され、ガイド
シャフト2a、2bの軸方向に移動可能に支持された光
ピックアップで、光ディスクに記録された信号は光ピッ
クアップ3の対物レンズ3aにより照射されたレーザ光
の反射光により読み取られる。4は光ピックアップ3に
一体的に設けられた接線方向調整ねじで、図22に示す
ように、このねじ4の回転により光ピックアップ3は片
側のガイドシャフト2aを回転軸として同図中に示した
矢印A方向に回動し、接線方向のディスクと光ピックア
ップ3の光軸倒れが調整される。5はメインベース1に
固定ねじ6a、及び6bによって固着され、半径方向調
整ねじ7にて弾性固着されるモータ取付部材で、図23
に示すように、半径方向調整ねじ7の回転により固定ね
じ6a、及び6bを結ぶ線分を回転軸として同図中に示
した矢印B方向に回動し、半径方向の光ディスクと光ピ
ックアップ3の光軸倒れが調整される。8はモータ取付
部材5にねじによって固定されたディスクモータ、9は
ディスクモータ8に圧入固定されたターンテーブル、1
0はターンテーブル9上に載置され、記録情報が光ピッ
クアップ3により再生される調整用光ディスクで、ディ
スクモータ8が回転することで面振れを発生し、この面
振れによる調整用光ディスクの傾斜が最大となる位置に
ディスク中心に対向して光を反射させないマーキング2
1が施されている。11はターンテーブル9とで調整用
光ディスク10を圧着挟持するクランパで、上記ディス
クモータ8によりターンテーブル9、及び調整用光ディ
スク10と一体的に回転駆動される。12は光ピックア
ップ3と接続された再生アンプ、13は再生アンプ12
に接続され、調整用光ディスク10に対する光ピックア
ップの光軸倒れ状態の良否を等価表示する光軸倒れ表示
器で、本実施の形態では上記光ピックアップの光軸倒れ
量の変化が再生信号の時間軸変動となることから、ディ
スク10に対して光ピックアップの光軸が垂直な場合に
その指示値が最小となるジッタメータである。23aは
ディスクに施されたマーキング21を検出する光ディス
クの第1と第2の回転位置検出手段としての反射型の光
センサで、調整用光ディスク10が光ピックアップ3の
トレース方向で最も傾斜する光ディスクの第1の回転位
置と、第1の回転位置からディスクが180°回転した
第2の回転位置が検出できる位置に配置されている。2
4は光センサ23aと接続され、光センサ23aの出力
を一定の時間幅となる矩形波に変換する波形整形器、2
6は光軸倒れ表示器13と波形整形器24とに接続さ
れ、それぞれの出力であるジッタ信号とPG信号が時間
軸上、もしくはX−Y座標系で観測される波形観測手段
である。
【0016】次に、図3を用いて調整用光ディスク10
について詳細を説明する。同図において、22はターン
テーブル9と調整用光ディスク10との接触面の任意の
位置に固着されたスペーサであり、このスペーサ22の
厚みはジッタと光軸倒れの関係を示す図4上で、光軸倒
れによって急激にジッタが悪化する−θ1からθ1の範
囲、つまり2・θ1以上に調整用光ディスク10が傾斜
するように設定されている。21a、21bは上記スペ
ーサ22と調整用光ディスク10の中心を結ぶ線分上に
ディスクの中心に対して対称となる位置に施された一対
のマーキングであり、光を反射しないマスキングテープ
が貼り付けられており、本ディスクの回転位置の検出に
用いられる。
【0017】以上の構成において、光ピックアップ3に
より信号が再生される動作と調整用光ディスク10と光
ピックアップ3の半径方向の光軸倒れが調整される動作
について説明する。ターンテーブル9とクランパ11に
挟持された調整用光ディスク10はディスクモータ8に
より所定の方向に回転駆動されるが、調整用光ディスク
10はスペーサ22があるために、ターンテーブル9と
クランパ11によって水平に挟持されず、斜めに挟持さ
れるため、面振れした状態で回転する。次に、光ピック
アップ3は駆動手段(図示せず)によりガイドシャフト
2a、2bに沿って移送され、調整用光ディスク10の
情報が記録された範囲を連続的、または間欠的に再生す
る。この時、光ピックアップ3の対物レンズ3aから照
射されるレーザ光の光軸は、調整用光ディスク10に対
して垂直な状態で光ピックアップ3からは信号のジッタ
が最も小さい信号が得られることが望ましい。一方、こ
の垂直な状態から光軸が傾きはじめると、発生するジッ
タ量は図4に示すように最適位置近傍で比較的フラット
な傾向を示すが、最適位置から離れるにしたがって段階
的に悪化する。ジッタが所定の値以上になると、音声が
記録されたディスクでは音飛び、映像が記録されたディ
スクでは映像にノイズが発生する。したがって、半径方
向調整ねじ7によって発生するジッタが少なくなるよう
にモータ取付部材5を介して調整用光ディスク10を半
径方向に回動させて、調整用光ディスク10と光ピック
アップ3の半径方向の光軸倒れの調整を行う。
【0018】次に、上記の光軸倒れ調整動作について詳
しく説明する。調整用光ディスク10が回転すると、調
整用光ディスク10上のマーキング21a、21bの部
分では光を反射せず、マーキング21a、21b以外部
分では光が反射されるため、光センサ23aによって検
出することができる。ついで、光センサ23aの出力信
号は波形整形器24を経て調整用光ディスク10が1回
転する間2つのパルスか存在するPG信号が得られる。
このパルスの時間軸上の位置は、調整用光ディスク10
に固着されたスペーサ22とマーキング21a、21
b、及び光センサ23aの位置関係から、調整用光ディ
スク10が半径方向で最も傾斜する第1の回転位置と、
この第1の回転位置からディスクが180°回転した第
2の回転位置を意味する。
【0019】一方、光ピックアップ3により再生される
信号は、再生アンプ12を介してジッタメータ13に取
り込まれ、光軸倒れの量に応じたジッタ信号のレベルが
出力される。このジッタ信号と上記PG信号は波形観測
手段26に入力され、波形観測手段26の画面上には図
5に示すような時間軸上の波形として観測される。ここ
で、半径方向調整ねじ7により調整用光ディスク10の
姿勢が調整されると、最適な位置では図5に示す調整用
光ディスク10の第1の回転位置におけるジッタ値(C
点)と第2の回転位置におけるジッタ値(D点)のレベ
ルが同一レベルとなる。つまり、図6に示すように光軸
と垂直な平面と第1の回転位置での調整用光ディスク1
0のなす角αと、同平面と第2の回転位置での調整用光
ディスク10のなす角βが不均衡な状態から、図7に示
すようにα=βとなる最適状態に調整されることを意味
する。
【0020】また、上記波形状態観測手段26上でジッ
タ信号をX軸、PG信号をY軸表示させると、図8に示
すように第1の回転位置におけるジッタ信号レベルC点
と、第2の回転位置におけるジッタ信号レベルD点はX
軸上に2つのパルスとして観測される。ここで半径方向
調整ねじ7により調整用光ディスク10の姿勢が最適に
調整されると、図9に示すように上記2つのパルスは同
相となり、1つのパルスとなる。逆に、図9に示すよう
に2つのパルスが同相となるように半径方向調整ねじ7
を調整して調整用光ディスク10の姿勢を調整すること
で、短時間に第1の回転位置におけるジッタ信号レベル
と第2の回転位置におけるジッタ信号レベル合わせが完
了する。
【0021】また、面振れを有した調整用光ディスク1
0を用いることにより、半径方向の調整用光ディスク1
0の姿勢は高精度に調整される。以下、この動作につい
て図10のジッタと光軸倒れの関係を示す図を用いて説
明する。図10において、最適位置とジッタレベルがさ
ほど変化しない位置を初期状態とした時でも、調整用光
ディスク10の面振れによりディスクが1回転する間に
ジッタはC点からD点の範囲で変化し、J1という大き
な誤差情報が得られる。つまり、面振れを有した調整用
光ディスク10を用いると、光軸倒れに対するジッタの
変化の感度が向上するため、半径方向の光軸倒れの調整
は高精度に、かつ容易に調整することができるようにな
る。
【0022】実施の形態2.次に実施の形態2として、
光ディスクと光ピックアップの接線方向の光軸倒れが高
精度に行える光ディスクの光軸倒れ調整装置について図
11を用いて説明する。基本的には実施の形態1の構成
を用いたものであり、以下、その違いについて説明す
る。23bはディスクに施されたマーキング21を検出
する光ディスクの第3と第4の回転位置検出手段として
の反射型の光センサで、調整用光ディスク10が光ピッ
クアップ3のトレース方向と直交する方向で最も傾斜す
る光ディスクの第3の回転位置と、第3の回転位置から
ディスクが180°回転した第4の回転位置が検出でき
る位置に配置されている。
【0023】以上の構成によると、実施の形態1におい
て説明した半径方向の光軸倒れ調整の動作と同様であ
り、接線方向調整ねじ4によって光ピックアップ3の光
軸倒れが調整される。また、実施の形態1と同様に、面
振れを有した調整用光ディスク10を用いることで、調
整用光ディスク10と光ピックアップ3の接線方向の光
軸倒れが高精度に、かつ容易に調整することができる。
【0024】実施の形態3.次に実施の形態3として、
光ディスクと光ピックアップの半径方向、並びに接線方
向の光軸倒れ、すなわち2軸方向の光軸倒れが同時に行
える光ディスクの光軸倒れ調整装置について図12、図
13を用いて説明する。
【0025】23aは調整用光ディスク10に施された
マーキング21a、21bを検出する光ディスクの第1
と第2の回転位置検出手段として設置された反射型の第
1の光センサで、調整用光ディスク10が光ピックアッ
プ3のトレース方向で最も傾斜する光ディスクの第1の
回転位置と、第1の回転位置からディスクが180°回
転した第2の回転位置が検出できる位置に配置されてい
る。また、23bは調整用光ディスク10に施されたマ
ーキング21a、21bを検出する光ディスクの第3と
第4の回転位置検出手段として設置された反射型の第2
の光センサで、調整用光ディスク10が光ピックアップ
3のトレース方向と直交する方向で最も傾斜する光ディ
スクの第3の回転位置と、第3の回転位置からディスク
が180°回転した第4の回転位置が検出できる位置に
配置されている。24aは光センサ23aと接続され、
光センサ23aの出力を一定の時間幅とした立ち上がり
パルス、または立ち下がりパルスに変換する第1の波形
整形器、24bは光センサ23bと接続され、光センサ
23bの出力を一定の時間幅とした、上記第1の波形整
形器の逆極性パルスに変換する第2の波形整形器、25
は第1の波形整形器24aと第2の波形整形器24bに
接続され、これらの波形整形器24a、24bの出力信
号を合成する加算器で、基準レベルの上下一方に第1の
波形整形器24aの出力パルスが、他方に第2の波形整
形器24bの出力パルスが出力されるようなPG信号を
出力する。26は光軸倒れ表示器13と加算器25とに
接続され、それぞれの出力であるジッタ信号とPG信号
が時間軸上、もしくはX−Y座標系で観測される波形観
測手段である。
【0026】以上の構成において、その動作を説明す
る。光軸倒れ表示器13から出力されるジッタ信号と加
算器25から出力されるPG信号は、波形観測手段26
の画面上で図14に示すような時間軸上の波形として観
測される。ここで半径方向において、調整用光ディスク
10と光ピックアップ3の光軸を半径方向調整ねじ7に
よって最適に調整されると、第1の回転位置におけるジ
ッタ値(C点)と第2の回転位置におけるジッタ値(D
点)のレベルが同一レベルとなる。同様に、接線方向調
整ねじ4によって、接線方向における調整用光ディスク
10と光ピックアップ3の光軸が最適に調整されると、
第3の回転位置におけるジッタ値(E点)と第4の回転
位置におけるジッタ値(F点)のレベルは同一レベルと
なる。また、上記波形観測手段26上でジッタ信号をX
軸、PG信号をY軸表示させると、図15に示すように
基準レベルの上下に半径方向と接線方向を分離した形で
2つのパルスが各々観測され、半径方向と接線方向の調
整用光ディスク10と光ピックアップの光軸倒れが最適
な状態では、基準レベルの上下で各々2つのパルスが同
相となり1つのパルスとなる。
【0027】実施の形態4.実施の形態4として、実施
の形態3と同様に調整用光ディスク10と光ピックアッ
プ3の半径方向、並びに接線方向の光軸倒れが同時に行
える光ディスクの光軸倒れ調整装置について図16を用
いて説明する。本実施の形態は実施の形態3を組み合わ
せたものであり、以下、その違いについて説明する。実
施の形態3では回転検出手段23としての光センサを2
個使用する場合について説明したが、1つの光センサで
も同様の動作が可能であり、本実施の形態は光センサを
1個にしたものである。
【0028】図16において、10は調整用光ディスク
であり、スペーサ22とディスク中心を結ぶ直線を基軸
としてドーナツ状の4分割マーキングが調整用光ディス
ク10と同心円上に貼り付けられている。このマーキン
グ22は、光センサ23aにより検出され、図17に示
すようなデューティ50%の矩形波が波形整形器24よ
り出力される。この出力信号の立ち上がりエッジと立ち
下がりエッジが立ち上がり、及び立ち下がりとなる一定
時間幅のパルスを出力するエッジ検出回路(図示せず)
により、同図に示すようなPG信号を生成させる。この
ようにして作成したPG信号と光軸倒れ表示器13の出
力であるジッタ信号を用いることから、実施の形態3と
同様に半径方向と接線方向の調整用光ディスク10と光
ピックアップの光軸倒れを高精度に調整することができ
る。
【0029】実施の形態5.実施の形態1から実施の形
態4まででは、光軸倒れ表示器13としてジッタメータ
を用いたものついて説明したが、光ピックアップ3の光
軸倒れ量の変化に応じて、ジッタ値と同様に再生信号の
誤り値も増大する。また、光軸の倒れと誤り値(エラー
レート)の関係は図18に示したような特性を示してい
る。図18と図4は同じ特性を有していることから、光
軸倒れ表示器13として再生信号の誤り値をカウントす
るエラーカウンタを用いても、上記各実施の形態と同様
に、調整用光ディスク10と光ピックアップの光軸倒れ
を高精度に調整することができる。
【0030】尚、上記各実施の形態では、光ディスク1
0に設けたディスクの回転位置検出用マークとしてマス
キングによって設置した光を反射しないものを用いた
が、該当位置のディスク自体に貫通穴を設ける、特定の
波長のみを反射する干渉膜を設ける、特定の波長の光を
放射するものを設置する、という方法でディスクの回転
位置検出用マークを設けてもよいのは言うまでもない。
【0031】実施の形態6.上記各実施の形態では、半
径方向、及び接線方向の回転位置検出手段23として光
センサを用いたものついて説明したが、調整用ディスク
10のマーキング21を磁石とし、その磁束を磁気セン
サ23によって検出する構成としても、調整用光ディス
ク10と光ピックアップの光軸倒れは同様に調整され
る。この場合、マーキング21としての磁石は、図19
に示すように磁石近傍にのみ局部的な磁束を発生し、こ
の磁束の磁束密度の大小に応じた信号が磁気センサ23
により出力される。また、この磁気センサ23は、磁束
密度の大小によってのみ出力レベルが決定することか
ら、磁気センサ23の出力レベルが調整用光ディスク1
0の回転数に依存することはない。したがって、調整用
光ディスク10が高速に回転する場合でも、安定して半
径方向、及び接線方向の回転位置を検出することがで
き、調整用光ディスク10と光ピックアップの光軸倒れ
を高精度に調整することができる。
【0032】実施の形態7.上記各実施の形態では、光
ディスク10に設ける回転位置検出用マーク21a、2
1bは、使用する調整用光ディスクにあらかじめ設置し
たものとして述べたが、光ディスク10が書き込み可能
な光ディスクであれば、回転位置検出用マーク21とし
て、ディスクの該当位置に特定のデータを書き込むこと
によって設置してもよい。調整方法については上記各実
施の形態と同様であり、容易に高精度な調整を行うこと
ができる。
【0033】また、調整用光ディスクに面振れを発生さ
せるために、スペーサを光ディスクの載置面に設置する
方法以外にも、調整時にディスクのターンテーブルにピ
ンを立てることでディスクを所定角度傾斜させるように
してもよく、上記各実施の形態と同様の効果がある。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る光ディスク
装置の光軸倒れ調整装置は、光ディスクの回転中心を支
点として、前記光ディスクを所定角度傾斜させる角度発
生手段と、光ピックアップと光ディスクの距離が最も近
づく前記ディスクの第1の回転位置、並びに前記第1の
回転位置から光ディスクが180度回転した上記光ディ
スクの第2の回転位置を検出し、前記第1及び第2の回
転位置において一定の時間幅の信号を出力する回転位置
検出手段と、前記一定時間幅の信号と前記光ピックアッ
プによる前記光ディスクからの再生信号の時間軸変動量
とを入力とし、前記一定の時間幅の信号に対して前記時
間軸変動量を表示する波形観測手段とを備えているの
で、光軸倒れ調整を容易に高精度に行うことができる
いう効果がある。
【0035】また、光ディスクの回転中心を支点とし
て、前記光ディスクを所定角度傾斜させる角度発生手段
と、光ピックアップと光ディスクの距離が最も近づく前
記ディスクの第1の回転位置、並びに前記第1の回転位
置から光ディスクが180度回転した上記光ディスクの
第2の回転位置を検出し、前記第1及び第2の回転位置
の各々において一定の時間幅の信号を出力する第1の回
転位置検出手段と、上記第1の回転位置から光ディスク
が90度回転した上記光ディスクの第3の回転位置、並
びに前記第3の回転位置から光ディスクが180度回転
した上記光ディスクの第4の回転位置を検出し、前記第
3及び第4の回転位置において一定の時間幅の信号を出
力する第2の回転位置検出手段と、前記一定時間幅の信
号と前記光ピックアップによる前記光ディスクからの再
生信号の時間軸変動量とを入力とし、前記一定の時間幅
の信号に対して前記時間軸変動量を表示する波形観測手
段とを備えた構成とする場合にも光軸倒れ調整を容易に
高精度に行うことができるという効果が得られる。
【0036】また、光ディスク装置の光軸倒れの調整
に、光ピックアップが読み出した再生信号の時間軸変動
量を用いるように構成したので、機械的に光軸倒れ量を
測定することなく、リアルタイムの光軸倒れ調整を行う
ことが可能であり、更に精度の高い調整を容易に行うこ
とができるという効果がある。
【0037】また、光ディスク装置の光軸倒れの調整
に、光ピックアップが読み出した再生信号の誤り値を用
いるように構成したので、機械的に光軸倒れ量を測定す
ることなく、リアルタイムの光軸倒れ調整を行うことが
可能であり、更に精度の高い調整を容易に行うことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における光ディスク装
置の光軸倒れ装置を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における光ディスク装
置の光軸倒れ装置を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態1でおける調整用光ディ
スクの斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態1におけるジッタと光軸
倒れの関係を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1におけるジッタとPG
信号を波形状態観測手段で時間軸観測した図である。
【図6】 本発明の実施の形態1における半径方向のデ
ィスクと光軸倒れの初期状態を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態1におる半径方向のディ
スクと光軸倒れの最適状態を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態1におけるジッタとPG
信号を波形状態観測手段で半径方向のディスクと光軸倒
れの初期状態をX−Y観測した図である。
【図9】 本発明の実施の形態1におけるジッタとPG
信号を波形状態観測手段で半径方向のディスクと光軸倒
れの最適状態をX−Y観測した図である。
【図10】 本発明の実施の形態1における面振れディ
スクを使用した調整と、その調整精度について説明する
図である。
【図11】 本発明の実施の形態2における光ディスク
装置の光軸倒れ装置を示す斜視図である。
【図12】 本発明の実施の形態3における光ディスク
装置の光軸倒れ装置を示す斜視図である。
【図13】 本発明の実施の形態3における光ディスク
装置の光軸倒れ装置を示すブロック図である。
【図14】 本発明の実施の形態3におけるジッタとP
G信号を波形状態観測手段で時間軸観測した図である。
【図15】 本発明の実施の形態3におるジッタとPG
信号を波形状態観測手段で、半径方向と接線方向のディ
スクと光軸倒れを同時にX−Y観測した図である。
【図16】 本発明の実施の形態4における調整用光デ
ィスクの斜視図である。
【図17】 本発明の実施の形態4における波形整形器
出力とPG信号の関係を示す図である。
【図18】 本発明の実施の形態5におけるエラーレー
トと光軸倒れの関係を示す図である。
【図19】 本発明の実施の形態6における光ディスク
と磁気センサの関係を示す図である。
【図20】 従来の光ディスク装置の光軸倒れ装置を示
す斜視図である。
【図21】 従来の光ディスク装置の要部の斜視図であ
る。
【図22】 従来の光ディスク装置の接線方向の光軸倒
れ調整を示す側面図である。
【図23】 従来の光ディスク装置の半径方向の光軸倒
れ調整を示す側面図である。
【図24】 従来の光ディスク装置のジッタと光軸倒れ
の関係を示す図である。
【符号の説明】 1 ベース、2 ガイドシャフト、3 光ピックアッ
プ、4 接線方向調整ねじ、5 モータ取付部材、6
ねじ、7 半径方向調整ねじ、8 モータ、9 ターン
テーブル、10 光ディスク、11 クランパ、12
再生アンプ、13光軸倒れ表示器、21 マーキング、
22 スペーサ、23 位置検出センサ、24 波形整
形器、25 加算器、26 波形観測手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/08 - 7/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの回転中心を支点として、前
    記光ディスクを所定角度傾斜させる角度発生手段と、 光ピックアップと光ディスクの距離が最も近づく前記デ
    ィスクの第1の回転位置、並びに前記第1の回転位置か
    ら光ディスクが180度回転した上記光ディスクの第2
    の回転位置を検出し、前記第1及び第2の回転位置にお
    いて一定の時間幅の信号を出力する回転位置検出手段
    前記一定時間幅の信号と前記光ピックアップによる前記
    光ディスクからの再生信号の時間軸変動量とを入力と
    し、前記一定の時間幅の信号に対して前記時間軸変動量
    を表示する波形観測手段と を備えたことを特徴とする光
    ディスク装置の光軸倒れ量調整装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクの回転中心を支点として、前
    記光ディスクを所定角度傾斜させる角度発生手段と、 光ピックアップと光ディスクの距離が最も近づく前記デ
    ィスクの第1の回転位置、並びに前記第1の回転位置か
    ら光ディスクが180度回転した上記光ディスクの第2
    の回転位置を検出し、前記第1及び第2の回転位置の各
    々において一定の時間幅の信号を出力する第1の回転位
    置検出手段と、 上記第1の回転位置から光ディスクが90度回転した上
    記光ディスクの第3の回転位置、並びに前記第3の回転
    位置から光ディスクが180度回転した上記光ディスク
    の第4の回転位置を検出し、前記第3及び第4の回転位
    置において一定の時間幅の信号を出力する第2の回転位
    置検出手段と、前記一定時間幅の信号と前記光ピックアップによる前記
    光ディスクからの再生信号の時間軸変動量とを入力と
    し、前記一定の時間幅の信号に対して前記時間軸変動量
    を表示する波形観測手段と を備えたことを特徴とする光
    ディスク装置の光軸倒れ量調整装置。
  3. 【請求項3】 前記波形観測手段は、前記第1及び第2
    の回転位置における前記時間軸変動量がほぼ同レベルと
    なるように、光ディスクに対する光ピックアップの相対
    角度を調整するためのものであることを特徴とする請求
    項1記載の光ディスク装置の光軸倒れ量調整装置。
  4. 【請求項4】 前記波形観測手段は、前記第1及び第2
    の回転位置における前記時間軸変動量がほぼ同レベルと
    なるように、かつ、前記第3及び第4の回転位置におけ
    る前記時間軸変動量がほぼ同レベルとなるように、光デ
    ィスクに対する光ピックアップの相対角度を調整するた
    めのものであることを特徴とする請求項1記載の光ディ
    スク装置の光軸倒れ量調整装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクの回転中心を支点として、前
    記光ディスクを所定角度傾斜させ、 光ピックアップと光ディスクの距離が最も近づく前記デ
    ィスクの第1の回転位置、並びに前記第1の回転位置か
    ら光ディスクが180度回転した上記光ディスクの第2
    の回転位置を検出して前記第1及び第2の回転位置にお
    いて一定の時間幅の信号を出力させ、 前記一定の時間幅の信号と前記光ピックアップによる前
    記光ディスクからの再生信号の時間軸変動量とに基づ
    き、前記一定の時間幅の信号に対して前記時間軸変動量
    を表示させ、 上記第1及び第2の回転位置における前記時間軸変動量
    がほぼ同レベルとなるように光ディスクに対する光ピッ
    クアップの相対角度を調整することを特徴とする光ディ
    スク装置の光軸倒れ量調整方法。
  6. 【請求項6】 光ディスクの回転中心を支点として、前
    記光ディスクを所定角度傾斜させ、 光ピックアップと光ディスクの距離が最も近づく前記デ
    ィスクの第1の回転位置、並びに前記第1の回転位置か
    ら光ディスクが180度回転した上記光ディスクの第2
    の回転位置を検出して前記第1及び第2の回転位置の各
    々において一定の時間幅の信号を出力させ 上記第1の回転位置から光ディスクが90度回転した上
    記光ディスクの第3の回転位置、並びに前記第3の回転
    位置から光ディスクが180度回転した上記光ディスク
    の第4の回転位置を検出して前記第3及び第4の回転位
    置において一定の時間幅の信号を出力させ、 前記一定の時間幅の信号と前記光ピックアップによる前
    記光ディスクからの再生信号の時間軸変動量とに基づ
    き、前記一定の時間幅の信号に対して前記時間軸変動量
    を表示させ、 前記第1及び第2の回転位置における前記時間軸変動量
    がほぼ同レベルとなるように、かつ、前記第3及び第4
    の回転位置における前記時間軸変動量がほぼ同レベルと
    なるように光ディスクに対する光ピックアップの相対角
    度を調整することを特徴とする光ディスク装置の光軸倒
    れ量調整方法
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